JP2018063060A - 蒸発器 - Google Patents

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田中 啓之
Hiroyuki Tanaka
啓之 田中
孝幸 久米
Takayuki Kume
孝幸 久米
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Abstract

【課題】主に、構造簡略化とコスト削減とを図ると共に、幅方向の長さの小型化や冷媒の分配効率の向上が得られるようにする。
【解決手段】蒸発器本体13の少なくとも一端側の側面が、外側に位置する第1サイドプレート17と、第1サイドプレート17の内側に位置する第2サイドプレート18とで構成された蒸発器7に関する。
蒸発器本体13の一端側で外部からの冷媒2を、第1エバポレータ11とバイパス通路16とに分配可能な分岐部21を有している。
分岐部21は、第1サイドプレート17と第2サイドプレート18とで構成されている。
【選択図】図6

Description

この発明は、蒸発器に関するものである。
自動車などの車両には、車室内の温度調節を行うための空気調和装置(以下、空調装置という)が設けられている。
この空調装置は、冷媒を循環させるようにしたループ状の冷媒流路を備えており、この冷媒流路の途中には、圧縮機、凝縮器、減圧機構(膨張弁や減圧弁など)、蒸発器が順に備えられている。そして、これらによって、冷媒サイクルが構成されている。
このうち、上記した蒸発器は、車室内に設置された空調ユニットの内部に設置されている(例えば、特許文献1参照)。
このような蒸発器には、第1エバポレータと第2エバポレータとを風流れ方向に並設した蒸発器本体の一端側に冷媒を供給可能な外部接続部を有し、他端側に第1エバポレータと第2エバポレータとを連通する連通部を有すると共に、蒸発器本体が、第1エバポレータをバイパスするバイパス通路を備えたものが存在している。
そして、特許文献1の蒸発器は、一端側に、外部接続部として、外部からの冷媒を、第1エバポレータとバイパス通路とに分配可能な接続ブロックを有している。
特開2009−85569号公報
しかしながら、引用文献1の蒸発器は、外部接続部を蒸発器本体とは別部材でできた接続ブロックによって構成していたため、部品点数が多くなり、構造の複雑化とコスト増加とを招いていた。また、別部材の接続ブロックを用いることで、蒸発器および外部接続部の幅寸法が大きくなっていた。
更に、上記した接続ブロックは、内部に、上下方向に大きな段差量を有する拡張空間を有しており、この拡張空間の内部は、その大部分が、第1エバポレータとバイパス通路とに分配される前の冷媒が一緒になって同一方向へ流れる共通部分となっていたため、拡張空間の内部で、冷媒の乱流や滞留が生じ易く、第1エバポレータとバイパス通路とに対する冷媒の分配効率が良くなかった。
そこで、本発明は、上記した問題点を解決することを、主な目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、
第1エバポレータと第2エバポレータとを風流れ方向に並設した蒸発器本体の一端側に冷媒を供給可能な外部接続部を有し、他端側に前記第1エバポレータと前記第2エバポレータとを連通する連通部を有すると共に、
前記蒸発器本体が、前記第1エバポレータをバイパスするバイパス通路を備え、
前記蒸発器本体の少なくとも一端側の側面が、外側に位置する第1サイドプレートと、該第1サイドプレートの内側に位置する第2サイドプレートとで構成された蒸発器において、
前記外部接続部は、前記蒸発器本体の一端側で外部からの冷媒を、前記第1エバポレータと前記バイパス通路とに分配可能な分岐部を有し、
該分岐部は、前記第1サイドプレートと前記第2サイドプレートとで構成されたことを特徴とする。
本発明によれば、上記構成によって、構造簡略化とコスト削減とを図ると共に、幅寸法の小型化や冷媒の分配効率の向上を図ることができる。
本実施の形態にかかる空調装置の全体構成図である。 図1の蒸発器を一端側から見た全体斜視図である。 図2の蒸発器を他端側から見た全体斜視図である。 蒸発器の内部における冷媒の流れを示す概略図である。 (a)は、図2とは異なる角度から見た蒸発器の一端側の全体斜視図である。(b)は(a)の蒸発器の他端側上部の部分拡大斜視図である。(c)は(b)の横断面図である。 図5Aの蒸発器の外部接続部周辺の部分拡大斜視図である。 図5Bの横断面図である。 図6の変形例の横断面図である。 図5Bの他の実施例にかかる蒸発器の外部接続部周辺の部分拡大斜視図である。 図8の横断面図である。 バイパス通路を備えていない蒸発器の外部接続部周辺の部分拡大斜視図である。 図10の横断面図である。 外部接続部を別部品で構成した蒸発器の全体斜視図である。 図12の外部接続部の横断面図である。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図13は、この実施の形態を説明するためのものである。
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。
自動車などの車両には、車室内の温度調節を行うための空気調和装置(以下、空調装置という)が設けられている。
図1は空調装置1の全体構成を示す系統図であり、この空調装置1は、冷媒2(冷却媒体)を循環させるようにしたループ状の冷媒流路3を備えており、この冷媒流路3の途中には、圧縮機4、凝縮器5、膨張弁6、蒸発器7が順に備えられている。そして、これらによって冷媒サイクルが構成される。
ここで、上記した圧縮機4は、冷媒2を吸引して圧縮するコンプレッサである。
上記した凝縮器5は、圧縮機4で圧縮された冷媒2が持つ熱を放熱して凝縮するコンデンサである。冷媒2の熱は、熱交換によって車両の前部から取入れられる外気8(走行風など)などへ放出される。
凝縮器5には、凝縮器5で凝縮された冷媒2を気液分離する液体タンク5a(レシーバドライヤー)や、この液体タンク5aで液化された冷媒2を更に凝縮する補助凝縮器5b(サブコンデンサ)などが付設される。
上記した膨張弁6は、凝縮器5で凝縮された冷媒2を減圧すると共に流量を調節して蒸発器7の出口温度を制御する減圧機構である(以下、膨張弁6には減圧弁も含まれるものとする)。
上記した蒸発器7は、膨張弁6などの減圧機構で減圧された冷媒2を蒸発させるエバポレータである。蒸発器7は、車室に設置された空調ユニット9の内部に配置されて、空調ユニット9内を流れる空調用空気10から蒸発潜熱を奪うことにより、空調用空気10を除湿すると共に冷却する。
そして、蒸発器7は、第1エバポレータ11と第2エバポレータ12とを空調用空気10の風流れ方向に並設(または並べて配置)した状態で一体化された蒸発器本体13(図2〜図4参照)を備えている。
蒸発器本体13は、一端側に冷媒2を供給可能な外部接続部14(図2参照)を有し、他端側に第1エバポレータ11と第2エバポレータ12とを連通する連通部15(図3参照)を有している。
更に、蒸発器本体13は、第1エバポレータ11をバイパスするバイパス通路16を備えている。
そして、図5B、図6に示すように、蒸発器本体13の少なくとも一端側の側面が、外側に位置する第1サイドプレート17と、第1サイドプレート17の内側に位置する第2サイドプレート18とで構成されている。
ここで、蒸発器本体13の一端側から他端側へ向かう方向を蒸発器本体13の幅方向とし、蒸発器本体13の一端側または他端側の側面に沿った方向を蒸発器本体13の高さ方向とし、第1エバポレータ11と第2エバポレータ12の並設方向を蒸発器本体13の厚み方向とする。以下、蒸発器本体13は、幅方向がほぼ水平方向へ向けられ、高さ方向がほぼ(鉛直)上下方向へ向けられて、ほぼ垂直に立っているものとして説明するが、これに限るものではなく、蒸発器本体13は、第1エバポレータ11および第2エバポレータ12の面を傾けて配置しても良い。また、蒸発器本体13は、幅方向を上下方向へ向け、高さ方向を水平方向へ向けるように配置しても良い。
第1エバポレータ11と第2エバポレータ12は、第1エバポレータ11が空調用空気10の風流れ方向の風下側に位置し、第2エバポレータ12が風下側に位置するように面を重ね合わせて配置されている。そして、第1エバポレータ11と第2エバポレータ12は、互いにほぼ同様の構造を有している。
即ち、図4の模式図に示すように、第1エバポレータ11および第2エバポレータ12は、それぞれ上下に隔ててほぼ平行に配設された筒状(例えば、円筒状)のアッパタンク11a,12aおよびロワタンク11b,12bを備えると共に、ほぼ上下方向へ延びる複数本の伝熱チューブ11c,12cによってアッパタンク11a,12aとロワタンク11b,12bとの間をそれぞれ連通するようにした部分を上下方向の中間部に備えている。これにより、第1エバポレータ11および第2エバポレータ12は、面状または面格子状とされて、空調ユニット9の内部に設けられた空調用空気10の通路(空気通路)の断面を覆うように設置することが可能となる。
そして、上記した複数本の伝熱チューブ11c,12cによって構成された部分では、隣接する伝熱チューブ11c,12cの間を空調用空気10が通過し得るように、伝熱チューブ11c,12cが(蒸発器本体13の幅方向、または、アッパタンク11a,12aおよびロワタンク11b,12bの軸線方向へ)互いに間隔を有してほぼ平行に配設されている。
このような蒸発器本体13は、複数枚のプレスされた金属薄板または金属板を積層してロウ付けすることによって構成することができる。この際、各金属薄板には、プレスによってアッパタンク11a,12aおよびロワタンク11b,12bの一部を構成するバーリング穴や、伝熱チューブ11c,12cを半割りにした形状の溝部が形成される。
また、複数本の伝熱チューブ11c,12cの間には、空調用空気10に対する熱交換効率を高めるための冷却フィンなどの集熱部105(図5A参照)が取付けられている。集熱部105は、コルゲート状(この場合には矩形波状)に折り曲げられた金属薄板などによって構成される。なお、図5Aなどでは省略して描かれているが、集熱部105は蒸発器本体13の全体に亘って設けられている。
そして、図1に戻って、外部接続部14には、冷媒2を第1エバポレータ11とバイパス通路16とに対して供給可能な供給口部14aが備えられる。また、外部接続部14には、冷媒2を第2エバポレータ12から外部へ排出可能な排出口部14bが備えられる。供給口部14aと排出口部14bとは、一体に設けることができるし、また、別体に設けることもできる。この場合には、別体に設けられている。外部接続部14は、蒸発器本体13の一端側の上側に設けられている。
連通部15は、蒸発器本体13の他端側で第1エバポレータ11と第2エバポレータ12とを直列に接続するものとされる。連通部15は、第1エバポレータ11と第2エバポレータ12との内部構成によって蒸発器本体13の下側に設けられる場合と、上側に設けられる場合とが存在する。この場合には、連通部15は下側となっている(図3参照)。
バイパス通路16は、第1エバポレータ11の外側に、アッパタンク11aに沿って蒸発器本体13の幅方向へ延びる部分を有している。バイパス通路16の他端側は、例えば、連通部15に接続される。
具体的には、バイパス通路16は、蒸発器本体13の幅方向へ延びる第1バイパス通路部101と、蒸発器本体13の他端側の側面に沿って蒸発器本体13の高さ方向へ延びる第2バイパス通路部102とを有するものとされる(図3参照)。この場合、第1バイパス通路部101は、蒸発器本体13から離して設置された金属製の管部材とされている。この管部材は、キャピラリーチューブ(減圧管)などの減圧手段とすることができる。また、第2バイパス通路部102は、上側に第1バイパス通路部101の位置から第1エバポレータ11の中間部の位置へ向かって斜めに延びる部分を有すると共に、下側に第1エバポレータ11に沿って下方へ延びる部分を有するものとされている。なお、連通部15が蒸発器本体13の上側に設けられる場合には、第2バイパス通路部102は必要ない。
以上のような基本的な構成に対し、この実施例では、以下のような構成を備えるようにしている。
(1)図5B、図6に示すように、外部接続部14は、蒸発器本体13の一端側で外部からの冷媒2を、第1エバポレータ11とバイパス通路16とに分配可能な分岐部21を有している。
そして、分岐部21は、第1サイドプレート17と第2サイドプレート18とで(直接)構成されるようにしている。
ここで、分岐部21は、外部接続部14における供給口部14a側の部分の内部に設けられている。分岐部21は、供給口部14aへ導入された冷媒2を、直ちに二手に分けて、それぞれ第1エバポレータ11とバイパス通路16とへ送るための分配通路を構成するものとされる。よって、分岐部21は、第1エバポレータ11とバイパス通路16とに分配する前の冷媒2が一緒になって同一方向へ流れて行くような、分配に寄与しない共用通路部分をほとんど有さないものとされる。
第1サイドプレート17と第2サイドプレート18とで(直接)構成されるとは、分岐部21の主要部分が、第1サイドプレート17と第2サイドプレート18の間に、直接的に設けられるということである。分岐部21の主要部以外の部分については別の部品が用いられても良い。
(2)分岐部21は、第1サイドプレート17と第2サイドプレート18との少なくとも一方に凹部17a,18aを設けることによって構成しても良い。
ここで、第1サイドプレート17と第2サイドプレート18は、それぞれ金属薄板または金属板をプレスして成るプレス部品とされる。この二枚のプレス部品は、蒸発器本体13の一端側の側面を構成するように互いに平行に、ほぼ当接状態で重ね合わせた状態で接合される(側面構成部材)。このうち、第1サイドプレート17は、蒸発器本体13の外側に位置して、補剛用に第2サイドプレート18よりも厚肉のものとされている。第2サイドプレート18は、第1サイドプレート17の内側に位置されて、蒸発器本体13の主要部を構成する金属薄板とほぼ同じ板厚のものとされる。
分岐部21は、第1サイドプレート17と第2サイドプレート18との少なくとも一方に設けられた凹部17a,18a内に分配通路を形成するものとされる。第1サイドプレート17の凹部17aは、第2サイドプレート18から離れる方向へ向って凹むものとされる。また、第2サイドプレート18の凹部18aは、第1サイドプレート17から離れる方向へ向って凹むものとされる。
これにより、分岐部21は、蒸発器本体13の一端側の側面に沿って延びる、または、蒸発器本体13の一端側の側面の面方向へ拡がる分配通路を有することになる。この際、分配通路は、冷媒2の供給口部14aの入口(後述するバーリング穴73)から最短距離で第1エバポレータ11とバイパス通路16へ向かうように延びるものとするのが好ましい。
このようにすることによって、例えば、第1エバポレータ11とバイパス通路16とが離れて設けられたとしても、分岐部21を、必要以上に大きくしなくて済むようになり、分岐部21の小型化や軽量化を図ることができると共に、分岐部21の設計自由度を向上し、外部接続部14の供給口部14aの製造要件を緩和することができる。
この場合、分配通路は、蒸発器本体13の厚み方向(図6の上下方向)へ向けてほぼ一直線状に延びるものとされている。そして、冷媒2の供給口部14aの入口は、分配通路における上記厚み方向の中間位置(第1エバポレータ11とバイパス通路16(の第1バイパス通路部101)との間の位置)に接続される。
より具体的には、図5B、図6では、第1サイドプレート17に、上記厚み方向へ延びる側面視ほぼ長円形状の凹部17aを形成すると共に、更に、第2サイドプレート18に凹部17aに合わせて上記厚み方向へ延びる側面視ほぼ長円形状の凹部18aを形成することによって、分岐部21の分配通路を構成するようにしている。
このように、第1サイドプレート17と第2サイドプレート18に、上記厚み方向へ延びる側面視ほぼ長円形状の同一形状をした凹部17a,18aを向かい合わせに形成することで、分配通路の流路断面を上記厚み方向の全域に亘りほぼ一定にして、流路抵抗を低減することができる。また、第2サイドプレート18の側面視ほぼ長円形状をした凹部18aがバイパス通路16の位置に達するまで延びることにより、その分、バイパス通路16(の第1バイパス通路部101)を構成する管部材を短くすることができる。
また、図7の変形例に示すように、第1サイドプレート17に、上記厚み方向へ延びる側面視ほぼ長円形状の凹部17bを形成すると共に、第2サイドプレート18の、第1エバポレータ11(のアッパタンク11a)と対応する部分に、側面視ほぼ円形状の凹部18bを設けることによって、分岐部21の分配通路を構成するようにしても良い。
なお、外部接続部14の排出口部14bについては、第2サイドプレート18の第2エバポレータ12(のアッパタンク12a)と対応する部分に、側面視ほぼ円形状の凹部18dを設けるようにしている。
ちなみに、第2サイドプレート18に、側面視ほぼ円形状の凹部18b,18dを設ける構造は、例えば、図10、図11に示すような、バイパス通路16を設けない場合の第2サイドプレート18の構造とほぼ同じになる。
(3)更に、図8、図9の他の実施例に示すように、分岐部21は、第1サイドプレート17を平坦面17fにすると共に、第2サイドプレート18に凹部18bを設けることによって構成しても良い。
ここで、第1サイドプレート17は、少なくとも、供給口部14aの周辺部分(の分岐部21に相当する部分)が、局所的に平坦面17fとなっていれば良い。第1サイドプレート17の上記以外の部分については、状況に応じて、平坦面以外の形状にすることができる。但し、供給口部14aの入口の位置については、外部との接続に適した形状にすることができる。例えば、後述するバーリング穴73を設けることができる。
(4)この際、図6、図7、図9のいずれかに示すように、分岐部21は、蒸発器本体13の一端側から他端側へ向かう方向の寸法52が、外部接続部14(の供給口部14a)への冷媒2の入口の穴径54よりも小さく設定されるようにしても良い(寸法52<穴径54)。
ここで、蒸発器本体13の一端側から他端側へ向かう方向の寸法52(蒸発器本体13の幅方向)は、分岐部21(内部の分配通路)の奥行き方向の寸法のことである。外部接続部14(の供給口部14a)への冷媒2の入口は、後述するバーリング穴73の部分となる。なお、分配通路は、凹部17a,18aの幅寸法56(この場合には、蒸発器本体13の高さ方向の寸法、図5B参照)を、供給口部14aの入口と流路断面積がほぼ等しくなるように設定しても良い。
(5)図6、図7、図9のいずれかに示すように、分岐部21は、第1エバポレータ11とバイパス通路16とに対してそれぞれ連通可能な2個の独立した連通穴61,62を有するものとされる。
そして、第1エバポレータ11とバイパス通路16とに対する冷媒2の分配比が、2個の連通穴61,62の穴径によってそれぞれ設定されるようにしても良い。
ここで、2個の連通穴61,62は、第2サイドプレート18における、分配通路の両側に、それぞれ第1エバポレータ11のアッパタンク11aおよびバイパス通路16(の第1バイパス通路部101)と同心に設けられる。即ち、2個の連通穴61,62は、冷媒2の供給口部14aへの入口を挟んで分配通路の互いに反対側となる位置に設けられる。
そして、冷媒2の供給口部14aへの入口と、2個の連通穴61,62とは、中心軸が互いに平行になっており、2個の連通穴61,62は、それぞれ冷媒2の供給口部14aへの入口に対し芯をズラした状態で、供給口部14aへの入口と一部重なるように、または、供給口部14aへの入口とは重ならないように向かい合わせにして設けられている。
2個の連通穴61,62および冷媒2の供給口部14aへの入口は、ほぼ同じ高さレベルとなるように設けられている。或いは、2個の連通穴61,62および冷媒2の供給口部14aへの入口は、蒸発器本体13の厚み方向(または、風流れ方向)に対してほぼ一直線上に並べて設けられている。
2個の連通穴61,62の穴径によって冷媒2の分配比を設定する場合、流量を多くする側の連通穴61,62の穴径を、流量を少なくする側の連通穴61,62の穴径よりも大きくする(例えば、連通穴61の穴径<連通穴62の穴径、または、連通穴61の穴径>連通穴62の穴径)。なお、第1エバポレータ11とバイパス通路16のどちらの流量を多くするかについては、蒸発器7の設計や蒸発器7の運用による。また、分配比を等しくする場合には、2つの連通穴61,62の穴径を等しくする(連通穴61の穴径=連通穴62の穴径)。
なお、2個の連通穴61,62は、第1エバポレータ11の内径に対して穴径を十分に小さくすることによって、分配比設定手段としての機能の他に、減圧手段としての機能を持たせることも可能となる。
(6)第1サイドプレート17と第2サイドプレート18とが、それぞれ蒸発器本体13の他端側の面にロウ付補助材71が塗布された片面クラッド材72で構成される。
そして、第1サイドプレート17に、外部接続部14(の供給口部14a)への冷媒2の入口を構成するバーリング穴73が蒸発器本体13の外方へ向けて突設される。
バーリング穴73に、冷媒2を供給するための接続口部材74が内嵌固定可能とされる。
冷媒2を供給するための接続口部材74は、バーリング穴73に対する嵌合量を規定可能な位置決め部76を有している。
また、第2サイドプレート18に、第1エバポレータ11とバイパス通路16とに対してそれぞれ連通可能な2個の独立した連通穴61,62がバーリング穴として蒸発器本体13の内方へ向けて突設される。
一方の連通穴62に、バイパス通路16を接続するためのバイパス用の接続口部材77が外嵌固定可能とされている。
バイパス用の接続口部材77は、バイパス通路16を嵌合する際の誤差を吸収可能な調整代78を有している。
ここで、蒸発器本体13は、複数枚のプレスされた金属薄板または金属板を重ねてロウ付けして成るロウ付け構造物などとされる。各プレス板には、第1サイドプレート17や第2サイドプレート18と同様に、蒸発器本体13の他端側の面にロウ付補助材が塗布された(両面クラッド材と比べて安価な)片面クラッド材を用いることができる。
バーリング穴73は、第1サイドプレート17における凹部17aまたは平坦面17fの部分に設けられる。
冷媒2を供給するための接続口部材74は、バーリング穴73の内径とほぼ等しい外径寸法を有して、第1エバポレータ11のアッパタンク11aの軸線方向へ延びる短筒状の金属部材とされている。
位置決め部76は、短筒状の接続口部材74を径方向外方へ膨らむように潰して形成された、バーリング穴73の端部に係止可能な(外)フランジ部とされている。位置決め部76のフランジ部は、接続口部材74の端部からバーリング穴73の突出量とほぼ等しい距離となる位置に設けられている。接続口部材74の外側の端部は拡径されて、外部の冷媒流路3を挿入、接続可能な受口部とされている。
バイパス用の接続口部材77は、バイパス通路16の外径およびバーリング穴とされた連通穴62の外径とほぼ等しい内径寸法を有して、バイパス通路16の軸線方向へ延びる短筒状の金属部材とされている。接続口部材77の内側となる端部は拡径されて、バイパス通路16(第1バイパス通路部101)を構成する管部材を挿入、接続可能な受口部とされている。
調整代78は、連通穴61の嵌合代と第1バイパス通路部101の嵌合代に対して、バイパス通路16(第1バイパス通路部101)を構成する管部材の長さ方向の寸法の誤差と、蒸発器7をロウ付けによって組み立てる際に生じる組み立て誤差とを加えた分と同じかそれよりも長くなるようにした延長部分とされている。
なお、図5A(b)(c)に示すように、蒸発器本体13の他端側に設けられる側面構成部材121は、第1サイドプレート17および第2サイドプレート18と同様の第1サイドプレート131および第2サイドプレート132で構成されており、バイパス通路16の第2バイパス通路部102は、第1サイドプレート131と第2サイドプレート132との間に形成されている。そして、バイパス通路16(第1バイパス通路部101)を構成する管部材の他端側の端部は、第2サイドプレート132の第2バイパス通路部102と接続される部分に設けられた連通穴132aに嵌合されて、第1バイパス通路部101の他端部近傍に設けられたフランジ部101aによって、連通穴132aに係止され、位置決め固定されている。
また、図7に示すように、冷媒2を排出するための接続口部材81は、第1サイドプレート17に設けられたバーリング穴82の内径とほぼ等しい外径寸法を有して、第2エバポレータ12のアッパタンク12aの軸線方向へ延びる短筒状の金属部材とされている。短筒状の接続口部材81には、径方向外方へ膨らむように潰して形成された(外)フランジ部が、バーリング穴82の端部に係止可能な位置決め部として設けられている。位置決め部のフランジ部は、接続口部材81の端部からバーリング穴82の突出量とほぼ等しい距離となる位置に設けられている。接続口部材81の外側の端部は拡径されて、外部の冷媒流路3を挿入、接続可能な受口部とされている。
<作用>以下、この実施例の作用について説明する。
図1に示すように、空調装置1では、ループ状の冷媒流路3を冷媒2(冷却媒体)が循環するようになっている。途中、冷媒2は、圧縮機4で吸引されて圧縮されて圧縮されて下流側へ送られる。圧縮機4で圧縮された冷媒2は、凝縮器5で車両の前部から取入れられる外気8(走行風など)へ放熱されて凝縮される。凝縮器5で凝縮された冷媒2は、膨張弁6で減圧されると共に、蒸発器7の出口温度を制御するために流量を調節される。膨張弁6などの減圧機構で減圧されると共に、流量を調節された冷媒2は、蒸発器7で蒸発される。蒸発器7は、車室に設置された空調ユニット9の内部に配置されており、冷媒2の蒸発で空調ユニット9内を流れる空調用空気10から蒸発潜熱を奪うことで、空調用空気10を除湿すると共に冷却する。
蒸発器7では、外部の冷媒流路3を流れる冷媒2は、外部接続部14の供給口部14aから蒸発器7へ供給され、蒸発器7の内部を通って、外部接続部14の排出口部14bから外部の冷媒流路3へと排出される。
この際、外部接続部14へ入った冷媒2は、供給口部14aから、分岐部21によって分配され、それぞれ第1エバポレータ11とバイパス通路16とに送られる。
第1エバポレータ11側へ分配された冷媒2は、第1エバポレータ11へ入って第1エバポレータ11の内部を流れた後、連通部15を介して第2エバポレータ12へと送られる。また、バイパス通路16側へ分配された冷媒2は、バイパス通路16を通って連通部15へ送られる。そして、連通部15にて第1エバポレータ11からの冷媒2およびバイパス通路16からの冷媒2は合流され、連通部15で合流された第1エバポレータ11およびバイパス通路16からの冷媒2は、第2エバポレータ12へ入って第2エバポレータ12の内部を流れた後、外部接続部14の排出口部14bから外部へ排出される。
このように、冷媒2を、第1エバポレータ11へ直接導くものと、第1エバポレータ11を迂回させて第2エバポレータ12へ直接導くものとに分けることにより、第1エバポレータ11と第2エバポレータ12とをそれぞれ最適な状態で使用して、冷媒2を効率良く蒸発させることができる。
このように、冷媒2を、第1エバポレータ11へ直接導くものと、第1エバポレータ11を迂回させて第2エバポレータ12へ直接導くものとに分けることにより、第1エバポレータ11と第2エバポレータ12とをそれぞれ最適な状態で使用して、冷媒2を効率良く蒸発させることができる。
<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
(効果1)外部接続部14における第1エバポレータ11とバイパス通路16への冷媒2の分岐部21を、蒸発器本体13の外側部に位置する第1サイドプレート17と、第1サイドプレート17の内側に位置する第2サイドプレート18とによって(直接)構成した。これにより、図12、図13に示すように、外部接続部14を別部品(例えば、金属ブロックなど)を用いて構成する場合と比べて、部品点数を増やすことなく外部接続部14および分岐部21を設けることが可能となる。以って、蒸発器7および外部接続部14(分岐部21)の構造簡略化とコスト削減とを図ることができると共に、その分、蒸発器7および外部接続部14(分岐部21)の幅方向の長さを抑えることができる。また、構造簡略化によって、第1エバポレータ11とバイパス通路16とに対する冷媒2の分配効率の向上を図ることも可能になる。
(効果2)上記に加えて、第1サイドプレート17と第2サイドプレート18との少なくとも一方に対して凹部17a,18aを設けることで分岐部21を構成するようにしても良い。これにより、上記に加えて、第1サイドプレート17と第2サイドプレート18とのみで、分岐部21を設けることが可能となる。
(効果3)上記に加えて、外側の第1サイドプレート17を平坦面17fにして、内側の第2サイドプレート18のみに凹部18aを設けることで分岐部21を構成するようにしても良い。これにより、上記に加えて、蒸発器本体13の外側部に位置して、補剛用に第2サイドプレート18よりも厚肉に構成されている第1サイドプレート17に対する加工量を少なくすることができるので、蒸発器7および分岐部21の製造を容易化することができる。
また、第1サイドプレート17を平坦面17fにすることで、蒸発器7全体としての幅方向の長さを抑える(蒸発器7を小型化する)と共に、蒸発器7の外観をすっきりさせて、空調ユニット9の内部に効率良く設置できるようにすることが可能となる。
(効果4)上記に加えて、分岐部21は、蒸発器本体13の一端側から他端側へ向かう方向の寸法52を、外部接続部14(の供給口部14a)への冷媒2の入口の穴径54よりも小さくなるように設定しても良い(寸法52<穴径54)。これにより、上記に加えて、蒸発器7全体としての幅方向の長さを抑える(蒸発器7を小型化する)ことが可能になると共に、(プレスなどによる絞り量が少なくなる分だけ)第1サイドプレート17または第2サイドプレート18の加工を容易化して製造し易くすることができる。
また、分岐部21の上記寸法52を小さくして、分岐部21の流路断面が不必要に大きくならないようにすることにより、分岐部21内での冷媒2の乱流や滞留を抑えて冷媒2の流動抵抗を小さくし、分配効率の低下を防止することが可能となる。
(効果5)上記に加えて、2個の独立した連通穴61,62によって、第1エバポレータ11とバイパス通路16とのそれぞれに対する冷媒2の分配を行うと共に、2個の独立した連通穴61,62の穴径によって、第1エバポレータ11とバイパス通路16とのそれぞれに対する冷媒2の分配比の設定を行い得るようにしても良い。これにより、上記に加えて、2個の独立した連通穴61,62の穴径を冷媒2の分配比に合せた大きさにするだけで良いので、冷媒2の分配および分配比の設定を容易化することができる。
(効果6)第1サイドプレート17と第2サイドプレート18とを(両面クラッド材よりも)安価な片面クラッド材72で構成した。そして、第1サイドプレート17に、外部接続部14(の供給口部14a)への冷媒2の入口を構成するバーリング穴73を突設し、このバーリング穴73に、冷媒2を供給するための接続口部材74が内嵌固定可能とした。この際、冷媒2を供給するための接続口部材74は、バーリング穴73に対する位置決め部76を有するものを用いるようにした。また、第2サイドプレート18に、第1エバポレータ11とバイパス通路16とにそれぞれ連通可能な2個の独立した連通穴61,62をバーリング穴として内方へ向けて突設し、一方の連通穴62に、バイパス通路16を接続するためのバイパス用の接続口部材77を外嵌固定可能とした。この際、バイパス用の接続口部材77は、バイパス通路16を嵌合する際の誤差を吸収可能な調整代78を有するものを用いるようにした。
上記構成により、上記に加えて、蒸発器7をロウ付けによって組み立てる場合に、第1サイドプレート17と第2サイドプレート18とによって、外部接続部14の分岐部21を(直接)構成する構造を、具体的に成立させることができる。
また、上記により、簡単な構成で、分岐部21(の主要部)を作成することができると共に、バイパス用の接続口部材77に調整代78を有するものを用いることで、蒸発器7をロウ付けによって組み立てる場合であっても、分岐部21を精度良く作成することができる。
そして、第1サイドプレート17と第2サイドプレート18とで分岐部21(の主要部)を(直接)構成することによって、図12、図13に示すように、別部品(接続ブロック91)を用いて外部接続部14(の分岐部21)を構成する場合と比べて、ロウ付けの際の熱の通りが良くなり、短時間でロウ付けを行わせることができるようになると共に、ロウ付けの安定性を確保し、向上することができる。
以上、実施例を図面により詳述してきたが、実施例は例示にしか過ぎないものである。よって、本発明は、実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例が開示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
2 冷媒
7 蒸発器
11 第1エバポレータ
12 第2エバポレータ
13 蒸発器本体
14 外部接続部
14a 供給口部
15 連通部
16 バイパス通路
17 第1サイドプレート
17a 凹部
17f 平坦面
18 第2サイドプレート
18a 凹部
21 分岐部
52 寸法
54 穴径
61 連通穴
62 連通穴
71 ロウ付補助材
72 片面クラッド材
73 バーリング穴
74 接続口部材
76 位置決め部
77 接続口部材
78 調整代

Claims (6)

  1. 第1エバポレータと第2エバポレータとを風流れ方向に並設した蒸発器本体の一端側に冷媒を供給可能な外部接続部を有し、他端側に前記第1エバポレータと前記第2エバポレータとを連通する連通部を有すると共に、
    前記蒸発器本体が、前記第1エバポレータをバイパスするバイパス通路を備え、
    前記蒸発器本体の少なくとも一端側の側面が、外側に位置する第1サイドプレートと、該第1サイドプレートの内側に位置する第2サイドプレートとで構成された蒸発器において、
    前記外部接続部は、前記蒸発器本体の一端側で外部からの冷媒を、前記第1エバポレータと前記バイパス通路とに分配可能な分岐部を有し、
    該分岐部は、前記第1サイドプレートと前記第2サイドプレートとで構成されたことを特徴とする蒸発器。
  2. 請求項1に記載の蒸発器において、
    前記分岐部は、前記第1サイドプレートと前記第2サイドプレートとの少なくとも一方に凹部を設けることによって構成されたことを特徴とする蒸発器。
  3. 請求項1に記載の蒸発器において、
    前記分岐部は、前記第1サイドプレートを平坦面にすると共に、前記第2サイドプレートに凹部を設けることによって構成されたことを特徴とする蒸発器。
  4. 請求項2または請求項3に記載の蒸発器において、
    前記分岐部は、前記蒸発器本体の一端側から他端側へ向かう方向の寸法が、前記外部接続部への冷媒の入口の穴径よりも小さく設定されたことを特徴とする蒸発器。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の蒸発器において、
    前記分岐部は、前記第1エバポレータと前記バイパス通路とに対してそれぞれ連通可能な2個の独立した連通穴を有すると共に、
    前記第1エバポレータと前記バイパス通路とに対する冷媒の分配比が、前記2個の連通穴の穴径によってそれぞれ設定されたことを特徴とする蒸発器。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の蒸発器において、
    前記第1サイドプレートと前記第2サイドプレートとが、それぞれ前記蒸発器本体の前記他端側の面にロウ付補助材が塗布された片面クラッド材で構成され、
    前記第1サイドプレートに、
    前記外部接続部への冷媒の入口を構成するバーリング穴が蒸発器本体の外方へ向けて突設され、
    前記バーリング穴に、冷媒供給用の接続口部材が内嵌固定可能とされると共に、
    該冷媒供給用の接続口部材は、前記バーリング穴に対する嵌合量を規定可能な位置決め部を有しており、
    前記第2サイドプレートに、前記第1エバポレータと前記バイパス通路とに対してそれぞれ連通可能な2個の独立した連通穴がバーリング穴として蒸発器本体の内方へ向けて突設され、
    一方の前記連通穴に、前記バイパス通路を接続するためのバイパス用の接続口部材が外嵌固定可能とされており、
    該バイパス用の接続口部材は、前記バイパス通路を嵌合する際の誤差を吸収可能な調整代を有していることを特徴とする蒸発器。
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