JP2018064226A - アンテナ、無線発信装置、および位置計測システム - Google Patents

アンテナ、無線発信装置、および位置計測システム Download PDF

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Abstract

【課題】要求される位置計測の精度を確保するとともに、アンテナの小型化を図ることができるようにする。【解決手段】位置計測用の無線信号を送信するアンテナ14が、誘電体からなる基板51と、基板の第1の面に2×2配列で形成された4つの放射導体52と、基板の第2の面に形成された接地導体54と、を備え、基板および接地導体が、4つの放射導体の外側にはみ出さないように形成されたものとする。【選択図】図8

Description

本発明は、位置計測用の無線信号を送信するアンテナ、これを備えた無線発信装置、および位置計測システムに関するものである。
端末の位置を計測するため、GPS(Global Positioning System)などの衛星測位システムが広く普及している。この衛星測位システムでは、衛星から送信される信号を端末が受信することで端末の位置を計測することができるが、地下街や建物の中のように、衛星からの信号が届かない場所では、端末の位置を計測できない。
そこで、衛星からの信号が届かない場所での位置計測を可能にするため、位置計測用の無線信号(ビーコン信号)を送信する発信機を複数設置して、この発信機の無線信号に基づいて端末の位置を計測する技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2015−190979号公報
さて、位置計測の精度を確保するためには十分な数の発信機を設置する必要がある。このため、発信機の製造コストや設置コストを低減することが望まれる。また、例えば発信機を天井に設置する場合、天井裏のモール間に設置するなど、様々な天井構造物を避けて設置する必要があるため、設置の自由度が高いことが望まれる。
このような要望を満足するには発信機を小型化するとよい。発信機を小型化するには、最も大きな部品であるアンテナを小型化する必要がある。このアンテナの小型化では、前記従来の技術で採用されているパッチアンテナの場合、給電素子(パッチ)の間隔(パッチ間距離)を短くすることが考えられるが、給電素子の間隔を短くすると、基準となる2つの角度での利得差が小さくなることで、2つの地点での電波強度の差分を電波ノイズと識別できなくなり、位置計測の精度が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、要求される位置計測の精度を確保するとともに、アンテナの小型化を図ることができるアンテナ、無線発信装置、および位置計測システムを提供することを主な目的とする。
本発明のアンテナは、位置計測用の無線信号を送信するアンテナであって、誘電体からなる基板と、前記基板の第1の面に2×2配列で形成された4つの放射導体と、前記基板の第2の面に形成された接地導体と、を備え、前記基板および前記接地導体は、前記4つの放射導体よりも外側にはみ出さないように形成された構成とする。
また、本発明の無線発信装置は、前記アンテナと、自装置の識別情報を記憶する記憶部と、前記自装置の識別情報を含む前記無線信号を前記アンテナから送信するために前記アンテナに無線信号用電力を出力する信号出力部と、を備える構成とする。
また、本発明の位置計測システムは、前記無線発信装置と、この無線発信装置から送信される前記無線信号を受信する端末装置と、サーバ装置と、を備え、前記端末装置は、前記無線信号を受信したときの電波強度を取得して、その電波強度を前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置は、前記端末装置から取得した前記電波強度に基づいて、前記端末装置の位置情報を取得して、その位置情報を前記端末装置に送信する構成とする。
本発明によれば、位置計測に要求される精度を実現する上で許容される最低限の利得差が確保されるように放射導体の間隔を設定することで、要求される位置計測の精度を確保することができ、基板および接地導体を放射導体の外側にはみ出さないように形成することで、アンテナの小型化を図ることができる。
第1実施形態に係る位置計測システムの全体構成図 発信機1の概略構成を示すブロック図 端末2の概略構成を示すブロック図 位置管理サーバ3の概略構成を示すブロック図 位置電波情報および電波情報を示す説明図 アプリケーションサーバ4の概略構成を示すブロック図 発信機1、端末2、位置管理サーバ3およびアプリケーションサーバ4の動作手順を示すシーケンス図 アンテナ14の斜視図 アンテナ14の正面図 図9に示すX−X線で切断したアンテナ14の断面図 発信機1の設置状況の一例を示す説明図、およびZ方向に対する角度と利得との関係を表すグラフ 第2実施形態に係るアンテナ61の正面図 第2実施形態に係るアンテナ61の背面図
前記課題を解決するためになされた第1の発明は、位置計測用の無線信号を送信するアンテナであって、誘電体からなる基板と、前記基板の第1の面に2×2配列で形成された4つの放射導体と、前記基板の第2の面に形成された接地導体と、を備え、前記基板および前記接地導体は、前記4つの放射導体よりも外側にはみ出さないように形成された構成とする。
これによると、位置計測に要求される精度を実現する上で許容される最低限の利得差が確保されるように放射導体の間隔を設定することで、要求される位置計測の精度を確保することができ、基板および接地導体を放射導体の外側にはみ出さないように形成することで、アンテナの小型化を図ることができる。
また、第2の発明は、位置計測用の無線信号を送信するアンテナであって、誘電体からなる基板と、前記基板の第1の面に2×2配列で形成された4つの放射導体と、前記基板の第2の面に形成された接地導体と、を備え、前記基板には、筐体に固定するための固定部品が取り付けられる取付部が、前記4つの放射導体の外側に形成された構成とする。
これによると、位置計測に要求される精度を実現する上で許容される最低限の利得差が確保されるように放射導体の間隔を設定することで、要求される位置計測の精度を確保することができ、放射導体の外側に取付部を形成することで、アンテナの小型化を図りつつ、筐体にアンテナを確実に固定することができ、さらに、取付部による放射電波への影響を抑えることができる。
また、第3の発明は、前記基板は、前記放射導体の外側に前記取付部を含む辺縁部を有し、前記接地導体は、前記放射導体が形成された領域に対応する前記第2の面の領域と、前記辺縁部における前記取付部を除く領域とに形成された構成とする。
これによると、グランドが広くなることで、絶対利得が高くなるため、通信速度などの通信性能を向上させることができる。
また、第4の発明は、前記辺縁部は、前記基板の全幅の8分の1以下の幅を有する構成とする。
これによると、アンテナの小型化を図ることができる。
また、第5の発明は、前記第1の面に形成されて前記放射導体に給電する給電導体を備え、前記給電導体は、前記放射導体が形成された領域の内側に形成された構成とする。
これによると、アンテナの小型化を図ることができる。
また、第6の発明は、前記アンテナと、自装置の識別情報を記憶する記憶部と、前記自装置の識別情報を含む前記無線信号を前記アンテナから送信するために前記アンテナに無線信号用電力を出力する信号出力部と、を備える構成とする。
これによると、要求される位置計測の精度を確保するとともに、無線発信装置の小型化を図ることができる。
また、第7の発明は、前記無線発信装置と、この無線発信装置から送信される前記無線信号を受信する端末装置と、サーバ装置と、を備え、前記端末装置は、前記無線信号を受信したときの電波強度を取得して、その電波強度を前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置は、前記端末装置から取得した前記電波強度に基づいて、前記端末装置の位置情報を取得して、その位置情報を前記端末装置に送信する構成とする。
これによると、無線発信装置の小型化を図りつつ高精度な位置計測が可能になる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る位置計測システムの全体構成図である。
この位置計測システムは、GPSなどの衛星測位システムによる位置計測ができない場所での位置計測を可能にするものであり、発信機1(無線発信装置)と、端末2(端末装置)と、位置管理サーバ3(サーバ装置)と、アプリケーションサーバ4と、基地局5と、を備えている。なお、基地局5は、移動体通信(セルラー通信)の基地局や、WiFi(登録商標)などの無線LANのアクセスポイントである。
発信機1は、施設内に設置されている。この施設は地下街や建物などであり、この施設内には複数の発信機1が設置されている。発信機1は、端末2に向けて無線信号(ビーコン信号)をブロードキャストで送信する。この無線信号は、例えば、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)の規格に基づく2.4GHz帯を利用したものである。
端末2は、ユーザが所持するスマートフォンやタブレット端末などであり、基地局5およびインターネットを介して位置管理サーバ3およびアプリケーションサーバ4との間で通信を行う。この端末2では、発信機1から送信される無線信号を受信し、この無線信号の電波強度を測定して、その電波強度と送信元の発信機1の識別情報(発信機ID)とを含む電波情報を位置管理サーバ3に送信する。
位置管理サーバ3は、施設内の各位置での発信機1ごとの無線信号の電波強度に関する位置電波情報を保持し、この位置電波情報と、端末2から取得した電波情報とに基づいて、端末2の位置を決定し、端末2の位置情報を端末2に送信する。
アプリケーションサーバ4は、端末2から位置情報を取得して、端末2の位置に応じた付加情報、例えば、端末2の周辺の地図情報などを端末2に送信する。
なお、この位置計測システムは、地下街や建物のように衛星信号が届きにくい場所での位置計測に有効であるが、屋外の衛星信号が届きにくい場所に適用してもよい。また、衛星信号が届く場所であっても、この位置計測システムによる位置計測と、衛星信号による位置計測とを併用すると、位置計測の精度を向上させることができる。
また、この位置計測システムは、一般的な測位システムと同様に、絶対的な位置情報(緯度および経度)を取得するようにしてもよいが、端末2が特定のエリアに位置するか否か、例えば店舗内のどの売場に端末2が位置するかを識別するものであってもよい。
次に、発信機1について説明する。図2は、発信機1の概略構成を示すブロック図である。
発信機1は、ID記憶部11と、電波強度記憶部12と、信号出力部13と、アンテナ14と、電源部15と、を備えている。
ID記憶部11は、発信機1を識別するための発信機IDを記憶する。電波強度記憶部12は、アンテナ14から送信する無線信号の電波強度を記憶する。
信号出力部13は、ID記憶部11に記憶された発信機IDを含む無線信号をアンテナ14から送信するために、アンテナ14に無線信号用電力を伝送する。このとき、信号出力部13は、電波強度記憶部12に記憶された電波強度に応じて調整した無線信号用電力をアンテナ14に伝送する。アンテナ14は、伝送された無線信号用電力を使って無線信号を送信する。
電源部15は、発信機1の各構成要素に電力を供給する。この電源部は1次電池で構成される。なお、光発電などの発電デバイスと2次電池とを組み合わせた構成としてもよい。このように独立電源とすると、電源配線工事が不要となることから、発信機1の設置が容易になり、多数の発信機1を低コストに設置することができる。
次に、端末2について説明する。図3は、端末2の概略構成を示すブロック図である。
端末2は、無線受信部21と、電波強度測定部22と、通信部23と、制御部24と、記憶部25と、表示部26と、を備えている。
無線受信部21は、発信機1から送信される無線信号(ビーコン信号)を受信する。
電波強度測定部22は、発信機1から送信される無線信号を無線受信部21で受信したときの電波強度を測定する。
通信部23は、位置管理サーバ3との間で通信を行う。また、通信部23は、アプリケーションサーバ4との間で通信を行う。本実施形態では、電波情報を位置管理サーバ3に送信する。また、位置管理サーバ3から送信される位置情報を受信する。
記憶部25は、制御部24で実行されるプログラムを記憶する。
制御部24は、電波情報送信部27と、位置情報送信部28と、付加情報処理部29と、を備えている。この制御部24の各部は、記憶部25に記憶されたプログラムを、制御部24を構成するプロセッサに実行させることで実現される。
電波情報送信部27では、無線受信部21で無線信号を受信すると、その無線信号に含まれる発信機IDを取得し、また、無線信号の電波強度を電波強度測定部22から取得して、その発信機IDおよび電波強度を含む電波情報を位置管理サーバ3に送信する処理を行う。このとき、複数の発信機1から送信される無線信号を同時に受信することで、電波情報には、複数の発信機IDごとの電波強度が含まれる。
位置情報送信部28は、位置管理サーバ3から送信される位置情報を通信部23で受信すると、その位置情報をアプリケーションサーバ4に送信する処理を行う。付加情報処理部29は、アプリケーションサーバ4から送信される付加情報を通信部23で受信すると、その付加情報を端末2の位置情報とともに表示部26に表示させる制御を行う。
表示部26は、アプリケーションサーバ4から取得した付加情報を、位置管理サーバ3から取得した端末2の位置情報とともに表示する。例えば、付加情報として、端末2の周辺の地図情報をアプリケーションサーバ4から取得し、この地図情報と端末2の位置情報とに基づいて、端末2の周辺の地図上に端末2の現在位置を示した画面を表示する。これにより、利用者の現在位置をわかりやすく利用者に提示することができる。
次に、位置管理サーバ3について説明する。図4は、位置管理サーバ3の概略構成を示すブロック図である。図5は、位置電波情報および電波情報を示す説明図である。
図4に示すように、位置管理サーバ3は、通信部31と、制御部32と、記憶部33と、を備えている。
通信部31は、端末2との間で通信を行う。また、通信部31は、アプリケーションサーバ4との間で通信を行う。本実施形態では、端末2から送信される電波情報を受信する。また、制御部32で取得した端末2の位置情報を端末2に送信する。
記憶部33は、制御部32で実行するプログラムを記憶する。また、記憶部33は、位置電波情報を記憶する(図5(A)参照)。この位置電波情報は、各地点における発信機ごとの無線信号の電波強度を表すものである。この位置電波情報は、端末2や測定専用機(図示せず)を用いて各地点で発信機ごとの無線信号の電波強度を測定することで作成される。
制御部32は、位置決定部34と、位置情報送信部35と、を備えている。この制御部32の各部は、記憶部33に記憶されたプログラムを、制御部32を構成するプロセッサに実行させることで実現される。
位置決定部34は、端末2から送信されて通信部31で受信した電波情報(図5(B)参照)と、記憶部33に記憶された位置電波情報(図5(A)参照)とに基づいて、端末2の位置を決定して端末2の位置情報を取得する。位置情報送信部35は、位置決定部34で取得した端末2の位置情報を端末2に送信する。
ここで、位置決定部34では、端末2から取得した電波情報に含まれる発信機1ごとの電波強度と、位置電波情報に含まれる各地点の発信機1ごとの電波強度とを比較して、発信機1ごとの電波強度の類似性に基づいて、位置電波情報の地点の中から端末2の位置を決定する。具体的には、位置電波情報の各地点について、位置電波情報の電波強度と電波情報の電波強度との差分(絶対値)を発信機1ごとに算出して、その発信機1ごとの差分を合計する。そして、各地点における差分の合計値を比較して、差分の合計値が最も小さくなる地点を端末2の位置に決定する。
次に、アプリケーションサーバ4について説明する。図6は、アプリケーションサーバ4の概略構成を示すブロック図である。
アプリケーションサーバ4は、通信部41と、制御部42と、記憶部43と、を備えている。
通信部41は、端末2との間で通信を行う。また、通信部41は、位置管理サーバ3との間で通信を行う。本実施形態では、端末2から送信される端末の位置情報を受信する。また、制御部42で生成した付加情報を端末2に送信する。
記憶部43は、制御部42で実行するプログラムを記憶する。
制御部42は、付加情報生成部44と、付加情報送信部45と、を備えている。この制御部42の各部は、記憶部43に記憶されたプログラムを、制御部42を構成するプロセッサに実行させることで実現される。
付加情報生成部44は、端末2から送信される端末2の位置情報を通信部41で受信すると、その端末2の位置情報に基づいて、端末2の周辺の地図情報などの付加情報を生成する。付加情報送信部45は、付加情報生成部44で生成した付加情報を端末2に送信する。
次に、発信機1、端末2、位置管理サーバ3およびアプリケーションサーバ4の動作手順について説明する。図7は、発信機1、端末2、位置管理サーバ3およびアプリケーションサーバ4の動作手順を示すシーケンス図である。
まず、発信機1では、無線信号(ビーコン信号)を端末2に向けて送信する。
端末2では、無線受信部21において、発信機1から送信される無線信号を受信すると、電波強度測定部22において、受信した無線信号の電波強度を測定する。次に、電波情報送信部27において、受信した無線信号から発信機IDを取得し、この発信機IDと電波強度とを含む電波情報を生成して、その電波情報を位置管理サーバ3に送信する。
位置管理サーバ3では、通信部31において、端末2から送信される電波情報を受信すると、位置決定部34において、端末2から取得した電波情報と、記憶部33に記憶された位置電波情報とに基づいて、端末2の位置を決定して端末2の位置情報を取得する。そして、位置情報送信部35において、端末2の位置情報を端末2に送信する。
端末2では、通信部23において、位置管理サーバ3から送信される位置情報を受信すると、位置情報送信部28において、位置管理サーバ3から取得した位置情報をアプリケーションサーバ4に送信する。
アプリケーションサーバ4では、通信部41において、端末2から送信される位置情報を受信すると、付加情報生成部44において、端末2から取得した位置情報に基づいて、端末2の周辺の地図に関する付加情報を生成する。そして、付加情報送信部45において、付加情報を端末2に送信する。
端末2では、通信部23において、アプリケーションサーバ4から送信される付加情報を受信すると、付加情報処理部29において、アプリケーションサーバ4から取得した付加情報を、位置管理サーバ3から取得した端末2の位置情報とともに表示部26に表示する。これにより、端末2の周辺の地図上に端末2の現在位置を示した画面が表示部26に表示される。
なお、本実施形態では、アプリケーションサーバ4が端末2の位置情報を端末2から取得するようにしたが、アプリケーションサーバ4が、端末2の位置を決定する位置管理サーバ3から直接取得するようにしてもよい。
次に、発信機1のアンテナ14について説明する。図8は、アンテナ14の斜視図である。図9は、アンテナ14の正面図である。図10は、図9に示すX−X線で切断したアンテナ14の断面図である。
図8に示すように、アンテナ14は、基板51と、4つのパッチ52(放射導体)と、給電ライン53(給電導体)と、グランド54(接地導体)と、を備えている。
図9に示すように、基板51は、矩形の平板状をなし、誘電体で形成されている。パッチ52は、矩形状をなし、銅箔などの導電体からなり、基板51の出力面(第1の面)に形成されている。給電ライン53は、パッチ52と同様に、銅箔などの導電体からなり、基板51の出力面に形成されている。この給電ライン53は、給電点55に供給される電力をパッチ52に導くものであり、給電点55から給電ライン53を介して供給される電力により、パッチ52から無線電波が放射される。また、この給電ライン53は、パッチ52が配置された領域の内側に形成されている。
図10に示すように、グランド54は、基板51におけるパッチ52が設けられた出力面と相反する側の背面(第2の面)の全体に形成されている。このグランド54は、パッチ52から−Z方向に放射された電波を反射するものであり、このグランド54で反射された電波が+Z方向へ進むため、+Z方向に関する電波の利得を高めることができるとともに、+Z方向の指向性を高めることができる。
また、図8に示したように、パッチ52は、2×2配列、すなわち、X方向に2つ並ぶとともにY方向に2つ並ぶマトリックス状に4つ配置されている。
この4つのパッチ52には、半波長もしくは4分の1波長だけ位相変換した4つの信号が個別に入力される。これにより、4つのパッチ52から放射される4つの電波では、+Z方向に空中を進む電波成分が互いに共振することで利得が高まる。一方、+Z方向から傾いた方向に空中を進む電波成分は互いに打ち消し合うことで利得が下がる。その結果、+Z方向に高い利得が得られ、+Z方向に指向性のある電波波形を得ることができる。
また、パッチ52が、基板51の4つの角部に配置され、基板51およびグランド54が、4つのパッチ52の外側にはみ出さないように形成されている。
なお、本実施形態では、基板51においてパッチ52が配置される出力面に給電ライン53を設けたが、給電用の導線が挿入されるスルーホールを基板51に設けて、基板51の背面側からパッチ52に給電するようにしてもよい。
また、本実施形態では、パッチ52を方形状に形成したが、パッチ52を円形状に形成するようにしてもよい。
次に、アンテナ14に要求される利得差について説明する。図11(A)は、発信機1の設置状況の一例を示す説明図である。図11(B)は、Z方向に対する角度と利得との関係を表すグラフである。
図11(A)に示す例では、建物の天井に発信機1が設置されている。なお、発信機1は、天井の表側に設置される他に、天井の裏側に設置される場合もある。また、アンテナ14は、パッチ52が設けられた出力面を下にして配置される(図8参照)。
本実施形態では、発信機1から発信される無線信号(ビーコン信号)を端末2で受信したときの電波強度に基づいて端末2の位置を識別する。このとき、位置識別に所要の精度が求められる。例えば、工場などにおける人物の動線を分析する処理や、空港などの公共施設でのナビゲーションでは、2mの精度の位置識別が求められている。
このような位置識別の精度を実現するには、図11(A)に示すように、発信機1の真下の位置での電波強度と、この位置から、要求される精度に対応する距離だけ横にずれた位置での電波強度との間に有意差が現れる必要がある。これをアンテナ特性で説明すると、発信機1の真下の方向すなわちZ方向での利得と、Z方向に対して、要求される精度に対応する角度θだけ傾いた方向での利得との間に有意差が現れる必要がある。
ここで、どのような環境でも3〜4dB程度の電波ノイズが存在し、このような電波ノイズが存在する環境で、所要の精度の位置識別ができるようにするには、Z方向での利得とZ方向に対して角度θだけ傾いた方向での利得との差分である利得差が、電波ノイズのレベルを超える値(例えば4〜5dB以上)となることが必要となる。
図11(B)に示す例では、Z方向に対する角度θを30度として、この30度の角度で、4.5dBの利得差を確保することができる。この利得差は、通常の電波ノイズのレベル(3〜4dB程度)を超えるため、位置識別を精度よく行うことができる。
なお、発信機1から見た端末2の角度は、天井の高さに応じて変化する。このため、天井の高さに応じて、発信機1の設置間隔を調整するようにするとよい。例えば、天井が標準の高さ(例えば3m)より高い場合には、発信機1の設置間隔を短くするようにするとよい。
このようにアンテナ14では、位置識別に要求される精度を実現するため、基準となる2つの角度での利得差を確保する必要がある。この利得差は、パッチ間距離、すなわち、X方向およびY方向に並んだ2つのパッチ52の中心間距離で調整することができる。すなわち、パッチ間距離を小さくすると、利得差が小さくなり、パッチ間距離を大きくすると、利得差を大きくすることができる。
ここで、本実施形態によるアンテナ14は小型化を図ることを主な目的としており、アンテナ14の小型化を図るには、まず、パッチ間距離を小さくすることが有効である。ところが、パッチ間距離を小さくすると、利得差が小さくなり、位置識別の精度が低下する。
そこで、本実施形態では、アンテナ14の小型化を図るため、位置識別に要求される精度を実現する上で許容される最低限の利得差が確保されるようにパッチ間距離を設定する。
一方、グランド54を広く形成すると、漏えい電波が減り、絶対利得が高くなることから、通信性能を向上させることができる。このため、一般的には、基板51およびグランド54をパッチ52の外側に大きくはみ出すように形成するようにしている。しかしながら、本実施形態によるアンテナ14は、位置識別の用途で用いられるものであり、高い通信性能は求められていない。
そこで、本実施形態では、基板51およびグランド54が、パッチ52の外側にはみ出さないように形成している。これにより、要求される位置計測の精度を確保するとともに、アンテナの小型化を図ることができる。一方、グランド54が狭くなることで、絶対利得が低くなるが、位置識別の用途では実用上の支障はない。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。図12は、第2実施形態に係るアンテナ61の正面図である。図13は、第2実施形態に係るアンテナ61の背面図である。なお、ここで特に言及しない点は前記の実施形態と同様である。
図12および図13に示すように、第2実施形態に係るアンテナ61は、第1実施形態のアンテナ14と同様に、基板62と、4つのパッチ52と、給電ライン53と、グランド63と、を備えているが、特に本実施形態では、基板62に、4つのパッチ52の外側に取付部64が形成されている。
この取付部64は、発信機1の筐体に固定するためのねじ(固定部品)が取り付けられるものであり、この取付部64には、ねじが挿入されるねじ孔65が形成されている。
また、基板62は、パッチ52の外側に取付部64を含む第1,第2の辺縁部66,67(図12で一点鎖線で囲まれた領域)を有しており、この第1,第2の辺縁部66,67の両端に取付部64が位置する。この第1,第2の辺縁部66,67は、パッチ52に対してX方向の外側に位置する。さらに、基板62は、パッチ52に対してY方向の外側に位置する第3,第4の辺縁部68,69(図12で一点鎖線で囲まれた領域)を有している。
ここで、第1,第2の辺縁部66,67の幅W1は、基板62の幅W2の8分の1とするとよい。これにより、十分な大きさの取付部64を確保して、基板62を安定に発信機1の筐体に支持することができる。また、取付部64を確保できるのであれば、辺縁部66,67の幅W1を、基板62の全幅W2の8分の1より狭くするようにしてもよい。これにより、アンテナ61の小型化を図ることができる。
なお、図12に示した例では、第1,第2の辺縁部66,67に取付部64が設けられているが、第3,第4の辺縁部68,69に取付部64を設けるようにしてもよい。例えば、第1,第2の辺縁部66,67に1つずつ取付部64を設け、第3,第4の辺縁部68,69のいずれか一方に2つの取付部64を設けるようにしてもよい。このように第3,第4の辺縁部68,69に取付部64を設ける場合には、前記の第1,第2の辺縁部66,67に関する幅W1と幅W2との関係を、第3,第4の辺縁部68,69にも適用するとよい。このとき、幅W2は基板62のY方向の幅に置き換えればよい。
図13に示すように、グランド63は、パッチ52が配置された領域に対応する背面上の領域と、辺縁部66〜69における取付部64を除く領域とに形成されている。これにより、グランド63が広くなることで、絶対利得が高くなるため、通信性能を向上させることができる。
また、本実施形態では、発信機1の筐体にアンテナ61を固定する固定部品としてねじを用いるようにしたが、この固定部品はねじに限定されるものではない。例えば、基板62から突出するようにピン、ボス、スペーサなどを設けるようにしてもよい。
また、ID記憶部11、電波強度記憶部12、および信号出力部13(図2参照)を構成する電子部品や、電源部15(図2参照)を構成する電池および電池ホルダを基板62に実装するようにしてもよい。この場合、電池ホルダは、基板62の背面側に配置するとよい。また、電子部品は、基板62の出力面に配置して給電ライン53に接続するようにするとよい。このとき、パッチ52から放射される電波への影響を抑えるため、出力面におけるパッチ52が配置された領域の外側に、電子部品を配置するとよい。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施形態にも適用できる。また、上記の実施形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施形態とすることも可能である。
例えば、前記の実施形態では、端末から電波情報を位置管理サーバに提供して、位置管理サーバにおいて、端末から取得した電波情報と、自装置に保持された位置電波情報とに基づいて、端末の位置を決定するようにしたが、位置管理サーバから端末に位置電波情報を提供して、端末において、自装置で取得した電波情報と、位置管理サーバから取得した位置電波情報とに基づいて、自装置の位置を決定するようにしてもよい。
本発明に係るアンテナ、無線発信装置、および位置計測システムは、要求される位置計測の精度を確保するとともに、アンテナの小型化を図ることができる効果を有し、位置計測用の無線信号を送信するアンテナ、これを備えた無線発信装置、および位置計測システムなどとして有用である。
1 発信機(無線発信装置)
2 端末(端末装置)
3 位置管理サーバ(サーバ装置)
13 信号出力部
14 アンテナ
51 基板
52 パッチ(放射導体)
53 給電ライン(給電導体)
54 グランド(接地導体)
55 給電点
61 アンテナ
62 基板
63 グランド(接地導体)
64 取付部
65 ねじ孔
66〜69 辺縁部
本発明のアンテナは、位置計測用の無線信号を送信するアンテナであって、誘電体からなる基板と、前記基板の第1の面に2×2配列で形成され、位置識別に要求される最低限の所定の利得差となるようにパッチ間距離を小さく設定された4つの放射導体と、前記基板の第2の面の全体に形成された接地導体と、を備え、前記基板および前記接地導体は、前記4つの放射導体よりも外側にはみ出さないように形成された構成とする。
前記課題を解決するためになされた第1の発明は、位置計測用の無線信号を送信するアンテナであって、誘電体からなる基板と、前記基板の第1の面に2×2配列で形成され、位置識別に要求される最低限の所定の利得差となるようにパッチ間距離を小さく設定された4つの放射導体と、前記基板の第2の面の全体に形成された接地導体と、を備え、前記基板および前記接地導体は、前記4つの放射導体よりも外側にはみ出さないように形成された構成とする。
また、第2の発明は、位置計測用の無線信号を送信するアンテナであって、誘電体からなる基板と、前記基板の第1の面に2×2配列で形成され、位置識別に要求される最低限の所定の利得差となるようにパッチ間距離を小さく設定された4つの放射導体と、前記基板の第2の面の全体に形成された接地導体と、を備え、前記基板は、前記放射導体の外側に、筐体に固定するための固定部品が取り付けられる取付部を含む辺縁部を有し、前記接地導体は、前記放射導体が形成された領域に対応する前記第2の面の領域と、前記辺縁部における前記取付部を除く領域とに形成された構成とする。
これによると、位置計測に要求される精度を実現する上で許容される最低限の利得差が確保されるように放射導体の間隔を設定することで、要求される位置計測の精度を確保することができ、放射導体の外側に取付部を形成することで、アンテナの小型化を図りつつ、筐体にアンテナを確実に固定することができ、さらに、取付部による放射電波への影響を抑えることができる。また、グランドが広くなることで、絶対利得が高くなるため、通信速度などの通信性能を向上させることができる。
また、第3の発明は、前記辺縁部は、前記基板の全幅の8分の1以下の幅を有する構成とする。
また、第4の発明は、前記第1の面に形成されて前記放射導体に給電する給電導体を備え、前記給電導体は、前記放射導体が形成された領域の内側に形成された構成とする。
また、第5の発明は、前記アンテナと、自装置の識別情報を記憶する記憶部と、前記自装置の識別情報を含む前記無線信号を前記アンテナから送信するために前記アンテナに無線信号用電力を出力する信号出力部と、を備える構成とする。
また、第6の発明は、前記無線発信装置と、この無線発信装置から送信される前記無線信号を受信する端末装置と、サーバ装置と、を備え、前記端末装置は、前記無線信号を受信したときの電波強度を取得して、その電波強度を前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置は、前記端末装置から取得した前記電波強度に基づいて、前記端末装置の位置情報を取得して、その位置情報を前記端末装置に送信する構成とする。

Claims (7)

  1. 位置計測用の無線信号を送信するアンテナであって、
    誘電体からなる基板と、
    前記基板の第1の面に2×2配列で形成された4つの放射導体と、
    前記基板の第2の面に形成された接地導体と、
    を備え、
    前記基板および前記接地導体は、前記4つの放射導体よりも外側にはみ出さないように形成されたことを特徴とするアンテナ。
  2. 位置計測用の無線信号を送信するアンテナであって、
    誘電体からなる基板と、
    前記基板の第1の面に2×2配列で形成された4つの放射導体と、
    前記基板の第2の面に形成された接地導体と、
    を備え、
    前記基板には、筐体に固定するための固定部品が取り付けられる取付部が、前記4つの放射導体の外側に形成されたことを特徴とするアンテナ。
  3. 前記基板は、前記放射導体の外側に前記取付部を含む辺縁部を有し、
    前記接地導体は、前記放射導体が形成された領域に対応する前記第2の面の領域と、前記辺縁部における前記取付部を除く領域とに形成されたことを特徴とする請求項2に記載のアンテナ。
  4. 前記辺縁部は、前記基板の全幅の8分の1以下の幅を有することを特徴とする請求項3に記載のアンテナ。
  5. 前記第1の面に形成されて前記放射導体に給電する給電導体を備え、
    前記給電導体は、前記放射導体が形成された領域の内側に形成されたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のアンテナ。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載のアンテナと、
    自装置の識別情報を記憶する記憶部と、
    前記自装置の識別情報を含む前記無線信号を前記アンテナから送信するために前記アンテナに無線信号用電力を出力する信号出力部と、
    を備えることを特徴とする無線発信装置。
  7. 請求項6に記載の無線発信装置と、
    この無線発信装置から送信される前記無線信号を受信する端末装置と、
    サーバ装置と、を備え、
    前記端末装置は、前記無線信号を受信したときの電波強度を取得して、その電波強度を前記サーバ装置に送信し、
    前記サーバ装置は、前記端末装置から取得した前記電波強度に基づいて、前記端末装置の位置情報を取得して、その位置情報を前記端末装置に送信することを特徴とする位置計測システム。
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