JP2018064924A - 放射線撮像システム、撮像制御装置およびその制御方法 - Google Patents

放射線撮像システム、撮像制御装置およびその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の放射線撮像装置を利用することが可能な環境において再撮像の発生を低減しつつ、早いサイクルで放射線撮像が行えるようにする。【解決手段】放射線撮像システムは、放射線発生装置から照射された放射線に基づき画像を生成する複数の撮像装置と、複数の撮像装置と通信する制御装置と、を備える。複数の撮像装置のそれぞれは、撮像動作により得られた画像に基づいて、当該画像よりもデータサイズが小さい撮像情報を生成する。制御装置は、複数の撮像装置のそれぞれから撮像情報を取得し、取得した撮像情報に基づいて複数の撮像装置から1つの撮像装置を選択し、選択された1つの撮像装置から、画像を取得する。【選択図】 図1

Description

本発明は、放射線撮像システム、撮像制御装置およびその制御方法に関する。
近年、照射された放射線に基づくデジタル放射線画像を生成する放射線撮像装置の普及により、放射線撮像システムのデジタル化が進んでいる。放射線撮像システムのデジタル化により、放射線撮像直後の画像確認が可能となり、これまでのフィルムやCR装置を使用した撮像方法に比べてワークフローが大幅に改善され、早いサイクルで放射線撮像が行えるようになった。
このような放射線撮像システムでは、放射線撮像装置と、放射線撮像装置から放射線画像を受信して利用する撮像制御装置とを有し、放射線撮像装置で取得された放射線画像は、画像データとして外部の撮像制御装置へ送信される。ユーザが複数の放射線撮像装置から一つの放射線撮像装置を選択して放射線撮像を実行するような使用形態では、どの放射線撮像装置から画像データを取得すればよいかを撮像制御装置に通知しておくことが必要である。そして、撮像制御装置は、通知された放射線撮像装置との通信により、画像データを取得する。通知された放射線撮像装置とは異なる放射線撮像装置をユーザが使用した場合には、撮像制御装置は放射線画像を取得できなくなる。
特許文献1に記載の放射線撮像システムでは、複数の放射線撮像装置を撮像可能とし、撮像制御装置が複数の放射線撮像装置のすべてから放射線画像を取得し、有意な放射線画像を選択して用いる。
特許第5577114号
しかしながら、特許文献1に記載の放射線撮像システムでは、撮像制御装置が放射線撮像を実行した複数の放射線撮像装置すべてから放射線画像を受信する。そのため、放射線撮像の画像表示や、次の放射線撮像に移るまでに時間がかかり、早いサイクルでの放射線撮像を行なうことができない。
本発明は、使用された放射線撮像装置を用いて、早いサイクルでの放射線撮像を行なうことを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の一態様による放射線撮像システムは以下の構成を備える。すなわち、
放射線発生装置から照射された放射線に基づき画像を生成する複数の撮像装置と、
前記複数の撮像装置と通信する制御装置と、を備える放射線撮像システムであって、
前記複数の撮像装置のそれぞれは、
撮像動作により得られた画像に基づいて、前記画像よりもデータサイズが小さい撮像情報を生成する生成手段を備え、
前記制御装置は、
前記複数の撮像装置のそれぞれから前記撮像情報を取得する情報取得手段と、
前記情報取得手段で取得した前記撮像情報に基づいて前記複数の撮像装置から1つの撮像装置を選択する選択手段と、
前記選択手段で選択された前記1つの撮像装置から、画像を取得する画像取得手段と、を備える。
本発明によれば、使用された放射線撮像装置を用いて、早いサイクルでの放射線撮像を行なうことができる。
第1実施形態の放射線撮像システムの機能構成例を示すブロック図。 第1実施形態の放射線撮像システムのハードウエア構成例を示すブロック図。 第1実施形態による放射線撮像の動作を示すフローチャート。 第1実施形態による放射線画像取得の動作を示すフローチャート。 第2実施形態による放射線撮像システムの機能構成例を示すブロック図。 第2実施形態による放射線画像取得の動作を示すフローチャート。 第3実施形態による放射線画像取得の動作を示すフローチャート。 第4実施形態による放射線画像取得の動作を示すフローチャート。 第5実施形態による放射線画像取得の動作を示すフローチャート。 第6実施形態による放射線画像取得の動作を示すフローチャート。 第7実施形態の放射線撮像システムの機能構成例を示すブロック図。 第7実施形態による放射線画像取得の動作を示すフローチャート。 第8実施形態の放射線撮像システムの機能構成例を示すブロック図。 第8実施形態による放射線画像取得の動作を示すフローチャート。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段として必須のものとは限らない。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態における放射線撮像システムの機能構成例を示した図である。本実施形態の放射線撮像システムは、放射線発生装置104と、放射線発生装置104から照射された放射線に基づき画像を生成する複数の撮像装置と、これら複数の撮像装置と通信する制御装置を有する。本実施形態では、制御装置の例として撮像制御装置101、複数の撮像装置の例として第一の放射線撮像装置102および第二の放射線撮像装置103を示す。撮像制御装置101は接続されている第一の放射線撮像装置102および第二の放射線撮像装置103と通信し、放射線撮像を制御する。また、撮像制御装置101は、放射線発生装置104と通信し、放射線発生装置104から放射線を照射した際の情報を取得する。なお、放射線撮像装置の台数は2つに限定されるものではなく、3つ以上でもよい。本実施形態では例として2つの放射線撮像装置を有する構成を説明する。
第一の放射線撮像装置102、第二の放射線撮像装置103は、撮像制御装置101からの指示により撮像可能状態へと遷移し、放射線発生装置104と同期を取りながら放射線撮像を実施する。この同期により、第一の放射線撮像装置102および第二の放射線撮像装置103は、それぞれ放射線発生装置104から照射された放射線により放射線画像を生成する。第一の放射線撮像装置102において、撮像実行部1021は、放射線発生装置104との同期により撮像動作を実行し、放射線画像を得る。生成部1022は、撮像動作により得られた放射線画像に基づいて、放射線画像よりもデータサイズが小さい撮像情報を生成する。撮像情報は、撮像制御装置101(選択部1013)が放射線画像を取得する放射線撮像装置を選択するのに用いられる。送信部1023は、生成部1022で生成された撮像情報を外部装置である撮像制御装置101へ送信する。また、送信部1023は、外部装置(撮像制御装置101)からの要求に応じて、撮像動作により得られた放射線画像をその外部装置へ送信する。第二の放射線撮像装置103も同様の機能構成を有する。
撮像制御装置101において、制御部1011は情報取得部1012、選択部1013、画像取得部1014、状態管理部1015を制御する。情報取得部1012は、複数の放射線撮像装置(第一の放射線撮像装置102および第二の放射線撮像装置103)のそれぞれから撮像情報を取得したり、放射線発生装置104から放射線を照射した際の情報を取得したりする。選択部1013は、情報取得部1012が取得した撮像情報に基づいて複数の放射線撮像装置(第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103)から1つの放射線撮像装置を選択する。画像取得部1014は、選択部1013が選択した1つの放射線撮像装置から放射線画像を取得する。状態管理部1015は、第一の放射線撮像装置102や第二の放射線撮像装置103と通信し、それぞれの状態の管理、制御を行う。
放射線発生装置104は、曝射スイッチ1041のオンに応じて、照射開始通知を使用可能なすべての放射線撮像装置に送信する。照射開始通知を受けた放射線撮像装置は、撮像動作(電荷の蓄積)を開始し、照射許可通知を放射線発生装置104に送信する。放射線発生装置104は、使用可能なすべての放射線撮像装置(本実施形態では第一の放射線撮像装置102および第二の放射線撮像装置103)からの照射許可通知を受けて放射線照射を実施する。この動作により、放射線発生装置104と放射線撮像装置102,103との同期が実現される。
図2は、第1実施形態による放射線撮像システムのハードウエア構成例を示すブロック図である。撮像制御装置101において、CPU11はROM12、RAM13に格納されているプログラムを実行することにより撮像制御装置101の図1に示した各機能部を実現する。ROM12は読み出し専用メモリであり、RAM13はランダムアクセスメモリである。二次記憶装置14は、たとえばハードディスクで構成され、放射線撮像装置102,103から受信した放射線画像などを格納する。また、二次記憶装置14に格納されているプログラムが必要に応じてRAM13へロードされ、CPU11により実行される。入力装置15は、ポインティングデバイスやキーボードを含み、ユーザの操作を受け付ける。表示装置16は、たとえば液晶表示装置であり、放射線画像などを表示する。インターフェース部17は撮像制御装置101をネットワーク120に接続する。以上の各構成は、バス18により相互に通信可能に接続されている。
ネットワーク120は撮像制御装置101、第一の放射線撮像装置102、第二の放射線撮像装置103、放射線発生装置104を通信可能に接続する。ネットワーク120は有線ネットワーク、無線ネットワークなど、いかなる形態のものでもよい。また、上述した放射線発生装置104と放射線撮像装置102,103との同期をとるための通信には、ネットワーク120が用いられてもよいし、専用の有線/無線接続が用いられてもよい。
第一の放射線撮像装置102は、放射線検出パネル51およびコントローラ52を有する。放射線検出パネル51は、たとえばFPD(Flat Panel Detector)で構成され、放射線量に応じた電気信号を発生することにより放射線画像を生成する。コントローラ52は、放射線検出パネル51から信号を読み出し、放射線画像を生成する。また、コントローラ52は、放射線画像に基づいて、放射線画像よりもデータサイズが小さい撮像情報を生成し、撮像制御装置101に送信する。コントローラ52はたとえばCPUやメモリを有し、放射線検出パネル51による撮像の制御、取得された画像の処理などを行い、たとえば図1に示した各機能部を実現する。第二の放射線撮像装置103の構成も同様である。
図3は、撮像制御装置101と第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103により、放射線撮像の準備から放射線撮像を実施するまでの動作の一例を示すフローチャートである。なお、以下に示す撮像制御装置101の動作はCPU11が所定のプログラムを実行することにより実現される。また、第一の放射線撮像装置102および第二の放射線撮像装置103の動作は、コントローラ52内のCPU(不図示)がメモリ(不図示)に格納された所定のプログラムを実行することで実現される。
ステップS101で、第一の放射線撮像装置102および第二の放射線撮像装置103は待機状態となる。待機状態において、放射線撮像装置は撮像制御装置101との通信(たとえばネットワーク120を介した通信)が確立される。ステップS102で、撮像制御装置101(状態管理部1015)は使用可能なすべての放射線撮像装置に対し、撮像可能状態へと遷移するための遷移指示を送信する。本実施形態では第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103が使用可能な放射線撮像装置である。
ステップS103で、第一の放射線撮像装置102および第二の放射線撮像装置103は、撮像制御装置101からの遷移指示に応じて撮像可能状態へと遷移し、撮像可能状態へ遷移したことを撮像制御装置101に通知する。そして、ステップS104で、第一の放射線撮像装置102および第二の放射線撮像装置103の撮像実行部1021は放射線発生装置104と同期をとり、放射線撮像を実施する。ステップS105で、第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103は、それぞれ放射線撮像を実施したことを撮像制御装置101に通知する。
図4は、第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103による放射線撮像の実施後から、撮像制御装置101が放射線画像を取得するまでの動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS201で、第一の放射線撮像装置102および第二の放射線撮像装置103の生成部1022は、生成した放射線画像の画素値の統計情報を撮像情報として算出する。送信部1023は算出された統計情報を撮像情報として撮像制御装置101へ送信する。ここでは、統計情報の一例として画素値の平均値(以下、画素平均値)を用いるものとする。もちろん、統計情報はこれに限定されるものではなく、たとえば、最大値、中央値、分散値などが用いられてもよい。あるいは隣接する画素同士の画素値の差分の最大値や、画素値の最大値と最小値の幅などの統計情報でもよい。また、算出する統計情報は2つ以上あってもよい。なお、画素値は、輝度値であっても濃度値であってもよい。ステップS202で、撮像制御装置101(情報取得部1012)は第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103から、ステップS201で算出された画素平均値を取得する。
ステップS203で、撮像制御装置101(選択部1013)は、ステップS202で取得した画素平均値を比較し、最も大きい画素平均値を提供した放射線撮像装置を選択する。なお、上記では、最も大きい画素平均値を提供した放射線撮像装置を選択する構成を示したが、これに限定されるものではない。たとえば、予め設定した閾値に最も近い統計情報を提供した放射線撮像装置が選択されるようにしてもよい。また、複数の統計情報の比較により放射線撮像装置が選択されるようにしてもよい。複数の統計情報の比較としては、たとえば、「画素平均値」と「画素値の最大値と最小値の幅」の組み合わせを用いることが挙げられる。この場合、基本的には「画素平均値」で判定し、平均値にあまり差が表れない場合には、「画素値の最大値と最小値の幅」を利用して判定する。例えば照射領域を狭めて照射した場合では、放射線画像間において画素平均値に差が表れにくくなるので、「画素値の最大値と最小値の幅」を加味して有意な放射線画像を提供する放射線撮像装置を選択する。もちろんこのような例に限られるものではなく、たとえば、通常は「画素値の最大値と最小値の幅」を参照して放射線撮像装置を選択し、有意な差がでない場合に、「画素平均値」を加味して放射線撮像装置を選択するようにしてもよい。この方法は、たとえば、何らかのノイズ等により放射線画像間で「画素値の最大値と最小値の幅」に差が出ないような場合に有効である。もちろん、他の統計情報の組み合わせが用いられてもよい。また、比較した結果が同等で一つの放射線撮像装置を選択することができない場合、放射線撮像を実施したことを先に通知してきた放射線撮像装置を選択するようにしてもよい。
ステップS204で、撮像制御装置101(画像取得部1014)は、ステップS203で選択した放射線撮像装置(ここでは第一の放射線撮像装置102とする)から放射線画像を取得する。すなわち、撮像制御装置101は、第1の放射線撮像装置102に対して画像を要求し、第一の放射線撮像装置102の送信部1023は、撮像制御装置101からの画像の要求に応じて放射線画像を撮像制御装置101へ送信する。
以上のように、複数の放射線撮像装置を撮像可能状態として放射線撮像を実施するシステムにおいて、撮像制御装置101は放射線画像よりもデータサイズの小さい撮像情報(たとえば画素平均値)を基に放射線画像を取得する放射線撮像装置を選択する。撮像制御装置101は、選択した放射線撮像装置から放射線画像を取得するので、全ての放射線撮像装置から放射線画像を取得する構成に比べて、放射線撮像のサイクルを短縮できる。したがって、再撮像による無駄な被ばくを与えるおそれを軽減しつつ、早いサイクルで放射線撮像が行える放射線撮像システムが実現できる。
<第2実施形態>
第1実施形態では、選択部1013が取得した撮像情報(統計情報)に基づいて放射線の照射下で撮像を行った放射線撮像装置を選択し、画像取得部1014が選択された放射線撮像装置から放射線画像を取得した。第2実施形態では、このように自動的に選択された放射線撮像装置から放射線画像を受信した後に、さらに、ユーザからの指示などにより別の放射線撮像装置から放射線画像を取得することを可能にした構成について説明する。
図5は、第2実施形態における放射線撮像システムの機能構成例を示すブロック図である。第1実施形態(図1)と同様の構成には同一の参照番号を付してある。なお、第2実施形態の放射線撮像システムのハードウエア構成は第1実施形態(図2)と同様である。図5において、第2実施形態では、第1実施形態の構成に、入力部105と再取得指示部1016が加わっている。入力部105は、表示装置16に提供されるユーザーインターフェースや入力装置15(マウス、キーボードなど)により外部からの操作入力を受け付ける。再取得指示部1016は、画像取得部1014が選択部1013により選択された1つの放射線撮像装置から放射線画像を取得した後に、入力部105からの所定の操作入力に応じて、別の放射線撮像装置から放射線画像を取得することを制御部1011に指示する。制御部1011は再取得指示部1016からの指示に応じて、まだ放射線画像が取得されていない放射線撮像装置から放射線画像を取得するよう画像取得部1014に指示する。画像取得部1014は制御部1011からの指示により、放射線撮像装置から放射線画像を取得する。もちろん、再取得指示部1016が画像取得部1014に対して、放射線画像の指定と放射線画像の取得を直接に指示するようにしてもよい。
撮像制御装置101と第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103により、放射線撮像の準備から放射線撮像を実施するまでの動作は第1実施形態(図3)と同様である。図6は、第2実施形態に係る、第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103による放射線撮像の実施後に、撮像制御装置101が放射線画像を取得する動作の一例を示すフローチャートである。なお、第1実施形態(図4)と同様の動作には同一のステップ番号が付してある。
S204において画像取得部1014は、選択部1013が撮像情報(統計情報)に基づいて選択した放射線撮像装置(本例では第一の放射線撮像装置102)から放射線画像を取得する。その後、ステップS301で、制御部1011は再取得指示部1016から再取得の指示があるか否かを判定する。再取得の指示がある場合、処理はステップS302へ進み、再取得の指示がない場合、処理はステップS304へ進む。なお、本例では、再取得の指示は入力部105からユーザ操作により入力されるものとしているが、これに限定されるものではない。たとえば、画像取得部1014が取得した放射線画像を解析した結果、被写体の写りこみが確認できない場合に、制御部1011が自動的に再取得の指示を発生するようにしてもよい。
ステップS302で、選択部1013は、放射線画像を取得済みとなっている放射線撮像装置以外から1つの放射線撮像装置を選択する。ここでは放射線画像を取得済みの第一の放射線撮像装置102以外の放射線撮像装置として第二の放射線撮像装置103が選択される。3つ以上の放射線撮像装置が存在する場合、入力部105によって放射線撮像装置をユーザが選択できるようにしてもよい。この場合、選択が可能な放射線撮像装置(放射線画像が未取得である放射線撮像装置)をリスト表示して、その中からユーザが選択できるようにしてもよい。或いは、放射線画像が取得である放射線撮像装置の中から、情報取得部1012が取得した撮像情報に基づいて選択部1013が放射線撮像装置を選択するようにしてもよい。たとえば、選択部1013は、放射線画像が取得である放射線撮像装置の中から、最も大きい画素平均値を提供した放射線撮像装置を選択するようにしてもよい。
ステップS303で、画像取得部1014は、ステップS302において選択部1013により選択された放射線撮像装置(ここでは第二の放射線撮像装置103とする)から放射線画像を取得する。すなわち、画像取得部1014が第二の放射線撮像装置103に対して放射線画像を要求すると、この要求に応じて、第二の放射線撮像装置103の送信部1023が撮像実行部1021によりに取得された放射線画像を撮像制御装置101に送信する。ステップS304で、制御部1011は、当該放射線撮像を終了するか否かを判断する。たとえば入力装置15から、放射線撮像の終了をユーザが指示することができる。放射線撮像を終了しない場合、処理はステップS301に戻り、ステップS301以降の処理が繰り返される。他方、放射線撮像処理を終了する場合は、本フローチャートの処理を終了する。
以上のように、第2実施形態によれば、撮像情報に基づいて選択された1つの放射線撮像装置から放射線画像を取得した後に、それ以外の放射線撮像装置からの放射線画像を取得することができる。したがって、放射線画像の自動的な選択に誤りがあった場合などでも、再撮像を行うことなく、放射線画像を取得することができる。
<第3実施形態>
第1実施形態では、どの放射線撮像装置から放射線画像を取得するかを決定するための撮像情報として、放射線画像から得られる統計情報が用いられた。第3実施形態では、生成部1022が、放射線画像に基づいて生成された、放射線画像よりもデータサイズの小さい画像(画素群)から統計情報を得る構成を説明する。なお、第3実施形態の放射線撮像システムの機能構成およびハードウエア構成は第1実施形態(図1、図2)と同様である。
撮像制御装置101と第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103により、放射線撮像の準備から放射線撮像を実施するまでの動作は第1実施形態(図3)と同様である。図7は、第3実施形態に係る、第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103による放射線撮像の実施後に、撮像制御装置101が放射線画像を取得するまでの動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS401で、第一の放射線撮像装置102および第二の放射線撮像装置103の生成部1022は、撮像実行部1021が取得した放射線画像の間引き画像から画素値の統計情報を撮像情報として算出する。ここでは、統計情報として画素値の平均値が算出されるものとする。また、ここでは一例として、統計情報を算出する対象の画像(放射線画像よりデータサイズの小さい画像)として間引き画像を用いているがこれに限定されるものではない。たとえば、放射線画像の縮小画像、予め定められた1つ以上の座標の画素、関心領域の画素などから統計情報が算出されてもよい。縮小画像は、たとえば複数の画素の画素値から1つの画素の画素値を算出(たとえば、近傍画素の平均値)することにより生成される。また、関心領域は放射線画像の解析により周知の方法で検出される。また、ここでは統計情報の一例として画素値の平均値を用いたが、これに限定されるものではない。第一の実施形態と同様に、たとえば、画素値の最大値、中央値、分散値などの統計情報が用いられてもよい。あるいは隣接する画素同士の画素値の差分の最大値や、画素値の最大値と最小値の幅などの統計情報でもよい。また、算出する統計情報は2つ以上あってもよい。また、画素値は、輝度や濃度であってもよい。
ステップS402で、撮像制御装置101(情報取得部1012)は第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103(送信部1023)から、ステップS401で算出された画素平均値を取得する。ステップS403で、選択部1013は、ステップS402で取得した画素平均値を比較し、画素平均値が最も大きい放射線撮像装置を選択する。ここでは一例として画素平均値が最も大きい放射線撮像装置を選択するが、これに限定されるものではない。第1実施形態と同様に、取得した統計情報が予め設定した閾値に最も近い放射線撮像装置を選択するなどでもよい。また、複数の統計情報を比較して選択するようにしてもよい。また、比較した結果が同等で選択することができない場合、放射線撮像を実施したことを先に通知してきた放射線撮像装置を選択するようにしてもよい。ステップS404で、撮像制御装置101(画像取得部1014)は、ステップS403で選択部1013が選択した放射線撮像装置(ここでは第一の放射線撮像装置102とする)から放射線画像を取得する。
以上のように、第3実施形態によれば、放射線画像を取得する放射線撮像装置の選択のために比較される撮像情報(たとえば画素値の統計情報)が放射線画像の部分的な情報から生成される。そのため、放射線撮像装置が撮像情報を算出するための処理負荷が低減される。
<第4実施形態>
第1実施形態〜第3実施形態では、情報取得部1012が放射線撮像装置から放射線画像に関する統計情報を取得していた。第4実施形態では、情報取得部1012が、複数の放射線撮像装置から、放射線画像に基づいて生成され放射線画像よりもデータサイズの小さい画像を撮像情報として取得し、取得した撮像情報(画像)から統計情報を算出する。なお、第4実施形態による放射線撮像システムの機能構成およびハードウエア構成は第1実施形態(図1、図2)と同様である。画素平均値などの統計情報を複数の放射線撮像装置の全てから取得する撮像情報として用いる第1〜第3の実施形態の構成と比べて、撮像情報のデータサイズが大きくなる可能性があるが、放射線撮像装置の処理負荷を軽減することができる。
撮像制御装置101と第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103により、放射線撮像の準備から放射線撮像を実施するまでの動作は第1実施形態(図3)と同様である。図8は、第4実施形態に係る、第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103による放射線撮像の実施後に、撮像制御装置101が放射線画像を取得するまでの動作の一例を示すフローチャートでる。
ステップS501で、第一の放射線撮像装置102および第二の放射線撮像装置103の生成部1022は、放射線画像に基づいて、該放射線画像よりもデータしア図の小さい画像を撮像情報として生成する。たとえば、撮像実行部1021により生成された放射線画像の間引き画像が抽出され撮像情報として用いられる。ここでは、データサイズの小さい画像の一例として、間引き画像を示したが、これに限定されるものではない。放射線画像の一部は、たとえば、放射線画像の縮小画像、予め設定した座標の画素、放射線画像における関心領域でもよい。ステップS502で、撮像制御装置101(情報取得部1012)は第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103から、ステップS501で抽出した間引き画像を取得する。
ステップS503で、選択部1013は、データサイズの小さい画像の画素値から所定の統計情報を生成し、生成した統計情報に基づいて1つの放射線撮像装置を選択する。たとえば、選択部1013は、ステップS502で取得された間引き画像から画素値の統計情報(本例では平均値)を算出し、これに基づいて1つの放射線撮像装置を選択する。なお、ここでは一例として画素値の統計情報として平均値が用いられるが、これに限定されるものではない。たとえば、画素値の最大値、中央値、分散値などの統計情報でもよい。あるいは隣接する画素同士の画素値の差分の最大値や、画素値の最大値と最小値の幅などの統計情報でもよい。また、算出する統計情報は2つ以上あってもよい。また、画素値は輝度、濃度であってもよい。
ステップS504で、選択部1013は、ステップS503で取得した画素平均値を比較し、画素平均値が最も大きい間引き画像を生成した放射線撮像装置を選択する。ここでは一例として画素平均値が最も大きい放射線撮像装置を選択するが、これに限定されるものではない。たとえば、第1実施形態と同様に、取得した統計情報が予め設定した閾値に最も近い毎期画像を提供した放射線撮像装置を選択するようにしてもよい。また、複数の統計情報を比較して選択するようにしてもよい。また、選択部1013において比較した結果が同等で選択することができない場合、放射線撮像を実施したことを先に通知してきた放射線撮像装置を選択するようにしてもよい。ステップS505で、撮像制御装置101(画像取得部1014)は、ステップS504で選択部1013が選択した放射線撮像装置(ここでは第一の放射線撮像装置102とする)から放射線画像を取得する。
以上のように、第4実施形態によれば、放射線画像を取得する放射線撮像装置の比較選択に用いる情報として、放射線画像の一部を使用しても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
<第5実施形態>
第3実施形態では、放射線画像の部分的な情報として間引き画像を用いた。第5実施形態では、放射線画像の部分的な情報の例として、生成された放射線画像のうちの照射野の画像を用いる。すなわち、第5実施形態では、照射野の画素の統計情報に基づいて放射線撮像装置の選択が行われる。なお、第5実施形態による放射線撮像システムの機能構成およびハードウエア構成は第1実施形態(図1、図2)と同様である。
撮像制御装置101と第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103により、放射線撮像の準備から放射線撮像を実施するまでの動作は第1実施形態(図3)と同様である。図9は、第5実施形態に係る、第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103による放射線撮像の実施後、撮像制御装置101が放射線画像を取得するまでの動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS601で、第一の放射線撮像装置102および第二の放射線撮像装置103の生成部1022は、取得された放射線画像を解析して放射線が照射された範囲である照射野を検出する。ステップS602で、第一の放射線撮像装置102および第二の放射線撮像装置103は、ステップS601の解析により検出された照射野を用いて、生成した放射線画像の照射野の範囲から画素値の平均値を算出する。ここでは統計情報の一例として画素値の平均値を用いたが、これに限定されるものではない。第一の実施形態と同様に、画素値の最大値、中央値、分散値などの統計情報が用いられてもよい。あるいは隣接する画素同士の画素値の差分の最大値や、画素値の最大値と最小値の幅などの統計情報でもよい。また、算出する統計情報は2つ以上あってもよい。また、画素値は、輝度、濃度であってもよい。
ステップS603で、撮像制御装置101(情報取得部1012)は第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103から、ステップS602で算出した画素平均値を取得する。ステップS604〜S605の処理(取得した撮像情報(画素平均値)を用いた放射線撮像装置の選択と、選択した放射線撮像装置からの放射線画像の取得)は、第1実施形態(図4のステップ203〜S204)と同様である。
以上のように、放射線画像を取得する放射線撮像装置の比較選択に用いる情報として、照射野の範囲から得られた撮像情報を用いることができる。放射線撮像装置は、照射野の範囲について統計情報を算出すればよいので、負荷が軽減される。
<第6実施形態>
第5実施形態では、放射線撮像装置が生成した放射線画像から照射野を検出しているが、これに限られるものではない。第6実施形態では、放射線発生装置104の放射線照射に関わる情報に基づいて、放射線画像の照射野を決定する構成を説明する。なお、第6実施形態の放射線撮像システムの機能構成およびハードウエア構成は第1実施形態(図1、図2)と同様である。また、撮像制御装置101と第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103により、放射線撮像の準備から放射線撮像を実施するまでの動作は第1実施形態(図3)と同様である。図10は、第6実施形態に係る、撮像制御装置101と第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103により、放射線撮像の準備から放射線撮像を実施するまでの動作例を示すフローチャートである。
ステップS701で、撮像制御装置101(状態管理部1015)は、放射線発生装置104から放射線を照射した際の情報を取得し、そのうちのコリメータ情報を第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103に通知する。ここでは、放射線照射に関わる情報の一例として、コリメータ情報を取得・通知しているが、これに限定されるものではない。たとえば、放射線発生装置104の管球と放射線撮像装置の距離や管球の角度から算出した照射野情報などでもよい。
ステップS702で、第一の放射線撮像装置102および第二の放射線撮像装置103は、ステップS701で通知されたコリメータ情報から照射野を算出し、生成した放射線画像の照射野の範囲から画素平均値を算出する。ここでは、統計情報の一例として、画素平均値を用いているが、これに限定されるものではない。第一の実施形態と同様に、画素値の最大値、中央値、分散値などの統計情報でもよい。あるいは隣接する画素同士の画素値の差分の最大値や、画素値の最大値と最小値の幅などの統計情報でもよい。また、算出する統計情報は2つ以上あってもよい。また、画素値は、輝度、濃度などでもよい。
ステップS703〜S705の処理(取得した撮像情報(画素平均値)を用いた放射線撮像装置の選択と、選択した放射線撮像装置からの放射線画像の取得))は、第1実施形態(S202〜S204)と同様である。
以上のように、第6実施形態によれば、統計情報を算出する範囲としての照射野を外部装置から取得した放射線照射に関わる情報に基づいて決定できるので、放射線画像から照射野を検出する第5実施形態に比べて、処理負荷が軽減される。
<第7実施形態>
第1実施形態から第6実施形態では、複数の放射線撮像装置からそれぞれ放射線画像よりデータサイズの小さい撮像情報(統計情報、縮小画像、部分画像など)を取得し、撮像情報を比較することにより放射線画像を取得する放射線撮像装置を選択している。複数の放射線撮像装置には、放射線の受光感度や欠損画素などの個体差が存在する。そのため、同一の放射線量が照射されても放射線撮像装置毎に異なる撮像情報が通知される可能性がある。第7実施形態では、このような放射線撮像装置の個体差を考慮することにより、より正確に放射線撮像装置の選択を行えるようにした構成を説明する。
図11は、第7実施形態における放射線撮像システムの機能構成例を示すブロック図である。第1実施形態(図1)と同様の構成には同一の参照番号を付してある。第7実施形態の撮像制御装置101は、第1実施形態の構成に、特性情報記憶部1017と情報補正部1018が加わった構成を有している。なお、第7実施形態の放射線撮像システムのハードウエア構成は第1実施形態(図2)と同様である。
情報取得部1012は、第1実施形態と同様の機能(撮像情報や放射線を照射した際の情報の取得)に加えて、複数の放射線撮像装置のそれぞれから放射線撮像装置の特性情報を取得する。特性情報記憶部1017は、特性情報記憶部1017は、情報取得部1012が取得した、複数の放射線撮像装置の各々の特性を示す特性情報を記憶する。特性情報としては、例えば、放射線撮像装置における放射線を受光する素子が、1mR(ミリレントゲン)の放射線を受光した場合に変換できる画素値を示す感度情報があげられる。また、感度情報として、たとえば、撮像装置に対して所定の条件で放射線を照射した場合に取得できる画素平均値の目標値と、実際に取得できた画素平均値との比率が用いられてもよい。この場合、目標値は蛍光体の種類によって定められていてもよい。あるいは、感度情報として、所定の条件で放射線撮像した場合に生成される画像(ゲイン画像)が用いられてもよい。感度情報は定期的に更新されるものでもよいし、製造工程で決まるものでもよい。
情報補正部1018は、特性情報記憶部1017に記憶されている特性情報に基づいて、情報取得部1012が複数の放射線撮像装置から取得した撮像情報を補正する。選択部1013は、情報補正部1018で補正された撮像情報に基づいて複数の放射線撮像装置(実施形態では第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103)から1つの放射線撮像装置を選択する。
図12は、第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103による放射線撮像の実施後から、撮像制御装置101が放射線画像を取得するまでの動作の一例を示すフローチャートである。なお、撮像制御装置101と第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103により、放射線撮像の準備から放射線撮像を実施するまでの動作は第1実施形態(図3)と同様である。
ステップS201〜S202の動作は第1実施形態(図4)と同様である。ステップS1201で、撮像制御装置101の情報補正部1018は、複数の放射線撮像装置から取得した画素平均値を、特性情報記憶部1017に記憶されている特性情報に基づいて補正する。例えば、情報補正部1018は、放射線撮像装置の感度情報を用いて、それぞれの放射線撮像装置を基準となる所定の感度に合わせた場合の画素平均値に補正する。
ステップS1202において、撮像制御装置101(選択部1013)は、ステップS1201で補正された画素平均値を比較し、最も大きい画素平均値を提供した放射線撮像装置を選択する。なお、上記では、最も大きい画素平均値を提供した放射線撮像装置を選択する構成を示したが、これに限定されるものではない。たとえば、第1実施形態のステップS203に関して説明したような、種々の変形が可能である。続いて、ステップS1203において、撮像制御装置101(画像取得部1014)は、ステップS1202で選択した放射線撮像装置(ここでは第一の放射線撮像装置102とする)から放射線画像を取得する。すなわち、撮像制御装置101は、第1の放射線撮像装置102に対して画像を要求し、第一の放射線撮像装置102の送信部1023は、撮像制御装置101からの画像の要求に応じて放射線画像を撮像制御装置101へ送信する。
以上のように、第7実施形態によれば、複数の放射線撮像装置を撮像可能状態として放射線撮像を実施するシステムにおいて、複数の放射線撮像装置から取得した撮像情報が、各放射線撮像装置の特性情報に基づいて補正される。撮像制御装置101は、補正された撮像情報を参照することにより、複数の放射線撮像装置の撮像情報を公平に比較することができる。したがって、誤った放射線撮像装置の選択により被写体の写りこんでいない放射線画像を取得してしまうことの可能性が低減される。
<第8実施形態>
第7実施形態では、撮像制御装置101にある情報補正部1018が、情報取得部1012により取得された撮像情報を複数の放射線撮像装置の特性情報に基づき補正し、選択部1013が補正後の撮像情報に基づいて放射線撮像装置を選択している。第8実施形態では、第一の放射線撮像装置102および第二の放射線撮像装置103が、特性情報を用いて撮像情報を補正し、補正された撮像情報を撮像制御装置101に提供する構成について説明する。
図13は、第8実施形態における放射線撮像システムの機能構成例を示すブロック図である。第1実施形態(図1)と同様の構成には同一の参照番号を付してある。なお、第8実施形態の放射線撮像システムのハードウエア構成は第1実施形態(図2)と同様である。第8実施形態では、第一の放射線撮像装置102に特性情報記憶部1024および情報補正部1025が加わっている。特性情報記憶部1024は第7実施形態における特性情報記憶部1017、情報補正部1025は第7実施形態における情報補正部1018と同様の機能を有する。すなわち、第8実施形態の複数の放射線撮像装置のそれぞれは、当該放射線撮像装置の特性を示す特性情報を記憶する特性情報記憶部1024を有している。また、第8実施形態の複数の放射線撮像装置のそれぞれは、特性情報記憶部1024に記憶されている特性情報に基づいて、生成部1022が生成した撮像情報を補正する情報補正部1025を有している。
図14は、第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103による放射線撮像の実施後から、撮像制御装置101が放射線画像を取得するまでの動作の一例を示すフローチャートである。なお、第8実施形態における放射線撮像の準備から放射線撮像を実施するまでの動作は、第1実施形態(図3)と同様である。
図14において、ステップS1401で、第一の放射線撮像装置102および第二の放射線撮像装置103の生成部1022は、生成した放射線画像の画素値の統計情報を撮像情報として算出する。ステップS1401は、第1実施形態のS201と同様である。ステップS1402で、情報補正部1025は、放射線撮像装置が算出した画素平均値を特性情報記憶部1024に記憶されている特性情報に基づいて補正する。補正方法は第7実施形態と同様である。送信部1023は情報補正部1025が補正した撮像情報を撮像制御装置101へ送信する。
ステップS1403で、撮像制御装置101(情報取得部1012)は、第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103から、補正された画素平均値を取得する。ステップS1404で、撮像制御装置101(選択部1013)は、ステップS1403で取得された補正された画素平均値を比較し、最も大きい画素平均値を提供した放射線撮像装置を選択する。ステップS1403、ステップS1404の処理は、補正後の画素平均値が用いられる点を除いて、第1実施形態(図4)のステップS202、ステップS203と同様である。したがって、ステップS203に関して説明したように、種々の撮像情報に基づいた放射線撮像装置の選択が適用可能である。ただし、用いられる撮像情報は、それぞれの放射線撮像装置において補正された情報である。
続いて、ステップS1405において、撮像制御装置101(画像取得部1014)は、ステップS1404で選択した放射線撮像装置(ここでは第一の放射線撮像装置102とする)から放射線画像を取得する。ステップS1405の処理はステップS204と同様である。
以上のように、第8実施形態によれば、撮像制御装置101は、複数の放射線撮像装置のそれぞれから、所定の基準に基づいて得られた特性情報によって補正された撮像情報を取得し、補正された撮像情報を用いて放射線撮像装置を選択する。補正後の撮像情報を用いることにより、複数の放射線撮像装置の撮像情報が公平に比較される。したがって、誤った放射線撮像装置の選択により被写体の写りこんでいない放射線画像を取得してしまうことの可能性が低減される。
なお、第7実施形態および第8実施形態では、第1実施形態の構成をベースとして説明したがこれに限られるものでない。第7実施形態および第8実施形態における撮像情報の補正および補正された撮像情報に基づく放射線撮像装置の選択は、第2実施形態〜第6実施形態で取得される撮像情報にも適用可能であることは明らかである。
<変形例>
上記第7実施形態および第8実施形態では、特性情報として感度情報を用いて撮像情報としての画素平均値を補正する例を説明した。撮像情報の補正に用いることのできる特性情報は感度情報に限られるものではない。
たとえば、放射線検出可能な有効画素情報および放射線検出不可な無効画素情報(欠損画素情報)を特性情報としてもよい。すなわち、特性情報は、撮像装置の放射線を検出できない画素を示す欠損画素情報を含み、情報補正部1018または情報補正部1025が、欠損画素情報を用いて撮像情報を補正するようにしてもよい。この場合、たとえば、有効画素情報と無効画素情報から得られる全画素数における有効画素数の割合で、画素平均値を補正するようにしてもよい。
あるいは、放射線撮像装置に放射線を照射せずに撮像動作をすることで得られるダーク補正情報(あるいはダーク画像)を特性情報としてもよい。すなわち、特性情報は、放射線撮像装置に放射線を照射せずに撮像動作を行って取得されるダーク画像を含み、情報補正部1018または情報補正部1025が、ダーク画像を用いて撮像情報を補正する。この場合、たとえば、ダーク補正情報あるいはダーク画像から算出された画素の平均値を用いて、画素平均値を補正してもよい。なお、ダーク画像は、撮像動作に付随して得られるので、ダーク画像を用いた撮像情報の補正は、放射線撮像装置の情報補正部1025で実行されることが好ましい。
あるいは、放射線撮像装置の蛍光体の種類を特性情報としてもよい。蛍光体の種類は放射線撮像装置の感度に関連する。この場合、特性情報は、放射線撮像装置の蛍光体の種別情報を含み、情報補正部1018または情報補正部1025は、蛍光体の種別情報を用いて撮像情報を補正する。撮像制御装置101の情報補正部1018で補正を行う場合、放射線撮像装置から送信される撮像情報は画素平均値と蛍光体の種別情報を含む。なお、放射線撮像装置の型番により蛍光体の種別を識別できる場合は、放射線撮像装置の型番が蛍光体の種別情報として用いられてもよい。
また、上記実施形態では、放射線撮像装置の感度情報を用いて、それぞれの放射線撮像装置を基準となる所定の感度に合わせた場合の画素平均値に補正したが、これに限られるものではない。たとえば、複数の放射線撮像装置から基準となる放射線撮像装置を定め、基準となる放射線撮像装置の感度情報に合わせて他の放射線撮像装置からの画素平均値を補正するようにしてもよい。
また、放射線撮像装置の撮像環境(気温や撮像装置自体の温度など)や経時変化による劣化情報など、前述した特性情報(たとえば感度情報)を補正するための補正情報(感度補正情報)が特性情報に含まれてもよい。情報補正部1018または情報補正部1025は、特性情報(たとえば感度情報)の変化を示す補正情報(たとえば、感度補正情報)を用いて特性情報を補正し、補正された特性情報を用いて撮像情報(たとえば画素平均値)を補正するようにしてもよい。また、複数の放射線撮像装置のそれぞれについてあらかじめ定められた経時変化の情報(時間に対する関数)を補正情報として保持しておき、情報補正部1018または情報補正部1025は、それぞれの放射線撮像装置の動作時間に基づいて特性情報を補正するようにしてもよい。これにより、経時変化による特性情報の変化を考慮することができる。
なお、放射線撮像装置の特性情報は、上記に限定されるものではないし、複数の特性情報が組み合わせて用いられてもよい。すなわち、撮像情報の補正方法は上記に限定されるものではなく、また、複数の補正方法が組み合わせて用いられてもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101:撮像制御装置、102:第一の放射線撮像装置、103:第二の放射線撮像装置、104:放射線発生装置、1011:撮像制御部、1012:撮像装置情報取得部、1013:比較選択部、1014:画像取得部、1015:撮像装置状態管理部

Claims (23)

  1. 放射線発生装置から照射された放射線に基づき画像を生成する複数の撮像装置と、
    前記複数の撮像装置と通信する制御装置と、を備える放射線撮像システムであって、
    前記複数の撮像装置のそれぞれは、
    撮像動作により得られた画像に基づいて、前記画像よりもデータサイズが小さい撮像情報を生成する生成手段を備え、
    前記制御装置は、
    前記複数の撮像装置のそれぞれから前記撮像情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段で取得した前記撮像情報に基づいて前記複数の撮像装置から1つの撮像装置を選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択された前記1つの撮像装置から、画像を取得する画像取得手段と、を備えることを特徴とする放射線撮像システム。
  2. 前記生成手段は、前記画像の画素値の統計情報を前記撮像情報として生成することを特徴とする、請求項1記載の放射線撮像システム。
  3. 前記生成手段は、前記画像に基づいて生成された該画像よりもデータサイズの小さい画像を用いて前記統計情報を生成することを特徴とする請求項2に記載の放射線撮像システム。
  4. 前記生成手段は、前記画像に基づいて、該画像よりもデータサイズの小さい画像を前記撮像情報として生成し、
    前記選択手段は、前記データサイズの小さい画像の画素値から所定の統計情報を生成し、生成した統計情報に基づいて前記1つの撮像装置を選択することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像システム。
  5. 前記データサイズの小さい画像とは、前記画像の間引き画像、縮小画像、予め定められた座標の画素、関心領域、照射野の何れかであることを特徴とする請求項3または4に記載の放射線撮像システム。
  6. 前記統計情報は、画素値の平均値、画素値の最大値、画素値の中央値、画素値の分散値、隣接する画素同士の画素値の差分の最大値、画素値の最大値と最小値の幅の何れかであることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の放射線撮像システム。
  7. 前記制御装置は、
    前記1つの撮像装置から画像を取得した後に別の撮像装置からの画像の取得を指示する指示手段をさらに備え、
    前記画像取得手段は、前記指示手段からの指示に応じて、前記別の撮像装置から画像を取得することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の放射線撮像システム。
  8. 放射線発生装置から照射された放射線に基づき画像を生成する複数の撮像装置と、
    前記複数の撮像装置と通信する制御装置と、を備える放射線撮像システムであって、
    撮像動作により得られた画像に基づいて生成された前記画像よりもデータサイズが小さい撮像情報を取得する取得手段と、
    前記複数の撮像装置の各々の特性を示す特性情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記特性情報に基づいて、前記複数の撮像装置から取得した前記撮像情報を補正する補正手段と、
    前記補正手段で補正された前記撮像情報に基づいて前記複数の撮像装置から1つの撮像装置を選択する選択手段と、を備えることを特徴とする放射線撮像システム。
  9. 前記記憶手段は、前記複数の撮像装置のそれぞれにおいて撮像装置の特性を示す特性情報を記憶する記憶部を含むことを特徴とする請求項8に記載の放射線撮像システム。
  10. 前記記憶手段は、前記制御装置において、前記複数の撮像装置の特性を示す特性情報を記憶する記憶部を含むことを特徴とする請求項8に記載の放射線撮像システム。
  11. 前記補正手段は、前記特性情報に基づいて、前記複数の撮像装置のそれぞれの感度を基準となる感度に合わせた場合の撮像情報に補正することを特徴とする請求項8に記載の放射線撮像システム。
  12. 前記基準となる感度は前記複数の撮像装置のうちの一つの撮像装置の感度であることを特徴とする請求項11に記載の放射線撮像システム。
  13. 前記特性情報は、前記撮像装置の放射線を検出できない画素を示す欠損画素情報を含み、前記補正手段は、前記欠損画素情報を用いて前記撮像情報を補正することを特徴とする請求項8に記載の放射線撮像システム。
  14. 前記特性情報は、前記撮像装置に放射線を照射せずに撮像動作を行って取得されるダーク画像を含み、前記補正手段は、前記ダーク画像を用いて前記撮像情報を補正することを特徴とする請求項8に記載の放射線撮像システム。
  15. 前記特性情報は、前記撮像装置の蛍光体の種別情報を含み、前記補正手段は、前記蛍光体の種別情報を用いて前記撮像情報を補正することを特徴とする請求項8に記載の放射線撮像システム。
  16. 前記特性情報は、前記複数の撮像装置のそれぞれについてあらかじめ定められた経時変化とそれぞれの撮像装置の動作時間に基づいて補正されることを特徴とする請求項8に記載の放射線撮像システム。
  17. 放射線発生装置から照射された放射線に基づき画像を生成する撮像装置であって、
    撮像動作により得られた画像に基づいて、前記画像よりもデータサイズが小さい撮像情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段で生成された前記撮像情報を外部装置へ送信する第1の送信手段と、
    前記外部装置からの要求に応じて、前記撮像動作により得られた前記画像を前記外部装置へ送信する第2の送信手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。
  18. 放射線発生装置から照射された放射線に基づき画像を生成する複数の撮像装置と通信が可能な制御装置であって、
    前記複数の撮像装置の各々から、撮像動作により得られた画像に基づいて生成された、前記画像よりもデータサイズが小さい撮像情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段で取得した前記撮像情報に基づいて前記複数の撮像装置から1つの撮像装置を選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択された撮像装置から画像を取得する画像取得手段と、を備えることを特徴とする制御装置。
  19. 放射線発生装置から照射された放射線に基づき画像を生成する複数の撮像装置と、
    前記複数の撮像装置と通信する制御装置と、を備える放射線撮像システムの制御方法であって、
    前記複数の撮像装置のそれぞれが、撮像動作により得られた画像に基づいて、前記画像よりもデータサイズが小さい撮像情報を生成する生成工程と、
    前記制御装置が、前記複数の撮像装置のそれぞれから前記撮像情報を取得する情報取得工程と、
    前記制御装置が、前記情報取得工程で取得した前記撮像情報に基づいて前記複数の撮像装置から1つの撮像装置を選択する選択工程と、
    前記制御装置が、前記選択工程で選択された前記1つの撮像装置から、画像を取得する画像取得工程と、を有することを特徴とする放射線撮像システムの制御方法。
  20. 放射線発生装置から照射された放射線に基づき画像を生成する複数の撮像装置と、
    前記複数の撮像装置と通信する制御装置と、を備える放射線撮像システムの制御方法であって、
    撮像動作により得られた画像に基づいて生成された前記画像よりもデータサイズが小さい撮像情報を取得する取得工程と、
    前記複数の撮像装置の各々の特性を示す特性情報を記憶手段に記憶する記憶工程と、
    前記記憶手段に記憶されている前記特性情報に基づいて、前記複数の撮像装置から取得した前記撮像情報を補正する補正工程と、
    前記補正工程で補正された前記撮像情報に基づいて前記複数の撮像装置から1つの撮像装置を選択する選択工程と、を有することを特徴とする放射線撮像システムの制御方法。
  21. 放射線発生装置から照射された放射線に基づき画像を生成する撮像装置の制御方法であって、
    前記放射線発生装置との同期により撮像動作を実行する撮像実行工程と、
    前記撮像動作により得られた画像に基づいて、前記画像よりもデータサイズが小さい撮像情報を生成する生成工程と、
    前記生成工程で生成された前記撮像情報を外部装置へ送信する第1の送信工程と、
    前記外部装置からの要求に応じて、前記撮像動作により得られた前記画像を前記外部装置へ送信する第2の送信工程と、を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  22. 放射線発生装置から照射された放射線に基づき画像を生成する複数の撮像装置と通信が可能な制御装置の制御方法であって、
    前記複数の撮像装置の各々から、撮像動作により得られた画像に基づいて生成された、前記画像よりもデータサイズが小さい撮像情報を取得する情報取得工程と、
    前記情報取得工程で取得した前記撮像情報に基づいて前記複数の撮像装置から1つの撮像装置を選択する選択工程と、
    前記選択工程で選択された前記1つの撮像装置から画像を取得する画像取得工程と、を有することを特徴とする制御装置の制御方法。
  23. 請求項19乃至22のいずれか1項に記載された制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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