JP2018070368A - 電動式移動棚装置 - Google Patents

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Tadayuki Yamada
忠幸 山田
耆英 成
Ki-Yeong Seong
耆英 成
今井 文博
Fumihiro Imai
文博 今井
吉宏 戸谷
Yoshihiro Totani
吉宏 戸谷
慶一 千葉
Keiichi Chiba
慶一 千葉
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Abstract

【課題】セキュリティレベルの異なる複数の移動棚を備えながら、簡素な構造で安全性を維持できる電動式移動棚装置を提供する。【解決手段】認証情報に基づいて一部または全部の移動棚の移動を管理する管理装置21を備える電動式移動棚装置1であって、認証情報の内、予め定めた特定の認証情報のみにより移動が許容されるものが固定棚2から連続して配置された特定移動棚領域Cを形成しており、電動式移動棚装置1の不使用時において特定移動棚領域Cの移動棚C1〜C2は固定棚2側に収束状態に維持されるようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、レールに沿って移動可能な複数の移動棚を備える電動式移動棚装置に関する。
書庫等で用いられ、床面に敷設された前後方向に延びるレールの上に配置された複数の移動棚をレールに沿って移動させ、各移動棚同士を近接させるとともに、隣接する任意の移動棚同士の間に通路を形成し、この通路から移動棚の側面に設けられた収容部に対してアクセス可能とすることにより、限られたスペースにおける物品の収容効率を高めた移動棚装置があり、その移動棚を移動させる手段としてモータを用いる電動式移動棚装置が一般的に知られている。
また、このような電動式移動棚装置は、移動棚が移動する部分のレールの長手寸法は複数の移動棚の合計寸法よりも長く形成されており、隣接する複数の移動棚同士または隣接する固定棚と移動棚との間をそれぞれ選択的に離間させて通路を形成できるようになっている。
ところで、電動式移動棚装置は、秘匿性の高い書類等の物品を収容し、物品へのアクセスを制限したい要求があり、例えば特許文献1のような電動式移動棚装置が提案されている。特許文献1にあっては、移動棚の移動を制御する管理装置を備え、管理装置は、各個人の認証情報とアクセス可能な通路とが対応付けられたテーブルを有しており、この認証情報に応じて移動動作可能な移動棚を制限する機能を有している。
また、電動式移動棚装置が利用される環境としては、秘匿性の高い書類等の物品と特段の秘匿性を有していない物品とを1つの電動式移動棚装置内に収容させた場合、複数の移動棚の中にセキュリティレベルの異なる通路が1つの電動式移動棚装置内に混在することになる。
特開2005‐119783号公報(第16頁、第1図)
この場合、特許文献1にあっては、電動式移動棚装置のレールの敷設方向における一方端部に固定棚を備えており、移動棚同士の間または移動棚と固定棚との間に通路を形成する際には、多くの場合、複数の移動棚を同時に移動させる態様となっている。そのため、セキュリティレベルの低い通路を形成すべく移動棚を移動させる際に、当該移動棚とセキュリティレベルの高い通路を形成する移動棚をも同時に移動されることになる。
しかしながら、セキュリティレベルの高い通路を形成する移動棚、すなわち重要度の高い物品の存在する移動棚を移動させるようにした場合、当該移動棚の移動が許容されること自体がセキュリティレベルの低下に繋がるという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、セキュリティレベルの異なる複数の移動棚を備えながら、簡素な構造でセキュリティを維持できる電動式移動棚装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の電動式移動棚装置は、
レールに移動可能に配置された複数の移動棚と、少なくとも1つの固定棚と、認証情報に基づいて一部または全部の前記移動棚の移動を管理する管理装置とを備え、隣り合う任意の前記移動棚同士の間又は前記固定棚と隣接する前記移動棚との間に通路を形成する電動式移動棚装置であって、
前記移動棚は、前記認証情報の内、予め定めた特定の認証情報のみにより移動が許容されるものが前記固定棚から連続して配置された特定移動棚領域を形成しており、前記電動式移動棚装置の不使用時において前記特定移動棚領域の移動棚は前記固定棚側に収束状態に維持されていることを特徴としている。
この特徴によれば、特定の認証情報のみにより移動が許容される移動棚が前記固定棚から連続して配置され、かつ電動式移動棚装置の不使用時において特定移動棚領域の移動棚は固定棚側に収束状態に維持されているため、特定の認証情報が要求されない移動棚の使用状態にあっては、固定棚から離れた位置の移動棚のみが移動し、セキュリティレベルの高い特定移動棚領域の移動棚は移動することがなく、セキュリティレベルの異なる複数の移動棚を備えながら、セキュリティを維持することができる。
前記電動式移動棚装置の不使用時において、全ての前記移動棚が前記固定棚側に収束状態に維持されていることを特徴としている。
この特徴によれば、電動式移動棚装置の不使用時に、セキュリティレベルの高い特定移動棚領域の移動棚は、前記固定棚とその対極から一連に繋がる移動棚とによって挟まれることになり、セキュリティレベルの高い移動棚へのアクセス危険度を更に低減できる。
前記複数の移動棚は、前記通路内の物体を検出する物体検出手段を有し、前記物体検出手段により前記通路内に物体が存在しないと判断した場合に、少なくとも前記特定移動棚領域の移動棚を前記固定棚側に収束状態とする制御を行うことを特徴としている。
この特徴によれば、移動棚同士の間における物体や人の安全性を考慮しながら、セキュリティレベルの高い移動棚へのアクセス危険度を更に低減できる。
前記複数の移動棚は、前記特定移動棚領域を含むセキュリティレベルの異なる複数の移動棚領域に分類して配置されており、各領域は前記固定棚側からセキュリティレベルの高い順に連続して配置されていることを特徴としている。
この特徴によれば、固定棚と対極するセキュリティレベルの比較的低い移動棚領域は、アクセス権限が広範であるため利用頻度が高く、一度に多くの移動棚を移動させることなく利用できるので、作業効率が良くかつ省エネルギー化が実現できる。
前記特定移動棚領域の移動棚には、ロック機能付きの収容部が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、予め定めた特定の認証情報のみにより移動が許容される特定移動棚領域の移動棚の収容部の安全性が更に高められている。
前記固定棚は、その端面部が室内空間の壁面に近接若しくは当接するように配置されていることを特徴としている。
この特徴によれば、特定の移動棚領域に配置される移動棚と固定棚とが、固定棚の対極から一連に繋がるセキュリティレベルの低い移動棚と壁面とにより挟まれることになり、セキュリティレベルの高い移動棚と固定棚へのアクセス危険度を軽減することができる。
前記課題を解決するために、本発明の電動式移動棚装置は、
レールに移動可能に配置された複数の移動棚と、認証情報に基づいて一部または全部の前記移動棚の移動を管理する管理装置とを備え、隣り合う任意の前記移動棚同士の間に通路を形成する電動式移動棚装置であって、
前記移動棚は、前記認証情報の内、予め定めた特定の認証情報のみにより移動が許容されるものが連続して配置された特定移動棚領域を形成しており、前記特定移動棚領域の移動棚は、不使用時において隣接する移動棚と収束状態に維持されていることを特徴としている。
この特徴によれば、特定移動棚領域の移動棚は不使用時において隣接する移動棚と収束状態に維持されているため、特定の認証情報が要求されない移動棚の使用状態にあっても、特定移動棚領域の移動棚同士の収束状態に影響がなく、セキュリティレベルの異なる複数の移動棚を備えながら、セキュリティを維持することができる。
実施例における電動式移動棚装置を示す斜視図である。 固定棚の側面を示す一部拡大図である。 移動棚領域Bの移動棚同士の間に通路が形成された状態を示す斜視図である。 移動棚領域Cの移動棚同士の間に通路が形成された状態を示す斜視図である。 認証情報照会テーブルを示す図である。 グループ照会テーブルを示す図である。 グループ「G001」における手動操作ボタンを点灯させた状態を示す側面図である。 グループ「G005」における手動操作ボタンを点灯させた状態を示す側面図である。 電動式移動棚装置の変形例を示す側面図である。
本発明に係る電動式移動棚装置を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る電動式移動棚装置につき、図1から図9を参照して説明する。
図1に示されるように、本実施例の電動式移動棚装置1は、特に書庫や倉庫等で使用されるものであって、床面上に平行に延びる2本のレール6,6と、レール6,6上に固定的に載置された固定棚2と、レール6,6に沿って移動可能に載置された複数の電動式の移動棚A1〜A3と移動棚B1〜B2と移動棚C1〜C2と、によって主に構成されている。これら固定棚2及び移動棚A1〜A3,B1〜B2,C1〜C2は、移動方向の両面にそれぞれ上下方向に複数の収容部をそれぞれ有しており、この収容部に書類等の物品を収容可能となっている。
また、電動式移動棚装置1は、レール6,6の長手寸法が、固定棚2のレール長手方向の寸法及び移動棚A1〜A3,B1〜B2,C1〜C2の移動可能な寸法の合計寸法よりも所定の長さ長くなっており、隣接する移動棚同士の間または隣接する固定棚2と移動棚との間をそれぞれ選択的に離間させて通路を形成できるようになっている。
固定棚2は、レール6,6上の一方端部に固定的に配置されている。各移動棚A1〜A3,B1〜B2,C1〜C2の底面には車輪(図示略)が設けられており、車輪を介してレール6,6上に自走可能に載置されている。尚、レール6,6の固定棚2の対極に位置する端部にはストッパー部材7が設けられており、このストッパー部材7によって最も端側に配置された移動棚A1のレール6,6外への動きを制止できる。尚、レール6,6自体の長さ寸法や、ストッパー部材7の位置を調整することにより、配置可能な移動棚の数量や通路の幅などを適宜変更できるようになっている。
図2に示されるように、固定棚2の側面には、化粧パネル8が着脱可能に取付けられており、化粧パネル8の表面8aには、電動式移動棚装置1全体の電源スイッチ9と、タッチパネル方式で操作可能なモニター10と、RFIDリーダ11が設けられている。また、化粧パネル8内には、電源スイッチ9,モニター10,RFIDリーダ11及び各移動棚A1〜A3,B1〜B2,C1〜C2に有線または無線でそれぞれ接続された管理装置21が配置されている。
管理装置21は、モニター10のタッチ操作によって、管理装置21を介して各移動棚A1〜A3,B1〜B2,C1〜C2の移動及び停止や各移動棚A1〜A3,B1〜B2,C1〜C2の原点復帰(各移動棚A1〜A3,B1〜B2,C1〜C2が固定棚2側に集束した状態にすること)等の各種制御を行えるようになっている。尚、この各移動棚A1〜A3,B1〜B2,C1〜C2の原点復帰を行うことで、各通路が全て塞がれ、セキュリティが高められている。モニター10には、操作履歴情報などの各種情報等が表示できるようになっている。
また、各移動棚A1〜A3,B1〜B2,C1〜C2と固定棚2とには、隣接する移動棚同士の間または隣接する固定棚2と移動棚との間における物体を検出する物体検出センサ(物体検出手段、図示せず)を備えており、管理装置21は、いずれかの通路が形成されている状態から所定時間が経過し、かつ隣接する移動棚同士の間または隣接する固定棚2と移動棚との間の物体が検出されていないと判断できた場合に、自動的に原点復帰させる制御を行うようになっている。
各移動棚A1〜A3,B1〜B2,C1〜C2には、車輪に連動した電動式の可逆モータ(図示略)が各々内蔵されており、当該可逆モータは、管理装置21によりその駆動が制御される。この可逆モータを正転または逆転させることによって、各移動棚A1〜A3,B1〜B2,C1〜C2はレール6,6に沿って移動するようになっている。
図1に示されるように、移動棚A1〜A3,B1〜B2,C1〜C2は、それぞれセキュリティレベルの異なる移動棚領域A,B,Cにそれぞれ分類されて配置されている。セキュリティレベルの最も高い収容部を備える移動棚領域C(特定移動棚領域)に分類される移動棚C1〜C2は後述する特定の認証情報に応じて移動可能な移動棚であり、次いでセキュリティレベルの高い収容部を備える移動棚領域Bに分類される移動棚B1〜B2と、セキュリティレベルの最も低い収容部を備える移動棚領域Aに分類される移動棚A1〜A3は特定の認証情報を必要とせずに自由に移動可能となっている。
次に移動棚A1〜A3,B1〜B2,C1〜C2の具体的な構成について説明する。尚、移動棚A1〜A3,B1〜B2,C1〜C2は基本的な構成については同一であるため、以下、主に移動棚A2を例に取り基本的な構造を説明し、移動棚B1〜B2,C1〜C2について移動棚A2と同一の構成についての説明を省略する。
図1に示されるように、移動棚A2の両側面には、化粧パネル16が着脱可能に取付けられており、化粧パネル16の表面には、短手方向両端側に手動操作ボタン14,15が設けられており、手動操作ボタン14,15は管理装置21と有線又は無線により接続されている。また、移動棚A1〜A3は、移動方向の両面にそれぞれ収容部50,50,…を複数有しており(図1では移動棚A3の移動方向の一方面のみ図示)、これらの収容部50,50,…には物品100,100,…がアクセス可能に収容されている。
各移動棚A1〜A3,B1〜B2,C1〜C2が固定棚2に原点復帰された状態において、移動棚A2の手動操作ボタン15あるいは移動棚A3の手動操作ボタン14が押下されると押下信号が管理装置21に送られ、管理装置21はその押下信号に基づき可逆モータを駆動させ、移動棚A2を手動操作ボタン14側方向(図7においてはレール6,6の固定棚2の対極方向)に移動させる処理を行う。尚、図1のように移動棚A1及び移動棚A2が手動操作ボタン14側方向に移動を完了した状態において移動棚A1の手動操作ボタン15あるいは移動棚A2の手動操作ボタン14が押下されると、管理装置21は移動棚A2を手動操作ボタン15側方向(図1においてはレール6,6の固定棚2方向)に移動させる処理を行う。
更に、移動棚A2の移動走行中にいずれかの移動棚の手動操作ボタンが押下されると、管理装置21はこの移動走行中の押下信号に基づき可逆モータの駆動を停止させ、移動棚A2の移動走行を停止させる処理を行う。
尚、移動棚A1〜A3,B1〜B2,C1〜C2の原点復帰した状態(図7)で、移動棚A2の手動操作ボタン14が押下された場合には、管理装置21は移動棚A2と連接された移動棚A1を移動棚A2の移動分、レール6,6の固定棚2の対極方向に移動させるとともに、移動棚A2をレール6,6の固定棚2の対極方向に移動させる(図1)。
図3に示されるように、移動棚B1〜B2の移動方向の両面と、移動棚C1の移動棚B2と対向する面にはロック機能付きの収容部Lが複数備えられている。尚、図3では収容部L3,L4以外の図示を省略して説明しているが、移動棚B1〜B2の移動方向の両面と、移動棚C1の移動棚B2と対向する面とに収容部L1〜L6が分散して備えられている。
図4に示されるように、移動棚C2の移動方向の両面と、移動棚C1の移動棚C2と対向する面と、移動棚C2の固定棚2と対向する面と、固定棚2の移動棚C2と対抗する面にはロック機能付きの収容部Lが複数備えられている。尚、図4では収容部L10,L11以外の図示を省略して説明したが、移動棚C2の移動方向の両面と、移動棚C1の移動棚C2と対向する面と、移動棚C2の固定棚2と対向する面と、固定棚2の移動棚C2と対抗する面とに収容部L7〜L12が分散して備えられている。
図2に示されるように、RFIDリーダ11は、RFIDタグを有するカード12と通信して当該RFIDタグに記憶されている認証情報を受信し、この認証情報を管理装置21に送信するようになっている。
管理装置21には図示しない記憶部を有しており、記憶部には認証情報である固有のIDの情報に、個人番号の情報とグループの情報とが図5に示されるような認証情報照会テーブルT1によりそれぞれ対応付けられて記憶されている。
また、記憶部には図6に示されるようなグループ照会テーブルT2により、グループの情報に対して、移動棚B1〜B2,C1〜C2内におけるロック機能付きの収容部L1〜L12のアクセス権の組み合わせがそれぞれ対応付けられて記憶されている。
RFIDリーダ11にRFIDタグを有するカード12(図2)が近づけられると、RFIDタグからRFIDタグに記憶されている認証情報(IDの情報)がRFIDリーダ11に送信され、更に当該IDの情報が管理装置21に送信される。管理装置21は、受信したIDの情報を認証情報照会テーブルT1で照会し、対応するグループ情報を抽出する。
更に管理装置21は、抽出したグループ情報をグループ照会テーブルT2で照会し、グループ情報に対応するロック機能付きの収容部L1〜L12のアクセス権の組み合わせを抽出する。例えば、ID「fa12w6D」が記憶されたRFIDタグを有するカード12とRFIDリーダ11とが通信されると、管理装置21により、対応する個人番号「0001012」は、アクセス権の組み合わせのグループが「G001」であり、ロック機能付きの収容部L1,L2,L6のロックを解除可能であるという情報が抽出される。管理装置21は、これら収容部L1,L2,L6のロックを解除する解錠ボタン20(図3参照)を操作可能状態とする処理を行う。
また、この抽出されたアクセス権の組み合わせは、図にて詳述しないが、解錠可能なロック機能付きの収容部の情報として、モニター10に表示される。当該カード12を保有する利用者は、手動操作ボタン14,15を操作することで、移動棚を移動させて解錠可能なロック機能付きの収容部を備える移動棚にアクセスできるように通路を形成させ、ロック機能付きの収容部に設けられた解錠ボタン20を操作することで、当該収容部内の物品にアクセスできる。換言すると、前述のIDの情報を受け付けたことに基づく、管理装置21による解錠ボタン20を操作可能状態とする処理が行われていない収容部L1〜L12に関しては、解錠ボタン20を操作してもロック解除を行うことができない。
更に、モニター10には、解錠可能なロック機能付きの収容部を有する移動棚を示す表示が表示され、かつ当該収容部を有する移動棚における当該収容部を有する側面側の手動操作ボタン14,15が点灯するため、利用者はモニター10の表示と点灯している手動操作ボタン14,15とを目印として、所望するロック機能付きの収容部の位置を容易に把握することができる。
手動操作ボタン14,15を点灯させる態様について例示すると、解錠可能なロック機能付きの収容部のグループが「G001」である情報が抽出された場合には、図7に示されるように、管理装置21はロック機能付きの収容部L1,L2,L6を備える通路S3を形成するために必要な移動棚A3の手動操作ボタン15および移動棚B1の手動操作ボタン14と、通路S5を形成するために必要な移動棚B2の手動操作ボタン15および移動棚C1の手動操作ボタン14とをそれぞれ点灯させる。
また、管理装置21は、特定の認証情報に基づき、移動棚C2の移動方向の両面と、移動棚C1の移動棚C2と対向する面と、移動棚C2の固定棚2と対向する面と、固定棚2の移動棚C2と対抗する面とに設けられている収容部L7〜L12にアクセスできる通路S6,7を形成可能な移動棚C1〜C2の移動を制限する機能を備えている。即ち、特定の認証情報を有するRFIDタグを備えたカード12とRFIDリーダ11とが通信された場合以外では移動棚領域Cに分類される移動棚C1〜C2の移動を禁止するロック機能を有している。
管理装置21による移動棚C1〜C2の移動を禁止するロック機能は、移動棚C1の手動操作ボタン15及び移動棚C2手動操作ボタン14及び移動棚C2の手動操作ボタン15からの押下信号を判別し、解錠可能であるロック機能付きの収容部L7〜L12に応じて可逆モータの駆動の可否を判定する処理を行うものである。
例えばグループ「G001」には、解錠可能であるロック機能付きの収容部の組み合わせとして、ロック機能付きの収容部L7〜L12が含まれていないため、移動棚C1の手動操作ボタン15及び移動棚C2手動操作ボタン14及び移動棚C2の手動操作ボタン15を押下しても可逆モータを駆動させず、移動棚C1〜C2が移動しないようする。
続いて、解錠可能なロック機能付きの収容部のグループが「G005」である情報が抽出された場合を例に取り、図6及び図8を用いて説明する。
図6に示されるように、グループ「G005」には、解錠可能であるロック機能付きの収容部の組み合わせとして、移動棚C1と移動棚C2に備えられるロック機能付きの収容部L7,L10,L11,L12が含まれている。収容部L7は通路S6に、収容部L10,L11,L12は通路S7に設けられていることから、管理装置21は、通路S6及び通路S7を形成するために移動が必要となる移動棚C1及び移動棚C2と、その移動方向(ここではそれぞれレール6,6の固定棚2の対極方向)に対応する移動棚C1の手動操作ボタン15あるいは移動棚C2手動操作ボタン14及び移動棚C2の手動操作ボタン15からの押下信号による可逆モータの駆動を許可する処理を行う。このとき、管理装置21は図8に示されるように、移動棚C1及び移動棚C2の移動方向に対応する移動棚C1の手動操作ボタン15及び移動棚C2手動操作ボタン14,15をそれぞれ点灯させる。図4は、当該グループ「G005」に対応するIDの情報を有するカード12を保有する利用者が、移動棚C2の手動操作ボタン15を押下したことで、通路S7が形成された状態を示す図である。仮に移動棚A1〜A3,B1〜B2,C1〜C2の原点復帰した状態(図7)から移動棚C2が移動する際には、隣接する移動棚間の間が閉鎖された状態を維持しながら、移動棚C2の移動に移動棚C1と移動棚A1〜A3,B1〜B2が連動して移動するようになっている。尚、移動棚A1〜A3,B1〜B2のいずれかの間に通路が形成されている状態から移動棚C2が移動する場合もあるため、管理装置21としては、特に移動棚C2と移動棚C1との間の閉鎖状態を維持させた状態で、これらを連動させて移動させる制御を行う。
尚、移動棚A1〜A3と移動棚B1〜B2とについては、認証により移動棚の移動を規制する機能が備えられていないため、いずれかの移動棚が移動状態にあるとき以外は、常に移動棚A1〜A3,B1〜B2における全ての手動操作ボタン14,15及び移動棚C1の手動操作ボタン14の押下による移動が許可されている。
このように、特定のIDの情報のみにより移動が許容される移動棚C1〜C2が固定棚2から連続して配置され、かつ電動式移動棚装置1の不使用時において移動棚領域Cの移動棚C1〜C2は固定棚2側に収束状態に維持されているため、特定のIDの情報が要求されない移動棚A1〜A3と移動棚B1〜B2にあっては、固定棚2から離れた位置で移動し、この移動棚A1〜A3,B1〜B2の移動に連動して移動棚C1〜C2が移動することがない。
そのため、セキュリティレベルの最も高い収容部を有する移動棚領域Cの移動棚C1〜C2は、特定のIDの情報を有するカード12が用いられるという特別な場合以外は固定棚2に連接されて動かないことから、セキュリティレベルの異なる複数の移動棚A1〜A3,B1〜B2,C1〜C2を備えながら、セキュリティレベルの最も高い移動棚C1と移動棚C2との対向面間と移動棚C2と固定棚2との対向面間に収容された物品の安全性を維持することができる。
また、移動棚C1と移動棚C2との対向面間に形成される通路S6と、移動棚C2と固定棚2との対向面間に形成される通路S7とには、重要度の高い物品を収容可能となっており、移動棚C1と移動棚C2は、これらの通路S6,S7の不使用時に固定棚2側に収束状態に維持される態様であるため、通路S6は移動棚C1が、通路S7は固定棚2が、それぞれ壁となり、重要度の高い物品へのアクセス危険度を低減できる。
更に、電動式移動棚装置1の不使用時においては、前述した原点復帰を行う制御によりレール6,6上の全移動棚A1〜A3,B1〜B2,C1〜C2が固定棚2側に収束状態に維持される。これによれば、重要度の高い物品が収容される移動棚C1の隣に移動棚A1〜A3,B1〜B2が当接状態となるため、重要度の高い物品へのアクセス危険度を低減できる。
また、移動棚領域Aの移動棚A1〜A3と、移動棚領域Bの移動棚B1〜B2と、移動棚領域Cの移動棚C1〜C2とは、それぞれセキュリティレベルの異なる移動棚となっており、これら移動棚領域C、移動棚領域B、移動棚領域Aが固定棚2からセキュリティレベルの高い順に連続して配置されている。そのため、固定棚2と対極するセキュリティレベルの比較的低い移動棚A1〜A3は、アクセス権限が広範囲であるため利用頻度が高く、一度に多くの移動棚を移動させることなく利用できるので、作業効率が良くかつ省エネルギー化が実現できる。更に、移動棚B1〜B2は移動棚A1〜A3に比べアクセス権限が狭く設定されていることから、移動棚A1〜A3に比べ利用頻度が低くなっており、不使用時には移動棚B1〜B2が移動棚C1に当接した状態が維持され易く、移動棚C1の移動棚B2と対向する側からのアクセス危険度を効果的に低減することができる。
また、管理装置21は、RFIDタグに記憶されているIDの情報からグループ情報を抽出すると、当該グループ情報に対応するロック機能付きの収容部を自動的に解錠する機能を有していてもよく、これによれば、ロック機能付きの収容部における解錠ボタン20の操作を省略でき、指定の収容部内の物品へのアクセスが簡便となる。
尚、固定棚2に管理装置21が設けられている態様について説明したが、管理装置21は、例えば移動棚A1〜A3,B1〜B2,C1〜C2のいずれかに設けられていてもよいし、固定棚2及び各移動棚A1〜A3,B1〜B2,C1〜C2のそれぞれに設けられてもよい。また、電動式移動棚装置1は、固定棚2が2つ以上複数設けられている態様であってもよい。
また、固定棚2にモニター10及びRFIDリーダ11が設けられている態様について説明したが、モニター10及びRFIDリーダ11は、例えば移動棚A1〜A3,B1〜B2,C1〜C2のいずれかに設けられていてもよい。固定棚2又は移動棚C1〜C2にモニター10及びRFIDリーダ11を設けると、認証作業の後にアクセスする通路が近いことからより好ましい。
更に尚、固定棚2はレール6,6の一方端に配置される構成に限らず、レール6,6の中央側に配置されていてもよく、この場合、例えば図9に示されるように、移動棚領域A,B,Cの固定棚2を挟んだ反対側に移動棚領域C’と移動棚領域B’,A’を配置させる構成としてもよい。これによれば、電動式移動棚装置1’の不使用時には、移動棚領域C,C’及び固定棚2がレール6,6の延設方向の両側から移動棚領域A,Bと移動棚領域B’,A’とにより挟まれることになり、移動棚領域C,C’及び固定棚2へのアクセス危険度を軽減することができる。
尚、電動式移動棚装置1は、固定棚2の端面部が室内空間の壁面に近接若しくは当接するように配置されることが望ましく、これによれば、移動棚領域C及び固定棚2がレール6,6の延設方向の両側から移動棚領域B,Aと壁面とにより挟まれることになり、移動棚領域C及び固定棚2へのアクセス危険度を軽減することができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、ロック機能付きの収容部L1〜L6は、移動棚B1〜B2の両側面と、移動棚C1の移動棚B2と対向する側面とに備えられている態様について説明したが、これに限らず、例えば、移動棚A2の移動棚B1と対向する側面と移動棚B1の両側面と、移動棚B2の移動棚B1と対向する側面とに備え、移動棚B2の移動棚C1と対向する側面と移動棚C1の移動棚B2と対向する側面とには収容部を備えない構成としてもよい。
また、前記実施例では、移動棚C2の両側面と、移動棚C1の移動棚C2と対向する側面と、移動棚C2の固定棚2と対向する側面とにはロック機能付きの収容部L7〜L12が備えられている構成を説明したが、これに限らず、例えば、移動棚C2の両側面と、移動棚C1の移動棚C2と対向する側面と、移動棚C2の固定棚2と対向する側面とには、ロック機能付きの収容部に代わり移動棚A1〜A3に設けられるような収容部50,50,…を設けてもよい。
この場合、セキュリティレベルの最も高い収容部を備える通路S6,S7を形成する移動棚C1〜C2の移動を制限する構成としては、前記実施例に記載の構成に限らず、例えば、管理装置21の記憶部には、RFIDに記憶された固有のIDの情報が移動棚C1〜C2にアクセス可能なものであるか否かを判別するテーブル(図示せず)と、移動棚C1〜C2にアクセス可能なIDの情報である場合にアクセス可能な通路S6,S7の情報を対応付けるテーブル(図示せず)とを備えさせ、特定のIDの情報に応じて各通路S6,S7を形成するために移動が必要となる移動棚C1〜C2と、その移動方向を許容する構成としてもよい。これによれば、ロック機能付きの収容部を有していない移動棚のセキュリティレベルを高めることができる。
また、前記実施例の電動式移動棚装置1にあっては、3種類のセキュリティレベルの異なる移動棚領域A,B,Cを有する構成となっているが、混在させるセキュリティレベルの異なる移動棚の種類数はこれに限らず、例えば、前記実施例における移動棚B1〜B2にあるような移動棚を省略して2種類としてもよいし、上記したロック機能付きの収容部を有していないものの、特定のIDの情報に基づき移動が制限されるような移動棚を備えた移動棚領域を更に有する、4種類のセキュリティレベルの異なる移動棚領域を有した構成としてもよい。
また、前記実施例において、管理装置21は、いずれかの通路が形成されている状態から所定時間が経過し、かつ隣接する移動棚同士の間または隣接する固定棚2と移動棚との間の物体が検出されていないと判断できた場合に自動的に原点復帰を行う態様で説明したが、これに限らず、例えば、同様の条件を満たす場合に、移動棚C1〜C2のみを固定棚2側に集束した状態にする制御を行う態様としてもよい。これによれば、移動棚A1〜A3は利用頻度が高いことから、例えば、不使用時においても移動棚A1をレール6,6の端部に位置させておくことで作業効率を高めながら、移動棚C2と固定棚2との対向面間に収容された物品の安全性を維持することができる。
また、各移動棚領域を構成する移動棚の数は前記実施例における数に限定されないことはいうまでもなく、例えばセキュリティレベルの異なる移動棚を各1つ備える構成であってもよい。
また、固定棚2はレール6,6に載置されず、レール6,6の延設方向の端部に近接または当接して配置される構成であってもよい。尚、この場合には、移動棚レール6,6の長手寸法が、移動棚A1〜A3,B1〜B2,C1〜C2の移動方向の合計寸法よりも所定の長さ長く形成しておく。
また、移動棚A1〜A3,B1〜B2,C1〜C2はレール6,6上を移動する構成に限らず、例えばそれぞれ下面側に設けられた車輪により床面上を直接走行する構成であってもよいし、天井に敷設されたレールに吊支される構成であってもよい。
また、セキュリティレベルの最も高い収容部を有する移動棚領域Cの移動棚C1〜C2は、固定棚2から連続して配置される構成に限らず、例えば固定棚2との間に移動棚領域Bの移動棚B1〜B2を挟んで配置されていてもよく、この場合には、移動棚領域Cの移動棚C1〜C2の不使用時に、移動棚C2と移動棚C1とが互いに収束状態となるように管理装置21が制御することでセキュリティを維持することができる。
1 電動式移動棚装置
2 固定棚
3 移動棚
6,6 レール
7 ストッパー部材
9 電源スイッチ
10 モニター
11 RFIDリーダ
12 カード
14,15 手動操作ボタン
21 管理装置
50 収容部
A,B,C 移動棚領域
A1〜A3 移動棚
B1〜B2 移動棚
C1〜C2 移動棚
L1〜L12 ロック機能付きの収容部
S1〜S7 通路

Claims (7)

  1. レールに移動可能に配置された複数の移動棚と、少なくとも1つの固定棚と、認証情報に基づいて一部または全部の前記移動棚の移動を管理する管理装置とを備え、隣り合う任意の前記移動棚同士の間又は前記固定棚と隣接する前記移動棚との間に通路を形成する電動式移動棚装置であって、
    前記移動棚は、前記認証情報の内、予め定めた特定の認証情報のみにより移動が許容されるものが前記固定棚から連続して配置された特定移動棚領域を形成しており、前記電動式移動棚装置の不使用時において前記特定移動棚領域の移動棚は前記固定棚側に収束状態に維持されていることを特徴とする電動式移動棚装置。
  2. 前記電動式移動棚装置の不使用時において、全ての前記移動棚が前記固定棚側に収束状態に維持されていることを特徴とする請求項1に記載の電動式移動棚装置。
  3. 前記複数の移動棚は、前記通路内の物体を検出する物体検出手段を有し、前記物体検出手段により前記通路内に物体が存在しないと判断した場合に、少なくとも前記特定移動棚領域の移動棚を前記固定棚側に収束状態とする制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の電動式移動棚装置。
  4. 前記複数の移動棚は、前記特定移動棚領域を含むセキュリティレベルの異なる複数の移動棚領域に分類して配置されており、各領域は前記固定棚側からセキュリティレベルの高い順に連続して配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電動式移動棚装置。
  5. 前記特定移動棚領域の移動棚には、ロック機能付きの収容部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の電動式移動棚装置。
  6. 前記固定棚は、その端面部が室内空間の壁面に近接若しくは当接するように配置されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の電動式移動棚装置。
  7. レールに移動可能に配置された複数の移動棚と、認証情報に基づいて一部または全部の前記移動棚の移動を管理する管理装置とを備え、隣り合う任意の前記移動棚同士の間に通路を形成する電動式移動棚装置であって、
    前記移動棚は、前記認証情報の内、予め定めた特定の認証情報のみにより移動が許容されるものが連続して配置された特定移動棚領域を形成しており、前記特定移動棚領域の移動棚は、不使用時において隣接する移動棚と収束状態に維持されていることを特徴とする電動式移動棚装置。
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