JP2018074403A - リモートコントローラー - Google Patents

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Abstract

【課題】無線接続された制御部の消費電力を低減する。【解決手段】電池を電源とするリモートコントローラーは、タイマー割り込み機能を有する制御部と、人を検知する人感センサーと、を備える。制御部は、(a)通常動作状態と、通常動作状態よりも消費電力の少ない待機状態と、を有し、(b)予め定められた時間毎に実行されるタイマー割り込みと、人感センサーによる人の検知に応じて発生する人感センサー割り込みのそれぞれに応じて待機状態から通常動作状態に移行して通常処理を実行した後に待機状態に戻る動作を行い、(c)人感センサー割り込みを受け付ける不在モードと、人感センサー割り込みを受け付けない在室割り込み非受け付けモードと、を有し、(d)不在モードにおいて人感センサー割り込みを受け付けた時に在室割り込み非受け付けモードに移行する。【選択図】図3

Description

本発明は、無線により空調システムの主制御装置に接続され、電池を電源とするリモートコントローラーに関する。
従来から、複数の部屋における空気調和(以下、単に「空調」とも呼ぶ)を行うために、熱交換器やファン等を有する単一の空調ユニットから各部屋までダクトを配設して、空調ユニットから排出される空気を各部屋に送る空気調和装置が用いられている。このような空気調和装置として、各部屋に配置されているワイヤレスのリモートコントローラー(「リモートコントローラー」とも呼ぶ。)から出力される情報に応じて、各部屋の吹出口に設けられているダンパーの開度等を制御することにより、各部屋の温度を調整する空調装置が用いられることがある(特許文献1参照)。ここで、リモートコントローラーに人感センサーを搭載すると、より快適な空調制御が可能となる。
特開2004−3837号公報
ワイヤレスのリモートコントローラーは、一般に電池を電源とする。従来では、空調制御のため、一定時間ごと(例えば1分ごと)に割り込みをかけてリモートコントローラーの制御部をスリープ状態から通常状態に移行させて起動していた。通常状態は消費電力が多い、スリープ状態は消費電力が少ない。ここで、従来はタイマーのみで通常状態へ移行していたので、通常状態の頻度は必要十分な程度であり無駄な電力消費はなかった。ただし、温度管理レスポンスは制御優先のためユーザーにとって必ずしも快適でない状態もあった。そこで人感センサーを導入し、人感センサーが人を検知した時にも、割り込みをかけてリモートコントローラーの制御部をスリープ状態から通常状態に移行して、ユーザーの快適性を改善することが考えられる。人感センサーは、ユーザーが不在から在室になったときだけでなく、すでに在室している場合でもでも反応する。その結果、温度管理の必要がないタイミングでも通常状態へ強制移行させられ、無駄に電力を消費する事態を引き起こす原因ともなった。すなわち、人感センサーによる制御部のスリープ状態から通常状態への移行が頻繁に発生し、消費電力が多くなる。その結果、電池の頻繁な交換が必要となる。そのため、空調システムの快適性を損なわず、且つ、人感センサーを搭載しても消費電力の少ない構成が望まれていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、無線により空調システムの主制御装置に接続され、電池を電源とするリモートコントローラーが提供される。このリモートコントローラーは、タイマー割り込み機能を有する制御部と、人を検知する人感センサーと、を備える。前記制御部は、(a)動作状態として、通常動作状態と、前記通常動作状態よりも消費電力の少ない待機状態と、を有し、(b)予め定められた時間毎に実行されるタイマー割り込みと、前記人感センサーによる人の検知に応じて発生する人感センサー割り込みのそれぞれに応じて前記待機状態から前記通常動作状態に移行して通常処理を実行した後前記待機状態に戻る動作を行い、(c)制御モードとして、前記リモートコントローラーが配置される室内に人が不在と判断した時に使用し、前記人感センサー割り込みを受け付ける不在モードと、前記リモートコントローラーが配置される室内に人が存在していると判断した時に使用し、前記人感センサー割り込みを受け付けない在室割り込み非受け付けモードと、を有し、(d)前記不在モードにおいて前記人感センサー割り込みを受け付けた時に、前記在室割り込み非受け付けモードに移行する。
人が在室している時には、人感センサーによる人感センサー割り込みによる制御部の待機状態から通常状態への移行が頻繁に発生する。この形態によれば、不在モードにおいて人感センサー割り込みを受け付けた時には、在室割り込み非受け付けモードに移行して人感センサー割り込みを受け付けない。その結果、空調システムの快適性を損なわず、在室割り込み非受け付けモードに移行した後は人感センサーが人を検知しても人感センサー割り込みによる制御部の通常状態への移行が行われないので、リモートコントローラーの電力消費を低減出来る。
(2)上記形態において、さらに、初期値として前記人感センサーが前記人を検知していないことを示す基準値を保持値として保有し、前記人感センサーから前記人を検知したことを示す検知信号を受けると前記保持値を前記人感センサーが前記人を検知したことを示す非基準値に書き換るとともに前記制御部に対して人感センサー割り込み信号を供給することが可能なセンサー割り込み発生部を備え、前記制御部は、前記タイマー割り込みが発生する毎に、前記センサー割り込み発生部に対して前記保持値が前記基準値か前記非基準値のいずれであるかを示す状態信号の発生を要求し、前記制御部は、前記在室割り込み非受け付けモードにおいてN回(Nは2以上の整数)の前記タイマー割り込みが発生する間に取得した状態信号がいずれも前記基準値を示す状態信号であった時に前記不在モードに移行してもよい。
この形態によれば、制御部は、在室割り込み非受け付けモードにおいてN回(Nは2以上の整数)のタイマー割り込みが発生する間に取得した状態信号がいずれも基準値を示す状態信号であった時に不在モードに移行するので、確実に人が存在していないと判断でき、その後に不在モードに移行するので、リモートコントローラーの電力消費を確実に低減できる。
(3)上記形態において、前記センサー割り込み発生部は、前記制御部から前記要求を受けた時には、前記状態信号を発生するとともに、前記保持値を前記基準値にリセットしてもよい。
この形態によれば、タイマー割り込みがあった時に保持値を基準値にリセットするので、制御部は、次のタイマー割り込み時に取得した保持値が基準値のままであれば、その間に人の検知が無かったと容易に判断でき、保持値が非基準値であれば、人の検知があったと容易に判断できる。
(4)上記形態において、前記センサー割り込み発生部は、前記人感センサーから前記検知信号を受けると、前記保持値を前記基準値である0から前記検知信号を受けた回数を示す複数ビットのカウント値に変更して前記非基準値として保持するカウンターと、前記カウント値の前記複数ビットの論理和を取ったOR信号を発生するOR回路と、を有し、前記センサー割り込み発生部は、前記人感センサーから前記検知信号を受けた時に、前記OR信号を前記状態信号として前記制御部に供給し、前記OR信号は、前記OR信号の信号値が1である場合に前記人感センサー割り込み信号として機能してもよい。
この形態によれば、センサー割り込み発生部が、カウンターとOR回路を用いるだけで実現でき、回路構成が簡単になる。
(5)上記形態において、前記制御部は、前記人感センサー割り込み信号を受ける割り込みポートを有し、前記割り込みポートは、前記センサー割り込み発生部から前記人感センサー割り込み信号を受け付ける入力可能状態と、前記センサー割り込み発生部から前記人感センサー割り込み信号を受け付けない入力不可状態と、の2つの状態を取ることが可能であり、前記制御部は、前記不在モードにある場合には前記割り込みポートを前記入力可能状態に設定し、前記在室割り込み非受け付けモードにある場合には前記割り込みポートを前記入力不可状態に設定してもよい。
この形態によれば、制御部は、不在モードにある場合には割り込みポートを入力可能状態に設定し、在室割り込み非受け付けモードにある場合には割り込みポートを入力不可状態に設定するので、センサー割り込み発生部から人感センサー割り込み信号の入力可否を容易に設定できる。
(6)上記形態において、前記制御部は、前記タイマー割り込みを受けた時に前記不在モードに移行してもよい。
この形態によれば、制御部は、タイマー割り込みの間の人の検知の有無を判断することなく在室割り込み非受け付けモードから不在モードに移行できる。
(7)上記形態において、前記制御部は、前記人感センサーが前記人を最後に検知してから予め定められた時間が経過した時に前記不在モードに移行してもよい。
この形態によれば、制御部は、人感センサーが前記人を最後に検知してから予め定められた時間が経過した時に不在モードに移行するのでタイマー割り込みの間の人の検知の有無を判断することなく在室割り込み非受け付けモードから不在モードに移行できる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、リモートコントローラーの他、空調システムの制御方法、空調システム等の形態で実現することができる。
第1実施形態の空調システムの構成を示す説明図。 第1実施形態におけるリモートコントローラーの構成を示す説明図。 第1実施形態の制御フローチャート。 第1実施形態のタイミングチャート。 比較例のタイミングチャート。 第2実施形態におけるリモートコントローラーの構成を示す説明図。 第2実施形態の制御フローチャート。 第2実施形態のタイミングチャート。 変形例2の制御フローチャート。 変形例2のタイミングチャート。 第3実施形態におけるリモートコントローラーの構成を示す説明図。 第3実施形態の制御フローチャート。 第3実施形態のタイミングチャート。
・第1実施形態:
図1は、第1実施形態の空調システムの構成を示す説明図である。空調システム500は、建物HM1に設置され、建物HM1が有する3つの部屋(第1室601、第2室602、第3室603)における空気調和(以下、単に「空調」とも呼ぶ)を実行する。
空調システム500は、空調ユニット300と、3つの吹出ユニット201〜203と、3つのダクト301〜303と、主制御装置200と、無線通信システム100と、を備えている。本実施形態では、空調ユニット300と3つの吹出ユニット201〜203と、3つのダクト301〜303と、主制御装置200とは、無線通信システム100による制御対象物に該当し、各部屋601〜603に空気調和サービスを提供する。
空調ユニット300は、図示しない熱交換器や、送風機や、圧縮機等を有し、温風または冷風を生成して供給する。本実施形態では、空調ユニット300は建物HM1の外(屋外)に設置されている。
第1吹出ユニット201は、第1室601に配置されている。また、第2吹出ユニット202は第2室602に、第3吹出ユニット203は第3室603に、それぞれ配置されている。第1吹出ユニット201は、第1ダクト301を介して空調ユニット300と接続されている。同様に、第2吹出ユニット202は第2ダクト302を介して、第3吹出ユニット203は第3ダクト303を介して、それぞれ空調ユニット300と接続されている。3つの吹出ユニット201〜203は、各部屋601〜603において、天井や、鉛直方向に沿った壁面や、床等に配置されている。3つの吹出ユニット201〜203は、互いに同様の構成を有する。具体的には、3つの吹出ユニット201〜203は、図示しない吹出口、ダンパー、およびルーバーを備えており、各ダクト301〜303を介して空調ユニット300から供給される温風または冷風の風量や向きを調節して、各部屋601〜603に供給(排出)する。
主制御装置200は、空調ユニット300、3つの吹出ユニット201〜203、および無線通信システム100が備える後述のアクセスポイント10に、それぞれ電気的に接続されている。主制御装置200は、無線通信システム100のアクセスポイント10から受信する制御情報に基づき、空調ユニット300および3つの吹出ユニット201〜203を制御する。具体的には、例えば、主制御装置200は、温度上昇の制御情報を無線通信システム100のアクセスポイント10から受信すると、より高温の風を排出するように空調ユニット300を制御すると共に、ダンパーの開度を大きくするように、指定された部屋の吹出ユニットを制御する。なお、無線通信システム100のアクセスポイント10から受信する制御情報には、各部屋601〜603を示す領域識別子(領域ID)が含まれており、主制御装置200は、かかる領域IDに対応する吹出ユニットを制御する。
無線通信システム100は、3つのリモートコントローラー101〜103と、アクセスポイント10とを備えている。第1リモートコントローラー101は、第1室601において、第1吹出ユニット201から排出される風の風量、向き、および温度等を制御するために用いられる制御装置である。同様に、第2リモートコントローラー102は第2室602において第2吹出ユニット202から排出される風の風量等を、第3リモートコントローラー103は第3室603において第3吹出ユニット203から排出される風の風量等を、それぞれ制御するために用いられる制御装置である。3つのリモートコントローラー101〜103は、いずれも同じ構成を有し、電池を電源として作動してアクセスポイント10を介して主制御装置200と無線通信を行うことができる。
図2は、第1実施形態におけるリモートコントローラーの構成を示す説明図である。3つのリモートコントローラー101〜103は、同じ構成であるので、第1リモートコントローラー101(以下「リモートコントローラー101」と略す。)を例にとって説明する。他の実施形態についても同様である。
リモートコントローラー101は、マイクロコントローラーである制御部110と、操作受付部130と、温度取得部140と、表示部150と、人感センサー160と、センサー割り込み処理部170と、無線通信部190と、電池195と、を備える。制御部110は、CPU111と、調整指示部115と、人感センサー割り込みポート120と、タイマー125とを備える。電池195は、各機能部110〜180に電力を供給する。
操作受付部130は、ユーザーが入力した各種設定値や、メニューの選択等を受け付ける。操作受付部130は、例えば、押しボタンを用いて構成することができる。なお、押しボタンに代えて、タッチパネル等により操作受付部130を構成してもよい。
温度取得部140は、第1室601の温度を取得する。この温度は、第1室601を代表する温度として、主制御装置200等における空調制御に用いられる。なお、温度取得部140は、温度の他、湿度を取得してもよい。例えば、乾球温度と湿球温度を取得すれば、相対湿度を取得できる。あるいは、湿度センサーを別途備えていてもよい。
表示部150は、操作受付部130から入力された風量や、温度や、風の向き等の各種設定情報や、温度取得部140で取得された温度や、各種メニュー画面等を表示する。表示部150としては、例えば、液晶パネルを用いて構成することができる。但し、これに限定されるものではなく、種々のフラットパネルを用いることができる。
人感センサー160は、人が第1室601に存在しているか、存在していないかを、例えば、赤外線、超音波、可視光を用いて検知する。人感センサー160は、人が第1室601に存在していることを検知すると、検知信号を発生して、センサー割り込み発生部170に送る。センサー割り込み発生部170は、フラグ部172を有している。フラグ部172は、人感センサー160より検知信号を受けていない場合には、人感フラグF1の初期値として基準値である「0」を保持値として保有し、検知信号を受けると人感フラグF1を非基準値である「1」に書き換えて保持する。また、センサー割り込み発生部170は、制御部110から保持値が基準値か非基準値のいずれであるかを示す状態信号の発生を要求する要求信号を受けると人感フラグF1のフラグ値を示すフラグ信号を制御部110に供給すると共に「0」にリセットする。
人感センサー割り込みポート120は、入力部122と出力部124とを備える1ビットの双方向ポートである。入力部122は、フラグ部172からフラグ信号の入力を受けつける。フラグ信号の値が「1」である場合は、フラグ信号は、人感センサー割り込み信号として機能して制御部110に人感センサー割り込みを発生させる。一方、フラグ信号の値が「0」の場合には、人感センサー割り込みを発生しない。出力部124は、CPU111からの要求信号をセンサー割り込み発生部170に出力する。入力部122と出力部124とは、CPU111からの制御信号により、何れか一方がオン、他方がオフとなる。したがって、CPU111からの制御信号により、人感センサー160からの割り込みを受け付け、あるいは受け付けないようにできる。なお、出力部124を省略してCPU111からセンサー割り込み発生部170に直接的に要求信号を送ってもよい。
タイマー125は、予め定められた時間毎にタイマー割り込み信号を発生する。CPU111は、タイマー125からのタイマー割り込み信号による割り込みを受け付ける。
制御部110は、動作状態として、通常動作状態と、通常動作状態よりも消費電力の少ない待機状態とを有する。以下では、待機状態を「スリープ状態」と呼び、通常動作状態を「ノーマル状態」と呼ぶ。第1実施形態では、制御部110は、通常はスリープ状態であり、人感センサー割り込みあるいは、タイマー割り込みを受けた時に、一時的に通常状態に移行して通常処理を実行した後、スリープ状態に戻る動作を実行する。通常処理は、調整指示部115及び無線通信部190を動作させて、ユーザーの操作や温度を取得したり、主制御装置200と無線通信を行ったりする処理である。
制御部110は、制御モードとして、不在モードと在室割り込み非受け付けモードの2つを有する。不在モードは、第1室601の室内に人が不在と判断した時に使用される制御モードであり、人感センサー割り込みを受け付ける。在室割り込み非受け付けモードは、第1室601の室内に人が在室していると判断した時に使用される制御モードであり、人感センサー割り込みを受け付けない。なお、不在モード、在室割り込み非受け付けモードのいずれにおいても、タイマー割り込みは、受け付ける。これらの2つのモードにおける動作とモードの切り替えについては、後述する。
調整指示部115は、操作受付部130により取得された各種設定値と、温度取得部140により取得された第1室601の温度とを用いて、主制御装置200に送信する制御信号を生成し、無線通信部190に送る。
無線通信部190は、アクセスポイント10を介して主制御装置200に制御信号を送信し、主制御装置200から主制御装置200の制御状態を示す信号を受信する。この無線通信として、第1実施形態では、例えば、2.4GHz帯の周波数の搬送波を用いる無線通信が採用される。無線通信の通信方式として、例えば、IEEE802.15.4に規定された無線PAN(Personal Area・Network)の通信方式や、IEEE802.11に規定された各種無線LAN(Local Area Network)の通信方式といった標準化された通信方式の他、標準化されていない任意の通信方式を採用することができる。また、2.4GHzに限らず、任意の周波数の無線信号を用いる無線通信方式を採用することができる。
図1に示すように、アクセスポイント10は、主制御装置200と有線接続されている。また、アクセスポイント10は、各リモートコントローラー101〜103と無線接続されている。アクセスポイント10は、各リモートコントローラー101〜103から出力される制御情報を、主制御装置200に中継する。
図3は、第1実施形態における不在モードと在室割り込み非受け付けモードの切り替えに関する制御フローチャートである。リモートコントローラー101のスイッチ(図示せず)が入れられると、制御部110は、ステップS100で制御モードを不在モードとする。
ステップS110では、制御部110は、リモートコントローラー101のスイッチ(図示せず)がオフにされたか、否かを判断する。オフにされた場合には、処理を終了し、スイッチがオフにされていない場合にはステップS120に移行する。但し、ステップS110は、省略してもよい。
ステップS120は、制御部110をスリープ状態からノーマル状態に移行させるトリガーの発生に応じた分岐である。トリガーとしては、タイマー割り込みと、人感センサー160の検知信号の2つがある。ステップS120においてトリガーの発生があった場合には、処理は、ステップS130に移行する。一方、トリガーの発生がない場合には、処理は、ステップS110に移行し、ステップS110、S120が繰り返し実行される。ステップS130において、トリガーがタイマー割り込みの場合には、処理は、ステップS140に移行し、人感センサー160の検知信号の場合には、処理は、ステップS200に移行する。
<トリガーがタイマー割り込みの場合>
ステップS140では、タイマー割り込みにより、制御部110は一時的にスリープ状態からノーマル状態に移行して、通常処理を実行する。ステップS150では、制御部110は、センサー割り込み発生部170に要求信号を供給し、フラグ信号を発生させて人感センサー割り込みポート120で受信し、人感フラグF1が「0」であるか否かを判断する。人感フラグF1は、人感センサー160により人が検知された時に「1」となるフラグである。したがって、人感フラグF1が「0」の場合には、人感フラグF1が「0」にリセットされてから現在までの間に人が検知されておらず、「1」の場合には、人感フラグF1が「0」にリセットされてから現在までの間に人が検知されていると判断できる。人感フラグF1が「0」の場合には、ステップS170に移行し、人感フラグF1が「1」の場合には、ステップS160に移行する。
ステップS160では、センサー割り込み発生部170は、人感フラグF1を「0」にリセットし、ステップS110に移行する。このリセットは、ステップS150において制御部110から与えられる要求信号に応じて実行される。こうすれば、次のタイマー割り込みの時に、人感フラグF1が「1」であれば、次のタイマー割り込みまでの間に人の検知があり、人感フラグF1が「0」であれば、次のタイマー割り込みまでの間に人の検知が無かったと判断できる。
ステップS170では、制御部110は、制御モードを不在モードに設定する。なお、すでに、制御モードが不在モードである場合には、不在モードを維持する。不在モードでは、制御部110は、人感センサー割り込みを受付可能にする。具体的には、入力部122をオンにして出力部124をオフにして、入力不可状態から入力可能状態にする。ステップS160またはステップS170の処理が終了すると、制御部110はノーマル状態からスリープ状態になる。
<トリガーが人感センサー160の検知信号の場合>
ステップS200では、フラグ部172は、人感センサー160からの検知信号に応じて人感フラグF1を「1」にする。ステップS210では、制御部110が不在モード(人感センサー割り込みの受付が可能な動作モード)にある場合には、ステップS220に移行し、不在モードでない場合には、ステップS110に移行する。
ステップS220では、人感センサー160からの検知信号に応じてフラグ部172から制御部110に供給されるフラグ信号の値が「1」なので、フラグ信号が人感センサー割り込みの人感センサー割り込み信号として機能し制御部110はスリープ状態から一時的にノーマル状態に移行し、通常処理を実行する。
ステップS230では、制御部110は、制御モードを在室割り込み非受け付けモードとする。制御部110は、在室割り込み非受け付けモードでは、人感センサー割り込みを受付不可にする。具体的には、入力部122をオフにして出力部124をオンにして、入力可能状態から入力不可状態にする。これにより、人感センサー160によって人が検知された場合でも、入力部122がオフのため、制御部110は、人感センサー割り込みを受け付けない。ステップS240では、タイマー125をリセットする。なお、制御部110は、タイマー125のリセットを行わなくてもよい。ステップS240の処理が終了すると、制御部110はスリープ状態になる。
図4は、第1実施形態のタイミングチャートである。図4からわかるように、制御部110は、タイマー割り込みがあったとき(ステップS140)、または、動作モードが不在モードで人感センサー割り込みの受付が可能な状態、且つ人感センサー160の検知信号が「1」であったとき(ステップS220)に、スリープ状態からノーマル状態に移行する。人感センサー割り込みによって制御部110がスリープ状態からノーマル状態に移行すると、動作モードを在室割り込み非受け付けモードに移行し人感センサー割り込みの受付を不可にする(ステップS230)。その結果、その後、人感センサー160で人を検知したことを示す検知信号S1〜S10が発生しても、人感センサー割り込みの受付が不可であるため、制御部110はスリープ状態のままであり、ノーマル状態に起動しない。
また、制御部110は、人感フラグF1が「1」の時にタイマー割り込みがあると、人感フラグF1を「0」にリセットする。更に、人感フラグF1が「0」の時にタイマー割り込みがあると、制御モードを不在モードとして人感センサー割り込みを受付可能にしている(時刻t1)。
図5は、比較例のタイミングチャートである。比較例の構成は図示しないが、人感センサー割り込みポート120の出力部124と、フラグ部172と、を備えておらず、人感センサー割り込みポート120の入力部122は常にオンである。従って、比較例では、人感センサー割り込みと、タイマー割り込みのいずれの割り込みがあっても、制御部110は、スリープ状態からノーマル状態に移行する。したがって、人感センサーからの検知信号が「1」となる検知信号S1〜S10によっても、制御部110は、スリープ状態からノーマル状態に移行する。
図4の第1実施形態のタイミングチャートと図5の比較例のタイミングチャートとを比較すると、比較例では、制御部110は、タイマー割り込みによる起動だけで無く、人感センサー160からの検知信号S1〜S10にも対応して、起動している。これに対し、第1実施形態では、人感センサー160から検知信号S1〜S10が出力されても、入力部122がオフのため、制御部110が、これらの検知信号S1〜S10による人感センサー割り込みを受けずにスリープ状態のままである。制御部110は、一般に、スリープ状態の方が、起動状態(ノーマル状態)よりも消費電力が少ない。したがって、第1実施形態における制御部110の消費電力は、比較例における制御部110の消費電力よりも少ない。
以上、第1実施形態によれば、制御部110は、制御モードとして、人感センサー割り込みを受け付ける不在モードと、人感センサー割り込みを受け付けない在室割り込み非受け付けモードと、を有しており、不在モードにおいて人感センサー割り込みを受け付けた時には、在室割り込み非受け付けモードに移行して、人感センサー割り込みを受け付けなくするので、人感センサー割り込みによる制御部110がスリープ状態からノーマル状態に移行する回数を少なくすることができ、制御部110の消費電力を低減できる。
・第2実施形態:
図6は、第2実施形態におけるリモートコントローラーの構成を示す説明図である。第2実施形態のリモートコントローラーは、図2に示す第1実施形態と比較すると、センサー割り込み発生部170が、フラグ部172の代わりにカウンター175とOR回路176とを備えている点で異なり、他の構成は、第1実施形態と同じである。カウンター175は、人感センサー160から人を検知した検知信号を受ける毎にカウントアップするカウンターである。カウンター175は、人感センサー160から検知信号を受けると、複数ビットのカウント値(保持値)を基準値である「0」から検知信号を受けた回数を示す1以上のカウント値に変更して非基準値として保持する。OR回路176は、カウント値の複数ビットの論理和を取ったOR信号を発生する。このOR信号は、状態信号に想到する。すなわち、カウンター175のカウント値が基準値である「0」の場合には、OR信号の信号値は「0」であり、カウント値が「0」より大きな非基準値の時には、OR信号の信号値は「1」である。
図7は、第2実施形態の制御フローチャートである。第2実施形態の制御フローチャートは、図3に示す第1実施形態のフローチャートと比較すると、ステップS150、S160、S200の代わりに、ステップS155、S165、S205を備える点が異なる。ステップS155では、制御部110は、カウンター175のカウント値CNTが基準値である「0」であるか否かを判断する。この判断は、制御部110からの要求信号に応じて、センサー割り込み発生部170が、人感センサー割込ポート120に供給するOR信号の状態に応じて行われる。カウント値が基準値である「0」の場合には、ステップS170に移行し、基準値である「0」でない場合には、ステップS165に移行する。ステップS165では、カウンター175が、そのカウント値CNTを基準値である「0」にする。ステップS165でカウンター175がそのカウント値CNTを基準値である「0」にすると、次のタイマー割り込みの時に、カウンター175のカウント値CNTが基準値である「0」よりも大きな非基準値である場合には、その間に人の検知があり、一方、カウンター175のカウント値CNTが基準値である「0」であれば、その間に人の検知が無かったと判断できる。トリガーが人感センサー160の検知信号であった場合には、ステップS205で、カウンター175は、カウント値CNTを1つ加算する。
図8は、第2実施形態のタイミングチャートである。第2実施形態のタイミングチャートは、図4に示す第1実施形態のタイミングチャートと比較すると、人感フラグF1の代わりにカウンター175のカウント値CNTが図示されている点が異なる。カウンター175のカウント値CNTは、人感センサー160が人を検知する毎にカウントアップされ、タイマー割り込みがあると、カウント値CNTが基準値である「0」にリセットされている(時刻t1)。
以上、第2実施形態によっても、制御部110は、制御モードとして、人感センサー割り込みを受け付ける不在モードと、人感センサー割り込みを受け付けない在室割り込み非受け付けモードと、を有しており、不在モードにおいて人感センサー割り込みを受け付けた時には、在室割り込み非受け付けモードに移行して、人感センサー割り込みを受け付けなくするので、人感センサー割り込みによる制御部110がスリープ状態からノーマル状態に移行する回数を少なくすることができ、制御部110の消費電力を低減できる。
また、第2実施形態によれば、センサー割り込み発生部170の構成が、カウンター175とOR回路176を用いるだけで実現でき、回路構成が簡単になる。
<在室割り込み非受け付けモードから不在モードへの移行方法の変形例>
第1実施形態では、図4に示すように、制御部110は、人感フラグF1が基準値である「0」の時にタイマー割り込みがあると、制御モードを不在モードとして人感センサー割り込みを受付可能にしている(時刻t1)。第2実施形態では、図8に示すように、制御部110は、カウンター値CNTが基準値である「0」の時にタイマー割り込みがあると、制御モードを不在モードとして人感センサー割り込みを受付可能にしている。制御部110は、制御モードを不在モードとして人感センサー割り込みを受付可能にするタイミングについては、以下のように様々な態様が考えられる。以下に、制御モードを不在モードとして人感センサー割り込みを受付可能にするタイミングの変形例を示す。なお、制御モードを不在モードとして人感センサー割り込みを受付可能にするタイミングについては、第1実施形態、第2実施形態及び以下に説明する変形例に限定されるものではない。
・変形例1:
第1実施形態では、制御部110は、人感フラグF1が「0」の時にタイマー割り込みがあると、制御モードを不在モードとして人感センサー割り込みを受付可能にしたが、変形例1では、制御部110は、人感フラグF1が「0」の時にM回(Mは2以上の整数)タイマー割り込みがあると、制御モードを不在モードとして人感センサー割り込みを受付可能にする。従って変形例1では、時刻t1よりも遅い時刻(t1+tc(M−1))で、制御モードは、不在モードとなる。こうすれば、確実に人の不在を検知できる。
第1実施形態と変形例1とをまとめると、一般に、N回(Nは2以上の整数)の連続したタイマー割り込みの間に、人感センサー160による人の検知が無い場合に、N回目のタイマー割り込みの時に、制御部110は制御モードを在室割り込み非受け付けモードから不在モードにして、人感センサー割り込みを受付可能にすると言える。
・変形例2:
図9は、変形例2の制御フローチャートである。図3に示す第1実施形態の制御フローチャートと比較すると、ステップS150を有しておらず、ステップS170の前にステップS160を有する点が異なる。すなわち、タイマー割り込みがあった時には、センサー割り込み発生部170は、ステップS160で、人感フラグF1が「0」か「1」かの判断をせずに、「0」にする。
図10は、変形例2のタイミングチャートである。第1実施形態では、人感フラグF1が「0」の時にタイマー割り込みがあると、制御部110は、制御モードを在室割り込み非受け付けモードから不在モードにして、人感センサー割り込みを受付可能にする(ステップS170)。変形例2では、タイマー割り込みがある毎に、制御部110は、制御モードを在室割り込み非受け付けモードから不在モードにして、人感センサー割り込みを受付可能にする。図5に示す比較例と比較すると、変形例2では、人感センサー160からの検知信号S2、S3、S5〜S7、S10が出力されても、入力部122がオフのため、制御部110が、これらの検知信号S2、S3、S5〜S7、S10による人感センサー割り込みを受けずにスリープ状態のままである。したがって、人感センサー割り込みによる制御部110がスリープ状態からノーマル状態に移行する回数を少なくすることができ、制御部110の消費電力を低減できる。但し、人感センサー160からの検知信号S1、S4、S9によって、制御部110が起動するため、省電力の観点からは、第1実施形態や第2実施形態の方がより好ましい。
また、変形例2では、制御部110は、タイマー割り込みの発生時に、人感フラグF1が「0」か「1」かの判断をしないため、その制御動作を簡素にできる。
上記変形例1、2の制御は、第2実施形態においても同様に適用できる。
・第3実施形態:
図11は、第3実施形態におけるリモートコントローラーの構成を示す説明図である。第3実施形態のリモートコントローラー101は、第1実施形態のリモートコントローラー101と比較すると、外部タイマー180を備え、制御部110が、外部タイマー割り込みポート126を備えている点が異なり、他の構成は、第1実施形態と同じである。外部タイマー180は、人感センサー160から人を検知した旨の信号を受け取ると、リセットして0から再びカウントを開始する。外部タイマー180は、カウント値が予め定められた値Txになると、外部タイマー割り込み信号を外部タイマー割り込みポート126に送る。制御部110は、外部タイマー割り込みポート126から外部タイマー割り込み信号を受けると、制御モードを、在室割り込み非受け付けモードから不在モードとし、人感センサー割り込みを受付可能にする。
図12は、第3実施形態の制御フローチャートである。図3に示す第1実施形態の制御フローチャートと比較すると、第3実施形態では、ステップS145、S185を備え、ステップS160、S200を備えない点が異なる。また、タイマー割り込みによって、ステップS140が実行されると、制御部110は、その後、第1実施形態で実行したステップS150、S170を実行せずにステップS110に移行する。一方、外部タイマー割り込みがあった場合には、制御部110は、ステップS145、S170を実行する。ステップS145では、ステップS140と同様に、制御部110は一時的にスリープ状態からノーマル状態に移行して通常処理を行う。人感センサー割り込みの場合、ステップS185において、外部タイマー125がリセットされる。その後の制御は、ステップS200を除いた第1実施形態の制御と同じである。
図13は、第3実施形態のタイミングチャートである。図4と比較すると、人感フラグF1の代わりに外部タイマー割り込みが図示されている。外部タイマー割り込みは、最後の人感センサー検知信号で外部タイマー125がリセット(図12のステップS185)されてから予め定められた時間(図13ではTx)経過した時に実行される。外部タイマー割り込みがあると、制御モードが、在室割り込み非受け付けモードから不在モードにされ、人感センサー割り込みが受付可能になることがわかる。
以上、第3実施形態においても、第1実施形態と同様に、制御部110は、制御モードとして、人感センサー割り込みを受け付ける不在モードと、人感センサー割り込みを受け付けない在室割り込み非受け付けモードと、を有しており、不在モードにおいて人感センサー割り込みを受け付けた時には、在室割り込み非受け付けモードに移行して、人感センサー割り込みを受け付けなくするので、人感センサー割り込みによる制御部110がスリープ状態からノーマル状態に移行する回数を少なくすることができ、制御部110の消費電力を低減できる。また、制御部110は、不在モードに移行する時に、タイマー割り込みの間の人の検知の有無を判断しなくてもよい。
以上、第1実施形態〜第3実施形態、変形例1、2、をまとめると、制御部110は、制御モードとして、人感センサー割り込みを受け付ける不在モードと、人感センサー割り込みを受け付けない在室割り込み非受け付けモードと、を有しており、不在モードにおいて人感センサー割り込みを受け付けた時には、在室割り込み非受け付けモードに移行して、人感センサー割り込みを受け付けなくするので、人感センサー割り込みによる制御部110がスリープ状態からノーマル状態に移行する回数を少なくすることができ、制御部110の消費電力を低減できる。そして、在室割り込み非受け付けモードにおいて予め定められた移行条件が満たされた時、制御モードが、在室割り込み非受け付けモードから不在モードにされ、人感センサー割り込みを受付可能にできる。予め定められた条件としては、例えば、以下の移行条件が挙げられる。
(i)N回(Nは2以上の整数)の前記タイマー割り込みを受け付ける間に前記人感センサー割り込みが無かった時(N=2は第1実施形態、第2実施形態、N≧3は、変形例1)
(ii)タイマー割り込みを受けた時(変形例2)
(iii)人感センサーが人を最後に検知してから予め定められた時間が経過した時(第3実施形態)
なお、予め定められた条件は、上記(i)〜(iii)に示した条件には限られない。
本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…アクセスポイント
100…無線通信システム
101…第1リモートコントローラー
102…第2リモートコントローラー
103…第3リモートコントローラー
110…制御部
111…CPU
115…調整指示部
120…人感センサー割り込みポート
122…入力部
124…出力部
126…外部タイマー割り込みポート
130…操作受付部
140…温度取得部
150…表示部
160…人感センサー
170…センサー割り込み発生部
172…フラグ部
175…カウンター
180…外部タイマー
190…無線通信部
195…電池
200…主制御装置
201…第1吹出ユニット
202…第2吹出ユニット
203…第3吹出ユニット
300…空調ユニット
301…第1ダクト
302…第2ダクト
303…第3ダクト
500…空調システム
601…第1室
602…第2室
603…第3室
CNT…カウント値
F1…人感フラグ
HM1…建物

Claims (7)

  1. 無線により空調システムの主制御装置に接続され、電池を電源とするリモートコントローラーであって、
    タイマー割り込み機能を有する制御部と、
    人を検知する人感センサーと、
    を備え、
    前記制御部は、
    (a)動作状態として、通常動作状態と、前記通常動作状態よりも消費電力の少ない待機状態と、を有し、
    (b)予め定められた時間毎に実行されるタイマー割り込みと、前記人感センサーによる人の検知に応じて発生する人感センサー割り込みのそれぞれに応じて前記待機状態から前記通常動作状態に移行して通常処理を実行した後に前記待機状態に戻る動作を行うことが可能であり、
    (c)制御モードとして、前記リモートコントローラーが配置される室内に人が不在と判断した時に使用し、前記人感センサー割り込みを受け付ける不在モードと、前記リモートコントローラーが配置される室内に人が存在していると判断した時に使用し、前記人感センサー割り込みを受け付けない在室割り込み非受け付けモードと、を有し、
    (d)前記不在モードにおいて前記人感センサー割り込みを受け付けた時に、前記在室割り込み非受け付けモードに移行する、
    リモートコントローラー。
  2. 請求項1に記載のリモートコントローラーであって、さらに、
    初期値として前記人感センサーが前記人を検知していないことを示す基準値を保持値として保有し、前記人感センサーから前記人を検知したことを示す検知信号を受けると前記保持値を前記人感センサーが前記人を検知したことを示す非基準値に書き換るとともに前記制御部に対して人感センサー割り込み信号を供給することが可能なセンサー割り込み発生部を備え、
    前記制御部は、前記タイマー割り込みが発生する毎に、前記センサー割り込み発生部に対して前記保持値が前記基準値か前記非基準値のいずれであるかを示す状態信号の発生を要求し、
    前記制御部は、前記在室割り込み非受け付けモードにおいてN回(Nは2以上の整数)の前記タイマー割り込みが発生する間に取得した状態信号がいずれも前記基準値を示す状態信号であった時に前記不在モードに移行する、リモートコントローラー。
  3. 請求項2に記載のリモートコントローラーであって、
    前記センサー割り込み発生部は、前記制御部から前記要求を受けた時には、前記状態信号を発生するとともに、前記保持値を前記基準値にリセットする、
    リモートコントローラー。
  4. 請求項3に記載のリモートコントローラーであって、
    前記センサー割り込み発生部は、
    前記人感センサーから前記検知信号を受けると、前記保持値を前記基準値である0から前記検知信号を受けた回数を示す複数ビットのカウント値に変更して前記非基準値として保持するカウンターと、
    前記カウント値の前記複数ビットの論理和を取ったOR信号を発生するOR回路と、
    を有し、
    前記センサー割り込み発生部は、前記人感センサーから前記検知信号を受けた時に、前記OR信号を前記状態信号として前記制御部に供給し、前記OR信号は、前記OR信号の信号値が1である場合に前記人感センサー割り込み信号として機能する、リモートコントローラー。
  5. 請求項3又は4に記載のリモートコントローラーであって、
    前記制御部は、前記人感センサー割り込み信号を受ける割り込みポートを有し、
    前記割り込みポートは、前記センサー割り込み発生部から前記人感センサー割り込み信号を受け付ける入力可能状態と、前記センサー割り込み発生部から前記人感センサー割り込み信号を受け付けない入力不可状態と、の2つの状態を取ることが可能であり、
    前記制御部は、前記不在モードにある場合には前記割り込みポートを前記入力可能状態に設定し、前記在室割り込み非受け付けモードにある場合には前記割り込みポートを前記入力不可状態に設定する、リモートコントローラー。
  6. 請求項1に記載のリモートコントローラーであって、
    前記制御部は、前記タイマー割り込みを受けた時に前記不在モードに移行する、リモートコントローラー。
  7. 請求項1に記載のリモートコントローラーであって、
    前記制御部は、前記人感センサーが前記人を最後に検知してから予め定められた時間が経過した時に前記不在モードに移行する、リモートコントローラー。
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