JP2018072924A - 運転情報管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業内容や作業効率等の作業状況を管理するための情報を適切に取得して、作業状況の管理を十分に行うことができ、しかも、作業車の管理も簡易に行うことができる運転情報管理システムの提供。【解決手段】作業車10の運転者を識別する運転者識別情報を取得する識別情報取得部11と、作業中における作業車10の状態を示す作業車状態情報を取得する作業車状態情報取得部12と、作業中における作業車の運転操作情報を取得する運転操作情報取得部13と、作業車状態情報取得部12にて取得する作業車状態情報、及び、運転操作情報取得部13にて取得する運転操作情報を、識別情報取得部11にて取得する運転者識別情報に関連付けて、運転者毎の運転操作傾向情報を生成する情報生成部21とが備えられている。【選択図】図2

Description

本発明は、作業車にて作業を行うに当たり、作業者がどのような運転をしたかを示す運転情報を管理する運転情報管理システムに関する。
上記のような運転情報管理システムは、例えば、農作業車等の作業車について、作業者がどのような運転をしたかを示す運転情報を管理しており、その管理されている運転情報を様々な用途に利用するものである。例えば、従来、集団営農や企業営農等の大規模農業においては、運転情報として、作業時間、作業内容、作業面積等を管理しており、その管理されている運転情報に基づいて、作業者の勤務状況、作業別能力、給与計算を求めるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−241348号公報
近年、農業法人等では、作業内容や作業効率等の作業状況だけでなく、作業車の運転状況等も管理することに重点を置いている。しかしながら、特許文献1に記載のシステムでは、運転情報として、作業時間、作業内容、作業面積等を管理しているだけであるので、作業状況や作業車の運転状況の管理を十分に行うことが難しかった。
例えば、作業車を運転する作業者の熟練度によって、作業内容や作業効率が大きく異なることになり、同じ作業時間であっても、作業者によって、作業内容及び作業効率に大きな差が生じることになる。よって、作業時間を管理していても、作業内容や作業効率等の作業状況の管理が難しいものとなる。また、作業者毎で運転の仕方(運転パターン)が異なることから、メンテナンスを必要とする時期が作業車によって異なることになり、作業車の管理も行い難いものとなる。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、作業内容や作業効率等の作業状況を管理するための情報を適切に取得して、作業状況の管理を十分に行うことができ、しかも、作業車の管理も簡易に行うことができる運転情報管理システムを提供する点にある。
本発明の第1特徴構成は、作業車の運転者を識別する運転者識別情報を取得する識別情報取得部と、
作業中における前記作業車の状態を示す作業車状態情報を取得する作業車状態情報取得部と、
作業中における前記作業車の運転操作情報を取得する運転操作情報取得部と、
前記作業車状態情報取得部にて取得する作業車状態情報、及び、前記運転操作情報取得部にて取得する運転操作情報を、前記識別情報取得部にて取得する前記運転者識別情報に関連付けて、前記運転者毎の運転操作傾向情報を生成する情報生成部とが備えられている点にある。
本構成によれば、情報生成部は、作業車状態情報及び運転操作情報を、運転者識別情報に関連付けて、運転者毎の運転操作傾向情報を生成するので、運転操作傾向情報は、ある運転者がどのような運転操作を行ったか、及び、そのときの作業車の状態はどのような状態であったか等の情報となる。これにより、運転操作傾向情報を管理することで、運転者毎に、作業内容や作業効率等の作業状況を十分に管理することができるとともに、その運転者が使用した作業車に対してどのような運転操作が行われたかの情報も管理することができ、作業車の管理も簡易に行うことができる。
本発明の第2特徴構成は、前記情報生成部にて生成される運転操作傾向情報と基準運転操作傾向情報とを比較して、前記運転者毎の運転操作傾向を評価する評価部が備えられている点にある。
本構成によれば、例えば、複数の運転者における運転操作傾向情報の平均値等を基準運転操作傾向情報とし、評価部が運転操作傾向情報と基準運転操作傾向情報とを比較することで、運転者毎に、基準運転操作傾向情報に対して優劣等の評価を行うことができる。よって、評価部による評価を用いて運転者の指導等も行うことができ、運転者の運転操作の向上を支援することができる。
本発明の第3特徴構成は、前記情報生成部にて生成される運転操作傾向情報と基準運転操作傾向情報とを比較して、前記作業車のメンテナンス情報を生成するメンテナンス情報生成部が備えられている点にある。
本構成によれば、メンテナンス情報生成部は、情報生成部にて生成される運転操作傾向情報と基準運転操作傾向情報とを比較することで、例えば、基準運転操作傾向情報に対して運転操作傾向情報の方が使用頻度の高い操作部や機器等が存在するか否かを把握することができる。そこで、メンテナンス情報生成部は、使用頻度の高い操作部や機器等のメンテナンス時期を早めるようなメンテナンス情報を生成することができる。これにより、メンテナンス情報を管理することで、作業内容や作業効率等の作業状況だけでなく、メンテナンス時期等のメンテナンスに関する情報の管理も適切に行うことができる。
本発明の第4特徴構成は、前記情報生成部にて生成される運転操作傾向情報と基準運転操作傾向情報とを比較して、前記運転者毎の運転操作に関する熟練度を設定する熟練度設定部が備えられている点にある。
本構成によれば、例えば、複数の運転者における運転操作傾向情報の平均値等を基準運転操作傾向情報とし、熟練度設定部が運転操作傾向情報と基準運転操作傾向情報とを比較することで、運転者毎に、どのような運転操作が優れているか、又は、どのような運転操作が劣っているか等の運転操作に関する熟練度を設定することができる。これにより、運転操作の優劣について、運転者に対して熟練度という指標を提示することができるので、運転者は自分の運転操作の優劣を明確に把握することができ、運転者の指導等を適切に行うことができる。
本発明の第5特徴構成は、前記情報生成部にて生成される運転操作傾向情報を蓄積して、その蓄積情報に基づいて、前記基準運転操作傾向情報を更新可能な更新部が備えられている点にある。
本構成によれば、更新部は、蓄積した運転操作傾向情報に基づいて、基準運転操作傾向情報を更新するので、運転操作傾向情報の比較対象となる基準運転操作傾向情報を、実際の作業において生成される運転操作傾向情報に応じて更新することができる。これにより、基準運転操作傾向情報を実情に合わせて変更することができ、運転操作傾向情報との比較を実情に合わせて精度よく行うことができ、適切な比較結果を得ることができる。
本発明の第6特徴構成は、前記情報生成部にて生成される複数の運転操作傾向情報について、グループ設定条件に基づいて、複数のグループにグループ分けし、複数のグループの夫々について、そのグループにおけるグループ運転操作傾向情報を生成するグループ情報生成部が備えられている点にある。
本構成によれば、例えば、グループ設定条件を、地域毎にグループ分けするという条件に設定すると、グループ情報生成部は、地域毎に、グループ運転操作傾向情報を生成することができる。これにより、グループ運転操作傾向情報を管理することで、どの地域はどのような運転操作の傾向であるか、地域によって運転操作の傾向にどのような違いが生じるか等の情報を把握することができ、そのような情報を用いることで、地域毎の作業内容や作業効率の管理を適切に行うことができる。
また、グループ設定条件は、地域毎にグループ分けするという条件に限らず、作物の種類毎にグループ分けしたり、湿田か乾田かでグループ分けする等、各種の条件を設定することができる。よって、管理したい情報等に合わせてグループ設定条件を設定することで、情報管理のために、グループ運転操作傾向情報を効果的に活用することができる。
運転情報管理システムの概略構成を示す図 運転情報管理システムのブロック図 情報生成部にて運転操作傾向情報を生成するときの過程を示す模式図 情報生成部にて生成された運転操作傾向情報をグラフ化したときのグラフを示す図 評価部による点数評価を示すグラフ、及び、評価結果の表示内容を示す図 グループ情報生成部にて生成されたグループ運転操作傾向情報の点数評価を示すグラフ
本発明に係る運転情報管理システムの実施形態を図面に基づいて説明する。
この運転情報管理システム1は、図1に示すように、農作業車等の作業車10について、作業者がどのような運転をしたかを示す運転情報を管理するものであり、運転情報を管理する管理装置20が備えられている。運転情報管理システム1は、作業車10から各種の情報を取得し、管理装置20が取得した各種の情報に基づいて運転情報を管理しており、管理装置20が管理している運転情報を端末30に送信自在に構成されている。
図1では、作業車10として、トラクタを例示しているが、トラクタの他、田植機、コンバイン、土木・建築作業装置、除雪車等、乗用型作業車両に加え、歩行型作業車両も適用可能であり、各種の作業車が適用可能となっている。
管理装置20は、例えば、データベースを有する管理サーバ等から構成されており、端末30は、例えば、パーソナルコンピュータ等から構成されている。端末30については、スマートフォン等のモバイル端末やタブレット端末でもよく、各種の端末が適用可能である。
図2に示すように、作業車10には作業車用通信装置14が備えられ、管理装置20には管理装置用通信装置27が備えられ、端末30には端末用通信装置33が備えられている。そして、作業車10と管理装置20とは、作業車用通信装置14及び管理装置用通信装置27等によりインターネット回線等を介して各種の情報を通信可能に構成されている。また、管理装置20と端末30とは、管理装置用通信装置27及び端末用通信装置33によりインターネット回線等を介して各種の情報が通信可能に構成されている。
図2に示すように、端末30には、管理装置20から送信される各種の情報を表示自在な表示部31と、管理装置20から送信される各種の情報を紙等の媒体に出力自在な出力部32とが備えられている。また、作業車10には、識別情報取得部11、作業車状態情報取得部12、運転操作情報取得部13、作業車用通信装置14等が備えられている。
識別情報取得部11は、作業車10の運転者を識別する運転者識別情報を取得するように構成されている。運転者は、運転者固有の運転者IDを入力することで、識別情報取得部11が、その運転者IDに応じた運転者識別情報を取得するようにしている。
作業車状態情報取得部12は、作業中における作業車10の状態を示す作業車状態情報を取得するように構成されている。図示は省略するが、作業車10には、作業中における作業車10の状態を検出可能な各種のセンサ等が備えられており、作業車状態情報取得部12は、それらのセンサの検出情報に基づいて、作業車状態情報を取得するようにしている。作業車状態情報としては、例えば、作業中における作業車速、作業中におけるエンジン回転数、作業中におけるPTO回転数等、作業中における各種の情報が適用可能であり、その他、作業中に限らず、作業を行わずに移動中の移動車速やエンジン回転数等も取得することができる。
運転操作情報取得部13は、作業中における作業車10の運転操作情報を取得するように構成されている。図示は省略するが、作業車10には、作業中において作業車10に対してどのような運転操作を行ったかを検出可能な各種のセンサ等が備えられており、運転操作情報取得部13は、それらのセンサの検出情報に基づいて、運転操作情報を取得するようにしている。運転操作情報としては、例えば、ブレーキの操作回数、クラッチの操作回数、ステアリングの操作回数等、作業中における各種の情報が適用可能である。
管理装置20には、情報生成部21、評価部22、メンテナンス情報生成部23、熟練度設定部24、グループ情報生成部25、管理装置用通信装置27等が備えられている。
情報生成部21は、作業車状態情報取得部12にて取得する作業車状態情報、及び、運転操作情報取得部13にて取得する運転操作情報を、識別情報取得部11にて取得する運転者識別情報に関連付けて、運転者毎の運転操作傾向情報を生成するように構成されている。運転操作傾向情報は、各運転者がどのような運転操作を行ったか、そのときの作業車10の状態はどのような状態であったか等の運転操作の傾向を示すものである。例えば、運転操作傾向情報は、作業中のブレーキの操作回数が多めである、作業中のクラッチの操作回数が多めである、作業車速が早めである、作業中のエンジン回転数が高めである等の運転者毎の運転操作の傾向を示している。
情報生成部21は、図3に示すように、作業車状態情報と運転操作情報とを運転者識別情報に関連付けることで、運転者(例えば、A〜D)毎に、作業車状態情報(例えば、作業車速、移動車速、エンジン回転数、PTO回転数等)、及び、運転操作情報(例えば、ブレーキの操作回数、クラッチの操作回数、ステアリングの操作回数等)を区分けしている。そして、情報生成部21は、例えば、耕耘、代掻き、田植え、刈取等、運転者が行った作業種類情報も取得しており、その作業種類情報も識別情報取得部11にて取得する運転者識別情報に関連付けている。
情報生成部21は、上述の如く、作業種類情報と作業車状態情報と運転操作情報とを運転者識別情報に関連付けることで、どのような作業種類の作業中に、どのような運転操作を行ったか、そのときの作業車10がどのような状態であったか等を示す運転操作傾向情報を運転者毎に生成している。情報生成部21は、作業種類情報と作業車状態情報と運転操作情報とを運転者毎に区分けする状態でそれらの情報を蓄積しており、その蓄積情報を集計した表として端末30の表示部31等に表示させたり、グラフ化して端末30の表示部31等に表示させるようにしている。
例えば、図4に示すものでは、ある運転者の運転操作傾向情報をグラフ化し、そのグラフ化した情報を端末30の表示部31に表示させている。図4では、ある運転者における、作業車速、エンジン回転数、ブレーキの操作回数等の推移を示している。ちなみに、ある運転者において作業種類毎に、作業車速、エンジン回転数、ブレーキの操作回数等の推移を示すこともでき、グラフ化する際に、どのように分類するかは適宜変更することができる。
図4に示すものでは、運転者が過去に行った作業について、作業車速、エンジン回転数、ブレーキの操作回数等の推移を示している。このグラフから、運転者がこれまでの作業において、どのような作業車速で作業を行っているか、どのようなエンジン回転数となっているか、ブレーキの操作回数が何回であるかの推移を把握することができる。よって、運転者の夫々は、情報生成部21が生成する運転操作傾向情報から、自分がどのような運転操作を行っているのか、そのときの作業車10の状態がどのような状態であるかを自分の運転操作の傾向として把握することができる。
評価部22は、情報生成部21にて生成される運転操作傾向情報と基準運転操作傾向情報とを比較して、運転者毎の運転操作傾向を評価するように構成されている。ここで、図示は省略するが、基準運転操作傾向情報は、記憶部に記憶されており、評価部22は、記憶部に記憶されている基準運転操作傾向情報を呼び出して比較対象として用いている。そして、基準運転操作傾向情報は、例えば、これまでに情報生成部21にて生成した運転操作傾向情報を記憶部等に蓄積しておき、その蓄積情報の平均値を基準運転操作傾向情報とすることができる。また、基準運転操作傾向情報は、蓄積情報から地域毎又は作業種類毎に求められる平均値を基準運転操作傾向情報とすることもできる。平均値を求めるに当たっては、地域や作業種類に限らず、例えば、農業法人、集団営農や企業営農等の経営体毎に平均値を求め、その平均値を基準運転操作傾向情報とすることもできる。更に、作業車10や作業種類によっては、推奨される運転操作の傾向及び推奨される作業車10の状態があることから、それらの推奨情報から基準運転操作傾向情報を生成することもでき、どのような情報を基準運転操作傾向情報とするかは適宜変更が可能である。
評価部22は、図5に示すように、例えば、ブレーキの操作頻度、クラッチの操作頻度、エコスイッチの操作頻度、パワースイッチの操作頻度、副変速装置の操作頻度等の頻度情報について、基準運転操作傾向情報(図中実線にて示す)の点数に対して、運転者毎の運転操作傾向情報又はその平均値(図中点線にて示す)が何点に該当するかを特定して点数評価(例えば、8段階の点数評価)することで、運転者毎の運転操作傾向を評価している。そして、評価部22は、図5に示す点数評価を表示部31に表示させることで、運転者等が自分の点数評価を把握できるようにしている。
図5では、点数評価する項目を、ブレーキの操作頻度、クラッチの操作頻度、エコスイッチの操作頻度、パワースイッチの操作頻度、副変速装置の操作頻度としているが、どのような項目を点数評価するかは適宜変更が可能である。また、図5において、基準運転操作傾向情報については、ブレーキの操作頻度、クラッチの操作頻度、エコスイッチの操作頻度、パワースイッチの操作頻度、副変速装置の操作頻度のいずれもが5点となっている。ちなみに、エコスイッチは、エンジン回転数をエコ用設定回転数まで低下させる又は現在のエンジン回転数から所定回転数だけエンジン回転数を低下させるためのスイッチであり、パワースイッチは、エンジン回転数をパワー用設定回数まで増大させる又は現在のエンジン回転数から所定回転数だけエンジン回転数を増大させるためのスイッチである。
また、評価部22は、図5に示す点数評価を行うとともに、運転者がどのような運転操作傾向であり、どのような運転操作を推奨するかの表示内容を表示部31に表示させるようにしている。図5では、「お客様は、ブレーキ、クラッチ頻度が通常より多いですが、無段変速なので操作は不要です。」との表示内容が表示されている。評価部22は、運転者がどのような運転操作傾向をしており、どのような運転操作を推奨するかの表示内容を複数備えており、それら複数の表示内容と点数評価の数値とを関連付けて記憶している。これにより、評価部22は、点数評価の数値がどのような数値であるかによって、その数値に応じた表示内容を表示部31に表示させるようにしている。
メンテナンス情報生成部23は、情報生成部21にて生成される運転操作傾向情報と基準運転操作傾向情報とを比較して、作業車10のメンテナンス情報を生成するように構成されている。この場合、基準運転操作傾向情報については、上述の基準運転操作傾向情報と同様のものを用いることも可能であるが、例えば、作業車10の販売会社等では、標準的な使用頻度であればどれぐらいの期間でメンテナンスが必要であるかを把握しているので、その販売会社等が推奨するメンテナンス推奨情報から基準運転操作傾向情報を生成することもできる。
メンテナンス情報生成部23は、例えば、図5に示すように、評価部22と同様に、基準運転操作傾向情報(図中実線にて示す)の点数に対して、運転操作傾向情報(図中点線にて示す)が何点に該当するかを特定することで、運転者毎の運転操作傾向情報を点数評価している。そして、メンテナンス情報生成部23は、点数評価の数値がどのような数値であるかによって、その数値に応じたメンテナンス情報を生成するようにしている。例えば、運転操作傾向情報のブレーキの操作頻度が基準運転操作傾向情報よりも高い場合には、メンテナンス情報生成部23が、ブレーキのメンテナンス時期を所定期間よりも早くなるようにメンテナンス情報を生成する。また、クラッチの操作頻度や副変速装置の操作頻度も、ブレーキの操作頻度と同様に、基準運転操作傾向情報よりも高い場合には、メンテナンス情報生成部23が、メンテナンス時期を所定期間よりも早くなるようにメンテナンス情報を生成することができる。
熟練度設定部24は、情報生成部21にて生成される運転操作傾向情報と基準運転操作傾向情報とを比較して、運転者毎の運転操作に関する熟練度を設定するように構成されている。この場合、基準運転操作傾向情報については、上述の基準運転操作傾向情報と同様のものを用いることが可能である。
熟練度設定部24は、例えば、図5に示すように、評価部22と同様に、基準運転操作傾向情報(図中実線にて示す)の点数に対して、運転操作傾向情報(図中点線にて示す)が何点に該当するかを特定することで、運転者毎の運転操作傾向情報を点数評価している。そして、熟練度設定部24は、点数評価の数値がどのような数値であるかによって、その数値に応じた熟練度を設定するようにしている。例えば、熟練度設定部24は、図5の点数評価の合計値が何点であるかによって、熟練度を10段階で設定することができ、設定した熟練度を端末30の表示部31に表示できるようにしている。
グループ情報生成部25は、情報生成部21にて生成される複数の運転操作傾向情報に基づいて、グループ設定条件に基づいて、複数のグループにグループ分けし、複数のグループの夫々について、そのグループにおけるグループ運転操作傾向情報を生成するように構成されている。
グループ設定条件については、例えば、地域毎にグループ分けするという条件に設定することができ、この場合には、グループ情報生成部25が、地域毎にグループ運転操作傾向情報を生成することができる。グループ運転操作傾向情報は、そのグループに属する運転者がどのような運転操作を行ったか、そのときの作業車10の状態はどのような状態であったか等のグループ毎の運転操作の傾向を示すものである。
グループ情報生成部25は、生成するグループ運転操作傾向情報を蓄積しており、その蓄積情報を集計した表として端末30の表示部31等に表示させたり、グラフ化して端末30の表示部31等に表示させるようにしている。グループ情報生成部25は、例えば、図4と同様に、グループ運転操作傾向情報をグラフ化し、そのグラフ化した情報を端末30の表示部31に表示させるようにしている。
また、グループ情報生成部25は、例えば、図6に示すように、評価部22と同様に、基準運転操作傾向情報(図中実線にて示す)の点数に対して、グループ運転操作傾向情報又はその平均値(図中点線にて示す)が何点に該当するかを特定することで、グループ毎のグループ運転操作傾向を点数評価している。図6(a)と図6(b)とは異なるグループのグループ運転操作傾向情報の平均値を示している。ちなみに、この図6では、図5とは点数評価する項目が異なるが、この項目をどんな項目にするかについては適宜変更が可能である。
グループ設定条件は、地域毎にグループ分けするという条件に限らず、作物の種類毎にグループ分けしたり、湿田か乾田かでグループ分けする等、各種の条件を設定することができる。このグループ設定条件については、例えば、作業者が端末30を操作して各種の情報を入力することで、グループ設定条件を設定可能に構成されている。
更新部26は、情報生成部21にて生成される運転操作傾向情報を記憶部等に蓄積して、その蓄積情報に基づいて、基準運転操作傾向情報を更新するように構成されている。更新部26は、例えば、設定期間が経過する毎に、情報生成部21にて生成される運転操作傾向情報の蓄積情報から平均値を求め、その平均値を新しい基準運転操作傾向情報として更新できるようにしている。これにより、基準運転操作傾向情報を実情に合わせて更新することができ、評価部22や熟練度設定部24による運転操作傾向情報との比較を実情に合わせて精度よく行うことができ、適切な比較結果を得ることができる。
以上の如く、運転情報管理システム1は、情報生成部21にて生成される運転操作傾向情報である図4に示すグラフ等を表示部31等に表示させることで、運転者毎に自分がどのような運転操作を行っているのか及びそのときの作業車10がどのような状態であるかを認識させることができ、運転者が自己の運転操作の傾向を容易に認識することができる。しかも、図5に示すグラフ等も表示部31等に表示させることで、評価部22による運転操作傾向の評価、及び、熟練度設定部24による熟練度を数値や指標として運転者が認識することができる。これにより、運転者の指導等を適切に行うことができるとともに、運手者毎の作業内容や作業効率等の作業状況を適切に管理することができる。また、メンテナンス情報生成部23にて生成されるメンテナンス情報を用いることで、作業車10のメンテナンス時期等も管理することができる。
端末30には、表示部31に加えて、出力部32が備えられているので、情報生成部21にて生成される運転操作傾向情報、評価部22による運転操作傾向の評価、及び、熟練度設定部24による熟練度、メンテナンス情報生成部23にて生成されるメンテナンス情報をリスト化して紙等の媒体に出力部32にて出力することができる。よって、運転者の指導を行う際や、作業状況及び作業車10の管理を行う際に、そのリストを効果的に活用することができる。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、評価部22、メンテナンス情報生成部23、熟練度設定部24、グループ情報生成部25の全てを備えた例を示しているが、例えば、評価部22のみを備える等、評価部22、メンテナンス情報生成部23、熟練度設定部24、グループ情報生成部25の少なくとも1つを備えるものであればよい。
(2)上記実施形態では、評価部22、メンテナンス情報生成部23、熟練度設定部24、グループ情報生成部25等を1つの管理装置20に備えた例を示したが、例えば、評価部22及び熟練度設定部24等を備える装置と、メンテナンス情報生成部23を備える装置とを別々に設けることもでき、評価部22やメンテナンス情報生成部23等をどのような装置に備えさせるかは適宜変更が可能である。
1 運転情報管理システム
10 作業車
11 識別情報取得部
12 作業車状態情報取得部
13 運転操作情報取得部
21 情報生成部
22 評価部
23 メンテナンス情報生成部
24 熟練度設定部
25 グループ情報生成部
26 更新部

Claims (6)

  1. 作業車の運転者を識別する運転者識別情報を取得する識別情報取得部と、
    作業中における前記作業車の状態を示す作業車状態情報を取得する作業車状態情報取得部と、
    作業中における前記作業車の運転操作情報を取得する運転操作情報取得部と、
    前記作業車状態情報取得部にて取得する作業車状態情報、及び、前記運転操作情報取得部にて取得する運転操作情報を、前記識別情報取得部にて取得する前記運転者識別情報に関連付けて、前記運転者毎の運転操作傾向情報を生成する情報生成部とが備えられている運転情報管理システム。
  2. 前記情報生成部にて生成される運転操作傾向情報と基準運転操作傾向情報とを比較して、前記運転者毎の運転操作傾向を評価する評価部が備えられている請求項1に記載の運転情報管理システム。
  3. 前記情報生成部にて生成される運転操作傾向情報と基準運転操作傾向情報とを比較して、前記作業車のメンテナンス情報を生成するメンテナンス情報生成部が備えられている請求項1又は2に記載の運転情報管理システム。
  4. 前記情報生成部にて生成される運転操作傾向情報と基準運転操作傾向情報とを比較して、前記運転者毎の運転操作に関する熟練度を設定する熟練度設定部が備えられている請求項1〜3の何れか1項に記載の運転情報管理システム。
  5. 前記情報生成部にて生成される運転操作傾向情報を蓄積して、その蓄積情報に基づいて、前記基準運転操作傾向情報を更新可能な更新部が備えられている請求項2〜4の何れか1項に記載の運転情報管理システム。
  6. 前記情報生成部にて生成される複数の運転操作傾向情報について、グループ設定条件に基づいて、複数のグループにグループ分けし、複数のグループの夫々について、そのグループにおけるグループ運転操作傾向情報を生成するグループ情報生成部が備えられている請求項1〜5の何れか1項に記載の運転情報管理システム。
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