JP2018074231A - 位相同期ループ - Google Patents

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田中  誠
淳 永山
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Keiji Yoshino
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Abstract

【課題】複雑な回路構成のVCOを用いること無く、電源電圧変動に起因するPLLのジッタを改善する。
【解決手段】制御電圧に応じた周波数の信号を出力する電圧制御発振器と、電圧制御発振器から出力される信号を分周して帰還信号を生成する分周器と、入力信号と前記帰還信号との位相を比較する位相比較器と、位相比較器から出力される信号に応じた電流を出力するチャージポンプと、チャージポンプから出力される電流に応じて前記制御電圧を発生させるループフィルタと、を有するPLLにおいて、ループフィルタを、高電位電源線と制御電圧を電圧制御回路へ伝達する信号線との間に直列に介挿された第1の容量および抵抗と、高電位電源線と低電位電源線との間に直列に介挿された第2および第3の容量であって、両者の共通接続点に前記信号線が接続されている第2および第3の容量とにより構成する。
【選択図】図3

Description

この発明は、位相同期ループ(Phase Locked Loop:以下、PLL)に関する。
PLLは、基準クロック信号に同期した新しいクロック信号を生成する電子回路である。PLLを用いることにより、より安定した周波数信号を得ることができる為、PLLは、高周波回路において広く使用されている。図7はPLLの構成例を示すブロック図である。図7に示すように、PLL10は、位相比較器100、チャージポンプ110、ループフィルタ120、電圧制御発振器(Voltage Controlled Oscillator:以下、VCOと表記)130、および分周器140を有する。
位相比較器100には、PLL10に対する入力信号である基準クロック信号と分周器140からの帰還信号とが入力される。位相比較器100は、基準クロック信号と帰還信号の位相(または周波数)を比較し、両者の位相差に応じたup/downパルスをチャージポンプ110へ出力する。チャージポンプ110は、up/downパルスに応じた電流を出力する。ループフィルタ120は、チャージポンプ110の出力電流を電圧に変換して出力するのと同時に、系の安定を図る役目を担う。ループフィルタ120の出力信号はVCO130の制御信号となる。VCO130は、与えられた制御信号の電圧値に応じた周波数の信号を出力する。図7に示すように、VCO130の出力信号は、PLL10の出力信号となるとともに、分周器140への入力信号となる。分周器140は、VCO130からの入力信号の周波数を1/N(Nは2以上の整数)にした帰還信号を位相比較器100へ出力する。
PLLの設計は非常に難解であり、特にジッタ(ノイズ)に関する対策は常にPLLの設計における課題となっている。ジッタとは、出力信号の立ち上がりタイミングの揺らぎのこと(具体的には、本来の立ち上がりタイミングよりも遅れて立ち上がったり、本来の立ち上がりタイミングよりも早く立ち上がったりすること)である。ジッタを悪化させる要因は様々であるが、主にVCOが大きなジッタ源となっている場合が多い。VCOの制御信号に雑音があれば、その雑音に応じてVCOの発振周波数が変化し、周波数が変化するということはVCOの出力信号の周期が変わるのでジッタが発生する。制御信号に雑音が全く無くても、VCO自身を構成するトランジスタや抵抗などから雑音が発生し、ジッタが発生する。また、VCOに動作電力を供給する電源の電圧変動(すなわち、電源からのノイズ)もジッタに影響する。
そこで、PLLにおけるジッタ対策技術が従来より種々提案されており、その一例としては非特許文献1に開示の技術が挙げられる。非特許文献1には、PLLを構成するVCOとして、Current−Starved VCO(図8(a)或いは図8(b)参照)を用いることが開示されている。図8(a)および図8(b)に示すように、Current−Starved VCOは、3個以上の奇数個のインバータをループ状に接続して構成されている。なお、Current−Starved VCOを構成する各インバータの具体的な構成としては、図9(a)に示すbasicタイプ、図9(b)に示すCurrent Starved with output−switchingタイプ、図9(c)に示すCurrent Starved with power−switchingタイプ、および図9(d)に示すCurrent Starved with symmetrical Loadタイプの4種類が考えられる。
図9(a)〜(d)に示す4種類のインバータの各々は、図10(a)に示すように、温度に対する発振周波数の変動特性が異なり、電源電圧(VDD)に対する発振周波数の変動特性(以下、電源電圧変動依存性)も図10(b)に示すように異なる。非特許文献1には、異なる電源電圧変動依存性を有する複数種のインバータを、互いの電源電圧変動依存性が相殺されるように組み合わせること(例えば、図11(a)〜(c)に示すように、電源電圧に対して右肩下がりの電源電圧変動依存性を有するbasicタイプと同右肩上がりの電源電圧変動依存性を有するCurrent Starved with output−switchingタイプを組み合わせること)で、ジッタの影響を低減させることが記載されている。なお、非特許文献1では、Current−Starved VCOを構成するインバータとして、上下定電流制御のインバータ(図9(b)に示すCurrent Starved with output−switchingタイプ)を使用することが推奨されている。電源電圧変動以外に起因するノイズをできるだけ低減させるためである(図12参照)。
特開2005−184771号公報
「A CMOS Voltage Controlled Ring Oscillator with Improved FrequencyStability」SCENTIFIC PUBLICATIONS OF THE STATE UNIVERSITY OF NOVI PAZAR SER. A:APPL. MATH. INFORM. AND MECH.Vol.2, 1 (2010), 1-9. IOSR Journal of VLSI and Signal Processing (IOSR-JVSP) Volume 2,Issue 4(May.-Jun.2013),PP21-25
PLLを構成するVCOとしてCurrent−Starved VCOを用いることで電源電圧の変動に起因するジッタはある程度改善されるが、更なるジッタ改善の為にはVCOの回路構成が複雑になるといった問題がある。
この発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、複雑な回路構成のVCOを用いること無く、電源電圧変動に起因するPLLのジッタを改善することを目的とする。
本発明による位相同期ループは、従来の位相同期ループと同様に電圧制御発振器、分周器、位相比較器、チャージポンプ、およびループフィルタを有する。電圧制御発振器は、第1の電源線と第2の電源線の電位差を動作電圧とし、制御信号の電圧に応じた周波数の信号を出力する。分周器は、電圧制御発振器から出力される信号を分周して帰還信号を生成する。位相比較器は、位相同期ループへの入力信号と帰還信号との位相を比較し、その比較結果に応じた信号を出力する。チャージポンプは、位相比較器から出力される信号に応じた電流を出力する。
本発明の位相同期ループにおけるループフィルタは、チャージポンプから出力される電流に応じた電圧の制御信号を発生させるものであり、この点は従来の位相同期ループにおけるループフィルタと同一である。本発明の位相同期ループにおけるループフィルタは、以下の抵抗と、第1〜第3の容量とを含むことを特徴とする。抵抗および第1の容量は、制御信号を電圧制御回路へ伝達するための信号線と第1の電源線との間に直列に介挿されている。第2および第3の容量は、第1の電源線と第2の電源線との間に直列に介挿されており、両者の共通接続点には上記信号線が接続されている。なお、第1および第2の電源線の具体例としては、前者が高電位電源線であり、後者が低電位電源線(例えば接地線)である場合が挙げられるが、逆であっても良い。
本発明の位相同期ループにおけるループフィルタは、所謂2次ループフィルタである。詳細については後述するが、このような構成とすることで電源電圧変動に起因するジッタを改善することが可能になる。上記抵抗の抵抗値が十分に小さく、第1の容量による影響が顕わになる場合には、上記信号線と上記第2の電源線との間に直列の介挿された第2の抵抗および第4の容量を上記ループフィルタに設けても良い。
ループフィルタを低電位電源側に接続した場合の回路ブロックおよび電源電圧依存性の一例を示す図である。 ループフィルタを高電位電源側に接続した場合の回路ブロックおよび電源電圧依存性の一例を示す図である。 本発明の一実施形態によるPLL10Aの構成例を示すブロック図である。 一般的に用いられる2次ループフィルタの構成例を示す図である。 ループフィルタ120Aの構成例を示す図である。 本実施形態によるジッタ低減イメージを示す図である。 一般的なPLL10の構成例を示すブロック図である。 Current−Starved VCOの構成例を示す図である。 Current−Starved VCOを構成するインバータの構成例を示す図である。 同インバータの温度に対する発振周波数特性および電源電圧変動に対する発振周波数特性を示す図である。 baseタイプとcurrent starved with output−switchingタイプの組み合わせによるVCOの構成例を示す図である。 各インバータおよび複数種のインバータの組み合わせによるCurrent−Starved VCOの位相ノイズの大きさを示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の原理およびこの原理に基づく実施形態を説明する。
(A:本発明の原理)
VCOの電源電圧変動に起因する影響を低減する為、本発明ではVCOに与える制御信号の電源電圧依存性を利用する。具体的には、VCOの前段に位置するループフィルタを用いて、VCO130に動作電力を供給する2本の電源線のうちの低電位電源線側から受ける影響(図1(b)参照)と高電位電源線側から受ける影響(図2(b)参照)とを相殺させる。この点に本発明の特徴がある。
一般的にループフィルタを含む電圧電流変換回路は、電源ノイズによる影響を減らす為に高電位電源基準(ループフィルタを高電位電源線側に接続する構成)で構成されている場合が多い。その理由は、以下の通りである。
図1(a)に示すように、ループフィルタを低電位電源線側に接続した場合、電圧VC(例えば、図7に示すPLL10では、チャージポンプ110の出力端子の電圧)は電源電圧に依らずに一定となるが、VCO130内で行われる電圧電流変換により得られた電流の電流値は電源電圧により変化する。なお、図1(a)では、理解を容易にするため、VCO内で行われる電圧電流変換がVCOとは別個にVIとして表記されている(図2(a)においても同様)。
VCO130内で行われる電圧電流変換により得られた電流の電流値が電源電圧により変化する理由は次の通りである。なお、以下では、VCO130が図9(b)に示すインバータを奇数(3以上)個リング状に接続して構成されており、チャージポンプ110から制御信号Vctrlが出力される場合について説明する。
図9(b)に示すインバータでは、制御信号Vctrlに応じたゲート−ソース間電圧がNチャネルトランジスタN12およびN11に与えられ、NチャネルトランジスタN11およびPチャネルトランジスタP11には、制御信号Vctrlに応じたドレイン電流が流れる。これが図1(a)における電圧電流変換である。制御信号Vctrlの電圧値が電源電圧によらず一定であっても、高電位電源線の電圧値(VDD)が変動すれば、PチャネルトランジスタP11に流れるドレイン電流が変化し、低電位電源線の電圧値(GND)が変動すれば、NチャネルトランジスタN11に流れるドレイン電流が変化する。これが、電圧電流変換により得られた電流の電流値が電源電圧により変化する理由である。
図9(b)に示すインバータでは、PチャネルトランジスタP11はPチャネルトランジスタP21とカレントミラー回路を構成する。したがって、PチャネルトランジスタP21は、制御信号Vctrlに応じた電流値の定電流源となる。同様に、NチャネルトランジスタN11はNチャネルトランジスタN21とカレントミラー回路を構成するため、NチャネルトランジスタN21も制御信号Vctrlに応じた電流値の定電流源となる。VCO130が図9(b)に示すインバータを奇数(3以上)個リング状に接続して構成されている場合、VCO130の発振周波数は上記各定電流源の電流値に依存する。上記各定電流源の電流値が電源電圧に依存することは前述した通りであるから、VCO130の発振周波数も電源電圧に依存する。具体的には、図1(b)に示すように、非特許文献1に開示の技術と同様に右肩上がりの特性となる。
これに対して、図2(a)に示すように、ループフィルタを高電位電源線側に接続した場合には、電圧VCは電源電圧によって変化する一方、電圧電流変換により得られた電流の電流値は一定となる。これが、ループフィルタ含む電圧電流変換回路が高電位電源基準で構成されていることが多い理由である。なお、ループフィルタを高電位電源線側に接続した場合、VCOの発振振幅は電源電圧によって変化し、周波数は電源電圧が高いほど低くなる。その結果、周波数の電源電圧依存性は高電位電源電圧に対して負の傾きを持つ特性となる。
上述したように、ループフィルタを高電位電源線側に接続した場合と低電位電源線側に接続した場合とでは、周波数の電源電圧依存性は互いに逆になる。本発明では、これら2つの特性を組み合わせて、VCOの電源依存性を低減するのである。
(B:実施形態)
図3は、上記原理を踏まえた本発明の一実施形態によるPLL10Aの構成例を示す図である。図3では、図7におけるものと同一の構成要素には同一の符号が付されている。図3と図7とを対比すれば明らかなように、本実施形態のPLL10Aの構成とPLL10の構成の相違点は、ループフィルタ120に代えてループフィルタ120Aを設けた点のみである。ループフィルタ120Aは、2次ループフィルタであり、この点に本実施形態の特徴が現れている。図4は、一般的に用いられる2次ループフィルタの構成例を示す図であり、このような構成については非特許文献2或いは特許文献1に記載されている。
このループフィルタは、通常、電圧VCが印加される信号線と高電位電源線の間、若しくは当該信号線と低電位電源線の間に接続される。本実施形態では、ループフィルタ120Aは、前述の通り低電位電源線側に接続され、図4における容量1202は、高電位電源線側に接続した場合の電源電圧依存性に合わせて、図5(a)に示すように容量1203および容量1204に分割されている。より詳細に説明すると、ループフィルタ120Aは、チャージポンプ110の出力端に接続されVCO130へ制御信号を伝送する信号線と第1の電源線(図5(a)では、高電位電源線)との間に直列に介挿された抵抗(図5(a)では抵抗1200)および容量(図5(a)では容量1201)と、第1の電源線と第2の電源線(図5(a)では、低電位電源線)との間に直列に介挿された第2および第3の容量(図5(a)では、容量1203および1204)とを有し、第2の容量と第3の容量の共通接続点に上記信号線を接続して構成されている。
ここで注目すべき点は、図5(a)に示す構成のループフィルタ120Aによれば、電源に対して正の傾きを持つ特性と負の傾きを持つ特性を、その傾きに応じた容量比に分割することで相殺できる、という点である。図4、図5(a)ともにAC的には同じ特性となる。ただし、抵抗1200の抵抗値R1が小さく容量1201の影響が見える場合は、容量1201についても同様に高電位電源線/低電位電源線側に分割する必要がある。
図5(b)は、容量1201を高電位電源線/低電位電源線側に分割した場合(容量1201´と容量1201´´に分割した場合)のループフィルタ120Aの構成例を示す図である。図5(b)に示すように、この場合のループフィルタ120Aは、チャージポンプ110の出力端に接続されVCO130へ制御信号を伝送する信号線と第1の電源線(図5(b)では高電位電源線)との間に直列に介挿された抵抗(図5(b)では抵抗1200´´)および容量(図5(b)では容量1201´´)と、第1の電源線と第2の電源線(図5(b)では低電位電源線)との間に直列に介挿された第2および第3の容量(図5(b)では、容量1203および1204)と、上記信号線と第2の電源線の間に直列の介挿された第2の抵抗(図5(b)では抵抗1200´)および第4の容量(図5(b)では容量1201´)と、を有し、第2の容量と第3の容量の共通接続点に上記信号線を接続して構成されている。
ループフィルタ120Aを構成する各素子のパラメータについては位相余裕や帯域等の条件から決定すれば良い。例えば、図4における容量1202を図5(a)に示すように容量1203と1204に分割する場合において、抵抗1200の抵抗値R1=3300Ω、容量1201の静電容量C1=200pF、容量1202の静電容量C2=15pF、VCO130の電源電圧依存性:低電位側基準=179.78MHz/V
、高電位側基準=−34.75MHz/Vであったとする。この場合、容量1203の静電容量C3および容量1204の静電容量C4は以下のように求まる。
C3:C4=179.78:34.75≒5:1
C2=C3+C4=15pF
したがって、
C3=15pF×5÷6=12.6pF
C4=15pF×1÷6=2.64pF
上記の計算通り容量を分割することで、図6のようにジッタを低減できる。
以上説明したように、本実施形態によれば、ループフィルタ120Aを使用してVCO130が持つ電源電圧依存性を制御信号に持たせることでジッタの低減が可能となる。これにより、PLL全体としてのジッタも減らすことが可能となり、出力パルスの精度向上を期待できる。
また、本実施形態によれば、非特許文献1に開示の技術のように、VCO130を種類
の異なる複数種のインバータを組み合わせて構成するといった複雑な回路構成とする必要が無く、ループフィルタ120Aに含まれる容量の一部を分割するのみである為、「チップサイズの増大」や「回路構成の複雑化」、「回路規模増大によるジッタの増加」といった点も考慮する必要がない。このように本実施形態によれば、複雑な回路構成のVCOを用いること無く、電源電圧変動に起因するPLLのジッタを改善することが可能になる。
10,10A…PLL、100…位相比較器、110…チャージポンプ、120,120A…ループフィルタ、130…VCO、140…分周器。

Claims (2)

  1. 第1および第2の電源線の電位差を動作電圧とし、制御信号の電圧に応じた周波数の信号を出力する電圧制御発振器と、
    前記電圧制御発振器から出力される信号を分周して帰還信号を生成する分周器と、
    入力信号と前記帰還信号との位相を比較する位相比較器と、
    前記位相比較器から出力される信号に応じた電流を出力するチャージポンプと、
    前記チャージポンプから出力される電流に応じて前記制御信号を発生させるループフィルタと、を有し、
    前記ループフィルタは、
    前記制御信号を前記電圧制御回路へ伝達する信号線と前記第1の電源線との間に直列に介挿された第1の容量および抵抗と、
    前記第1の電源線と前記第2の電源線との間に直列に介挿された第2および第3の容量であって、両者の共通接続点に前記信号線が接続されている第2および第3の容量と、
    を含むことを特徴とする位相同期ループ。
  2. 前記ループフィルタは、
    前記信号線と前記第2の電源線との間に直列の介挿された第2の抵抗および第4の容量をさらに含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の位相同期ループ。
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