JP2018077039A - 空調機 - Google Patents

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Abstract

【課題】空調機の設置に付随する配管工事を簡素にして所期の個所に容易に設置できるようにした空調機を提供する。
【解決手段】空気が流通する開口部5,6を有する筐体2と、筐体2内に配設され熱媒と空気とを熱交換する熱交換器7と、熱交換器7で熱交換された空気を筐体2外に送出する送風機8と、熱交換器7の外面に生じる凝縮水をドレン水として集水する第1の集水部11aと、該ドレン水と同時に、筐体2内で空気の流れに沿って熱交換器7とは別に設けられた機器に生じるドレン水を集水する第2の集水部12aと、第1の集水部11aまたは第2の集水部12aのうち下方に位置する集水部12aに連通し、ドレン水を筐体2外に排出するドレン口10と、を少なくとも備えた空調機であって、第1の集水部11aと第2の集水部12aとを連通するとともに、ドレン水をドレン口10側に排出可能な連通路が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気を取り込む開口部を有する筐体の内部に、熱媒と空気とを熱交換する熱交換器と、該熱交換器に生じる凝縮水を集水する集水パンと、熱交換器とは別に生じるドレン水を集水するドレンパンと、ドレン水を前記筐体外部に排出するためのドレン口とを備えた空調機に関する。
従来の空調機は、例えば、熱媒と空気との熱交換により熱交換器の外面に生じる凝縮水など筐体内で生じるドレン水を、ドレン口を介し筐体外に排出するために、筐体に複数のドレン口を設け、当該筐体の設置後にドレン口に排水管を接続したものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−294262号公報(第3頁、第3図)
このように筐体に複数のドレン口を設けた空調機として、例えば図6(a)に示される空調機50のように、筐体52内に複数の熱交換器53、熱交換器54が空気の流れ方向に沿って直列的に並設されたものがあり、熱交換器53の外面に生じる凝縮水をドレン水としてドレンパン55で集水し、第1のドレン口D1を介し筐体52の外部に排出するとともに、隣接した熱交換器54に生じるドレン水をドレンパン57で集水して、第2のドレン口D2を介し筐体52の外部に排出するものがある。
また例えば図6(b)に示される空調機60のように、筐体62内に熱交換器63、加熱器64、そして加湿器61が空気の流れ方向に沿って直列的に並設されたものがあり、熱交換器63の外面に生じる凝縮水をドレン水としてドレンパン65で集水し、第1のドレン口D1を介し筐体62の外部に排出するとともに、同じく加湿器61に生じる結露水をドレン水をドレンパン67で集水して、第2のドレン口D2を介し筐体62の外部に排出するものがある。
更に例えば、特に図示しないが、上記した熱交換器の外面に生じる凝縮水をドレン水としてドレンパンで集水して、第1のドレン口を介し筐体の外部に排出するほか、当該筐体内にて空気流を生成する送風ファンの外面に生じる凝縮水を別のドレン水として集水し、若しくは、筐体内に取り込んだ空調前の外気に含まれる雨水、結露水等の水分を別のドレン水として集水して、第2のドレン口を介し筐体の外部に排出するなど、これら複数のドレン口に排水管を接続したものがある。
このような空調機にあっては、その設置に伴う付帯工事として、臭気や害虫等の侵入を防止するため、各ドレン口に対し、トラップ用の貯留水を湛える排水トラップが接続され、更に下水管等の排水管に接続する配管工事が必要とされる。
しかしながら、従来の空調機にあっては、このように筐体に複数のドレン口が設けられている場合、これらのドレン口を集約する排水トラップを設けると、当該排水トラップよりも上流側(上方)で、各ドレン口に連通する筐体内の熱交換器、送風ファン、空調前空気の取り込み口などの内部空間同士で空気がバイパス流通してしまうという不具合が生じる。
よって、図6(a)、(b)に示されるように、この種の空調機の設置に伴う付帯工事として、筐体52、62に設けられた複数のドレン口D1,D2に対し、個別にドレン配管L1,L2及び排水トラップT1,T2を接続し、更に各々の排水トラップT1,T2を排水管Pに接続する配管工事が必要であり、更に寒冷地の場合、各々の配管全てに凍結防止用の追加施工を要するなど、付帯工事の工数が増加する虞が生じるという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、空調機の設置に付随する配管工事を簡素にして所期の個所に容易に設置できるようにした空調機を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の空調機は、
空気が流通する開口部を有する筐体と、前記筐体内に配設され熱媒と空気とを熱交換する熱交換器と、該熱交換器で熱交換された空気を前記筐体外に送出する送風機と、前記熱交換器の外面に生じる凝縮水をドレン水として集水する第1の集水部と、該ドレン水と同時に、前記筐体内で前記空気の流れに沿って前記熱交換器とは別に設けられた機器に生じるドレン水を集水する第2の集水部と、前記第1の集水部または第2の集水部のうち下方に位置する集水部に連通し、ドレン水を前記筐体外に排出するドレン口と、を少なくとも備えた空調機であって、
前記第1の集水部と前記第2の集水部とを連通するとともに、ドレン水を前記ドレン口側に排出可能な連通路が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、熱交換により生じる凝縮水であるドレン水が、連通路を介し別のドレン水に合流され、これら凝縮水及び別のドレン水をまとめてドレン口より筐体外部に排水できるため、筐体に形成されるドレン口の数量を減らすことができ、空調機の設置に伴う付帯工事として、当該ドレン口に排水トラップ及び排水管を接続するのみの簡潔な配管工事で設置を完了することができる。
前記第1の集水部と前記第2の集水部とは、上下方向に並設されていることを特徴としている。
この特徴によれば、上方に位置する集水部のドレン水を下方に位置する集水部に容易に排出できる。
前記連通路は、該連通路内の空気の逆流を防止する逆止部を有することを特徴としている。
この特徴によれば、連通路が、その内部の空気の逆流を防止する逆止部を有するため、熱交換器を通過しない空気の流通を未然に防ぐことができる。
前記逆止部は、排水トラップ部であることを特徴としている。
この特徴によれば、逆止部を容易に形成できるばかりか、臭気や害虫の進入を抑止することができる。
前記送風機は、前記熱交換器に連通して前記第1の集水部の上方に配設されていることを特徴としている。
この特徴によれば、送風機の外面等に生じるドレン水が滴下することで、熱交換器に生じる凝縮水と併せ、これらのドレン水を第1の集水部にまとめて集水できる。
実施例における空調機を示す斜視図である。 空調機を示す一部断面正面図である。 空調機のシステムフロー図である。 排出管を示す正面図である。 空調機の流体の流れを示す拡大断面図である。 (a)、(b)は従来の空調機を示す正面図である。
本発明に係る空調機を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る空調機につき、図1から図5を参照して説明する。先ず図1の符号1は、本発明の適用された空調機であり、本実施例では熱媒の一種として冷媒(R410A)が適用されているが、他の代替フロン、アンモニアや炭酸ガス等の冷媒のみならず、水やブラインなど全ての熱媒に適用可能である。
図1に示されるように、空調機1は、空調前の外気を取り込む開口部5及び空調済みの空気を送出する開口部6を有する筐体2と、熱源機3とが、ベース部材4に固定に組み付けられて構成される。
図2に示されるように、筐体2は、その内部に配設され冷媒と空気とを熱交換する熱交換器7と、熱交換器7で熱交換された空気を筐体2外に送出する送風機8と、熱交換器7の外面に生じる凝縮水を集水する第1の集水部としての集水パン11aと、筐体2内で熱交換器7とは別に生じるドレン水を集水する第2の集水部としてのドレンパン12aと、ドレンパン12aと筐体2の外部とを連通するドレン口10と、を主として備える。
すなわち空調機1は、筐体2内に上記した熱交換器7等の機器一式が配設されたユニットとして構成されており、このユニットを運搬し所望の個所に設置するとともに、付帯工事として後述する配管工事、及び配線工事等を行うことで使用に供される。
以下、空調機1の構造について詳細に説明する。
図1及び2に示されるように、開口部5は、筐体2下部の図示左側の側面から外方に突出して開口形成されており、その開口面の略全面に配されたフィルタ5aを介し筐体2の内外を連通している。開口部5の開口面は斜め下方を向いており、空調前の空気として取り込まれる外気に伴う雨水や結露水等の水分を筐体2内に比較的取り込み難い構造とされている。
図2に示されるように、開口部5に連通する筐体2下部の内部には、熱交換器7が固定に配設されている。熱交換器7は、紙面貫通方向に空気が流通する隙間を設け複数並べて配列されたフィン群7aと、このフィン群7aを貫通し内部に冷媒が流通する伝熱管17と、冷媒を減圧させる膨張弁17aと、から主に構成される。
また筐体2の内部は、熱交換器7の前面に連通する開口11bを有する仕切り部材11が配設される。仕切り部材11は、略水平方向に延びる上板、上板の一端から斜め下方に延びる傾斜板、そして傾斜板の下端から略水平方向に延びる底板から形成されており、当該底板が集水パン11aを構成している。
更に仕切り部材11の傾斜板を熱交換器7との間で挟む箇所に、開口11bを囲むようにダクト9が設けられ、このダクト9内部にはフィルタ9aが配設されている。すなわち筐体2の内部は、仕切り部材11の前後で内部空間S1と内部空間S2とに仕切られており、開口部5を介し筐体2の内部空間S1に流入した空気は、ダクト9、開口11b及び熱交換器7を通過するに伴い熱交換して内部空間S2に流通するようになっている。
筐体2の内部空間S1の最下部に設けられた底板12の一部は、ドレンパン12aとしてとして構成されている。ドレンパン12aは、図示左右方向の中央部が最も低い底部である凹形状のテーパ面が形成されており、開口部5から内部空間S1に取り込まれる取り込み空気に伴い、筐体2内に流入する雨水や結露水等の水分W1をドレン水として受水可能とされている。
また筐体2の正面の下部に、ドレンパン12aの最も低い底部と筐体2外部とを連通するドレン口10が形成されており、後述するように、空調機1の設置の際には付帯工事として、ドレン口10に順次ドレン配管L、排水トラップTを接続するとともに、この排水トラップTを下水管等の排水管Pに接続する配管工事を要する。
また、集水パン11aには上下を貫通する貫通孔11cが形成されており、内部空間S1を形成する集水パン11aの下面には、排出管15の上端が貫通孔11cに連結されている。図4に示されるように、排出管15は、集水パン11aの貫通孔11cに接続される接続部15aと、接続部15aから正面視で略U字状に延びる排水トラップ部15bと、この排水トラップ部15bに連続して内周が略水平に延びる水平部15cを経て、下方に延設されドレンパン12aを向く下端開口15eを有する排出部15dと、を備える。すなわち排出管15は本発明の連通路を構成する。
図5に示されるように、排出管15は、排水トラップ部15b内に水平部15cに至る所定量までの水分を貯留可能であって、この所定量を超えると当該水分の静水圧を利用して水平部15cを越水した水分が排出部15dから滴下する構造とされている。すなわちこの排水トラップ部15bは、本発明の逆止部を構成するものであり、その内部に貯留水を湛えることで、臭気や害虫等の侵入若しくは内部空間S1から内部空間S2への空気の逆流を防止している。なお、排出管15の下端開口15eは、ドレンパン12aのテーパ面の最高位置よりも低い位置であって、且つ、ドレンパン12aのテーパ面に一時的に貯留される水分の設計上の最高水位よりも高い位置に配設されている。このようにすることで、排出管15の存在により筐体2の高さ寸法が過大になることなく、またドレンパン12に貯留される水量に影響されずに、排出管15が排水トラップ機能を発揮することができる。
また図2に示されるように、内部空間S2に連通する筐体2上部の内部には、給気用の送風機8が固定に配設されている。送風機8は、熱交換器7の鉛直上方であって、筐体2内において開口部5から熱交換器7を介し筐体2上部の正面に開口形成された開口部6に向かう空気流を生成できる所定位置で固定されている。なお、特に図示しないが、開口部6には給気ダクトが接続可能とされている。
次に、空調機1のベース部材4には、筐体2の図示右側に隣接して、熱源機3が設けられている。熱源機3には、前述した熱交換器7の伝熱管17が延設されており、熱交換器7にて気化された冷媒を凝縮し、再び液化した冷媒を熱交換器7に供給できるように構成されている。
図3に示されるように、熱源機3は、当該熱源機3を構成する筐体の内部に、熱交換器本体3a、気化した冷媒を圧縮する圧縮機3c、及び熱交換後の排気を開口部3dから当該筐体外に排出するための排気送風機3b等が固設されている。
また筐体2と熱源機3とは共通のベース部材4に固定に設置されており、このベース部材4の吊りピース4aに、図示しない吊り具を接続し重機などで吊り上げることで、空調機1全体を単一のユニット体として搬出入や適所への設置など容易に取り扱うことができる。
図2に示されるように、適所に設置された空調機1は、その付帯工事として、ドレン口10にドレン配管Lの上端を接続するとともに、ドレン配管Lの下端に排水トラップTを接続し、さらに排水トラップTを下水管等の排水管Pに接続する配管工事等を要する。
次に、空調機1の作動に伴う筐体2内の流体の流れについて、図2及び図3を参照して説明する。
空調機1が図示しない操作部により作動開始されると、送風機8のファンが回転するに従い、筐体2の外部空気(例えば大気)が開口部5を介し筐体2の内部空間S1に取り込まれ、内部空間S1の空気が熱交換器7を通過するに伴い熱交換して内部空間S2に移動し、空調済み空気として開口部6を介し筐体2の外部の適所に送出される。
特に空調機1が屋外に設置される場合、図5に示されるように、外部空気(気体)と共に例えば雨水や結露水等の水分W1(液体)が開口部5を介し内部空間S1に取り込まれる。内部空間S1の空気が熱交換器7を通過して内部空間S2に向け送出される一方で、当該内部空間S1に取り込まれた水分W1(液体)は、重力に従い内部空間S1を滴下し、ドレン水としてドレンパン12aの底面上に貯留され、ドレン口10を介し筐体2外に排出される。
内部空間S1の空気中に含まれる水蒸気(気体)の一部は、熱交換器7における熱交換に伴い冷却されて凝縮水として水分W2(液体)に状態変化し、フィン群7aを伝って内部空間S2を滴下して、仕切り部材11の底板により構成される集水パン11aの上面に貯留される。さらに熱交換器7にて熱交換後の処理済み空気中に含まれる水蒸気(気体)の一部が、送風機8を通過するに伴い、急激な圧力変動により水分W3(液体)に状態変化し、内部空間S2を滴下して、上記した水分W2と合流して集水パン11aの上面に貯留される。
更に内部空間S2の集水パン11a上で合流した水分W2、及び水分W3は、貫通孔11cを介し排出管15内の排水トラップ部15bを通過して排出部15dの下端開口15eから内部空間S1に滴下し、ドレンパン12aの底面上に貯留され、すなわち上述した雨水や結露水等の水分W1と合流して、すなわちドレン水である水分W1、水分W2及び水分W3が合流してドレン口10を介し筐体2外に排出される。
以上説明した本願発明に係る空調機1によれば、仕切り部材11の集水パン11a(第1の集水部)とドレンパン12a(第2の集水部)とを連通するとともに、ドレン水をドレン口10に向けて排出可能な排出管15(連通路)が設けられていることで、熱交換器7での熱交換により生じる凝縮水である水分W2(ドレン水)が、排出管15を介し別の水分W1(ドレン水)に合流され、これら凝縮水及び別のドレン水をまとめて1つのドレン口10より筐体2外部に排水できるため、筐体2に形成されるドレン口10の数量を減らすことができ、空調機1の設置に伴う付帯工事として、当該1つのドレン口10にドレン配管L、排水トラップT及び排水管Pを接続する1配管系統のみの簡潔な配管工事で設置を完了することができる。特に空調機1を寒冷地等に設置する場合、これらドレン配管L排水トラップT等に断熱材を被覆するなど、凍結防止工事を更に要するが、本発明に係る空調機1によれば、このような凍結防止工事も1配管系統のみに軽減できる。
また、仕切り部材11の集水パン11a(第1の集水部)とドレンパン12a(第2の集水部)とは、上下方向に並設されており、このようにすることで、上方に位置する集水パン11a(第1の集水部)の水分W2,W3(ドレン水)を、静水圧を利用して下方に位置するドレンパン12a(第2の集水部)に容易に排出できる。
また、排出管15(連通路)は、該排出管15内の空気の逆流を防止する逆止部を有していることで、熱交換器7を通過しない空気の流通を未然に防ぐことができる。更に逆止部が排水トラップ部15bであることで、逆止部を容易に形成できるばかりか、臭気や害虫の進入を抑止することができる。
更に送風機8は、熱交換器7に連通して内部空間S2の仕切り部材11の集水パン11a(第1の集水部)の鉛直上方に配設されており、送風機8の外面等に生じる水分W3が滴下することで、熱交換器7に生じる凝縮水である水分W2と併せ、これらの水分W2,W3をドレン水として集水パン11aにまとめて集水できる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、第1の集水部として熱交換器7に生じる水分W2をドレン水として集水する集水パン11aが上方に配置され、第2の集水部として空調前の空気に含まれる水分W1を別のドレン水として集水するドレンパン12aが下方に配置されているが、必ずしも前記実施例に限られず、例えば第1の集水部が下方に配置され、第2の集水部が上方に配置されてもよいし、あるいは、第1の集水部及び第2の集水部が略同じ高さ位置に配置されてもよい。
また例えば、前記実施例では、第2の集水部として、空調前の空気に含まれる水分を集水するドレンパン12aが構成されているが、例えば第2の集水部は、図6(a)に示す筐体内に複数並設された熱交換器の1つに生じるドレン水を集水する集水部であってもよいし、または第2の集水部は、図6(b)に示す筐体内に設けられた加湿器に生じるドレン水を集水する集水部であってもよい。
更に、本発明の集水部は、第1の集水部及び第2の集水部のほか、例えば第3の集水部など、3つ以上の集水部が構成されてもよい。この場合、3つ以上の集水部が上下方向に併設され、上下に隣接する集水部間にそれぞれ本発明に係る連通路が設けられることで、順次ドレン水を集水でき且つ空気のバイパスを防止することができる。
1 空調機
2 筐体
3 熱源機
4 ベース部材
5 開口部
6 開口部
7 熱交換器
8 送風機
10 ドレン口
11 仕切り部材
11a 集水パン(第1の集水部)
11c 貫通孔
12a ドレンパン(第2の集水部)
15 排出管(連通路)
15a 接続部
15b 排水トラップ部(逆止部)
15c 水平部
15d 排出部
15e 下端開口
17 伝熱管
50,60 空調機
52,62 筐体
53,54,63 熱交換器
55,57 ドレンパン
61 加湿器
64 加熱器
65,67 ドレンパン

Claims (5)

  1. 空気が流通する開口部を有する筐体と、前記筐体内に配設され熱媒と空気とを熱交換する熱交換器と、該熱交換器で熱交換された空気を前記筐体外に送出する送風機と、前記熱交換器の外面に生じる凝縮水をドレン水として集水する第1の集水部と、該ドレン水と同時に、前記筐体内で前記空気の流れに沿って前記熱交換器とは別に設けられた機器に生じるドレン水を集水する第2の集水部と、前記第1の集水部または第2の集水部のうち下方に位置する集水部に連通し、ドレン水を前記筐体外に排出するドレン口と、を少なくとも備えた空調機であって、
    前記第1の集水部と前記第2の集水部とを連通するとともに、ドレン水を前記ドレン口側に排出可能な連通路が設けられていることを特徴とする空調機。
  2. 前記第1の集水部と前記第2の集水部とは、上下方向に並設されていることを特徴とする請求項1に記載の空調機。
  3. 前記連通路は、該連通路内の空気の逆流を防止する逆止部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の空調機。
  4. 前記逆止部は、排水トラップ部であることを特徴とする請求項3に記載の空調機。
  5. 前記送風機は、前記熱交換器に連通して前記第1の集水部の上方に配設されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の空調機。
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