JP2018069657A - 画像形成装置、印刷制御プログラム及び印刷制御方法 - Google Patents

画像形成装置、印刷制御プログラム及び印刷制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】マークアップ言語で記述された、コメントを含む構造化文書を印刷する場合において、本文とコメントの双方の視認性、可読性、及びコメント挿入意図を損なうことのない印刷出力を得る。【解決手段】画像処理部と印刷エンジンとを備え、アプリケーションを用いて作成された、マークアップ言語で記述された文書データの印刷を行う画像形成装置は、文書データを解析して、アプリケーションの機能を用いて本文の所定の文字列に対して挿入されたコメントを抽出し、文書データをページ毎の本文データとコメントデータとに分離し、ページ毎の本文データとコメントデータとに基づいて、画像処理部に本文印刷画像とコメント印刷画像とを生成させ、本文印刷画像とコメント印刷画像とを別々のページに配置して、本文及びコメントの双方が視認可能に重なり合う印刷形態で、印刷エンジンに印刷を指示する。【選択図】図7

Description

本発明は、画像形成装置、印刷制御プログラム及び印刷制御方法に関し、特に、マークアップ言語で記述された文書データを印刷する画像形成装置、当該文書データの印刷を制御する印刷制御プログラム及び印刷制御方法に関する。
文書作成や表計算などの処理が可能なオフィススイート・アプリケーションは、オフィスワーク、教育、家庭など、あらゆる場面で一般的に使用されている。代表的なオフィススイート・アプリケーションとして、Microsoft(登録商標、以下省略)のOffice(登録商標、以下省略)などが挙げられる。また、Apache OpenOfficeなど、同様の機能を有するアプリケーションも複数流通している。これらのアプリケーションは標準化団体で標準化が完了し、OOXML(Office Open XML)やODF(OpenDocument Format)の仕様が公開されており、それらのファイルフォーマットをサポートした多数の互換アプリケーションも提供されている。
また、近年のクラウド・コンピューティングの広がりにより、オフィススイート・アプリケーションで作成されたファイルのオンライン・ストレージ・サービスでの表示・編集機能、スマートフォン・タブレット端末での表示・編集機能のサポートも急速に広がっている。
また、MFP(Multi-Functional Peripherals)やプリンタでは、Adobe(登録商標、以下省略)のAcrobat(登録商標、以下省略)で作成したPDF(Portable Document Format)ファイルやMicrosoftのXPS Document Writerなどで作成したXPS(XML Paper Specification)ファイル、オフィススイート・アプリケーションで作成したOOXMLファイルやODFファイルのダイレクトプリントをサポートする装置もリリースされてきている。
一般に、Microsoft OfficeやAdobe Acrobatに代表される構造化文書の閲覧・編集が可能なアプリケーションにおいては、文書内の本文の所定の箇所に対して注釈を付加する機能がある。この注釈は、レビューコメントや校正、加筆・修正情報等である場合が多く、本文と同時に印刷を行いたいというニーズが存在する。
注釈を含む構造化文書の印刷に関して、例えば、下記特許文献1には、ネットワークを介して画像形成装置に接続された情報処理装置であって、表示部と、記載内容が含まれるドキュメントデータ本体と、前記記載内容に関する注釈情報を含む注釈用紙データとを含むドキュメントデータを記憶する記憶部と、前記注釈用紙データの有無を判断する用紙情報判別部と、前記用紙情報判別部が前記注釈用紙データがあると判断した場合に、前記注釈用紙データから表示用の描画データである注釈用紙と、前記ドキュメントデータ本体から表示用の描画データであるドキュメント用紙とを生成し、前記注釈用紙の中に前記ドキュメント用紙を配置して前記注釈用紙と前記ドキュメント用紙を前記表示部に表示する表示処理部と、を備える構成が開示されている。
特開2009−223738号公報
上記構造化文書の閲覧・編集が可能なアプリケーションを用いて注釈(以下、コメントと称する。)を付加した文書を印刷する場合、
(1)同一ページ内を本文領域とコメント領域とに分割して出力する、
(2)コメントを本文に重ねて出力する、
(3)すべてのコメントを別のページに集約して出力する、
のいずれかの方法で印刷することになる。
しかしながら、(1)の方法では、同一ページ内にコメント領域を設けることにより、本文領域が狭くなるなど、本文とコメントの双方の視認性が低下するといった問題がある。また、(2)の方法では、コメントの位置によっては本文あるいはその他のデータが隠されてしまい、本文の視認性や可読性が損なわれるといった問題がある。また、(3)の方法では、コメントの意図を把握するためには本文とコメント集約結果の双方を突き合わせて閲覧することが必要になり、手間がかかるといった問題がある。
このような問題に対して、特許文献1では、電子文書に付加されたコメントと本文の視認性を保ったまま同時に印刷するために、コメントボックスの配置をユーザ操作で自由に設定可能にする技術を公開しているが、本文の視認性を損なわずにコメントを印刷するためには本来の印刷領域外にコメントを配置しなければならないケースが通常であり、この場合、印刷する際には全体を縮小する必要が生じるため、上記の(1)の問題を解決することができない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、OOXMLやPDF、XPSといったマークアップ言語で記述された、コメントを含む構造化文書を印刷する場合において、本文とコメントの双方の視認性、可読性、及びコメント挿入意図を損なうことのない印刷出力を得ることができる画像形成装置、印刷制御プログラム及び印刷制御方法を提供することにある。
本発明の一側面は、ラスタライズ処理を行う画像処理部と印刷処理を行う印刷エンジンとを備え、アプリケーションを用いて作成された、マークアップ言語で記述された文書データの印刷を行う画像形成装置であって、前記文書データを解析して、前記アプリケーションの機能を用いて本文の所定の文字列に対して挿入されたコメントを抽出し、前記文書データをページ毎の本文データとコメントデータとに分離する解析部と、ページ毎の前記本文データと前記コメントデータとに基づいて、前記画像処理部に本文印刷画像とコメント印刷画像とを生成させ、前記本文印刷画像と前記コメント印刷画像とを別々のページに配置して、前記本文及び前記コメントの双方が視認可能に重なり合う印刷形態で、前記印刷エンジンに印刷を指示するオーバーレイ処理部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一側面は、ラスタライズ処理を行う画像処理部と印刷処理を行う印刷エンジンとを制御可能な装置で動作する印刷制御プログラムであって、アプリケーションを用いて作成された、マークアップ言語で記述された文書データの印刷を行う際に、前記装置に、前記文書データを解析して、前記アプリケーションの機能を用いて本文の所定の文字列に対して挿入されたコメントを抽出し、前記文書データをページ毎の本文データとコメントデータとに分離する解析処理、ページ毎の前記本文データと前記コメントデータとに基づいて、前記画像処理部に本文印刷画像とコメント印刷画像とを生成させる画像生成処理、前記本文印刷画像と前記コメント印刷画像とを別々のページに配置して、前記本文及び前記コメントの双方が視認可能に重なり合う印刷形態で、前記印刷エンジンに印刷を指示する印刷指示処理、を実行させることを特徴とする。
本発明の一側面は、ラスタライズ処理を行う画像処理部と印刷処理を行う印刷エンジンとを含む印刷システムにおける、アプリケーションを用いて作成された、マークアップ言語で記述された文書データの印刷制御方法であって、前記画像処理部と前記印刷エンジンとを制御する装置は、前記文書データを解析して、前記アプリケーションの機能を用いて本文の所定の文字列に対して挿入されたコメントを抽出し、前記文書データをページ毎の本文データとコメントデータとに分離する解析処理と、ページ毎の前記本文データと前記コメントデータとに基づいて、前記画像処理部に本文印刷画像とコメント印刷画像とを生成させる画像生成処理と、前記本文印刷画像と前記コメント印刷画像とを別々のページに配置して、前記本文及び前記コメントの双方が視認可能に重なり合う印刷形態で、前記印刷エンジンに印刷を指示する印刷指示処理と、を実行することを特徴とする。
本発明の画像形成装置、印刷制御プログラム及び印刷制御方法によれば、OOXMLやPDF、XPSといったマークアップ言語で記述された、コメントを含む構造化文書を印刷する場合において、本文とコメントの双方の視認性、可読性、及びコメント挿入意図を損なうことのない印刷出力を得ることができる。
その理由は、ラスタライズ処理を行う画像処理部と印刷処理を行う印刷エンジンとを備え、アプリケーションを用いて作成された、マークアップ言語で記述された文書データの印刷を行う画像形成装置(画像処理部と印刷エンジンとを制御可能な装置で動作する印刷制御プログラム)は、文書データを解析して、アプリケーションの機能を用いて本文の所定の文字列に対して挿入されたコメントを抽出し、文書データをページ毎の本文データとコメントデータとに分離し、ページ毎の本文データとコメントデータとに基づいて、画像処理部に本文印刷画像とコメント印刷画像とを生成させ、本文印刷画像とコメント印刷画像とを別々のページに配置して、本文及びコメントの双方が視認可能に重なり合う印刷形態で、印刷エンジンに印刷を指示するからである。
本発明の一実施例に係る印刷システムの構成を示す模式図である。 本発明の一実施例に係るクライアント装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置に表示されるコメントオーバーレイ印刷設定画面の一例である。 本発明の一実施例に係るコメントオーバーレイ印刷設定画面で設定されたコメントオーバーレイ印刷設定情報の一例である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の動作(印刷処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の動作(印刷処理におけるコメントオーバーレイ画像形成処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係るOOXML文書(アプリケーション表示例)を示す図である。 OOXML文書データのフォルダ構造を示す図である。 本発明の一実施例に係るOOXML文書データ(本文のマークアップ記述例)を示す図である。 本発明の一実施例に係るOOXML文書データ(コメントのマークアップ記述例)を示す図である。 本発明の一実施例に係るOOXML文書(片面印刷出力例)を示す図である。 本発明の一実施例に係るOOXML文書(両面印刷出力例)を示す図である。 本発明の一実施例に係るOOXML文書(印刷出力例)のバリエーションを示す図である。 本発明の一実施例に係るOOXML文書(印刷出力例)のバリエーションを示す図である。 本発明の一実施例に係るOOXML文書(印刷出力例)のバリエーションを示す図である。 本発明の一実施例に係るOOXML文書(印刷出力例)のバリエーションを示す図である。
背景技術で示したように、Microsoft OfficeやAdobe Acrobatなどのアプリケーションには、文書内の所定の箇所にコメントを付加する機能があり、コメントを本文と同時に印刷する場合、(1)同一ページ内を本文領域とコメント領域とに分割して出力するか、(2)コメントを本文に重ねて出力するか、(3)すべてのコメントを別のページに集約して出力するかのいずれかの方法で印刷することになる。
しかしながら、(1)の方法では本文の印刷領域が狭くなるため、本文とコメントの双方の視認性が低下する。また、(2)の方法ではコメントの位置によっては本文が隠されてしまうため、本文の視認性や可読性が損なわれる。また、(3)の方法では本文とコメント集約結果の双方を突き合わせて閲覧する必要があるため、手間がかかる。また、特許文献1の技術を利用して、コメントボックスの配置をユーザ操作で自由に設定できるようにしても、本文の視認性を損なわずにコメントを印刷するためには本来の印刷領域外にコメントを配置しなければならず、(1)の問題を解決することができない。
そこで、本発明の一実施の形態では、OOXMLやPDF、XPS等のマークアップ言語で記述された文書データの印刷を行う際に、文書データを解析して文書内にコメントとして出力すべきコンテンツが存在するかを判断し、コメントが存在する場合は、本文とコメントとを分離して処理し、それぞれ別のページへの出力となるように印刷画像を生成する。具体的には、ラスタライズ処理を行う画像処理部と印刷処理を行う印刷エンジンとを備え、アプリケーションを用いて作成された、マークアップ言語で記述された文書データの印刷を行う画像形成装置(画像処理部と印刷エンジンとを制御可能な装置で動作する印刷制御プログラム)は、文書データを解析して、アプリケーションの機能を用いて本文の所定の文字列に対して挿入されたコメントを抽出し、文書データをページ毎の本文データとコメントデータとに分離し、ページ毎の本文データとコメントデータとに基づいて、画像処理部に本文印刷画像とコメント印刷画像とを生成させ、本文印刷画像とコメント印刷画像とを別々のページに配置して、本文及びコメントの双方が視認可能に重なり合う印刷形態で、印刷エンジンに印刷を指示する。例えば、本文は通常の用紙に印刷し、その本文に対応するコメントは別の用紙トレイに格納された透明用紙に印刷し、本文を印刷した用紙の印刷面の上にコメントを印刷した透明用紙が重なるようにソートして出力し、コメントを印刷した透明用紙を通して本文を確認できるようにする。若しくは、本文は用紙の表面に印刷し、その本文に対応するコメントは印刷画像を表裏反転して用紙の裏面に印刷し、裏面に印刷したコメントが用紙を通して透けて見えるようにする。
このような制御を行うことにより、本文とコメントの双方の視認性、可読性、及びコメント挿入意図を損なうことのない印刷出力を得ることが可能となる。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係る画像形成装置、印刷制御プログラム及び印刷制御方法について、図1乃至図17を参照して説明する。図1は、本実施例の印刷システムの構成を示す模式図であり、図2は、クライアント装置の構成を示すブロック図、図3は、画像形成装置の構成を示すブロック図である。また、図4は、本実施例の画像形成装置に表示されるコメントオーバーレイ印刷設定画面の一例、図5は、コメントオーバーレイ印刷設定情報の一例であり、図6及び図7は、本実施例の画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。また、図8は、本実施例のOOXML文書(アプリケーション表示例)を示す図であり、図9は、OOXML文書データのフォルダ構造を示す図、図10及び図11は、OOXML文書データ(マークアップ記述例)を示す図である。また、図12及び図13は、本実施例のOOXML文書(印刷出力例)を示す図であり、図14乃至図17は、そのバリエーションを示す図である。
図1に示すように、本実施例の印刷システムは、文書の作成を行う1又は複数のクライアント装置10と、文書の印刷を実行する1又は複数の画像形成装置20とで構成され、これらは通信ネットワークで接続される。この通信ネットワークは、イーサネット(登録商標)の規格により定められるLAN(Local Area Network)に限らず、FDDI(Fiber-Distributed Data Interface)やトークンリング、無線LAN、インターネット回線、あるいは公衆FAX回線などでもよい。また、モバイル端末からは、例えばLTE(Long Term Evolution)/3Gといった移動体通信回線、あるいはWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access、登録商標)といった無線通信回線を通じて、LANあるいはインターネット回線へのアクセスを可能とする構成でもよい。以下、各装置について詳細に説明する。
[クライアント装置]
クライアント装置10は、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置、タブレット端末やスマートフォンなどのモバイル端末などであり、印刷対象の文書データの作成及びその文書データを用いたダイレクトプリントの指示を行う。このクライアント装置10は、図2(a)に示すように、制御部11、記憶部12、ネットワークI/F部13、表示部14、操作部15などで構成される。
制御部11は、マイクロプロセッサ等により構成されるCPU(Central Processing Unit)11aとROM(Read Only Memory)11bやRAM(Random Access Memory)11cなどのメモリとで構成され、CPU11aは、ROM11bや記憶部12に記憶した制御プログラムをRAM11cに展開して実行することにより、クライアント装置10全体の動作を制御する。また、図2(b)に示すように、上記制御部11(CPU11a)により、OS(Operating System)16、アプリケーション17、ダイレクトプリントユーティリティ18などが実行される。
OS16は、Windows(登録商標)やMac OS(登録商標)、Android(登録商標)などであり、クライアント装置10でアプリケーション17やダイレクトプリントユーティリティ18を動作可能にする。
アプリケーション17は、OOXMLやPDF、XPSといったマークアップ言語で記述される文書を作成するアプリケーション(例えば、Microsoft OfficeやAdobe Acrobatなど)であり、文書にコメントを付加する機能を備える。なお、マークアップ言語とは、文書の一部を「タグ」と呼ばれる特別な文字列で囲うことにより、文書の構造(見出しやハイパーリンクなど)や、修飾情報(文字の大きさや組版の状態など)を、文書中に記述していく記述言語である。
ダイレクトプリントユーティリティ18は、所定のフォルダ(例えば、記憶部12内のフォルダ)を監視し、アプリケーション17によって作成された文書データが所定のフォルダに保存されたら、画像形成装置20に文書データを送信してダイレクトプリントを指示する。また、ダイレクトプリントユーティリティ18は、印刷部数、印刷に用いる給紙トレイ、両面/片面印刷、カラー/モノクロ印刷、2in1などの集約機能、折りやパンチ、ステープルなどの仕上げ機能などを設定するための印刷設定画面を表示部14に表示させ、印刷設定画面におけるユーザ操作に応じて印刷設定情報を生成する。
記憶部12は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などで構成され、制御部11により実行されるOS16、アプリケーション17、ダイレクトプリントユーティリティ18等の各種プログラム、プログラムの実行に必要なデータ、アプリケーション17によって作成された文書データなどを記憶する。
ネットワークI/F部13は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、クライアント装置10を通信ネットワークに接続し、文書データ及び印刷設定情報を画像形成装置20に送信する。また、ネットワークI/F部13は、ダイレクトプリントユーティリティ18がネットワーク上の画像形成装置20を検索する際の通信処理も行う。
表示部14は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(electroluminescence)表示装置などで構成され、アプリケーション17の文書作成画面、ダイレクトプリントユーティリティ18の印刷設定画面などを表示する。
操作部15は、マウスやキーボードなどで構成され、アプリケーション17による文書の作成、ダイレクトプリントユーティリティ18による印刷条件の設定、ダイレクトプリントの指示などの操作を可能にする。
[画像形成装置]
画像形成装置20は、MFP(Multi-Functional Peripherals)やプリンタなどであり、クライアント装置10から受信した文書データ及び印刷設定情報に基づいて印刷処理を実行する。この画像形成装置20は、図3(a)に示すように、制御部21、記憶部22、ネットワークI/F部23、表示操作部24、画像処理部25、印刷処理部26などで構成される。
制御部21は、マイクロプロセッサ等により構成されるCPU21aとROM21bやRAM21cなどのメモリとで構成され、CPU21aは、ROM21bや記憶部22に記憶した制御プログラムをRAM21cに展開して実行することにより、画像形成装置20全体の動作を制御する。また、上記制御部21は、図3(b)に示すように、設定部27、解析部28、オーバーレイ処理部29などとして機能する。
設定部27は、表示操作部24に、コメントオーバーレイ印刷設定画面を表示させ、コメントオーバーレイ印刷の印刷形態を設定可能にする。図4は、コメントオーバーレイ印刷設定画面30の一例であり、このコメントオーバーレイ印刷設定画面30には、コメントオーバーレイ印刷をするかしないか、コメント印刷先の用紙を指定する(本文印刷画像とコメント印刷画像とを別々の用紙に印刷する第1の印刷形態にする)か、裏面に印刷する(本文印刷画像とコメント印刷画像とを用紙の表裏に印刷する第2の印刷形態にするか)、コメント印刷位置を上/下/左/右にするなどの設定項目が設けられている。そして、コメントオーバーレイ印刷設定画面30で設定された情報は、例えば図5に示すような読み出し可能なコメントオーバーレイ印刷設定情報として記憶部22などに保存される。なお、図4では、画像形成装置20の表示操作部24(パネルUI(User Interface))を通したコメントオーバーレイ印刷設定画面30上での設定を示しているが、例えば、同様の設定項目を、文書データを保持しているクライアント端末10に対して通信ネットワーク経由で転送して提供し、クライアント端末10で設定したコメントオーバーレイ印刷設定情報を文書データと共に画像形成装置20に送信することでコメントオーバーレイの印刷設定を可能とする形態としてもよい。
解析部28は、文書データを解析し、上記コメントオーバーレイ印刷設定画面30の設定に基づいて、アプリケーション17の機能を用いて本文の所定の文字列に対して挿入されたコメントを抽出する。例えば、コメントオーバーレイ印刷を「する」設定の場合は、文書データのxmlの記述の中から、コメントに対応する文字列を検索することにより、コメントを抽出する。また、解析部28は、必要に応じて、抽出したコメントに挿入位置が設定されているかを判断し、挿入位置が設定されていない場合は、上記コメントオーバーレイ印刷設定画面30の設定に基づいて、コメントに対応する本文の文字列近傍に、コメントの挿入位置を設定する。そして、解析部28は、文書データを、ページ毎に、コメントとして出力すべきコメントデータとコメント以外の本文として出力すべき本文データとに分離する。なお、コメントデータには、コメントの文字列と、必要に応じて当該文字列を囲む枠や引き出し線などの図形と、コメントの挿入位置情報と、を含む。
オーバーレイ処理部29は、コメントオーバーレイ印刷設定画面30の設定に従い、解析部28が生成したページ毎の本文データとコメントデータとに基づいて、画像処理部25に本文印刷画像とコメント印刷画像とを生成させる。その際、予め設定若しくは解析部28によって設定された挿入位置にコメントが配置されるように、画像処理部25にコメント印刷画像を生成させる。また、アプリケーション17の画面に表示された形態(書体、サイズ、色、線の太さ、濃度など)通りにコメント印刷画像を生成させてもよいし、本文とコメントとで、書体、サイズ、色、線の太さ、濃度の少なくとも1つが異なるように印刷画像を生成させてもよい。そして、オーバーレイ処理部29は、コメントオーバーレイ印刷設定画面30の設定に従い、本文印刷画像とコメント印刷画像とを別々のページに配置して、本文及びコメントの双方が視認可能に重なり合う印刷形態で、印刷処理部26に印刷を指示する。例えば、上記第1の印刷形態が選択された場合は、印刷処理部26に、本文印刷画像を通常用紙(第1の用紙)に印刷させ、コメント印刷画像を透明用紙(第2の用紙)に印刷させ、第1の用紙の印刷面の上に第2の用紙を出力させる。また、第2の印刷形態が選択された場合は、印刷処理部26に、本文印刷画像を用紙の表面に印刷させ、コメント印刷画像を表裏反転した反転印刷画像を用紙の裏面に印刷させる。なお、透明用紙とは、OHP(Overhead projector)シートなどであり、完全に無色透明である必要はなく、シートの反対側がある程度透けて見えるものであればよい。また、通常用紙とは、上質紙、コート紙などであり、坪量や斤量などは特に限定されない。
上記設定部27、解析部28、オーバーレイ処理部29は、ハードウェアとして構成してもよいし、制御部21を、設定部27、解析部28、オーバーレイ処理部29として機能させる印刷制御プログラムとして構成し、当該印刷制御プログラムをCPU21aに実行させる構成としてもよい。
記憶部22は、HDDやSSDなどで構成され、制御部21により用いられる各種プログラム、プログラムの実行に必要なデータ、クライアント装置10から受信した文書データ及び印刷設定情報、文書データから生成した本文データ及びコメントデータ、本文データ及びコメントデータから生成した本文印刷画像及びコメント印刷画像のデータなどを記憶する。
ネットワークI/F部23は、NICやモデムなどで構成され、画像形成装置20を通信ネットワークに接続し、クライアント装置10から文書データ及び印刷設定情報を受信する。また、ネットワークI/F部23は、クライアント装置10がネットワーク上の画像形成装置20を検索する際に、クライアント装置10からの問い合わせに対して返答する。
表示操作部24は、表示部上に透明電極が格子状に配置された感圧式の操作部(タッチセンサ)を設けたタッチパネル(表示部と操作部とは別体としてもよい。)などであり、制御部21の指示に従って画像形成処理に関する各種画面を表示し、画像形成処理に関する各種操作を可能にする。本実施例では、特に、設定部27の指示に従ってコメントオーバーレイ印刷設定画面30を表示し、当該コメントオーバーレイ印刷設定画面30で、コメントオーバーレイ印刷をするかしないか、コメント印刷先やコメント印刷位置などの設定操作を受け付ける。
画像処理部25は、RIP(Raster Image Processor)を備え、オーバーレイ処理部29の指示に従って、文書データから中間データ(中間言語であるディスプレイリスト(DL:Display List)、本実施例では、本文用ページの中間データ及びコメント用ページの中間データ)を生成し、各ページをラスタライズしてビットマップ形式の画像データ(本実施例では、本文印刷画像及びコメント印刷画像の画像データ)を生成する。また、画像処理部25は、必要に応じて、生成した画像データに対して、スクリーン処理、階調補正、濃度バランス調整、細線化、網点処理などを行う。そして、画像処理部25は、生成した画像データを印刷処理部26に出力する。
印刷処理部26(印刷エンジン)は、オーバーレイ処理部29の指示に従って、画像データに基づいて印刷処理を実行する。この印刷処理部26は、各種用紙を格納する給紙トレイと、画像データに基づいてレーザ光を照射して露光する露光部と、感光体ドラムと現像部と帯電部と感光体クリーニング部と1次転写ローラとを備え、CMYKの各色のトナー像を形成する画像形成部と、ローラによって回転され、画像形成部で形成されたトナー像を用紙に搬送する中間転写体として機能する中間ベルトと、中間ベルト上に形成されたトナー像を用紙に転写する2次転写ローラと、用紙に転写されたトナー像を定着させる定着部と、用紙を搬送する給紙ローラやレジストローラ、ループローラ、反転ローラ、排紙ローラ等の搬送部と、画像形成済みの用紙を指定された順番にソートして出力する排紙トレイなどで構成される。
なお、図1乃至図3は、本実施例の印刷システムの一例であり、OOXMLやPDF、XPS等のマークアップ言語で記述された構造化文書の印刷が可能であれば、各装置の構成は適宜変更可能である。例えば、通信ネットワークに、画像処理部25を備えるプリンタコントローラやRIPコントローラなどの制御装置が接続され、当該制御装置が印刷処理部26を備える画像形成装置20を制御する場合は、上記制御装置の制御部(CPU)に、上記印刷制御プログラムを実行させる(制御部を、設定部、解析部、オーバーレイ処理部として機能させる)構成としてもよい。また、クライアント装置10が、画像処理部25及び印刷処理部26を備える画像形成装置20、又は、画像処理部25を備える装置及び印刷処理部26を備える画像形成装置20を制御可能な場合は、上記クライアント装置10の制御部11(CPU11a)に、上記印刷制御プログラムを実行させる(制御部11を、設定部、解析部、オーバーレイ処理部として機能させる)構成としてもよい。
以下、上記構成の画像形成装置20の印刷処理(本実施例ではダイレクトプリント)について説明する。CPU21aは、ROM21bや記憶部22に記憶した印刷制御プログラムをRAM21cに展開して実行することにより、図6及び図7のフローチャート図に示す各ステップの処理を行う。なお、以下の説明において、クライアント装置10は、アプリケーション17を用いて文書データを作成し、ダイレクトプリントユーティリティ18は、文書データ及び印刷設定情報を画像形成装置20に送信し、画像形成装置20は、受信した文書データ及び印刷設定情報を記憶部22などに保存しているものとする。
まず、画像形成装置20の制御部21(設定部27)は、表示操作部24に図4に示すようなコメントオーバーレイ印刷設定画面30を表示させ(S101)、ユーザにオーバーレイ印刷に関する設定を実施させ、コメントオーバーレイ印刷設定情報を記憶部22などに保存する。なお、このステップは、印刷処理を行う度に実施してもよいし、印刷処理の前に予め実施するようにしてもよい。
次に、制御部21(解析部28)は、記憶部22などから文書データ及び印刷設定情報を読み込み(S102)、記憶部22などからコメントオーバーレイ印刷設定情報を読み込む(S103)。そして、制御部21(解析部28)は、コメントオーバーレイ印刷設定情報を参照して、オーバーレイ印刷を「する」に設定されているか否かを判断する(S104)。
オーバーレイ印刷を「しない」に設定されている場合は(S104のNo)、制御部21(解析部28)は、文書データの解析処理を実施し(S105)、画像処理部25は、解析処理の結果に従って画像形成処理を行って文書データから印刷画像を生成し(S106)、印刷処理部26は、生成した印刷画像を用いて、通常の印刷処理を実施する(S109)。
一方、オーバーレイ印刷を「する」に設定されている場合は(S104のYes)、制御部21(解析部28)は、文書データの解析処理を実施し(S107)、コメントオーバーレイ画像形成処理を実施する(S108)。
図7は、上記コメントオーバーレイ画像形成処理の詳細を示しており、まず、制御部21(解析部28)は、1ページ分の文書データを読み込み(S201)、そのページにコメントデータがあるかを判断する(S202)。そのページにコメントデータがない場合は(S202のNo)、画像処理部25は、そのページ(通常ページ)の中間データを生成し(S203)、S209に遷移する。
一方、そのページにコメントデータがある場合は(S202のYes)、制御部21(解析部28)は、そのコメントデータを読み込み(S204)、コメントデータに挿入位置が設定されているかを判断し(S205)、コメントデータに挿入位置が設定されていない場合は(S205のNo)、コメントオーバーレイ印刷設定情報に基づいて、コメントに対応する本文の文字列近傍にコメントの挿入位置を設定する(S206)。次に、画像処理部25は、コメント用のページの中間データを生成し(S207)、本文用のページの中間データを生成する(S208)。その後、制御部21(解析部28)は、文書データの終端(最終ページ)であるかを判断し(S209)、文書データの終端でなければ(S209のNo)、S201に戻って、次のページに対して同様の処理を繰り返す。
文書データの終端(最終ページ)まで処理が終了したら(S209のYes)、画像処理部25は、本文ページ及びコメントページ、又は、通常ページの印刷画像を生成する(S210)。そして、制御部21(オーバーレイ処理部29)は、コメントオーバーレイ印刷設定情報に基づいて、コメント印刷先の設定を確認し(S211)、コメント印刷先の設定が「用紙指定」であれば、コメントページの印刷画像を対応する本文ページの印刷画像の前に挿入し(S212)、ページ毎の印刷設定を、コメントページの印刷画像は指定された用紙トレイ(例えば、透明用紙を格納する用紙トレイ)に設定する(S213)。
一方、コメント印刷先の設定が「裏面」の場合は、制御部21(オーバーレイ処理部29)は、コメントページの印刷画像を対応する本文ページの印刷画像の後に挿入し(S214)、コメントページの印刷画像を表裏反転し(S215)、ページ毎の印刷設定を、コメントページの印刷画像は対応する本文ページの裏面に配置し、両面印刷となるように設定する(S216)。
その後、図6に戻って、印刷処理部26は、本文ページの印刷画像及びコメントページの印刷画像を用いて、ページ毎の印刷設定に従って、コメントオーバーレイ印刷処理を実施する(S109)。
以下、コメントオーバーレイ印刷処理について、具体例を挙げて説明する。
図8は、クライアント端末10の表示部14に表示されているアプリケーション画面におけるOOXML文書の一例である。アプリケーションでは本文中にコメントを挿入することができ、ここでは、本文表示欄40aに表示されている本文の文字列の中の「球状」の文字に対して、コメント表示欄40bに「不要」というコメントが挿入され、「(図参照)」の文字に対して、コメント表示欄40bに「追加」というコメントが挿入されている。
図9は、MicrosoftのWordなどで作成されたOOXML文書データのフォルダ構造を示している。OOXML文書データは、パーツと各パーツへの参照関係を定義したファイルとで構成され、これらのパッケージがZIP圧縮された状態になっている。具体的には、文書データは、「[Content_Types].xml」ファイル、「_rels」フォルダ、「docProps」フォルダ、「word」フォルダなどで構成される。文書の内容を記述する「word」フォルダは、「document.xml」ファイル、「fontTable.xml」ファイル、「comment.xml」ファイル、「setting.xml」ファイル、「styles.xml」ファイル、「webSetting.xml」ファイル、「_rels」フォルダ、「theme」フォルダなどで構成される。なお、OOXMLの仕様の詳細については、「http://www.ecma-international.org/publications/standards/Ecma-376.htm」等に詳細に記載されている。
アプリケーションで作成したOOXML文書データにおける上記「word」フォルダ内の「document.xml」ファイルや「comment.xml」ファイルはマークアップ言語で記述され、マークアップ言語では、タグ(トークン)と呼ばれるコードを使用して、データの構造、外観、意味が定義される。図10は、OOXML文書データの「document.xml」ファイル内の本文に対応する部分のマークアップ記述例であり、「<w:r>」と「</w:r>」との間に本文に記述されている文字列が記述され、特に、破線で囲んだ「<w:commentRangeStart w:id="">」と「</w:commentRangeStart w:id=""/>」との間にコメントに対応する本文の文字列が記述される。また、図11は、OOXML文書データの「comment.xml」ファイル内のコメントに対応する部分のマークアップ記述例であり、「<w:comment w:id="">」と「</w:comment>」との間にコメントの文字列が記述される。従って、制御部21(解析部28)は、文書データを解析し、「document.xml」ファイルや「comment.xml」ファイルから特定の文字列を抽出することによって、OOXML文書データ内のコメントの文字列及びそのコメントに対応する本文の文字列を抽出することができ、本文データとコメントデータとを分離して、本文ページの印刷画像とコメントページの印刷画像とを生成することにより、ページ毎の印刷設定に従って本文とコメントを別々のページに印刷することができる。
図12は、コメントオーバーレイ印刷設定画面30でコメント印刷先が「用紙指定」に設定(本文の印刷用紙が通常用紙に設定され、コメントの印刷用紙が透明用紙に設定)され、コメント印刷位置が「上」に設定された場合の印刷出力例(第1の印刷形態の印刷出力例)であり、コメント(コメントの文字列と当該文字列を囲む枠)を透明用紙に印刷したコメントページ42bを、本文を通常用紙に印刷した本文ページ42aの前に配置して出力した例である。ここでは、用紙の重ね合わせが分かるように、本文ページ42aの通常用紙とコメントページ42bの透明用紙とをずらして記載している。このように、コメントページ42bを本文ページ42aとは別の透明用紙に印刷し、このコメントページ42bを本文ページ42aの前に差し込むことにより、本文の印刷領域を減らすことなく、コメントによって本文が見えなくなることがなく、本文とコメントの対応関係が分からなくなることがなくなる。なお、上記ではコメントを透明用紙に印刷したが、コメントを通常用紙(厚紙を除く。)に印刷することもできる。その場合、裏面側から光を当てて透かして見るなどすれば本文を視認することができる。
図13は、コメントオーバーレイ印刷設定画面30でコメント印刷先が「裏面」に設定され、コメント印刷位置が「上」に設定された場合の印刷出力例(第2の印刷形態の印刷出力例)であり、(a)は用紙の表面側に印刷した本文ページの印刷画像、(b)は用紙の裏面側に表裏反転して印刷したコメントページの印刷画像、(c)は両面印刷物42cを表面側から見た図である。この場合、用紙が厚紙などでなければ、図13(c)に示すように、裏面に印刷されたコメント(コメントの文字列と当該文字列を囲む枠)が裏写りして表面の本文に重なって見えるため、上記と同様に、本文ページの印刷領域を減らすことなく、コメントによって本文が見えなくなることがなく、本文とコメントの対応関係が分からなくなることがなくなる。
なお、第1の印刷形態を示す図12及び第2の印刷形態を示す図13は例示であり、本文及びコメントの双方が視認可能に重なり合うように別々のページに印刷されていればよい。図14乃至図17は、そのバリエーションを説明するOOXML文書42の一例であり、例えば、図14に示すように、コメントの文字列及び/又は当該文字列を囲む枠の線を太く(又は細く)して、コメント(又は本文)の視認性を向上させてもよい。また、図15に示すように、コメントと当該コメントに対応する本文の文字列とを引き出し線で繋いで、コメントと本文との対応関係を明確にしてもよい。また、図16に示すように、コメント又は本文の書体を変更(ここでは本文をゴシック体、コメントをマーカー体に設定)して、本文の文字列とコメントの文字列とを区別しやすくしてもよい。また、図17に示すように、コメントの文字列及び/又は当該文字列を囲む枠のサイズを大きく(又は小さく)して、コメント(又は本文)の視認性を向上させてもよい。
以上説明したように、本実施例では、制御部21(印刷制御プログラム)は、文書データを解析(例えば、文書のデータ構造を利用し、「document.xml」ファイルや「comment.xml」ファイルの記述内容を解析)してコメントを抽出し、ページ毎に、コメントとして出力すべきコメントデータとコメント以外の本文として出力すべき本文データとに分離し、画像処理部25に本文印刷画像とコメント印刷画像とを生成させ、本文印刷画像とコメント印刷画像とを別々のページに配置して、本文及びコメントの双方が視認可能に重なり合う印刷形態(例えば、本文ページの前に透明用紙に印刷したコメントページを配置する第1の印刷形態、又は、本文ページの裏面にコメントページの印刷画像を表裏反転して配置する第2の印刷形態)で、印刷処理部26に印刷を指示するため、本文とコメント双方の視認性、可読性、及びコメント挿入意図を損なうことのない印刷出力を得ることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成や印刷制御の方法は適宜変更可能である。
例えば、上記各実施例では、マークアップ言語の文書としてOOXML文書を例示したが、PDF文書やXPS文書などに対しても、本発明の印刷制御方法を同様に適用することができる。
また、上記実施例では、コメントとして「不要」、「追加」の文字を例示したが、アプリケーション17を用いてコメント表示欄40bに表示可能な任意の文字や図形、画像に対して、本発明の印刷制御方法を同様に適用することができる。
本発明は、マークアップ言語で記述された文書データを印刷する画像形成装置、当該文書データの印刷を制御する印刷制御プログラム、当該印刷制御プログラムを記録した記録媒体、及び印刷制御方法に利用可能である。
10 クライアント装置
11 制御部
11a CPU
11b ROM
11c RAM
12 記憶部
13 ネットワークI/F部
14 表示部
15 操作部
16 OS
17 アプリケーション
18 ダイレクトプリントユーティリティ
20 画像形成装置
21 制御部
21a CPU
21b ROM
21c RAM
22 記憶部
23 ネットワークI/F部
24 表示操作部
25 画像処理部
26 印刷処理部
27 設定部
28 解析部
29 オーバーレイ処理部
30 コメントオーバーレイ印刷設定画面
40 OOXML文書(アプリケーション表示例)
40a 本文表示欄
40b コメント表示欄
41a OOXML文書データ(本文のマークアップ記述例)
41b OOXML文書データ(コメントのマークアップ記述例)
42 OOXML文書(印刷出力例)
42a 本文ページ
42b コメントページ
42c 両面印刷物

Claims (23)

  1. ラスタライズ処理を行う画像処理部と印刷処理を行う印刷エンジンとを備え、アプリケーションを用いて作成された、マークアップ言語で記述された文書データの印刷を行う画像形成装置であって、
    前記文書データを解析して、前記アプリケーションの機能を用いて本文の所定の文字列に対して挿入されたコメントを抽出し、前記文書データをページ毎の本文データとコメントデータとに分離する解析部と、
    ページ毎の前記本文データと前記コメントデータとに基づいて、前記画像処理部に本文印刷画像とコメント印刷画像とを生成させ、前記本文印刷画像と前記コメント印刷画像とを別々のページに配置して、前記本文及び前記コメントの双方が視認可能に重なり合う印刷形態で、前記印刷エンジンに印刷を指示するオーバーレイ処理部と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記印刷形態を設定する画面を表示部に表示させる設定部を更に備え、
    前記オーバーレイ処理部は、前記画面で設定された印刷形態に従って、前記印刷エンジンに印刷を指示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記設定部は、前記画面に、前記本文印刷画像と前記コメント印刷画像とを別々の用紙に印刷する第1の印刷形態と、前記本文印刷画像と前記コメント印刷画像とを用紙の表裏に印刷する第2の印刷形態と、を選択可能に表示する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記オーバーレイ処理部は、前記第1の印刷形態が選択された場合は、前記印刷エンジンに、前記本文印刷画像を第1の用紙に印刷させ、前記コメント印刷画像を透明の第2の用紙に印刷させ、前記第1の用紙の印刷面の上に前記第2の用紙を出力させる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記オーバーレイ処理部は、前記第2の印刷形態が選択された場合は、前記印刷エンジンに、前記本文印刷画像を用紙の表面に印刷させ、前記コメント印刷画像を表裏反転した反転印刷画像を前記用紙の裏面に印刷させる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記設定部は、前記画面に、前記本文印刷画像と前記コメント印刷画像とを別々のページに配置する特定印刷を実施するか否かを設定可能に表示し、
    前記特定印刷を実施しない設定の場合は、
    前記画像処理部は、前記文書データの各ページの印刷画像を生成し、
    前記印刷エンジンは、前記各ページの印刷画像に従って印刷を行う、
    ことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一に記載の画像形成装置。
  7. 前記設定部は、前記画面に、前記コメントの印刷位置を設定可能に表示し、
    前記解析部は、抽出した前記コメントに対して挿入位置が設定されているかを判断し、前記挿入位置が設定されていない場合は、前記画面の設定に従い、前記コメントに対応する前記所定の文字列近傍に、前記コメントの挿入位置を設定し、
    前記オーバーレイ処理部は、設定された前記挿入位置に前記コメントが配置されるように、前記画像処理部に前記コメント印刷画像を生成させる、
    ことを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一に記載の画像形成装置。
  8. 前記オーバーレイ処理部は、前記本文と前記コメントとで、書体、サイズ、色、線の太さ、濃度の少なくとも1つが異なるように、前記画像処理部に前記本文印刷画像と前記コメント印刷画像とを生成させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一に記載の画像形成装置。
  9. ラスタライズ処理を行う画像処理部と印刷処理を行う印刷エンジンとを制御可能な装置で動作する印刷制御プログラムであって、
    アプリケーションを用いて作成された、マークアップ言語で記述された文書データの印刷を行う際に、
    前記装置に、
    前記文書データを解析して、前記アプリケーションの機能を用いて本文の所定の文字列に対して挿入されたコメントを抽出し、前記文書データをページ毎の本文データとコメントデータとに分離する解析処理、
    ページ毎の前記本文データと前記コメントデータとに基づいて、前記画像処理部に本文印刷画像とコメント印刷画像とを生成させる画像生成処理、
    前記本文印刷画像と前記コメント印刷画像とを別々のページに配置して、前記本文及び前記コメントの双方が視認可能に重なり合う印刷形態で、前記印刷エンジンに印刷を指示する印刷指示処理、を実行させる、
    ことを特徴とする印刷制御プログラム。
  10. 前記装置に、更に、
    前記印刷形態を設定する画面を表示部に表示させる設定処理を実行させ、
    前記印刷指示処理では、前記画面で設定された印刷形態に従って、前記印刷エンジンに印刷を指示する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の印刷制御プログラム。
  11. 前記設定処理では、前記画面に、前記本文印刷画像と前記コメント印刷画像とを別々の用紙に印刷する第1の印刷形態と、前記本文印刷画像と前記コメント印刷画像とを用紙の表裏に印刷する第2の印刷形態と、を選択可能に表示する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の印刷制御プログラム。
  12. 前記印刷指示処理では、前記第1の印刷形態が選択された場合は、前記印刷エンジンに、前記本文印刷画像を第1の用紙に印刷させ、前記コメント印刷画像を透明の第2の用紙に印刷させ、前記第1の用紙の印刷面の上に前記第2の用紙を出力させる、
    ことを特徴とする請求項11に記載の印刷制御プログラム。
  13. 前記印刷指示処理では、前記第2の印刷形態が選択された場合は、前記印刷エンジンに、前記本文印刷画像を用紙の表面に印刷させ、前記コメント印刷画像を表裏反転した反転印刷画像を前記用紙の裏面に印刷させる、
    ことを特徴とする請求項11に記載の印刷制御プログラム。
  14. 前記設定処理では、前記画面に、前記コメントの印刷位置を設定可能に表示し、
    前記解析処理では、抽出した前記コメントに対して挿入位置が設定されているかを判断し、前記挿入位置が設定されていない場合は、前記画面の設定に従い、前記コメントに対応する前記所定の文字列近傍に、前記コメントの挿入位置を設定し、
    前記画像生成処理では、設定された前記挿入位置に前記コメントが配置されるように、前記画像処理部に前記コメント印刷画像を生成させる、
    ことを特徴とする請求項10乃至13のいずれか一に記載の印刷制御プログラム。
  15. 前記画像生成処理では、前記本文と前記コメントとで、書体、サイズ、色、線の太さ、濃度の少なくとも1つが異なるように、前記画像処理部に前記本文印刷画像と前記コメント印刷画像とを生成させる、
    ことを特徴とする請求項9乃至14のいずれか一に記載の印刷制御プログラム。
  16. ラスタライズ処理を行う画像処理部と印刷処理を行う印刷エンジンとを含む印刷システムにおける、アプリケーションを用いて作成された、マークアップ言語で記述された文書データの印刷制御方法であって、
    前記画像処理部と前記印刷エンジンとを制御する装置は、
    前記文書データを解析して、前記アプリケーションの機能を用いて本文の所定の文字列に対して挿入されたコメントを抽出し、前記文書データをページ毎の本文データとコメントデータとに分離する解析処理と、
    ページ毎の前記本文データと前記コメントデータとに基づいて、前記画像処理部に本文印刷画像とコメント印刷画像とを生成させる画像生成処理と、
    前記本文印刷画像と前記コメント印刷画像とを別々のページに配置して、前記本文及び前記コメントの双方が視認可能に重なり合う印刷形態で、前記印刷エンジンに印刷を指示する印刷指示処理と、を実行する、
    ことを特徴とする印刷制御方法。
  17. 前記装置は、更に、
    前記印刷形態を設定する画面を表示部に表示させる設定処理を実行し、
    前記印刷指示処理では、前記画面で設定された印刷形態に従って、前記印刷エンジンに印刷を指示する、
    ことを特徴とする請求項16に記載の印刷制御方法。
  18. 前記設定処理では、前記画面に、前記本文印刷画像と前記コメント印刷画像とを別々の用紙に印刷する第1の印刷形態と、前記本文印刷画像と前記コメント印刷画像とを用紙の表裏に印刷する第2の印刷形態と、を選択可能に表示する、
    ことを特徴とする請求項17に記載の印刷制御方法。
  19. 前記印刷指示処理では、前記第1の印刷形態が選択された場合は、前記印刷エンジンに、前記本文印刷画像を第1の用紙に印刷させ、前記コメント印刷画像を透明の第2の用紙に印刷させ、前記第1の用紙の印刷面の上に前記第2の用紙を出力させる、
    ことを特徴とする請求項18に記載の印刷制御方法。
  20. 前記印刷指示処理では、前記第2の印刷形態が選択された場合は、前記印刷エンジンに、前記本文印刷画像を用紙の表面に印刷させ、前記コメント印刷画像を表裏反転した反転印刷画像を前記用紙の裏面に印刷させる、
    ことを特徴とする請求項18に記載の印刷制御方法。
  21. 前記設定処理では、前記画面に、前記本文印刷画像と前記コメント印刷画像とを別々のページに配置する特定印刷を実施するか否かを設定可能に表示し、
    前記特定印刷を実施しない設定の場合は、
    前記画像処理部は、前記文書データの各ページの印刷画像を生成し、
    前記印刷エンジンは、前記各ページの印刷画像に従って印刷を行う、
    ことを特徴とする請求項17乃至20のいずれか一に記載の印刷制御方法。
  22. 前記設定処理では、前記画面に、前記コメントの印刷位置を設定可能に表示し、
    前記解析処理では、抽出した前記コメントに対して挿入位置が設定されているかを判断し、前記挿入位置が設定されていない場合は、前記画面の設定に従い、前記コメントに対応する前記所定の文字列近傍に、前記コメントの挿入位置を設定し、
    前記画像生成処理では、設定された前記挿入位置に前記コメントが配置されるように、前記画像処理部に前記コメント印刷画像を生成させる、
    ことを特徴とする請求項17乃至21のいずれか一に記載の印刷制御方法。
  23. 前記画像生成処理では、前記本文と前記コメントとで、書体、サイズ、色、線の太さ、濃度の少なくとも1つが異なるように、前記画像処理部に前記本文印刷画像と前記コメント印刷画像とを生成させる、
    ことを特徴とする請求項16乃至22のいずれか一に記載の印刷制御方法。
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