JP2018061722A - ポケット部構造 - Google Patents

ポケット部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2018061722A
JP2018061722A JP2016202143A JP2016202143A JP2018061722A JP 2018061722 A JP2018061722 A JP 2018061722A JP 2016202143 A JP2016202143 A JP 2016202143A JP 2016202143 A JP2016202143 A JP 2016202143A JP 2018061722 A JP2018061722 A JP 2018061722A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pocket
bag
skin material
storage
closing piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016202143A
Other languages
English (en)
Inventor
誠 正田
Makoto Shoda
誠 正田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamatoya Co Ltd
Original Assignee
Yamatoya Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamatoya Co Ltd filed Critical Yamatoya Co Ltd
Priority to JP2016202143A priority Critical patent/JP2018061722A/ja
Publication of JP2018061722A publication Critical patent/JP2018061722A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

【課題】携帯電話等の小物を、必要時に、迅速に取り出して使用できると共に、形態時に内部に収納した小物がポケットから出てしまうことのない改良されたバッグのポケット部構造を提供する。【解決手段】バッグに設けられたポケット部構造であって、バッグ本体を形成する表皮材と、前記表皮材との間に収納部を形成するポケット形成表皮材とを備え、前記収納部内方上端部には、収納部下方に向かう自由端部を有する内方閉止片部が設けられている。【選択図】 図1

Description

本発明は、ポケット部構造の改良に関する。
一般に、バッグを携帯する場合に、携帯電話等の、必要時にすぐ取り出して使用したい様々な小物を収納しておきたい、という要請がある。
しかしながら、従来のバッグにはバッグ内部に様々なポケット部が設けられてはいるが、内部に設けられたポケット部内に収納した小物を取り出そうとした場合には、収納部全体の開口部を閉止するファスナー部を開放した後に、収納部内部に手を入れ、複数あるポケット部から必要な小物を取り出す必要があり、非常に煩雑であると共に迅速に小物を取り出すことができない、という不具合があった。
また、バッグの外面部に小物を収納できるポケット部を設けたバッグも多く使われているが、フラップ等で開口部を着脱可能に被覆する構造となっており、必要時にはフラップを開き、内部の小物を取り出す必要があり、同様に迅速な取り出しができなかった。一方、単に、フラップを設けないポケット部として構成した場合には、内部に収納した小物が携帯の途中で脱落する可能もあり、適当ではない。
このような観点から本件出願人は過去の特許文献を調査した、以下の特許文献を抽出した(特許文献1)。この特許文献所載の技術にあっても同様の効果を得ることは可能であるが、本件出願に係る発明は、携帯時に、内部に収納した小物がポケットから出てしまう可能性がなく、かつ、必要時に取り出しやすい改良されたポケット部構造を提供するために発明された。
実用新案登録第3165964号公報
本発明はこのような従来からの不具合を解決するためのものであって、その課題は、携帯電話等の小物を、必要時に、迅速に取り出して使用できると共に、形態時に内部に収納した小物がポケットから出てしまうことのない改良されたバッグのポケット部構造を提供する。
前記課題達成のため、請求項1記載の発明にあっては、バッグに設けられたポケット部構造であって、バッグ本体を形成する表皮材と、前記表皮材との間に収納部を形成するポケット形成表皮材とを備え、前記収納部内方上端部には、収納部下方に向かう自由端部を有する内方閉止片部が設けられていることを特徴とする。
従って、請求項1記載の発明にあっては、ポケット部に個人携帯電話等の小物を収納した場合には、バッグ携帯時にバッグが揺れ、収納部内で小物が上下動した場合であっても、前記内方閉止片部の自由端部に引っ掛かり、前記自由端部と前記表皮材との間に捉えられるため収納部内の小物は収納部から外方へ出てしまうことはない。
請求項2記載の発明にあっては、前記ポケット部は所定の深さ寸法を有して形成され、前記内方閉止片部は、前記収納部の幅方向に全域に設けられていることを特徴とする。従って、収納部内に収納された小物はポケット部の幅方向全域に亘って、開口部から外方への流出は規制される。
請求項3記載の発明にあっては、前記内方閉止片部は細長帯状に形成され、上端部及び両端部が前記表皮材に縫合固定されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明にあっては、前記内方閉止片部の両端部の間に形成される自由端部が内部に収納された小物の規制片部として機能する。
請求項4記載の発明にあっては、前記ポケット部はバッグ本体の外表面部に設けられていることを特徴とする。従って、請求項4記載の発明にあっては、バッグ本体の外部に設けられたポケット部に小物を収納し、バック携帯時にバッグが揺れた場合であっても、小物は前記内方閉止片部により規制されて収納部の開口部から出てしまうことはない。
請求項1記載の発明にあっては、バッグ本体を形成する表皮材と、前記表皮材との間に収納部を形成するポケット形成表皮材とを備え、前記収納部内方上端部には、収納部下方に向かう自由端部を有する内方閉止片部が設けられていることから、ポケット部に個人携帯電話等の小物を収納した場合には、バッグ携帯時にバッグが揺れ、収納部内で小物が上下動した場合であっても、前記内方閉止片部の自由端部と表皮材との間に引っ掛かって捉えられ、収納部内の小物は収納部から前記表皮材及びポケット形成表皮材とにより形成される開口部を介して外方へ出てしまうことはない。その結果、携帯時において揺れた場合にあっても小物を確実に収納しておくことが可能となると共に、小物を取り出す際には容易に取り出すことが可能となる。
従って、請求項1記載の発明にあっては、携帯時に揺れた場合であっても小物が飛び出さないと共に、必要時には収納されている小物を取り出しやすいバッグのポケット部構造を提供することができる。
また、従来よりリーズナブルな価格で販売したいという要請の一方で高騰し続ける国内生産の環境があったが、その解決方法として、請求項1記載の発明にあっては、不良の出にくい構造と縫製しやすさと、工程数削減による縫製コストを抑えることが実現できる。
請求項2記載の発明にあっては、前記ポケット部は所定の深さ寸法を有して形成され、前記内方閉止片部は、前記収納部の幅方向に全域に設けられており、収納部内に収納された小物はポケット部の幅方向全域に亘って、開口部から外方への流出は規制されることから、より確実にポケット部内に小物を収納できるバッグのポケット部構造を提供することが可能となる。
請求項3記載の発明にあっては、前記内方閉止片部は細長帯状に形成され、上端部及び両端部が前記表皮材に縫合固定されていることから、前記内方閉止片部の両端部の間に形成される自由端部が内部に収納された小物の規制片部として機能し、より確実に収納された小物の飛び出しを規制することが可能となる。
請求項4記載の発明にあっては、前記ポケット部はバッグ本体の外表面部に設けられていることを特徴とする。従って、請求項4記載の発明にあっては、バッグ本体の外部に設けられたポケット部に小物を収納し、バック携帯時にバッグが揺れた場合であっても、小物は前記内方閉止片部により規制されて収納部の開口部から出てしまうことはない。
従って、請求項4記載の発明にあっては、携帯電話等の使用頻度の高い小物を飛び出すことのないように収納し、かつ取り出しやすいバッグのポケット部構造を提供することができる。
本発明に係るバッグのポケット部構造の一実施の形態を示す斜視図である。 本発明に係るバッグのポケット部構造の一実施の形態を示す斜視説明図である。 本発明に係るバッグのポケット部構造の一実施の形態を示す斜視説明図である。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づき、本発明を詳細に説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係るポケット部構造は、ハンドバッグ10のバッグ本体11の外表面部に設けられている。即ち、図1に示すように、バッグ本体11のマチ部12の外側面部にマチ部12の幅方向全域に亘ってポケット部13が設けられている。
このポケット部13は、バッグ本体11を形成する合成樹脂製の表皮材14と、表皮材14との間に携帯電話等の小物19を収納しうる収納部15を形成する合成樹脂製のポケット形成材16とを備え、側面略長方形状に形成されており、上端部には、ファスナー等の閉止部材が設けられていない開口部17が形成されている。
そして、本実施の形態にあっては、図2に示すように、収納部15の内方上端部には、収納部下方に向かう自由端部20を有する内方閉止片部18が収納部15の幅方向全域に亘って設けられている。内方閉止片部18は細長帯状に形成され、上端部18a及び両端部18bが表皮材14に縫合固定されている。従って、自由端部20はマチ部12の幅方向全域に亘って縫合固定されておらず、自由端部20と表皮材14との間には僅かながら空隙が形成されている。
従って、本実施の形態に係るハンドバッグ10を使用した場合には、マチ部12の外表面部に設けられている収納部15内に携帯電話等の小物19を開口部17を介して容易に収納することできる。
また、小物19を収納した状態でハンドバッグ10を携帯し、例えば、使用状態によってハンドバッグが上下逆になるような使用態様があった場合には、収納部15内において小物19は開口部17方向に移動するが、この時に、内方閉止片部18の自由端部20から内方閉止片部18と表皮材14との間の空隙に滑り込みその状態で停止する。従って、小物19は開口部17から外方へ出てしまうことはない。
さらに、ハンドバッグ10の天地を通常の状態に戻して使用した場合には、小物19は収納部15内の下方に移動する。そして、この状態で小物19を取り出したい場合には、開口部17から手を入れた場合には、内方閉止片部18の表面部を通過して小物19を把持して取り出すことができる。
従って、本実施の形態にあっては、小物19を手軽にバッグ本体11の外部に設けられた収納部15内に収納することができると共に、ハンドバッグ10を持ち歩いた際であっても、内部に収納した小物19が脱落してしまう事態を有効に防止することができる。そして、使用時にも開口部17には閉止部材は設けられていないことから、容易かつ迅速に小物20を取り出すことが可能になる。
本実施の形態にあっては、ポケット部構造をバッグ本体11の外面部に設けた場合を例に説明したが、本実施の形態に限定されず、バッグ本体11の内部に設けられた小物収納用のポケットに適用しても良い。
本発明はバッグのポケット部構造に適用できることから、産業上の利用可能性を有している。
10 ハンドバッグ
11 バッグ本体
12 マチ部
13 ポケット部
14 表皮材
15 収納部
16 ポケット形成材
17 開口部
18 内方閉止片部
19 小物
20 自由端部

Claims (4)

  1. バッグに設けられたポケット部構造であって、バッグ本体を形成する表皮材と、前記表皮材との間に収納部を形成するポケット形成材とを備え、前記収納部内方上端部には、前記収納部下方に向かう自由端部を有する内方閉止片部が設けられていることを特徴とするポケット部構造。
  2. 前記ポケット部は所定の深さ寸法を有して形成され、前記内方閉止片部は、前記収納部の幅方向に全域に設けられていることを特徴とする請求項1記載のポケット部構造。
  3. 前記内方閉止片部は細長帯状に形成され、上端部及び両端部が前記表皮材に縫合固定されていることを特徴とする請求項1記載のポケット部構造。
  4. 前記ポケット部は前記バッグ本体の外表面部に設けられていることを特徴とする請求項1記載のポケット部構造。
JP2016202143A 2016-10-13 2016-10-13 ポケット部構造 Pending JP2018061722A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016202143A JP2018061722A (ja) 2016-10-13 2016-10-13 ポケット部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016202143A JP2018061722A (ja) 2016-10-13 2016-10-13 ポケット部構造

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019001513U Continuation JP3222067U (ja) 2019-04-25 2019-04-25 ポケット部構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018061722A true JP2018061722A (ja) 2018-04-19

Family

ID=61967059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016202143A Pending JP2018061722A (ja) 2016-10-13 2016-10-13 ポケット部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018061722A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6760926B1 (en) * 2002-08-12 2004-07-13 Raymond J. Miller Security pocket device
JP2006111981A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Nobuo Kanazawa ポケット開口部構造
JP3158619U (ja) * 2010-01-29 2010-04-08 住商モンブラン株式会社 収納物脱落防止機能を有するポケット
JP3196920U (ja) * 2015-01-29 2015-04-09 フレックスジャパン株式会社 携帯電話用ポケット
JP3205460U (ja) * 2016-05-13 2016-07-28 施懿玲 ズボンのポケット構成

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6760926B1 (en) * 2002-08-12 2004-07-13 Raymond J. Miller Security pocket device
JP2006111981A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Nobuo Kanazawa ポケット開口部構造
JP3158619U (ja) * 2010-01-29 2010-04-08 住商モンブラン株式会社 収納物脱落防止機能を有するポケット
JP3196920U (ja) * 2015-01-29 2015-04-09 フレックスジャパン株式会社 携帯電話用ポケット
JP3205460U (ja) * 2016-05-13 2016-07-28 施懿玲 ズボンのポケット構成

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9949541B2 (en) Combination cell phone and eyeglass case
US8923938B2 (en) Protective carrying apparatus for a cellular phone and essential personal items
US9009889B1 (en) Pillowcase with a pocket
US20110303560A1 (en) Combination Cell Phone and Eyeglass Dedicated Case
CN107920641A (zh) 具有管理系统的存储装置以及具有该存储装置的行李系统
JP3222067U (ja) ポケット部構造
JP2018061722A (ja) ポケット部構造
KR200465652Y1 (ko) 가변 가능한 다목적 휴대용 가방
US20140252054A1 (en) Cell Phone Holster
JP3181592U (ja) ファスナー付きノートケース
JP3214597U (ja) バッグ
KR200482443Y1 (ko) 확장 가능한 휴대폰 수납용 포켓
KR200482560Y1 (ko) 멀티 변형 가방
US20190053593A1 (en) Mobile pocket folio for quick access within a bag and methods of manufacturing same
CN210696317U (zh) 可翻转包
JP3202017U (ja) 大きな鞄に模様替えできるショルダーバッグ
JP3217388U (ja)
JP3240730U (ja) バッグ
TWM583227U (zh) 行李箱組合及其行李箱
JP7491128B2 (ja) 電子機器収納ケース
JP3168531U (ja) ポケットティッシュポーチ
JP3166525U (ja) ペンケース
KR200483876Y1 (ko) 회전식 핸드스트랩을 구비한 가방
JP5756222B1 (ja) 小物入れ具
JP3121185U (ja) 小物入れ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180627

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181129

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190208