JP2018071387A - 解凍制御装置 - Google Patents

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正信 嶺澤
真治 原
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真治 原
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Abstract

【課題】実際に解凍処理で必要となる時間に、近い解凍処理時間を設定し得る構造を実現する。【解決手段】選択触媒還元システムにおいて凍結した還元剤の解凍処理を制御する解凍制御部と、前回の解凍処理が途中で終了した場合に、前回の解凍処理にかかった時間と逆相関になるように、今回の解凍処理にかける時間を設定する設定部とを備えるように構成する。【選択図】図3

Description

本開示は、選択触媒還元で使用される還元剤の解凍処理を行う解凍制御装置に関する。
車両に搭載されるディーゼルエンジン等の内燃機関の排気ガス中にはNOx(窒素酸化物)が含まれている。このようなNOxを還元して排気ガスを浄化するための排気ガス浄化システムとして、尿素SCR(Selective Catalytic Reduction)システムが知られている。
このような尿素SCRシステムは、尿素水から生成されるアンモニアと排気ガス中のNOxとを反応させることにより、NOxを還元して浄化する(例えば、特許文献1参照)。
前述のような尿素SCRシステムは、排気通路に配置された選択還元触媒(例えば、尿素SCR触媒)と、排気通路のうちの尿素SRC触媒よりも上流側に尿素水を噴射するための還元剤噴射装置(例えば、尿素水噴射装置)とを備える。尿素SCR触媒は、排気ガスの熱により尿素水から生成されるアンモニアを吸着し、流入する排気ガス中のNOxとアンモニアとの還元反応を促進する機能を有する。
以上のような尿素SCRシステムで使用される尿素水は所定温度以下で凍結するため、寒冷時に尿素水が凍結すると尿素水を供給できなくなるという問題がある。このため、尿素SCRシステムは、凍結した尿素水を解凍するための解凍処理を制御する制御装置を備えている。このような従来の制御装置は、解凍処理を実施した後、所定条件を満たした場合に、解凍処理が完了したと判定する。
特開2000−303826号公報
ところで、解凍処理の完了を判定するための所定条件には、解凍処理にかける時間に関する条件が含まれており、制御装置は、解凍処理の開始からの経過時間が所定の閾値(以下、「解凍時間閾値」という)以上になったことを、解凍処理の完了を判断する一つの条件としている。
前述したような解凍時間閾値が、実際に尿素水の解凍に必要な時間よりも大きい値であると、解凍処理にかかる時間が必要以上に長くなってしまう可能性がある。
本開示では、実際に解凍処理で必要となる時間に近い解凍処理時間を設定し得る解凍制御装置を提供することを目的とする。
本開示は、還元剤噴射装置において凍結した還元剤の解凍処理を制御する解凍制御部と、前回の解凍処理が途中で終了した場合に、前回の解凍処理にかかった時間と逆相関になるように、今回の解凍処理にかける時間を設定する設定部とを備えた解凍制御装置に向けられる。
本開示によれば、実際に解凍処理で必要となる時間により近い解凍処理時間を設定できる解凍制御装置を提供することが可能となる。
本開示に係る解凍制御装置が組み込まれる尿素SCRシステムの構成例の概要を説明するための模式図 エンジン始動から尿素水噴射装置を噴射可能な状態にするためのスタートアップ制御までのフローチャート 本開示に係る解凍制御装置が行う解凍処理制御のフローチャート 解凍処理のフローチャート
図1〜3を参照して本開示に係る解凍制御装置について詳説する。具体的には、以下の説明では、先ず、本開示に係る解凍制御装置が組み込まれる尿素SCRシステムおよびその周辺の構成例について簡単に説明する。そして、還元剤噴射装置の一例である尿素水噴射装置の一構成例について説明した後、本開示に係る解凍制御装置について詳説する。
[1.尿素SCRシステムおよびその周辺の構成例]
図1は、本開示に係る解凍制御装置が組み込まれた尿素SCRシステム1およびその周辺の構成例の概要を示している。なお、尿素SCRシステム1は、選択触媒還元システムの一例として示すものである。
尿素SCRシステム1は、尿素SCR触媒10と、還元剤噴射装置である尿素水噴射装置20と、DCU(ドージングコントロールユニット)30とを含んで構成されている。
このような尿素SCRシステム1は、還元剤として尿素水40を用いて排気ガス中のNOxを還元し分解するためのシステムである。
尿素SCR触媒10は、ディーゼルエンジン(図示省略、以下、単に「エンジン」という)に接続された排気管50の途中に設けられ、エンジンの排気ガス中に含まれるNOxを選択的に還元する機能を有する。
尿素水噴射装置20は、還元剤である尿素水40を、排気管50のうちの尿素SCR触媒10よりも排気ガスの流れに関する上流側(図1の左側)に噴射する機能を有する。そして、本構成例の場合、尿素水噴射装置20が噴射した尿素水40が分解して生成されるアンモニアが尿素SCR触媒10に吸着し、尿素SCR触媒10に流入する排気ガス中のNOxが、尿素SCR触媒10に吸着したアンモニアにより選択的に還元される。なお、尿素水40の噴射量は、排気ガス中に含まれるNOxの濃度や、尿素SCR触媒10におけるアンモニアの吸着可能量等に基づいて、尿素SCR触媒10よりも下流側(図1の右側)の排気管50に、NOxあるいはアンモニアが流出しないように制御されるのが好ましい。
[1.1 尿素水噴射装置20の構成例]
次に、図1を参照して、還元剤噴射装置の一例である尿素水噴射装置20の具体的構成について説明する。図1に示すように、尿素水噴射装置20は、ドージングバルブ21と、尿素水タンク23と、サプライモジュール25と、排気温度センサ27と、NOxセンサ29とを含んで構成されている。
[1.1.1 ドージングバルブについて]
ドージングバルブ21は、尿素SCR触媒10よりも上流側に配置された排気管50の排気管要素51aに固定されており、尿素水40を、排気管50のうちの尿素SCR触媒10よりも上流側に噴射する機能を有する。このようなドージングバルブ21は、通電制御により開弁状態及び閉弁状態が切り替えられる電磁式噴射弁である。なお、ドージングバルブ21は、使用時に高温になる。このため、ドージングバルブ21には、エンジン冷却水を流してドージングバルブ21を冷却するための冷却用配管90bが設けられている。
[1.1.2 尿素水タンクについて]
尿素水タンク23は、尿素水40を貯留する機能を有する。なお、尿素水タンク23には、冬期等に尿素水40が凍結した際、エンジン冷却水を流して尿素水40を解凍するための解凍用配管90aが設けられている。なお、解凍用配管90aに代えてまたは解凍用配管90aと共に、尿素水タンク23に、凍結した尿素水40を解凍するための電熱ヒータ等の加熱装置が設けられていてもよい。なお、尿素水タンク23内に尿素水センサ231が設けられている。このような尿素水センサ231は、尿素水液面、尿素水温度、尿素水の濃度に基づく品質などを検出すると共に、検出結果をDCU30に送信する機能を有する。
[1.1.3 サプライモジュールについて]
サプライモジュール25は、サプライポンプ251と、サクションライン252と、圧送ライン253と、フィルタ254と、戻しライン255と、圧力センサ256とを含んで構成されている。
サプライポンプ251は、サクションライン252を介して尿素水タンク23内の尿素水40を吸引する機能を有する。また、サプライポンプ251は、尿素水タンク23から吸引した尿素水40を、吐出し口に接続された圧送ライン253に送り出す機能を有する。このようなサプライポンプ251は、例えば電動式のダイヤフラムポンプやモータポンプである。
サクションライン252は、サプライポンプ251により吸引された尿素水タンク23内の尿素水40の流路としての機能を果たしている。このようなサクションライン252は、一端がサプライポンプ251の吸込み口に接続している。一方、サクションライン252の他端は、尿素水タンク23内に尿素水40を吸い上げ可能な状態で配置されている。
圧送ライン253は、サプライポンプ251から送り出された尿素水40をドージングバルブ21に圧送するための流路としての機能を果たしている。このような圧送ライン253は、一端がサプライポンプ251の吐出し口に接続されている。一方、圧送ライン253の他端は、ドージングバルブ21の基端部に接続されている。
フィルタ254は、圧送ライン253の中間部に設けられており、圧送ライン253を流れる尿素水40をろ過することにより、尿素水40内の異物を除去する機能を有する。
戻しライン255は、圧送ライン253内の余剰な尿素水40を尿素水タンク23に戻すための流路としての機能を果たしている。このような戻しライン255は、一端が圧送ライン253の中間部に尿素水40の流通を可能な状態で接続している。一方、戻しライン255の他端は、尿素水タンク23内に配置されている。
圧力センサ256は、圧送ライン253の中間部に設けられており、尿素水40の圧力を測定し、測定結果をDCU30に送信する機能を有する。
[1.1.4 排気温度センサについて]
排気温度センサ27は、尿素SCR触媒10の上流側に配置された排気管50内の排気ガスの排気温度Tを測定し、測定結果をDCU30へ送信する機能を有する。排気温度センサ27により測定された排気温度Tは、尿素SCR触媒10の温度推定にも用いられる。このような排気温度センサ27は、尿素SCR触媒10よりも上流側に設けられた排気管50の排気管要素51aの下流端近傍に設けられている。なお、排気温度センサ27の配置位置は図示の位置に限定されない。
[1.1.5 NOxセンサについて]
NOxセンサ29は、尿素SCR触媒10の下流側に配置された排気管50内の排気ガス中のNOx値を検出し、検出結果をDCU30へ送信する機能を有する。このようなNOxセンサ29は、尿素SCR触媒10よりも下流側に設けられた排気管50の排気管要素51bの上流端近傍に設けられている。なお、NOxセンサ29を設ける位置は、尿素SCR触媒10よりも上流側でもよい。あるいは、尿素SCR触媒10よりも下流側にNOxセンサ29を設けると共に、NOxセンサ29とは別のNOxセンサ(図示省略)を、尿素SCR触媒10よりも上流側に設ける構成を採用することもできる。具体的には、尿素SCR触媒10よりも上流側に設けるNOxセンサは、尿素SCR触媒10よりも上流側に設けられた排気管50の排気管要素51aの下流端近傍に設ける。このようなNOxセンサは、尿素SCR触媒10の上流側に配置された排気管50内の排気ガス中のNOx値を検出する機能を有する。この他、排気管要素51bには、アンモニアセンサ(図示省略)等が設けられていてもよい。
[1.2 制御装置(DCU30)の構成例]
次に、尿素SCRシステム1のDCU30について説明する。DCU30は、尿素水噴射装置20の各制御要素の制御を行う機能を有する。また、DCU30は、本開示に係る解凍制御装置の一例でもある。その観点で、以下では、解凍制御装置30ということもある。
以下、DCU30が備える代表的な機能について説明するが、DCU30が備える機能は以下で説明する機能に限定されるものではない。また、DCU30は、以下に説明する機能の全ての機能を備えている必要もない。
DCU30は、バッテリー60が接続されると共にイグニッションキー70のキースイッチのON、OFF信号が入力される。また、DCU30は、エンジンの燃料噴射制御等を行うECM(エンジンコントロールモジュール)80と接続されている。このようなECM80は、エンジンの燃料噴射量や噴射タイミング、エンジン回転数、車速信号等の運転情報、および外気温等をDCU30に送信する機能を有する。なお、前述の尿素SCRシステム1では、DCU30とECM80とが別の制御装置により構成されているが、一つの制御装置として構成されていてもよい。
DCU30は、尿素水噴射装置20が尿素水40を噴射する量およびタイミングを算出する機能を有する。また、当該算出の結果を制御信号としてサプライポンプ251に送信して、サプライポンプ251から送り出される尿素水40の圧力を制御する機能を有する。本構成例の場合、DCU30は、サプライモジュール25の圧力センサ256により測定される尿素水40の圧力を所定の目標値に維持すべく、サプライポンプ251の出力をフィードバック制御する機能を有している。また、DCU30は、エンジンの始動時において、尿素水40が凍結している場合には、尿素水40が解凍されるまで(換言すれば、尿素水40が尿素水噴射装置20により噴射可能な状態となるまで)待機した後に、サプライポンプ251の駆動を開始する機能を有する。
また、DCU30は、NOxセンサ29から送信された検出値(つまり、尿素SCR触媒10よりも下流側の排ガス中のNOx値)に基づいて、ドージングバルブ21の開弁状態の時間を調節する(換言すれば、開閉制御を行う)機能を有する。具体的には、DCU30は、ECM80から取得する情報に基づいて、NOxセンサ29の検出値が定常となるようなドージングバルブ21から噴射する尿素水40の量(以下、「噴射指示量」という)を算出する。そして、算出された噴射指示量に基づいてドージングバルブ21を開閉制御し、ドージングバルブ21から噴出される尿素水40の量を、排ガス中のNOxに応じた量に制御する。
また、DCU30は、凍結した尿素水40を解凍するための解凍処理を制御する機能を有する。換言すれば、DCU30は、選択触媒還元システム(尿素SCRシステム1)において凍結した還元剤(尿素水40)の解凍処理を制御する解凍制御部を有する。具体的には、DCU30(より具体的にいえば、DCU30の解凍制御部)は、尿素水タンク23の解凍用配管90aの一部に設けられた解凍用バルブ91の開弁状態と閉弁状態とを切り替えることにより、解凍用配管90a内のエンジン冷却水の流れを制御する機能を有する。より具体的には、尿素水40が凍結している場合に、DCU30は、エンジンの始動時において解凍用バルブ91を開弁状態とし、尿素水タンク23の解凍用配管90aにエンジン冷却水を流す。この結果、尿素水タンク23内の凍結した尿素水40が、エンジン冷却水により加熱される。そして、DCU30は、所定の条件を満たした場合に解凍用バルブ91を閉弁状態として、解凍処理制御を終了する。これにより、尿素水タンク23内の尿素水40が必要以上に加熱されることがないようにする。なお、所定の条件としては、例えば、尿素水タンク23内の尿素水センサ231により検出される尿素水40の温度が所定の閾値に到達した場合や、解凍処理の時間が所定の閾値に到達した場合等が挙げられる。また、解凍処理が完了した状態とは、全ての尿素水が解凍している状態でも良いが、通常、尿素水が、尿素水噴出装置から噴射可能な程度にまで解凍した状態をいう。また、本構成例の場合、前述した解凍制御部は、DCU30に設けられている。ただし、解凍制御部は、DCU30以外の制御装置に設けられていてもよい。
さらに、DCU30は、前述のような解凍処理にかける時間を、前回の解凍処理にかかった時間に応じて短縮して設定する機能を有する。換言すれば、DCU30は、前回の解凍処理が途中で終了した場合に、前回の解凍処理にかかった時間と逆相関になるように、今回の解凍処理にかける時間を設定する設定部を有する。具体的には、例えば、DCU30(より具体的には、DCU30の設定部)は、前回の解凍処理にかかった時間に基づいて控除時間を算出する機能を有する。そして、予め設定された第一の解凍処理時間から控除時間を短縮して(例えば、減算して)、今回の解凍処理にかける時間である第二の解凍処理時間として設定する機能を有する。即ち、前回の解凍処理にかかった時間が増加した場合には、今回の解凍処理にかける時間が減少する(つまり、前回の解凍処理にかかった時間と今回の解凍処理にかける時間とが逆相関の関係になる)ように、今回の解凍処理にかける時間を設定する。逆相関の関係を具体的な数字で説明すると、例えば、前回の解凍処理時間が5秒の場合に今回の解凍処理時間を20秒とし、前回の解凍処理時間が10秒の場合に今回の解凍処理時間を10秒とするような関係をいう。ただし、逆相関の関係は、前回の解凍処理時間と今回の解凍処理時間との関係の全てが逆相関の関係を有している必要はなく、前回の解凍処理時間と今回の解凍処理時間との関係の一部のみが逆相関の関係を有していればよい。即ち、前述の例に加えて、前回の解凍処理の時間が15秒の場合に今回の解凍処理の時間を10秒(つまり、前回の解凍時間が10秒の場合と同じ時間)とした関係も、逆相関の関係に含まれる。なお、前述の時間は、説明の便宜のために例示した値であって、解凍処理の時間を限定するものではない。
前述の機能の詳細については後述する。また、本構成例の場合、前述した設定部は、DCU30に設けられている。ただし、設定部は、DCU30以外の制御装置に設けられていてもよい。
[1.2.1 解凍処理制御について]
以下、図1〜3を参照して、本開示に係る解凍制御装置(本実施形態では、DCU)30が行う解凍処理制御の1例について説明する。なお、図2は、エンジン始動から尿素水噴射装置20のスタートアップ制御が終了するまでを示すフローチャートである。なお、図2に示すスタートアップ制御の後に、尿素SCRシステム1は、排気ガス中のNOxを還元し分解する処理を行う。当該処理に関しては特許文献1等に記載されて従来から知られている処理とほぼ同様であるため図示および詳しい説明は省略する。また、図3は、図2のステップ400の「解凍処理制御」に関するフローチャートであり、図4は、図3の「解凍処理」に関するフローチャートである。
まず、図2のステップ100においてエンジンが始動すると、DCU30は、ステップ200において尿素水タンク23内の尿素水40が凍結しているか否かを判定する(以下、単に「凍結判定」という)。なお、ステップ100におけるエンジン始動には、イグニッションキー70によりキースイッチがONされてエンジンが始動する場合だけでなく、アイドリングストップ機能によりエンジンが再始動される場合も含まれる。
なお、凍結判定は、例えば、以下の条件(1)および条件(2)を全て満たしている場合に凍結していないと判定し、条件(1)および条件(2)のうちの1つでも満たしていない場合に凍結していると判定する。なお、凍結判定の条件は、以下の条件(1)および条件(2)に限定されるものではない。例えば、外気温等を判定の条件とすることもできる。
条件(1)尿素水40または尿素水タンク23の温度が所定の閾値(例えば、尿素水の凍結温度)よりも高い
条件(2)サプライモジュール25を構成する各部材の温度が所定の閾値(例えば、尿素水の凍結温度)よりも高い
DCU30は、ステップ200において尿素水が凍結していないと判定した場合(ステップ200:No)には、ステップ300に進んでスタートアップ制御を行う。スタートアップ制御は尿素水噴射装置20を噴射可能な状態にするための処理であって、通常の尿素SCRシステム1においては、エンジンが始動した後に行われる。具体的には、例えば、スタートアップ制御は、サプライモジュール25のサプライポンプ251を駆動して圧送ライン253に尿素水40を送り出し、圧送ライン253内の尿素水40の圧力をドージングバルブ21から噴射可能なスタートアップ圧まで高める処理である。
一方、DCU30は、ステップ200で尿素が凍結している判定した場合(ステップ200:Yes)には、ステップ400に進んで解凍処理制御を行う。以下、図3のフローチャートを参照して、解凍処理制御の一例について説明する。
先ず、DCU30は、ステップ401において、前回の解凍処理制御終了時のエンジン冷却水の温度を、C(以下、「旧冷却水温C」という)に設定する。なお、旧冷却水温Cに関する情報は、例えば、エンジン冷却水センサ(図示省略)により測定され、ECM80が備えるメモリ等の記憶装置に記録されている。旧冷却水温Cに関する情報は、DCU30がECM80から取得したものである。なお、エンジン冷却水の温度は、専用のセンサによらずとも、周知の推定手法によりDCU30により導出されても良い。
また、DCU30は、ステップ401において、今回の解凍処理開始時のエンジン冷却水の温度を、C(以下、「新冷却水温C」という)に設定する。なお、新冷却水温Cに関する情報も、例えば、エンジン冷却水センサ(図示省略)により測定され、ECM80が備えるメモリ等の記憶装置に記録されている。新冷却水温Cに関する情報も、DCU30がECM80から取得したものである。
また、DCU30は、ステップ401において、前回の解凍処理時間の閾値を、TH(以下、「旧解凍時間閾値TH」という)に設定する。なお、旧解凍時間閾値THは、前回の解凍処理において、解凍処理が完了したか否かを判定する基準となる値である。すなわち、前回の解凍処理においては、DCU30が備えるタイマ(図示省略)のカウンタ値が旧解凍時間閾値THを超えた場合に、DCU30は、解凍処理制御が完了したと判定する。このような旧解凍時間閾値THは、外気温等の環境温度に基づいて決定される値である。
また、DCU30は、ステップ401において、今回の解凍処理時間の閾値を、TH(以下、「新解凍時間閾値TH」という)に設定する。なお、新解凍時間閾値THは、今回の解凍処理において、解凍処理が完了したか否かを判定するための基準となる値である。すなわち、今回の解凍処理においては、DCU30が備えるタイマのカウンタ値が新解凍時間閾値THを超えた場合に、DCU30は、解凍処理制御が完了したと判定する。このような新解凍時間閾値THは、外気温等の環境温度に基づいて決定される値である。
なお、タイマのカウンタ値の初期値を0(ゼロ)とした場合には、新解凍時間閾値THが、今回の解凍処理にかける時間である第一の解凍処理時間に相当する。即ち、本構成例の場合、新解凍時間閾値THに相当する時間が、今回の解凍処理のために予め設定された第一の解凍処理時間となる。一方、タイマのカウンタ値の初期値が0(ゼロ)より大きい場合には、新解凍時間閾値TH(換言すれば、予め設定された第一の解凍処理時間)から当該初期値を減算した時間が、今回の解凍処理にかける時間である第二の解凍処理時間に相当する。
また、DCU30は、ステップ401において、前回の解凍処理終了の際のタイマのカウンタ値を、Tocnt(以下、「旧カウンタ値Tocnt」という)に設定する。このような旧カウンタ値Tocntは、前回の解凍処理終了時に、DCU30が備えるメモリ等の記憶装置に記録されたものである。なお、前回の解凍処理終了の際のタイマのカウンタ値とは、解凍処理が完了した場合のカウンタ値だけでなく、例えば、エンジンが停止して解凍処理が途中で終了した場合のカウンタ値も含む。すなわち、前回の解凍処理において解凍処理が完了している場合には、前回の解凍処理終了の際のタイマのカウンタ値は、少なくとも旧解凍時間閾値TH以上である。一方、前回の解凍処理が完了せず途中で終了している場合には、前回の解凍処理終了の際のタイマのカウンタ値は、旧解凍時間閾値THよりも小さい。
また、DCU30は、ステップ401において、エンジン冷却水に関する閾値(例えば、熱交換により尿素水の解凍を行うのに適した温度)を、Cth(以下、「冷却水閾値Cth」という。)に設定する。
さらに、DCU30は、ステップ401において、係数Kを設定する。なお、係数Kは、0≦K≦1の範囲で、外気温との関係に基づいて算出されるものである。具体的には、係数Kは、所定の温度範囲において、外気温が高いほど1に近づき、外気温が低いほど0に近づく。
次に、DCU30は、ステップ402において、旧カウンタ値Tocntが、旧解凍時間閾値THよりも小さいか否かを判定する。すなわち、DCU30は、ステップ402において、前回の解凍処理が完了しているか否かを判定する。
そして、DCU30は、ステップ402において、旧カウンタ値Tocntが、旧解凍時間閾値THより小さくないと判定した場合(ステップ402:No)には、以下で説明する解凍処理時間の設定方法とは別の処理を行う。なお、当該別の処理は、例えば、今回のエンジン始動時のエンジン冷却水の温度(新冷却水温C)に基づいて算出した値または0(ゼロ)を、解凍処理におけるタイマのカウンタ値の初期値として設定するなどである。なお、前記別の処理に関する詳しい説明は省略する。一方、DCU30は、ステップ402において、旧カウンタ値Tocntが、旧解凍時間閾値THより小さいと判定した場合(ステップ402:Yes)には、処理をステップ403に進める。
次に、DCU30は、ステップ403において、新冷却水温Cが、冷却水閾値Cth以上であるか否かを判定する。換言すれば、DCU30は、ステップ403において、エンジンの冷却水に熱が残っているか否かを判定する。これにより、DCU30は、前回の解凍処理の終了時(換言すれば、前回のエンジンが停止した時点)から、現時点(換言すれば、今回のエンジン始動の時点)までの時間を、ある程度推定できる。
DCU30は、ステップ403において、新冷却水温Cが、冷却水閾値Cthより小さいと判定した場合(ステップ403:No)には、ステップ404で、今回の解凍処理におけるタイマのカウンタ値の初期値Tini(以下、単に「新カウンタ初期値Tini」という)に0(ゼロ)を設定する。
一方、DCU30は、ステップ403において、新冷却水温Cが、冷却水閾値Cth以上であると判定した場合(ステップ403:Yes)には、ステップ405で、旧解凍時間閾値THと新解凍時間閾値THとを比較する。
DCU30は、ステップ405において、旧解凍時間閾値THが新解凍時間閾値TH以下であると判定した場合(ステップ405:Yes)には、処理をステップ406に進める。
DCU30は、ステップ406において、旧カウンタ値Tocntに応じて算出した控除時間Tm1を、新カウンタ初期値Tiniに設定する。すなわち、今回の解凍処理時間は、新カウンタ初期値Tiniが0(ゼロ)から始まる場合よりも控除時間Tm1だけ短縮される。具体的には、Tocnt・(C/C)・Kを控除時間Tm1として、新カウンタ初期値Tiniに設定する。ステップ406において、例えば、旧カウンタ値Tocntが、新解凍時間閾値THよりも小さい場合には、旧カウンタ値Tocntをそのまま控除時間Tm1として、新カウンタ初期値Tiniに設定することもできる。また、Tocnt・Kを控除時間Tm1として、新カウンタ初期値Tiniに設定することもできる。以上のように、新カウンタ初期値Tiniに設定する控除時間Tm1は、旧カウンタ値Tocntに応じて算出される値を適宜設定できる。なお、旧解凍時間閾値THが新解凍時間閾値THより小さくなる場合とは、今回の解凍処理の開始時の外気温が、前回の解凍処理の開始時の外気温よりも低くなり、外気温に関する解凍条件が厳しくなった状態である。
一方、DCU30は、ステップ405において、旧解凍時間閾値THが新解凍時間閾値THより大きいと判定した場合(ステップ405:No)には、ステップ407に処理を進める。
DCU30は、ステップ407において、旧カウンタ値Tocntに応じて算出する控除時間Tm2を、新カウンタ初期値Tiniに設定する。すなわち、今回の解凍処理にかける時間は、新カウンタ初期値Tiniが0(ゼロ)から始まる場合よりも控除時間Tm2だけ短縮される。具体的には、Tocnt・(TH/TH)・(C/C)・Kを控除時間Tm2として、新カウンタ初期値Tiniに設定する。ステップ407において、例えば、旧カウンタ値Tocntが、新解凍時間閾値THよりも小さい場合には、旧カウンタ値Tocntをそのまま新カウンタ初期値Tiniに設定することもできる。また、例えば、Tocnt・Kを控除時間Tm2として、新カウンタ初期値Tiniに設定することもできる。以上のように、新カウンタ初期値Tiniに設定する控除時間Tm2に関しても、前述したステップ406の場合と同様に、旧カウンタ値Tocntに応じて算出される値を適宜設定できる。なお、旧解凍時間閾値THが新解凍時間閾値TH以上である場合とは、今回の解凍処理の開始時の外気温が、前回の解凍処理の開始時の外気温よりも高くなり、外気温に関する解凍条件が緩くなった状態である。
次に、ステップ404、406または407の処理を実行したDCU30は、ステップ408において、DCU30のタイマのカウンタ値Tncnt(以下、「新カウンタ値Tncnt」という)に、新カウンタ初期値Tiniを設定する。換言すれば、DCU30は、今回の解凍処理にかける時間を設定する。
次に、ステップ409において、DCU30は、解凍処理を実行する。
具体的には、DCU30は、図4に示す解凍処理フローのうちのステップ410において、制御指令を出す。具体的には、DCU30は、ドージングバルブ21および尿素水タンク23の解凍用配管90aに設けられた解凍用バルブ91を開弁状態にする制御指令を出す。この結果、ドージングバルブ21および尿素水タンク23内の凍結した尿素水40を、エンジン冷却水により加熱する尿素水40の解凍処理が開始される。
解凍処理は、エンジンが停止するかあるいは新カウンタ値Tncntが、新解凍時間閾値TH以上となるまで続けられる。具体的には、DCU30は、ステップ411において、エンジンが停止しているか否かを判定する。DCU30は、ステップ411において、エンジンが停止していないと判定した場合(ステップ411:No)には、ステップ412において、新カウンタ値Tncntが、新解凍時間閾値TH以上であるか否かを判定する。DCU30は、ステップ412で、新カウンタ値Tncntが、新解凍時間閾値TH以上ではないと判定した場合(ステップ412:No)には、処理をステップ411に戻して解凍処理を続行する。
一方、DCU30は、ステップ412で、タイマのカウンタ値Tが、新解凍時間閾値TH以上であると判定した場合(ステップ412:Yes)には、処理をステップ413に進める。
DCU30は、ステップ413において、DCU30が備えるメモリなどの記憶装置に、新カウンタ値Tncntを、前回の解凍処理終了時のタイマのカウンタ値として記憶する。また、DCU30は、新解凍時間閾値THを、前回の解凍処理時間の閾値として記憶装置に記憶する。さらに、DCU30は、その時点におけるエンジンの冷却水の温度を、ECM80から取得して前回の解凍処理終了時の冷却水の温度として記憶する。
また、DCU30は、ステップ411で、エンジンが停止していると判定した場合(ステップ411:Yes)には、処理をステップ414に進める。
DCU30は、ステップ414において、DCU30が備えるメモリなどの記憶装置に、新カウンタ値Tncntを、前回の解凍処理終了時のタイマのカウンタ値として記憶する。また、DCU30は、新解凍時間閾値THを、前回の解凍処理時間の閾値として記憶装置に記憶する。さらに、DCU30は、その時点(つまり、エンジン停止時)におけるエンジンの冷却水の温度を、ECM80から取得して前回の解凍処理終了時の冷却水の温度として記憶する。
次に、ステップ413またはステップ414の後、DCU30は、ステップ415において、解凍処理を終了する制御指令を出す。具体的には、DCU30は、ドージングバルブ21および尿素水タンク23の解凍用配管90aに設けられた解凍用バルブ91を開弁状態にする制御指令を出す。
そして、ステップ416において処理を図3のフローに戻し、ステップ417で解凍処理を終了する。その後、DCU30は、処理を図2のステップ500に進める。
DCU30は、ステップ500において、エンジンが停止しているか否かを判定する。DCU30は、ステップ500において、エンジンが停止していると判定した場合には、ステップ300のスタートアップ制御を行わずに処理を終了する。
一方、ステップ500において、DCU30は、エンジンが停止していないと判定した場合(ステップ500:No)には、ステップ200において凍結判定を行う。DCU30は、ステップ200において尿素が凍結していると判定した場合(ステップ200:Yes)には、ステップ400に進んで解凍処理制御を行う。解凍処理制御については、前述した通りである。
また、DCU30は、ステップ200において尿素が凍結していないと判定した場合(ステップ200:No)には、ステップ300に進んでスタートアップ制御を行う。スタートアップ制御についても、前述した通りである。そして、DCU30は、ステップ600で処理を終了する。なお、DCU30は、ステップ600以降に、尿素SCRシステム1により排気ガス中のNOxを還元する処理を行う。当該処理に関しては、前述した特許文献1等に記載されて従来から知られている処理方法と同様であるため、詳しい説明は省略する。
[1.3 作用・効果]
本構成例の解凍制御装置(本実施形態では、DCU)30の場合、凍結した尿素水40を解凍するための解凍処理の時間を、前回の解凍処理にかかった時間を考慮して、実際に解凍処理で必要となる時間に近い解凍処理時間を設定できる。具体的には、図3に示した解凍処理制御の場合、今回の解凍処理にかける時間を、前回の解凍処理にかかった時間である旧カウンタ値Tocntに基づいて求めた時間だけ短縮した時間(具体的には、新解凍時間閾値TH−新カウンタ初期値Tini)としている。即ち、今回の解凍処理にかける時間は、前回の解凍処理にかかった時間と逆相関の関係となる。前回の解凍処理にかかった時間を考慮しない場合には、前回の解凍処理に係った時間に関わらず、今回の解凍処理にかける時間は、外気温等に基づいて設定される新解凍時間閾値THに相当する時間が設定される。ところが、このような新解凍時間閾値THに相当する時間は、今回の解凍処理で実際には解凍処理を行う必要がない尿素水(つまり、前回の解凍処理で解凍され今回の解凍処理の時点で凍結していない尿素水の分)の解凍に要する時間が含まれている場合がある。一方、図3に示した解凍処理制御の場合、前回の解凍処理時間(具体的には、旧カウンタ値Tocnt)に応じて求めた時間を、今回のタイマのカウンタ値の初期値Tiniとすることにより、解凍処理時間を短縮している。以上のように、本構成例の還元剤噴射装置の制御装置の場合、解凍処理の時間を、前回の解凍処理にかかった時間を考慮して、実際に解凍処理で必要となる時間に近い解凍処理時間を設定できる。
[1.4 付記]
前述した本構成例の解凍制御装置(DCU)30が行う解凍処理制御は、図3に示した解凍処理制御のフローに限定されるものではない。具体的には、図3に示した解凍処理制御のフローでは、DCU30のタイマのカウンタ値の初期値Tiniを、前回の解凍処理にかかった時間に基づいて算出した時間(つまり、控除時間Tm1または控除時間Tm2)だけ進めることにより、今回の解凍処理にかける時間を短縮している。ただし、例えば、タイマのカウンタ値の初期値Tiniを0(ゼロ)として、新解凍時間閾値THから控除時間Tm1、Tm2を減算(TH−Tm1またはTH−Tm2)してもよい。以上のように、前回の解凍処理にかかった時間に応じて、今回の解凍処理にかける時間を短縮する方法は、各種方法を採用できる。
また、前述した解凍処理の場合、凍結した尿素水40を解凍する手段としてエンジン冷却水の熱を利用して行っている。ただし、凍結した尿素水40を解凍する手段として、例えば、ヒータ等の加熱装置を使用することもできる。
また、本構成例では、図3、4の処理はDCU30で行われると説明した。しかし、これに限らず、図3、4の処理は、DCU30とは異なる制御装置にて行われても良い。
本開示に係る解凍制御装置は、尿素SCRシステムを採用したディーゼルエンジンを搭載した車両に有用である。
1 尿素SCRシステム
30 DCU
40 尿素水

Claims (3)

  1. 還元剤噴射装置において凍結した還元剤の解凍処理を制御する解凍制御部と、
    前回の解凍処理が途中で終了した場合に、前記前回の解凍処理にかかった時間と逆相関になるように、今回の解凍処理にかける時間を設定する設定部と、
    を備えた解凍制御装置。
  2. 前記設定部は、内燃機関の冷却水の温度が所定の冷却水閾値以上であると判定した場合に、前記今回の解凍処理にかける時間を設定する、
    請求項1に記載の解凍制御装置。
  3. 前記設定部は、
    前記前回の解凍処理にかかった時間に基づいて控除時間を算出し、
    前記控除時間を、予め設定された第一の解凍処理時間から減算して、前記今回の解凍処理にかける時間である第二の解凍処理時間とする、
    請求項1に記載の解凍制御装置。
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