JP2018068833A - 走査型内視鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フェルールと照射光ファイバの間隙に十分かつ均一に接着剤が導入され、フェルールと照射光ファイバの互いの振動の伝達性を向上させることができる走査型内視鏡を提供する。【解決手段】 走査型内視鏡3は、照射光ファイバPと、照射光ファイバPを配置可能なファイバ配置領域84と、ファイバ配置領域84よりも外方に配置され、接着剤Adを中心軸線Afと沿う方向へ導入する接着剤導入領域85と、を挿通孔83に有するフェルール82と、ホルダ74と、駆動素子91x、91yと、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、走査型内視鏡に関する。
従来、先端部内において照射光ファイバを搖動させ、照射光ファイバの照射端から照射する照射光により、所定の走査経路に沿って被写体を走査し、観察画像を取得する走査型内視鏡がある。例えば、特開2014−180317号公報では、照射光ファイバの外周に弾性部が設けられ、弾性部の側部に駆動素子が設けられ、駆動素子を振動させることにより、弾性部を介して照射端を搖動させ、被写体を走査する観察装置が開示される。
また、別の従来例として、照射光ファイバの外周に、弾性部に代えて、ホルダに保持されたフェルールが設けられることもある。
走査型内視鏡は、挿入部の先端部に撮像素子を有しないため、挿入部を細径化可能である。挿入部をより細径化できるように、フェルールは、電鋳によって形成されることがある。具体的には、フェルールは、棒状の心材にニッケル等の金属を電着させ、心材を除去し、照射光ファイバを挿通する挿通孔が円形になるように形成される。フェルールには、照射光ファイバが挿通される。照明光ファイバが挿通されたフェルールの先端及び基端の開口周縁に接着剤が塗布されると、照射光ファイバは、フェルールに固定される。
特開2014−180317号公報
しかし、従来の走査型内視鏡では、照明光ファイバが挿通されたフェルールの先端及び基端から、フェルール挿通孔内に接着剤が入りにくいため、フェルールと照射光ファイバの間隙に接着剤が十分かつ均一に導入されず、フェルールと照射光ファイバの振動の伝達性を低下させることがある。
そこで、本発明は、フェルールと照射光ファイバの間隙に十分かつ均一に接着剤が導入され、フェルールと照射光ファイバの互いの振動の伝達性を向上させることができる走査型内視鏡を提供することを目的とする。
本発明の一態様の走査型内視鏡は、入射端から入射した光に応じて照射端から照射光を照射する照射光ファイバと、前記照射光ファイバを配置可能なファイバ配置領域と、前記ファイバ配置領域よりも外方に配置され、接着剤を中心軸線と沿う方向へ導入する接着剤導入領域と、を挿通孔に有し、前記挿通孔に挿通された前記照射光ファイバを保持するフェルールと、前記フェルールの外方に配置され、前記フェルールを介して前記照射光ファイバを保持するホルダと、前記ホルダよりも先端、かつ前記フェルールの側部に設けられ、前記フェルールを介して前記照射光ファイバを搖動させる駆動素子と、を有する。
本発明によれば、フェルールと照射光ファイバの間隙に十分かつ均一に接着剤が導入され、フェルールと照射光ファイバの互いの振動の伝達性を向上させることができる走査型内視鏡を提供することができる。
本発明の実施形態に係わる、走査型内視鏡システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係わる、走査型内視鏡システムの走査型内視鏡の構成例を示す断面図である。 本発明の実施形態に係わる、走査型内視鏡システムの走査型内視鏡のアクチュエータの構成例を示す正面図である。 本発明の実施形態に係わる、走査型内視鏡システムの走査型内視鏡のアクチュエータの構成例を示す正面図である。 本発明の実施形態に係わる、走査型内視鏡システムの走査経路の例を説明する説明図である。 本発明の実施形態に係わる、走査型内視鏡システムの走査経路の例を説明する説明図である。 本発明の実施形態の変形例1に係わる、走査型内視鏡システムの走査型内視鏡のアクチュエータの構成例を示す正面図である。 本発明の実施形態の変形例2に係わる、走査型内視鏡システムの走査型内視鏡のアクチュエータの構成例を示す正面図である。 本発明の実施形態の変形例3に係わる、走査型内視鏡システムの走査型内視鏡のアクチュエータの構成例を示す正面図である。 本発明の実施形態の変形例4に係わる、走査型内視鏡システムの走査型内視鏡のアクチュエータの構成例を示す正面図である。 本発明の実施形態の変形例5に係わる、走査型内視鏡システムの走査型内視鏡のアクチュエータの構成例を示す正面図である。 本発明の実施形態の変形例6に係わる、走査型内視鏡システムの走査型内視鏡のアクチュエータの構成例を示す正面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
(構成)
(実施形態)
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係わる、走査型内視鏡システム1の構成例を示すブロック図である。
走査型内視鏡システム1は、内視鏡プロセッサ2と、走査型内視鏡3と、表示装置4と、を有して構成される。走査型内視鏡3及び表示装置4は、内視鏡プロセッサ2に、着脱自在に接続される。
内視鏡プロセッサ2は、光源ユニット11と、ドライバユニット21と、検出ユニット31と、操作部41と、制御部51と、を有して構成される。
光源ユニット11は、制御部51から入力される制御信号に基づいて、赤色、緑色及び青色の各レーザー光源12r、12g、12bから発生するレーザー光を、合波器13を介し、照射光として、順次、照射光ファイバPに出力する。
照射光ファイバPは、照射光が入射される入射端Piと、照射光を被写体に照射する照射端Poとを有する。照射光ファイバPは、入射端Piから入射した光に応じて照射端Poから照射光を被写体に照射する。
ドライバユニット21は、後述するアクチュエータ81を駆動し、照射光ファイバPの照射端Poを搖動させる回路である。ドライバユニット21は、信号発生器22と、D/A変換器23a、23bと、アンプ24a、24bとを有して構成される。
信号発生器22は、制御部51から入力される制御信号に基づいて、アクチュエータ81を駆動させる駆動信号Dx、Dyを生成し、D/A変換器23a、23bに出力する。
駆動信号Dxは、照射光ファイバPの照射端Poを後述するX軸方向へ搖動できるように、出力される。駆動信号Dxは、例えば、下記の数式(1)によって規定される。数式(1)において、X(t)は時刻tにおける駆動信号Dxの信号レベルであり、Axは時刻tに依存しない振幅値であり、G(t)は正弦波sin(2πft)を変調する所定の関数である。
X(t)=Ax×G(t)×sin(2πft)…(1)
駆動信号Dyは、照射光ファイバPの照射端Poを、後述するY軸方向へ搖動できるように出力される。駆動信号Dyは、例えば、下記の数式(2)によって規定される。数式(2)において、Y(t)は時刻tにおける駆動信号Dyの信号レベルであり、Ayは時刻tに依存しない振幅値であり、G(t)は正弦波sin(2πft+φ)を変調する所定の関数であり、φは位相である。
Y(t)=Ay×G(t)×sin(2πft+φ)…(2)
D/A変換器23a、23bは、信号発生器22から入力される駆動信号Dx、Dyを、それぞれデジタル信号からアナログ信号に変換し、アンプ24a、24bに出力する。
アンプ24a、24bは、D/A変換器23a、23bから入力される駆動信号Dx、Dyを増幅し、導線Dを介して、増幅された駆動信号Dx、Dyをアクチュエータ81の駆動素子91x、91yに出力する。
検出ユニット31は、被写体から戻る戻り光を検出し、戻り光に応じた検出信号を制御部51に出力する回路である。検出ユニット31は、光検出器32と、A/D変換器33とを有して構成される。
光検出器32は、光電変換素子を有して構成され、受光ファイバRを介して入力される被写体の戻り光を赤色、緑色及び青色の検出信号に変換し、A/D変換器33に出力する。
A/D変換器33は、光検出器32から入力される検出信号をデジタル信号に変換し、制御部51に出力する。
操作部41は、制御部51に接続され、ユーザの指示入力を制御部51に出力できるように構成される。
制御部51は、走査型内視鏡システム1内の各部の動作を制御できるように構成される。制御部51は、中央処理装置(以下「CPU」という)52と、ROM及びRAMを含むメモリ53と、画像処理部54と、を有する。制御部51の処理部の機能は、CPU52によってメモリ53に記憶された各種プログラムが実行されることによって実現される。
メモリ53には、走査型内視鏡システム1内の各部の動作を制御するプログラムが記憶される。
画像処理部54は、検出ユニット31から出力されるデジタル化された検出信号に基づいて、観察画像を生成する回路である。より具体的には、画像処理部54は、所定の走査経路に沿って取得された赤色、緑色及び青色の検出信号に対して、図示しないマッピングテーブルに基づくマッピング処理を行い、ラスター形式の観察画像を生成し、表示装置4に出力する。
表示装置4は、制御部51に接続され、画像処理部54から出力された観察画像を表示することができるように構成される。
図2は、本発明の実施形態に係わる、走査型内視鏡システム1の走査型内視鏡3の構成例を示す断面図である。図3及び図4は、本発明の実施形態に係わる、走査型内視鏡システム1の走査型内視鏡3のアクチュエータ81の構成例を示す正面図である。図5及び図6は、本発明の実施形態に係わる、走査型内視鏡システム1の走査経路の例を説明する説明図である。図3では、金属材Mnは、金属の紛体等の層を示し、模式的に、厚く表している。図4では、金属材Mnの図示は、省略する。
走査型内視鏡3は、被写体に挿入可能な細長状の挿入部3aを有する。挿入部3aの先端部は、図2に示すように、外皮61と、外筒62と、受光ファイバRと、光照射部71と、を有する。
外皮61は、ゴム等の柔軟性を有する材質によって構成され、細長のチューブ状に形成される。外皮61は、内方に、照射光ファイバPと受光ファイバRを収容する。外皮61では、基端が内視鏡プロセッサ2に取り付けられ、先端が外筒62に取り付けられる。
外筒62は、ステンレス等を材質として構成される。外筒62は、外皮61の先端に取り付けられる。
受光ファイバRは、受光端Riによって被写体の戻り光を受光できるように構成される。受光ファイバRは、外筒62の内方に配置される。受光ファイバRは、検出ユニット31に接続され、受光端Riによって受光された光を、導光し、検出ユニット31に出力する。
光照射部71は、被写体に照射光を照射できるように構成される。光照射部71は、保護パイプ72と、光学系73と、ホルダ74と、アクチュエータ81と、を有する。
保護パイプ72は、金属等の導電性を有する材質によって構成され、筒状に形成される。保護パイプ72は、アクチュエータ81及び照射端Poを取り囲むように配置される。
光学系73は、照射光を集光し、照射光を被写体に照射できるように構成される。光学系73は、2枚の平凸レンズによって構成される。なお、図2では、光学系73は、保護パイプ72内に取り付けられるが、図示しない鏡枠に取り付けられ、鏡枠によって保護パイプ72に取り付けられても構わない。また、図2では、光学系73は、2枚の平凸レンズによって構成されるが、これに限定されるものではなく他のレンズによって構成されても構わない。
ホルダ74は、樹脂等を材質として構成される。ホルダ74は、アクチュエータ81のフェルール82を保持する。ホルダ74は、フェルール82の外方に配置され、フェルール82を介して照射光ファイバPを保持する。ホルダ74は、保護パイプ72の基端に取り付けられる。
アクチュエータ81は、照射端Poを搖動させ、照射光の照射位置を所定の走査経路に沿って移動させることができるように構成される。所定の走査経路は、例えば、後述する渦巻き状の走査経路である。図3に示すように、アクチュエータ81は、フェルール82と、駆動素子91x、91yとを有する。アクチュエータ81と照射光ファイバPの間は、接着剤Adが導入される。
フェルール82は、照射端Poを搖動させることができるように、挿通孔に挿通された照射光ファイバPを保持する。フェルール82は、外周及び挿通孔83が四角形である四角形筒状に形成される。より具体的には、フェルール82は、外周が、中心軸線Afと直交する方向の断面において四角形になるように形成され、また、挿通孔83の内周壁Nが、中心軸線Afと直交する方向の断面において四角形になるように形成される。また、フェルール82は、中心軸線Afと沿う方向に同一断面形状が連続するように形成される。
フェルール82は、例えば、3Dプリンタ等の図示しない積層造形装置によって金属材Mn(図3)を積層して形成される。すなわち、フェルール82は、導電性を有する材質によって構成される。フェルール82は、挿通孔83に、ファイバ配置領域84及び接着剤導入領域85を有する。
図4に示すように、ファイバ配置領域84は、挿通された照射光ファイバPを配置可能な領域である。挿通孔83では、照射光ファイバPをフェルール82内にスムーズに挿通できるように、ファイバ配置領域84によって照射光ファイバPと内周壁Nの間に第1所定幅G1の間隙が形成される。第1所定幅G1の間隙は、接着剤導入領域85と連通する。第1所定幅G1は、照射光ファイバPをフェルール82内にスムーズに挿通でき、かつ接着剤導入領域85に導入された接着剤Adを照射光ファイバPの外周に沿って周方向に導入することができ、かつフェルール82と照射光ファイバPの同軸度を低下させないように、予め調整され、設定される。
接着剤導入領域85は、接着剤Adをフェルール82の中心軸線Afと沿う方向へ導入可能な領域である。接着剤導入領域85は、照射光ファイバPによって閉塞されないように、ファイバ配置領域84よりも外方に配置される。接着剤導入領域85は、フェルール82の先端に設けられた接着剤導入口86(図2)と連通する。挿通孔83では、照射光ファイバPと内周壁Nの間に、接着剤導入領域85によって第2所定幅G2の間隙が形成される。第2所定幅G2は、第1所定幅G1よりも広い幅であって、接着剤導入口86から導入された接着剤Adを、接着剤導入領域85にそって中心軸線Afと沿う方向へ導入することができる幅に、予め調整され、設定される。
すなわち、フェルール82は、照射光ファイバPを配置可能なファイバ配置領域84と、ファイバ配置領域84よりも外方に配置され、接着剤Adを中心軸線Afと沿う方向へ導入する接着剤導入領域85と、を挿通孔83に有し、挿通孔83に挿通された照射光ファイバPを保持する。
これにより、フェルール82では、接着剤導入口86から接着剤導入領域85内に、中心軸線Afと沿う方向へ接着剤Adが導入され、続いて、接着剤導入領域85から第1所定幅G1の間隙に、周方向へ接着剤Adが導入され、照射光ファイバPが接着剤Adによって固定される。
駆動素子91x、91yは、ホルダ74よりも先端、かつフェルール82の側部に設けられ、フェルール82を介して照射光ファイバPを搖動させる。駆動素子91x、91yは、圧電素子を有し、ドライバユニット21に接続され、ドライバユニット21から入力される駆動信号Dx、Dyに応じて振動し、照射端Poを搖動させる。照射端Poは、駆動素子91xによってX軸方向へ搖動し、駆動素子91yによってY軸方向へ搖動する。
ドライバユニット21が信号レベルを増加させながら駆動信号Dx、Dyを出力すると、照射光ファイバPは、アクチュエータ81により搖動され、図5のZ1からZ2に示すように、照射光ファイバPの照射位置は、漸次中心から遠ざかる渦巻き状の走査経路に沿って移動する。その後、ドライバユニット21が信号レベルを減少させながら駆動信号Dx、Dyを出力すると、図6のZ2からZ1に示すように、照射光ファイバPの照射位置は、漸次中心へ近づく渦巻き状の走査経路に沿って移動する。光源ユニット11によって順次発生する赤色、緑色及び青色の各レーザー光が、渦巻き状に被写体に照射され、被写体の戻り光が受光ファイバRに受光され、被写体は、渦巻き状に走査される。
上述の実施形態によれば、走査型内視鏡3では、フェルール82と照射光ファイバPの間隙に十分かつ均一に接着剤Adが導入され、フェルール82と照射光ファイバPの互いの振動の伝達性を向上させることができる。
(実施形態の変形例1)
実施形態では、挿通孔83は、四角形の内周壁Nを有するが、内周壁Nは、四角形でなくても構わない。
図7は、本発明の実施形態の変形例1に係わる、走査型内視鏡システム1の走査型内視鏡3のアクチュエータ81の構成例を示す正面図である。本変形例では、実施形態及び他の変形例と同じ構成については、図面に同じ符号を付し、説明を省略する。
図7に示すように、フェルール82は、凹凸を有して形成された内周壁N1を有する。
(実施形態の変形例2)
実施形態では、挿通孔83は、四角形の内周壁Nを有するが、内周壁Nは、四角形でなくても構わない。
図8は、本発明の実施形態の変形例2に係わる、走査型内視鏡システム1の走査型内視鏡3のアクチュエータ81の構成例を示す正面図である。本変形例では、実施形態及び他の変形例と同じ構成については、図面に同じ符号を付し、説明を省略する。
図8に示すように、フェルール82は、挿通孔83の内周壁N2では、ファイバ配置領域84が、円形になるように形成され、ファイバ配置領域84と隣り合うように、接着剤導入領域85が、半円形になるように形成される。
すなわち、フェルール82は、中心軸線Afと沿う方向に溝状に形成された接着剤導入領域85を有する。
(実施形態の変形例3)
実施形態では、フェルール82は、導線接続部101を有しないが、導線接続部101を有しても構わない。
図9は、本発明の実施形態の変形例3に係わる、走査型内視鏡システム1の走査型内視鏡3のアクチュエータ81の構成例を示す正面図である。本変形例では、実施形態及び他の変形例と同じ構成については、図面に同じ符号を付し、説明を省略する。
図9に示すように、フェルール82は、基端側に、筒状に形成された導線接続部101を有する。導線接続部101には、GND接続線が、内挿され、接続される。
すなわち、フェルール82は、導電性を有する材質によって構成され、駆動素子91x、91yよりも基端に、導線Dの端部が接続される導線接続部101を有する。
これにより、走査型内視鏡3では、フェルール82に簡便に導線Dを接続できる。
(実施形態の変形例4)
実施形態では、フェルール82は、保護パイプ72と電気的に接続するための突起111を有しないが、突起111を有しても構わない。
図10は、本発明の実施形態の変形例4に係わる、走査型内視鏡システム1の走査型内視鏡3のアクチュエータ81の構成例を示す正面図である。本変形例では、実施形態及び他の変形例と同じ構成については、図面に同じ符号を付し、説明を省略する。
図10に示すように、フェルール82は、駆動素子91x、91yよりも基端に、保護パイプ72と電気的に接続するための突起111を有する。
これにより、保護パイプ72は、突起111及びフェルール82を介し、GND電位に接続される。
(実施形態の変形例5)
実施形態では、フェルール82は、かしめ構造121を有しないが、かしめ構造121を有しても構わない。
図11は、本発明の実施形態の変形例5に係わる、走査型内視鏡システム1の走査型内視鏡3のアクチュエータ81の構成例を示す正面図である。本変形例では、実施形態及び他の変形例と同じ構成については、図面に同じ符号を付し、説明を省略する。
図11に示すように、フェルール82は、照射光ファイバPを固定するための、かしめ構造121を基端部に有する。具体的には、フェルール82では、基端部に内縁から外縁まで貫通する貫通溝によって構成される潰し代122が設けられる。基端部が中心軸線Af方向へ、かしめられると、潰し代122が潰れ、基端部はかしめられる。
なお、かしめ構造は、先端部に有しても構わない。
これにより、フェルール82は、より固く照射光ファイバPを固定可能である。
(実施形態の変形例6)
実施形態では、フェルール82は、駆動素子91x、91yの位置決め部131を有しないが、位置決め部131を有しても構わない。
図12は、本発明の実施形態の変形例6に係わる、走査型内視鏡システム1の走査型内視鏡3のアクチュエータ81の構成例を示す正面図である。本変形例では、実施形態及び他の変形例と同じ構成については、図面に同じ符号を付し、説明を省略する。
図12に示すように、フェルール82は、駆動素子91x、91yよりも基端に、駆動素子91x、91yを位置決めするための位置決め部131を有する。位置決め部131は、フェルール82の側部において、駆動素子91x、91yを内嵌めできるように、凹状に形成される。
なお、実施形態及び変形例では、接着剤導入領域85は、フェルール82の先端から基端まで設けられるが、フェルール82の先端から基端まで設けられなくても構わない。例えば、フェルール82の先端から駆動素子91x、91yまで等、フェルール82の先端からフェルール82の中間部まで接着剤導入領域85が設けられても構わない。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
1 走査型内視鏡システム
2 内視鏡プロセッサ
3 走査型内視鏡
3a 挿入部
4 表示装置
11 光源ユニット
12b 青色の各レーザー光源
12g 青色の各レーザー光源
12r 青色の各レーザー光源
13 合波器
21 ドライバユニット
22 信号発生器
23a D/A変換器
23b D/A変換器
24a アンプ
24b アンプ
31 検出ユニット
32 光検出器
33 A/D変換器
41 操作部
51 制御部
52 CPU
53 メモリ
54 画像処理部
61 外皮
62 外筒
71 光照射部
72 保護パイプ
73 光学系
74 ホルダ
81 アクチュエータ
82 フェルール
83 挿通孔
84 ファイバ配置領域
85 接着剤導入領域
86 接着剤導入口
91x 駆動素子
91y 駆動素子
101 導線接続部
111 突起
121 構造
122 潰し代
131 位置決め部
Ad 接着剤
Af 中心軸線
D 導線
Dx 駆動信号
Dy 駆動信号
G1 第1所定幅
G2 第2所定幅
Mn 金属材
N 内壁
N1 内壁
N2 内壁
P 照射光ファイバ
Pi 入射端
Po 照射端
R 受光ファイバ
Ri 受光端
t 時刻

Claims (13)

  1. 入射端から入射した光に応じて照射端から照射光を照射する照射光ファイバと、
    前記照射光ファイバを配置可能なファイバ配置領域と、前記ファイバ配置領域よりも外方に配置され、接着剤を中心軸線と沿う方向へ導入する接着剤導入領域と、を挿通孔に有し、前記挿通孔に挿通された前記照射光ファイバを保持するフェルールと、
    前記フェルールの外方に配置され、前記フェルールを介して前記照射光ファイバを保持するホルダと、
    前記ホルダよりも先端、かつ前記フェルールの側部に設けられ、前記フェルールを介して前記照射光ファイバを搖動させる駆動素子と、
    を有する、走査型内視鏡。
  2. 前記挿通孔は、前記ファイバ配置領域によって前記照射光ファイバと内壁の間に、第1所定幅の間隙が形成され、前記接着剤導入領域によって前記照射光ファイバと前記内壁の間に、前記第1所定幅よりも広い第2所定幅の間隙が形成される、請求項1に記載の走査型内視鏡。
  3. 前記フェルールは、先端に、前記接着剤導入領域に連通する接着剤導入口を有する、請求項1に記載の走査型内視鏡。
  4. 前記フェルールは、前記駆動素子よりも先端に、前記接着剤導入領域を有する、請求項1に記載の走査型内視鏡。
  5. 前記フェルールは、前記中心軸線と沿う方向に溝状に形成された前記接着剤導入領域を有する、請求項1に記載の走査型内視鏡。
  6. 前記フェルールは、外周及び前記挿通孔が四角形になるように形成される、請求項1に記載の走査型内視鏡。
  7. 前記フェルールは、前記中心軸線と沿う方向に同一断面形状が連続するように形成される、請求項1に記載の走査型内視鏡。
  8. 前記フェルールは、凹凸を有して形成された内周壁を有する、請求項1に記載の走査型内視鏡。
  9. 前記フェルールは、導電性を有する材質によって構成され、前記駆動素子よりも基端に、導線の端部が接続される導線接続部を有する、請求項1に記載の走査型内視鏡。
  10. 保護パイプを有し、
    前記保護パイプは、導電性を有する材質によって構成され、前記照射光ファイバの前記照射端を取り囲むように、前記ホルダに取り付けられ、
    前記フェルールは、導電性を有する材質によって構成され、前記駆動素子よりも基端に、前記保護パイプと電気的に接続するための突起を有する、請求項1に記載の走査型内視鏡。
  11. 前記フェルールは、先端部及び基端部の少なくとも一方に、前記照射光ファイバを固定するための、かしめ構造を有する、請求項1に記載の走査型内視鏡。
  12. 前記フェルールは、前記駆動素子よりも基端に、前記駆動素子を位置決めするための位置決め部を有する、請求項1に記載の走査型内視鏡。
  13. 前記フェルールは、金属材を積層して形成された、請求項1に記載の走査型内視鏡。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11391942B2 (en) * 2016-12-26 2022-07-19 Olympus Corporation Endoscope having optical fiber scanning apparatus

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