JP2018073979A - 電子機器及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】難燃性が高い合成樹脂のみではなく、難燃性が低い合成樹脂を適用しながらも、素子の過熱に対する対策を採ることができる。【解決手段】本発明の電子機器1においては、カバー4が第1樹脂層11及び第2樹脂層12を積層してなり、第1樹脂層11が第2樹脂層12よりも低い難燃性を有し、孔4aがカバー4に生じたときに、孔4aの内側における第1樹脂層11及び第2樹脂層12の表面積をS1、S2とし、第1樹脂層11及び第2樹脂層12の酸素指数をA、Bとすると、次式(1)で導き出される値Cが予め設定された安全閾値D以上になるように各表面積S1、S2及び各酸素指数A、Bを設定する。C=((S1×A)+(S2×B))/2(S1+S2) …(1)【選択図】図1

Description

本発明は、電流が流される素子を備える電子機器及び画像形成装置に関し、特に素子の過熱対策に関する技術である。
電子機器は、コンデンサーなどの素子を備えて構成されている。ここで、素子に過電流が流れた場合に備え、例えば電流ヒューズ、温度ヒューズ、サーミスタなどを素子の電気回路に組み込んで、素子が過熱したときに該素子に流れる電流を遮断又は制限することがある。
また、そのような電子機器のフレームや筐体として、難燃性の材質を適用することが好ましい。例えば、特許文献1には、電子機器ではないが、耐摩耗性と難燃性とを高い次元で両立させたゴム組成物、および、これを材料として用いた鉄道車両の外幌が提案されている。
特開2006−176659号公報
電子機器のフレームや筐体の材質として適用される合成樹脂には多様な種類のものがあり、これらの合成樹脂が、難燃性の観点から複数段階に分類されている。従って、電子機器の安全性を向上させるためには、難燃性が高いと評価されている合成樹脂を要所に適用することが望ましい。
しかしながら、電子機器は、安全性ばかりでなく、機械的強度、耐久性、美観、コストなども考慮して設計されるため、難燃性が高い合成樹脂のみの適用では、これらの様々な要求に応えることができない。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、難燃性が高い合成樹脂のみではなく、難燃性が低い合成樹脂を適用しながらも、素子の過熱に対する対策を採ることができ、また安全性を適確に評価することを可能にすることを目的とする。
本発明の一局面にかかる電子機器は、電流が流される素子と、
前記素子に対して向かい合わせで配置された積層板と、を備え、
前記積層板は、第1樹脂層及び第2樹脂層を積層してなり、
前記第1樹脂層が前記第2樹脂層よりも低い難燃性を有し、
前記素子から前記積層板を貫く方向の孔が該積層板に形成されたときに、該孔の内側に露呈する前記第1樹脂層の表面積をS1とし、該孔の内側に露呈する前記第2樹脂層の表面積をS2とし、前記第1樹脂層の酸素指数をAとし、前記第2樹脂層の酸素指数をBとすると、次式(1)で導き出される値Cが予め設定された安全閾値D以上になるように前記各表面積S1、S2及び前記各酸素指数A、Bを設定したものである。
C=((S1×A)+(S2×B))/2(S1+S2) …(1)
また、本発明の一局面にかかる画像形成装置は、上記本発明の電子機器と、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、を備える。
本発明によれば、難燃性が高い合成樹脂のみではなく、難燃性が低い合成樹脂を適用しながらも、素子の過熱に対する対策を採ることができ、また安全性を適確に評価することができる。
本発明の一実施形態にかかる電子機器を概略的に示す断面図である。 図1の電子機器のカバーに孔が生じた状態を示す断面図である。 JISの酸素指数に基づく3段階の難燃性の定義を示す表である。 (a)はUL94規格の水平燃焼試験に基づく難燃性の定義を示す図であり、(b)はUL94規格の垂直燃焼試験に基づく難燃性の定義を示す表である。 一般的な合成樹脂に対する酸素指数OI及びUL94規格による評価を示す表である。 ルミラー(登録商標)の難燃性に関する資料を示す表である。 (a)は電子機器の変形例を概略的に示す断面図であり、(b)は電子機器の他の変形例を概略的に示す断面図である。 図1の電子機器等を備える画像形成装置を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる電子機器を概略的に示す断面図である。図1に示すように本実施形態の電子機器1は、基板2と、基板2に実装された電解コンデンサー3と、基板2に対して離間して対向配置された合成樹脂製のカバー4とを備えており、カバー4が電解コンデンサー3に対して向かい合わせで配置されている。基板2には、電解コンデンサー3の他にも複数の素子(図示せず)が搭載され、電解コンデンサー3及び他の各素子により電子回路が構成されている。
このような電子機器1では、例えば電解コンデンサー3に過電流が流れたり過電圧が印加されたりすると、電解コンデンサー3の内部の可燃材料が発火するおそれがあり、更にはカバー4への延焼が懸念される。このため、本実施形態においては、カバー4として、第1樹脂層11及び第2樹脂層12を積層してなる積層板を適用して、カバー4の難燃性を高めている。
樹脂の難燃性は、酸素指数で表され、第1樹脂層11の酸素指数Aが第2樹脂層12の酸素指数Bよりも大きくされて、第1樹脂層11の難燃性が第2樹脂層12の難燃性よりも高くされている。第1樹脂層11は、難燃性、自己消火性、遅燃性を向上させる消火成分が混入されて、その酸素指数Aが大きくされ、その難燃性が高くされている。
また、第1樹脂層11が電解コンデンサー3側に向けられており、第2樹脂層12と電解コンデンサー3の間に第1樹脂層11が介在する。
ここで、電解コンデンサー3が発火した場合には、高い難燃性の第1樹脂層11が電解コンデンサー3側に向けられているため、カバー4が燃焼し難い。
ただし、図2に示すように電解コンデンサー3の炎によりカバー4の一部が溶融して、カバー4に孔4aが形成されることがある。この場合、この孔4aの内側には、第1樹脂層11の表面11a及び第2樹脂層12の表面12aが露呈するため、難燃性が低い第2樹脂層12の表面12aが電解コンデンサー3の炎に接する。
しかしながら、第1樹脂層11の表面11aも電解コンデンサー3の炎に接するため、第1樹脂層11の表面11aから消火成分が揮発して、この揮発した消火成分により第2樹脂層12の表面12aの燃焼が抑えられる。例えば、臭素系有機化合物のようなハロゲン系難燃剤を樹脂に添加した場合、燃焼時に揮発したハロゲンガス中のハロゲンラジカルが、燃焼反応時に発生する活性ラジカルをトラップして不活性化し、またハロゲンガスにより雰囲気中の酸素濃度が低下されることで、難燃性が高くなると言われている。
また、第1樹脂層11の表面11aの面積が広くなる程、第1樹脂層11の消火成分の揮発量が多くなり、かつ第2樹脂層12の表面12aの面積が狭くなる程、第1樹脂層11の表面11aから揮発した消火成分による第2樹脂層12の表面12aの燃焼の抑制効果が高くなる。このため、第1樹脂層11の表面11aの面積及び第2樹脂層12の表面12aの面積を適宜設定することが望ましい。
詳しくは、本実施形態では、電解コンデンサー3の炎によりカバー4に孔4aが生じた状態で、この孔4aの内側に露呈する第1樹脂層11の表面積をS1とし、この孔4aの内側に露呈する第2樹脂層12の表面積をS2とする。
また、第1樹脂層11の酸素指数をAとし、第2樹脂層12の酸素指数をBとして、第1樹脂層11の酸素指数Aを第2樹脂層12の酸素指数Bよりも大きく設定する。
そして、次式(1)で導き出される値Cが予め設定された安全閾値D(=23)以上になるように第1樹脂層11の表面積S1、第2樹脂層12の表面積S2、第1樹脂層11の酸素指数A、及び第2樹脂層12の酸素指数Bを設定する。
C=((S1×A)+(S2×B))/2(S1+S2) …(1)
なお、カバー4の孔4aが略円形であると想定して、孔4aの直径をrとし、第1樹脂層11の厚みをd1とし、第2樹脂層12の厚みをd2とすると、第1樹脂層11の表面積S1をS1=πr×d1から近似的に求めると共に、第2樹脂層12の表面積S2をS2=πr×d2から近似的に求めることができる。
ここで、上記のように第1樹脂層11の難燃性を高く設定するには、第1樹脂層11の酸素指数Aを十分に大きく設定せねばならず、好ましくは酸素指数Aを27以上に設定する必要がある。
また、上記のように第2樹脂層12の難燃性を第1樹脂層11よりも低くしながらも、第2樹脂層12の酸素指数Bを小さくなり過ぎないように設定する必要がある。
更に、カバー4の孔4aの内側における第1樹脂層11の表面積S1が広くなる程、第1樹脂層11の表面からの消火成分の揮発量が多くなり、かつ孔4aの内側における第2樹脂層12の表面積S2が狭くなる程、第1樹脂層11の表面から揮発した消火成分による第2樹脂層12の燃焼の抑制効果が高くなるため、第1樹脂層11の表面積S1を、第2樹脂層12の表面積S2と同等以上に設定するか、又は第2樹脂層12の表面積S2よりも著しく狭くならないようにする必要がある。
例えば、第1樹脂層11の表面積S1と第2樹脂層12の表面積S2を等しく設定した場合は、上記式(1)は、C=(A+B)/2となり、この値Cが安全閾値D(=23)以上になるように第1樹脂層11の酸素指数Aを27以上に設定すると共に、第2樹脂層の酸素指数Bを小さくなり過ぎないように設定する。
そして、第1樹脂層11の表面積S1を第2樹脂層12の表面積S2よりも狭く設定する場合は、平均値Cを安全閾値D(=23)以上に設定するために、第1樹脂層11の酸素指数A及び第2樹脂層の酸素指数Bのいずれかをより大きくする必要がある。
これにより、図2に示すように電解コンデンサー3の発火によりカバー4に孔4aが生じても、孔4aの内側における第1樹脂層11の表面11aが燃焼することはなく、かつ第1樹脂層11の表面から揮発した消火成分により孔4aの内側における第2樹脂層12の表面12aの燃焼が効果的に抑制され、カバー4そのものの延焼を防止することができる。
また、第2樹脂層12については、難燃性の高さを第1樹脂層11程には重要視する必要がなくその材質の選択の自由度が広いため、安全性ばかりでなく、機械的強度、耐久性、美観、コストなどに優れたカバー4を提供することができる。
次に、上記安全閾値Dについて説明する。上記酸素指数は、合成樹脂の難燃性の指標となるJISの酸素指数OIである。このJISの酸素指数OIとは、合成樹脂に火をつけた状態で、その燃焼が持続されるのに必要な最低酸素濃度をパーセンテージで示す指標である。一般的な空気の組成は、酸素指数OIで見ると20となるため、この20近辺を基準にして、例えば図3の表に示すような3段階の難燃性が定義されている。
図3の表から明らかなように酸素指数OIが22以下の場合は、合成樹脂が燃え、また酸素指数OIが22〜27の数値範囲に入る場合は、合成樹脂が燃え難く、更に酸素指数OIが27以上では、合成樹脂が極めて燃え難い。従って、酸素指数OIが22以上であれば、安全性が確保されるといえる。
そこで、本実施形態では、上記式(1)で導き出される値Cと比較される安全閾値Dを、合成樹脂が燃え難いとされる数値範囲22〜27に入る規定の値に予め設定している。例えば、安全閾値Dを23に設定している。また、第1樹脂層11の酸素指数Aを好ましくは27以上に設定している。
次に、第1樹脂層11及び第2樹脂層12の具体例について説明する。一般的な合成樹脂の難燃性を評価するための指標として、UL94規格がある。このUL94規格では、水平燃焼試験と、垂直燃焼試験があり、水平燃焼試験については図4(a)の表に示すような定義がなされ、垂直燃焼試験については図4(b)の表に示すような5段階の定義がなされている。
そして、一般的な合成樹脂については、酸素指数OI及びUL94規格に基づく評価が、図5の表に示すようなものとなっている。
図5の表からも明らかなように酸素指数OIが大きくなる程、UL94規格での難燃性が高くなる傾向にある。この図5の表に基づき、例えば第1樹脂層11として架橋ポリエチレン(酸素指数B=34〜36)を選択し、第2樹脂層12としてメタクリル樹脂(酸素指数A=17〜18)を選択し、第1樹脂層11の表面積S1と第2樹脂層12の表面積S2を等しくした場合は、上記式(1)で導き出される値Cが25〜27となって、この値Cが安全閾値D(=23)以上となり、また第1樹脂層11の酸素指数Aが27以上となる。このため、上記のように電解コンデンサー3が発火して、電解コンデンサー3の炎が第1樹脂層11の表面11aに接しても、カバー4が燃焼し難く、またカバー4に孔4aが生じても、第1樹脂層11の消火成分が揮発して、この揮発した消火成分により第2樹脂層12の燃焼が抑えられる。
また、電子機器1の設計に際しては、上記式(1)で導き出される値Cが安全閾値D以上になるように第1樹脂層11の表面積S1、第2樹脂層12の表面積S2、第1樹脂層11の酸素指数A、及び第2樹脂層12の酸素指数Bを適宜設定することにより、安全性を評価したり確保したりすることが可能である。
図6は、第1樹脂層11として適用可能な東レフィルム加工株式会社製のルミラー(登録商標)の難燃性に関する資料を示している。
この図6の資料によれば、V−0、VTM−0に対応する種類のルミラーに関しては、難燃性が高く、第1樹脂層11として適用可能である。
ここでは、ルミラーの酸素指数が記されていないが、周知の酸素指数の測定方法又は測定装置によりルミラーの酸素指数を測定して、この測定した酸素指数を上記式(1)における第1樹脂層11の酸素指数Aとして代入し、上記式(1)で導き出される値Cが安全閾値D以上になるように、他のパラメータ、すなわち第1樹脂層11の表面積S1、第2樹脂層12の表面積S2、及び第2樹脂層12の酸素指数Bを適宜設定すればよい。
ただし、ルミラーの多くは、薄いフィルム状のものである。そこで、図7(a)に示すように、ルミラーを適用してなる第1樹脂層11を複数層設けてもよい。この場合は、カバー4の孔4aの内側における各第1樹脂層11の表面積の合計が、上記式(1)における表面積S1となり、上記式(1)で導き出される値Cが安全閾値D以上になるように各表面積S1、S2、及び各酸素指数A、Bを設定する。
あるいは、図7(b)に示すように第1樹脂層11に対しては、上面から下面へと打ち抜いてなる複数の孔21を形成して、下面における該各孔21の周囲にバリ21aを生じさせる。そして、第1樹脂層11を第2樹脂層12の下面に貼り合わせて、カバー4を形成してもよい。第1樹脂層11の孔21のバリ21aが下方に盛り上がっているため、第1樹脂層11の孔21の内側の表面積が広くなる。
この場合は、電解コンデンサー3の発火により、第1樹脂層11の孔21を通じて第2樹脂層12に孔22が形成され、第1樹脂層11の孔21と第2樹脂層12の孔22が重なり合う。このとき、第1樹脂層11の孔21の内側の表面積が、上記式(1)における表面積S1となり、この孔21の内側の表面積S1が広いため、第1樹脂層11の表面から揮発した消火成分による第2樹脂層12の燃焼の抑制効果が高くなる。
更に、図7(b)に示すような第1樹脂層11の各孔21の直径をより小さくして、各孔21の個数を増やしても構わない。この場合は、電解コンデンサー3の発火により、第1樹脂層11の各孔21を通じて第2樹脂層12のそれぞれの孔22が形成され、第1樹脂層11の各孔21と第2樹脂層12の各孔22が互いに重なり合うので、互いに重なり合う孔21と孔22毎に、上記式(1)の関係が成立して、カバー4の延焼が防止される。
ところで、本発明は、上記電子機器を備える画像形成装置を包含する。図8は、画像形成装置を例示する斜視図である。図8に示す画像形成装置10は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能などの複数の機能を兼ね備えた複合機である。この画像形成装置10は、画像読取部110、画像形成部120、給紙部13、及び排出トレイ14などから概略構成される。
画像形成装置10が画像読取動作を行う場合、画像読取部110が原稿載置台111に載置された原稿を読み取り、原稿の画像を示す画像データを生成する。この画像データは、画像メモリー(図示せず)に記憶される。
画像形成装置10が画像形成動作を行う場合は、画像メモリーに記憶された画像データに基づいて、画像形成部120が給紙部13から給紙される記録紙にトナー像を形成する。この後、記録紙上に形成されたトナー像は、不図示の定着部により熱定着される。定着処理の完了した画像形成済みの記録紙は、排出トレイ14に排出される。
このような画像形成装置10においては、その電源として上記電子機器1の構成を適用することができ、上記電子機器1と同様の作用効果を得ることができる。
また、図1乃至図8を用いて説明した構成は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 電子機器
2 基板
3 電解コンデンサー
4 カバー
11 第1樹脂層
12 第2樹脂層
10 画像形成装置
120 画像形成部

Claims (7)

  1. 電流が流される素子と、
    前記素子に対して向かい合わせで配置された積層板と、を備え、
    前記積層板は、第1樹脂層及び第2樹脂層を積層してなり、
    前記第1樹脂層が前記第2樹脂層よりも低い難燃性を有し、
    前記素子から前記積層板を貫く方向の孔が該積層板に形成されたときに、該孔の内側に露呈する前記第1樹脂層の表面積をS1とし、該孔の内側に露呈する前記第2樹脂層の表面積をS2とし、前記第1樹脂層の酸素指数をAとし、前記第2樹脂層の酸素指数をBとすると、次式(1)で導き出される値Cが予め設定された安全閾値D以上になるように前記各表面積S1、S2及び前記各酸素指数A、Bを設定した電子機器。
    C=((S1×A)+(S2×B))/2(S1+S2) …(1)
  2. 前記酸素指数Aが前記酸素指数Bよりも大きい請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記安全閾値Dは、数値範囲22〜27に入る規定の値である請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記安全閾値Dは、23である請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記酸素指数Aは、27以上である請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の電子機器。
  6. 前記素子は、基板上に実装されたコンデンサーであり、
    前記積層板は、前記基板に対して離間して向かい合わせで配置されたカバーである請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の電子機器。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載の電子機器と、
    記録媒体に画像を形成する画像形成部と、を備える画像形成装置。
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