JP2018074874A - 電子制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ECU1は、バッテリ2からの電源電圧VBが直接供給される端子3と、端子3からの電源電圧VBがコイル13に入力される昇圧チョッパ回路5と、昇圧チョッパ回路5におけるダイオード14のカソードの電圧Vo2を降圧して一定の電圧VD1をマイコン8に出力する電源回路7と、電源端子3からの電源電圧VBによって動作し、上記電圧Vo2が規定値以下になると該電圧Vo2が規定値となるように昇圧チョッパ回路5を動作させる昇圧IC6と、電圧制限回路9とを備える。電圧制限回路9は、電源端子3から昇圧IC6及びコイル13に至る電源ライン32の導通/遮断を切り替える電源スイッチと、電源電圧VBが正の所定範囲内の電圧である場合に電源スイッチをオンさせる制御ICとを有する。
【選択図】図1
Description
〈1〉バッテリの逆接続による負電圧入力に対する回路の保護。
〈2〉ロードダンプパルスなどの過電圧入力に対する回路の保護。
制御回路は、電源回路からの一定電圧によって動作する。
[1.全体構成]
図1に示す実施形態の電子制御装置(以下、ECU)1は、例えば、車両に搭載されたトランスミッションのシフト位置を切り替える制御を行う装置である。
そして、昇圧IC6は、出口モニタ電圧Vm2に基づいて昇圧出口電圧Vo2を検出し、昇圧出口電圧Vo2が規定値以下になると、昇圧出口電圧Vo2が規定値となるように昇圧用スイッチ15をオンオフさせる。昇圧用スイッチ15をオンオフさせることは、昇圧チョッパ回路5に昇圧動作を行わせることに相当する。規定値は、例えば8Vである。昇圧IC6と昇圧チョッパ回路5とにより、昇圧回路が構成されている。
そして、電源回路7は、入力電圧としての昇圧出口電圧Vo2から、第1の内部電圧VD1と第2の内部電圧VD2とを生成して出力する。
そして、電源回路7は、ECU1に起動信号Ssが与えられると、その起動信号Ssが当該電源回路7に入力されて動作を開始する。つまり、内部電圧VD1,VD2の出力を開始する。ここで言う「起動信号Ssが与えられる」とは、起動信号Ssがアクティブレベルになる、ということである。本実施形態において、起動信号Ssは、例えば、車両がイグニッションオンの状態になったことを示すイグニッション信号である。そして、起動信号Ssのアクティブレベルは、例えばハイレベルである。尚、ECU1に起動信号Ssを出力する装置は、他のECU21に限らず、例えばスイッチ等でも良い。
図2に示すように、電圧制限回路9は、電源端子3から昇圧IC6及びコイル13に電源電圧VBを供給するための電源ライン32に設けられて、該電源ライン32の導通と遮断とを切り替える電源スイッチ33と、電源スイッチ33のオンオフを制御する制御IC34と、を備える。更に、電圧制限回路9は、電源ライン32における電源スイッチ33よりも上流側(即ち、電源端子3側)とグランドラインとの間に直列に接続された3つの抵抗35,36,37を備える。
負電圧保護部41は、電源ライン32における電源スイッチ33よりも上流側と、電源スイッチ33を構成するFET38,39のゲートとを、オンすることで短絡させるスイッチ51と、スイッチ51のオンオフを制御するオペアンプ52と、を備える。
電源電圧VBが負の電圧である場合には、負電圧保護部41において、オペアンプ52がスイッチ51をオンさせる。スイッチ51がオンすると、FET38,39のゲートとソースとが同電位になって、FET38,39はオフする。つまり、電源スイッチ33はオフする。よって、バッテリ2の逆接続によって電源電圧VBが負の電圧になった場合には、電源スイッチ33がオフして、電圧制限回路9よりも後段に設けられた昇圧IC6等の各回路に負の電圧が印加されることが防止される。
電源電圧VBが下限値UVよりも低いか、あるいは、電源電圧VBが上限値OVよりも高い場合、即ち、電源電圧VBが正の電圧であっても下限値UVから上限値OVまでの範囲に入っていない場合には、電圧判定部42がゲートプルダウン部44を動作させる。このため、電源スイッチ33がオフする。よって、電圧制限回路9よりも後段に設けられた昇圧IC6等の各回路に、上限値OVよりも高い電圧が印加されることが防止される。
電源電圧VBが下限値UVから上限値OVまでの範囲内である場合には、電圧判定部42がチャージポンプ部43を動作させる。このため、電源スイッチ33がオンして、電圧制限回路9よりも後段に設けられた昇圧IC6等の各回路に、電源端子3からの電源電圧VBが供給される。そして、電源スイッチ33での電圧降下は、ダイオードとは異なり、無視できる程度に小さくすることができるため、昇圧IC6等の各回路には、電源電圧VBをそのまま供給することができる。尚、本実施形態では、電源スイッチ33での電圧降下が0Vであるとして説明している。
[3.ECUの状態遷移とマイコンが行う処理]
ECU1の状態遷移とマイコン8が行う処理とについて、図4を用い説明する。尚、図4において、マイコン8が行う処理は、S145〜S160,S200〜S220である。
更に、マイコン8は、入口モニタ電圧Vm1を内蔵のA/D変換器23によってA/D変換し、そのA/D変換結果に基づいて電源電圧VDを検出する。そして、マイコン8は、S150に示すように、電源電圧VBが上記所定範囲内の所定値Vth以上になったか否かを判定し、電源電圧VBが所定値Vth以上になったと判定したなら、S160に示すように、昇圧IC6へのイネーブル信号ENをローレベルからハイレベルに切り替える。すると、昇圧IC6がイネーブル化される。つまり、昇圧IC6が、動作可能なイネーブル状態となる。このように、ECU1の起動後、電源電圧VBが所定値Vth以上になったことをマイコン8が検知すると、昇圧IC6がイネーブル化されるようになっている。尚、上記所定値Vthは、バッテリ2が正常な状態と考えられる電源電圧VBの値(例えば11V)に設定されている。
ECU1の作用例について、図5を用い説明する。
尚、図5において、「Vo1」と「Vo2」の各段における点線は、図6に示す比較例のECU(以下、比較例ECU)61の場合を示している。図6に示すように、比較例ECU61は、ECU1と比較すると、電圧制限回路9が設けられておらず、その代わりに、負電圧保護用のダイオード63と、過電圧保護用のツェナーダイオード64とを、備える点が異なる。この比較例ECU61において、ダイオード63は、電源端子3から昇圧IC6及びコイル13へ至る電源ライン32上に、順方向に設けられている。そして、ツェナーダイオード64は、ダイオード63のカソードとグランドラインとの間に、当該ツェナーダイオード64のアノードをグランドライン側にして設けられている。また、図5において、「Vo2」の段における一点鎖線は、昇圧チョッパ回路5及び昇圧IC6(即ち、昇圧回路)が設けられていない場合を示している。
その後、車両がイグニッションオン状態になり、時刻t3に示すように、ECU1に起動信号Ssが与えられると、ECU1は起動する。つまり、電源回路7が内部電圧VD1,VD2の出力を開始して、マイコン8が起動する。マイコン8は、起動すると、電源回路7への電源保持信号Shをハイレベルにし、また、電源電圧VBが所定値Vth以上になったことを検知して、昇圧IC6へのイネーブル信号ENを動作許可側のハイレベルにする。
[5.効果]
以上詳述したECU1によれば、以下の効果を奏する。
このため、昇圧IC6の選定に関する制限が緩和される。つまり、負電圧保護用ダイオード63と過電圧保護用ツェナーダイオード64とが設けられた比較例ECU61と比べると、昇圧IC6の最低動作電圧は、ダイオード64の順方向電圧の分だけ高くても良くなる。また、昇圧IC6の耐圧としては、ツェナーダイオード64のツェナー電圧や実際のクランプ電圧を考慮する必要がなく、上記所定範囲の上限値OVよりも少し高い電圧で済む。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。また、前述した数値も一例である。
また、上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしても良い。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしても良い。また、上記実施形態の構成の一部を省略しても良い。尚、特許請求の範囲に記載した文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
Claims (4)
- 車両に搭載されたバッテリ(2)の電圧が電源電圧として直接供給される電源端子(3)と、
前記電源端子からの前記電源電圧が入力されるコイル(13)、前記コイルに直列に接続されるダイオード(14)、前記コイル及び前記ダイオードの接続点とグランドラインとの間に設けられた昇圧用スイッチ(15)、及び前記ダイオードのカソードと前記グランドラインとの間に設けられた平滑コンデンサ(16)、を備える昇圧チョッパ回路(5)と、
前記ダイオードのカソードの電圧を入力電圧とし、その入力電圧を降圧することにより、一定電圧を出力する電源回路(7)と、
前記電源回路からの前記一定電圧によって動作する制御回路(8)と、
前記電源端子からの前記電源電圧によって動作するICであって、前記電源回路への前記入力電圧が規定値以下になると、前記入力電圧が前記規定値となるように前記昇圧用スイッチをオンオフさせる昇圧IC(6)と、
前記電源端子から前記昇圧IC及び前記コイルに前記電源電圧を供給するための電源ライン(32)に設けられて、該電源ラインの導通と遮断とを切り替える電源スイッチ(33)と、前記電源端子に供給される前記電源電圧が正の所定範囲内の電圧である場合に、前記電源スイッチをオンさせ、前記電源電圧が負の電圧又は前記所定範囲外の正の電圧である場合には、前記電源スイッチをオフさせるスイッチ制御部(34)と、を有する電圧制限回路(9)と、
を備える電子制御装置。 - 請求項1に記載の電子制御装置であって、
前記昇圧ICは、前記制御回路からイネーブル信号が与えられている場合に、動作が許可されるように構成されている、
電子制御装置。 - 請求項2に記載の電子制御装置であって、
前記制御回路は、当該電子制御装置に起動信号が与えられることによって起動すると共に、起動後に、前記電源電圧が前記所定範囲内である所定値以上であることを検出すると、前記昇圧ICに前記イネーブル信号を与えるように構成されている、
電子制御装置。 - 請求項3に記載の電子制御装置であって、
前記制御回路は、マイクロコンピュータ(8)であり、
前記マイクロコンピュータは、当該マイクロコンピュータに内蔵されているA/D変換器(23)を用いて前記電源電圧を検出するように構成されている、
電子制御装置。
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