JP2018061703A - 自走式電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】障害物検知センサによる検知エリアの高さ範囲を拡大することができる自走式電子機器を提供すること。
【解決手段】駆動輪を有する走行可能な筐体と、前記筐体の外周部に設けられて進行方向に存在する障害物を検知可能な障害物検知センサを有する検知部と、前記障害物検知センサからの信号に基づいて前記駆動輪を制御する制御部とを備え、
前記検知部は、前記障害物検知センサによる検知エリアの高さ範囲よりも広い高さ範囲において部分的または全体的に障害物を検知可能に構成されたことを特徴とする自走式電子機器。
【選択図】図1

Description

本発明は、自走式電子機器に関し、詳しくは走行時に障害物を検知して回避可能な自走式電子機器に関する。
従来の自走式電子機器として、特許文献1には、ロボット式掃除機が開示されている。
このロボット式掃除機は、シャシと、シャシに取り付けられた支持車輪と、支持車輪を駆動するために支持車輪に連結された駆動手段と、駆動手段を制御する制御機構と、清掃面に面する塵埃空気吸入口を備えた掃除機ヘッドと、シャシに支持され掃除機ヘッドと連通し塵埃空気吸入口を通じて掃除機に吸入された空気から塵埃を分離するための分離装置とを備えている。
また、シャシには、複数のセンサが取り付けられている。センサは、ロボット式掃除機の経路上の障害物(壁、家具等を含む)への接近を検出するものであり、複数の超音波センサおよび複数の赤外線センサが用いられている。
特開2009−254919号公報
前記ロボット式掃除機において、厚みの大半を占める分離装置がシャシ上に設けられ、シャシの外周面の下方位置にセンサが配置されている。そのため、ロボット式掃除機は清掃面付近にある障害物をセンサにて検知して障害物を回避しながら走行することができる。
しかしながら、前記ロボット式掃除機の場合、センサの検知エリアよりも上方位置にある、例えば、机またはソファーの脚と脚を連結する水平方向の連結バー、机の幕板および袖引き出しといった障害物をセンサにて検知することは困難である。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、障害物検知センサによる検知エリアの高さ範囲を拡大することができる自走式電子機器を提供することを目的とする。
かくして、本発明によれば、駆動輪を有する走行可能な筐体と、前記筐体の外周部に設けられて進行方向に存在する障害物を検知可能な障害物検知センサを有する検知部と、前記障害物検知センサからの信号に基づいて前記駆動輪を制御する制御部とを備え、
前記検知部は、前記障害物検知センサによる検知エリアの高さ範囲よりも広い高さ範囲において部分的または全体的に障害物を検知可能に構成された自走式電子機器が提供される。
従来の自走式電子機器の場合、複数の障害物検知センサを有する検知部は、各障害物検知センサが筐体の同一の高さ位置に固定されるため、検知エリアの高さ範囲が固定されている。したがって、この高さ範囲よりも少し高い位置にある障害物を検知部にて検知することができず、筐体が障害物に衝突してしまう。
これに対し、本発明の自走式電子機器では、検知部が、障害物検知センサによる検知エリアの高さ範囲よりも広い高さ範囲において部分的または全体的に障害物を検知可能に構成されている。つまり、例えば、(I)1つの障害物検知センサを高さ方向に移動させる、あるいは(II)取り付け高さ位置が異なる複数の障害物センサにて障害物を検知させることにより、検知部の検知エリアの高さ範囲を拡大することができるため、筐体の障害物への衝突を抑制することができる。
(I)の場合、検知エリアの高さ範囲を低位置、標準位置または高位置というように選択的に設定することにより、検知部が、障害物検知センサによる検知エリアの高さ範囲よりも広い高さ範囲において部分的に障害物を検知することができ、検知エリアの高さ範囲の拡大が可能である。また、(II)の場合、検知部が、障害物検知センサによる検知エリアの高さ範囲よりも広い高さ範囲において全体的に障害物を検知することができ、検知エリアの高さ範囲の拡大が可能である。
本発明の実施形態1の自走式電子機器であって、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は左側面図である。 実施形態1の自走式電子機器の内部構成を説明する概略断面図である。 実施形態1の自走式掃除機における検知部の高位置状態を示す正面図である。 実施形態1の自走式掃除機における低位置の検知部の検知エリアを説明する図である。 実施形態1の自走式掃除機における高位置の検知部の検知エリアを説明する図である。 本発明の実施形態2の自走式電子機器を示す正面図である。 実施形態2の自走式電子機器における検知エリアを説明する図であって、(A)は右側面図、(B)は平面図である。 本発明の実施形態3の自走式電子機器を示す正面図である。 実施形態3の自走式電子機器における検知エリアを説明する右側面図である。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1の自走式電子機器であって、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は左側面図である。また、図2は実施形態1の自走式電子機器の内部構成を説明する概略断面図であり、図3は実施形態1の自走式掃除機における検知部の高位置状態を示す正面図である。
なお、実施形態1では自走式電子機器として自走式掃除機の場合を例示するが、イオン発生器を備えた自走式イオン発生装置にも本発明を適用することができる。
<自走式掃除機の全体構成について>
図1〜図3に示すように、この自走式掃除機10は、主として、左右一対の駆動輪12および鉛直軸心回りに回動可能な後輪13を有する走行可能な筐体11と、筐体11の外周部に設けられて進行方向に存在する障害物を検知可能な複数の障害物検知センサ21を有する検知部20と、障害物検知センサ21からの信号に基づいて駆動輪を制御する制御部30とを備える。
筐体11は、円形の底板部11aと、底板部11aの外周端縁に沿って設けられた外周部11bと、外周部11bの上端縁部に設けられた円形の天板部11cとを有する円柱形に形成されている。
外周部11bの前半部は、板バネやコイルバネ等の弾性部材によって径方向外方へ付勢されたバンパー11b1となっており、このバンパー11b1には周方向に延びるスリット11b11が形成されている。そして、バンパー11b1の裏側に検知部20が設けられ、複数の障害物検知センサ21がスリット11b11から外部へ露出している。なお、検知部20について詳しくは後述する。
底板部11aにおいて、前後方向の中間部の左右位置には一対の駆動輪12を挿通させる開口部(図示省略)が設けられると共に、中間部よりも前方位置には吸込口11a1が設けられている。
天板部11cにおいて、前後方向の中間部は開閉可能な蓋部11c1となっていると共に、蓋部11c1よりも前方位置には排気口11c2が設けられている。
筐体11の内部には、前後方向の中間位置に設けられた集塵部40、集塵部40よりも前方に設けられた電動送風機50、集塵部40よりも後方に設けられたバッテリー60、集塵部40の左右位置に設けられた一対の駆動輪12および各駆動輪12を正逆回転可能に回転させる駆動モータ等を含む駆動輪ユニット(図示省略)、筐体11の吸込口11a1と排気口11c2とを集塵部40および電動送風機50を介して接続する第1〜第3通風路71〜73、およびバッテリー60の上方に設けられた制御部30としての制御基板等が設けられている。なお、筐体11の天板部11cの後部には運転および停止等の操作を行う図示しない操作ボタンが設けられると共に、外周部11bの後部には図示しない充電台にてバッテリー60に充電するための充電端子81が設けられている。
集塵部40は、上方開口部を有する集塵容器41と、集塵容器41の上方開口部に着脱可能に嵌め込まれたフィルター42と、フィルター42を覆うように集塵容器41の上端部に接合されるカバー部材43とを有する。
集塵容器41を構成する外周壁の下部前側には流入口41aが設けられており、この流入口41aと筐体11の吸込口11a1とが第1通風路71にて接続されている。
また、カバー部材43を構成する外周壁の前側には排出口43aが設けられており、この排出口43aと電動送風機50の吸気側とが第2通風路72にて接続されている。
そして、電動送風機50の排気側と筐体11の排気口11c2とが第3通風路73にて接続されている。
このように構成された自走式掃除機10によれば、電動送風機50が駆動することにより、床面F上のダストが空気と共に吸込口11a1から第1通風路71を通って集塵容器41内に流入する。なお、図2において、矢印Aは空気の流れを示している。
集塵容器41内に流入したダストはフィルター42にて捕捉され、フィルター42を通過しダストが除去された空気はカバー部材43、第2通風路72、電動送風機50および第3通風路73を通って排気口11c2から外部へ排出される。
なお、実施形態1の自走式掃除機10は、吸込口11a1に配置されて駆動モータにて回転する回転ブラシ、吸込口11a1の左右側に配置されて駆動モータにて回転するサイドブラシ、筐体11の底板部11aに配置されて床面を検知する床面検知センサ等が設けられていてもよい。
<検知部について>
検知部20は、前記複数の障害物検知センサ21と、複数の障害物検知センサ21を保持する円弧状に湾曲した保持プレート22と、保持プレート22をバンパー11b1の裏面側に取り付ける上下一対の取付プレート23とを有する。
障害物検知センサ21としては、超音波センサ、赤外センサ等が挙げられ、実施形態1では、送波部21xaと受波部21xbとが分離したタイプの超音波センサ21xが用いられている。なお、送波部21xaおよび受波部21xbはそれぞれ保護用のメッシュ部材にて覆われていてもよい。
具体的には、保持プレート22の長手方向に4個の送波部21xaと3個の受波部21xbとが交互に一列で設けられている。つまり、半円弧形の保持プレート22の長手方向中間点に1個の受波部21xbが配置され、その左右両側に送波部21xa、受波部21xb、送波部21xaがこの順で配置されている。この場合、送波部21xaと受波部21xbとは約25°の中心角度θをもって等間隔に配置されている。また、保持プレート22の外面に取り付けられた超音波センサ21xの端子部は、保持プレート22を貫通して内面側のリード線を介して制御部30と電気的に接続されている。
上下一対の取付プレート23は、保持プレート22の上端部と下端部を上下スライド可能にかつバンパー11b1と協働して挟み込むよう、バンパー11b1の内面におけるスリット11b11の上側と下側に取り付けられている。
このようにバンパー11b1の内面側に取り付けられた保持プレート22の上端部と下端部は、上下の取付プレート23とバンパー11b1との間の隙間部Sを上下方向に移動(摺動)し、隙間部Sの奥部に突き当たることにより上下方向への移動可能な範囲が規定されている。この際、保持プレート22の露出した外面に設けられた図示しない突起部をユーザーが指で上下に移動させることにより、保持プレート22と共に複数の超音波センサ21xが上下方向に移動する。また、上下移動する際に、任意の位置に止められるように係止機構(図示省略)を設けてもよい。
実施形態1の場合、4個の送波部21xaに対してそれらの間に3個の受波部21bが設けられることにより6組の超音波センサ21xが構成されている。これにより、一の受波部21bは、それに隣接する2つの送波部21xaがそれぞれ発信した超音波による反射波の少なくとも一方を受信可能とされている。
図4は実施形態1の自走式掃除機における低位置の検知部の検知エリアを説明する図であり、図5は実施形態1の自走式掃除機における高位置の検知部の検知エリアを説明する図である。なお、図4において、斜線部分は受波部21xbの検知エリアDaを示している。
図1(C)、図2および図4に示すように、検知部20を低位置に移動させた自走式掃除機10にて床面F上を清掃する場合、各送波部21xaから床面F付近へ超音波が発信され、進行方向存在する障害物に超音波が当たり、その反射波をいずれかの受波部21xbにて受信する。
このとき、例えば、自走式掃除機10の全高が200mm程度の場合、受波部21xbの検知エリアDaの床面Fからの最低高さH1としては20〜25mm程度に設定され、床面Fからの最高高さH2としては95〜100mm程度に設定される。これにより、例えば、テーブル、机、椅子、ソファー等の脚部の下端部に高さ25mmの低い突出部(障害物)B1が設けられていても、受波部21xbの検知エリアDa内に突出部B1が入ることにより検知可能となる。なお、検知エリアDaの高さ範囲Dh(=H2−H1)は、使用する受波部21xbの固有の特性である。
図3および図5に示すように、検知部20を高位置に移動させた場合、受波部21xbの検知エリアDaの床面Fからの最低高さH3としては120〜125mm程度に設定され、床面Fからの最高高さH4としては195〜200mm程度に設定される。これにより、例えば、床面Fから高さ150mm以上の位置にある机の袖引き出し(障害物)B2が受波部21xbの検知エリアDa内に入ることにより検知可能となる。
また、検出部20を図4で示した低位置と図5で示した高位置の間の中間高さ位置(標準高さ位置)に移動させて実施形態1の自走式掃除機10を使用してもよい(図示省略)。
受波部21xbにて障害物が検知されると、制御部30は受波部21xbからの検出信号に基づいて左右の駆動輪12を制御して筐体11が障害物に衝突しないよう回避させる。なお、制御部30は予め所定のプログラムが記憶されており、状況に応じて筐体11を直進、後退または旋回させて清掃エリア内を清掃するよう制御する。
このように、実施形態1の自走式掃除機10によれば、検知部20の検知エリアDaを高さ方向(上下方向)に移動させて広い範囲での障害物検知が可能となる。すなわち、検知部20が筐体11に固定されていれば検知エリアDaも固定され、検知エリアDaよりも上方および下方の障害物検知はできないが、検知部20を高さ方向に移動させることで検知エリアDaの高さ範囲Dhを最高高さH4から最低高さH1までの範囲に拡大することができ、高さ方向の広い範囲において選択的(部分的)に障害物を検知することが可能となる。
(実施形態2)
図6は本発明の実施形態2の自走式電子機器を示す正面図である。また、図7は実施形態2の自走式電子機器における検知エリアを説明する図であって、(A)は右側面図、(B)は平面図である。なお、図6および図7において、図1〜図5中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
実施形態2の自走式掃除機110は、検知部120の構成が実施形態1と異なる以外は、実施形態1と概ね同様である。以下、実施形態2における実施形態1とは異なる点を主に説明する。
実施形態2の場合、検知部120がバンパー11b1に固定されている点が実施形態1とは大きく異なる。
詳しく説明すると、検知部120は、バンパー11b1に周方向に沿って設けられた複数の障害物検知センサ121を有し、隣接する2つの障害物検知センサ121はそれらの高さ位置が異なるように配置されている。
実施形態2の場合、障害物検知センサ121として、送波部と受波部とが一体化されたタイプの超音波センサ121xが用いられており、上列に4個、下列に3個の超音波センサ121xが並列している。このとき、上列と下列の各超音波センサ21xは、縦に重ならないよう、周方向に互い違いに配置されている。なお、図7(B)に示すように、複数の超音波センサ121xは約25°の中心角度θをもって等間隔に配置されている。
これらの超音波センサ121xは、図7(A)と(B)における斜線部分で示すように、それぞれ個別の(相互に重ならない)検知エリアDaを有している。なお、図7(A)に示すように、側方から視て、上列の検知エリアDaと下列の検知エリアDaは重なった高さ位置にある。
このように検知部120が構成されることにより、低位置の障害物は下列の超音波センサ121xにて検知可能であり、高位置の障害物は上列の超音波センサ121xにて検知可能であり、上下中間位置の障害物は上列または下列の超音波センサ121xにて検知可能である。
したがって、実施形態2の自走式掃除機110によれば、検知部20が上列と下列の検知エリアDaを有することにより広い範囲での障害物検知が可能となる。すなわち、検知部120の複数の検知エリアDaが同一の高さで固定されていると、それらの検知エリアDaよりも上方および下方の障害物検知はできないが、検知部120の複数の検知エリアDaの高さ位置を異ならせることで検知エリアDaの高さ範囲Dhを最高高さH4から最低高さH1までの範囲に拡大することができ、高さ方向の広い範囲において全体的に障害物を検知することが可能となる。
(実施形態3)
図8は本発明の実施形態3の自走式電子機器を示す正面図であり、図9は実施形態3の自走式電子機器における検知エリアを説明する右側面図である。なお、図8および図9において、図1〜図7中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
実施形態3の自走式掃除機210は、検知部220の構成が実施形態2と異なる以外は、実施形態2と概ね同様である。以下、実施形態3における実施形態2とは異なる点を主に説明する。
実施形態3の場合、検知部220は、バンパー11b1に周方向に沿って設けられた複数の障害物検知センサ121を上下2列で有している。
実施形態3の場合も、障害物検知センサ121として、送波部と受波部とが一体化されたタイプの超音波センサ121xが用いられており、上列に7個、下列に7個の超音波センサ121xが並列している。このとき、上列と下列の各超音波センサ21xは、縦に重なるよう配置されている。
これらの超音波センサ121xは、図9における斜線部分で示すように、それぞれ個別の検知エリアDaを有しており、側方から視て、縦に重なる高位置の検知エリアDaと低位置の検知エリアは一部が相互に重なっている。
このように検知部220が構成されることにより、低位置の障害物は下列の超音波センサ121xにて検知可能であり、高位置の障害物は上列の超音波センサ121xにて検知可能であり、上下中間位置の障害物は上列または下列の超音波センサ121xにて検知可能である。
したがって、実施形態3の自走式掃除機210によれば、実施形態2と同様に、検知エリアDaの高さ範囲Dhを最高高さH4から最低高さH1までの範囲に拡大することができ、高さ方向の広い範囲において全体的に障害物を検知することが可能となる。さらに、実施形態2と比べて超音波センサ121xの数が2倍に増加したため、より高精度な障害物検知を行うことができる。
(その他の実施形態)
1.実施形態1において、送波部21xaと受波部21xbとが分離したタイプの超音波センサ21xの代わりに、送波部と受波部とが一体化されたタイプの超音波センサを用いてもよい。
2.実施形態2および3において、送波部と受波部とが一体化されたタイプの超音波センサ121xの代わりに、送波部と受波部とが分離したタイプの超音波センサを用いてもよい。この場合、送波部と受波部が相互に隣接するように配置することが好ましい。
(まとめ)
本発明の自走式電子機器は、駆動輪を有する走行可能な筐体と、前記筐体の外周部に設けられて進行方向に存在する障害物を検知可能な障害物検知センサを有する検知部と、前記障害物検知センサからの信号に基づいて前記駆動輪を制御する制御部とを備え、
前記検知部は、前記障害物検知センサによる検知エリアの高さ範囲よりも広い高さ範囲において部分的または全体的に障害物を検知可能に構成されている。
本発明の自走式電子機器は、次のように構成されてもよく、それらが適宜組み合わされてもよい。
(1)前記障害物検知センサが、前記筐体の外周部に高さ方向移動可能に設けられてもよい。
このようにすれば、検知エリアの高さ範囲を低位置、標準位置または高位置というように選択的に設定することにより、検知エリアの高さ範囲の拡大が可能である。
(2)前記障害物検知センサが、前記筐体の外周部に周方向に沿って複数設けられており、隣接する2つの前記障害物検知センサの高さ位置が異なってもよい。
このようにすれば、検知エリアの高さ範囲を低位置から高位置に亘って常に拡大することができる。
(3)前記筐体が外周部にバンパーを有し、前記バンパーに前記検知部が設けられてもよい。
このようにすれば、障害物がバンパーに衝突したとしても衝撃が緩和されるため、検出部へのダメージを軽減することができる。
(4)前記障害物検知センサが、超音波センサであってもよい。
このようにすれば、障害物の色や材質等による誤検知を回避することができる。
(5)前記筐体内に収容された電動送風機および集塵部をさらに備えてもよい。
このようにすれば、自走式電子機器として床面上のダストを吸引して清掃する自走式掃除機を得ることができる。
なお、開示された実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
本発明の自走式電子機器は、自走式掃除機、自走式イオン発生器等に適用可能である。特に、家庭用の自走式掃除機よりもサイズが大きく高さが高い業務用の自走式掃除機に好適である。
10 自走式掃除機
11 筐体
11b 外周部
11b1 バンパー
12 駆動輪
20、120 検知部
21、121 障害物検知センサ
21x、121x 超音波センサ
30 制御部
40 集塵部
50 電動送風機
B1、B2 障害物
Da 検知エリア
Dh 高さ範囲

Claims (6)

  1. 駆動輪を有する走行可能な筐体と、前記筐体の外周部に設けられて進行方向に存在する障害物を検知可能な障害物検知センサを有する検知部と、前記障害物検知センサからの信号に基づいて前記駆動輪を制御する制御部とを備え、
    前記検知部は、前記障害物検知センサによる検知エリアの高さ範囲よりも広い高さ範囲において部分的または全体的に障害物を検知可能に構成されたことを特徴とする自走式電子機器。
  2. 前記障害物検知センサが、前記筐体の外周部に高さ方向移動可能に設けられた請求項1に記載の自走式電子機器。
  3. 前記障害物検知センサが、前記筐体の外周部に周方向に沿って複数設けられており、隣接する2つの前記障害物検知センサの高さ位置が異なる請求項1に記載の自走式電子機器。
  4. 前記筐体が外周部にバンパーを有し、前記バンパーに前記検知部が設けられている請求項1〜3のいずれか1つに記載の自走式電子機器。
  5. 前記障害物検知センサが、超音波センサである請求項1〜4のいずれか1つに記載の自走式電子機器。
  6. 前記筐体内に収容された電動送風機および集塵部をさらに備えた請求項1〜5のいずれか1つに記載の自走式電子機器。
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