JP2018079003A - 洗濯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】機能水を槽内の洗濯物全体に素早く浸透させることができる洗濯機を提供する。
【解決手段】本実施形態に係る洗濯機は、洗濯物を収容する回転槽と、前記回転槽を収容する水槽と、前記水槽内に水を供給する複数の給水口と、を備え、前記給水口として、水源から供給される水に所定の機能を付加した機能水を前記水槽内に供給する機能水用給水口を少なくとも1つ備える。
【選択図】図1
【解決手段】本実施形態に係る洗濯機は、洗濯物を収容する回転槽と、前記回転槽を収容する水槽と、前記水槽内に水を供給する複数の給水口と、を備え、前記給水口として、水源から供給される水に所定の機能を付加した機能水を前記水槽内に供給する機能水用給水口を少なくとも1つ備える。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
例えば水道などの水源から供給される水に所定の機能を付加して機能水を生成し、この機能水を水槽内に供給することで、洗濯物の洗浄性能の向上を図ることが考えられている。例えば特許文献1に開示されている洗濯機は、イオン吸着電極を用いて機能水を生成する機能水生成部を備え、洗い行程の初期においては、機能水生成部により生成した機能水である軟水を水槽内に供給し、すすぎ行程の初期においては、機能水生成部により生成した機能水である硬水を水槽内に供給する。
水槽内に機能水を供給して洗濯物を洗浄する洗濯機においては、機能水を槽内の洗濯物全体に素早く浸透させることにより、機能水の機能を効果的に発揮させることができ、洗濯物の洗浄性能を一層向上させることができると考えられる。
そこで、機能水を槽内の洗濯物全体に素早く浸透させることができる洗濯機を提供する。
本実施形態に係る洗濯機は、回転槽、水槽、複数の給水口を備える。回転槽は、洗濯物を収容する。水槽は、前記回転槽を収容する。給水口は、それぞれ、前記水槽内に水を供給する。そして、洗濯機は、前記給水口として、水源から供給される水に所定の機能を付加した機能水を前記水槽内に供給する機能水用給水口を少なくとも1つ備える。
以下、洗濯機に係る一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に例示する洗濯機10は、その外郭を構成する矩形箱状の洗濯機本体11の内部に水槽12を備える。水槽12は、貯水可能な有底円筒状をなし、図示しない周知の弾性吊持機構により弾性的に吊り下げられた状態で支持されている。水槽12の内部には、洗濯槽および脱水槽を兼用する縦軸型の回転槽13が回転可能に収容されている。回転槽13は、有底円筒状をなし、内部に衣類などの洗濯物が収容される。回転槽13は、水槽12の底部に設けられたモータ14により回転される。洗濯機本体11の内部には、水槽12の内部に水を供給するための給水機構部15が設けられている。
次に、給水機構部15の構成例について説明する。給水機構部15は、給水弁16、機能水用給水経路17、通常水用給水経路18を備える。即ち、給水機構部15は、給水弁16を起点として複数、この場合、2つの給水経路17,18に分岐した構成となっている。給水弁16は、洗濯機本体11外部の水源、例えば水道の蛇口などに接続される。
機能水用給水経路17の先端部、つまり、給水弁16側とは反対側の端部には、機能水用給水口17Aが設けられている。機能水用給水口17Aは、水槽12の上方から当該水槽12の内部に向かって指向した状態で設置されている。機能水用給水経路17には、機能水生成部19が設けられている。機能水生成部19は、給水弁16から供給される水に所定の機能を付加して機能水を生成する。よって、機能水用給水経路17は、機能水生成部19により生成される所定の機能が付加された機能水を機能水用給水口17Aに導き、当該機能水用給水口17Aから水槽12内に供給する。
通常水用給水経路18の先端部、つまり、給水弁16側とは反対側の端部には、通常水用給水口18Aが設けられている。通常水用給水口18Aは、水槽12の上方から当該水槽12の内部に向かって指向した状態で設置されている。通常水用給水経路18には、機能水生成部19が設けられていない。よって、通常水用給水経路18は、給水弁16から供給される水に所定の機能が付加されていない通常水を通常水用給水口18Aに導き、当該通常水用給水口18Aから水槽12内に供給する。
即ち、通常水用給水経路18は、洗濯用の水を水槽12内に供給するために洗濯機に備えられる一般的な給水経路として定義することができる。そして、機能水用給水経路17は、水槽12内に機能水を供給するために、一般的な給水経路とは別に設けられた機能水専用の給水経路として定義することができる。
機能水生成部19は、この場合、微細気泡発生器を備えている。図示はしないが、微細気泡発生器は、絞り部および突起部を有する流路を備えている。この流路を流れる水は、絞り部を通過する際に絞られて徐々に流速および圧力が増加し、高流速かつ高圧力となった状態で突起部に衝突する。そして、高流速かつ高圧力となった水が突起部に衝突して当該突起部を通過すると、その水の圧力が急激に低下する。この急激な圧力低下により生じるキャビテーション効果により、水の中に、例えば直径50μm以下の微細な気泡が発生する。
このように発生する微細な気泡は、マイクロバブルまたはウルトラファインバブルと称されている。そして、このような微細な気泡を含む水は、界面活性作用に優れており、洗濯物の洗浄性能の向上に寄与する。即ち、機能水生成部19により生成される機能水は、所定の機能として、微細な気泡による洗浄性能の向上機能を有する。なお、機能水生成部19は、微細気泡発生器を備える構成に限られず、例えば、銀イオンを発生する銀イオン発生器、除菌成分を溶出する除菌成分溶出器などを備える構成としてもよい。即ち、機能水生成部19は、例えば除菌機能が付与された機能水など、種々の機能が付与された機能水を生成するものを採用することができる。
給水機構部15は、上述した構成を基本構成として、さらに複数の構成パターンで実現することができる。次に、給水機構部15の複数の構成パターン例について説明する。例えば、図2に例示する構成パターンでは、機能水用給水口17Aおよび通常水用給水口18Aは、何れも注水ケース20に接続されている。図3に例示するように、注水ケース20は、例えば、洗濯機本体11の上部において水槽12の上方に設けられる洗濯物出入口21の周壁部に設けられる。注水ケース20の内部には、洗剤や柔軟剤などの洗剤類が収容される洗剤類収容部が設けられている。
この構成パターンでは、注水ケース20は、通常水供給部20Aと機能水供給部20Bに分割されている。通常水供給部20Aには、通常水用給水口18Aが接続されており、これにより、通常水用給水経路18を介して通常水用給水口18Aに導かれる通常水は、通常水供給部20Aから水槽12内に供給される。ここで、通常水供給部20Aは、上述した洗剤類収容部を含んでいる。従って、洗剤類収容部に洗剤類が投入されている場合には、通常水用給水経路18を介して通常水用給水口18Aに導かれる通常水は、洗剤類を溶解した状態で水槽12内に供給される。一方、機能水供給部20Bには、機能水用給水口17Aが接続されており、これにより、機能水用給水経路17を介して機能水用給水口17Aに導かれる機能水は、機能水供給部20Bから水槽12内に供給される。
機能水用給水経路17を介して機能水用給水口17Aに導かれる機能水は、機能水供給部20Bから落下するようにして水槽12内に供給される。また、通常水用給水経路18を介して通常水用給水口18Aに導かれる通常水は、通常水供給部20Aから落下するようにして水槽12内に供給される。よって、機能水供給部20Bからの機能水および通常水供給部20Aからの通常水は、水槽12の壁面および回転槽13の壁面に沿うようにして供給される。
次に、図4に例示する構成パターンでは、通常水用給水口18Aは、注水ケース20の通常水供給部20Aに接続されているが、機能水用給水口17Aは、注水ケース20の機能水供給部20Bに接続されておらず、水槽12の上方から当該水槽12内に直接的に指向した状態で設置されている。そして、機能水用給水口17Aには、ノズルNが備えられている。ノズルNは、例えば洗濯物出入口21の周壁部において、所定の方向、この場合、水槽12の底部の中心部に指向した状態で設置されている。この構成パターンによれば、機能水用給水経路17を介して機能水用給水口17Aに導かれる機能水を、意図した方向、この場合、水槽12の底部の中心部に向けて散布することができる。
次に、図5に例示する構成パターンでは、機能水用給水口17Aは、注水ケース20の機能水供給部20Bに接続されているが、通常水用給水口18Aは、注水ケース20の通常水供給部20Aに接続されておらず、水槽12の上方から当該水槽12内に直接的に指向した状態で設置されている。そして、通常水用給水口18Aには、ノズルNが備えられている。ノズルNは、例えば洗濯物出入口21の周壁部において、所定の方向、この場合、水槽12の底部の中心部に指向した状態で設置されている。この構成パターンによれば、通常水用給水経路18を介して通常水用給水口18Aに導かれる通常水を、意図した方向、この場合、水槽12の底部の中心部に向けて散布することができる。
なお、この構成パターンでは、通常水用給水口18Aから供給される通常水に洗剤類を溶解させることができない。そのため、洗剤類は、例えばユーザが水槽12内に直接投入するようにするとよい。あるいは、洗剤類を含んだ水を水槽12内に供給するための給水経路を別途設ける構成とするとよい。
次に、図6に例示する構成パターンでは、機能水用給水口17Aは、注水ケース20の機能水供給部20Bに接続されておらず、水槽12の上方から当該水槽12内に直接的に指向した状態で設置されている。また、通常水用給水口18Aは、注水ケース20の通常水供給部20Aに接続されておらず、水槽12の上方から当該水槽12内に直接的に指向した状態で設置されている。そして、機能水用給水口17Aおよび通常水用給水口18Aには、何れにもノズルNが備えられている。ノズルNは、例えば洗濯物出入口21の周壁部において、所定の方向、この場合、水槽12の底部の中心部に指向した状態で設置されている。
この構成パターンによれば、機能水用給水経路17を介して機能水用給水口17Aに導かれる機能水を、意図した方向、この場合、水槽12の底部の中心部に向けて散布することができる。また、この構成パターンによれば、通常水用給水経路18を介して通常水用給水口18Aに導かれる通常水を、意図した方向、この場合、水槽12の底部の中心部に向けて散布することができる。
なお、この構成パターンにおいても、通常水用給水口18Aから供給される通常水に洗剤類を溶解させることができない。そのため、洗剤類は、例えばユーザが水槽12内に直接投入するようにするとよい。あるいは、洗剤類を含んだ水を水槽12内に供給するための給水経路を別途設ける構成とするとよい。また、機能水用給水口17Aに備えられるノズルNと通常水用給水口18Aに備えられるノズルNの指向方向は、同じにしてもよいし、異ならせてもよい。
次に、図7に例示する構成パターンでは、機能水用給水経路17は、その中間部分に透明部30を備える。透明部30は、機能水生成部19よりも下流側、つまり、給水弁16とは反対側である機能水用給水口17A側に設けられている。透明部30は、例えば透明な部材で構成される通水ケースとなっており、機能水用給水経路17の一部を構成する。そのため、機能水用給水経路17を流れる水、この場合、機能水生成部19により生成される機能水が透明部30を通過する際に、その流れる様子を視認可能となっている。この構成パターンによれば、機能水生成部19により生成される機能水が水槽12内に供給されていることを、透明部30内を流れる水の様子を介して視覚的にユーザに認識させることができる。なお、透明部30は、ユーザが視認しやすい部位、例えば、洗濯物出入口21の周辺部分や注水ケース20の周辺部分に設置するとよい。
次に、図8に例示する構成パターンでは、機能水用給水経路17は、さらに透明部30を照明する照明部40を備える。照明部40は、例えばLEDなどの光源を含んで構成される。この構成パターンによれば、透明部30を照明することにより、当該透明部30内を流れる機能水の様子を、ユーザにより認識しやすくすることができる。なお、照明部40は、透明部30に接触させた構成としてもよいし、離間させた構成としてもよい。
以上に例示した本実施形態に係る洗濯機10によれば、水槽12内に水を供給するための複数、この場合、2つの給水口17A,18Aを備える。そして、洗濯機10は、複数の給水口のうちの1つを、給水弁16から供給される水に所定の機能を付加した機能水を水槽12内に供給する機能水用給水口17Aとして備えている。即ち、洗濯機10によれば、機能水を水槽12内に供給するための専用の機能水用給水口17Aを備えている。この構成によれば、機能水用給水口17Aから機能水を集中的に水槽12内に供給することができ、機能水を回転槽13内の洗濯物全体に素早く浸透させることができる。
また、図2に例示した構成パターンによれば、機能水用給水口17Aおよび通常水用給水口18Aは、何れも注水ケース20に接続されている。この構成パターンによれば、注水ケース20から通常水とともに機能水を水槽12内に供給することができ、通常水とともに機能水を回転槽13内の洗濯物全体に素早く浸透させることができる。また、通常水とともに機能水が供給されることにより、通常水に含まれる洗剤類に機能水の界面活性作用を及ぼした上で、あるいは、及ぼしながら洗濯物全体に浸透させることができ、洗浄性能の一層の向上を図ることができる。また、機能水および通常水を、水槽12の壁面および回転槽13の壁面に沿わせるようにして安定した状態で供給することができる。
また、図4に例示した構成パターンによれば、機能水用給水口17Aは、ノズルNを備える。この構成パターンによれば、機能水用給水経路17を介して機能水用給水口17Aに導かれる機能水をノズルNにより意図した方向に向けて散布することができ、機能水を回転槽13内の洗濯物全体に素早く浸透させることができる。
また、図5に例示した構成パターンによれば、通常水用給水口18Aは、ノズルNを備える。この構成パターンによれば、通常水用給水経路18を介して通常水用給水口18Aに導かれる通常水をノズルNにより意図した方向に向けて散布することができ、通常水を回転槽13内の洗濯物全体に素早く浸透させることができる。
また、図6に例示した構成パターンによれば、機能水用給水口17Aおよび通常水用給水口18Aは、それぞれノズルNを備える。この構成パターンによれば、機能水用給水経路17を介して機能水用給水口17Aに導かれる機能水および通常水用給水経路18を介して通常水用給水口18Aに導かれる通常水を、それぞれノズルNにより意図した方向に向けて散布することができ、機能水および通常水を回転槽13内の洗濯物全体に素早く浸透させることができる。
また、図7に例示した構成パターンによれば、機能水用給水経路17の中間部分に透明部30を備える。この構成パターンによれば、透明部30内を流れる機能水の様子から、当該機能水が水槽12内に供給されていることを視覚的に認識することができる。なお、洗濯機10は、機能水用給水経路17の全体、あるいは、機能水用給水経路17のうちユーザが視認可能な部位の全体または一部を透明な部材で構成してもよい。
さらに、図8に例示した構成パターンによれば、透明部30を照明する照明部40を備える。この構成パターンによれば、透明部30を照明することで当該透明部30内を流れる機能水の様子を一層視認しやすくすることができ、機能水が水槽12内に供給されていることを一層認識しやすくすることができる。
なお、本実施形態は、上述した一実施形態に限られるものではなく、例えば、次のように変形または拡張することができる。
例えば、洗濯機10は、機能水用給水口17Aを少なくとも1つ備える構成であればよいが、機能水用給水口17Aを複数備える構成としてもよい。また、洗濯機10は、通常水用給水口18Aを少なくとも1つ備える構成であればよいが、通常水用給水口18Aを複数備える構成としてもよい。また、洗濯機10は、機能水用給水経路17および通常水用給水経路18に、それぞれ給水弁を設ける構成としてもよい。即ち、洗濯機10は、通常水用の給水弁と機能水用の給水弁を備える構成としてもよい。
例えば、洗濯機10は、機能水用給水口17Aを少なくとも1つ備える構成であればよいが、機能水用給水口17Aを複数備える構成としてもよい。また、洗濯機10は、通常水用給水口18Aを少なくとも1つ備える構成であればよいが、通常水用給水口18Aを複数備える構成としてもよい。また、洗濯機10は、機能水用給水経路17および通常水用給水経路18に、それぞれ給水弁を設ける構成としてもよい。即ち、洗濯機10は、通常水用の給水弁と機能水用の給水弁を備える構成としてもよい。
また、洗濯機10は、ノズルNの指向方向を調整可能に構成してもよい。また、ノズルNとしては、例えば、らせん状に水を散布するノズル、シャワー状に水を散布するノズル、霧状に水を散布するノズルなど、種々のノズルを採用することができる。また、洗濯機10は、機能水用給水口17Aおよび通常水用給水口18Aを水槽12の上部に取り付けられる図示しない水槽カバーに接続する構成としてもよい。また、洗濯機10は、機能水用給水口17Aに設けられるノズルNおよび通常水用給水口18Aに設けられるノズルNを水槽カバーに接続する構成としてもよい。この構成によれば、洗濯物出入口21よりも近い位置から通常水や機能水を散布することができ、洗濯物全体により素早く浸透させることができる。
また、洗濯機10は、通常水用給水口18Aからの通常水の散水範囲を、機能水用給水口17Aからの機能水の散水範囲よりも大きくした構成としてもよい。また、洗濯機10は、機能水用給水口17Aからの機能水の散水範囲を、通常水用給水口18Aからの通常水の散水範囲よりも大きくした構成としてもよい。また、洗濯機10は、機能水用給水口17Aからの機能水の散水範囲および通常水用給水口18Aからの通常水の散水範囲を、ほぼあるいは完全に同じ大きさとした構成としてもよい。即ち、洗濯機10において、通常水の散水範囲および機能水の散水範囲は、それぞれ適宜変更して実施することができる。散水範囲の調整は、例えば、ノズルNの散水口の径寸法、ノズルNの指向方向、ノズルNから吐出される水の圧力などを調整することにより行うことができる。
また、洗濯機10は、機能水用給水口17Aから散水する機能水の水勢および通常水用給水口18Aから散水する通常水の水勢を調整可能に構成してもよい。水勢の調整は、例えば、ノズルNの散水口の径寸法を調整することにより行うことができる。また、洗濯機10は、給水経路17,18に圧送ポンプを設け、この圧送ポンプの駆動を制御することにより、水勢を調整する構成としてもよい。
また、洗濯機10は、水槽12内の水を循環させる循環経路を備える場合には、水槽12内に供給された通常水および機能水の混合水を循環経路を介して循環させ、水槽12の上部から当該水槽12内に吐出する構成としてもよい。この構成によれば、通常水および機能水を混合させた上で、あるいは、混合させながら洗濯物全体に浸透させることができ、洗浄性能の一層の向上を図ることができる。
本実施形態に係る洗濯機によれば、水槽内に水を供給するための複数の給水口のうち少なくとも何れか1つを、水槽内に機能水を供給するための機能水用給水口として備える。この構成によれば、機能水用給水口から機能水を集中的に水槽内に供給することができ、機能水を洗濯物全体に素早く浸透させることができ、洗浄性能の向上を図ることができる。
なお、本実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。本実施形態およびその変形は、発明の範囲および要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、10は洗濯機、12は水槽、13は回転槽、17は機能水用給水経路、17Aは機能水用給水口(給水口)、18は通常水用給水経路、18Aは通常水用給水口(給水口)、30は透明部、40は照明部、Nはノズルを示す。
Claims (7)
- 洗濯物を収容する回転槽と、
前記回転槽を収容する水槽と、
前記水槽内に水を供給する複数の給水口と、を備え、
前記給水口として、水源から供給される水に所定の機能を付加した機能水を前記水槽内に供給する機能水用給水口を少なくとも1つ備える洗濯機。 - 前記給水口として、水源から供給される水に所定の機能を付加しない通常水を前記水槽内に供給する通常水用給水口を少なくとも1つ備える請求項1に記載の洗濯機。
- 前記機能水用給水口はノズルを備える請求項2に記載の洗濯機。
- 前記通常水用給水口はノズルを備える請求項2に記載の洗濯機。
- 前記機能水用給水口および前記通常水用給水口はそれぞれノズルを備える請求項2に記載の洗濯機。
- 前記機能水用給水口に機能水を導く機能水用給水経路と、
前記機能水用給水経路の中間部分を構成する透明部と、
をさらに備える請求項1から5の何れか1項に記載の洗濯機。 - 前記透明部を照明する照明部をさらに備える請求項6に記載の洗濯機。
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JP2020120909A (ja) * | 2019-01-30 | 2020-08-13 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 洗濯機 |
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