JP2018063214A - 2モード光ファイバ特性解析方法および2モード光ファイバ特性解析装置 - Google Patents

2モード光ファイバ特性解析方法および2モード光ファイバ特性解析装置 Download PDF

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Abstract

【課題】基本モードと第一高次モードのレイリー散乱係数差の分布を評価可能とする2モード光ファイバ特性解析方法および2モード光ファイバ特性解析装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る2モード光ファイバ特性解析方法は、被試験光ファイバに試験光パルスを基本モード(LP01)で入射したときに得られる後方散乱光に含まれる第1高次モード(LP11)成分の強度分布と、被試験光ファイバに試験光パルスをLP11モードで入射したときに得られる後方散乱光に含まれるLP01モード成分の強度分布から、LP01モードとLP11モードとのレイリー散乱係数の比率を計算することとした。
【選択図】図1

Description

本開示は、2モード光ファイバ中の基本モードおよび第一高次モードに対するレイリー散乱係数の比率を評価するための、光ファイバ特性解析方法および光ファイバ特性解析装置に関する。
動画やゲームに代表される大容量コンテンツの増加やスマートフォンの普及伴い、光ファイバネットワークにおけるトラフィック量は年々増加している。一方で、現在伝送媒体として用いられているシングルモードファイバには、伝送容量の限界が近づいている。将来的なトラフィック増大に対応するための一つの技術として、数モードファイバを用いたモード多重伝送が注目されている。数モードファイバを用いたモード多重伝送システムを構築する場合、モード間の損失差は伝送品質を劣化される要因となるため極力小さくすることが望ましい。
ところで、光ファイバ中の伝送損失はレイリー散乱と密接に関係することが知られている。したがって、モード間のレイリー散乱係数差は、モード間の損失差を評価する上で重要なパラメータの一つである。非特許文献1では、モード毎のレイリー散乱係数を推定する計算モデルや、数モード光ファイバ全長におけるレイリー散乱係数の平均を測定する方法について報告している。
半澤信智、辻川恭三、野添紗希、馬麟、山本文彦、「Few−mode光ファイバにおけるレイリー散乱損失のモード依存性に関する検討」、OFT2014−7 A. Nakamura et al., "Loss cause identification by evaluating backscattered modal loss ratio obtained with 1−μm−band mode−detection OTDR", J. Lightw. Technol., vol. 34, no. 15, pp. 3568−3576, 2016.
しかし、数モード光ファイバ長手方向にわたるモード間のレイリー散乱係数差の分布を測定する方法についてはこれまでに提案されていない。モード間のレイリー散乱係数差の分布を測定することができれば、モード間損失差の小さい数モード光ファイバを設計および製作にフィードバックすることが可能となる。
本発明は、上記事情に着目してなされたもので、基本モードと第一高次モードのレイリー散乱係数差の分布を評価可能とする2モード光ファイバ特性解析方法および2モード光ファイバ特性解析装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る2モード光ファイバ特性解析方法は、被試験光ファイバに試験光パルスを基本モード(LP01)で入射したときに得られる後方散乱光に含まれる第1高次モード(LP11)成分の強度分布と、被試験光ファイバに試験光パルスをLP11モードで入射したときに得られる後方散乱光に含まれるLP01モード成分の強度分布から、LP01モードとLP11モードとのレイリー散乱係数の比率を計算することとした。
具体的には、本発明に係る2モード光ファイバ特性解析方法は、被試験光ファイバである2モード光ファイバの特性を解析する2モード光ファイバ特性解析方法であって、
前記被試験光ファイバの一端に基本モードで光パルスを入射する第1光入射手順と、
前記被試験光ファイバの前記一端に戻ってきた、前記第1光入射手順で入射した光パルスの後方レイリー散乱光のうち、第1高次モードについて前記被試験光ファイバの距離に対する光強度の分布を取得する第1光強度取得手順と、
前記被試験光ファイバの一端に第1高次モードで光パルスを入射する第2光入射手順と、
前記被試験光ファイバの前記一端に戻ってきた、前記第2光入射手順で入射した光パルスの後方レイリー散乱光のうち、基本モードについて前記被試験光ファイバの距離に対する光強度の分布を取得する第2光強度取得手順と、
前記第1光強度取得手順で取得した光強度の分布と前記第2光強度取得手順で取得した光強度の分布から、前記被試験光ファイバの任意位置における後方レイリー散乱光の伝搬モード間光強度の比率を演算し、前記任意位置における基本モードと第1高次モードのレイリー散乱係数の比とする演算手順と、
を順に行うことを特徴とする。
また、本発明に係る2モード光ファイバ特性解析装置は、被試験光ファイバである2モード光ファイバの特性を解析する2モード光ファイバ特性解析装置であって、
前記被試験光ファイバの一端に基本モード又は第1高次モードで光パルスを入射する光入射手段と、
前記被試験光ファイバの前記一端に戻ってきた、前記光入射手段が入射した光パルスの後方レイリー散乱光を、伝搬モード毎に前記被試験光ファイバの距離に対する光強度の分布を取得する光強度取得手段と、
前記光入射手段が基本モードで入射した光パルスの後方レイリー散乱光のうち第1高次モードの光強度の分布と前記光入射手段が第1高次モードで入射した光パルスの後方レイリー散乱光のうち基本モードの光強度の分布から、前記被試験光ファイバの任意位置における後方レイリー散乱光の伝搬モード間光強度の比率を演算し、前記任意位置における基本モードと第1高次モードのレイリー散乱係数の比とする演算手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明は、LP01モードがレイリー散乱された際の距離zでの後方散乱光のLP11モードに対する捕獲率と、LP11モードがレイリー散乱された際の距離zでの後方散乱光のLP01モードに対する捕獲率とが同一値であることを利用し、被試験光ファイバに試験光パルスをLP01モードで入射したときに得られる後方散乱光に含まれるLP11モード成分の光強度と、被試験光ファイバに試験光パルスをLP11モードで入射したときに得られる後方散乱光に含まれるLP01モード成分の光強度の比率をLP01モードとLP11モードとのレイリー散乱係数の比率としている。そして、当該比率からLP01モードとLP11モードとのレイリー散乱係数の差を推定でき、モード間損失差の小さい2モード光ファイバの設計にフィードバックできる。
従って、本発明は、基本モードと第一高次モードのレイリー散乱係数差の分布を評価可能とする2モード光ファイバ特性解析方法および2モード光ファイバ特性解析装置を提供することができる。
本発明は、基本モードと第一高次モードのレイリー散乱係数差の分布を評価可能とする2モード光ファイバ特性解析方法および2モード光ファイバ特性解析装置を提供することができる。
本発明に係る2モード光ファイバ特性解析装置を説明する構成図である。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の一例であり、本発明は以下の実施形態に制限されるものではない。
図1は、本実施形態の2モード光ファイバ特性解析装置101の構成例を説明する図である。2モード光ファイバ特性解析装置101は、被試験光ファイバ10である2モード光ファイバの特性を解析する2モード光ファイバ特性解析装置であって、
被試験光ファイバ10の一端に基本モード又は第1高次モードで光パルスを入射する光入射手段と、
被試験光ファイバ10の前記一端に戻ってきた、前記光入射手段が入射した光パルスの後方レイリー散乱光を、伝搬モード毎に被試験光ファイバ10の距離に対する光強度の分布を取得する光強度取得手段と、
前記光入射手段が基本モードで入射した光パルスの後方レイリー散乱光のうち第1高次モードの光強度の分布と前記光入射手段が第1高次モードで入射した光パルスの後方レイリー散乱光のうち基本モードの光強度の分布から、被試験光ファイバ10の任意位置における後方レイリー散乱光の伝搬モード間光強度の比率を演算し、前記任意位置における基本モードと第1高次モードのレイリー散乱係数の比とする演算手段と、
を備えることを特徴とする。
より具体的に説明する。2モード光ファイバ特性解析装置101は、被試験光ファイバ10が2モード動作する波長の試験光パルスを生成する生成部Aと、生成部Aが生成した試験光パルスを任意のモードで被試験光ファイバ10に入射し、かつ前記試験光パルスからの後方散乱光に含まれるLP01モードおよびLP11モード成分の強度を分離するモード合分波部Bと、モード合分波部Bが分離した前記後方散乱光に含まれる各モード成分それぞれを光電変換する受光部Cと、前記試験光パルスをLP01モードで入射したときに得られる後方散乱光に含まれるLP11モード成分の強度分布と、試験光パルスをLP11モードで入射したときに得られる後方散乱光に含まれるLP01モード成分の強度分布を取得し、被試験光ファイバ10の任意位置における強度の差からLP01モードとLP11モード間のレイリー散乱係数差を取得する演算処理部Dと、を備える。
なお、生成部Aとモード合分波部Bが前記光入射手段、モード合分波部Bと受光部Cが前記光強度取得手段、演算処理部Dが前記演算手段である。
生成部Aは、光源11、パルス発生器12および光強度変調器13を有する。光源11から出力される連続光は、パルス発生器12の信号に従って光強度変調器13でパルス化される。光強度変調器13は、例えば音響光学素子をパルス駆動するようにした音響光学スイッチを備える、音響光学変調器である。本実施形態では、光源11から出力される連続光の波長を、被試験光ファイバ10が2モード動作する波長である場合を例にとって説明する。
モード合分波部Bは、光サーキュレータ14およびモード合分波器15を有する。光強度変調器13で生成された試験光パルスは、光サーキュレータ14を介してモード合分波器15に入射される。モード合分波器15は、例えば平面光波回路で構成された方向性結合器を備える、モード合分波器である。試験光パルスは、モード合分波器15で任意のモードに変換されて被試験光ファイバ10に入射される。ここで、被試験光ファイバ10に入射されるモードは、光サーキュレータ14およびモード合分波器15をつなぐ接続点102のつなぎかえることで任意のモードを選択できる。接続点102の代わりに経路を任意に変更する機能を有する光スイッチ等を用いてもよい。
被試験光ファイバ10に入射された試験光パルスが光ファイバ中を伝搬する際、レイリー散乱によって試験光パルスの一部は逆方向に伝搬するLP01モードおよびLP11モード(後方散乱光のLP01モードおよびLP11モード)に結合する。この後方散乱光は、モード合分波器15に再入射される。このとき後方散乱光のLP01モードおよびLP11モード成分はモード合分波器15で分離される。
受光部Cは、2つの光受信器(16、17)を有する。モード合分波器15でモード毎に分離された後方散乱光のうち、試験光パルスとして被試験光ファイバ10に入射したモード成分は光サーキュレータ14を経由して光受信器16に、他のモード成分は光受信器17に入射され、光電変換される。
演算処理部Dは、A/D(アナログ/デジタル)変換器18、信号処理回路19および演算処理回路20を有する。光受信器16および17からの電気信号は、A/D変換器18でデジタルデータに変換される。前記デジタルデータは信号処理回路19に入力される。信号処理回路19は、後方散乱光のLP01モードとLP11モード成分に対する強度分布を取得する。さらに、演算処理回路20は、以下に説明する演算処理を行う。
2モード光ファイバ特性解析装置101は、
前記光入射手段が、前記被試験光ファイバの一端に基本モードで光パルスを入射する第1光入射手順と、
前記光強度取得手段が、前記被試験光ファイバの前記一端に戻ってきた、前記第1光入射手順で入射した光パルスの後方レイリー散乱光のうち、第1高次モードについて前記被試験光ファイバの距離に対する光強度の分布を取得する第1光強度取得手順と、
前記光入射手段が、前記被試験光ファイバの一端に第1高次モードで光パルスを入射する第2光入射手順と、
前記光強度取得手段が、前記被試験光ファイバの前記一端に戻ってきた、前記第2光入射手順で入射した光パルスの後方レイリー散乱光のうち、基本モードについて前記被試験光ファイバの距離に対する光強度の分布を取得する第2光強度取得手順と、
前記演算手段が、前記第1光強度取得手順で取得した光強度の分布と前記第2光強度取得手順で取得した光強度の分布から、前記被試験光ファイバの任意位置における後方レイリー散乱光の伝搬モード間光強度の比率を演算し、前記任意位置における基本モードと第1高次モードのレイリー散乱係数の比とする演算手順と、
を順に行う。
本実施形態では、被試験光ファイバにおける長手方向の揺らぎに起因するLP01モードおよびLP11モード間の結合が無視できるほど小さいと仮定する。LP01モードおよびLP11モードの結合を積極的に利用しない2モード光ファイバにおいては、通常モード結合は極めて小さいため、この仮定は妥当であるといえる。また、LP01モードおよびLP11モードの結合を積極的に利用する2モード光ファイバにおいては、この仮定は成立しないため本測定法は適用対象外とする。
試験光パルスをLP01モードで被試験光ファイバに入射した際に、距離zの位置で生じた後方散乱光のLP01モードおよびLP11モードの強度P1−1(z)およびP1−2(z)は次式で表される。
Figure 2018063214
Figure 2018063214
ただし、Pは被試験光ファイバに入射された試験光パルスパワー、αs1(z)はLP01モードで伝搬する試験光パルスに対する距離zでのレイリー散乱係数、B11(z)およびB12(z)はLP01モードがレイリー散乱された際の距離zでの後方散乱光のLP01モードおよびLP11モードに対する捕獲率、γおよびγは距離zでのLP01モードおよびLP11モードに対する損失係数を表す。
次に、試験光パルスをLP11モードで被試験光ファイバに入射した際に、距離zの位置で生じた後方散乱光のLP01モードおよびLP11モードの強度P2−1(z)およびP2−2(z)は次式で表される。
Figure 2018063214
Figure 2018063214
ただし、αs2(z)はLP11モードで伝搬する試験光パルスに対する距離zでのレイリー散乱係数、B21(z)およびB22(z)はLP11モードがレイリー散乱された際の距離zでの後方散乱光のLP01モードおよびLP11モードに対する捕獲率を表す。
ここで、試験光パルスをLP01モードで被試験光ファイバに入射時における後方散乱光のLP11モードの強度分布P1−2(z)に対する試験光パルスをLP11モードで被試験光ファイバに入射時における後方散乱光のLP01モードの強度分布P2−1(z)の比R(z)は、次式で表される。
Figure 2018063214
ここで、非特許文献2によるとB21(z)=B12(z)であるため、R(z)は以下のように表すことができる。
Figure 2018063214
従って、試験光パルスをLP01モードで被試験光ファイバに入射時における後方散乱光のLP11モードの強度分布P1−2(z)に対する試験光パルスをLP11モードで被試験光ファイバに入射時における後方散乱光のLP01モードの強度分布P2−1(z)の比R(z)を取得することで、LP01モードおよびLP11モードのレイリー散乱係数の比を得ることができる。
2モード光ファイバ特性解析装置101で取得できる特性は、レイリー散乱係数の比であるが、LP01モード又はLP11モードのレイリー散乱係数を取得できればレイリー散乱係数の差を計算できる。また、モード間損失差の小さい2モード光ファイバを設計ないし製造するのであれば、2モード光ファイバ特性解析装置101で測定するレイリー散乱係数の比が1に近づくように光ファイバ構造を設計ないし製造すればよい。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
要するに本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。具体的には、光サーキュレータ14および光受信器16を削除し、被試験光ファイバに入射したモードと異なるモード成分の後方散乱光のみを測定する構成としてもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10:被試験光ファイバ(2モード光ファイバ)
11:光源
12:パルス発生器
13:光強度変調器
14:光サーキュレータ
15:モード合分波器
16、17:光受信器
18:A/D変換器
19:信号処理回路
20:演算処理回路
101:2モード光ファイバ特性解析装置
A:生成部
B:モード合分波部
C:受光部
D:演算処理部

Claims (2)

  1. 被試験光ファイバである2モード光ファイバの特性を解析する2モード光ファイバ特性解析方法であって、
    前記被試験光ファイバの一端に基本モードで光パルスを入射する第1光入射手順と、
    前記被試験光ファイバの前記一端に戻ってきた、前記第1光入射手順で入射した光パルスの後方レイリー散乱光のうち、第1高次モードについて前記被試験光ファイバの距離に対する光強度の分布を取得する第1光強度取得手順と、
    前記被試験光ファイバの一端に第1高次モードで光パルスを入射する第2光入射手順と、
    前記被試験光ファイバの前記一端に戻ってきた、前記第2光入射手順で入射した光パルスの後方レイリー散乱光のうち、基本モードについて前記被試験光ファイバの距離に対する光強度の分布を取得する第2光強度取得手順と、
    前記第1光強度取得手順で取得した光強度の分布と前記第2光強度取得手順で取得した光強度の分布から、前記被試験光ファイバの任意位置における後方レイリー散乱光の伝搬モード間光強度の比率を演算し、前記任意位置における基本モードと第1高次モードのレイリー散乱係数の比とする演算手順と、
    を順に行うことを特徴とする2モード光ファイバ特性解析方法。
  2. 被試験光ファイバである2モード光ファイバの特性を解析する2モード光ファイバ特性解析装置であって、
    前記被試験光ファイバの一端に基本モード又は第1高次モードで光パルスを入射する光入射手段と、
    前記被試験光ファイバの前記一端に戻ってきた、前記光入射手段が入射した光パルスの後方レイリー散乱光を、伝搬モード毎に前記被試験光ファイバの距離に対する光強度の分布を取得する光強度取得手段と、
    前記光入射手段が基本モードで入射した光パルスの後方レイリー散乱光のうち第1高次モードの光強度の分布と前記光入射手段が第1高次モードで入射した光パルスの後方レイリー散乱光のうち基本モードの光強度の分布から、前記被試験光ファイバの任意位置における後方レイリー散乱光の伝搬モード間光強度の比率を演算し、前記任意位置における基本モードと第1高次モードのレイリー散乱係数の比とする演算手段と、
    を備えることを特徴とする2モード光ファイバ特性解析装置。
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