JP2008054467A - 電力変換装置 - Google Patents

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Toshiaki Oka
利明 岡
Takuji Shimoura
拓二 下浦
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Abstract

【課題】同期速度を越えて運転することが可能であり、また電動機軸に速度検出器を設けることなく同期速度近辺であっても電動機の速度検出が可能な電力変換装置を提供する。
【解決手段】交流電源2に接続された巻線型誘導電動機1の2次巻線に直列インピーダンス3Aを介して接続されたコンバータ4と、直流を平滑するコンデンサ5と、直流部と交流電源2との間に設けられたインバータ6と、巻線型誘導電動機1の2次周波数検出手段と、巻線型誘導電前動機1の1次周波数と2次周波数から回転速度を検出する速度検出手段と、巻線型誘導電動機1の2次電流検出手段と、インバータ6の1次電流検出手段と、コンバータ4の有効電力を調整して速度制御を行うコンバータ制御手段と、インバータ6の有効電流を調整して、直流電圧が所定値となるように電圧制御を行なうインバータ制御手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ポンプやファンなどを負荷とする巻線形誘導電動機を可変速駆動するための電力変換装置に関する。
巻線形誘導電動機の2次電力を調整して電動機の速度制御を行うものとして、2次回路の交流電力をダイオードコンバータで整流して直流電力に変換し、この直流電力をサイリスタ変換器等のインバータにより交流電源に回生する所謂静止セルビウス装置や、2次回路の交流電力をダイオードコンバータ整流し、このダイオードコンバータの出力である直流電圧を昇圧チョッパで昇圧した後にインバータにより交流電源に回生する装置などが知られている。
近年、後者の装置に更に改良を加え、巻線形誘導電動機に速度制御用のセンサを取り付けることなく速度制御を可能とする技術が提案されている(例えば特許文献1参照。)。
特開2001−238478号公報(第2−3頁、図1)
特許文献1に示された手法によれば、巻線形誘導電動機の2次側の交流電力をダイオードコンバータで整流したあと昇圧チョッパで昇圧し、インバータによって交流電源に回生する構成となっているので、電力の流れが一方向となる。このため、巻線形誘導電動機は同期速度を越えて運転することができないという問題があった。また、巻線形誘導電動機の1次周波数と2次回路の周波数との差を巻線形誘導電動機の回転速度として検出しているが、この周波数の差をそのまま回転周波数検出回路の入力としているため、すべり周波数が小さい同期速度近辺では2次側に発生する電圧が小さくなることに起因して、2次回路の周波数の検出が困難になるという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたもので、同期速度を越えて運転することが可能であり、また電動機軸に速度検出器を設けることなく同期速度近辺であっても電動機の速度検出が可能な電力変換装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の第1の発明である電力変換装置は、交流電源によって駆動される巻線型誘導電動機の2次巻線に直列インピーダンスを介して接続されたコンバータと、このコンバータの直流出力を平滑するコンデンサと、前記コンバータの直流出力部と前記交流電源との間に設けられたインバータと、前記巻線型誘導電動機の2次回路の周波数を検出する2次周波数検出手段と、記巻線型誘導電前動機の1次回路の周波数を検出し、この1次周波数から前記2次周波数検出手段によって検出された2次周波数を減算して前記巻線型誘導電前動機の回転速度を検出する速度検出手段と、前記コンデンサに印加される直流電圧を検出する電圧検出手段と、前記巻線型誘導電動機の2次電流を検出して有効電流及び無効電流を出力する2次電流検出手段と、前記インバータの交流出力電流を検出して有効電流及び無効電流を出力する1次電流検出手段と、前記速度検出手段の出力が速度基準となるように速度制御して2次有効電流基準を発生する速度制御手段と、
前記2次電流検出手段から得られる有効電流が前記2次有効電流基準となるように電流制御し、その出力で前記コンバータを構成する自己消弧型素子をPWM制御するコンバータ制御手段と、前記電圧検出手段の出力が所定値となるように電圧制御して1次有効電流基準を発生する電圧制御手段と、前記1次電流検出手段から得られる有効電流が前記1次有効電流基準となるように電流制御し、その出力で前記インバータを構成する自己消弧型素子をPWM制御するインバータ制御手段とを具備する構成としている。
また、本発明の第2の発明である電力変換装置は、交流電源によって駆動される巻線型誘導電動機の2次巻線に直列インピーダンスを介して接続されたコンバータと、このコンバータの直流出力を平滑するコンデンサと、前記コンバータの直流出力部と前記交流電源との間に設けられたインバータと、前記巻線型誘導電動機の2次回路の周波数を検出する2次周波数検出手段と、記巻線型誘導電前動機の1次回路の周波数を検出し、この1次周波数から前記2次周波数検出手段によって検出された2次周波数を減算して前記巻線型誘導電前動機の回転速度を検出する速度検出手段と、前記コンデンサに印加される直流電圧を検出する電圧検出手段と、前記巻線型誘導電動機の2次電流を検出して有効電流及び無効電流を出力する2次電流検出手段と、前記第2のインバータの交流出力電流を検出して有効電流及び無効電流を出力する1次電流検出手段と、前記速度検出手段の出力が速度基準となるように速度制御して1次有効電流基準を発生する速度制御手段と、前記1次電流検出手段から得られる有効電流が前記1次有効電流基準となるように電流制御し、その出力で前記インバータを構成する自己消弧型素子をPWM制御するインバータ制御手段と、
前記電圧検出手段の出力が所定値となるように電圧制御して2次有効電流基準を発生する電圧制御手段と、前記2次電流検出手段から得られる有効電流が前記2次有効電流基準となるように電流制御し、その出力で前記コンバータを構成する自己消弧型素子をPWM制御するコンバータ制御手段とを具備する構成としている。
本発明によれば、同期速度を越えて運転することが可能であり、また電動機軸に速度検出器を設けることなく同期速度近辺であっても電動機の速度検出が可能な電力変換装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
以下、本発明の実施例1に係る電力変換装置について図1及び図2を参照して説明する。
図1は本発明の実施例1に係る電力変換装置の回路構成図である。
巻線型誘導電動機1は交流電源2からその1次巻線に電力が供給され、その2次巻線に誘起される2次電力は、リアクトル3A及び自己消弧型素子で構成されたコンバータ4を介して平滑コンデンサ5に供給される。平滑コンデンサ5の両端の直流電圧は自己消弧型素子で構成されたインバータ6によって交流電圧に変換される。そしてインバータ6の出力は、リアクトル3Bを介して交流電源2に回生される。
尚、以上の主回路構成において、起動用及びバックアップ運転用の2次抵抗及びその切替回路が付属される場合があるが、これらの図示を省略している。
コンバータ4及びインバータ6を夫々構成する自己消弧型素子は、制御回路9から与えられるゲート信号G2及びG1によって夫々オンオフ制御されている。
巻線型誘導電動機1の2次電圧V2u、V2v及びV2wは、電圧検出器7Aによって検出され制御回路9に与えられる。また、巻線型誘導電動機1の2次電流I2u、I2v及びI2wは、電流検出器8Aによって検出され制御回路9に与えられる。同様に、巻線型誘導電動機1の1次電圧V1u、V1v及びV1wは電圧検出器7Bによって、インバータの交流側電流I1u、I1v及びI1wは電流検出器8Bによって夫々検出されて制御回路9に与えられる。また、平滑コンデンサ5に印加される直流電圧Vdcは電圧検出器7Cによって検出され制御回路9に与えられる。制御回路9は上記で検出された各部の電圧、電流に基づいてコンバータ4及びインバータ6の夫々のゲート信号G2及びG1を生成する。
次に制御回路9の内部構成を説明する。図2は制御回路9の内部構成図である。
2次電圧V2u、V2v及びV2wは、電圧位相周波数検出器10Aに与えられ、電圧位相周波数検出器10Aは2次電圧振幅V2を出力する。また、1次電圧V1u、V1v及びV1wは、電圧位相周波数検出器10Bに与えられ、電圧位相周波数検出器10Bは1次電圧振幅V1、1次電圧位相θ1及び1次周波数f1を出力する。
2次電流I2u、I2v及びI2wは、後述する積分器19の出力として得られる2次電圧位相θ2を基準とし、3相dq変換器11Aにより2次電圧ベクトルと同相の2次有効電流Iq2と、2次電圧ベクトルと直交する2次無効電流Id2とに変換される。同様にインバータ6の交流側電流I1u、I1v及びI1wは、1次電圧位相θ1を用いて3相dq変換器11Bにより1次電圧ベクトルと同相の1次有効電流Iq1と、1次電圧ベクトルと直交する1次無効電流Id1とに変換される。
以下、コンバータ4用のゲート信号G2によって巻線型誘導電動機1を速度制御するための回路構成について説明する。
1次周波数f1から、後述する積分器19の入力である2次周波数f2を減算すると巻線型誘導電動機2の回転速度SPが得られる。この回転速度SPと速度基準SP*の偏差を速度制御器12に与える、速度制御器12はこの偏差がゼロになるようにその出力である2次有効電流基準Iq2*を調整する。この2次有効電流基準Iq2*は3相dq変換器11Aによって得られた2次有効電流Iq2と比較され、その偏差がゼロとなるように2次q軸電流制御器15A1によってその出力である2次有効電圧基準Vq2*を調整する。
電圧位相周波数検出器10Aが動作可能な電圧振幅の下限値を電圧下限値Vminとする。この電圧下限値Vminと電圧位相周波数検出器10Aの出力である2次電圧振幅V2との偏差をとり、下限リミッタ13によって、偏差が正になった場合にだけその偏差を2次電圧制御器14に入力する。2次電圧制御器14は、その出力である2次無効電流基準Id2*を調整し、2次電圧振幅V2が電圧下限値Vmin以下にならないように制御する。2次無効電流基準Id2*は、3相dq変換器11Aの出力である2次無効電流Id2と比較され、その偏差を2次d軸電流制御器15A2に入力する。2次d軸電流制御器15A2は、この偏差がゼロとなるように2次d軸電流制御器15A2の出力である2次無効電圧基準Vd2*を調整する。
2次有効電圧基準Vq2*及び2次無効電圧基準Vd2*は2軸3相変換器16Aの入力となり、この2軸3相変換器16Aによってこれらを3相の電圧基準Vu2*、Vv2*及びVw2*に変換してPWM制御回路17Aに与える。そしてPWM制御回路17Aはコンバータ4の入力電圧が3相の電圧基準Vu2*、Vv2*及びVw2*になるようなゲート信号G2を生成する。PWM制御回路17Aの内部構成はコンバータ4の回路方式、制御方式により様々である。このPWM制御の詳細は、例えばオーム社刊のパワーエレクトロニクス回路(2000年11月30日初版発行)の第5章「自励インバータ」などで解説されているので、ここではその説明を省略する。
次に2次周波数f2と2次電圧位相θ2を決定するための回路構成を説明する。
巻線型誘導電動機1の2次電圧振幅V2は、停止時の2次電圧振幅最大値をV2maxとすると、V2=S×V2maxとなる。ここで、Sはすべりである。従って、2次電圧振幅V2に演算ゲインG1=1/Vmaxを乗算して概略のすべりSを求める。このすべりSにすべり補正器20のすべり補正量Scmpを加算して2次周波数f2を求め、この2次周波数f2を積分器19で積分して2次電圧位相θ2を求める。すべり補正器20の入力には2次無効電圧基準Vd2*が与えられており、積分器19の出力である2次電圧位相θ2は3相dq変換器11Aの基準位相となっているので、すべり補正器20は2次無効電圧基準Vd2*がゼロとなるようにすべり補正量Scmpを調整する。
次に、インバータ6用のゲート信号G1によって直流電圧Vdcを所定値に制御する回路構成を説明する。
直流電圧Vdcと直流電圧基準Vdc*の偏差を電圧制御器18に与える。電圧制御器18はこの偏差がゼロになるようにその出力である1次有効電流基準Iq1*を調整する。1次有効電流基準Iq1*は前述した3相dq変換器11Bの出力である1次有効電流Iq1と比較され、その偏差は電流制御器15B1に与えられる。電流制御器15B1はこの偏差がゼロとなるようにその出力である1次有効電圧基準Vq2*を調整する。
1次無効電流基準Id1*は通常は0となるように設定し、3相dq変換器11Bの出力である1次無効電流Id1と比較する。この偏差がゼロとなるように電流制御器15B2はその出力である1次無効電圧基準Vd2*を調整する。
1次有効電圧基準Vq2*及び1次無効電圧基準Vd2*は2軸3相変換器16Bの入力となり、この2軸3相変換器16Bによってこれらを3相の電圧基準Vu1*、Vv1*及びVw1*に変換してPWM制御回路17Bに与える。そしてPWM制御回路17Bはインバータ6の入力電圧が3相の電圧基準Vu2*、Vv2*及びVw2*になるようなゲート信号G1を生成する。PWM制御回路17Bの内部構成についてもここでは説明を省略する。
以上の構成により、1次周波数と2次周波数の偏差を計算することにより電動機軸に速度センサを設けることなく巻線型誘導電動機1の回転速度を検出することが可能となる。このように検出した回転速度を用いてコンバータ4は、巻線型誘導電動機1が必要とする2次有効電流Iq2を調整することによって巻線型誘導電動機1の回転速度を制御することができる。
2次電圧が低下するような同期速度近辺では、無効電流Id2を積極的に流すことにより、無効電流Id2とリアトクル3Aのインピーダンスドロップにより2次電圧振幅V2を確立し、2次周波数f2を検出することが可能となる。また、下限値Vminを調整することにより同期速度を超えた運転が可能となる。同期速度を超えた運転を行なう場合は、2次回路の電力の流れが逆転し、コンバータ4はインバータとして動作し、インバータ6はコンバータとして動作する。
インバータ6は直流電圧Vdcが一定となるように制御するとともに、1次無効電流Id1が0になるように制御しているため、インバータ6の力率を1にすることができ、電源力率の良い電力変換装置を提供することが可能となる。
ここで、すべり補正量Scmpの演算に電流制御器15A2の出力である2次電圧基準Vd2*を使用したが、電圧位相周波数検出器10Aから2次電圧位相量を出力するようにしてこの2次電圧位相量を用いることもできる。また、2次無効電力量(Vq2×Id2−Vd2×Iq2)等を制御することによっても同様に求めることができる。
また、巻線型誘導電動機1の2次巻線とコンバータ4間に挿入したリアクトル3Aを、抵抗等の受動素子に置き換えても電圧降下分による電圧検出について同様の効果が得られる。更に、すべりSの検出についても、電圧位相周波数検出器10Aから2次周波数を出力するようにしてこの2次周波数を用いて検出しても良い。
図3は本発明の実施例2に係る電力変換装置の回路構成図である。この実施例2の各部について、図1の実施例1に係る電力変換装置の回路構成図の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明は省略する。この実施例2が実施例1と異なる点は、図2におけるコンバータ4を制御するための速度制御器12とインバータ6を制御するための電圧制御器18を入れ替え、コンバータ4側で直流電圧基準Vdc*と直流電圧Vdcの突合せによる電圧制御を電圧制御器18Aを使用して行うようにし、インバータ6側で速度基準SP*と回転速度SPの突合せによる速度制御を速度制御器12Aを使用して行うように構成した点である。
この実施例2ように、実施例1においてはコンバータ4側で速度制御を行い、インバータ6側で電圧制御を行っていたのを、逆にコンバータ4側で電圧制御を行い、インバータ側6で速度制御を行うようにしても実施例1と同一の効果が得られる。これは、コンバータ側、インバータ側共、自己消弧型素子を用いた自励インバータを用いているため、各々を独立して制御することが可能であるからである。
図4は本発明の実施例3に係る電力変換装置の回路構成図である。この実施例3の各部について、図1の実施例1に係る電力変換装置の回路構成図の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明は省略する。この実施例2が実施例1と異なる点は、下限リミッタ13に与える電圧下限値Vminと2次電圧振幅V2との偏差に代えて、2次周波数下限値f2minとすべりSとの偏差を与えるように構成した点である。
この実施例3のように、図2に示した2次電圧振幅V2が電圧下限値Vmin以下にならないようにId2*を制御する代わりに、すべりS即ち2次周波数f2が2次周波数下限値f2min以下にならないようにId2*を制御するようにしても実施例1と同様の効果を得ることができる。
尚、この実施例3は、インバータとコンバータの機能を入れ替えた実施例2の電力変換装置に適用しても良いことは明らかである。
本発明の実施例1に係る電力変換装置の回路構成図。 本発明の実施例1に係る電力変換装置の制御回路の内部構成図。 本発明の実施例2に係る電力変換装置の制御回路の内部構成図。 本発明の実施例3に係る電力変換装置の制御回路の内部構成図。
符号の説明
1 巻線形誘導電動機
2 交流電源
3A、3B リアクトル
4 コンバータ
5 平滑コンデンサ
6 インバータ
7A、7B、7C 電圧検出器
8A、8B 電流検出器
9 制御回路
10A、10B 電圧位相周波数検出器
11A、11B 3相dq変換器
12、12A 速度制御器
13 下限リミッタ
14 2次電圧制御器
15A、15B 電流制御器
16A、16B dq3相変換器
17A、17B PWM制御回路
18、18A 電圧制御器
19 積分器
20 すべり補正器

Claims (5)

  1. 交流電源によって駆動される巻線型誘導電動機の2次巻線に直列インピーダンスを介して接続されたコンバータと、
    このコンバータの直流出力を平滑するコンデンサと、
    前記コンバータの直流出力部と前記交流電源との間に設けられたインバータと、
    前記巻線型誘導電動機の2次回路の周波数を検出する2次周波数検出手段と、
    記巻線型誘導電前動機の1次回路の周波数を検出し、この1次周波数から前記2次周波数検出手段によって検出された2次周波数を減算して前記巻線型誘導電前動機の回転速度を検出する速度検出手段と、
    前記コンデンサに印加される直流電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記巻線型誘導電動機の2次電流を検出して有効電流及び無効電流を出力する2次電流検出手段と、
    前記インバータの交流出力電流を検出して有効電流及び無効電流を出力する1次電流検出手段と、
    前記速度検出手段の出力が速度基準となるように速度制御して2次有効電流基準を発生する速度制御手段と、
    前記2次電流検出手段から得られる有効電流が前記2次有効電流基準となるように電流制御し、その出力で前記コンバータを構成する自己消弧型素子をPWM制御するコンバータ制御手段と、
    前記電圧検出手段の出力が所定値となるように電圧制御して1次有効電流基準を発生する電圧制御手段と、
    前記1次電流検出手段から得られる有効電流が前記1次有効電流基準となるように電流制御し、その出力で前記インバータを構成する自己消弧型素子をPWM制御するインバータ制御手段と
    を具備して成る電力変換装置。
  2. 交流電源によって駆動される巻線型誘導電動機の2次巻線に直列インピーダンスを介して接続されたコンバータと、
    このコンバータの直流出力を平滑するコンデンサと、
    前記コンバータの直流出力部と前記交流電源との間に設けられたインバータと、
    前記巻線型誘導電動機の2次回路の周波数を検出する2次周波数検出手段と、
    記巻線型誘導電前動機の1次回路の周波数を検出し、この1次周波数から前記2次周波数検出手段によって検出された2次周波数を減算して前記巻線型誘導電前動機の回転速度を検出する速度検出手段と、
    前記コンデンサに印加される直流電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記巻線型誘導電動機の2次電流を検出して有効電流及び無効電流を出力する2次電流検出手段と、
    前記第2のインバータの交流出力電流を検出して有効電流及び無効電流を出力する1次電流検出手段と、
    前記速度検出手段の出力が速度基準となるように速度制御して1次有効電流基準を発生する速度制御手段と、
    前記1次電流検出手段から得られる有効電流が前記1次有効電流基準となるように電流制御し、その出力で前記インバータを構成する自己消弧型素子をPWM制御するインバータ制御手段と、
    前記電圧検出手段の出力が所定値となるように電圧制御して2次有効電流基準を発生する電圧制御手段と、
    前記2次電流検出手段から得られる有効電流が前記2次有効電流基準となるように電流制御し、その出力で前記コンバータを構成する自己消弧型素子をPWM制御するコンバータ制御手段と
    を具備して成る電力変換装置。
  3. 前記2次電流検出手段における前記無効電流は、前記巻線型誘導電動機の2次電流を基準位相によって2軸変換して得るようにし、
    前記2次周波数検出手段における2次周波数は、
    前記巻線型誘導電動機の2次電圧から求めたすべり周波数に、前記コンバータ制御手段における無効電圧基準を増幅して得たすべり補正量を加算して得るようにし、
    前記コンバータ制御手段は、
    前期2次周波数を積分して前記基準位相を得ることによって、前記無効電圧基準がゼロになるようにすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記巻線型誘導電動機の2次電圧振幅が所定値以下とならないように、前記コンバータの無効電力を調整する手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力変換装置。
  5. 前記2次周波数検出手段によって検出された2次周波数が所定値以下とならないように、前記コンバータの無効電力を調整する手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力変換装置。
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