JP2018074640A - 水力発電システムおよび水力発電システムの制御方法 - Google Patents

水力発電システムおよび水力発電システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】水力発電システムの自立運転時に、負荷や水量が変化した際に安定に運転を継続することができるようにする。【解決手段】水車21と接続された発電機24の出力電力を発電機制御用電力変換回路26および系統連系用電力変換回路28によって電力変換し、系統34を解列して発電機24の出力電力のみを自立運転負荷31へ供給させる自立運転モードを有した水力発電システムにおいて、水車21の速度−トルク特性から得られた最大出力を発生させるトルク値のデータを、水流を検出した水量毎にトルクリミット値としてトルクリミット保存手段52に保存しておき、前記自立運転時に、前記検出水量に応じたトルクリミット値を前記保存手段52から抽出し、該トルクリミット値を用いて、直流回路27の電圧を一定に制御するためのトルク指令値に対してリミット処理を施す発電機制御用制御システム100を設けた。【選択図】 図1

Description

本発明は、水力発電システムにおける自立運転時のトルクリミット動作に関する。
水力発電システムでは、発電機と対に原動機としての水車が接続され、原動機(水車)の機械エネルギーを発電機が電気エネルギーに変換している。図5に水力発電システムの構成例を示す。
図5において、21は水流を受けて回転駆動する水車である。22は、上位コントローラ37からの指令により前記水流の水量を調整するガバナ(調速機)である。水車21の回転軸はカップリング23を介して発電機24の軸に接続されている。
発電機24は水車21の回転駆動エネルギーを交流電力に変換し、その出力電力は発電機側開閉器25を介して発電機制御用電力変換回路26に入力される。発電機制御用電力変換回路26は、入力された交流電力を直流に変換する回路であり、その直流回路27の直流電力は系統連系用電力変換回路28によって交流電力に変換される。
尚、発電機制御用電力変換回路26は、例えば三相ブリッジ接続した半導体スイッチング素子を有した順電力変換回路で構成され、系統連系用電力変換回路28は、例えば三相ブリッジ接続した半導体スイッチング素子を有した逆電力変換回路で構成されている。
系統連系用電力変換回路28の交流側は、リアクトル、コンデンサ、抵抗を有したLCRフィルタ29および自立運転負荷側開閉器30を介して自立運転負荷31に接続されるとともに、LCRフィルタ29、系統側開閉器32および系統トランス33を介して系統34に接続されている。
系統側開閉器32を開制御して系統34を解列させる自立運転時は、系統34から自立運転負荷31への給電が行われず、発電機24が発電した電力のみが自立運転負荷31に給電される。このとき、発電機制御用電力変換回路26では、後述する図7の制御回路からの制御指令によって、直流回路27の電圧が一定になるように発電機24の出力を制御する。
系統連系用電力変換回路28では、自立運転負荷31へ給電する出力電圧を制御する。これらの制御動作によって、自立運転動作時でも、自立運転負荷31に安定した電力が給電される。
前記直流回路27には、系統連系運転時の所内負荷(自立運転負荷31)の急変時に直流回路の27の電圧を安定させるためのダイナミックブレーキ用素子35およびダイナミックブレーキ用抵抗36が接続されている。
前記ガバナ22に対する流量調整指令の発令、水力発電システムに対する運転指令の発令、水力発電システムからの故障情報の入力等は、上位コントローラ37によって行われる。
尚、前記水車21は、図6に示すように、水車が受ける水流の流量(水量)が一定の場合、回転速度によって出力が変化する特性を有している。図6は、ある一定水量における回転速度−出力(水車の機械出力)の特性カーブ(実線)、回転速度−トルク(水車に発生するトルク)の特性カーブ(破線)を示している。
また、前記水量が変化した場合も、前記回転速度−出力の特性カーブおよび回転速度−トルクの特性カーブが変化する(一例として、3種類の水量における回転速度−トルクの特性カーブ(破線)を図4に示す)。
自立運転時は、水車21の出力エネルギーにより発電機24が発電した電力のみが、発電機制御用電力変換回路26、系統連系用電力変換回路28等を介して自立運転負荷31に給電されるため、自立運転時の水車21の速度および、発電機24の回生トルクは、水車21を回す水量と自立運転負荷31に依存したものとなる。
そのため、水車21の水量および自立運転負荷31の急変などが原因で、図6に示す低速度域で運転を行うことが考えられる。この領域では、図6に示すように水車が減速するほど、出力が低下していく。
発電機制御用電力変換回路26はそれとは反し、発電量が減少したと判定して、発電量を増やすために、回生トルクをさらに増加させようと動作する。この動作で回生トルクが増加するため、水車21はさらに減速し、出力も低下していく。
最終的に、水車21がその水量で発生可能な最大トルクを上回る回生トルクを発電機24が発生させてしまい、水車21が水の流れとは逆方向に回転してしまい、運転の継続が困難になる。尚、発電機24が回生トルクを上昇させる要因としては、発電機制御用電力変換回路26が直流回路27の電圧を一定に制御しようとするからである。
この問題を回避するための従来技術として、例えば図7の制御回路のように、発電機制御用電力変換回路26のトルク指令値にリミットを設ける機能を持たせる技術がある。
図7は、図5の直流回路27の直流電圧一定制御を行う、発電機制御用電力変換回路の制御回路の一例を示している。図7において41は、発電機24の速度より求めた発電機の位相に同期した直流電圧指令から、直流回路27の電圧を検出した直流電圧検出値を差し引く減算器である。
42は、減算器41の偏差出力を零として直流電圧を一定とするトルク指令値を生成する直流電圧一定制御部である。
43は、予め設定したトルクリミット設定値(固定値)によって、前記生成されたトルク指令値に対してリミット処理を施す(トルク指令値がトルクリミット設定値以下になるように制限する)トルクリミット処理部である。
44は、前記リミット処理後のトルク指令値にトルク−電流変換係数を乗じて電流指令を出力する乗算器である。
45は、前記出力された電流指令から電流制御用の制御指令を生成して発電機制御用電力変換回路26に送出する電流制御部である。
図5の水力発電システムの自立運転時において、発電機制御用電力変換回路26のトルク指令値に対するトルクリミット機能が無い場合か、または図7のトルクリミット設定値(固定値)が適正でない場合、例えば図8に示すフローに沿ってシステムの運転継続が困難になる。
図8において、まずステップS1では自立運転負荷31が増加し、この増えた負荷に電力を供給するため水力発電システムの最大電力を超えると、水車21は減速する(ステップS2)。
次にステップS3では、直流回路27の電圧が低下するので、発電機制御用電力変換回路26は発電機24の回生トルクを増やすように動作し(ステップS4)、その回生トルクにより、さらに水車21の速度が減速する(ステップS5)。
次にステップS6では水車21の減速にしたがって出力が低下し、ステップS7において、より大きな回生トルクを発生させてしまい、その水量で水車21が発生可能なトルクを超え、その結果水車21が水の流れとは逆方向に回転してしまい、運転の継続が困難になる(ステップS8)。
また、他の水力発電システムのトルクリミット処理に関する先行技術としては例えば特許文献1がある。この特許文献1では、発電機の回生トルクリミットをシステムの最大電力と発電機の速度から演算している。
図9は、図7と同様に、発電機制御用電力変換回路26のトルク指令値にリミットを設ける機能を持たせた制御回路のブロック図であり、図7と同一部分は同一符号をもって示している。
図9において、46は、水車21の回転数を検出した回転数nに、機械角への変換係数(2π/60)を乗算する乗算器である。47は、システムの最大電力(Pmax)を乗算器46の出力(n・(2π/60))で除して、システムの最大電力に応じたトルクリミット設定値(固定値)を求める割算器である。
トルクリミット処理部43は、割算器47で求められたトルクリミット設定値(固定値)によって、直流電圧一定制御部42で生成されたトルク指令値に対してリミット処理を施す(トルク指令値がトルクリミット設定値以下になるように制限する)。
上記構成により、トルクリミット値をシステムの最大出力と発電機の速度に応じて設定することができる。
特開2015−70633号公報
図7のトルクリミット処理部43におけるトルクリミット設定値は固定値である。また、図9(特許文献1)の割算器47で求められるトルクリミット値は、システムの最大出力と発電機の速度のみによって設定される。
図7および図9(特許文献1)の制御回路では、共に水量を検出してのトルクリミットの設定は行わない。そのため、自立運転時に水量の変化が生じた際に、図6に示す低速度領域での運転が発生し、水車21の意図しない方向への回転に起因して水力発電システムが不安定な運転状態(システムの非常停止を含む)となって、自立運転負荷31に正常な給電を行えなくなってしまう恐れがある。
また特許文献1では、検出した発電機速度とシステムの最大出力からトルクリミットを演算する必要があり、トルクリミットの演算に要する処理時間の増加および複雑化が生じてしまう。
本発明は、上記課題を解決するものであり、その目的は、水力発電システムの自立運転時に、負荷や水量が変化した際に安定に運転を継続することができる水力発電システムおよびその制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するための請求項1に記載の水力発電システムは、水流により回転駆動される水車と、軸によって前記水車と接続された発電機と、前記発電機の出力電力を直流電力に変換する発電機制御用電力変換回路と、前記発電機制御用電力変換回路の直流電力を交流電力に変換する系統連系用電力変換回路と、前記系統連系用電力変換回路の交流出力側に各々接続された負荷および系統と、を備え、前記系統連系用電力変換回路と系統の接続を絶って、系統連系用電力変換回路の交流電力を前記負荷に供給する自立運転機能を有した水力発電システムにおいて、
前記水車の速度−トルク特性から得られた最大出力を発生させるトルク値のデータが、前記水流を検出した水量毎にトルクリミット値として保存されたトルクリミットデータ保存部と、
前記発電機制御用電力変換回路を制御する発電機制御用制御システムと、を備え、
前記発電機制御用制御システムは、
前記発電機制御用電力変換回路および系統連系用電力変換回路を結ぶ直流回路の直流電圧を検出した直流電圧検出値が、前記発電機の速度から求めた発電機の位相に同期した直流電圧指令となるように一定制御するためのトルク指令値を生成するトルク指令生成部と、
前記自立運転動作時に、前記水流を検出した水量に対応するトルクリミット値を前記トルクリミットデータ保存部から抽出し、該抽出されたトルクリミット値を用いて、前記トルク指令生成部で生成されたトルク指令値にリミット処理を施すトルクリミット処理部と、
前記トルクリミット処理部によるリミット処理後のトルク指令値を電流指令値に変換して電流制御用の制御指令を生成する電流制御部と、を有し、
前記生成された制御指令によって前記発電機制御用電力変換回路を制御することを特徴としている。
また、請求項3に記載の水力発電システムの制御方法は、水流により回転駆動される水車と、軸によって前記水車と接続された発電機と、前記発電機の出力電力を直流電力に変換する発電機制御用電力変換回路と、前記発電機制御用電力変換回路の直流電力を交流電力に変換する系統連系用電力変換回路と、前記系統連系用電力変換回路の交流出力側に各々接続された負荷および系統と、を備え、前記系統連系用電力変換回路と系統の接続を絶って、系統連系用電力変換回路の交流電力を前記負荷に供給する自立運転機能を有した水力発電システムの制御方法であって、
トルクリミットデータ保存部が、前記水車の速度−トルク特性から得られた最大出力を発生させるトルク値のデータを、前記水流を検出した水量毎にトルクリミット値として保存するトルクリミットデータ保存ステップと、
前記発電機制御用電力変換回路を制御する発電機制御用制御システムのトルク指令生成部が、発電機制御用電力変換回路および系統連系用電力変換回路を結ぶ直流回路の直流電圧を検出した直流電圧検出値が、前記発電機の速度から求めた発電機の位相に同期した直流電圧指令となるように一定制御するためのトルク指令値を生成するトルク指令生成ステップと、
前記発電機制御用制御システムのトルクリミット処理部が、前記自立運転動作時に、前記水流を検出した水量に対応するトルクリミット値を前記トルクリミットデータ保存部から抽出し、該抽出されたトルクリミット値を用いて、前記トルク指令生成部で生成されたトルク指令値にリミット処理を施すトルクリミット処理ステップと、
前記発電機制御用制御システムの電流制御部が、前記トルクリミット処理部によるリミット処理後のトルク指令値を電流指令値に変換して電流制御用の制御指令を生成するステップと、を備え、
前記生成された制御指令によって前記発電機制御用電力変換回路を制御することを特徴としている。
上記構成によれば、水力発電システムの自立運転動作中は、水量に応じて、最大出力を発生させるトルク値データがトルクリミット値として決定され、このトルクリミット値によって、直流電圧を一定に制御するためのトルク指令値が制限される。
このため、自立運転時の負荷が増大して水力発電システムの発電可能な電力を上回った場合でも過大な回生トルクは発生せず、水力発電システムの最大電力で運転を継続することができる。また、水量毎のトルクリミット値はトルクリミットデータ保存部に保存されているため、トルクリミット値の演算に要する処理時間は短い。
また、請求項2に記載の水力発電システムは、請求項1において、前記負荷に接続された補助電源システムを備え、
前記発電機制御用制御システムは、
前記トルク指令生成部で生成されたトルク指令値が、自立運転動作時にトルクリミットデータ保存部から抽出されたトルクリミット値の近傍になったか否かを判定するリミット近傍判定部と、
前記リミット近傍判定部によって、前記トルク指令値がトルクリミット値の近傍になったと判定されたときに、前記補助電源システムの運転を開始させ、発電機制御用電力変換回路から系統連系用電力変換回路を介して負荷に供給される電力と、前記補助電源システムから負荷に供給される電力の合計電力が、前記発電機制御用電力変換回路から系統連系用電力変換回路を介して負荷に出力できる最大電力に基づいて設定した補助電源停止レベル以下であるか否かを判定し、前記合計電力が前記補助電源停止レベル以下であるときに、前記補助電源システムの運転を停止させる補助電源システム運転制御部と、を有していることを特徴とする。
また、請求項4に記載の水力発電システムの制御方法は、請求項3において、前記負荷に接続された補助電源システムを備え、
前記発電機制御用制御システムのリミット近傍判定部が、前記トルク指令生成部で生成されたトルク指令値が、自立運転動作時にトルクリミットデータ保存部から抽出されたトルクリミット値の近傍になったか否かを判定するリミット近傍判定ステップと、
前記発電機制御用制御システムの補助電源システム運転制御部が、前記リミット近傍判定部によって、前記トルク指令値がトルクリミット値の近傍になったと判定されたときに、前記補助電源システムの運転を開始させるステップと、
前記発電機制御用制御システムの補助電源システム運転制御部が、発電機制御用電力変換回路から系統連系用電力変換回路を介して負荷に供給される電力と、前記補助電源システムから負荷に供給される電力の合計電力が、前記発電機制御用電力変換回路から系統連系用電力変換回路を介して負荷に出力できる最大電力に基づいて設定した補助電源停止レベル以下であるか否かを判定するステップと、
前記発電機制御用制御システムの補助電源システム運転制御部が、前記合計電力が前記補助電源停止レベル以下であるときに、前記補助電源システムの運転を停止させるステップと、
を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、水力発電システムの発電量だけでは自立運転動作時の負荷への給電が不足する場合、補助電源システムを運転させて自立運転時の負荷への電力を確保することができる。この際、水力発電システムは最大電力で運転することができるため、補助電源システムの発電量は少なくて済む。
(1)請求項1〜4に記載の発明によれば、自立運転時の負荷が増大して水力発電システムの発電可能な電力を上回った場合でも過大な回生トルクは発生せず、水力発電システムの最大電力で運転を継続することができる。また、水量毎のトルクリミット値はトルクリミットデータ保存部に保存されているため、トルクリミット値の演算に要する処理時間は短い。
(2)請求項2、4に記載の発明によれば、水力発電システムの発電量だけでは自立運転動作時の負荷への給電が不足する場合、補助電源システムを運転させて自立運転時の負荷への電力を確保することができる。
これによって、自立運転動作時の負荷に安定した電力を供給することができる。
本発明の一実施形態例の全体構成図。 図1の要部構成図。 本発明の一実施形態例における自立運転動作時のフローチャート。 水車の回転速度−トルク特性カーブにおける、各水量の最大トルク値を示す説明図。 従来の水力発電システムの一例を示す全体構成図。 水車の回転速度−出力およびトルク特性カーブにおける、低速度域の出力低下を示す説明図。 図5のシステムの要部の一例を示す構成図。 従来の水力発電システムの自立運転時に水力発電システムの運転継続が困難になるまでの過程を示すフローチャート。 図5のシステムの要部の他の例を示す構成図。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明するが、本発明は下記の実施形態例に限定されるものではない。
図1に本実施形態例の水力発電システムを示す。図1の水力発電システムの基本構成は図5と同様であり、図5と同一部分は同一符号をもって示している。図1では、図5のガバナ22、カップリング23、発電機側開閉器25、LCRフィルタ29、系統トランス33、上位コントローラ37は図示省略している。
尚、以降の説明では、簡略化のため、発電機24、発電機制御用電力変換回路26、系統連系用電力変換回路28の発生損失は無視して説明する。
図1において、51は水車21に流れる水量を計測する水量検出手段である。52は、水車21の回転速度−トルク特性から得られた最大出力を発生させるトルク値のデータが、前記水量毎にトルクリミット値として保存されたトルクリミット保存手段(本発明のトルクリミットデータ保存部)である。
このトルクリミット保存手段52に保存されるトルクリミット値は、水量毎の水力発電システムの最大出力を発生する際に生じる発電機24の回生トルクであり、オフラインにおける水車21の試験で水量毎の最大出力となるトルク値を予め計測しておき、そのトルク値を水量毎に保存しておくものである。
例えば図4では、3種類の水量における速度−トルクの特性線(破線)を各々表しているが、各水量における黒丸で示す最大トルク値がトルクリミット値として保存されるものである。
53は、水量検出手段51で検出された水量に応じたトルクリミット値を呼び出すトルクリミット呼び出し手段である。
54は、水車21(原動機)と軸で接続された発電機24の回転速度を検出あるいは推定する速度検出手段である。
直流回路27に接続されたダイナミックブレーキ用素子35およびダイナミックブレーキ用抵抗36によってダイナミックブレーキ回路55を構成している。
56は、系統連系用電力変換回路28へ出力電圧制御指令を与える系統連系用制御システムである。
60は、本水力発電システムとは別個に所内に設けられた補助電源システムであり、補助電源側開閉器61を介して自立運転負荷(所内負荷)31に接続されている。この補助電源システム60は例えばインバータ装置を備え、交流電力を出力するものである。
100は、トルクリミット呼び出し手段53により呼び出されたトルクリミット値、速度検出手段54からの発電機の速度検出信号、直流回路27の電圧を図示省略の電圧検出器により検出した直流電圧検出信号等を入力とし、発電機制御用電力変換回路26への制御指令、補助電源システム60への運転指令、停止指令を各々生成して出力する発電機制御用制御システムである。
この発電機制御用制御システム100は、直流回路27の電圧を一定とする制御ブロックを有し、さらに、
前記トルクリミット呼び出し手段53で呼び出された、水量に応じたトルクリミット値を前記制御ブロックのトルクリミット値として使用するための手段10と、
前記制御ブロックのトルク指令が、前記呼び出されたトルクリミット値の近傍になったことを判定するための手段11と、
前記手段11の判定結果が正であるときに補助電源システム60へ運転開始指令を送信するための手段13と、
本水力発電システムおよび補助電源システム60の合計発電電力が、本水力発電システムが発電可能な電力から導出した補助電源停止レベル以下の発電量であることを判定するための手段14と、
前記手段14の判定結果が正であるときに補助電源システム60の運転を停止するための手段15とを有しており、例えば図2のように構成されている。
図2において、図7、図9と同一部分は同一符号をもって示している。減算器41では、速度検出手段54より送られてきた発電機24の速度検出信号に基づいて求めた、発電機24の位相に同期した直流電圧指令から、直流回路27の電圧を検出した直流電圧検出信号が差し引かれる。
直流電圧一定制御部42では、減算器41の偏差が零となるように直流電圧一定制御がなされ、トルク指令値が生成される。したがって本実施形態例では、減算器41および直流電圧一定制御部42により本発明のトルク指令生成部を構成している。
71は、水量毎のトルクリミット値保存領域であり、前述した「トルクリミット呼び出し手段53で呼び出された、計測した水量に応じたトルクリミット値を制御ブロックのトルクリミット値として使用するための手段10」により構築されたデータ保存領域である。前記手段10は、計測された水量に応じたトルクリミット値をトルクリミット値保存領域71から抽出する。
72は、トルクリミット値保存領域71から抽出されたトルクリミット値によって、前記生成されたトルク指令値に対してリミット処理を施す(トルク指令値がトルクリミット値以下になるように制限する)トルクリミット処理部である。
したがって本実施形態例では、「トルクリミット呼び出し手段53で呼び出された、計測した水量に応じたトルクリミット値を制御ブロックのトルクリミット値として使用するための手段10」とトルクリミット処理部72によって、本発明のトルクリミット処理部を構成している。
44は、前記リミット処理後のトルク指令値にトルク−電流変換係数を乗じて電流指令を出力する乗算器である。
45は、前記出力された電流指令から電流制御用の制御指令を生成して発電機制御用電力変換回路26に送出する電流制御部である。
したがって本実施形態例では、乗算器44および電流制御部45によって、本発明の電流制御部を構成している。
73はリミット近傍判定部であり、前述した「制御ブロックのトルク指令が、前記呼び出されたトルクリミット値(本実施形態例ではトルクリミット値保存領域71から抽出されたトルクリミット値)の近傍になったことを判定するための手段11」の機能を実行する。
74は、リミット近傍判定部73の判定結果および後述する補助電源停止レベルに基づいて、前述した手段13、手段14、手段15の各機能を実行して、補助電源システム60の運転開始、運転停止を制御する補助電源システム運転制御部である。
前記補助電源システム運転制御部74の「手段13」は、リミット近傍判定部73の判定結果が正であるとき、すなわち前記トルク指令値(発電機24の回生トルクに対応した値)がトルクリミット値近傍になったと判定された場合に、補助電源システム60の運転を開始させる(補助電源システム60に運転開始指令を出力する)。
前記補助電源システム運転制御部74の「手段14」は、水力発電システムの発電量、すなわち発電機制御用電力変換回路26から直流回路27、系統連系用電力変換回路28および自立運転負荷側開閉器30を介して自立運転負荷31に供給される電力と、補助電源システム60の発電量、すなわち補助電源システム60から補助電源側開閉器61を介して自立運転負荷21に供給される電力の合計発電量が、発電機制御用電力変換回路26から自立運転負荷31に供給できる最大電力(水力発電システムのみで発電可能な最大電力量)に基づいて設定した補助電源停止レベル以下であるか否かを判定する。
前記補助電源システム運転制御部74の「手段15」は、前記手段14の判定結果が正であるとき、すなわち前記合計発電量(合計電力)が補助電源停止レベル以下であると判定された場合に前記補助電源システム60の運転を停止させる(補助電源システム60に運転停止指令を出力する)。
尚、前記補助電源停止レベルは、各水量における水力発電システムの出力可能な最大電力に設定しておくものであり、この最大電力はオフラインにおける水力発電システムの試験での計測より求める。
さらに前記補助電源停止レベル以下であるか否かを判定する手段14に、自立運転負荷31の電力と水量を計測する機能を設ければ、水量より水力発電システムが出力可能な最大電力が分かるため、前記出力可能な最大電力の設定を行わなくても前記手段14での判定が可能となる。
次に上記のように構成されたシステムの自立運転時の動作を図3に示すフローチャートとともに述べる。まず自立運転動作時は、系統側開閉器32は開状態、自立運転負荷側開閉器30および補助電源側開閉器61は閉状態、補助電源システム60は運転停止状態とされ、発電機24の発電電力が発電機制御用電力変換回路26、直流回路27、系統連系用電力変換回路28および自立運転負荷側開閉器30を介して自立運転負荷31に供給されている。
ステップS11では、水量検出手段51で検出された水量に応じて直流回路27の直流電圧一定制御ブロックにおけるトルクリミット値が決定される(トルクリミット呼び出し手段53により呼び出され、前記手段10により構築されたトルクリミット値保存領域71から、検出水量に応じたトルクリミット値が抽出される)。
自立運転負荷31が増加していくとき、発電機制御用電力変換回路26は発電機24の回生トルクを増加させて自立運転負荷31に給電する電力を増加させる必要がある。
自立運転負荷31が水力発電システムの発電可能な電力を上回った場合には、図6に示す低速度域に入るような過大な回生トルクを発生させようとするが、トルクリミット処理部72において上記トルクリミット値により、発電機24の発電量は、水量に応じた水力発電システムの最大電力で発電する回生トルク値で制限される。
また、自立運転負荷31が水力発電システムの最大電力を上回った場合においては、リミット処理後のトルク指令値はトルクリミット値保存領域71から抽出されたトルクリミット値となる。これにより、トルクリミット値保存領域71に保存されている水量毎のトルクリミット値が例えば図4の黒丸点の最大トルク値であれば、水車21はこの黒丸点の位置の速度とトルクで運転される。
そのため、水力発電システムは、自立運転負荷31が水力発電システムの最大電力を上回った場合においても、回生トルクが大となって水車21が減速することなく、水力発電システムの最大電力で運転することが可能であり、且つ、発電機24の過大な回生トルクにより原動機(水車21)が水の流れとは逆に回転することを防止することができる。
また、自立運転負荷31が大きくなり、水力発電システムの発電量だけでは自立運転負荷31に給電する電力が不足する場合には、所内に本システム以外に設けた補助電源システム60を運転させることで自立運転負荷31への電力を確保する。
すなわち、リミット近傍判定部73(手段11)が行うリミット近傍判定処理(ステップS12)において、直流電圧一定制御部42から出力されるトルク指令値(発電機24の回生トルクに対応した値)が、トルクリミット値保存領域71から抽出したトルクリミット値の近傍になったと判定されたら(判定結果がYES;正の場合)、ステップS13において、補助電源システム運転制御部74(手段13)が補助電源システム60に運転開始指令を出力する。
ステップS12の判定結果がNOの場合は補助電源システム60の運転待ち状態が継続される。
補助電源システム運転制御部74(手段14)は、ステップS14において水力発電システムおよび補助電源システム60の合計発電量が、補助電源システム停止レベル(水力発電システムのみで発電可能な最大電力量)以下の電力であるか否かの判定を行う。
水力発電システムおよび補助電源システム60の並列運転中に自立運転負荷31が減少し、ステップS14の判定結果がYES(正)となったら、水力発電システムのみで自立運転負荷31へ電力供給がまかなえると判断し、ステップS15において補助電源システム運転制御部74(手段15)が補助電源システム60に運転停止指令を出力する。ステップS14の判定結果がNOの場合は、水力発電システムおよび補助電源システム60の並列運転が継続される。
以上のように本実施形態例によれば、水車(原動機)を回転させる水量を計測し、水量にあわせたトルクリミットを設定することにより、系統解列時における自立運転動作時に、自立運転負荷が水力発電システムの発電可能な電力を上回った場合においても、水車が逆回転することなく、且つ水力発電システムが発電可能な最大電力で運転することが可能である。
また、自立運転負荷が水力発電システムで発電可能な電力を上回る恐れがある場合に、補助電源システムを併用することによって、自立運転負荷に安定した電力を給電することができる。
これにより、水車の意図しない方向への回転による水力発電システムの非常停止(すなわち自立運転負荷への給電停止)を防止することができ、さらには水力発電システムが最大電力で運転することにより、補助電源システムでの発電量を少なくすることができる。
また、水量に応じたトルクリミット値を予め設定しておくため、特許文献1と比較して、トルクリミットの演算処理を容易に行える利点を持つ。
尚、図1では、水量検出手段51、トルクリミット保存手段52、トルクリミット呼び出し手段53、速度検出手段54を、発電機制御用制御システム100の外部に設けているが、これに限らず前記手段51〜54の一部又は全部を発電機制御用制御システム100内に設けるように構成しても良い。
21…水車
22…ガバナ
23…カップリング
24…発電機
25…発電機側開閉器
26…発電機制御用電力変換回路
27…直流回路
28…系統連系用電力変換回路
29…LCRフィルタ
30…自立運転負荷側開閉器
31…自立運転負荷
32…系統側開閉器
33…系統トランス
34…系統
35…ダイナミックブレーキ用素子
36…ダイナミックブレーキ用抵抗
37…上位コントローラ
41…減算器
42…直流電圧一定制御部
44…乗算器
45…電流制御部
51…水量検出手段
52…トルクリミット保存手段
53…トルクリミット呼び出し手段
54…速度検出手段
55…ダイナミックブレーキ回路
56…系統連系用制御システム
60…補助電源システム
61…補助電源側開閉器
71…トルクリミット値保存領域
72…トルクリミット処理部
73…リミット近傍判定部
74…補助電源システム運転制御部
100…発電機制御用制御システム

Claims (4)

  1. 水流により回転駆動される水車と、軸によって前記水車と接続された発電機と、前記発電機の出力電力を直流電力に変換する発電機制御用電力変換回路と、前記発電機制御用電力変換回路の直流電力を交流電力に変換する系統連系用電力変換回路と、前記系統連系用電力変換回路の交流出力側に各々接続された負荷および系統と、を備え、前記系統連系用電力変換回路と系統の接続を絶って、系統連系用電力変換回路の交流電力を前記負荷に供給する自立運転機能を有した水力発電システムにおいて、
    前記水車の速度−トルク特性から得られた最大出力を発生させるトルク値のデータが、前記水流を検出した水量毎にトルクリミット値として保存されたトルクリミットデータ保存部と、
    前記発電機制御用電力変換回路を制御する発電機制御用制御システムと、を備え、
    前記発電機制御用制御システムは、
    前記発電機制御用電力変換回路および系統連系用電力変換回路を結ぶ直流回路の直流電圧を検出した直流電圧検出値が、前記発電機の速度から求めた発電機の位相に同期した直流電圧指令となるように一定制御するためのトルク指令値を生成するトルク指令生成部と、
    前記自立運転動作時に、前記水流を検出した水量に対応するトルクリミット値を前記トルクリミットデータ保存部から抽出し、該抽出されたトルクリミット値を用いて、前記トルク指令生成部で生成されたトルク指令値にリミット処理を施すトルクリミット処理部と、
    前記トルクリミット処理部によるリミット処理後のトルク指令値を電流指令値に変換して電流制御用の制御指令を生成する電流制御部と、を有し、
    前記生成された制御指令によって前記発電機制御用電力変換回路を制御することを特徴とする水力発電システム。
  2. 前記負荷に接続された補助電源システムを備え、
    前記発電機制御用制御システムは、
    前記トルク指令生成部で生成されたトルク指令値が、自立運転動作時にトルクリミットデータ保存部から抽出されたトルクリミット値の近傍になったか否かを判定するリミット近傍判定部と、
    前記リミット近傍判定部によって、前記トルク指令値がトルクリミット値の近傍になったと判定されたときに、前記補助電源システムの運転を開始させ、発電機制御用電力変換回路から系統連系用電力変換回路を介して負荷に供給される電力と、前記補助電源システムから負荷に供給される電力の合計電力が、前記発電機制御用電力変換回路から系統連系用電力変換回路を介して負荷に出力できる最大電力に基づいて設定した補助電源停止レベル以下であるか否かを判定し、前記合計電力が前記補助電源停止レベル以下であるときに、前記補助電源システムの運転を停止させる補助電源システム運転制御部と、を有していることを特徴とする請求項1に記載の水力発電システム。
  3. 水流により回転駆動される水車と、軸によって前記水車と接続された発電機と、前記発電機の出力電力を直流電力に変換する発電機制御用電力変換回路と、前記発電機制御用電力変換回路の直流電力を交流電力に変換する系統連系用電力変換回路と、前記系統連系用電力変換回路の交流出力側に各々接続された負荷および系統と、を備え、前記系統連系用電力変換回路と系統の接続を絶って、系統連系用電力変換回路の交流電力を前記負荷に供給する自立運転機能を有した水力発電システムの制御方法であって、
    トルクリミットデータ保存部が、前記水車の速度−トルク特性から得られた最大出力を発生させるトルク値のデータを、前記水流を検出した水量毎にトルクリミット値として保存するトルクリミットデータ保存ステップと、
    前記発電機制御用電力変換回路を制御する発電機制御用制御システムのトルク指令生成部が、発電機制御用電力変換回路および系統連系用電力変換回路を結ぶ直流回路の直流電圧を検出した直流電圧検出値が、前記発電機の速度から求めた発電機の位相に同期した直流電圧指令となるように一定制御するためのトルク指令値を生成するトルク指令生成ステップと、
    前記発電機制御用制御システムのトルクリミット処理部が、前記自立運転動作時に、前記水流を検出した水量に対応するトルクリミット値を前記トルクリミットデータ保存部から抽出し、該抽出されたトルクリミット値を用いて、前記トルク指令生成部で生成されたトルク指令値にリミット処理を施すトルクリミット処理ステップと、
    前記発電機制御用制御システムの電流制御部が、前記トルクリミット処理部によるリミット処理後のトルク指令値を電流指令値に変換して電流制御用の制御指令を生成するステップと、を備え、
    前記生成された制御指令によって前記発電機制御用電力変換回路を制御することを特徴とする水力発電システムの制御方法。
  4. 前記負荷に接続された補助電源システムを備え、
    前記発電機制御用制御システムのリミット近傍判定部が、前記トルク指令生成部で生成されたトルク指令値が、自立運転動作時にトルクリミットデータ保存部から抽出されたトルクリミット値の近傍になったか否かを判定するリミット近傍判定ステップと、
    前記発電機制御用制御システムの補助電源システム運転制御部が、前記リミット近傍判定部によって、前記トルク指令値がトルクリミット値の近傍になったと判定されたときに、前記補助電源システムの運転を開始させるステップと、
    前記発電機制御用制御システムの補助電源システム運転制御部が、発電機制御用電力変換回路から系統連系用電力変換回路を介して負荷に供給される電力と、前記補助電源システムから負荷に供給される電力の合計電力が、前記発電機制御用電力変換回路から系統連系用電力変換回路を介して負荷に出力できる最大電力に基づいて設定した補助電源停止レベル以下であるか否かを判定するステップと、
    前記発電機制御用制御システムの補助電源システム運転制御部が、前記合計電力が前記補助電源停止レベル以下であるときに、前記補助電源システムの運転を停止させるステップと、
    を備えたことを特徴とする請求項3に記載の水力発電システムの制御方法。
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