JP2018061800A - ぬいぐるみ玩具と装着具との組合せ - Google Patents
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Abstract
【課題】人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグに装着することによって、斬新なデザインを提供することが可能なぬいぐるみ玩具と装着具との組合せを提供する。
【解決手段】ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着する。
【選択図】図1
【解決手段】ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ぬいぐるみ玩具と装着具との組合せに関する。
従来、ぬいぐるみ玩具を人が移動させる場合、手に持って歩きながら移動させていた。
しかしながら、人が、ぬいぐるみ玩具を手に持つために手が塞がってしまい、他の作業をするには不便であった。
しかしながら、人が、ぬいぐるみ玩具を手に持つために手が塞がってしまい、他の作業をするには不便であった。
かかる従来技術の欠点に鑑みて、ぬいぐるみ玩具をバッグにワンタッチで装着可能で、被服にワンタッチで装着可能なぬいぐるみ玩具と装着具の組合せの出現が望まれていた。
本願発明に係るぬいぐるみ玩具と装着具との組合せについて、FI、キーワード検索を行ったところ、本件発明(ぬいぐるみ玩具と装着具との組合せ)に近い発明等記載文献は、発見されませんでしたので、特許文献の記載は省略する。
○本発明が解決しようとする第1課題
本発明が解決しようとする第1課題は、
人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグに2次元的模様を付すのではなく、立体的なぬいぐるみ玩具を人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグに装着することによって、斬新なデザインを提供することが可能なぬいぐるみ玩具と装着具との組合せを提供することである。
○本発明が解決しようとする第2課題
本発明が解決しようとする第2課題は、
人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグの種類を選ばず自在に装着することが可能なぬいぐるみ玩具と装着具との組合せを提供することである。
○本発明が解決しようとする第3課題
本発明が解決しようとする第3課題は、
人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグの種類を選ばず自在に装着することが可能なぬいぐるみ玩具と装着具との組合せにあっては、人が歩く際の衝撃等によって、ぬいぐるみ玩具の自重の他に動荷重を受けるが、摩擦力に依存するだけではなく、磁石の力によってもぬいぐるみ玩具の(自重+動荷重)を牽引して支えるぬいぐるみ玩具と装着具との組合せを提供することである。
○本発明が解決しようとする第4課題
本発明が解決しようとする第4課題は、
人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグの種類を選ばず自在に装着することが可能なぬいぐるみ玩具と装着具との組合せにあっては、被装着体にぬいぐるみ玩具を装着する際は、被装着体を挟んで、2つのマグネットが最大の磁力作用を発揮できるような状態に自動的に磁着することができるぬいぐるみ玩具と装着具との組合せを提供することである。
本発明が解決しようとする第1課題は、
人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグに2次元的模様を付すのではなく、立体的なぬいぐるみ玩具を人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグに装着することによって、斬新なデザインを提供することが可能なぬいぐるみ玩具と装着具との組合せを提供することである。
○本発明が解決しようとする第2課題
本発明が解決しようとする第2課題は、
人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグの種類を選ばず自在に装着することが可能なぬいぐるみ玩具と装着具との組合せを提供することである。
○本発明が解決しようとする第3課題
本発明が解決しようとする第3課題は、
人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグの種類を選ばず自在に装着することが可能なぬいぐるみ玩具と装着具との組合せにあっては、人が歩く際の衝撃等によって、ぬいぐるみ玩具の自重の他に動荷重を受けるが、摩擦力に依存するだけではなく、磁石の力によってもぬいぐるみ玩具の(自重+動荷重)を牽引して支えるぬいぐるみ玩具と装着具との組合せを提供することである。
○本発明が解決しようとする第4課題
本発明が解決しようとする第4課題は、
人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグの種類を選ばず自在に装着することが可能なぬいぐるみ玩具と装着具との組合せにあっては、被装着体にぬいぐるみ玩具を装着する際は、被装着体を挟んで、2つのマグネットが最大の磁力作用を発揮できるような状態に自動的に磁着することができるぬいぐるみ玩具と装着具との組合せを提供することである。
課題を解決するための手段は、本願の[特許請求の範囲]の各請求項に記載の発明である。
特許請求の範囲、明細書、図面等の用語の解釈上の疑義を解消すべく、以下用語の説明を行うこととする。
<用語の説明>
○マグネットMとは、平板状の磁石であって一方の面がS極で一方の面がN極の磁石をいう。
マグネットMは、例えば、円形断面の円柱であり、例えば、長方形断面の四角柱(直方体)である。
本発明において、マグネットMとは、第1のマグネットM1、第2のマグネットM2である。
第1のマグネットM1、第2のマグネットM2の断面形状が等しいことが望ましい。第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の対峙する面が重なる面積が大きい程、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2に働く圧縮力P(すなわち摩擦力μP、μ’P)及び磁石求心力Tを最大にするからである。
○第1のマグネットM1とは、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に内蔵された磁石、又は、座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に内蔵された磁石をいう。
○第2のマグネットM2とは、装着具Fに具備された磁石をいう。
○ぬいぐるみ玩具99とは、芯にする物を布等で包んで縫い合わせて、人や動物等の形に作った玩具をいう。人や動物の形の他、花、植物、怪獣、キャラクタ等の形も含む。
○装着具Fとは、第2のマグネットM2を具備してなり、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cを挟んで、ぬいぐるみ玩具99の自重と動荷重を支える、あるいは、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cがずれるのを防止するものである。
例えば、装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものが例示される。
○表層とは、ぬいぐるみ玩具99の布地の部分をいう。
○表層内側部とは、ぬいぐるみ玩具99の表層(布地)の極内側近傍をいう。ぬいぐるみ玩具99に内蔵されるマグネットM1と装着具Fに内蔵されたマグネットM2の磁力は、マグネットM1とマグネットM2の距離は近ければ近い程望ましいからである。
○第1のマグネットM1が内蔵されとは、例えば、第1のマグネットM1は袋体で包装されてなり、袋体はぬいぐるみ玩具99と結合されてり、第1のマグネットMはぬいぐるみ玩具99に固着されてなる。
○装着具Fにも第2のマグネットM2が具備されてなりとは、例えば、装着具Fがシリコンシートであり、第2のマグネットM2は装着具Fに一体として固着されている。
○磁極軸とは、マグネットMにおいて、S極とN極を結ぶ軸線をいう。
○磁極軸の向きとは、磁極軸においてS極からN極へ向かう方向をいう。正負の区別をする。すなわち、S極からN極へ向かう方向が正の向きであり、S極からN極へ向かう方向を負の向き(逆向き)である。
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fを被装着体Cに装着する場合、を第1のマグネットM1の磁極軸の向きと第2のマグネットM2の磁極軸の向きは一致させるようにすることが必須である(図8、図9)。
厳格に一致させなくとも、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の間には、磁石求心力Tの復元力が働き、第1のマグネットM1の磁極軸と第2のマグネットM2の磁極軸は自動的に一致させるように働き、両磁極軸が自動的に一致すれば、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の対峙する面が自動的に一致するように働き、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2に働く圧縮力P(すなわち摩擦力μP、μ’P)及び磁石求心力Tを自動的に最大にするように働くという当業者が予測できない顕著な効果を発揮する(図8、図9、図10)。
○ぬいぐるみ玩具99を被装着体Cに装着する場合、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁極軸の向きが、略同じ方向になるような状態に設定される。
そして、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2は引き合って磁着圧縮力Pを生じさせると共に、マグネットM1と被装着体Cの間には、摩擦力μPが生じ、同時に、マグネットM2と被装着体Cの間には、摩擦力μ’Pが生じる。
さらに、見逃し易い力ながら、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tが生じる。
2つの力、摩擦力μP、磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の自重と動荷重を支える。
ここに、摩擦力μ’Pは、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tと被装着体Cの自重+動荷重W’によって生じ、
μ’P=T+W’が成立する。
○磁着圧縮力Pとは、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の間に生じる圧縮力をいう。
○摩擦係数μとは、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)をいう。
○摩擦係数μ’とは、装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)をいう。
○磁石求心力Tとは、マグネットM1の軸線と、マグネットM2の軸線がΔだけずれた場合、マグネットM1の軸線と、マグネットM2の軸線を一致させるように働く復元力である(図10)。
マグネットM1の軸線と、マグネットM2の軸線がΔだけずれた場合、磁石求心力Tは、下式で与えられる(図10)。
T=K*Δ……(1)式
ここに、Δ:第1のマグネットM1の軸線と第2のマグネットM2の軸線のズレ(cm)、K:定数(Kg重/cm)
○外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
○内側とは、ぬいぐるみ玩具99の外側から内側に向かう方向をいう。
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<記号の説明>
P:磁着圧縮力(Kg重)
μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
μ’:装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:磁石求心力(kg重)
T=K*Δ……(1)式
磁石求心力T(kg重)とは、2つのマグネットM1、M2がΔだけずれた場合、下式で与えられる力をいう。
T=K*Δ……(1)式
ここに、Δ:第1のマグネットM1の軸線と第2のマグネットM2の軸線のズレ(cm)、K:定数(Kg重/cm)
μP:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの間に作用する垂直方向の摩擦力(kg重)
μ’P:装着具Fと被装着体Cの間に作用する垂直方向の摩擦力(kg重)
W:ぬいぐるみ玩具99の自重+動荷重(kg重)
ここに、ぬいぐるみ玩具99の中には第1マグネットM1が内蔵されており、Wには第1マグネットM1の自重+動荷重が含まれる。
W’:装着具Fの自重+動荷重(kg重)
ここに、ぬいぐるみ玩具99の中には第2マグネットM2が具備されており、W’には第2マグネットM2の自重+動荷重が含まれる。
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<ぬいぐるみ玩具99と装着具Fと被装着体Cとの間に作用する力の釣り合い式>…図8において
図8において、被装着体Cの両面に垂直方向に圧縮力Pが作用し、被装着体Cの両面には、反重力方向に、摩擦力μP、μ’Pが作用する。
ぬいぐるみ玩具99には、荷重(W−T)が作用する。かかる荷重を摩擦力μPにより支える。このことを数式化して下式を得る。
μP=W−T……(a)式
変形すれば、
W=μP+T……(A)式
一方、装着具Fには、荷重(W’+T)が作用する。かかる荷重を摩擦力μ’Pにより支える。このことを数式化して下式を得る。
μ’P=W’+T……(b)式
変形すれば、
T=μ’P−W’……(B)式
発明者は、第1マグネットM1と第2マグネットM2の間に、圧縮縮力Pが作用する以外にも、磁石求心力Tが発生することを発見し、
(A)式から、ぬいぐるみ玩具99の自重+動荷重Wを、摩擦力μPと磁石求心力Tにより支えることを発見した。
しかしながら、(B)式において、装着具Fの自重+動荷重W’は、ぬいぐるみ玩具99の自重+動荷重Wに比較して非常に小さいので、T≒μ’Pと近似できる。すなわち、摩擦力μ’Pは磁石求心力Tを支えるようにする必要が有る。
ここにおいて、摩擦力μ’Pを大きくするためには、圧縮力Pを大きくする他、摩擦係数μ’を大きくする必要が有るが、例えばシリコンシート面と被装着体Cの間卒係数μ’を大きくする必要が有るが、ぬいぐるみ玩具99の布地面と被装着体Cの間卒係数μを大きくするよも簡単である。
したがって、磁石求心力Tは、圧縮力Pに負けず劣らず大きな力なので(摩擦力μPPに負けず劣らず大きな力なので)、ぬいぐるみ玩具99の自重+動荷重Wを、摩擦力μPと磁石求心力Tにより支えることを想到したことは、非常に落下し難いぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せの発明を完成させたことになる。
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<ぬいぐるみ玩具99と装着具Fと被装着体Cとの間に作用する力の釣り合い式>…図9において
図9において、被装着体Cの両面に垂直方向に圧縮力Pが作用し、被装着体Cの両面には、水平方向に、摩擦力μP、μ’Pが作用する。
ぬいぐるみ玩具99には、荷重(W−T)が作用する。かかる荷重を摩擦力μPにより支える。このことを数式化して下式を得る。
μP=W−T……(a)式
変形すれば、
W=μP+T……(A)式
一方、装着具Fには、荷重(W’+T)が作用する。かかる荷重を摩擦力μ’Pにより支える。このことを数式化して下式を得る。
μ’P=W’+T……(b)式
変形すれば、
T=μ’P−W’……(B)式
発明者は、第1マグネットM1と第2マグネットM2の間に、圧縮縮力Pが作用する以外にも、磁石求心力Tが発生することを発見し、
(A)式から、ぬいぐるみ玩具99の動荷重Wを、摩擦力μPと磁石求心力Tにより支えることを発見した。
しかしながら、(B)式において、装着具Fの動荷重W’は、ぬいぐるみ玩具99の動荷重Wに比較して非常に小さいので、T≒μ’Pと近似できる。 すなわち、摩擦力μ’Pは磁石求心力Tを支えるようにする必要が有る。
ここにおいて、摩擦力μ’Pを大きくするためには、圧縮力Pを大きくする他、摩擦係数μ’を大きくする必要が有るが、例えばシリコンシート面と被装着体Cの間卒係数μ’を大きくする必要が有るが、ぬいぐるみ玩具99の布地面と被装着体Cの間卒係数μを大きくするよも簡単である。
したがって、磁石求心力Tは、圧縮力Pに負けず劣らず大きな力なので(摩擦力μPPに負けず劣らず大きな力なので)、ぬいぐるみ玩具99の自重+動荷重Wを、摩擦力μPと磁石求心力Tにより支えることを想到したことは、滋養に落下し難いぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せの発明を完成させたことになる。
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課題を解決するための手段は、本願の特許請求の範囲の各請求項に記載の発明であり、その具体的な解決手段は、以下の通りである。
○第1の発明(請求項1に記載の発明)
上記の課題を解決するための第1の発明(請求項1に記載の発明)は、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力Pによるぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の自重と動荷重を支えることを特徴とするぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
ここに、磁極軸とは、S極とN極の軸線をいう。磁極軸の向きは、S極からN極へ向かう方向を指すものとする。外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。内側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
P:磁着圧縮力(Kg重)、μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)、T:磁石求心力(kg重)
○第2の発明(請求項2に記載の発明)
上記の課題を解決するための第2の発明(請求項2に記載の発明)は、
座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に第1のマグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力Pによるぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、ぬいぐるみ玩具99が被装着体Cからのずれを防止することを特徴とする請求項1に記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
○第3の発明(請求項3に記載の発明)
上記の課題を解決するための第3の発明(請求項3に記載の発明)は、
第1のマグネットM1及び第2のマグネットM2が、丸磁石又は角磁石であり、装着具Fにも第2のマグネットM2が上下対称に具備されることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
○第4の発明(請求項4に記載の発明)
上記の課題を解決するための第4の発明(請求項4に記載の発明)は、
被装着体Cがバッグ又は被服であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
○第5の発明(請求項5に記載の発明)
上記の課題を解決するための第5の発明(請求項5に記載の発明)は、
装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
○第6の発明(請求項6に記載の発明)
上記の課題を解決するための第6の発明(請求項6に記載の発明)は、
第1マグネットM1が2個内蔵され、装着具FにもマグネットM2が2個具備されたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
特許請求の範囲、明細書、図面等の用語の解釈上の疑義を解消すべく、以下用語の説明を行うこととする。
<用語の説明>
○マグネットMとは、平板状の磁石であって一方の面がS極で一方の面がN極の磁石をいう。
マグネットMは、例えば、円形断面の円柱であり、例えば、長方形断面の四角柱(直方体)である。
本発明において、マグネットMとは、第1のマグネットM1、第2のマグネットM2である。
第1のマグネットM1、第2のマグネットM2の断面形状が等しいことが望ましい。第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の対峙する面が重なる面積が大きい程、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2に働く圧縮力P(すなわち摩擦力μP、μ’P)及び磁石求心力Tを最大にするからである。
○第1のマグネットM1とは、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に内蔵された磁石、又は、座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に内蔵された磁石をいう。
○第2のマグネットM2とは、装着具Fに具備された磁石をいう。
○ぬいぐるみ玩具99とは、芯にする物を布等で包んで縫い合わせて、人や動物等の形に作った玩具をいう。人や動物の形の他、花、植物、怪獣、キャラクタ等の形も含む。
○装着具Fとは、第2のマグネットM2を具備してなり、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cを挟んで、ぬいぐるみ玩具99の自重と動荷重を支える、あるいは、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cがずれるのを防止するものである。
例えば、装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものが例示される。
○表層とは、ぬいぐるみ玩具99の布地の部分をいう。
○表層内側部とは、ぬいぐるみ玩具99の表層(布地)の極内側近傍をいう。ぬいぐるみ玩具99に内蔵されるマグネットM1と装着具Fに内蔵されたマグネットM2の磁力は、マグネットM1とマグネットM2の距離は近ければ近い程望ましいからである。
○第1のマグネットM1が内蔵されとは、例えば、第1のマグネットM1は袋体で包装されてなり、袋体はぬいぐるみ玩具99と結合されてり、第1のマグネットMはぬいぐるみ玩具99に固着されてなる。
○装着具Fにも第2のマグネットM2が具備されてなりとは、例えば、装着具Fがシリコンシートであり、第2のマグネットM2は装着具Fに一体として固着されている。
○磁極軸とは、マグネットMにおいて、S極とN極を結ぶ軸線をいう。
○磁極軸の向きとは、磁極軸においてS極からN極へ向かう方向をいう。正負の区別をする。すなわち、S極からN極へ向かう方向が正の向きであり、S極からN極へ向かう方向を負の向き(逆向き)である。
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fを被装着体Cに装着する場合、を第1のマグネットM1の磁極軸の向きと第2のマグネットM2の磁極軸の向きは一致させるようにすることが必須である(図8、図9)。
厳格に一致させなくとも、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の間には、磁石求心力Tの復元力が働き、第1のマグネットM1の磁極軸と第2のマグネットM2の磁極軸は自動的に一致させるように働き、両磁極軸が自動的に一致すれば、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の対峙する面が自動的に一致するように働き、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2に働く圧縮力P(すなわち摩擦力μP、μ’P)及び磁石求心力Tを自動的に最大にするように働くという当業者が予測できない顕著な効果を発揮する(図8、図9、図10)。
○ぬいぐるみ玩具99を被装着体Cに装着する場合、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁極軸の向きが、略同じ方向になるような状態に設定される。
そして、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2は引き合って磁着圧縮力Pを生じさせると共に、マグネットM1と被装着体Cの間には、摩擦力μPが生じ、同時に、マグネットM2と被装着体Cの間には、摩擦力μ’Pが生じる。
さらに、見逃し易い力ながら、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tが生じる。
2つの力、摩擦力μP、磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の自重と動荷重を支える。
ここに、摩擦力μ’Pは、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tと被装着体Cの自重+動荷重W’によって生じ、
μ’P=T+W’が成立する。
○磁着圧縮力Pとは、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の間に生じる圧縮力をいう。
○摩擦係数μとは、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)をいう。
○摩擦係数μ’とは、装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)をいう。
○磁石求心力Tとは、マグネットM1の軸線と、マグネットM2の軸線がΔだけずれた場合、マグネットM1の軸線と、マグネットM2の軸線を一致させるように働く復元力である(図10)。
マグネットM1の軸線と、マグネットM2の軸線がΔだけずれた場合、磁石求心力Tは、下式で与えられる(図10)。
T=K*Δ……(1)式
ここに、Δ:第1のマグネットM1の軸線と第2のマグネットM2の軸線のズレ(cm)、K:定数(Kg重/cm)
○外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
○内側とは、ぬいぐるみ玩具99の外側から内側に向かう方向をいう。
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<記号の説明>
P:磁着圧縮力(Kg重)
μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
μ’:装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:磁石求心力(kg重)
T=K*Δ……(1)式
磁石求心力T(kg重)とは、2つのマグネットM1、M2がΔだけずれた場合、下式で与えられる力をいう。
T=K*Δ……(1)式
ここに、Δ:第1のマグネットM1の軸線と第2のマグネットM2の軸線のズレ(cm)、K:定数(Kg重/cm)
μP:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの間に作用する垂直方向の摩擦力(kg重)
μ’P:装着具Fと被装着体Cの間に作用する垂直方向の摩擦力(kg重)
W:ぬいぐるみ玩具99の自重+動荷重(kg重)
ここに、ぬいぐるみ玩具99の中には第1マグネットM1が内蔵されており、Wには第1マグネットM1の自重+動荷重が含まれる。
W’:装着具Fの自重+動荷重(kg重)
ここに、ぬいぐるみ玩具99の中には第2マグネットM2が具備されており、W’には第2マグネットM2の自重+動荷重が含まれる。
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<ぬいぐるみ玩具99と装着具Fと被装着体Cとの間に作用する力の釣り合い式>…図8において
図8において、被装着体Cの両面に垂直方向に圧縮力Pが作用し、被装着体Cの両面には、反重力方向に、摩擦力μP、μ’Pが作用する。
ぬいぐるみ玩具99には、荷重(W−T)が作用する。かかる荷重を摩擦力μPにより支える。このことを数式化して下式を得る。
μP=W−T……(a)式
変形すれば、
W=μP+T……(A)式
一方、装着具Fには、荷重(W’+T)が作用する。かかる荷重を摩擦力μ’Pにより支える。このことを数式化して下式を得る。
μ’P=W’+T……(b)式
変形すれば、
T=μ’P−W’……(B)式
発明者は、第1マグネットM1と第2マグネットM2の間に、圧縮縮力Pが作用する以外にも、磁石求心力Tが発生することを発見し、
(A)式から、ぬいぐるみ玩具99の自重+動荷重Wを、摩擦力μPと磁石求心力Tにより支えることを発見した。
しかしながら、(B)式において、装着具Fの自重+動荷重W’は、ぬいぐるみ玩具99の自重+動荷重Wに比較して非常に小さいので、T≒μ’Pと近似できる。すなわち、摩擦力μ’Pは磁石求心力Tを支えるようにする必要が有る。
ここにおいて、摩擦力μ’Pを大きくするためには、圧縮力Pを大きくする他、摩擦係数μ’を大きくする必要が有るが、例えばシリコンシート面と被装着体Cの間卒係数μ’を大きくする必要が有るが、ぬいぐるみ玩具99の布地面と被装着体Cの間卒係数μを大きくするよも簡単である。
したがって、磁石求心力Tは、圧縮力Pに負けず劣らず大きな力なので(摩擦力μPPに負けず劣らず大きな力なので)、ぬいぐるみ玩具99の自重+動荷重Wを、摩擦力μPと磁石求心力Tにより支えることを想到したことは、非常に落下し難いぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せの発明を完成させたことになる。
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<ぬいぐるみ玩具99と装着具Fと被装着体Cとの間に作用する力の釣り合い式>…図9において
図9において、被装着体Cの両面に垂直方向に圧縮力Pが作用し、被装着体Cの両面には、水平方向に、摩擦力μP、μ’Pが作用する。
ぬいぐるみ玩具99には、荷重(W−T)が作用する。かかる荷重を摩擦力μPにより支える。このことを数式化して下式を得る。
μP=W−T……(a)式
変形すれば、
W=μP+T……(A)式
一方、装着具Fには、荷重(W’+T)が作用する。かかる荷重を摩擦力μ’Pにより支える。このことを数式化して下式を得る。
μ’P=W’+T……(b)式
変形すれば、
T=μ’P−W’……(B)式
発明者は、第1マグネットM1と第2マグネットM2の間に、圧縮縮力Pが作用する以外にも、磁石求心力Tが発生することを発見し、
(A)式から、ぬいぐるみ玩具99の動荷重Wを、摩擦力μPと磁石求心力Tにより支えることを発見した。
しかしながら、(B)式において、装着具Fの動荷重W’は、ぬいぐるみ玩具99の動荷重Wに比較して非常に小さいので、T≒μ’Pと近似できる。 すなわち、摩擦力μ’Pは磁石求心力Tを支えるようにする必要が有る。
ここにおいて、摩擦力μ’Pを大きくするためには、圧縮力Pを大きくする他、摩擦係数μ’を大きくする必要が有るが、例えばシリコンシート面と被装着体Cの間卒係数μ’を大きくする必要が有るが、ぬいぐるみ玩具99の布地面と被装着体Cの間卒係数μを大きくするよも簡単である。
したがって、磁石求心力Tは、圧縮力Pに負けず劣らず大きな力なので(摩擦力μPPに負けず劣らず大きな力なので)、ぬいぐるみ玩具99の自重+動荷重Wを、摩擦力μPと磁石求心力Tにより支えることを想到したことは、滋養に落下し難いぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せの発明を完成させたことになる。
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課題を解決するための手段は、本願の特許請求の範囲の各請求項に記載の発明であり、その具体的な解決手段は、以下の通りである。
○第1の発明(請求項1に記載の発明)
上記の課題を解決するための第1の発明(請求項1に記載の発明)は、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力Pによるぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の自重と動荷重を支えることを特徴とするぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
ここに、磁極軸とは、S極とN極の軸線をいう。磁極軸の向きは、S極からN極へ向かう方向を指すものとする。外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。内側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
P:磁着圧縮力(Kg重)、μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)、T:磁石求心力(kg重)
○第2の発明(請求項2に記載の発明)
上記の課題を解決するための第2の発明(請求項2に記載の発明)は、
座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に第1のマグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力Pによるぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、ぬいぐるみ玩具99が被装着体Cからのずれを防止することを特徴とする請求項1に記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
○第3の発明(請求項3に記載の発明)
上記の課題を解決するための第3の発明(請求項3に記載の発明)は、
第1のマグネットM1及び第2のマグネットM2が、丸磁石又は角磁石であり、装着具Fにも第2のマグネットM2が上下対称に具備されることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
○第4の発明(請求項4に記載の発明)
上記の課題を解決するための第4の発明(請求項4に記載の発明)は、
被装着体Cがバッグ又は被服であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
○第5の発明(請求項5に記載の発明)
上記の課題を解決するための第5の発明(請求項5に記載の発明)は、
装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
○第6の発明(請求項6に記載の発明)
上記の課題を解決するための第6の発明(請求項6に記載の発明)は、
第1マグネットM1が2個内蔵され、装着具FにもマグネットM2が2個具備されたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
本発明に係るぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せは、上記のような特徴的構成要件から構成され、特徴的構成要件に応じた、以下のような本願発明特有の効果を奏する。
また、上記の各発明に応じた、上記のような特徴的構成要件から構成されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せによれば、本願発明の課題を十分解消することができた。
○第1の発明の効果
第1の発明によれば、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力Pによるぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の自重と動荷重を支えることを特徴とするぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せ。
ここに、磁極軸とは、S極とN極の軸線をいう。磁極軸の向きは、S極からN極へ向かう方向をさすものとする。外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。内側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
P:磁着圧縮力(Kg重)、μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)、T:磁石求心力(kg重)
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に第1のマグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力Pによるぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、ぬいぐるみ玩具99が被装着体Cからのずれを防止することという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第3の発明の効果
第3の発明によれば、
第1のマグネットM1及び第2のマグネットM2が、丸磁石又は角磁石であり、装着具Fにも第2のマグネットM2が上下対称に具備されることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第4の発明の効果
第4の発明によれば、
被装着体Cがバッグ又は被服であることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第5の発明の効果
第5の発明によれば、
装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものであることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第6の発明の効果
第6の発明によれば、
第1マグネットM1が2個内蔵され、装着具FにもマグネットM2が2個具備されたことという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
また、上記の各発明に応じた、上記のような特徴的構成要件から構成されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せによれば、本願発明の課題を十分解消することができた。
○第1の発明の効果
第1の発明によれば、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力Pによるぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の自重と動荷重を支えることを特徴とするぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せ。
ここに、磁極軸とは、S極とN極の軸線をいう。磁極軸の向きは、S極からN極へ向かう方向をさすものとする。外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。内側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
P:磁着圧縮力(Kg重)、μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)、T:磁石求心力(kg重)
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に第1のマグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力Pによるぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、ぬいぐるみ玩具99が被装着体Cからのずれを防止することという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第3の発明の効果
第3の発明によれば、
第1のマグネットM1及び第2のマグネットM2が、丸磁石又は角磁石であり、装着具Fにも第2のマグネットM2が上下対称に具備されることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第4の発明の効果
第4の発明によれば、
被装着体Cがバッグ又は被服であることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第5の発明の効果
第5の発明によれば、
装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものであることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第6の発明の効果
第6の発明によれば、
第1マグネットM1が2個内蔵され、装着具FにもマグネットM2が2個具備されたことという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
以下、本発明に係る、ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せに関する最良の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[図1]図1(A)図と図1(C)図は、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に内蔵された第1マグネットM1と、装着具Fに具備された第2のマグネットM2を表す図である。図1(B)図と図1(D)図は、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際の使用状態を示す図である。装着具Fに具備された第2のマグネットM2表す図である。
[図2]図2(A)図と図2(C)図は、座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に内蔵された第1のマグネットM1と装着具Fに具備された第2のマグネットM2を表す図である。図2(A)図の装着具Fに具備された第2のマグネットM2が1個であるのに対して、図2(C)図の装着具Fに具備された第2のマグネットM2が2個である。図2(C)図は、ぬいぐるみ玩具99の背面図を表す。図2(D)図は、ぬいぐるみ玩具99の左側面図を表す。ぬいぐるみ玩具99の右側面図は、ぬいぐるみ玩具99の左側面図と対象に表れるので省略する。
[図3]図3(A)図と図3(B)図は、第1のマグネットM1を袋に入れる状態を表している。図3(C)図は、袋とじされ、袋に内蔵された第1のマグネットM1を、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の開口部から当該後頭部の表層内側部に内蔵する状態図を表している。図3(D)図は、袋とじされ、袋に内蔵された第1のマグネットM1を、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の開口部から当該後頭部の表層内側部に内蔵させた後、当該後頭部の開口部を閉じた状態図を表している。
[図4]図4(A)図とは、第2のマグネットM2が1個具備された装着具Fの平面図を表す。図4(B)図とは、第2のマグネットM2が1個具備された装着具F の背面図を表す。図4(C)図とは、第2のマグネットM2が1個具備された装着具Fの正面図を表す。
[図5]図5(A)図とは、第2のマグネットM2が2個具備された装着具Fの平面図を表す。図5(B)図とは、第2のマグネットM2が2個具備された装着具F の背面図を表す。図5(C)図とは、第2のマグネットM2が2個具備された装着具Fの正面図を表す。
[図6]図6は、ぬいぐるみ玩具99の正面図を表す。
[図7]図7左図は、被装着体(衣服の型部)の下に第2のマグネットM2が具備された装着具Fを装着して、第1マグネットM1を内蔵したぬいぐるみ玩具99を載せて移動する使用態様を表す図である。図7中央図は、被装着体(衣服の腹部)の下に第2のマグネットM2が具備された装着具Fを装着して、第1マグネットM1を内蔵したぬいぐるみ玩具99をぶら下げて移動する使用態様を表す図である。図7右図は、被装着体(バッグ全面)の中に第2のマグネットM2が具備された装着具Fを装着して、第1マグネットM1を内蔵したぬいぐるみ玩具99をぶら下げて移動する使用態様を表す図である。
[図8]図8は、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に内蔵された第1マグネットM1と装着具Fに具備された第2のマグネットM2と被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の自重と動荷重を支える機構を示す図である。
[図9]図9は、座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に内蔵された第1マグネットM1と装着具Fに具備された第2のマグネットM2と被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の動荷重を支えてぬいぐるみ玩具99が被装着体Cからのずれを防止する機構を示す図である。
[図10]図10は、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間のズレΔ(cm)がある値より小さいと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することを示す図である。
以下、本発明に係る、ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せについて、図面を参照しながら説明する。
11111**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力Pによるぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の自重と動荷重を支えることを特徴とするぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
ここに、磁極軸とは、S極とN極の軸線をいう。磁極軸の向きは、S極からN極へ向かう方向をさすものとする。外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。内側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
P:磁着圧縮力(Kg重)、μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)、T:磁石求心力(kg重)
○第1の発明の効果
第1の発明によれば、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力Pによるぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の自重と動荷重を支えることを特徴とするぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せ。
ここに、磁極軸とは、S極とN極の軸線をいう。磁極軸の向きは、S極からN極へ向かう方向をさすものとする。外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。内側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
P:磁着圧縮力(Kg重)、μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)、T:磁石求心力(kg重)
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
22222**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に第1のマグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力Pによるぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、ぬいぐるみ玩具99が被装着体Cからのずれを防止することを特徴とする請求項1に記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に第1のマグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力Pによるぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、ぬいぐるみ玩具99が被装着体Cからのずれを防止することという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
33333**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
第1のマグネットM1及び第2のマグネットM2が、丸磁石又は角磁石であり、装着具Fにも第2のマグネットM2が上下対称に具備されることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
○第3の発明の効果
第3の発明によれば、
第1のマグネットM1及び第2のマグネットM2が、丸磁石又は角磁石であり、装着具Fにも第2のマグネットM2が上下対称に具備されることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
44444**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
被装着体Cがバッグ又は被服であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
○第4の発明の効果
第4の発明によれば、
被装着体Cがバッグ又は被服であることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
55555**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
○第5の発明の効果
第5の発明によれば、
装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものであることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
66666**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
第1マグネットM1が2個内蔵され、装着具FにもマグネットM2が2個具備されたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
○第6の発明の効果
第6の発明によれば、
第1マグネットM1が2個内蔵され、装着具FにもマグネットM2が2個具備されたことという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
[図1]図1(A)図と図1(C)図は、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に内蔵された第1マグネットM1と、装着具Fに具備された第2のマグネットM2を表す図である。図1(B)図と図1(D)図は、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際の使用状態を示す図である。装着具Fに具備された第2のマグネットM2表す図である。
[図2]図2(A)図と図2(C)図は、座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に内蔵された第1のマグネットM1と装着具Fに具備された第2のマグネットM2を表す図である。図2(A)図の装着具Fに具備された第2のマグネットM2が1個であるのに対して、図2(C)図の装着具Fに具備された第2のマグネットM2が2個である。図2(C)図は、ぬいぐるみ玩具99の背面図を表す。図2(D)図は、ぬいぐるみ玩具99の左側面図を表す。ぬいぐるみ玩具99の右側面図は、ぬいぐるみ玩具99の左側面図と対象に表れるので省略する。
[図3]図3(A)図と図3(B)図は、第1のマグネットM1を袋に入れる状態を表している。図3(C)図は、袋とじされ、袋に内蔵された第1のマグネットM1を、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の開口部から当該後頭部の表層内側部に内蔵する状態図を表している。図3(D)図は、袋とじされ、袋に内蔵された第1のマグネットM1を、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の開口部から当該後頭部の表層内側部に内蔵させた後、当該後頭部の開口部を閉じた状態図を表している。
[図4]図4(A)図とは、第2のマグネットM2が1個具備された装着具Fの平面図を表す。図4(B)図とは、第2のマグネットM2が1個具備された装着具F の背面図を表す。図4(C)図とは、第2のマグネットM2が1個具備された装着具Fの正面図を表す。
[図5]図5(A)図とは、第2のマグネットM2が2個具備された装着具Fの平面図を表す。図5(B)図とは、第2のマグネットM2が2個具備された装着具F の背面図を表す。図5(C)図とは、第2のマグネットM2が2個具備された装着具Fの正面図を表す。
[図6]図6は、ぬいぐるみ玩具99の正面図を表す。
[図7]図7左図は、被装着体(衣服の型部)の下に第2のマグネットM2が具備された装着具Fを装着して、第1マグネットM1を内蔵したぬいぐるみ玩具99を載せて移動する使用態様を表す図である。図7中央図は、被装着体(衣服の腹部)の下に第2のマグネットM2が具備された装着具Fを装着して、第1マグネットM1を内蔵したぬいぐるみ玩具99をぶら下げて移動する使用態様を表す図である。図7右図は、被装着体(バッグ全面)の中に第2のマグネットM2が具備された装着具Fを装着して、第1マグネットM1を内蔵したぬいぐるみ玩具99をぶら下げて移動する使用態様を表す図である。
[図8]図8は、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に内蔵された第1マグネットM1と装着具Fに具備された第2のマグネットM2と被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の自重と動荷重を支える機構を示す図である。
[図9]図9は、座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に内蔵された第1マグネットM1と装着具Fに具備された第2のマグネットM2と被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の動荷重を支えてぬいぐるみ玩具99が被装着体Cからのずれを防止する機構を示す図である。
[図10]図10は、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間のズレΔ(cm)がある値より小さいと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することを示す図である。
以下、本発明に係る、ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せについて、図面を参照しながら説明する。
11111**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力Pによるぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の自重と動荷重を支えることを特徴とするぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
ここに、磁極軸とは、S極とN極の軸線をいう。磁極軸の向きは、S極からN極へ向かう方向をさすものとする。外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。内側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
P:磁着圧縮力(Kg重)、μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)、T:磁石求心力(kg重)
○第1の発明の効果
第1の発明によれば、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力Pによるぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の自重と動荷重を支えることを特徴とするぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せ。
ここに、磁極軸とは、S極とN極の軸線をいう。磁極軸の向きは、S極からN極へ向かう方向をさすものとする。外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。内側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
P:磁着圧縮力(Kg重)、μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)、T:磁石求心力(kg重)
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
22222**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に第1のマグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力Pによるぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、ぬいぐるみ玩具99が被装着体Cからのずれを防止することを特徴とする請求項1に記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に第1のマグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力Pによるぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、ぬいぐるみ玩具99が被装着体Cからのずれを防止することという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
33333**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
第1のマグネットM1及び第2のマグネットM2が、丸磁石又は角磁石であり、装着具Fにも第2のマグネットM2が上下対称に具備されることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
○第3の発明の効果
第3の発明によれば、
第1のマグネットM1及び第2のマグネットM2が、丸磁石又は角磁石であり、装着具Fにも第2のマグネットM2が上下対称に具備されることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
44444**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
被装着体Cがバッグ又は被服であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
○第4の発明の効果
第4の発明によれば、
被装着体Cがバッグ又は被服であることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
55555**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
○第5の発明の効果
第5の発明によれば、
装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものであることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
66666**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
第1マグネットM1が2個内蔵され、装着具FにもマグネットM2が2個具備されたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
○第6の発明の効果
第6の発明によれば、
第1マグネットM1が2個内蔵され、装着具FにもマグネットM2が2個具備されたことという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
M……マグネット
M1……第1のマグネット
M2……第2のマグネット
99……ぬいぐるみ玩具
F……装着具
9……表層(布地)
L1……第1のマグネットM1の軸線
L2……第2のマグネットM2の軸線
P……磁着圧縮力
μ……摩擦係数
T……磁石求心力
Δ……第1のマグネットM1の軸線と第2のマグネットM2の軸線のズレ
M1……第1のマグネット
M2……第2のマグネット
99……ぬいぐるみ玩具
F……装着具
9……表層(布地)
L1……第1のマグネットM1の軸線
L2……第2のマグネットM2の軸線
P……磁着圧縮力
μ……摩擦係数
T……磁石求心力
Δ……第1のマグネットM1の軸線と第2のマグネットM2の軸線のズレ
本発明は、ぬいぐるみ玩具と装着具との組合せに関する。
従来、ぬいぐるみ玩具を人が移動させる場合、手に持って歩きながら移動させていた。
しかしながら、人が、ぬいぐるみ玩具を手に持つために手が塞がってしまい、他の作業をするには不便であった。
しかしながら、人が、ぬいぐるみ玩具を手に持つために手が塞がってしまい、他の作業をするには不便であった。
かかる従来技術の欠点に鑑みて、ぬいぐるみ玩具をバッグにワンタッチで装着可能で、被服にワンタッチで装着可能なぬいぐるみ玩具と装着具の組合せの出現が望まれていた。
本願発明に係るぬいぐるみ玩具と装着具との組合せについて、FI、キーワード検索を行ったところ、本件発明(ぬいぐるみ玩具と装着具との組合せ)に近い発明等記載文献は、発見されませんでしたので、特許文献の記載は省略する。
○本発明が解決しようとする第1課題
本発明が解決しようとする第1課題は、
人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグに2次元的模様を付すのではなく、立体的なぬいぐるみ玩具を人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグに装着することによって、斬新なデザインを提供することが可能なぬいぐるみ玩具と装着具との組合せを提供することである。
○本発明が解決しようとする第2課題
本発明が解決しようとする第2課題は、
人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグの種類を選ばず自在に装着することが可能なぬいぐるみ玩具と装着具との組合せを提供することである。
○本発明が解決しようとする第3課題
本発明が解決しようとする第3課題は、
人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグの種類を選ばず自在に装着することが可能なぬいぐるみ玩具と装着具との組合せにあっては、人が歩く際の衝撃等によって、ぬいぐるみ玩具の自重の他に動荷重を受けるが、摩擦力に依存するだけではなく、磁石の力によってもぬいぐるみ玩具の(自重+動荷重)を牽引して支えるぬいぐるみ玩具と装着具との組合せを提供することである。
○本発明が解決しようとする第4課題
本発明が解決しようとする第4課題は、
人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグの種類を選ばず自在に装着することが可能なぬいぐるみ玩具と装着具との組合せにあっては、被装着体にぬいぐるみ玩具を装着する際は、被装着体を挟んで、2つのマグネットが最大の磁力作用を発揮できるような状態に自動的に磁着することができるぬいぐるみ玩具と装着具との組合せを提供することである。
本発明が解決しようとする第1課題は、
人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグに2次元的模様を付すのではなく、立体的なぬいぐるみ玩具を人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグに装着することによって、斬新なデザインを提供することが可能なぬいぐるみ玩具と装着具との組合せを提供することである。
○本発明が解決しようとする第2課題
本発明が解決しようとする第2課題は、
人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグの種類を選ばず自在に装着することが可能なぬいぐるみ玩具と装着具との組合せを提供することである。
○本発明が解決しようとする第3課題
本発明が解決しようとする第3課題は、
人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグの種類を選ばず自在に装着することが可能なぬいぐるみ玩具と装着具との組合せにあっては、人が歩く際の衝撃等によって、ぬいぐるみ玩具の自重の他に動荷重を受けるが、摩擦力に依存するだけではなく、磁石の力によってもぬいぐるみ玩具の(自重+動荷重)を牽引して支えるぬいぐるみ玩具と装着具との組合せを提供することである。
○本発明が解決しようとする第4課題
本発明が解決しようとする第4課題は、
人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグの種類を選ばず自在に装着することが可能なぬいぐるみ玩具と装着具との組合せにあっては、被装着体にぬいぐるみ玩具を装着する際は、被装着体を挟んで、2つのマグネットが最大の磁力作用を発揮できるような状態に自動的に磁着することができるぬいぐるみ玩具と装着具との組合せを提供することである。
課題を解決するための手段は、本願の[特許請求の範囲]の各請求項に記載の発明である。
特許請求の範囲、明細書、図面等の用語の解釈上の疑義を解消すべく、以下用語の説明を行うこととする。
<用語の説明>
○マグネットMとは、平板状の磁石であって一方の面がS極で一方の面がN極の磁石をいう。
マグネットMは、例えば、円形断面の円柱であり、例えば、長方形断面の四角柱(直方体)である。
本発明において、マグネットMとは、第1のマグネットM1、第2のマグネットM2である。
第1のマグネットM1、第2のマグネットM2の断面形状が等しいことが望ましい。第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の対峙する面が重なる面積が大きい程、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2に働く圧縮力P(すなわち摩擦力μP、μ’P)及び磁石求心力Tを最大にするからである。
○第1のマグネットM1とは、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に内蔵された磁石、又は、座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に内蔵された磁石をいう。
○第2のマグネットM2とは、装着具Fに具備された磁石をいう。
○ぬいぐるみ玩具99とは、芯にする物を布等で包んで縫い合わせて、人や動物等の形に作った玩具をいう。人や動物の形の他、花、植物、怪獣、キャラクタ等の形も含む。
○装着具Fとは、第2のマグネットM2を具備してなり、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cを挟んで、ぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」を支える、あるいは、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cがずれるのを防止するものである。
例えば、装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものが例示される。
○表層とは、ぬいぐるみ玩具99の布地の部分をいう。
○表層内側部とは、ぬいぐるみ玩具99の表層(布地)の極内側近傍をいう。ぬいぐるみ玩具99に内蔵されるマグネットM1と装着具Fに内蔵されたマグネットM2の磁力は、マグネットM1とマグネットM2の距離は近ければ近い程望ましいからである。
○第1のマグネットM1が内蔵されとは、例えば、第1のマグネットM1は袋体で包装されてなり、袋体はぬいぐるみ玩具99と結合されてり、第1のマグネットMはぬいぐるみ玩具99に固着されてなる。
○装着具Fにも第2のマグネットM2が具備されてなりとは、例えば、装着具Fがシリコンシートであり、第2のマグネットM2は装着具Fに一体として固着されている。
○磁極軸とは、マグネットMにおいて、S極とN極を結ぶ軸線をいう。
○磁極軸の向きとは、磁極軸においてS極からN極へ向かう方向をいう。正負の区別をする。すなわち、S極からN極へ向かう方向が正の向きであり、S極からN極へ向かう方向を負の向き(逆向き)である。
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fを被装着体Cに装着する場合、を第1のマグネットM1の磁極軸の向きと第2のマグネットM2の磁極軸の向きは一致させるようにすることが必須である(図8、図9)。
厳格に一致させなくとも、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の間には、磁石求心力Tの復元力が働き、第1のマグネットM1の磁極軸と第2のマグネットM2の磁極軸は自動的に一致させるように働き、両磁極軸が自動的に一致すれば、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の対峙する面が自動的に一致するように働き、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2に働く圧縮力P(すなわち摩擦力μP、μ’P)及び磁石求心力Tを自動的に最大にするように働くという当業者が予測できない顕著な効果を発揮する(図8、図9、図10)。
○ぬいぐるみ玩具99を被装着体Cに装着する場合、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁極軸の向きが、略同じ方向になるような状態に設定される。
そして、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2は引き合って磁着圧縮力Pを生じさせると共に、マグネットM1と被装着体Cの間には、摩擦力μPが生じ、同時に、マグネットM2と被装着体Cの間には、摩擦力μ’Pが生じる。
さらに、見逃し易い力ながら、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tが生じる。
2つの力、摩擦力μP、磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」Wを支えるので、
μP+T=Wが成立する。
ここに、摩擦力μ’Pは、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tと被装着体Cの自重+動荷重W’によって生じ、
μ’P=T+W’が成立する。
○磁着圧縮力Pとは、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の間に生じる圧縮力をいう。
○摩擦係数μとは、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)をいう。
○摩擦係数μ’とは、装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)をいう。
○磁石求心力Tとは、マグネットM1の軸線と、マグネットM2の軸線がΔだけずれた場合、マグネットM1の軸線と、マグネットM2の軸線を一致させるように働く復元力である(図10)。
マグネットM1の軸線と、マグネットM2の軸線がΔだけずれた場合、磁石求心力Tは、下式で与えられる(図10)。
T=K*Δ……(1)式
ここに、Δ:第1のマグネットM1の軸線と第2のマグネットM2の軸線のズレ(cm)、K:定数(Kg重/cm)
○外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
○内側とは、ぬいぐるみ玩具99の外側から内側に向かう方向をいう。
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<記号の説明>
P:磁着圧縮力(Kg重)
μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
μ’:装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:磁石求心力(kg重)…図8においては、ぬいぐるみ玩具99には半重力方向に作用する。
T=K*Δ……(1)式
磁石求心力T(kg重)とは、2つのマグネットM1、M2がΔだけずれた場合、下式で与えられる力をいう。
T=K*Δ……(1)式
ここに、Δ:第1のマグネットM1の軸線と第2のマグネットM2の軸線のズレ(cm)、K:定数(Kg重/cm)
μP:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの間に作用する垂直方向の摩擦力(kg重)
μ’P:装着具Fと被装着体Cの間に作用する垂直方向の摩擦力(kg重)
W:ぬいぐるみ玩具99の重力方向に作用する「自重+動荷重」(kg重)
ここに、ぬいぐるみ玩具99の中には第1マグネットM1が内蔵されており、Wには第1マグネットM1の自重+動荷重が含まれる。
W’:装着具Fの自重+動荷重(kg重)
ここに、ぬいぐるみ玩具99の中には第2マグネットM2が具備されており、W’には第2マグネットM2の自重+動荷重が含まれる。
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<ぬいぐるみ玩具99と装着具Fと被装着体Cとの間に作用する力の釣り合い式>…図8において
図8において、被装着体Cの両面に垂直方向に圧縮力Pが作用し、被装着体Cの両面には、反重力方向に、摩擦力μP、μ’Pが作用する。
ぬいぐるみ玩具99には、荷重(W−T)が重力方向に作用する。かかる荷重を摩擦力μPにより支える。このことを数式化して下式を得る。
μP=W−T……(a)式
変形すれば、
W=μP+T……(A)式
一方、装着具Fには、荷重(W’+T)が作用する。かかる荷重を摩擦力μ’Pにより支える。このことを数式化して下式を得る。
μ’P=W’+T……(b)式
変形すれば、
T=μ’P−W’……(B)式
発明者は、第1マグネットM1と第2マグネットM2の間に、圧縮縮力Pが作用する以外にも、磁石求心力Tが発生することを発見し、
(A)式から、ぬいぐるみ玩具99の自重+動荷重Wを、摩擦力μPと磁石求心力Tにより支えることを発見した。
しかしながら、(B)式において、装着具Fの自重+動荷重W’は、ぬいぐるみ玩具99の自重+動荷重Wに比較して非常に小さいので、
T≒μ’P……(B’)式
と近似できる。すなわち、摩擦力μ’Pは磁石求心力Tを支えるようにする必要が有る。
ここにおいて、摩擦力μ’Pを大きくするためには、圧縮力Pを大きくする他、摩擦係数μ’を大きくする必要が有るが、例えばシリコンシート面と被装着体Cの摩擦係数μ’を大きくする必要が有るが、ぬいぐるみ玩具99の布地面と被装着体Cの摩擦係数μを大きくするよりも簡単である。
したがって、磁石求心力Tは、圧縮力Pに負けず劣らず大きな力なので(摩擦力μPPに負けず劣らず大きな力なので)、ぬいぐるみ玩具99の自重+動荷重Wを、摩擦力μPと磁石求心力Tにより支えることを想到したことは、非常に落下し難いぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せの発明を完成させたことになる。
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<ぬいぐるみ玩具99と装着具Fと被装着体Cとの間に作用する力の釣り合い式>…図9において
図9において、被装着体Cの両面に垂直方向に圧縮力Pが作用し、被装着体Cの両面には、水平方向に、摩擦力μP、μ’Pが作用する。
ぬいぐるみ玩具99には、荷重(W−T)が作用する。かかる荷重を摩擦力μPにより支える。このことを数式化して下式を得る。
μP=W−T……(a)式
変形すれば、
W=μP+T……(A)式
一方、装着具Fには、荷重(W’+T)が作用する。かかる荷重を摩擦力μ’Pにより支える。このことを数式化して下式を得る。
μ’P=W’+T……(b)式
変形すれば、
T=μ’P−W’……(B)式
発明者は、第1マグネットM1と第2マグネットM2の間に、圧縮縮力Pが作用する以外にも、磁石求心力Tが発生することを発見し、
(A)式から、ぬいぐるみ玩具99の動荷重Wを、摩擦力μPと磁石求心力Tにより支えることを発見した。
しかしながら、(B)式において、装着具Fの動荷重W’は、ぬいぐるみ玩具99の動荷重Wに比較して非常に小さいので、T≒μ’Pと近似できる。 すなわち、摩擦力μ’Pは磁石求心力Tを支えるようにする必要が有る。
ここにおいて、摩擦力μ’Pを大きくするためには、圧縮力Pを大きくする他、摩擦係数μ’を大きくする必要が有るが、例えばシリコンシート面と被装着体Cの摩擦係数μ’を大きくする必要が有るが、ぬいぐるみ玩具99の布地面と被装着体Cの摩擦係数μを大きくするよも簡単である。
したがって、磁石求心力Tは、圧縮力Pに負けず劣らず大きな力なので(摩擦力μPに負けず劣らず大きな力なので)、ぬいぐるみ玩具99の自重+動荷重Wを、摩擦力μPと磁石求心力Tにより支えることを想到したことは、滋養に落下し難いぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せの発明を完成させたことになる。
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課題を解決するための手段は、本願の特許請求の範囲の各請求項に記載の発明であり、その具体的な解決手段は、以下の通りである。
○第1の発明(請求項1に記載の発明)
上記の課題を解決するための第1の発明(請求項1に記載の発明)は、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、垂直方向の被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、
(A)式で表される通り、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」Wを支えると共に
(B’)式で近似される通り、摩擦力μ’Pが、磁石求心力Tを支えることを特徴とするぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
ここに、
磁極軸とは、S極とN極の軸線をいう。
磁極軸の向きは、S極からN極へ向かう方向を指すものとする。
外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
内側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
(1)W=μP+T……(A)式
ここに、
μP:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力(Kg重)、μP=μ×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
(2)T≒μ’P……(B’)式
ここに、
μ’P: マグネットM2と被装着体Cの摩擦力摩擦力(Kg重)μ’P=μ’×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
○第3の発明(請求項3に記載の発明)
上記の課題を解決するための第3の発明(請求項3に記載の発明)は、
被装着体Cがバッグ又は被服であることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
○第4の発明(請求項4に記載の発明)
上記の課題を解決するための第4の発明(請求項4に記載の発明)は、
装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものであることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
○第5の発明(請求項5に記載の発明)
上記の課題を解決するための第5の発明(請求項5に記載の発明)は、
第1マグネットM1が2個内蔵され、装着具FにもマグネットM2が2個具備されたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
特許請求の範囲、明細書、図面等の用語の解釈上の疑義を解消すべく、以下用語の説明を行うこととする。
<用語の説明>
○マグネットMとは、平板状の磁石であって一方の面がS極で一方の面がN極の磁石をいう。
マグネットMは、例えば、円形断面の円柱であり、例えば、長方形断面の四角柱(直方体)である。
本発明において、マグネットMとは、第1のマグネットM1、第2のマグネットM2である。
第1のマグネットM1、第2のマグネットM2の断面形状が等しいことが望ましい。第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の対峙する面が重なる面積が大きい程、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2に働く圧縮力P(すなわち摩擦力μP、μ’P)及び磁石求心力Tを最大にするからである。
○第1のマグネットM1とは、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に内蔵された磁石、又は、座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に内蔵された磁石をいう。
○第2のマグネットM2とは、装着具Fに具備された磁石をいう。
○ぬいぐるみ玩具99とは、芯にする物を布等で包んで縫い合わせて、人や動物等の形に作った玩具をいう。人や動物の形の他、花、植物、怪獣、キャラクタ等の形も含む。
○装着具Fとは、第2のマグネットM2を具備してなり、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cを挟んで、ぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」を支える、あるいは、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cがずれるのを防止するものである。
例えば、装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものが例示される。
○表層とは、ぬいぐるみ玩具99の布地の部分をいう。
○表層内側部とは、ぬいぐるみ玩具99の表層(布地)の極内側近傍をいう。ぬいぐるみ玩具99に内蔵されるマグネットM1と装着具Fに内蔵されたマグネットM2の磁力は、マグネットM1とマグネットM2の距離は近ければ近い程望ましいからである。
○第1のマグネットM1が内蔵されとは、例えば、第1のマグネットM1は袋体で包装されてなり、袋体はぬいぐるみ玩具99と結合されてり、第1のマグネットMはぬいぐるみ玩具99に固着されてなる。
○装着具Fにも第2のマグネットM2が具備されてなりとは、例えば、装着具Fがシリコンシートであり、第2のマグネットM2は装着具Fに一体として固着されている。
○磁極軸とは、マグネットMにおいて、S極とN極を結ぶ軸線をいう。
○磁極軸の向きとは、磁極軸においてS極からN極へ向かう方向をいう。正負の区別をする。すなわち、S極からN極へ向かう方向が正の向きであり、S極からN極へ向かう方向を負の向き(逆向き)である。
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fを被装着体Cに装着する場合、を第1のマグネットM1の磁極軸の向きと第2のマグネットM2の磁極軸の向きは一致させるようにすることが必須である(図8、図9)。
厳格に一致させなくとも、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の間には、磁石求心力Tの復元力が働き、第1のマグネットM1の磁極軸と第2のマグネットM2の磁極軸は自動的に一致させるように働き、両磁極軸が自動的に一致すれば、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の対峙する面が自動的に一致するように働き、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2に働く圧縮力P(すなわち摩擦力μP、μ’P)及び磁石求心力Tを自動的に最大にするように働くという当業者が予測できない顕著な効果を発揮する(図8、図9、図10)。
○ぬいぐるみ玩具99を被装着体Cに装着する場合、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁極軸の向きが、略同じ方向になるような状態に設定される。
そして、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2は引き合って磁着圧縮力Pを生じさせると共に、マグネットM1と被装着体Cの間には、摩擦力μPが生じ、同時に、マグネットM2と被装着体Cの間には、摩擦力μ’Pが生じる。
さらに、見逃し易い力ながら、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tが生じる。
2つの力、摩擦力μP、磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」Wを支えるので、
μP+T=Wが成立する。
ここに、摩擦力μ’Pは、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tと被装着体Cの自重+動荷重W’によって生じ、
μ’P=T+W’が成立する。
○磁着圧縮力Pとは、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の間に生じる圧縮力をいう。
○摩擦係数μとは、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)をいう。
○摩擦係数μ’とは、装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)をいう。
○磁石求心力Tとは、マグネットM1の軸線と、マグネットM2の軸線がΔだけずれた場合、マグネットM1の軸線と、マグネットM2の軸線を一致させるように働く復元力である(図10)。
マグネットM1の軸線と、マグネットM2の軸線がΔだけずれた場合、磁石求心力Tは、下式で与えられる(図10)。
T=K*Δ……(1)式
ここに、Δ:第1のマグネットM1の軸線と第2のマグネットM2の軸線のズレ(cm)、K:定数(Kg重/cm)
○外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
○内側とは、ぬいぐるみ玩具99の外側から内側に向かう方向をいう。
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<記号の説明>
P:磁着圧縮力(Kg重)
μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
μ’:装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:磁石求心力(kg重)…図8においては、ぬいぐるみ玩具99には半重力方向に作用する。
T=K*Δ……(1)式
磁石求心力T(kg重)とは、2つのマグネットM1、M2がΔだけずれた場合、下式で与えられる力をいう。
T=K*Δ……(1)式
ここに、Δ:第1のマグネットM1の軸線と第2のマグネットM2の軸線のズレ(cm)、K:定数(Kg重/cm)
μP:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの間に作用する垂直方向の摩擦力(kg重)
μ’P:装着具Fと被装着体Cの間に作用する垂直方向の摩擦力(kg重)
W:ぬいぐるみ玩具99の重力方向に作用する「自重+動荷重」(kg重)
ここに、ぬいぐるみ玩具99の中には第1マグネットM1が内蔵されており、Wには第1マグネットM1の自重+動荷重が含まれる。
W’:装着具Fの自重+動荷重(kg重)
ここに、ぬいぐるみ玩具99の中には第2マグネットM2が具備されており、W’には第2マグネットM2の自重+動荷重が含まれる。
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<ぬいぐるみ玩具99と装着具Fと被装着体Cとの間に作用する力の釣り合い式>…図8において
図8において、被装着体Cの両面に垂直方向に圧縮力Pが作用し、被装着体Cの両面には、反重力方向に、摩擦力μP、μ’Pが作用する。
ぬいぐるみ玩具99には、荷重(W−T)が重力方向に作用する。かかる荷重を摩擦力μPにより支える。このことを数式化して下式を得る。
μP=W−T……(a)式
変形すれば、
W=μP+T……(A)式
一方、装着具Fには、荷重(W’+T)が作用する。かかる荷重を摩擦力μ’Pにより支える。このことを数式化して下式を得る。
μ’P=W’+T……(b)式
変形すれば、
T=μ’P−W’……(B)式
発明者は、第1マグネットM1と第2マグネットM2の間に、圧縮縮力Pが作用する以外にも、磁石求心力Tが発生することを発見し、
(A)式から、ぬいぐるみ玩具99の自重+動荷重Wを、摩擦力μPと磁石求心力Tにより支えることを発見した。
しかしながら、(B)式において、装着具Fの自重+動荷重W’は、ぬいぐるみ玩具99の自重+動荷重Wに比較して非常に小さいので、
T≒μ’P……(B’)式
と近似できる。すなわち、摩擦力μ’Pは磁石求心力Tを支えるようにする必要が有る。
ここにおいて、摩擦力μ’Pを大きくするためには、圧縮力Pを大きくする他、摩擦係数μ’を大きくする必要が有るが、例えばシリコンシート面と被装着体Cの摩擦係数μ’を大きくする必要が有るが、ぬいぐるみ玩具99の布地面と被装着体Cの摩擦係数μを大きくするよりも簡単である。
したがって、磁石求心力Tは、圧縮力Pに負けず劣らず大きな力なので(摩擦力μPPに負けず劣らず大きな力なので)、ぬいぐるみ玩具99の自重+動荷重Wを、摩擦力μPと磁石求心力Tにより支えることを想到したことは、非常に落下し難いぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せの発明を完成させたことになる。
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<ぬいぐるみ玩具99と装着具Fと被装着体Cとの間に作用する力の釣り合い式>…図9において
図9において、被装着体Cの両面に垂直方向に圧縮力Pが作用し、被装着体Cの両面には、水平方向に、摩擦力μP、μ’Pが作用する。
ぬいぐるみ玩具99には、荷重(W−T)が作用する。かかる荷重を摩擦力μPにより支える。このことを数式化して下式を得る。
μP=W−T……(a)式
変形すれば、
W=μP+T……(A)式
一方、装着具Fには、荷重(W’+T)が作用する。かかる荷重を摩擦力μ’Pにより支える。このことを数式化して下式を得る。
μ’P=W’+T……(b)式
変形すれば、
T=μ’P−W’……(B)式
発明者は、第1マグネットM1と第2マグネットM2の間に、圧縮縮力Pが作用する以外にも、磁石求心力Tが発生することを発見し、
(A)式から、ぬいぐるみ玩具99の動荷重Wを、摩擦力μPと磁石求心力Tにより支えることを発見した。
しかしながら、(B)式において、装着具Fの動荷重W’は、ぬいぐるみ玩具99の動荷重Wに比較して非常に小さいので、T≒μ’Pと近似できる。 すなわち、摩擦力μ’Pは磁石求心力Tを支えるようにする必要が有る。
ここにおいて、摩擦力μ’Pを大きくするためには、圧縮力Pを大きくする他、摩擦係数μ’を大きくする必要が有るが、例えばシリコンシート面と被装着体Cの摩擦係数μ’を大きくする必要が有るが、ぬいぐるみ玩具99の布地面と被装着体Cの摩擦係数μを大きくするよも簡単である。
したがって、磁石求心力Tは、圧縮力Pに負けず劣らず大きな力なので(摩擦力μPに負けず劣らず大きな力なので)、ぬいぐるみ玩具99の自重+動荷重Wを、摩擦力μPと磁石求心力Tにより支えることを想到したことは、滋養に落下し難いぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せの発明を完成させたことになる。
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課題を解決するための手段は、本願の特許請求の範囲の各請求項に記載の発明であり、その具体的な解決手段は、以下の通りである。
○第1の発明(請求項1に記載の発明)
上記の課題を解決するための第1の発明(請求項1に記載の発明)は、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、垂直方向の被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、
(A)式で表される通り、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」Wを支えると共に
(B’)式で近似される通り、摩擦力μ’Pが、磁石求心力Tを支えることを特徴とするぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
ここに、
磁極軸とは、S極とN極の軸線をいう。
磁極軸の向きは、S極からN極へ向かう方向を指すものとする。
外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
内側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
(1)W=μP+T……(A)式
ここに、
μP:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力(Kg重)、μP=μ×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
(2)T≒μ’P……(B’)式
ここに、
μ’P: マグネットM2と被装着体Cの摩擦力摩擦力(Kg重)μ’P=μ’×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
○第3の発明(請求項3に記載の発明)
上記の課題を解決するための第3の発明(請求項3に記載の発明)は、
被装着体Cがバッグ又は被服であることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
○第4の発明(請求項4に記載の発明)
上記の課題を解決するための第4の発明(請求項4に記載の発明)は、
装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものであることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
○第5の発明(請求項5に記載の発明)
上記の課題を解決するための第5の発明(請求項5に記載の発明)は、
第1マグネットM1が2個内蔵され、装着具FにもマグネットM2が2個具備されたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
本発明に係るぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せは、上記のような特徴的構成要件から構成され、特徴的構成要件に応じた、以下のような本願発明特有の効果を奏する。
また、上記の各発明に応じた、上記のような特徴的構成要件から構成されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せによれば、本願発明の課題を十分解消することができた。
○第1の発明の効果
第1の発明によれば、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、垂直方向の被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、
(A)式で表される通り、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」Wを支えると共に
(B’)式で近似される通り、摩擦力μ’Pが、磁石求心力Tを支えることを特徴とするぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せ。
ここに、
磁極軸とは、S極とN極の軸線をいう。
磁極軸の向きは、S極からN極へ向かう方向を指すものとする。
外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
内側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
(1)W=μP+T……(A)式
ここに、
μP:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力(Kg重)、μP=μ×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
(2)T≒μ’P……(B’)式
ここに、
μ’P: マグネットM2と被装着体Cの摩擦力摩擦力(Kg重)μ’P=μ’×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に第1のマグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力Pによるぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、ぬいぐるみ玩具99が被装着体Cからのずれを防止することという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
第1のマグネットM1及び第2のマグネットM2が、丸磁石又は角磁石であり、装着具Fにも第2のマグネットM2が、図4(C)図又は図5(C)図の紙面視、上下対称に具備されることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第3の発明の効果
第3の発明によれば、
被装着体Cがバッグ又は被服であることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第4の発明の効果
第4の発明によれば、
装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものであることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第5の発明の効果
第5の発明によれば、
第1マグネットM1が2個内蔵され、装着具FにもマグネットM2が2個具備されたことという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
また、上記の各発明に応じた、上記のような特徴的構成要件から構成されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せによれば、本願発明の課題を十分解消することができた。
○第1の発明の効果
第1の発明によれば、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、垂直方向の被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、
(A)式で表される通り、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」Wを支えると共に
(B’)式で近似される通り、摩擦力μ’Pが、磁石求心力Tを支えることを特徴とするぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せ。
ここに、
磁極軸とは、S極とN極の軸線をいう。
磁極軸の向きは、S極からN極へ向かう方向を指すものとする。
外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
内側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
(1)W=μP+T……(A)式
ここに、
μP:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力(Kg重)、μP=μ×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
(2)T≒μ’P……(B’)式
ここに、
μ’P: マグネットM2と被装着体Cの摩擦力摩擦力(Kg重)μ’P=μ’×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に第1のマグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力Pによるぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、ぬいぐるみ玩具99が被装着体Cからのずれを防止することという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
第1のマグネットM1及び第2のマグネットM2が、丸磁石又は角磁石であり、装着具Fにも第2のマグネットM2が、図4(C)図又は図5(C)図の紙面視、上下対称に具備されることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第3の発明の効果
第3の発明によれば、
被装着体Cがバッグ又は被服であることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第4の発明の効果
第4の発明によれば、
装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものであることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第5の発明の効果
第5の発明によれば、
第1マグネットM1が2個内蔵され、装着具FにもマグネットM2が2個具備されたことという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
以下、本発明に係る、ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せに関する最良の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[図1]図1(A)図と図1(C)図は、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に内蔵された第1マグネットM1と、装着具Fに具備された第2のマグネットM2を表す図である。図1(B)図と図1(D)図は、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際の使用状態を示す図である。装着具Fに具備された第2のマグネットM2表す図である。
[図2]図2(A)図と図2(C)図は、座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に内蔵された第1のマグネットM1と装着具Fに具備された第2のマグネットM2を表す図である。図2(A)図の装着具Fに具備された第2のマグネットM2が1個であるのに対して、図2(C)図の装着具Fに具備された第2のマグネットM2が2個である。図2(C)図は、ぬいぐるみ玩具99の背面図を表す。図2(D)図は、ぬいぐるみ玩具99の左側面図を表す。ぬいぐるみ玩具99の右側面図は、ぬいぐるみ玩具99の左側面図と対象に表れるので省略する。
[図3]図3(A)図と図3(B)図は、第1のマグネットM1を袋に入れる状態を表している。図3(C)図は、袋とじされ、袋に内蔵された第1のマグネットM1を、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の開口部から当該後頭部の表層内側部に内蔵する状態図を表している。図3(D)図は、袋とじされ、袋に内蔵された第1のマグネットM1を、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の開口部から当該後頭部の表層内側部に内蔵させた後、当該後頭部の開口部を閉じた状態図を表している。
[図4]図4(A)図とは、第2のマグネットM2が1個具備された装着具Fの平面図を表す。図4(B)図とは、第2のマグネットM2が1個具備された装着具F の背面図を表す。図4(C)図とは、第2のマグネットM2が1個具備された装着具Fの正面図を表す。
[図5]図5(A)図とは、第2のマグネットM2が2個具備された装着具Fの平面図を表す。図5(B)図とは、第2のマグネットM2が2個具備された装着具F の背面図を表す。図5(C)図とは、第2のマグネットM2が2個具備された装着具Fの正面図を表す。
[図6]図6は、ぬいぐるみ玩具99の正面図を表す。
[図7]図7左図は、被装着体(衣服の型部)の下に第2のマグネットM2が具備された装着具Fを装着して、第1マグネットM1を内蔵したぬいぐるみ玩具99を載せて移動する使用態様を表す図である。図7中央図は、被装着体(衣服の腹部)の下に第2のマグネットM2が具備された装着具Fを装着して、第1マグネットM1を内蔵したぬいぐるみ玩具99をぶら下げて移動する使用態様を表す図である。図7右図は、被装着体(バッグ全面)の中に第2のマグネットM2が具備された装着具Fを装着して、第1マグネットM1を内蔵したぬいぐるみ玩具99をぶら下げて移動する使用態様を表す図である。
[図8]図8は、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に内蔵された第1マグネットM1と装着具Fに具備された第2のマグネットM2と被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」を支える機構を示す図である。
[図9]図9は、座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に内蔵された第1マグネットM1と装着具Fに具備された第2のマグネットM2と被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の動荷重を支えてぬいぐるみ玩具99が被装着体Cからのずれを防止する機構を示す図である。
[図10]図10は、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間のズレΔ(cm)がある値より小さいと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することを示す図である。
以下、本発明に係る、ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せについて、図面を参照しながら説明する。
11111**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、垂直方向の被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、
(A)式で表される通り、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」Wを支えると共に
(B’)式で近似される通り、摩擦力μ’Pが、磁石求心力Tを支えることを特徴とするぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
ここに、
磁極軸とは、S極とN極の軸線をいう。
磁極軸の向きは、S極からN極へ向かう方向を指すものとする。
外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
内側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
(1)W=μP+T……(A)式
ここに、
μP:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力(Kg重)、μP=μ×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
(2)T≒μ’P……(B’)式
ここに、
μ’P: マグネットM2と被装着体Cの摩擦力摩擦力(Kg重)μ’P=μ’×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
P:磁着圧縮力(Kg重)、μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)、T:磁石求心力(kg重)
○第1の発明の効果
第1の発明によれば、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、垂直方向の被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、
(A)式で表される通り、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」Wを支えると共に
(B’)式で近似される通り、摩擦力μ’Pが、磁石求心力Tを支えることを特徴とするぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せ。
ここに、
磁極軸とは、S極とN極の軸線をいう。
磁極軸の向きは、S極からN極へ向かう方向を指すものとする。
外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
内側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
(1)W=μP+T……(A)式
ここに、
μP:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力(Kg重)、μP=μ×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
(2)T≒μ’P……(B’)式
ここに、
μ’P: マグネットM2と被装着体Cの摩擦力摩擦力(Kg重)μ’P=μ’×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
22222**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
第1のマグネットM1及び第2のマグネットM2が、丸磁石又は角磁石であり、装着具Fにも第2のマグネットM2が、図4(C)図又は図5(C)図の紙面視、上下対称に具備されることを特徴とする請求項1に記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
第1のマグネットM1及び第2のマグネットM2が、丸磁石又は角磁石であり、装着具Fにも第2のマグネットM2が、図4(C)図又は図5(C)図の紙面視、上下対称に具備されることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
33333**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
被装着体Cがバッグ又は被服であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
○第3の発明の効果
第3の発明によれば、
被装着体Cがバッグ又は被服であることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
44444**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
○第4の発明の効果
第4の発明によれば、
装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものであることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
55555**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
第1マグネットM1が2個内蔵され、装着具FにもマグネットM2が2個具備されたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
○第5の発明の効果
第5の発明によれば、
第1マグネットM1が2個内蔵され、装着具FにもマグネットM2が2個具備されたことという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
[図1]図1(A)図と図1(C)図は、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に内蔵された第1マグネットM1と、装着具Fに具備された第2のマグネットM2を表す図である。図1(B)図と図1(D)図は、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際の使用状態を示す図である。装着具Fに具備された第2のマグネットM2表す図である。
[図2]図2(A)図と図2(C)図は、座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に内蔵された第1のマグネットM1と装着具Fに具備された第2のマグネットM2を表す図である。図2(A)図の装着具Fに具備された第2のマグネットM2が1個であるのに対して、図2(C)図の装着具Fに具備された第2のマグネットM2が2個である。図2(C)図は、ぬいぐるみ玩具99の背面図を表す。図2(D)図は、ぬいぐるみ玩具99の左側面図を表す。ぬいぐるみ玩具99の右側面図は、ぬいぐるみ玩具99の左側面図と対象に表れるので省略する。
[図3]図3(A)図と図3(B)図は、第1のマグネットM1を袋に入れる状態を表している。図3(C)図は、袋とじされ、袋に内蔵された第1のマグネットM1を、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の開口部から当該後頭部の表層内側部に内蔵する状態図を表している。図3(D)図は、袋とじされ、袋に内蔵された第1のマグネットM1を、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の開口部から当該後頭部の表層内側部に内蔵させた後、当該後頭部の開口部を閉じた状態図を表している。
[図4]図4(A)図とは、第2のマグネットM2が1個具備された装着具Fの平面図を表す。図4(B)図とは、第2のマグネットM2が1個具備された装着具F の背面図を表す。図4(C)図とは、第2のマグネットM2が1個具備された装着具Fの正面図を表す。
[図5]図5(A)図とは、第2のマグネットM2が2個具備された装着具Fの平面図を表す。図5(B)図とは、第2のマグネットM2が2個具備された装着具F の背面図を表す。図5(C)図とは、第2のマグネットM2が2個具備された装着具Fの正面図を表す。
[図6]図6は、ぬいぐるみ玩具99の正面図を表す。
[図7]図7左図は、被装着体(衣服の型部)の下に第2のマグネットM2が具備された装着具Fを装着して、第1マグネットM1を内蔵したぬいぐるみ玩具99を載せて移動する使用態様を表す図である。図7中央図は、被装着体(衣服の腹部)の下に第2のマグネットM2が具備された装着具Fを装着して、第1マグネットM1を内蔵したぬいぐるみ玩具99をぶら下げて移動する使用態様を表す図である。図7右図は、被装着体(バッグ全面)の中に第2のマグネットM2が具備された装着具Fを装着して、第1マグネットM1を内蔵したぬいぐるみ玩具99をぶら下げて移動する使用態様を表す図である。
[図8]図8は、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に内蔵された第1マグネットM1と装着具Fに具備された第2のマグネットM2と被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」を支える機構を示す図である。
[図9]図9は、座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に内蔵された第1マグネットM1と装着具Fに具備された第2のマグネットM2と被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の動荷重を支えてぬいぐるみ玩具99が被装着体Cからのずれを防止する機構を示す図である。
[図10]図10は、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間のズレΔ(cm)がある値より小さいと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することを示す図である。
以下、本発明に係る、ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せについて、図面を参照しながら説明する。
11111**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、垂直方向の被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、
(A)式で表される通り、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」Wを支えると共に
(B’)式で近似される通り、摩擦力μ’Pが、磁石求心力Tを支えることを特徴とするぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
ここに、
磁極軸とは、S極とN極の軸線をいう。
磁極軸の向きは、S極からN極へ向かう方向を指すものとする。
外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
内側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
(1)W=μP+T……(A)式
ここに、
μP:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力(Kg重)、μP=μ×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
(2)T≒μ’P……(B’)式
ここに、
μ’P: マグネットM2と被装着体Cの摩擦力摩擦力(Kg重)μ’P=μ’×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
P:磁着圧縮力(Kg重)、μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)、T:磁石求心力(kg重)
○第1の発明の効果
第1の発明によれば、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、垂直方向の被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、
(A)式で表される通り、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」Wを支えると共に
(B’)式で近似される通り、摩擦力μ’Pが、磁石求心力Tを支えることを特徴とするぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せ。
ここに、
磁極軸とは、S極とN極の軸線をいう。
磁極軸の向きは、S極からN極へ向かう方向を指すものとする。
外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
内側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
(1)W=μP+T……(A)式
ここに、
μP:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力(Kg重)、μP=μ×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
(2)T≒μ’P……(B’)式
ここに、
μ’P: マグネットM2と被装着体Cの摩擦力摩擦力(Kg重)μ’P=μ’×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
22222**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
第1のマグネットM1及び第2のマグネットM2が、丸磁石又は角磁石であり、装着具Fにも第2のマグネットM2が、図4(C)図又は図5(C)図の紙面視、上下対称に具備されることを特徴とする請求項1に記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
第1のマグネットM1及び第2のマグネットM2が、丸磁石又は角磁石であり、装着具Fにも第2のマグネットM2が、図4(C)図又は図5(C)図の紙面視、上下対称に具備されることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
33333**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
被装着体Cがバッグ又は被服であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
○第3の発明の効果
第3の発明によれば、
被装着体Cがバッグ又は被服であることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
44444**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
○第4の発明の効果
第4の発明によれば、
装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものであることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
55555**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
第1マグネットM1が2個内蔵され、装着具FにもマグネットM2が2個具備されたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
○第5の発明の効果
第5の発明によれば、
第1マグネットM1が2個内蔵され、装着具FにもマグネットM2が2個具備されたことという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
M……マグネット
M1……第1のマグネット
M2……第2のマグネット
99……ぬいぐるみ玩具
F……装着具
9……表層(布地)
L1……第1のマグネットM1の軸線
L2……第2のマグネットM2の軸線
P……磁着圧縮力
μ……摩擦係数
T……磁石求心力
Δ……第1のマグネットM1の軸線と第2のマグネットM2の軸線のズレ
M1……第1のマグネット
M2……第2のマグネット
99……ぬいぐるみ玩具
F……装着具
9……表層(布地)
L1……第1のマグネットM1の軸線
L2……第2のマグネットM2の軸線
P……磁着圧縮力
μ……摩擦係数
T……磁石求心力
Δ……第1のマグネットM1の軸線と第2のマグネットM2の軸線のズレ
本発明は、ぬいぐるみ玩具と装着具との組合せに関する。
従来、ぬいぐるみ玩具を人が移動させる場合、手に持って歩きながら移動させていた。
しかしながら、人が、ぬいぐるみ玩具を手に持つために手が塞がってしまい、他の作業をするには不便であった。
しかしながら、人が、ぬいぐるみ玩具を手に持つために手が塞がってしまい、他の作業をするには不便であった。
かかる従来技術の欠点に鑑みて、ぬいぐるみ玩具をバッグにワンタッチで装着可能で、被服にワンタッチで装着可能なぬいぐるみ玩具と装着具の組合せの出現が望まれていた。
本願発明に係るぬいぐるみ玩具と装着具との組合せについて、FI、キーワード検索を行ったところ、本件発明(ぬいぐるみ玩具と装着具との組合せ)に近い発明等記載文献は、発見されませんでしたので、特許文献の記載は省略する。
○本発明が解決しようとする第1課題
本発明が解決しようとする第1課題は、
人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグに2次元的模様を付すのではなく、立体的なぬいぐるみ玩具を人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグに装着することによって、斬新なデザインを提供することが可能なぬいぐるみ玩具と装着具との組合せを提供することである。
○本発明が解決しようとする第2課題
本発明が解決しようとする第2課題は、
人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグの種類を選ばず自在に装着することが可能なぬいぐるみ玩具と装着具との組合せを提供することである。
○本発明が解決しようとする第3課題
本発明が解決しようとする第3課題は、
人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグの種類を選ばず自在に装着することが可能なぬいぐるみ玩具と装着具との組合せにあっては、人が歩く際の衝撃等によって、ぬいぐるみ玩具の自重の他に動荷重を受けるが、摩擦力に依存するだけではなく、磁石の力によってもぬいぐるみ玩具の(自重+動荷重)を牽引して支えるぬいぐるみ玩具と装着具との組合せを提供することである。
○本発明が解決しようとする第4課題
本発明が解決しようとする第4課題は、
人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグの種類を選ばず自在に装着することが可能なぬいぐるみ玩具と装着具との組合せにあっては、被装着体にぬいぐるみ玩具を装着する際は、被装着体を挟んで、2つのマグネットが最大の磁力作用を発揮できるような状態に自動的に磁着することができるぬいぐるみ玩具と装着具との組合せを提供することである。
本発明が解決しようとする第1課題は、
人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグに2次元的模様を付すのではなく、立体的なぬいぐるみ玩具を人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグに装着することによって、斬新なデザインを提供することが可能なぬいぐるみ玩具と装着具との組合せを提供することである。
○本発明が解決しようとする第2課題
本発明が解決しようとする第2課題は、
人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグの種類を選ばず自在に装着することが可能なぬいぐるみ玩具と装着具との組合せを提供することである。
○本発明が解決しようとする第3課題
本発明が解決しようとする第3課題は、
人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグの種類を選ばず自在に装着することが可能なぬいぐるみ玩具と装着具との組合せにあっては、人が歩く際の衝撃等によって、ぬいぐるみ玩具の自重の他に動荷重を受けるが、摩擦力に依存するだけではなく、磁石の力によってもぬいぐるみ玩具の(自重+動荷重)を牽引して支えるぬいぐるみ玩具と装着具との組合せを提供することである。
○本発明が解決しようとする第4課題
本発明が解決しようとする第4課題は、
人が着る衣服あるいは身の回り品又はバッグの種類を選ばず自在に装着することが可能なぬいぐるみ玩具と装着具との組合せにあっては、被装着体にぬいぐるみ玩具を装着する際は、被装着体を挟んで、2つのマグネットが最大の磁力作用を発揮できるような状態に自動的に磁着することができるぬいぐるみ玩具と装着具との組合せを提供することである。
課題を解決するための手段は、本願の[特許請求の範囲]の各請求項に記載の発明である。
特許請求の範囲、明細書、図面等の用語の解釈上の疑義を解消すべく、以下用語の説明を行うこととする。
<用語の説明>
○マグネットMとは、平板状の磁石であって一方の面がS極で一方の面がN極の磁石をいう。
マグネットMは、例えば、円形断面の円柱であり、例えば、長方形断面の四角柱(直方体)である。
本発明において、マグネットMとは、第1のマグネットM1、第2のマグネットM2である。
第1のマグネットM1、第2のマグネットM2の断面形状が等しいことが望ましい。第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の対峙する面が重なる面積が大きい程、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2に働く圧縮力P(すなわち摩擦力μP、μ’P)及び磁石求心力Tを最大にするからである。
○第1のマグネットM1とは、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に内蔵された磁石、又は、座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に内蔵された磁石をいう。
○第2のマグネットM2とは、装着具Fに具備された磁石をいう。
○ぬいぐるみ玩具99とは、芯にする物を布等で包んで縫い合わせて、人や動物等の形に作った玩具をいう。人や動物の形の他、花、植物、怪獣、キャラクタ等の形も含む。
○装着具Fとは、第2のマグネットM2を具備してなり、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cを挟んで、ぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」を支える、あるいは、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cがずれるのを防止するものである。
例えば、装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものが例示される。
○表層とは、ぬいぐるみ玩具99の布地の部分をいう。
○表層内側部とは、ぬいぐるみ玩具99の表層(布地)の極内側近傍をいう。ぬいぐるみ玩具99に内蔵されるマグネットM1と装着具Fに内蔵されたマグネットM2の磁力は、マグネットM1とマグネットM2の距離は近ければ近い程望ましいからである。
○第1のマグネットM1が内蔵されとは、例えば、第1のマグネットM1は袋体で包装されてなり、袋体はぬいぐるみ玩具99と結合されてり、第1のマグネットMはぬいぐるみ玩具99に固着されてなる。
○装着具Fにも第2のマグネットM2が具備されてなりとは、例えば、装着具Fがシリコンシートであり、第2のマグネットM2は装着具Fに一体として固着されている。
○磁極軸とは、マグネットMにおいて、S極とN極を結ぶ軸線をいう。
○磁極軸の向きとは、磁極軸においてS極からN極へ向かう方向をいう。正負の区別をする。すなわち、S極からN極へ向かう方向が正の向きであり、N極からS極へ向かう方向を負の向き(逆向き)である。
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fを被装着体Cに装着する場合、を第1のマグネットM1の磁極軸の向きと第2のマグネットM2の磁極軸の向きは一致させるようにすることが必須である(図8、図9)。
厳格に一致させなくとも、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の間には、磁石求心力Tの復元力が働き、第1のマグネットM1の磁極軸と第2のマグネットM2の磁極軸は自動的に一致させるように働き、両磁極軸が自動的に一致すれば、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の対峙する面が自動的に一致するように働き、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2に働く圧縮力P(すなわち摩擦力μP、μ’P)及び磁石求心力Tを自動的に最大にするように働くという当業者が予測できない顕著な効果を発揮する(図8、図9、図10)。
○ぬいぐるみ玩具99を被装着体Cに装着する場合、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁極軸の向きが、略同じ方向になるような状態に設定される。
そして、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2は引き合って磁着圧縮力Pを生じさせると共に、マグネットM1と被装着体Cの間には、摩擦力μPが生じ、同時に、マグネットM2と被装着体Cの間には、摩擦力μ’Pが生じる。
さらに、見逃し易い力ながら、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tが生じる。
2つの力、摩擦力μP、磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」Wを支えるので、
μP+T=Wが成立する。
ここに、摩擦力μ’Pは、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tと被装着体Cの自重+動荷重W’によって生じ、
μ’P=T+W’が成立する。
○磁着圧縮力Pとは、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の間に生じる圧縮力をいう。
○摩擦係数μとは、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)をいう。
○摩擦係数μ’とは、装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)をいう。
○磁石求心力Tとは、マグネットM1の軸線と、マグネットM2の軸線がΔだけずれた場合、マグネットM1の軸線と、マグネットM2の軸線を一致させるように働く復元力である(図10)。
マグネットM1の軸線と、マグネットM2の軸線がΔだけずれた場合、磁石求心力Tは、下式で与えられる(図10)。
T=K*Δ……(1)式
ここに、Δ:第1のマグネットM1の軸線と第2のマグネットM2の軸線のズレ(cm)、K:定数(Kg重/cm)
○外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
○内側とは、ぬいぐるみ玩具99の外側から内側に向かう方向をいう。
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<記号の説明>
P:磁着圧縮力(Kg重)
μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
μ’:装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:磁石求心力(kg重)…図8においては、ぬいぐるみ玩具99には半重力方向に作用する。
T=K*Δ……(1)式
磁石求心力T(kg重)とは、2つのマグネットM1、M2がΔだけずれた場合、下式で与えられる力をいう。
T=K*Δ……(1)式
ここに、Δ:第1のマグネットM1の軸線と第2のマグネットM2の軸線のズレ(cm)、K:定数(Kg重/cm)
μP:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの間に作用する垂直方向の摩擦力(kg重)
μ’P:装着具Fと被装着体Cの間に作用する垂直方向の摩擦力(kg重)
W:ぬいぐるみ玩具99の重力方向に作用する「自重+動荷重」(kg重)
ここに、ぬいぐるみ玩具99の中には第1マグネットM1が内蔵されており、Wには第1マグネットM1の自重+動荷重が含まれる。
W’:装着具Fの自重+動荷重(kg重)
ここに、ぬいぐるみ玩具99の中には第2マグネットM2が具備されており、W’には第2マグネットM2の自重+動荷重が含まれる。
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<ぬいぐるみ玩具99と装着具Fと被装着体Cとの間に作用する力の釣り合い式>…図8において
図8において、被装着体Cの両面に垂直方向に圧縮力Pが作用し、被装着体Cの両面には、反重力方向に、摩擦力μP、μ’Pが作用する。
ぬいぐるみ玩具99には、荷重(W−T)が重力方向に作用する。かかる荷重を摩擦力μPにより支える。このことを数式化して下式を得る。
μP=W−T……(a)式
変形すれば、
W=μP+T……(A)式
一方、装着具Fには、荷重(W’+T)が作用する。かかる荷重を摩擦力μ’Pにより支える。このことを数式化して下式を得る。
μ’P=W’+T……(b)式
変形すれば、
T=μ’P−W’……(B)式
発明者は、第1マグネットM1と第2マグネットM2の間に、圧縮力Pが作用する以外にも、磁石求心力Tが発生することを発見し、
(A)式から、ぬいぐるみ玩具99の自重+動荷重Wを、摩擦力μPと磁石求心力Tにより支えることを発見した。
しかしながら、(B)式において、装着具Fの自重+動荷重W’は、ぬいぐるみ玩具99の自重+動荷重Wに比較して非常に小さいので、
T≒μ’P……(B’)式
と近似できる。すなわち、摩擦力μ’Pは磁石求心力Tを支えるようにする必要が有る。
ここにおいて、摩擦力μ’Pを大きくするためには、圧縮力Pを大きくする他、摩擦係数μ’を大きくする必要が有るが、例えばシリコンシート面と被装着体Cの摩擦係数μ’を大きくする必要が有るが、ぬいぐるみ玩具99の布地面と被装着体Cの摩擦係数μを大きくするよりも簡単である。
したがって、磁石求心力Tは、圧縮力Pに負けず劣らず大きな力なので(摩擦力μPPに負けず劣らず大きな力なので)、ぬいぐるみ玩具99の自重+動荷重Wを、摩擦力μPと磁石求心力Tにより支えることを想到したことは、非常に落下し難いぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せの発明を完成させたことになる。
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<ぬいぐるみ玩具99と装着具Fと被装着体Cとの間に作用する力の釣り合い式>…図9において
図9において、被装着体Cの両面に垂直方向に圧縮力Pが作用し、被装着体Cの両面には、水平方向に、摩擦力μP、μ’Pが作用する。
ぬいぐるみ玩具99には、荷重(W−T)が作用する。かかる荷重を摩擦力μPにより支える。このことを数式化して下式を得る。
μP=W−T……(a)式
変形すれば、
W=μP+T……(A)式
一方、装着具Fには、荷重(W’+T)が作用する。かかる荷重を摩擦力μ’Pにより支える。このことを数式化して下式を得る。
μ’P=W’+T……(b)式
変形すれば、
T=μ’P−W’……(B)式
発明者は、第1マグネットM1と第2マグネットM2の間に、圧縮力Pが作用する以外にも、磁石求心力Tが発生することを発見し、
(A)式から、ぬいぐるみ玩具99の動荷重Wを、摩擦力μPと磁石求心力Tにより支えることを発見した。
しかしながら、(B)式において、装着具Fの動荷重W’は、ぬいぐるみ玩具99の動荷重Wに比較して非常に小さいので、T≒μ’Pと近似できる。すなわち、摩擦力μ’Pは磁石求心力Tを支えるようにする必要が有る。
ここにおいて、摩擦力μ’Pを大きくするためには、圧縮力Pを大きくする他、摩擦係数μ’を大きくする必要が有るが、例えばシリコンシート面と被装着体Cの摩擦係数μ’を大きくする必要が有るが、ぬいぐるみ玩具99の布地面と被装着体Cの摩擦係数μを大きくするよりも簡単である。
したがって、磁石求心力Tは、圧縮力Pに負けず劣らず大きな力なので(摩擦力μPに負けず劣らず大きな力なので)、ぬいぐるみ玩具99の自重+動荷重Wを、摩擦力μPと磁石求心力Tにより支えることを想到したことは、非常に落下し難いぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せの発明を完成させたことになる。
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課題を解決するための手段は、本願の特許請求の範囲の各請求項に記載の発明であり、その具体的な解決手段は、以下の通りである。
○第1の発明(請求項1に記載の発明)
上記の課題を解決するための第1の発明(請求項1に記載の発明)は、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、垂直方向の被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、
(A)式で表される通り、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」Wを支えると共に
(B’)式で近似される通り、摩擦力μ’Pが、磁石求心力Tを支えることを特徴とするぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
ここに、
磁極軸とは、S極とN極の軸線をいう。
磁極軸の向きは、S極からN極へ向かう方向を指すものとする。
外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
内側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
(1)W=μP+T……(A)式
ここに、
μP:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力(Kg重)、μP=μ×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
(2)T≒μ’P……(B’)式
ここに、
μ’P:マグネットM2と被装着体Cの摩擦力摩擦力(Kg重)μ’P=μ’×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
○第2の発明(請求項2に記載の発明)
上記の課題を解決するための第2の発明(請求項2に記載の発明)は、
第1のマグネットM1及び第2のマグネットM2が、丸磁石又は角磁石であり、垂直方向の装着具Fにも第2のマグネットM2が、左右対称に具備されることを特徴とする請求項1に記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
○第3の発明(請求項3に記載の発明)
上記の課題を解決するための第3の発明(請求項3に記載の発明)は、
被装着体Cがバッグ又は被服であることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
○第4の発明(請求項4に記載の発明)
上記の課題を解決するための第4の発明(請求項4に記載の発明)は、
装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものであることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
○第5の発明(請求項5に記載の発明)
上記の課題を解決するための第5の発明(請求項5に記載の発明)は、
第1マグネットM1が2個内蔵され、装着具FにもマグネットM2が2個具備されたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
特許請求の範囲、明細書、図面等の用語の解釈上の疑義を解消すべく、以下用語の説明を行うこととする。
<用語の説明>
○マグネットMとは、平板状の磁石であって一方の面がS極で一方の面がN極の磁石をいう。
マグネットMは、例えば、円形断面の円柱であり、例えば、長方形断面の四角柱(直方体)である。
本発明において、マグネットMとは、第1のマグネットM1、第2のマグネットM2である。
第1のマグネットM1、第2のマグネットM2の断面形状が等しいことが望ましい。第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の対峙する面が重なる面積が大きい程、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2に働く圧縮力P(すなわち摩擦力μP、μ’P)及び磁石求心力Tを最大にするからである。
○第1のマグネットM1とは、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に内蔵された磁石、又は、座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に内蔵された磁石をいう。
○第2のマグネットM2とは、装着具Fに具備された磁石をいう。
○ぬいぐるみ玩具99とは、芯にする物を布等で包んで縫い合わせて、人や動物等の形に作った玩具をいう。人や動物の形の他、花、植物、怪獣、キャラクタ等の形も含む。
○装着具Fとは、第2のマグネットM2を具備してなり、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cを挟んで、ぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」を支える、あるいは、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cがずれるのを防止するものである。
例えば、装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものが例示される。
○表層とは、ぬいぐるみ玩具99の布地の部分をいう。
○表層内側部とは、ぬいぐるみ玩具99の表層(布地)の極内側近傍をいう。ぬいぐるみ玩具99に内蔵されるマグネットM1と装着具Fに内蔵されたマグネットM2の磁力は、マグネットM1とマグネットM2の距離は近ければ近い程望ましいからである。
○第1のマグネットM1が内蔵されとは、例えば、第1のマグネットM1は袋体で包装されてなり、袋体はぬいぐるみ玩具99と結合されてり、第1のマグネットMはぬいぐるみ玩具99に固着されてなる。
○装着具Fにも第2のマグネットM2が具備されてなりとは、例えば、装着具Fがシリコンシートであり、第2のマグネットM2は装着具Fに一体として固着されている。
○磁極軸とは、マグネットMにおいて、S極とN極を結ぶ軸線をいう。
○磁極軸の向きとは、磁極軸においてS極からN極へ向かう方向をいう。正負の区別をする。すなわち、S極からN極へ向かう方向が正の向きであり、N極からS極へ向かう方向を負の向き(逆向き)である。
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fを被装着体Cに装着する場合、を第1のマグネットM1の磁極軸の向きと第2のマグネットM2の磁極軸の向きは一致させるようにすることが必須である(図8、図9)。
厳格に一致させなくとも、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の間には、磁石求心力Tの復元力が働き、第1のマグネットM1の磁極軸と第2のマグネットM2の磁極軸は自動的に一致させるように働き、両磁極軸が自動的に一致すれば、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の対峙する面が自動的に一致するように働き、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2に働く圧縮力P(すなわち摩擦力μP、μ’P)及び磁石求心力Tを自動的に最大にするように働くという当業者が予測できない顕著な効果を発揮する(図8、図9、図10)。
○ぬいぐるみ玩具99を被装着体Cに装着する場合、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁極軸の向きが、略同じ方向になるような状態に設定される。
そして、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2は引き合って磁着圧縮力Pを生じさせると共に、マグネットM1と被装着体Cの間には、摩擦力μPが生じ、同時に、マグネットM2と被装着体Cの間には、摩擦力μ’Pが生じる。
さらに、見逃し易い力ながら、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tが生じる。
2つの力、摩擦力μP、磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」Wを支えるので、
μP+T=Wが成立する。
ここに、摩擦力μ’Pは、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tと被装着体Cの自重+動荷重W’によって生じ、
μ’P=T+W’が成立する。
○磁着圧縮力Pとは、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の間に生じる圧縮力をいう。
○摩擦係数μとは、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)をいう。
○摩擦係数μ’とは、装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)をいう。
○磁石求心力Tとは、マグネットM1の軸線と、マグネットM2の軸線がΔだけずれた場合、マグネットM1の軸線と、マグネットM2の軸線を一致させるように働く復元力である(図10)。
マグネットM1の軸線と、マグネットM2の軸線がΔだけずれた場合、磁石求心力Tは、下式で与えられる(図10)。
T=K*Δ……(1)式
ここに、Δ:第1のマグネットM1の軸線と第2のマグネットM2の軸線のズレ(cm)、K:定数(Kg重/cm)
○外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
○内側とは、ぬいぐるみ玩具99の外側から内側に向かう方向をいう。
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<記号の説明>
P:磁着圧縮力(Kg重)
μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
μ’:装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:磁石求心力(kg重)…図8においては、ぬいぐるみ玩具99には半重力方向に作用する。
T=K*Δ……(1)式
磁石求心力T(kg重)とは、2つのマグネットM1、M2がΔだけずれた場合、下式で与えられる力をいう。
T=K*Δ……(1)式
ここに、Δ:第1のマグネットM1の軸線と第2のマグネットM2の軸線のズレ(cm)、K:定数(Kg重/cm)
μP:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの間に作用する垂直方向の摩擦力(kg重)
μ’P:装着具Fと被装着体Cの間に作用する垂直方向の摩擦力(kg重)
W:ぬいぐるみ玩具99の重力方向に作用する「自重+動荷重」(kg重)
ここに、ぬいぐるみ玩具99の中には第1マグネットM1が内蔵されており、Wには第1マグネットM1の自重+動荷重が含まれる。
W’:装着具Fの自重+動荷重(kg重)
ここに、ぬいぐるみ玩具99の中には第2マグネットM2が具備されており、W’には第2マグネットM2の自重+動荷重が含まれる。
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<ぬいぐるみ玩具99と装着具Fと被装着体Cとの間に作用する力の釣り合い式>…図8において
図8において、被装着体Cの両面に垂直方向に圧縮力Pが作用し、被装着体Cの両面には、反重力方向に、摩擦力μP、μ’Pが作用する。
ぬいぐるみ玩具99には、荷重(W−T)が重力方向に作用する。かかる荷重を摩擦力μPにより支える。このことを数式化して下式を得る。
μP=W−T……(a)式
変形すれば、
W=μP+T……(A)式
一方、装着具Fには、荷重(W’+T)が作用する。かかる荷重を摩擦力μ’Pにより支える。このことを数式化して下式を得る。
μ’P=W’+T……(b)式
変形すれば、
T=μ’P−W’……(B)式
発明者は、第1マグネットM1と第2マグネットM2の間に、圧縮力Pが作用する以外にも、磁石求心力Tが発生することを発見し、
(A)式から、ぬいぐるみ玩具99の自重+動荷重Wを、摩擦力μPと磁石求心力Tにより支えることを発見した。
しかしながら、(B)式において、装着具Fの自重+動荷重W’は、ぬいぐるみ玩具99の自重+動荷重Wに比較して非常に小さいので、
T≒μ’P……(B’)式
と近似できる。すなわち、摩擦力μ’Pは磁石求心力Tを支えるようにする必要が有る。
ここにおいて、摩擦力μ’Pを大きくするためには、圧縮力Pを大きくする他、摩擦係数μ’を大きくする必要が有るが、例えばシリコンシート面と被装着体Cの摩擦係数μ’を大きくする必要が有るが、ぬいぐるみ玩具99の布地面と被装着体Cの摩擦係数μを大きくするよりも簡単である。
したがって、磁石求心力Tは、圧縮力Pに負けず劣らず大きな力なので(摩擦力μPPに負けず劣らず大きな力なので)、ぬいぐるみ玩具99の自重+動荷重Wを、摩擦力μPと磁石求心力Tにより支えることを想到したことは、非常に落下し難いぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せの発明を完成させたことになる。
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<ぬいぐるみ玩具99と装着具Fと被装着体Cとの間に作用する力の釣り合い式>…図9において
図9において、被装着体Cの両面に垂直方向に圧縮力Pが作用し、被装着体Cの両面には、水平方向に、摩擦力μP、μ’Pが作用する。
ぬいぐるみ玩具99には、荷重(W−T)が作用する。かかる荷重を摩擦力μPにより支える。このことを数式化して下式を得る。
μP=W−T……(a)式
変形すれば、
W=μP+T……(A)式
一方、装着具Fには、荷重(W’+T)が作用する。かかる荷重を摩擦力μ’Pにより支える。このことを数式化して下式を得る。
μ’P=W’+T……(b)式
変形すれば、
T=μ’P−W’……(B)式
発明者は、第1マグネットM1と第2マグネットM2の間に、圧縮力Pが作用する以外にも、磁石求心力Tが発生することを発見し、
(A)式から、ぬいぐるみ玩具99の動荷重Wを、摩擦力μPと磁石求心力Tにより支えることを発見した。
しかしながら、(B)式において、装着具Fの動荷重W’は、ぬいぐるみ玩具99の動荷重Wに比較して非常に小さいので、T≒μ’Pと近似できる。すなわち、摩擦力μ’Pは磁石求心力Tを支えるようにする必要が有る。
ここにおいて、摩擦力μ’Pを大きくするためには、圧縮力Pを大きくする他、摩擦係数μ’を大きくする必要が有るが、例えばシリコンシート面と被装着体Cの摩擦係数μ’を大きくする必要が有るが、ぬいぐるみ玩具99の布地面と被装着体Cの摩擦係数μを大きくするよりも簡単である。
したがって、磁石求心力Tは、圧縮力Pに負けず劣らず大きな力なので(摩擦力μPに負けず劣らず大きな力なので)、ぬいぐるみ玩具99の自重+動荷重Wを、摩擦力μPと磁石求心力Tにより支えることを想到したことは、非常に落下し難いぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せの発明を完成させたことになる。
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課題を解決するための手段は、本願の特許請求の範囲の各請求項に記載の発明であり、その具体的な解決手段は、以下の通りである。
○第1の発明(請求項1に記載の発明)
上記の課題を解決するための第1の発明(請求項1に記載の発明)は、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、垂直方向の被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、
(A)式で表される通り、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」Wを支えると共に
(B’)式で近似される通り、摩擦力μ’Pが、磁石求心力Tを支えることを特徴とするぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
ここに、
磁極軸とは、S極とN極の軸線をいう。
磁極軸の向きは、S極からN極へ向かう方向を指すものとする。
外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
内側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
(1)W=μP+T……(A)式
ここに、
μP:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力(Kg重)、μP=μ×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
(2)T≒μ’P……(B’)式
ここに、
μ’P:マグネットM2と被装着体Cの摩擦力摩擦力(Kg重)μ’P=μ’×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
○第2の発明(請求項2に記載の発明)
上記の課題を解決するための第2の発明(請求項2に記載の発明)は、
第1のマグネットM1及び第2のマグネットM2が、丸磁石又は角磁石であり、垂直方向の装着具Fにも第2のマグネットM2が、左右対称に具備されることを特徴とする請求項1に記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
○第3の発明(請求項3に記載の発明)
上記の課題を解決するための第3の発明(請求項3に記載の発明)は、
被装着体Cがバッグ又は被服であることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
○第4の発明(請求項4に記載の発明)
上記の課題を解決するための第4の発明(請求項4に記載の発明)は、
装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものであることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
○第5の発明(請求項5に記載の発明)
上記の課題を解決するための第5の発明(請求項5に記載の発明)は、
第1マグネットM1が2個内蔵され、装着具FにもマグネットM2が2個具備されたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せである。
本発明に係るぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せは、上記のような特徴的構成要件から構成され、特徴的構成要件に応じた、以下のような本願発明特有の効果を奏する。
また、上記の各発明に応じた、上記のような特徴的構成要件から構成されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せによれば、本願発明の課題を十分解消することができた。
○第1の発明の効果
第1の発明によれば、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、垂直方向の被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、
(A)式で表される通り、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」Wを支えると共に
(B’)式で近似される通り、摩擦力μ’Pが、磁石求心力Tを支えることを特徴とするぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せ。
ここに、
磁極軸とは、S極とN極の軸線をいう。
磁極軸の向きは、S極からN極へ向かう方向を指すものとする。
外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
内側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
(1)W=μP+T……(A)式
ここに、
μP:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力(Kg重)、μP=μ×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
(2)T≒μ’P……(B’)式
ここに、
μ’P:マグネットM2と被装着体Cの摩擦力摩擦力(Kg重)μ’P=μ’×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に第1のマグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力Pによるぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、ぬいぐるみ玩具99が被装着体Cからのずれを防止することという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
第1のマグネットM1及び第2のマグネットM2が、丸磁石又は角磁石であり、垂直方向の装着具Fにも第2のマグネットM2が、左右対称に具備されることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第3の発明の効果
第3の発明によれば、
被装着体Cがバッグ又は被服であることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第4の発明の効果
第4の発明によれば、
装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものであることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第5の発明の効果
第5の発明によれば、
第1マグネットM1が2個内蔵され、装着具FにもマグネットM2が2個具備されたことという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
また、上記の各発明に応じた、上記のような特徴的構成要件から構成されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せによれば、本願発明の課題を十分解消することができた。
○第1の発明の効果
第1の発明によれば、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、垂直方向の被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、
(A)式で表される通り、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」Wを支えると共に
(B’)式で近似される通り、摩擦力μ’Pが、磁石求心力Tを支えることを特徴とするぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せ。
ここに、
磁極軸とは、S極とN極の軸線をいう。
磁極軸の向きは、S極からN極へ向かう方向を指すものとする。
外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
内側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
(1)W=μP+T……(A)式
ここに、
μP:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力(Kg重)、μP=μ×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
(2)T≒μ’P……(B’)式
ここに、
μ’P:マグネットM2と被装着体Cの摩擦力摩擦力(Kg重)μ’P=μ’×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に第1のマグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力Pによるぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、ぬいぐるみ玩具99が被装着体Cからのずれを防止することという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
第1のマグネットM1及び第2のマグネットM2が、丸磁石又は角磁石であり、垂直方向の装着具Fにも第2のマグネットM2が、左右対称に具備されることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第3の発明の効果
第3の発明によれば、
被装着体Cがバッグ又は被服であることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第4の発明の効果
第4の発明によれば、
装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものであることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第5の発明の効果
第5の発明によれば、
第1マグネットM1が2個内蔵され、装着具FにもマグネットM2が2個具備されたことという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
以下、本発明に係る、ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せに関する最良の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[図1]図1(A)図と図1(C)図は、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に内蔵された第1マグネットM1と、装着具Fに具備された第2のマグネットM2を表す図である。図1(B)図と図1(D)図は、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際の使用状態を示す図である。装着具Fに具備された第2のマグネットM2表す図である。
[図2]図2(A)図と図2(C)図は、座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に内蔵された第1のマグネットM1と装着具Fに具備された第2のマグネットM2を表す図である。図2(A)図の装着具Fに具備された第2のマグネットM2が1個であるのに対して、図2(C)図の装着具Fに具備された第2のマグネットM2が2個である。図2(C)図は、ぬいぐるみ玩具99の背面図を表す。図2(D)図は、ぬいぐるみ玩具99の左側面図を表す。ぬいぐるみ玩具99の右側面図は、ぬいぐるみ玩具99の左側面図と対象に表れるので省略する。
[図3]図3(A)図と図3(B)図は、第1のマグネットM1を袋に入れる状態を表している。図3(C)図は、袋とじされ、袋に内蔵された第1のマグネットM1を、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の開口部から当該後頭部の表層内側部に内蔵する状態図を表している。図3(D)図は、袋とじされ、袋に内蔵された第1のマグネットM1を、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の開口部から当該後頭部の表層内側部に内蔵させた後、当該後頭部の開口部を閉じた状態図を表している。
[図4]図4(A)図とは、第2のマグネットM2が1個具備された装着具Fの平面図を表す。図4(B)図とは、第2のマグネットM2が1個具備された装着具Fの背面図を表す。図4(C)図とは、第2のマグネットM2が1個具備された装着具Fの正面図を表す。
[図5]図5(A)図とは、第2のマグネットM2が2個具備された装着具Fの平面図を表す。図5(B)図とは、第2のマグネットM2が2個具備された装着具Fの背面図を表す。図5(C)図とは、第2のマグネットM2が2個具備された装着具Fの正面図を表す。
[図6]図6は、ぬいぐるみ玩具99の正面図を表す。
[図7]図7左図は、被装着体(衣服の型部)の下に第2のマグネットM2が具備された装着具Fを装着して、第1マグネットM1を内蔵したぬいぐるみ玩具99を載せて移動する使用態様を表す図である。図7中央図は、被装着体(衣服の腹部)の下に第2のマグネットM2が具備された装着具Fを装着して、第1マグネットM1を内蔵したぬいぐるみ玩具99をぶら下げて移動する使用態様を表す図である。図7右図は、被装着体(バッグ全面)の中に第2のマグネットM2が具備された装着具Fを装着して、第1マグネットM1を内蔵したぬいぐるみ玩具99をぶら下げて移動する使用態様を表す図である。
[図8]図8は、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に内蔵された第1マグネットM1と装着具Fに具備された第2のマグネットM2と被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」を支える機構を示す図である。
[図9]図9は、座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に内蔵された第1マグネットM1と装着具Fに具備された第2のマグネットM2と被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の動荷重を支えてぬいぐるみ玩具99が被装着体Cからのずれを防止する機構を示す図である。
[図10]図10は、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間のズレΔ(cm)がある値より小さいと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することを示す図である。
以下、本発明に係る、ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せについて、図面を参照しながら説明する。
11111**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、垂直方向の被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、
(A)式で表される通り、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」Wを支えると共に
(B’)式で近似される通り、摩擦力μ’Pが、磁石求心力Tを支えることを特徴とするぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
ここに、
磁極軸とは、S極とN極の軸線をいう。
磁極軸の向きは、S極からN極へ向かう方向を指すものとする。
外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
内側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
(1)W=μP+T……(A)式
ここに、
μP:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力(Kg重)、μP=μ×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
(2)T≒μ’P……(B’)式
ここに、
μ’P:マグネットM2と被装着体Cの摩擦力摩擦力(Kg重)μ’P=μ’×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
P:磁着圧縮力(Kg重)、μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)、T:磁石求心力(kg重)
○第1の発明の効果
第1の発明によれば、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、垂直方向の被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、
(A)式で表される通り、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」Wを支えると共に
(B’)式で近似される通り、摩擦力μ’Pが、磁石求心力Tを支えることを特徴とするぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せ。
ここに、
磁極軸とは、S極とN極の軸線をいう。
磁極軸の向きは、S極からN極へ向かう方向を指すものとする。
外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
内側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
(1)W=μP+T……(A)式
ここに、
μP:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力(Kg重)、μP=μ×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
(2)T≒μ’P……(B’)式
ここに、
μ’P:マグネットM2と被装着体Cの摩擦力摩擦力(Kg重)μ’P=μ’×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
22222**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
第1のマグネットM1及び第2のマグネットM2が、丸磁石又は角磁石であり、垂直方向の装着具Fにも第2のマグネットM2が、左右対称に具備されることを特徴とする請求項1に記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
第1のマグネットM1及び第2のマグネットM2が、丸磁石又は角磁石であり、垂直方向の装着具Fにも第2のマグネットM2が、左右対称に具備されることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
33333**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
被装着体Cがバッグ又は被服であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
○第3の発明の効果
第3の発明によれば、
被装着体Cがバッグ又は被服であることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
44444**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
○第4の発明の効果
第4の発明によれば、
装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものであることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
55555**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
第1マグネットM1が2個内蔵され、装着具FにもマグネットM2が2個具備されたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
○第5の発明の効果
第5の発明によれば、
第1マグネットM1が2個内蔵され、装着具FにもマグネットM2が2個具備されたことという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
[図1]図1(A)図と図1(C)図は、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に内蔵された第1マグネットM1と、装着具Fに具備された第2のマグネットM2を表す図である。図1(B)図と図1(D)図は、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際の使用状態を示す図である。装着具Fに具備された第2のマグネットM2表す図である。
[図2]図2(A)図と図2(C)図は、座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に内蔵された第1のマグネットM1と装着具Fに具備された第2のマグネットM2を表す図である。図2(A)図の装着具Fに具備された第2のマグネットM2が1個であるのに対して、図2(C)図の装着具Fに具備された第2のマグネットM2が2個である。図2(C)図は、ぬいぐるみ玩具99の背面図を表す。図2(D)図は、ぬいぐるみ玩具99の左側面図を表す。ぬいぐるみ玩具99の右側面図は、ぬいぐるみ玩具99の左側面図と対象に表れるので省略する。
[図3]図3(A)図と図3(B)図は、第1のマグネットM1を袋に入れる状態を表している。図3(C)図は、袋とじされ、袋に内蔵された第1のマグネットM1を、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の開口部から当該後頭部の表層内側部に内蔵する状態図を表している。図3(D)図は、袋とじされ、袋に内蔵された第1のマグネットM1を、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の開口部から当該後頭部の表層内側部に内蔵させた後、当該後頭部の開口部を閉じた状態図を表している。
[図4]図4(A)図とは、第2のマグネットM2が1個具備された装着具Fの平面図を表す。図4(B)図とは、第2のマグネットM2が1個具備された装着具Fの背面図を表す。図4(C)図とは、第2のマグネットM2が1個具備された装着具Fの正面図を表す。
[図5]図5(A)図とは、第2のマグネットM2が2個具備された装着具Fの平面図を表す。図5(B)図とは、第2のマグネットM2が2個具備された装着具Fの背面図を表す。図5(C)図とは、第2のマグネットM2が2個具備された装着具Fの正面図を表す。
[図6]図6は、ぬいぐるみ玩具99の正面図を表す。
[図7]図7左図は、被装着体(衣服の型部)の下に第2のマグネットM2が具備された装着具Fを装着して、第1マグネットM1を内蔵したぬいぐるみ玩具99を載せて移動する使用態様を表す図である。図7中央図は、被装着体(衣服の腹部)の下に第2のマグネットM2が具備された装着具Fを装着して、第1マグネットM1を内蔵したぬいぐるみ玩具99をぶら下げて移動する使用態様を表す図である。図7右図は、被装着体(バッグ全面)の中に第2のマグネットM2が具備された装着具Fを装着して、第1マグネットM1を内蔵したぬいぐるみ玩具99をぶら下げて移動する使用態様を表す図である。
[図8]図8は、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に内蔵された第1マグネットM1と装着具Fに具備された第2のマグネットM2と被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」を支える機構を示す図である。
[図9]図9は、座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に内蔵された第1マグネットM1と装着具Fに具備された第2のマグネットM2と被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の動荷重を支えてぬいぐるみ玩具99が被装着体Cからのずれを防止する機構を示す図である。
[図10]図10は、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間のズレΔ(cm)がある値より小さいと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することを示す図である。
以下、本発明に係る、ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せについて、図面を参照しながら説明する。
11111**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、垂直方向の被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、
(A)式で表される通り、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」Wを支えると共に
(B’)式で近似される通り、摩擦力μ’Pが、磁石求心力Tを支えることを特徴とするぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
ここに、
磁極軸とは、S極とN極の軸線をいう。
磁極軸の向きは、S極からN極へ向かう方向を指すものとする。
外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
内側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
(1)W=μP+T……(A)式
ここに、
μP:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力(Kg重)、μP=μ×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
(2)T≒μ’P……(B’)式
ここに、
μ’P:マグネットM2と被装着体Cの摩擦力摩擦力(Kg重)μ’P=μ’×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
P:磁着圧縮力(Kg重)、μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)、T:磁石求心力(kg重)
○第1の発明の効果
第1の発明によれば、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、垂直方向の被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、
(A)式で表される通り、ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の「自重と動荷重」Wを支えると共に
(B’)式で近似される通り、摩擦力μ’Pが、磁石求心力Tを支えることを特徴とするぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せ。
ここに、
磁極軸とは、S極とN極の軸線をいう。
磁極軸の向きは、S極からN極へ向かう方向を指すものとする。
外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
内側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
(1)W=μP+T……(A)式
ここに、
μP:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力(Kg重)、μP=μ×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
(2)T≒μ’P……(B’)式
ここに、
μ’P:マグネットM2と被装着体Cの摩擦力摩擦力(Kg重)μ’P=μ’×Pで与えられる。
P:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力(Kg重)
μ:装着具Fと被装着体Cの摩擦係数(無次元数)
T:第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力(kg重)
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
22222**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
第1のマグネットM1及び第2のマグネットM2が、丸磁石又は角磁石であり、垂直方向の装着具Fにも第2のマグネットM2が、左右対称に具備されることを特徴とする請求項1に記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
第1のマグネットM1及び第2のマグネットM2が、丸磁石又は角磁石であり、垂直方向の装着具Fにも第2のマグネットM2が、左右対称に具備されることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
33333**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
被装着体Cがバッグ又は被服であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
○第3の発明の効果
第3の発明によれば、
被装着体Cがバッグ又は被服であることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
44444**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
○第4の発明の効果
第4の発明によれば、
装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものであることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
55555**************************************************
上記のぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、
第1マグネットM1が2個内蔵され、装着具FにもマグネットM2が2個具備されたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せが開示されている。
○第5の発明の効果
第5の発明によれば、
第1マグネットM1が2個内蔵され、装着具FにもマグネットM2が2個具備されたことという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
M……マグネット
M1……第1のマグネット
M2……第2のマグネット
99……ぬいぐるみ玩具
F……装着具
9……表層(布地)
L1……第1のマグネットM1の軸線
L2……第2のマグネットM2の軸線
P……磁着圧縮力
μ……摩擦係数
T……磁石求心力
Δ……第1のマグネットM1の軸線と第2のマグネットM2の軸線のズレ
M1……第1のマグネット
M2……第2のマグネット
99……ぬいぐるみ玩具
F……装着具
9……表層(布地)
L1……第1のマグネットM1の軸線
L2……第2のマグネットM2の軸線
P……磁着圧縮力
μ……摩擦係数
T……磁石求心力
Δ……第1のマグネットM1の軸線と第2のマグネットM2の軸線のズレ
Claims (6)
- ぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せにおいて、ぬいぐるみ玩具99の後頭部の表層内側部に第1マグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力Pによるぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、被装着体Cがぬいぐるみ玩具99の自重と動荷重を支えることを特徴とするぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せ。
ここに、磁極軸とは、S極とN極の軸線をいう。磁極軸の向きは、S極からN極へ向かう方向をさすものとする。外側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。内側とは、ぬいぐるみ玩具99の内側から外側に向かう方向をいう。
P:磁着圧縮力(Kg重)、μ:ぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦係数(無次元数)、T:磁石求心力(kg重) - 座った姿態のぬいぐるみ玩具99の臀部の表層内側部に第1のマグネットM1が内蔵され、装着具Fにも第2のマグネットM2が具備され、第1マグネットM1磁極軸の向きが外側又は内側を向いてなり、被装着体Cにぬいぐるみ玩具99を装着する際は、被装着体Cを挟んで、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2が双方の磁極軸を自動的に一致させて磁着することによって、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2の磁着圧縮力Pによるぬいぐるみ玩具99と被装着体Cの摩擦力μPと、第1のマグネットM1と第2のマグネットM2間に働く磁石求心力Tによって、ぬいぐるみ玩具99が被装着体Cからのずれを防止することを特徴とする請求項1に記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せ。
- 第1のマグネットM1及び第2のマグネットM2が、丸磁石又は角磁石であり、装着具Fにも第2のマグネットM2が上下対称に具備されることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せ。
- 被装着体Cがバッグ又は被服であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せ。
- 装着具Fが、シリコンシートに第2のマグネットM2を内蔵させたものであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せ。
- 第1マグネットM1が2個内蔵され、装着具FにもマグネットM2が2個具備されたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載されたぬいぐるみ玩具99と装着具Fとの組合せ。
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JP2016203184A JP2018061800A (ja) | 2016-10-16 | 2016-10-16 | ぬいぐるみ玩具と装着具との組合せ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019111216A (ja) * | 2017-12-25 | 2019-07-11 | 株式会社ボークス | 装着補助具、外装部品装着キット及び人形 |
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2016
- 2016-10-16 JP JP2016203184A patent/JP2018061800A/ja not_active Withdrawn
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