JP5533363B2 - Scrシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ディーゼル車両の排気ガスに尿素水を噴射することで排ガス浄化を行うSCRシステムに係り、エンジンの暖気や車室の暖房に支障なく尿素水を解凍できるSCRシステムに関する。
ディーゼルエンジンの排気ガス中のNOxを浄化するための排ガス浄化システムとして、SCR(Selective Catalytic Reduction;選択還元触媒)装置を用いたSCRシステムが開発されている。
このSCRシステムは、尿素水をSCR装置の排気ガス上流に供給し、排気ガスの熱でアンモニアを生成し、このアンモニアによって、SCR触媒上でNOxを還元して浄化するものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−303826号公報
尿素水は、−10℃で凍る。冬期や寒冷地では外気温が低いため、エンジンのコールドスタート時に、尿素水が凍結していることがある。尿素水はドージングバルブと呼ばれる噴射機にて排気管内に噴射されるが、尿素水タンク内や尿素水タンクからドージングバルブまでの間の一箇所でも尿素水が凍結していたりシャーベット状であると噴射はできない。
その対策として、エンジンの冷却水を循環する冷却ラインが尿素タンク内に挿通されてタンクヒータが構成される。タンクヒータでは、冷却水と尿素水との間での熱交換により尿素水を解凍することができる。冷却ラインには、タンクヒータに冷却水を供給するか否かを切り替えるタンクヒーターバルブが設けられる。必要に応じてタンクヒーターバルブを開くことで、タンクヒータを稼動させて尿素水を解凍し、尿素水タンク内の尿素水を目標温度まで昇温させることができる。これを解凍制御と呼ぶ。
ところで、タンクヒーターバルブは、弁体とコイルとバネとを有し、コイルが通電されたとき、電磁力で弁体自体が移動又は弁体が取り付けられているプランジャが移動することにより、開放される。コイルの通電がなくなると、バネの力により弁体が元の位置に戻り、タンクヒーターバルブが遮断される。
解凍制御は、数十分、場合によっては1時間を超えて行われることがある。このように解凍制御が長時間にわたり、コイルの通電が長時間維持されると、コイルの温度が上昇してコイルの電気抵抗が上昇し、電流が流れにくくなる。タンクヒーターバルブの開放状態を保持するための保持電流は、遮断状態から開放するときに要する電流より少ないので、開放状態は保持される。しかし、いったんコイルの通電を停止すると、その後、コイルが冷めないうちにコイルに通電したとき、バッテリ電圧が低い場合には十分な電流が流れず、タンクヒーターバルブが開放されない場合がある。ここで、タンクヒーターバルブを遮断状態から開放するために必要な電圧を再起動電圧と呼ぶことにする。
タンクヒーターバルブを開放する際には、配線の断線・短絡をモニタする目的で、例えば、5分間のインターバルで、4分開放して1分遮断するというようなデューティ制御(パルス幅変調駆動;PWM駆動ともいう)が行われる。デューティ制御の遮断期間中にコイルが冷却されなければ、再起動電圧が高まったままであるため、車両の電装品(エアコンなど)が作動して電気負荷が上がり、バッテリ電圧が再起動電圧より低ければ、その次の開放のタイミングでコイルに通電してもタンクヒーターバルブは開放されない。
タンクヒータバルブを開放・遮断制御する解凍制御部は、タンクヒーターバルブが開放されなかったことを認識できないため、コイルに電流を流し続ける。このため、コイルはさらに温度上昇し、再起動電圧が上昇して、タンクヒーターバルブが開放されない状態が続く。
その結果、尿素水の解凍が進まず、尿素噴射が不可能な状態が続いて、排気ガスの浄化ができなくなり、最終的に、SCRシステムの異常警告が出される。
そこで、バッテリ電圧に対して再起動電圧閾値を設定しておき、この再起動電圧閾値とバッテリ電圧を比較し、バッテリ電圧が再起動電圧閾値以上のときのみタンクヒーターバルブの開放を許可し、バッテリ電圧が再起動電圧閾値未満のときはタンクヒーターバルブの開放を禁止するという対策が考えられる。
ところが、コイル温度が高温であることを前提として、再起動電圧閾値を高く設定しすぎると、コイル温度が低く、実際の再起動電圧がバッテリ電圧より低いときであっても、バッテリ電圧が再起動電圧閾値未満であれば、タンクヒーターバルブの開放が禁止されてしまう。
逆に、再起動電圧閾値を低く設定しすぎると、コイル温度が高く、実際の再起動電圧がバッテリ電圧より高くなっているときであっても、バッテリ電圧が再起動電圧閾値以上であれば、タンクヒーターバルブの開放が許可され、コイルが通電されてしまう。
以上のように、固定の再起動電圧閾値を設定すると、コイル温度に依存して変動する再起動電圧に対応することができず、開放が可能であるのに開放が禁止されたり、開放が不可能であるのに開放が許可され、尿素水の解凍制御が不具合に陥ってしまう。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、タンクヒーターバルブの再起動可否を的確に判定して尿素水の解凍制御が実行できるSCRシステムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、エンジンの排気管内に噴射するための尿素水を貯留する尿素水タンクと、前記尿素水タンクに挿通されたタンクヒータラインと、コイルの電磁力により開放となり、冷却水を前記タンクヒータラインに分岐配給するタンクヒータバルブと、前記タンクヒータバルブを開放・遮断制御する解凍制御部と、前記コイルの温度を推定するコイル温度推定部と、推定コイル温度に応じ、前記タンクヒータバルブが開放可能か否かを判定する再起動電圧閾値を設定する再起動電圧閾値設定部と、バッテリ電圧が再起動電圧閾値以上のときは、前記タンクヒータバルブの開放を許可し、バッテリ電圧が再起動電圧閾値未満のときは、前記タンクヒータバルブの開放を禁止する開放許可・禁止部とを備えたものである。
前記コイル温度推定部は、外気温、冷却水温、車速、バッテリ電圧のいずれか1つ以上をパラメータとし、あらかじめパラメータに応じて設定された前記コイルの温度上昇の係数をパラメータで参照し、この温度上昇係数を前記タンクヒータバルブが開放されている間、所定時間刻みで累積加算し、あらかじめパラメータに応じて設定された前記コイルの温度下降の係数をパラメータで参照し、この温度下降係数を前記タンクヒータバルブが遮断されている間、所定時間刻みで累積減算することにより、前記コイルの温度を推定してもよい。
前記再起動電圧閾値設定部は、コイル温度によらず前記タンクヒータバルブの開放が可能な電圧からなる高温時用閾値候補と、コイル温度によらず前記タンクヒータバルブの開放が不可能な電圧からなる低温時用閾値候補とがあらかじめ設定されており、推定コイル温度があらかじめ設定された上限値以上になると高温時用閾値候補を再起動電圧閾値に設定し、推定コイル温度があらかじめ設定された下限値以下になると低温時用閾値候補を再起動電圧閾値に設定してもよい。
本発明は次の如き優れた効果を発揮する。
(1)タンクヒーターバルブの再起動可否を的確に判定して尿素水の解凍制御が実行できる。
本発明の一実施形態を示すSCRシステムの要部構成図である。 本発明の一実施形態を示すSCRシステムを詳しく示した構成図である。 図1のSCRシステムの入出力構成図である。 (a)は、本発明におけるバルブ開放許可・禁止の判定遷移図、(b)は、本発明における推定コイル温度の遷移図、(c)は、累積値とバルブ制御領域の遷移図である。 本発明における処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1及び図2に示されるように、本発明に係るSCRシステム100は、ディーゼルエンジンEの排気管102内に噴射するための尿素水を貯留する尿素水タンク105と、尿素水タンク105に挿通されたタンクヒータライン131と、コイル(図示せず)の電磁力により開放となり、エンジンの冷却水をタンクヒータライン131に分岐配給するタンクヒータバルブ124と、タンクヒータバルブ124を開放・遮断制御する解凍制御部1と、コイルの温度を推定するコイル温度推定部2と、累積値Σで表される推定コイル温度に応じ、タンクヒータバルブ124が開放可能か否かを判定する再起動電圧閾値Vthを設定する再起動電圧閾値設定部3と、バッテリ電圧Vaが再起動電圧閾値Vth以上のときは、タンクヒータバルブ124の開放を許可し、バッテリ電圧Vaが再起動電圧閾値Vth未満のときは、タンクヒータバルブ124の開放を禁止する開放許可・禁止部4とを備えたものである。
本実施形態では、コイル温度推定部2は、外気温、冷却水温、車速、バッテリ電圧のいずれか1つ以上をパラメータとし、あらかじめパラメータに応じて設定されたコイルの温度上昇の係数αをパラメータで参照し、この温度上昇係数αをタンクヒータバルブ124が開放されている間、所定時間刻みで累積加算し、あらかじめパラメータに応じて設定されたコイルの温度下降の係数βをパラメータで参照し、この温度下降係数βをタンクヒータバルブ124が遮断されている間、所定時間刻みで累積減算することにより、コイルの温度を推定するようになっている。すなわち、温度上昇係数αと温度下降係数βの累積値Σが推定コイル温度となる。
温度上昇係数α、温度下降係数βは、外気温、冷却水温、車速、バッテリ電圧などのコイルの環境条件に依存するので、例えば、外気温と冷却水温で参照される二次元マップに基礎値を設定すると共に、車速で参照される一次元マップやバッテリ電圧で参照される一次元マップに補正値を設定しておき、外気温と冷却水温で参照した基礎値を車速やバッテリ電圧で参照した補正値で補正して求めるとよい。
温度上昇係数αは、通電による発熱と外気・冷却水への放熱とによって単位時間にコイルに貯まる熱量に相当し、コイル温度の上昇しやすさ(加熱されやすさ)を表すものである。したがって、外気温が低いときには温度上昇係数αは小さい値となり、外気温が高いときには温度上昇係数αは大きい値となる。冷却水温が低いときには温度上昇係数αは小さい値となり、冷却水温が高いときには温度上昇係数αは大きい値となる。車速が高いときには温度上昇係数αは小さい値となり、車速が低いときには温度上昇係数αは大きい値となる。バッテリ電圧が低いときには温度上昇係数αは小さい値となり、バッテリ電圧が高いときには温度上昇係数αは大きい値となる。
温度下降係数βは、外気・冷却水への放熱によって単位時間にコイルから出る熱量に相当し、コイル温度の下降しやすさ(冷却されやすさ)を表すものである。温度下降係数βは、負の値を設定しておき、温度上昇係数αと共通の加算処理によって累積するようにするとよい。
さらに、本実施形態では、再起動電圧閾値設定部3は、コイル温度によらずタンクヒータバルブ124の開放が可能な電圧からなる高温時用閾値候補VHと、コイル温度によらずタンクヒータバルブ124の開放が不可能な電圧からなる低温時用閾値候補VLとがあらかじめ設定されており、累積値Σで表される推定コイル温度があらかじめ設定された上限値ΣH以上になると高温時用閾値候補VHを再起動電圧閾値Vthに設定し、累積値Σで表される推定コイル温度があらかじめ設定された下限値ΣL以下になると低温時用閾値候補VLを再起動電圧閾値Vthに設定するようになっている。
詳しくは、図2に示すように、SCRシステム100は、エンジンEの排気管102に設けられたSCR装置103と、SCR装置103の上流側(排気ガスの上流側)で尿素水を噴射するドージングバルブ(尿素噴射装置、ドージングモジュール)104と、尿素水を貯留する尿素タンク105と、尿素タンク105に貯留された尿素水をドージングバルブ104に供給するサプライモジュール106と、ドージングバルブ104やサプライモジュール106等を制御するDCU(Dosing Control Unit)126とを主に備える。
エンジンEの排気管102には、排気ガスの上流側から下流側にかけて、DOC(Diesel Oxidation Catalyst;酸化触媒)107、DPF(Diesel Particulate Filter)108、SCR装置103が順次配置される。DOC107は、エンジンEから排気される排気ガス中のNOを酸化してNO2とし、排気ガス中のNOとNO2の比率を制御してSCR装置103における脱硝効率を高めるためのものである。また、DPF108は、排気ガス中のPM(Particulate Matter)を捕集するためのものである。
SCR装置103の上流側の排気管102には、ドージングバルブ104が設けられる。ドージングバルブ104は、高圧の尿素水が満たされたシリンダに噴口が設けられ、その噴口を塞ぐ弁体がプランジャに取り付けられた構造となっており、コイルに通電することによりプランジャを引き上げることで弁体を噴口から離間させて尿素水を噴射するようになっている。コイルへの通電を止めると、内部のバネ力によりプランジャが引き下げられて弁体が噴口を塞ぐので尿素水の噴射が停止される。
ドージングバルブ104の上流側の排気管102には、SCR装置103の入口における排気ガスの温度(SCR入口温度)を測定する排気温度センサ109が設けられる。また、SCR装置103の上流側(ここでは排気温度センサ109の上流側)には、SCR装置103の上流側でのNOx濃度を検出する上流側NOxセンサ110が設けられ、SCR装置103の下流側には、SCR装置103の下流側でのNOx濃度を検出する下流側NOxセンサ111が設けられる。
サプライモジュール106は、尿素水を圧送するSMポンプ112と、サプライモジュール106の温度(サプライモジュール106を流れる尿素水の温度)を測定するSM温度センサ113と、サプライモジュール106内における尿素水の圧力(SMポンプ112の吐出側の圧力)を測定する尿素水圧力センサ114と、尿素水の流路を切り替えることにより、尿素タンク105からの尿素水をドージングバルブ104に供給するか、あるいはドージングバルブ104内の尿素水を尿素タンク105に戻すかを切り替えるリバーティングバルブ115とを備えている。ここでは、リバーティングバルブ115がOFFのとき、尿素タンク105からの尿素水をドージングバルブ104に供給するようにし、リバーティングバルブ115がONのとき、ドージングバルブ104内の尿素水を尿素タンク105に戻すようにした。
リバーティングバルブ115が尿素水をドージングバルブ104に供給するように切り替えられている場合、サプライモジュール106は、そのSMポンプ112にて、尿素タンク105内の尿素水を送液ライン(サクションライン)116を通して吸い上げ、圧送ライン(プレッシャーライン)117を通してドージングバルブ104に供給するようにされ、余剰の尿素水を、回収ライン(バックライン)118を通して尿素タンク105に戻すようにされる。
尿素タンク105には、SCRセンサ119が設けられる。SCRセンサ119は、尿素タンク105内の尿素水の液面高さ(レベル)を測定するレベルセンサ120と、尿素タンク105内の尿素水の温度を測定する温度センサ121と、尿素タンク105内の尿素水の品質を測定する品質センサ122とを備えている。品質センサ122は、例えば、超音波の伝播速度や電気伝導度から、尿素水の濃度や尿素水に異種混合物が混合されているか否かを検出し、尿素タンク105内の尿素水の品質を検出するものである。
尿素タンク105とサプライモジュール106には、エンジンEを冷却するための冷却水を循環する冷却ライン123から分岐されたタンクヒータライン131が接続される。タンクヒータライン131は、尿素タンク105内を通り、冷却ライン123から流れてきた冷却水と尿素タンク105内の尿素水との間で熱交換するようにされる。タンクヒータライン131は、サプライモジュール106内を通り、冷却ライン123から流れてきた冷却水とサプライモジュール106内の尿素水との間で熱交換するようにされる。
冷却ライン123とタンクヒータライン131の接続箇所には、尿素タンク105とサプライモジュール106に冷却水を供給するか否かを切り替えるタンクヒーターバルブ(クーラントバルブ)124が設けられる。なお、ドージングバルブ104にも冷却ライン123が接続されるが、ドージングバルブ104には、タンクヒーターバルブ124の開閉に拘わらず、冷却水が供給されるように構成されている。なお、図2では図を簡略化しており示されていないが、タンクヒータライン131、冷却ライン123は、尿素水が通る送液ライン116、圧送ライン117、回収ライン118に沿って配設される。
図3に、DCU126の入出力構成図を示す。
図3に示すように、DCU126には、上流側NOxセンサ110、下流側NOxセンサ111、SCRセンサ119(レベルセンサ120、温度センサ121、品質センサ122)、排気温度センサ109、サプライモジュール106のSM温度センサ113と尿素水圧力センサ114、およびエンジンEを制御するECM(Engine Control Module)125からの入力信号線が接続されている。ECM125からは、外気温、冷却水温、エンジンパラメータ(エンジン回転数など)の信号が入力される。
また、DCU126には、タンクヒーターバルブ124、サプライモジュール106のSMポンプ112とリバーティングバルブ115、ドージングバルブ104、上流側NOxセンサ110のヒータ、下流側NOxセンサ111のヒータ、への出力信号線が接続される。なお、DCU126と各部材との信号の入出力に関しては、個別の信号線を介した入出力、CAN(Controller Area Network)を介した入出力のどちらであってもよい。
DCU126は、ECM125からのエンジンパラメータの信号と、排気温度センサ109からの排気ガス温度とを基に、排気ガス中のNOxの量を推定すると共に、推定した排気ガス中のNOxの量を基にドージングバルブ104から噴射する尿素水量を決定するようにされ、さらに、ドージングバルブ104にて決定した尿素水量で噴射したとき、上流側NOxセンサ110の検出値に基づいてドージングバルブ104を制御して、ドージングバルブ104から噴射する尿素水量を調整するようにされる。
図4(a)は、本発明におけるバルブ開放許可・禁止の判定遷移図であり、横軸は時間、縦軸はバッテリ電圧である。本発明では、再起動電圧閾値Vthは高温時用閾値候補VHか低温時用閾値候補VLのいずれかに設定される。
高温時用閾値候補VHは、コイル温度によらずタンクヒータバルブ124の開放が可能な電圧、すなわち、コイル温度が高くコイルに電流が流れにくい場合でもタンクヒータバルブ124の開放が可能な高い電圧である。高温時用閾値候補VHは、例えば、標準的なバッテリ電圧よりも高い電圧に設定される。
低温時用閾値候補VLは、コイル温度によらずタンクヒータバルブ124の開放が不可能な電圧、すなわち、コイル温度が低くコイルに電流が流れやすい場合でもタンクヒータバルブ124の開放が不可能な低い電圧である。低温時用閾値候補VLは、例えば、コイルの最低動作保証電圧に設定される。
図4(b)は、本発明における推定コイル温度の遷移図であり、横軸は時間、縦軸は、推定コイル温度である。また、図4(c)は、累積値とバルブ制御領域の遷移図であり、横軸は時間、縦軸は、累積値である。本発明では、累積値に対して上限値ΣHと下限値ΣLがあらかじめ設定される。
上限値ΣHは、コイル温度が高いためにバッテリ電圧が高温時用閾値候補VH未満ではタンクヒータバルブ124が開放できなくなる温度に設定される。下限値ΣLは、コイル温度が十分に低く、バッテリ電圧が低温時用閾値候補VLを超えてさえいればタンクヒータバルブ124が開放できる温度に設定される。
以下、図4(a)〜図4(c)を参照しつつ、本発明のSCRシステム100の動作を説明する。
説明を簡単にするため、タンクヒータバルブ124の開放制御(実際はPWM駆動)が図4(a)〜図4(c)の左端の時点から開始され継続されているものとする。バルブ制御領域はON領域(基本的にはタンクヒータバルブ124の開放が許可となる領域;ただし必ず許可になるとは限らない)となっており、再起動電圧閾値Vthは低温時用閾値候補VLに設定されているものとする。
コイル温度推定部2は、コイルの温度をタンクヒータバルブ124の開放時間と遮断時間の累積から推定する。具体的には、コイル温度推定部2は、外気温、冷却水温、車速、バッテリ電圧によりマップを参照して温度上昇係数αを求め、所定時間刻みで累積加算していく。よって、累積値Σは、図4(c)のように増加していく。すなわち、推定コイル温度が図4(b)のように増加していく。なお、実際にはPWM駆動であり、PWM駆動の遮断期間には温度下降係数βが累積減算されるが、それによる累積値Σの上下変動は省略してある。
再起動電圧閾値設定部3は、累積値Σで表される推定コイル温度に応じ、タンクヒータバルブ124が開放可能か否かを判定するための再起動電圧閾値Vthを設定する。累積値Σが上限値ΣHになるまでは、再起動電圧閾値Vthは低温時用閾値候補VLのままである。この間、図4(c)のようにバルブ制御領域はON領域に維持される。
再起動電圧閾値設定部3は、累積値Σが上限値ΣH以上になると、高温時用閾値候補VHを再起動電圧閾値Vthに設定する。これと同時に、バルブ制御領域はOFF領域(基本的にはタンクヒータバルブ124の開放が禁止となる領域;ただし、必ず禁止になるとは限らない)に切り替えられる。
開放許可・禁止部4は、バッテリ電圧Vaが再起動電圧閾値Vth以上のときは、タンクヒータバルブ124の開放を許可し、バッテリ電圧Vaが再起動電圧閾値Vth未満のときは、タンクヒータバルブ124の開放を禁止する。よって、バルブ制御領域がON領域であるときは、図4(a)のようにバッテリ電圧Vaが低温時用閾値候補VL以上であれば、開放が許可される。ただし、バッテリ電圧Vaが低温時用閾値候補VL以下であれば、バルブ制御領域がON領域であってもタンクヒータバルブ124は開放禁止となる。これに対し、バルブ制御領域がOFF領域であるときは、バッテリ電圧Vaが高温時用閾値候補VH未満では開放が禁止される。ただし、バッテリ電圧Vaが高温時用閾値候補VH以上であれば、バルブ制御領域がOFF領域であってもタンクヒータバルブ124の開放が許可される。
バルブ制御領域がOFF領域になると、基本的にタンクヒータバルブ124の開放が禁止であるため、コイルに通電されることがほとんどなくなり、コイル温度が低下していく。これに合致して、コイル温度推定部2では、累積値Σが減少していく。再起動電圧閾値設定部3は、累積値Σが下限値ΣL以下になると低温時用閾値候補VLを再起動電圧閾値Vthに設定する。これと同時に、バルブ制御領域はON領域に切り替えられる。
次に、本発明における処理手順を説明する。
車両のキーオン時、累計値Σ=0、バルブ制御領域=ON領域、再起動電圧閾値Vth=低温時用閾値候補VLのプリセットが行われるものとする。
図5に示されるように、ステップS51にて、コイル温度推定部2は、現在のバルブ制御領域がON領域かどうか判定する。現在のバルブ制御領域がON領域の場合、YESとなりステップS52aに進み、現在のバルブ制御領域がOFF領域の場合、NOとなりステップS52bに進む。
ステップS52aにて、コイル温度推定部2は、コイルに通電中かどうか判定する。PWM駆動の開放期間中であれば、コイルに通電中であるので、YESとなりステップS53aに進み、PWM駆動の遮断期間中か継続的に遮断状態であれば、コイルには非通電であるので、NOとなりステップS54aに進む。
ステップS53aでは、コイル温度推定部2は、外気温、冷却水温、車速、バッテリ電圧によりマップを参照して温度上昇係数αを求める。一方、ステップS54aでは、外気温、冷却水温、車速、バッテリ電圧によりマップを参照して温度下降係数β1を求める。ここで、温度下降係数β1は、温度下降係数βのひとつであり、ON領域においてPWM駆動が実行されている前提で設定される。
ステップS55aにて、コイル温度推定部2は、直前までの累積値Σに温度上昇係数α又は温度下降係数β1を加算して新しい累積値Σを演算する。
ステップS56aにて、再起動電圧閾値設定部3は、累積値Σが上限値ΣH以上かどうか判定する。累積値Σが上限値ΣH未満であれば、NOとなりステップS59に進む。累積値Σが上限値ΣHが以上であれば、YESとなりステップS57aに進む。
ステップS57aでは、累積値Σが上限値ΣH以上になったので、再起動電圧閾値設定部3は、高温時用閾値候補VHを再起動電圧閾値Vthに代入し、ステップS58aにて、バルブ制御領域をOFF領域に切り替える。
ステップS59にて、開放許可・禁止部4は、バッテリ電圧Vaが再起動電圧閾値Vth以上のときは、タンクヒータバルブ124の開放を許可し、バッテリ電圧Vaが再起動電圧閾値Vth未満のときは、タンクヒータバルブ124の開放を禁止する。
ステップS52b〜S55bの処理は、ステップS52a〜S55aの処理とほぼ同じであり、相違点だけ述べると、マップにより温度下降係数β2が求められ、累積演算に使用される。温度下降係数β2は、温度下降係数βのひとつであり、OFF領域において主としてタンクヒータバルブ124の遮断が実行されている前提で設定される。温度下降係数β2≠温度下降係数β1とする。
ステップS56bにて、再起動電圧閾値設定部3は、累積値Σが下限値ΣL以下かどうか判定する。累積値Σが下限値ΣLを超えていれば、NOとなりステップS59に進む。累積値Σが下限値ΣL以下であれば、YESとなりステップS57bに進む。
ステップS57bでは、累積値Σが下限値ΣL以下になったので、再起動電圧閾値設定部3は、低温時用閾値候補VLを再起動電圧閾値Vthに代入し、ステップS58bにて、バルブ制御領域をON領域に切り替える。
図5の処理が、所定時間ごとに繰り返される。これにより、図4(a)〜図4(c)で説明したとおり、ON領域にて累積値Σ(推定コイル温度)が徐々に上昇し、累積値Σが上限値ΣHに達すると、OFF領域となり、累積値Σが徐々に低下する。累積値Σが下限値ΣLに達すると、再びON領域に戻る。この間、バッテリ電圧Vaが図4(a)の開放許可と書かれた領域内であればタンクヒータバルブ124の開放が許可され、バッテリ電圧Vaが開放禁止と書かれた領域内であればタンクヒータバルブ124の開放が禁止される。
以上説明したように、本発明のSCRシステム100によれば、コイル温度をタンクヒータバルブ124の開放時間と遮断時間の累積から推定し、その累積値Σで表される推定コイル温度に応じて再起動電圧閾値Vthを設定するようにしたので、コイル温度が高く、再起動電圧が高くなっているときは、バッテリ電圧Vaと比較する再起動電圧閾値Vthが高く設定され、バッテリ電圧Vaの広い範囲でタンクヒータバルブ124の開放が禁止される。一方、コイル温度が低く、再起動電圧が低くなっているときは、バッテリ電圧Vaと比較する再起動電圧閾値Vthが低く設定され、バッテリ電圧Vaの広い範囲でタンクヒータバルブ124の開放が許可される。この結果、タンクヒータバルブ124の再起動可否が的確に判定されるようになり、尿素水の解凍制御が確実でより迅速に実行できる。
本発明のSCRシステム100によれば、外気温、冷却水温、車速、バッテリ電圧などのコイルの環境条件に依存する温度上昇係数α、温度下降係数β(β1、β2)を用いてコイル温度を推定するようにしたので、より現実に近いコイル温度の推定ができる。すなわち、冷却ライン123とタンクヒータライン131とを接続しているタンクヒータバルブ124は、外気に晒されている。このため、例えば、外気温が非常に低い場合、通電を長く続けてもコイル温度の上昇が緩やかなことがある。この場合、コイルの再起動電圧が上昇せず、再起動電圧がコイルの最低動作保証電圧を超えない状態が維持される。外気温が高くなると、コイル温度が上昇しやすくなる。また、車速が高いと外気による冷却効果が高まり、コイル温度が上昇しにくいのに対し、車速が低いと外気による冷却効果が得にくく、コイル温度が上昇しやすい。また、エンジン冷却水がタンクヒータバルブ124を通るため、コイル温度がエンジンの冷却水温より高い場合、エンジン冷却水によりコイルが冷却される効果がある。また、バッテリ電圧が高ければ電流が増えコイル温度が上昇しやすくなる。バッテリ電圧が低ければ電流が減り、バッテリ電圧が高いときに比べてコイル温度の上昇が緩やかになる。これらの環境条件が加味されて、より現実に近いコイル温度の推定ができる。
なお、本実施形態では、再起動電圧閾値Vthは、高温時用閾値候補VHと低温時用閾値候補VLの2つを選択的に設定するようにしたが、推定コイル温度に応じ3以上の多段階に再起動電圧閾値を設定するようにしてもよい。
1 解凍制御部
2 コイル温度推定部
3 再起動電圧閾値設定部
4 開放許可・禁止部
100 SCRシステム
105 尿素水タンク
124 タンクヒータバルブ
131 タンクヒータライン

Claims (3)

  1. エンジンの排気管内に噴射するための尿素水を貯留する尿素水タンクと、
    前記尿素水タンクに挿通されたタンクヒータラインと、
    コイルの電磁力により開放となり、冷却水を前記タンクヒータラインに分岐配給するタンクヒータバルブと、
    前記タンクヒータバルブを開放・遮断制御する解凍制御部と、
    前記コイルの温度を推定するコイル温度推定部と、
    推定コイル温度に応じ、前記タンクヒータバルブが開放可能か否かを判定する再起動電圧閾値を設定する再起動電圧閾値設定部と、
    バッテリ電圧が再起動電圧閾値以上のときは、前記タンクヒータバルブの開放を許可し、バッテリ電圧が再起動電圧閾値未満のときは、前記タンクヒータバルブの開放を禁止する開放許可・禁止部とを備えたことを特徴とするSCRシステム。
  2. 前記再起動電圧閾値設定部は、
    コイル温度によらず前記タンクヒータバルブの開放が可能な電圧からなる高温時用閾値候補と、
    コイル温度によらず前記タンクヒータバルブの開放が不可能な電圧からなる低温時用閾値候補とがあらかじめ設定されており、
    推定コイル温度があらかじめ設定された上限値以上になると高温時用閾値候補を再起動電圧閾値に設定し、
    推定コイル温度があらかじめ設定された下限値以下になると低温時用閾値候補を再起動電圧閾値に設定することを特徴とする請求項1記載のSCRシステム。
  3. 前記コイル温度推定部は、
    外気温、冷却水温、車速、バッテリ電圧のいずれか1つ以上をパラメータとし、
    あらかじめパラメータに応じて設定された前記コイルの温度上昇の係数をパラメータで参照し、この温度上昇係数を前記タンクヒータバルブが開放されている間、所定時間刻みで累積加算し、
    あらかじめパラメータに応じて設定された前記コイルの温度下降の係数をパラメータで参照し、この温度下降係数を前記タンクヒータバルブが遮断されている間、所定時間刻みで累積減算することにより、
    前記コイルの温度を推定することを特徴とする請求項1又は2記載のSCRシステム。
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