JP2018062260A - 自転車用照明ユニット及び自転車 - Google Patents

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Abstract

【課題】暗い場所での自転車の左折時又は右折時、あるいは、カーブ走行中の安全性を向上可能な自転車用照明ユニット及び自転車を提供する。【解決手段】自転車用照明ユニットは、左前方を照明するための左向きランプと、右前方を照明するための右向きランプと、所定の軸回りの回転を検出するための回転検出部と、回転検出部の検出信号に基づいて左向きランプ及び右向きランプの点灯状態を制御するランプ駆動部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、自転車用照明ユニット及び自転車に関する。
従来、自転車には、前方照明用のランプが装着されている(特許文献1を参照)。しかしながら、従来のランプは、自転車の前方正面に向けて光を照射するように構成されているため、左折時又は右折時、あるいは、カーブ走行中に、これから自転車が進行する範囲に対して光が照射されにくい。このため、暗い場所での左折時又は右折時、あるいは、カーブ走行中に、自転車の搭乗者が、進行方向に存在する自転車や歩行者、その他障害物を認識しづらいだけでなく、対向してくる自転車や歩行者、あるいは、自動車からも自車が認識されづらい。このような理由によって、自転車の衝突事故が生じるおそれがあった。
特開2012−254666号公報
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、暗い場所での自転車の左折時又は右折時、あるいは、カーブ走行中の安全性を向上可能な、新規かつ改良された自転車用照明ユニット及び自転車を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、左前方を照明するための左向きランプと、右前方を照明するための右向きランプと、所定の軸回りの回転を検出するための回転検出部と、回転検出部の検出信号に基づいて左向きランプ及び右向きランプの点灯状態を制御するランプ駆動部と、を備えた、自転車用照明ユニットが提供される。
ランプ駆動部は、自転車用照明ユニットが所定の軸回りを左回りに所定の点灯閾値以上回転した場合に左向きランプを点灯させ、自転車用照明ユニットが所定の軸回りを右回りに所定の点灯閾値以上回転した場合に右向きランプを点灯させてもよい。
ランプ駆動部は、左向きランプ又は右向きランプを点灯させた後に、自転車用照明ユニットの回転角度が所定の消灯閾値以下になった場合に左向きランプ又は右向きランプを消灯させてもよい。
ランプ駆動部は、左向きランプ又は右向きランプを消灯させる際に、輝度を漸次あるいは段階的に減少させてもよい。
ランプ駆動部は、左向きランプ又は右向きランプを消灯させる際に、回転角度の減少に応じて輝度を減少させてもよい。
消灯閾値は、点灯閾値よりも小さい値であってもよい。
前方正面を照明するための中央ランプをさらに備え、ランプ駆動部は、中央ランプの点灯状態で、左向きランプ及び右向きランプの点灯状態を制御してもよい。
周囲の明るさを検出するための光センサを備え、ランプ駆動部は、光センサの検出信号に基づいて、少なくとも左向きランプ及び右向きランプの点灯のオンオフを切り替えてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、前方正面を照明するための中央ランプと、左前方を照明するための左向きランプと、右前方を照明するための右向きランプと、ハンドルの操舵角を検出するための舵角検出部と、舵角検出部の検出信号に基づいて少なくとも左向きランプ及び右向きランプの点灯状態を制御するランプ駆動部と、を備えた、自転車が提供される。
なお、本明細書において、「右回り」とは時計回りを意味し、「左回り」とは反時計回りを意味する。また、本明細書において、自転車の「前方」とは、ハンドル操作される前輪が向けられた方向を意味する。
以上説明したように本発明によれば、暗い場所での自転車の左折時又は右折時、あるいは、カーブ走行中の安全性を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る自転車用照明ユニットを備えた自転車を示す模式図である。 同実施形態に係る自転車用照明ユニットの構成例を示す説明図である。 操舵角が0度の場合のランプ点灯状態を示す説明図である。 操舵角が左回りに20度の場合のランプ点灯状態を示す説明図である。 操舵角が右回りに20度の場合のランプ点灯状態を示す説明図である。 ランプの点灯状態の変化を示すフローチャートである。 ランプの点灯状態の変化を示す説明図である。 同実施形態の変形例に係る自転車用照明ユニットを備えた自転車を示す模式図である。 変形例に係る自転車用照明ユニットの構成例を示す説明図である。 外部充電が可能な自転車用照明ユニットの構成例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る自転車用照明ユニット(以下、単に「照明ユニット」ともいう。)10が取り付けられた自転車1を示す模式図である。図1に例示した自転車1は、搭乗者がペダルを漕いで自転車を走行させる際の人力を、図示しないモータの駆動力により補助する、いわゆる電動アシスト自転車である。かかる自転車1は、アシスト用のモータに電力を供給するバッテリ9を備えている。
自転車1のフレーム4のうち、前輪3が装着されるフロントフォーク5にはハンドル7が取り付けられており、当該ハンドル7には照明ユニット10が装着されている。本実施形態に係る自転車1では、アシスト用のモータに電力を供給するバッテリ9の電力が照明ユニット10にも供給可能になっている。
照明ユニット10は、ハンドル7に装着される例に限られず、フロントフォーク5に装着されてもよい。あるいは、照明ユニット10は、ハンドル7又はフロントフォーク5に連結された部品等、ハンドル7の操作に合わせて向きが変化する部位に装着されてもよい。また、照明ユニット10は、搭乗者によって自由に脱着可能になっていてもよく、あるいは、容易に脱着できないように固定されていてもよい。照明ユニット10の取付け方法は特に限定されない。照明ユニット10及びハンドル7等にそれぞれ設けられた係止用の凹凸部を互いに係合させて照明ユニット10がハンドル7等に装着されてもよく、あるいは、固定ネジ等を用いて照明ユニット10がハンドル7等に固定されてもよい。
図2は、本実施形態に係る照明ユニット10の構成例を示す説明図である。照明ユニット10は、中央ランプ13C、左向きランプ13L及び右向きランプ13Rを備えている。中央ランプ13Cは、照明ユニット10が自転車1に装着された状態で、ハンドル7により操作される前輪3が向けられた前方の正面を照射する。左向きランプ13Lは、照明ユニット10が自転車1に装着された状態で、ハンドル7により操作される前輪3が向けられた前方の左側(左前方)を照射する。右向きランプ13Rは、照明ユニット10が自転車1に装着された状態で、ハンドル7により操作される前輪3が向けられた前方の右側(右前方)を照射する。
かかる中央ランプ13C、左向きランプ13L及び右向きランプ13Rとしては、例えば、供給される電圧又は電流を調節することによって輝度を調節可能なランプが用いられ得る。かかるランプとしては、例えば、LED(Light Emitting Diode)が用いられ得る。なお、少なくとも中央ランプ13Cは、JIS C9502の規格に準拠するランプであってもよい。
図2において、正面照射配光ICは中央ランプ13Cの主たる配光範囲を示し、左照射配光ILは左向きランプ13Lの主たる配光範囲を示し、右照射配光IRは右向きランプ13Rの主たる配光範囲を示している。中央ランプ13Cの照射方向と、左向きランプ13L及び右向きランプ13Rの照射方向との成す角度は、例えば、10〜45°に設定され得るが、かかる範囲に限定されない。また、中央ランプ13Cの照射方向と左向きランプ13Lの照射方向との成す角度、及び、中央ランプ13Cの照射方向と右向きランプ13Rの照射方向との成す角度は、同一であってもよいし、異なっていてもよい。
また、照明ユニット10は、ランプ駆動回路21と、舵角検出部23と、電源駆動回路27と、太陽電池31と、二次電池33と、光センサ41とを備えている。
光センサ41は、照明ユニット10の周囲の明るさを検出する。光センサ41としては、例えば、光電変換素子を有する光センサ等の従来公知の光センサが用いられ得る。光センサ41は、バッテリ9から供給される電力により駆動され、周囲の明るさに応じた電圧を発生する。光センサ41は、かかる電圧があらかじめ設定された閾値を下回っている間、つまり、周囲の照度Lがあらかじめ設定された閾値L_thr_onを下回っている間、ランプ駆動回路21に対して、中央ランプ13C、左向きランプ13L及び右向きランプ13Rを点灯可能にする信号を出力する。つまり、夜間等、周囲が暗い場所においては、中央ランプ13C、左向きランプ13L及び右向きランプ13Rが点灯可能な状態とされる。
太陽電池31は、太陽光を利用して発電を行う発電素子である。太陽電池31としては、従来公知の太陽電池が用いられ得る。二次電池33は、充放電可能な電池であり、太陽電池31により発電された電力を蓄積し、当該電力を電源駆動回路27に供給可能になっている。かかる二次電池33としては、従来公知の二次電池が用いられ得る。二次電池33は、照明ユニット10内に搭載されるためには、比較的小容量の二次電池33であってよい。
電源駆動回路27は、二次電池33と併せて、アシスト用のモータに電力を供給するためのバッテリ9から供給される入力電力を、舵角検出部23及びランプ駆動回路21に必要な出力電力に変換する。例えば、電源駆動回路27は、バッテリ9あるいは二次電池33からの入力電圧を、中央ランプ13C、左向きランプ13L及び右向きランプ13Rの定格電圧に降圧する。電源駆動回路27としては、例えば、直列型又は並列型のリニアレギュレータが用いられ得るが、その他の電源駆動回路が用いられてもよい。
舵角検出部23は、所定の軸回りの回転を検出する部分である。本実施形態に係る照明ユニット10においては、かかる舵角検出部23が回転検出部に相当する。例えば、舵角検出部23は、ハンドル7の回転を検出する舵角センサと、舵角センサの検出信号に基づいてハンドル7の左回り又は右回りの回転角度(以下、「操舵角」ともいう。)θhを算出する演算部とを備える。
舵角センサは、照明ユニット10に搭載されるため、例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)を利用した加速度センサ又は角速度センサとして構成され得る。舵角センサは、ハンドル7の回転操作に応じた電圧信号を生成する。演算部は、舵角センサから出力される電圧信号に基づいて、ハンドル7の左回り又は右回りの操舵角θhを算出する。例えば、演算部は、前輪3が向く方向と後輪2が向く方向とが一致した状態で前輪3が向く方向を基準操舵角(操舵角=0度)として、ハンドル7の左回り(反時計回り)及び右回り(時計回り)の操舵角θhを算出する。舵角検出部23により検出された操舵角θhを示す検出信号は、ランプ駆動回路21に入力される。例えば、舵角検出部23は、ハンドル7の操舵角θhに応じた電圧信号を生成し、ランプ駆動回路21に出力してもよい。
上記の舵角検出部23の例における演算部は、ソフトウェアプログラムを実行するCPU又はMPU等のマイクロコンピュータとして実現されてもよく、あるいは、あらかじめ設定された操舵角θhの変化に応じて電圧信号を生成し得るスイッチング素子等により実現されてもよい。また、舵角検出部23は、舵角センサ用の安定化電源を備えていてもよい。
ランプ駆動回路21は、中央ランプ13C、左向きランプ13L及び右向きランプ13Rを駆動する部分であって、それぞれのランプを駆動する駆動回路を有する。本実施形態に係る照明ユニット10においては、かかるランプ駆動回路21がランプ駆動部に相当する。本実施形態に係る照明ユニット10では、光センサ41からランプ駆動回路21に対してランプを点灯可能にする信号が出力されている間、ランプ駆動回路21は、中央ランプ13Cを常時点灯させる。したがって、ランプ駆動回路21は、中央ランプ13Cの点灯状態において、左向きランプ13L及び右向きランプ13Rの点灯状態を制御する。
具体的に、ランプ駆動回路21は、舵角検出部23から入力される検出信号に基づいて、左向きランプ13L又は右向きランプ13Rの駆動回路をそれぞれ動作させる。ハンドル7が左回りに回転した場合、ランプ駆動回路21は、舵角検出部23の検出信号に基づいて左向きランプ13Lの駆動回路を動作させ、左向きランプ13Lを点灯させる。また、ハンドル7が右回りに回転した場合、ランプ駆動回路21は、舵角検出部23の検出信号に基づいて右向きランプ13Rの駆動回路を動作させ、右向きランプ13Rを点灯させる。
これにより、暗い場所における自転車1の左折時又は右折時、あるいは、カーブ走行中において、自転車1の現在の進行方向正面だけでなく、これから自転車1が進行していく左前方又は右前方にも光が照射される。したがって、自転車1の搭乗者は、これから自転車1が進行していく方向に、歩行者や自転車、その他の障害物が存在しないかを確認しやすくなる。また、これから自転車1が進行していく方向から対向してくる自動車や自転車、歩行者に対して、自車の存在が認識されやすくなる。このようにして、暗い場所での自転車1の走行時の安全性の向上が図られる。
図3〜図5は、中央ランプ13C、左向きランプ13L及び右向きランプ13Rの点灯状態を示している。図3は、ハンドル7の操舵角θhが0度の場合を示している。この場合、3つのランプのうち、中央ランプ13Cのみが点灯している。自転車1は直進状態にあり、これから自転車1が進行していく方向に向けて光が照射されているため、搭乗者は、進行方向の安全を確認することができる。
図4は、ハンドル7の操舵角θhが左回りに20度の場合を示している。この場合、3つのランプのうち、中央ランプ13Cと併せて左向きランプ13Lが点灯している。自転車1は左方向に進む状態にあり、現在の自転車1の進行方向だけでなく、これから自転車1が進行していく方向に向けても光が照射されているため、搭乗者は、進行方向の安全を確認することができる。
図5は、ハンドル7の操舵角θhが右回りに20度の場合を示している。この場合、3つのランプのうち、中央ランプ13Cと併せて右向きランプ13Rが点灯している。自転車1は右方向に進む状態にあり、現在の自転車1の進行方向だけでなく、これから自転車1が進行していく方向に向けても光が照射されているため、搭乗者は、進行方向の安全を確認することができる。
例えば、ランプ駆動回路21は、ハンドル7の操舵角θhが左回り又は右回りにあらかじめ設定された点灯閾値θh_thr_on以上になったことを示す検出信号が舵角検出部23から入力されたときに、左向きランプ13L又は右向きランプ13Rを点灯させる。点灯閾値θh_thr_onは、例えば、10〜25度の範囲内の値に設定され得るが、かかる範囲内に限定されない。また、点灯閾値θh_thr_onは、左回りの操舵角θhと右回りの操舵角θhとで異なっていてもよい。
また、ランプ駆動回路21は、左向きランプ13L又は右向きランプ13Rを点灯させた後に、ハンドル7の左回り又は右回りの操舵角θhがあらかじめ設定された消灯閾値θh_thr_off以下になったことを示す検出信号が舵角検出部23から入力されたときに、左向きランプ13L又は右向きランプ13Rを消灯させる。このとき、消灯閾値θh_thr_offは、点灯閾値θh_thr_onよりも小さい値であってよい。消灯閾値θh_thr_offを点灯閾値θh_thr_onよりも小さい値とすることで、ハンドル7の振動等によって、左向きランプ13L又は右向きランプ13Rの点灯及び消滅が繰り返されることを抑制することができる。
また、ランプ駆動回路21は、左向きランプ13L又は右向きランプ13Rを消灯させる際に、輝度を漸次あるいは段階的に減少させてもよい。左向きランプ13L又は右向きランプ13Rの輝度を漸次あるいは段階的に減少させることにより、搭乗者がハンドル7を戻す際に、左向きランプ13L又は右向きランプ13Rによって光が照射されていた方向の視野が瞬時に失われることを抑制することができる。したがって、左向きランプ13L又は右向きランプ13Rの消灯が、搭乗者に過度に意識されにくくなり、走行中の違和感を低減することができる。
例えば、ランプ駆動回路21は、デミング回路を有し、左向きランプ13L及び右向きランプ13Rの輝度をそれぞれ調節可能に構成される。ランプ駆動回路21は、左向きランプ13L又は右向きランプ13Rの輝度を漸次あるいは段階的に減少させるにあたり、ハンドル7の左回り又は右回りの操舵角θhが消灯閾値θh_thr_off以下になった後、あらかじめ設定された変化速度で輝度を減少させてもよい。あるいは、ランプ駆動回路21は、ハンドル7の左回り又は右回りの操舵角θhが消灯閾値θh_thr_off以下になった後、ハンドル7の操舵角θhがゼロになるまでの間、当該操舵角θhに応じて輝度を変化させてもよい。
図6は、ランプ駆動回路21によって駆動される中央ランプ13C、左向きランプ13L及び右向きランプ13Rの点灯状態の変化の流れをフローチャートで示している。
ランプ駆動回路21は、光センサ41から、周囲の照度Lがあらかじめ設定された閾値L_thr_on以下であることを示す検出信号が入力されると(ステップS12:Yes)、中央ランプ13Cを点灯させる(ステップS14)。ランプ駆動回路21は、光センサ41から入力される検出信号が、周囲の照度Lが閾値L_thr_onを超えていることを示している間(ステップS12:No)、すべてのランプを消灯状態で維持させる。
ランプ駆動回路21は、中央ランプ13Cを点灯させた後、舵角検出部23から、ハンドル7の左回り(又は右回り)の操舵角θhがあらかじめ設定された点灯閾値θh_thr_on未満であることを示す検出信号が入力されている間(ステップS16:No)、光センサ41から、周囲の照度Lがあらかじめ設定された閾値L_thr_off以上であることを示す検出信号が入力されると(ステップS30:Yes)、すべてのランプを消灯させる(ステップS26)。一方、ランプ駆動回路21は、光センサ41から、周囲の照度Lがあらかじめ設定された閾値L_thr_off未満であることを示す検出信号が入力されている間(ステップS30:No)、ステップS16に戻って引き続き左向きランプ13L(又は右向きランプ13R)の点灯制御を継続する。
また、上記のステップS16において、ランプ駆動回路21は、中央ランプ13Cを点灯させた後、舵角検出部23から、ハンドル7の左回り(又は右回り)の操舵角θhがあらかじめ設定された点灯閾値θh_thr_on以上になっていることを示す検出信号が入力されると(ステップS16:Yes)、左向きランプ13L(又は右向きランプ13R)を点灯させる(ステップS18)。
その後、ランプ駆動回路21は、舵角検出部23から、ハンドル7の左回り(又は右回り)の操舵角θhがあらかじめ設定された消灯閾値θh_thr_off以下になっていることを示す検出信号が入力されると(ステップS20:Yes)、左向きランプ13L(又は右向きランプ13R)を消灯させる(ステップS22)。このとき、ランプ駆動回路21は、左向きランプ13L(又は右向きランプ13R)の輝度を、漸次又は段階的に減少させてもよい。
左向きランプ13L(又は右向きランプ13R)を消灯した後、ランプ駆動回路21は、光センサ41から、周囲の照度Lがあらかじめ設定された閾値L_thr_off未満であることを示す検出信号が入力されている場合(ステップS24:No)、ステップS16に戻って引き続き左向きランプ13L(又は右向きランプ13R)の点灯制御を継続する。一方、ランプ駆動回路21は、光センサ41から、周囲の照度Lがあらかじめ設定された閾値L_thr_off以上であることを示す検出信号が入力されている場合(ステップS24:Yes)、すべてのランプを消灯させる(ステップS26)。
また、上記のステップS20において、ランプ駆動回路21は、舵角検出部23から、ハンドル7の左回り(又は右回り)の操舵角θhがあらかじめ設定された消灯閾値θh_thr_offを超えていることを示す検出信号が入力されている場合(ステップS20:No)、光センサ41から、周囲の照度Lがあらかじめ設定された閾値L_thr_off未満であることを示す検出信号が入力されている間(ステップS28:No)、ステップS20に戻って引き続き左向きランプ13L(又は右向きランプ13R)の点灯制御を継続する。
一方、ランプ駆動回路21は、光センサ41から、周囲の照度Lがあらかじめ設定された閾値L_thr_off以上であることを示す検出信号が入力されている場合(ステップS28:Yes)、すべてのランプを消灯させる(ステップS26)。ランプ駆動回路21は、ステップS26ですべてのランプを消灯させた後には、ステップS12に戻って、ランプの点灯制御を継続する。
図7は、ランプ駆動回路21により行われるランプの点灯制御による各ランプの点灯状態の変化を示す説明図である。光センサ14により検出される周囲の照度Lが、あらかじめ設定された閾値L_thr_on以下になる時刻ti1までの期間は、舵角検出部23により検出される操舵角θhにかかわらず、すべてのランプは消灯状態で維持される。
時刻ti1において、周囲の照度Lが閾値L_thr_on以下になると、中央ランプ13Cが点灯される。図7に示した例では、時刻ti1において、ハンドル7の左回り又は右回り操舵角θhが、あらかじめ設定された点灯閾値θh_thr_on未満であるため、時刻ti1では、左向きランプ13L及び右向きランプ13Rは消灯状態で維持される。その後、搭乗者がハンドル7を操作し、ハンドル7の左回り(又は右回り)の操舵角θhが点灯閾値θh_thr_on以上になった時刻ti2において、左向きランプ13L(又は右向きランプ13R)が点灯される。
さらにその後、搭乗者がハンドル7を操作し、ハンドル7の左回り(又は右回り)の操舵角θhが、あらかじめ設定された消灯閾値θh_thr_off以下になった時刻ti3において、左向きランプ13L(又は右向きランプ13R)の消灯が開始される。図7に示した例では、左向きランプ13L(又は右向きランプ13R)の輝度が漸次減少させられて、左向きランプ13L(又は右向きランプ13R)が消灯される。
以上のようにして、照明ユニット10のランプ駆動回路21は、暗い場所においては中央ランプ13Cを常時点灯させつつ、ハンドル7の操舵角θhに基づいて左向きランプ13L又は右向きランプ13Rの点灯制御を行う。これにより、暗い場所での自転車の左折時又は右折時、あるいは、カーブ走行中において、自転車1がこれから進行する方向に光が照射され、搭乗者は、進行方向に車両や自転車、歩行者、その他の障害物が存在していないかを確認しやすくなる。また、自転車1の進行方向から対向してくる自動車や自転車、歩行者等に対して、自車が認識されやすくなる。したがって、自転車1の走行時の安全性を向上させることができる。
図8〜図9は、本実施形態に係る照明ユニットの変形例を説明するための図である。図8は、変形例に係る照明ユニット50が装着された自転車1Aを示す模式図であり、図9は、変形例に係る照明ユニット50の構成例を示す説明図である。変形例に係る照明ユニット50は、自転車1Aの前方に向けて光を照射する中央ランプ59が照明ユニット50とは別に装着されている自転車1Aに適用可能な照明ユニット50である。
例えば、自転車1Aは、前輪3の回転トルクにより発電を行うダイナモ8を備える。中央ランプ59は、照明ユニット50とは別に、自転車1Aのフレーム4のフロントフォーク5又はハンドル7、あるいは、フロントフォーク5又はハンドル7に連結された部品等に固定されており、ダイナモ8の発電電力により点灯される。照明ユニット50は、中央ランプ59のみを備えた自転車1Aに追加的に装着されて、用いられ得る。変形例に係る照明ユニット50は、搭乗者によって自由に脱着可能になっていてもよく、あるいは、容易に脱着できないように固定されてもよい。
図9に示したように、変形例に係る照明ユニット50は、中央ランプを有しておらず、ランプ駆動回路21によって中央ランプの駆動制御は行われない。つまり、変形例に係る照明ユニット50のランプ駆動回路21は、上記の実施形態に係る照明ユニット10のランプ駆動回路21における中央ランプ13Cの駆動制御を行う回路を有していない。また、変形例に係る照明ユニット50は、搭乗者による自由な脱着を可能にするために、光センサ41の電力も二次電池33から供給可能になっている。変形例に係る照明ユニット50では、ここに挙げた点以外、上記の実施形態に係る照明ユニット10と同様に構成され得る。
変形例に係る照明ユニット50は、中央ランプ59のみを備える自転車1Aに対して装着されて、暗い場所での自転車1Aの左折時又は右折時、あるいは、カーブ走行時に、これから自転車1Aが進行していく方向に光を照射させることができる。これにより、上記の実施形態に係る照明ユニット10と同様に、暗い場所での自転車1Aの走行時の安全性を向上させることができる。
以上説明したように、本実施形態に係る自転車用照明ユニットによれば、暗い場所での自転車の左折時又は右折時、あるいは、カーブ走行中において、自転車がこれから進行する方向に光が照射され、搭乗者は、進行方向に車両や自転車、歩行者、その他の障害物が存在していないかを確認しやすくなる。また、自転車の進行方向から対向してくる自動車や自転車、歩行者等に対して、自車が認識されやすくなる。したがって、自転車の走行時の安全性を向上させることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。また、上記の実施形態及び変形例の構成要素を適宜組み合わせた構成についても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態において、中央ランプ13C、左向きランプ13L及び右向きランプ13Rを点灯させる際の輝度が一定とされていたが、本発明は係る例に限定されず、ランプ点灯時の輝度は一定でなくてもよい。例えば、光センサ41によって検出される周囲の照度Lに応じて、中央ランプ13C、左向きランプ13L及び右向きランプ13Rを点灯させる際の輝度が調節されてもよい。
また、上記実施形態において、ランプ駆動部は、ランプ駆動回路により機械的にランプの点灯制御を行っていたが、本発明は係る例に限定されない。例えば、ソフトウェアプログラムを実行可能なマイクロコンピュータを用いてランプ駆動部が構成されてもよい。この場合、舵角検出部23を構成する演算部と、ランプの駆動制御を行う演算部とが、一つのマイクロコンピュータとして搭載されてもよい。
また、上記実施形態において、自転車用照明ユニットの電力として、太陽電池の発電電力又はアシスト用のモータに電力を供給するためのバッテリの供給電力が用いられていたが、本発明は係る例に限定されない。例えば、自転車用照明ユニットが、外部電源装置等から二次電池への充電が可能になっていてもよい。図10は、二次電池33への外部充電を可能に構成された自転車用照明ユニット60の構成例を示している。かかる自転車用照明ユニット60は、上記実施形態に係る自転車用照明ユニットに対して、外部電源装置等との接続に用いられる充電ケーブルのコネクタ等を接続可能な外部接続ポート39と、充電制御回路37とが設けられている。
外部接続ポート39は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポートあるいはマイクロUSBポートであってよいが、これに限定されない。また、外部電源装置は、自転車用照明ユニットの二次電池に電力を供給可能な電源装置であればよく、特に限定されない。充電制御回路37は、太陽電池31の発電電力、あるいは、外部接続ポート39を介して供給される外部電源装置の電力を二次電池33に充電させるための制御を行う。例えば、外部接続ポート39に充電ケーブルが接続されている間は、外部電源装置の電力による充電を優先させてもよい。
1,1A 自転車
5 フロントフォーク
7 ハンドル
9 バッテリ
10,50 自転車用照明ユニット
13C,59 中央ランプ
13L 左向きランプ
13R 右向きランプ
14 光センサ
21 ランプ駆動回路(ランプ駆動部)
23 舵角検出部
27 電源駆動回路
31 太陽電池
33 二次電池
41 光センサ

Claims (9)

  1. 左前方を照明するための左向きランプと、
    右前方を照明するための右向きランプと、
    所定の軸回りの回転を検出するための回転検出部と、
    前記回転検出部の検出信号に基づいて前記左向きランプ及び前記右向きランプの点灯状態を制御するランプ駆動部と、
    を備えた、自転車用照明ユニット。
  2. 前記ランプ駆動部は、前記自転車用照明ユニットが前記所定の軸回りを左回りに所定の点灯閾値以上回転した場合に前記左向きランプを点灯させ、前記自転車用照明ユニットが前記所定の軸回りを右回りに所定の点灯閾値以上回転した場合に前記右向きランプを点灯させる、請求項1に記載の自転車用照明ユニット。
  3. 前記ランプ駆動部は、前記左向きランプ又は前記右向きランプを点灯させた後に、前記自転車用照明ユニットの回転角度が所定の消灯閾値以下になった場合に前記左向きランプ又は前記右向きランプを消灯させる、請求項2に記載の自転車用照明ユニット。
  4. 前記ランプ駆動部は、前記左向きランプ又は前記右向きランプを消灯させる際に、輝度を漸次あるいは段階的に減少させる、請求項3に記載の自転車用照明ユニット。
  5. 前記ランプ駆動部は、前記左向きランプ又は前記右向きランプを消灯させる際に、前記回転角度の減少に応じて輝度を減少させる、請求項3又は4に記載の自転車用照明ユニット。
  6. 前記消灯閾値は、前記点灯閾値よりも小さい値である、請求項3〜5のいずれか1項に記載の自転車用照明ユニット。
  7. 前方正面を照明するための中央ランプをさらに備え、
    前記ランプ駆動部は、前記中央ランプの点灯状態で、前記左向きランプ及び前記右向きランプの点灯状態を制御する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の自転車用照明ユニット。
  8. 周囲の明るさを検出するための光センサを備え、
    前記ランプ駆動部は、前記光センサの検出信号に基づいて、少なくとも前記左向きランプ及び前記右向きランプの点灯のオンオフを切り替える、請求項1〜7のいずれか1項に記載の自転車用照明ユニット。
  9. 前方正面を照明するための中央ランプと、
    左前方を照明するための左向きランプと、
    右前方を照明するための右向きランプと、
    ハンドルの操舵角を検出するための舵角検出部と、
    前記舵角検出部の検出信号に基づいて少なくとも前記左向きランプ及び前記右向きランプの点灯状態を制御するランプ駆動部と、
    を備えた、自転車。
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