JP2018065437A - 車両用保護装置および車両 - Google Patents
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Description
被衝突体を車両に拘束する、網状の拘束体と、
前記拘束体を、前記車両に格納された格納状態から前記車両の外部へ展開させる展開手段と、を備え、
前記拘束体には、磁気吸引力により前記車両に吸着する吸着部が設けられている、
ことを特徴とする車両用保護装置が提供される。
被衝突体を車両に拘束する、網状の拘束体と、
前記拘束体を、前記車両に格納された格納状態から前記車両の外部へ展開させる展開手段と、
第一の吸着部と、を備え、
前記拘束体には、磁気吸引力により前記第一の吸着部と吸着する第二の吸着部が設けられている、
ことを特徴とする車両が提供される。
図1および図2(A)は本発明の一実施形態に係る車両1の概略図であり、保護装置5の各構成の車両1上での配置を例示している。本実施形態では、4ドアのセダンタイプの四輪自動車に本発明を適用した場合を例示するが、本発明はセダンタイプ以外の四輪自動車等、他の種類の車両にも適用可能である。図1は車両1の側面図を、図2は平面図をそれぞれ示している。図1および図2(A)を含む各図において、矢印Xは車両1の前後方向を、矢印Yは車両1の車幅方向を、矢印Zは上下方向を示している。
拘束体11の展開形状は扇状以外の形状であってもよい。図6(A)は拘束体11の展開形状が矩形である構成例を示している。同図の例では、格納ユニット10が車幅方向に延設されており、各主部材110は車幅方向に離間して車両1に固定されている。各副部材111は主部材110に対して直交する方向に延設している。各吸着部13は前方へ放射状に射出され、拘束体11は矩形状に展開する。この例では、フード3上の後部(フロントウィンドウ側の領域)も拘束体11で覆われるので、衝突時にフード3の後部側へ乗り上げた被衝突体の拘束性能が向上する。
第一実施形態では、衝突発生時に拘束体11を展開する制御としたが、衝突前に拘束体11を展開する制御とすることも可能である。図7(A)〜図8(B)は衝突前に拘束体11を展開する制御の例を示している。ここでは図6(B)で例示した形態の拘束体11を用いた例を示すが、他の形態の拘束体11も採用可能である。
拘束体11を構成する部材は、帯であってもよい。図13(A)はその一例を示す断面図である。同図の例では、複数の主部材110が、それぞれ、帯状の部材で構成されており、その断面形状が扁平である。拘束体11が帯を含むことにより、被衝突体100との接触面積を増加させることができ、被衝突体100の捕捉性能や拘束性能を向上できる。帯は、例えば、ゴム、布、ナイロン等の化学繊維等から構成することができる。
拘束体11を構成する部材は、膨張可能な複数の袋体を含んでもよい。図13(B)はその一例を示す断面図である。同図の例では、複数の主部材110が、それぞれ、内部に空洞110aを有する袋体で構成されている。空洞110aは、拘束体11の固定端部11a側で開口し、開放端部11b側で閉鎖される。主部材110は、例えば、ゴム、ビニル、布、ナイロン等の化学繊維等から構成することができる。主部材110は衝突時に短期的に膨張可能であればよいので、気密性は低くてもよい。副部材111も袋体であってもよいが、主部材110のみを袋体としてもよい。
上記各実施形態は互いに組み合わせることが可能である。
1.上記実施形態の車両用保護装置(例えば5)は、
被衝突体(例えば100)を車両(例えば1)に拘束する、網状の拘束体(例えば11)と、
前記拘束体を、前記車両に格納された格納状態(例えば図1)から前記車両の外部へ展開させる展開手段(例えば12)と、を備え、
前記拘束体には、磁気吸引力により前記車両に吸着する吸着部(例えば13)が設けられている、
ことを特徴とする。
前記吸着部は、磁性材(例えば13b)を含む軟質材(例えば13a)で構成される、
ことを特徴とする。
前記拘束体は、複数の帯を含む網である(例えば図13A)、
ことを特徴とする。
被衝突体を検知するセンサ(例えば14)と、
前記センサの検知結果に基づいて、前記展開手段を作動させる制御手段(例えば15)と、を備え、
前記拘束体は前記車両の上部(例えば2)に格納され、前記上部から前記車両の前後方向前側へ扇状に展開される、
ことを特徴とする。
被衝突体を検知するセンサ(例えば14)と、
前記センサの検知結果に基づいて、被衝突体の衝突前に前記展開手段を作動させる制御手段(例えば15)と、を備え、
前記拘束体は前記車両の前部(例えば1a)に格納され、前記車両の前方に展開される、
ことを特徴とする。
前記拘束体は、
一端が前記車両に固定され、他端が開放された複数の主部材(例えば110)と、
一端が前記主部材に接続され、他端が開放された複数の分岐部材(例えば113)と、を含み、
前記複数の主部材の前記他端の側、および、前記複数の分岐部材の前記他端の側には、それぞれ、前記吸着部が設けられている、
ことを特徴とする。
前記拘束体は、一端が前記車両に固定され、他端が開放された複数の袋体(例えば図13B)を含み、
前記拘束体の展開開始後に、前記複数の袋体を膨張させる膨張手段(例えば16)を更に備える、
ことを特徴とする。
被衝突体(例えば100)を車両に拘束する、網状の拘束体(例えば11)と、
前記拘束体を、前記車両に格納された格納状態から前記車両の外部へ展開させる展開手段(例えば12)と、
第一の吸着部(例えば4)と、を備え、
前記拘束体には、磁気吸引力により前記第一の吸着部と吸着する第二の吸着部(例えば13)が設けられている、
ことを特徴とする。
Claims (8)
- 被衝突体を車両に拘束する、網状の拘束体と、
前記拘束体を、前記車両に格納された格納状態から前記車両の外部へ展開させる展開手段と、を備え、
前記拘束体には、磁気吸引力により前記車両に吸着する吸着部が設けられている、
ことを特徴とする車両用保護装置。 - 請求項1に記載の車両用保護装置であって、
前記吸着部は、磁性材を含む軟質材で構成される、
ことを特徴とする車両用保護装置。 - 請求項1または請求項2に記載の車両用保護装置であって、
前記拘束体は、複数の帯を含む、
ことを特徴とする車両用保護装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の車両用保護装置であって、
被衝突体を検知するセンサと、
前記センサの検知結果に基づいて、前記展開手段を作動させる制御手段と、を備え、
前記拘束体は前記車両の上部に格納され、前記上部から前記車両の前後方向前側へ扇状に展開される、
ことを特徴とする車両用保護装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の車両用保護装置であって、
被衝突体を検知するセンサと、
前記センサの検知結果に基づいて、被衝突体の衝突前に前記展開手段を作動させる制御手段と、を備え、
前記拘束体は前記車両の前部に格納され、前記車両の前方に展開される、
ことを特徴とする車両用保護装置。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の車両用保護装置であって、
前記拘束体は、
一端が前記車両に固定され、他端が開放された複数の主部材と、
一端が前記主部材に接続され、他端が開放された複数の分岐部材と、を含み、
前記複数の主部材の前記他端の側、および、前記複数の分岐部材の前記他端の側には、それぞれ、前記吸着部が設けられている、
ことを特徴とする車両用保護装置。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の車両用保護装置であって、
前記拘束体は、一端が前記車両に固定され、他端が開放された複数の袋体を含み、
前記拘束体の展開開始後に、前記複数の袋体を膨張させる膨張手段を更に備える、
ことを特徴とする車両用保護装置。 - 被衝突体を車両に拘束する、網状の拘束体と、
前記拘束体を、前記車両に格納された格納状態から前記車両の外部へ展開させる展開手段と、
第一の吸着部と、を備え、
前記拘束体には、磁気吸引力により前記第一の吸着部と吸着する第二の吸着部が設けられている、
ことを特徴とする車両。
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JP2016204549A JP6600289B2 (ja) | 2016-10-18 | 2016-10-18 | 車両用保護装置および車両 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP6600289B2 JP6600289B2 (ja) | 2019-10-30 |
Family
ID=62085492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016204549A Active JP6600289B2 (ja) | 2016-10-18 | 2016-10-18 | 車両用保護装置および車両 |
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2016
- 2016-10-18 JP JP2016204549A patent/JP6600289B2/ja active Active
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