JP2018060967A - 保護シート供給装置、及び積層体の製造方法 - Google Patents

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一郎 山岡
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幸宏 川妻
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Takashi Fujita
崇 藤田
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Abstract

【課題】保護シートを板ガラスに重ね合わせる工程を好適に行うことのできる保護シート供給装置、及び積層体の製造方法を提供する。【解決手段】保護シート供給装置11は、保護シートPを保持して板ガラスGの主面上に搬入する搬入機構12と、搬入機構12により搬入された保護シートPに向けて気体を噴射するノズル13と、ノズル13から保護シートPに向けて噴射される気体の噴射方向D1を変更可能な可変機構14とを備える。積層体の製造方法は、搬入工程と吹き付け工程とを備える。搬入工程では、搬入機構12を用いて保護シートPを搬入する。吹き付け工程では、ノズル13と可変機構14とを用いる。吹き付け工程では、可変機構14により噴射方向D1を変更することで保護シートPにおいて気体が吹き付けられる範囲A1を保護シートPの周縁に向けて移動させる。【選択図】図1

Description

本発明は、保護シート供給装置、及び積層体の製造方法に関する。
支持台に支持される板ガラスの主面に保護シートを重ね合わせることで、板ガラスを保護する方法が知られている。特許文献1には、板ガラスを保護するフィルムにエアを吹き付けることで板ガラスにフィルムを貼り付ける方法が開示されている。特許文献1のフィルム貼り付け方法では、エアを噴射するノズルを板ガラス上のフィルムに沿って移動させながらフィルムにエアを吹き付けている。
特開2006−256748号公報
上記特許文献1に開示されるように、板ガラスにフィルム等の保護シートを重ね合わせる際には、保護シートに沿って気体を吹き付けることで、板ガラスと保護シートとの間の空気が排出され、板ガラスに対する保護シートの密着性を高めることができる。ここで、特許文献1の装置では、保護シートに向けて気体を噴射するノズルを保護シートに沿って移動させており、ノズルに気体を供給する配管もノズルの移動に追従されることになる。このようにノズルの移動に追従する配管は、例えば、湾曲したり、周囲の部材に擦れたりするため、損傷を受け易い。また、移動機構を設けるために装置の大型化やレイアウトの複雑化が生じる。すなわち、保護シートにおいて気体が吹き付けられる範囲を移動させるために、ノズルを保護シートに沿って移動させることは、例えば、設備保守、設置効率等の観点から好適ではない。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、保護シートを板ガラスに重ね合わせる工程を好適に行うことのできる保護シート供給装置、及び積層体の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決する保護シート供給装置は、支持台に支持される板ガラスを保護する保護シートを前記板ガラスの主面に重ね合わせる保護シート供給装置であって、前記保護シートを保持して前記板ガラスの主面上に搬入する搬入機構と、前記搬入機構により搬入された前記保護シートに向けて気体を噴射するノズルと、前記ノズルから前記保護シートに向けて噴射される気体の噴射方向を変更可能な可変機構と、を備える。
この構成によれば、ノズルから保護シートに向けて噴射される気体の噴射方向を可変機構によって変更することにより、保護シートにおいて気体が吹き付けられる範囲を移動させることができる。すなわち、保護シートに沿ってノズルを移動させることを回避して、上述した範囲を移動させることができる。
上記保護シート供給装置において、前記搬入機構は、前記保護シートの上端部分を保持するとともに前記支持台に縦姿勢で支持される前記板ガラスの主面上に前記保護シートを搬入する構成であり、前記可変機構は、前記保護シートにおいて前記気体が吹き付けられる範囲を下方に移動させるように前記噴射方向を変更可能な下方変更機構を備えることが好ましい。
この構成によれば、支持台に縦姿勢で支持された板ガラスに保護シートを好適に密着させることができる。
上記保護シート供給装置において、前記下方変更機構は、前記ノズルを回動させることで前記ノズルの噴射部を上下に揺動させる駆動部を備えることが好ましい。
この構成によれば、ノズルの噴射部から保護シートに向けて噴射される気体の噴射方向を精度よく変更することができる。
上記保護シート供給装置において、前記可変機構は、前記保護シートにおいて前記気体が吹き付けられる範囲を両側方に移動させるように前記噴射方向を変更可能な側方変更機構をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、支持台に縦姿勢で支持される板ガラスの主面上に搬入された保護シートの下端側の両側部分を板ガラスに押し付けることが可能となる。
上記保護シート供給装置において、前記ノズルは、第1ノズルと第2ノズルとを備え、前記側方変更機構は、前記第1ノズルの噴射部と前記第2ノズルの噴射部とを互いに接近及び離間する方向に揺動させる駆動部を備えることが好ましい。
この構成によれば、ノズルの噴射部から保護シートに向けて噴射される気体の噴射方向を精度よく変更することができる。
上記保護シート供給装置において、前記ノズルは、前記支持台に支持された前記板ガラスよりも上方位置に配置されていることが好ましい。
この構成によれば、例えば、支持台に板ガラスを搬入するスペースが確保され易くなる。
上記保護シート供給装置は、前記支持台に支持されている前記板ガラスの枚数の増加に伴って前記ノズルにおける前記気体の噴射開始時の噴射方向が下方となるように前記下方変更機構を制御する制御部を備えることが好ましい。
上述したように、支持台に支持された板ガラスよりも上方位置にノズルを配置し、所定の噴射方向で気体を噴射させた場合、支持台に支持される板ガラスの枚数の増加に伴って、保護シートにおいて気体が吹き付けられる範囲(位置)が相対的に上方に移動する。上記構成によれば、気体の噴射方向は、支持台に支持させる板ガラスの枚数の増加に伴って下方となるように制御されるため、各板ガラスに対応した保護シートにおいて気体が吹き付けられる範囲を略一定に保つことが容易となる。
上記保護シート供給装置において、前記ノズルは、上下方向又は水平方向に延在する噴射部を備えていてもよい。
例えば、上記のような噴射部を備えたノズルを好適に用いることができる。
上記課題を解決する積層体の製造方法は、支持台に支持される板ガラスを保護する保護シートを前記板ガラスの主面に重ね合わせた積層体の製造方法であって、前記保護シートを保持して前記板ガラスの主面上に搬入する搬入機構を用いて前記保護シートを搬入する搬入工程と、前記搬入機構により搬入された前記保護シートに気体を吹き付けるノズルと前記ノズルから前記保護シートに噴射される気体の噴射方向を変更可能な可変機構とを用いて前記保護シートの所定の範囲に気体を吹き付ける吹き付け工程と、を備え、前記吹き付け工程では、前記可変機構により前記噴射方向を変更することで前記保護シートにおいて前記気体が吹き付けられる範囲を前記保護シートの周縁に向けて移動させる。
本発明によれば、保護シートを板ガラスに重ね合わせる工程を好適に行うことができる。
第1実施形態における保護シート供給装置を示す概略図である。 (a)及び(b)は、保護シート供給装置の動作を説明する概略図である。 (a)及び(b)は、保護シート供給装置の動作を説明する概略図である。 (a)及び(b)は、保護シート供給装置の動作を説明する概略図である。 第2実施形態における保護シート供給装置の要部を示す概略図である。 (a)及び(b)は、保護シート供給装置の動作を説明する概略図である。 (a)及び(b)は、保護シート供給装置の変更例を示す概略図である。 (a)及び(b)は、保護シート供給装置の変更例を示す概略図である。
(第1実施形態)
以下、保護シート供給装置、及び積層体の製造方法の第1実施形態について図1〜図4を参照して説明する。なお、図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張して示す場合がある。また、各部分の寸法比率についても、実際と異なる場合がある。
図1に示すように、保護シート供給装置11は、支持台Sに支持される板ガラスGを保護する保護シートPを板ガラスGの主面に重ね合わせる装置である。
保護シート供給装置11は、保護シートPを保持して板ガラスGの主面上に搬入する搬入機構12と、搬入機構12により搬入された保護シートPに向けて気体を噴射するノズル13と、ノズル13から保護シートPに噴射される気体の噴射方向D1を変更可能な可変機構14とを備えている。
本実施形態の支持台Sは、板ガラスGを縦姿勢で支持するパレットであり、板ガラスGの下辺と、一方の主面側とを支持するように構成されている。支持台Sに支持される板ガラスGには、保護シートPが重ね合わされる。支持台Sにおいて板ガラスGを支持する支持面には、必要に応じて緩衝材を設けることができる。
保護シート供給装置11により供給される保護シートPとしては、例えば、合紙、樹脂フィルム、及び発泡樹脂シートが挙げられる。本実施形態では、保護シートPとして合紙を用いている。
保護シート供給装置11の搬入機構12は、長尺状のシートが巻回されたロールR(合紙ロール)から繰り出されるシートを切断して保護シートPを形成する切断刃12aと、形成された保護シートPの上端を保持する保持部12bとを備えている。切断刃12aは、図示を省略した駆動装置により水平方向に往復動可能に設けられている。
保持部12bは、保護シートPの上端部分の両側を保持するように一対設けられているが、例えば、保護シートPの上端の全体を保持するように保護シートPの上端部分に沿って延在する構成であってもよい。保持部12bとしては、負圧作用で保護シートPを吸着する周知の吸着保持部が好適である。保持部12bは、図示を省略した駆動装置に連結されたアームの先端に設けられ、アームの伸縮及び上下動により、保護シートPを板ガラスGの主面上に搬入するように駆動される。
保護シート供給装置11のノズル13は、気体供給装置15から供給される気体を噴射する。詳述すると、ノズル13の基端には、気体供給装置15から導かれる流路となる配管が接続され、ノズル13の先端には、気体の噴射部が設けられている。気体供給装置15としては、例えば、コンプレッサが挙げられる。気体供給装置15とノズル13との間の配管には、開閉弁Vが設けられ、ノズル13の噴射部からの気体の噴射と停止とが切り替えられるように構成されている。本実施形態のノズル13は、上下方向に延在する噴射部を備えている。こうした噴射部は、上下方向に延在するスリットや上下方向に配列される複数の噴射孔により構成することができる。また、ノズル13は、支持台Sに支持された板ガラスGよりも上方位置に配置されている。ノズル13は、支持台Sよりも上方位置に配置されることがより好ましい。
保護シート供給装置11の可変機構14は、保護シートPにおいて気体が吹き付けられる範囲A1を下方に移動させるように気体の噴射方向D1を変更可能な下方変更機構16から構成されている。下方変更機構16は、ノズル13を回動させることでノズル13の噴射部を上下に揺動させる駆動部17を備えている。駆動部17は、例えば、ノズル13に連結された回動軸18を回動させるサーボモータを備えている。駆動部17は、必要に応じてサーボモータと回動軸18との間に設けられた減速機を備えていてもよい。なお、駆動部17は、回動軸18を中心にノズル13を回動させるラックアンドピニオン機構のラックを駆動するシリンダであってもよい。
保護シート供給装置11の搬入機構12及び可変機構14は、保護シート供給装置11の制御部19により制御される。制御部19は、メモリに記憶されたプログラムに従ってCPUが各種制御を行うように構成されている。本実施形態の制御部19は、上述した開閉弁Vの制御も行うように構成されている。
なお、支持台Sへの板ガラスGの搬入は、周知の板ガラス用搬入装置が用いられる。板ガラス用搬入装置は、板ガラスを吸着保持して移送するロボットアームを備え、例えば、コンベアで搬送された板ガラスを一枚ずつ支持台Sに搬入するように構成されている。
次に、積層体の製造方法を保護シート供給装置11の動作とともに説明する。
積層体は、支持台Sに支持される板ガラスGを保護する保護シートPを板ガラスGの主面に重ね合わせたものである。積層体の製造方法は、保護シートPを搬入する搬入工程と、保護シートPの所定の範囲A1に気体を吹き付ける吹き付け工程とを備えている。搬入工程では、保護シート供給装置11の搬入機構12を用いる。吹き付け工程では、保護シート供給装置11のノズル13及び可変機構14を用いる。
積層体の製造方法の搬入工程において、板ガラスGの主面上に搬入された保護シートPは、搬入機構12の保持部12bで保持されている。吹き付け工程では、可変機構14により気体の噴射方向D1を変更することで保護シートPにおいて気体が吹き付けられる範囲A1を移動させる。
図2(a)及び図2(b)に示すように、積層体の製造方法の吹き付け工程では、まず、板ガラスGの主面上に搬入された保護シートPの所定の範囲A1に気体を吹き付ける。このときのノズル13における気体の噴射方向D1は、保護シートPの周縁よりも内側となる範囲A1に気体が吹き付けられる方向に設定されている。ノズル13における気体の噴射方向D1は、保護シートPにおいて気体が吹き付けられる範囲A1に、保護シートPにおける上下方向の中央よりも上側が含まれるように設定されることが好ましい。また、ノズル13における気体の噴射方向D1は、保護シートPにおいて気体が吹き付けられる範囲A1に、保護シートPの水平方向の中央が含まれるように設定されることが好ましい。
次に、図3(a)に示すように、吹き付け工程では、回動軸18を中心にノズル13の噴射部を下方に回動させる。これにより、図2(a)に示すノズル13における気体の噴射方向D1を、図3(a)に示す噴射方向D2に変更することで、保護シートPにおいて気体の吹き付けられる範囲を、保護シートPの周縁よりも内側から保護シートPの周縁に向けて移動させる。本実施形態では、保護シートPにおいて気体の吹き付けられる範囲を、図2(b)に示す範囲A1から図3(b)に示す範囲A2まで移動させる。このときのノズル13における気体の噴射方向D2は、保護シートPにおいて気体が吹き付けられる範囲A2に、保護シートPの下端縁が含まれるように設定されることが好ましい。
吹き付け工程では、ノズル13から吹き付けられる気体により、保護シートPが板ガラスGの主面に押し付けられることで保護シートPを板ガラスGに重ね合わせた積層体20が得られる。続いて、積層体20の保護シートPに重ね合わせるように支持台Sに新たな板ガラスGを搬入し、積層体20の製造方法における搬入工程及び吹き付け工程を繰り返すことで、支持台Sに複数の積層体20が支持される。吹き付け工程を繰り返す際には、回動軸18を中心としてノズル13の噴射部を上下に回動させればよい。ノズル13の噴射部を上方に回動する際には、保護シート供給装置11の開閉弁Vを保護シート供給装置11の制御部19により閉鎖する閉鎖制御を行うことが好ましい。
ここで、図4(a)に示すように、積層体20の製造方法における搬入工程では、支持台Sに支持される板ガラスG(積層体20)の枚数の増加に伴って、新たに保護シートPを重ね合わせる板ガラスGの位置はノズル13に近づく。すなわち、支持台Sに支持される板ガラスGの枚数の増加に伴って保護シートPとノズル13との距離は短くなる。このため、吹き付け工程の開始時においてノズル13における気体の噴射方向D1を一定にすると、保護シートPにおいて気体が吹き付けられる範囲は、図2(a)に示す範囲A1よりも上方に位置する範囲A3となる。すなわち、吹き付け工程の開始時においてノズル13における気体の噴射方向D1を一定にすると、保護シートPにおいて不要な部分に気体が吹き付けられることになる。また、吹き付け工程の終了時においてノズル13における気体の噴射方向D2を一定にすると、図3(a)に示す範囲A2よりも上方位置で吹き付け工程が終了されることになる。このように、支持台Sに支持された板ガラスGよりも上方位置にノズル13を配置し、所定の噴射方向D1,D2で気体を噴射させた場合、支持台Sに支持される板ガラスGの枚数の増加に伴って、保護シートPにおいて気体が吹き付けられる範囲(位置)が相対的に上方に移動する。
本実施形態の保護シート供給装置の制御部19は、支持台Sに支持されている板ガラスGの枚数の増加に伴ってノズル13における気体の噴射開始時の噴射方向が下方となるように下方変更機構16を制御する。すなわち、制御部19は、図4(b)に示すように、ノズル13における気体の噴射方向D3を、図4(a)に示す噴射方向D1よりも下方となるように下方変更機構16を制御する。このため、図4(b)に示すように、各板ガラスGに対応した保護シートPにおいて気体が吹き付けられる範囲を略一定に保つことが容易となる。詳述すると、吹き付け工程の開始時では、保護シートPにおいて気体が吹き付けられる範囲を、図4(b)に示すように範囲A1に維持することが容易となる。また、吹き付け工程の終了時においても、保護シートPにおいて気体が吹き付けられる範囲を、図3(a)に示す範囲A2に維持することが容易となる。なお、制御部19は、支持台Sに支持されている板ガラスGの枚数の増加に伴って、ノズル13における気体の噴射開始時の噴射方向D1,D2の少なくとも一方が下方となるように下方変更機構16を制御するように構成することができる。
制御部19による下方変更機構16の制御は、例えば、支持台Sに支持された板ガラスGの位置を検出するセンサの検出結果、支持台Sに板ガラスGを搬入する搬入時間を計時するタイマーの計時結果、支持台Sに支持された板ガラスGの枚数をカウントするカウンターによる計測結果等に基づいて行うことができる。
以上のように、支持台Sに支持された複数の積層体20は、脱落や移動を抑えるバンドや包装用フィルム等の梱包資材を用いて梱包された後、板ガラスの梱包体として保管又は輸送される。
以上詳述した第1実施形態によれば、次のような作用効果が発揮される。
(1)保護シート供給装置11は、支持台Sに支持される板ガラスGを保護する保護シートPを板ガラスGの主面に重ね合わせる装置である。保護シート供給装置11は、搬入機構12、ノズル13、及び可変機構14を備えている。搬入機構12は、保護シートPを保持して板ガラスGの主面上に搬入する。ノズル13は、搬入機構12により搬入された保護シートPに向けて気体を噴射する。可変機構14は、ノズル13から保護シートPに向けて噴射される気体の噴射方向D1を変更可能に構成されている。
この構成によれば、ノズル13から保護シートPに向けて噴射される気体の噴射方向D1を可変機構14によって変更することにより、保護シートPにおいて気体が吹き付けられる範囲A1を移動させることができる。すなわち、保護シートPにおいて気体が吹き付けられる範囲A1を移動させる際に、保護シートPに沿ったノズル13の移動を回避することができる。従って、保護シートを板ガラスに重ね合わせる工程を好適に行うことができる。詳述すると、例えば、ノズル13に気体を供給する配管に過剰な負荷がかかり難く、配管の交換等の装置の保守の手間を削減することが可能となる。また、例えば、保護シートPに沿ったノズルの移動を案内するレール等を省略することができるため、保護シート供給装置11の設置スペースを確保することが容易となる。
(2)保護シート供給装置11の搬入機構12は、保護シートPの上端部分を保持するとともに支持台Sに縦姿勢で支持される板ガラスGの主面上に保護シートPを搬入する。保護シート供給装置11の可変機構14は、保護シートPにおいて気体が吹き付けられる範囲A1を下方に移動させるように噴射方向D1を変更可能な下方変更機構16を備えている。
この場合、支持台Sに縦姿勢で支持された板ガラスGに保護シートPを好適に密着させることができる。従って、縦姿勢の板ガラスGに対して保護シートPを好適に重ね合わせることができる。
(3)保護シート供給装置11の下方変更機構16(可変機構14)は、ノズル13の噴射部を上下に揺動させる駆動部17を備えている。
この場合、ノズル13の噴射部から保護シートPに向けて噴射される気体の噴射方向D1を精度よく変更することができる。従って、縦姿勢の板ガラスGに対して保護シートPを好適に重ね合わせることができる。
(4)保護シート供給装置11のノズル13は、支持台Sに支持された板ガラスGよりも上方位置に配置されている。この場合、例えば、支持台Sに板ガラスGを搬入するスペースが確保され易くなるため、保護シート供給装置11に並設される他の装置についてレイアウトの自由度を増すことができる。
また、上記のように配置されたノズル13から噴射された気体は、下方へ優先的に流れ易いため、板ガラスGの主面と保護シートPの間の空気が板ガラスGの主面の下方に向けて抜け易くなり、板ガラスGの上方から順に保護シートPが密着するようになる。これにより、板ガラスGに対して保護シートPがめくれ上がることを抑えることができる。
(5)保護シート供給装置11は、支持台Sに支持されている板ガラスGの枚数の増加に伴ってノズル13における気体の噴射開始時の噴射方向D1,D2が下方となるように下方変更機構16を制御する制御部19を備えている。この構成によれば、気体の噴射方向D1,D2は、支持台に支持させる板ガラスGの枚数の増加に伴って下方となるように制御されるため、各板ガラスGに対応した保護シートPにおいて気体が吹き付けられる範囲を略一定に保つことが容易となる。従って、支持台Sに順次支持される複数の板ガラスGに対して保護シートPを好適に重ね合わせることができる。
(6)保護シート供給装置11のノズル13は、上下方向に延在する噴射部を備えている。この場合、保護シートPにおいて気体が吹き付けられる範囲A1を上下方向に延在させることができるため、例えば、保護シートPにおいて気体が吹き付けられる範囲A1を保護シートPの下端を含む範囲A2まで短時間で移動させることが容易となる。従って、板ガラスGに保護シートPを密着させるタクトタイムを短縮することが可能となる。
(7)保護シート供給装置11は、ノズル13の噴射部を上方に回動する際に保護シート供給装置11の開閉弁Vを閉鎖する閉鎖制御を行う制御部19を備えることが好ましい。この場合、ノズル13から噴射する気体に基づく不要な気流の発生を防止することができるため、例えば、保護シートPの搬入中に保護シートPの姿勢を安定させることが可能となる。
(第2実施形態)
以下、保護シート供給装置11、及び積層体20の製造方法の第2実施形態について図5及び図6を参照して説明する。第2実施形態では、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
図5に示すように、保護シート供給装置11における可変機構14は、側方変更機構21をさらに備えている。
保護シート供給装置11におけるノズル13は、第1ノズル13aと第2ノズル13bとから構成されている。側方変更機構21は、第1ノズル13aの噴射部と第2ノズル13bの噴射部とを互いに接近及び離間する方向に揺動させる駆動部22を備えている。側方変更機構21は、下方変更機構16に連結され、下方変更機構16は、第1ノズル13a及び第2ノズル13bのいずれの噴射方向も変更可能に構成されている。
駆動部22は、例えば、第1回動軸23を中心に第1ノズル13aを回動させるとともに、第2回動軸24を中心に第2ノズル13bを回動させるように構成される。駆動部22は、第1回動軸23及び第2回動軸24を中心にそれぞれ第1ノズル13a及び第2ノズル13bを回動させるラックアンドピニオン機構のラックを駆動するシリンダにより構成することができる。なお、駆動部22は、第1回動軸23及び第2回動軸24を回動させるサーボモータであってもよい。
図6(a)に示すように、積層体20の製造方法の吹き付け工程では、板ガラスGの主面上に搬入された保護シートPに対する気体の吹き付けが開始される。このときのノズル13における気体の噴射方向D1は、保護シートPの周縁よりも内側となる範囲A4,A5に気体が吹き付けられる方向に設定されている。ノズル13における気体の噴射方向は、保護シートPにおいて気体が吹き付けられる範囲A4,A5に、保護シートPにおける上下方向の中央よりも上側が含まれるように設定されることが好ましい。
次に、吹き付け工程では、回動軸18を中心にノズル13の噴射部を下方に回動させるとともに、第1回動軸23及び第2回動軸24を中心にそれぞれ第1ノズル13a及び第2ノズル13bを回動させる。第1ノズル13a及び第2ノズル13bは、第1ノズル13aの噴射部と、第2ノズル13bの噴射部とが離間するように回動させる。これにより、図6(b)に示すように、保護シートPにおいて気体の吹き付けられる範囲を範囲A4から範囲A6に移動させるとともに、範囲A5から範囲A7に移動させる。このときの第1ノズル13a及び第2ノズル13bにおける気体の噴射方向D4,D5は、それぞれ保護シートPにおいて気体が吹き付けられる範囲A6,A7に、保護シートPの下端縁が含まれるように設定されることが好ましい。また、ノズル13における気体の噴射方向D4,D5は、保護シートPにおいて気体が吹き付けられる範囲A6,A7が、保護シートPの水平方向の中央よりもそれぞれ保護シートPの側縁に近い位置となるように設定されることが好ましい。
以上詳述した第2実施形態によれば、第1実施形態で発揮される作用効果に加えて次のような作用効果が発揮される。
(8)保護シート供給装置11の可変機構14は、保護シートPにおいて気体が吹き付けられる範囲A4,A5を両側方に移動させるようにノズル13の噴射方向D1を変更可能な側方変更機構21をさらに備えている。この場合、支持台Sに縦姿勢で支持される板ガラスGの主面上に搬入された保護シートPの下端側の両側部分を板ガラスGに押し付けることが可能となる。これにより、例えば、保護シートPの下端の両側部分まで板ガラスGに密着するように重ね合わせることができる。従って、保護シートPを板ガラスGにより好適に重ね合わせることができる。
(9)保護シート供給装置11のノズル13は、第1ノズル13aと第2ノズル13bとを備えている。保護シート供給装置11の側方変更機構21は、第1ノズル13aの噴射部と第2ノズル13bの噴射部とを互いに接近及び離間する方向に揺動させる駆動部22を備えている。
この場合、ノズル13の噴射部から保護シートPに向けて噴射される気体の噴射方向D1を精度よく変更することができる。従って、保護シートPを板ガラスGにより好適に重ね合わせることができる。
(変更例)
・保護シート供給装置11のノズル13は、上下方向に延在する噴射部を備えているが、例えば、水平方向に延在する噴射部を備えたノズルや円孔状の噴射部を備えたノズルに変更してもよい。
・第1実施形態における保護シート供給装置11のノズル13は、保護シートPの水平方向にわたって延在する噴射部を備えていてもよい。すなわち、第1実施形態の積層体20の製造方法において、吹き付け工程は、保護シートPにおいて気体が吹き付けられる範囲を保護シートPの周縁よりも内側から保護シートPの周縁に向けて移動させる工程に限定されず、保護シートPの上端縁と下端縁との間から保護シートPの周縁に向けて移動させる工程であってもよい。
・保護シート供給装置11のノズル13は、支持台Sに支持される板ガラスGよりも上方に配置されているが、水平方向において板ガラスGと向かい合う位置に配置されてもよい。
・図7(a)及び図7(b)に示すように、保護シート供給装置11の下方変更機構16は、ノズル13の噴射部に対応して配置されるとともに気体の噴射方向を上下に調整する上下調整装置25であってもよい。上下調整装置25は、気流を所定の方向に導く回動部材26と、回動部材26を回動させる駆動部27とを備えている。この場合、回動部材26が回動軸26aを中心に回動されることで、気体の噴射方向を図7(a)に示す噴射方向D1から図7(b)に示す噴射方向D2に変更することができる。
・図8(a)及び図8(b)に示すように、保護シート供給装置11の側方変更機構21は、ノズル13の噴射部に対応して配置されるとともに気体の噴射方向を側方に調整する側方調整装置28であってもよい。側方調整装置28は、気流を所定の方向に導く第1回動部材29及び第2回動部材30と、第1回動部材29及び第2回動部材30を回動させる駆動部31とを備えている。この場合、第1回動部材29及び第2回動部材30がそれぞれ回動軸29a,30aを中心に互いに離間する方向に回動されることで、気体の噴射方向D1,D1をそれぞれ噴射方向D4,D5に変更することができる。なお、保護シート供給装置11の可変機構14は、側方調整装置28と上述した上下調整装置25と組み合わせて構成することもできる。
・保護シート供給装置11の搬入機構12は、ロールRから繰り出されるシートを切断して保護シートPを形成しているが、予め所定の寸法に形成した保護シートPを一枚ずつ搬入するように構成してもよい。
・上記支持台Sは、縦姿勢の板ガラスGを支持するように構成されているが、横姿勢の板ガラスGを支持する支持台に変更してもよい。すなわち、保護シート供給装置11を横姿勢で支持される板ガラスGの主面に保護シートPを重ね合わせるように変更してもよい。なお、縦姿勢とは、水平面に対する板ガラスGの主面の傾斜角が45°以上、90°以下になる姿勢であり、横姿勢とは、水平面に対する板ガラスGの主面の傾斜角が0°以上、45°未満となる姿勢である。
・保護シート供給装置11の制御部19は、ノズル13の噴射部を上方に回動する際に保護シート供給装置11の開閉弁Vを閉鎖する閉鎖制御を行うように構成されているが、この閉鎖制御を省略してもよい。
・保護シート供給装置11の制御部19は、支持台Sに支持されている板ガラスGの枚数の増加に伴って下方変更機構16を制御するように構成されているが、板ガラスGの枚数に応じた制御を省略してもよい。
・積層体20の製造方法の吹き付け工程において、ノズル13から気体を連続して噴射しながら、保護シートPにおいて気体を吹き付ける範囲を移動させることが好ましいが、ノズル13から気体を間欠的に噴射してもよい。
・保護シート供給装置11のノズル13から噴射させる気体は、エアに限定されず、例えば、窒素ガス等の気体であってもよい。
11…保護シート供給装置、12…搬入機構、13…ノズル、14…可変機構、16…下方変更機構、17,22…駆動部、19…制御部、20…積層体、21…側方変更機構、23…第1回動軸、24…第2回動軸、A1〜A7…範囲、D1〜D5…噴射方向、G…板ガラス、P…保護シート、S…支持台。

Claims (9)

  1. 支持台に支持される板ガラスを保護する保護シートを前記板ガラスの主面に重ね合わせる保護シート供給装置であって、
    前記保護シートを保持して前記板ガラスの主面上に搬入する搬入機構と、
    前記搬入機構により搬入された前記保護シートに向けて気体を噴射するノズルと、
    前記ノズルから前記保護シートに向けて噴射される気体の噴射方向を変更可能な可変機構と、を備えることを特徴とする保護シート供給装置。
  2. 前記搬入機構は、前記保護シートの上端部分を保持するとともに前記支持台に縦姿勢で支持される前記板ガラスの主面上に前記保護シートを搬入する構成であり、
    前記可変機構は、前記保護シートにおいて前記気体が吹き付けられる範囲を下方に移動させるように前記噴射方向を変更可能な下方変更機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の保護シート供給装置。
  3. 前記下方変更機構は、前記ノズルを回動させることで前記ノズルの噴射部を上下に揺動させる駆動部を備えることを特徴とする請求項2に記載の保護シート供給装置。
  4. 前記可変機構は、前記保護シートにおいて前記気体が吹き付けられる範囲を両側方に移動させるように前記噴射方向を変更可能な側方変更機構をさらに備えることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の保護シート供給装置。
  5. 前記ノズルは、第1ノズルと第2ノズルとを備え、
    前記側方変更機構は、前記第1ノズルの噴射部と前記第2ノズルの噴射部とを互いに接近及び離間する方向に揺動させる駆動部を備えることを特徴とする請求項4に記載の保護シート供給装置。
  6. 前記ノズルは、前記支持台に支持された前記板ガラスよりも上方位置に配置されていることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の保護シート供給装置。
  7. 前記支持台に支持されている前記板ガラスの枚数の増加に伴って前記ノズルにおける前記気体の噴射開始時の噴射方向が下方となるように前記下方変更機構を制御する制御部を備えることを特徴とする請求項6に記載の保護シート供給装置。
  8. 前記ノズルは、上下方向又は水平方向に延在する噴射部を備えることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の保護シート供給装置。
  9. 支持台に支持される板ガラスを保護する保護シートを前記板ガラスの主面に重ね合わせた積層体の製造方法であって、
    前記保護シートを保持して前記板ガラスの主面上に搬入する搬入機構を用いて前記保護シートを搬入する搬入工程と、
    前記搬入機構により搬入された前記保護シートに気体を吹き付けるノズルと前記ノズルから前記保護シートに噴射される気体の噴射方向を変更可能な可変機構とを用いて前記保護シートの所定の範囲に気体を吹き付ける吹き付け工程と、を備え、
    前記吹き付け工程では、前記可変機構により前記噴射方向を変更することで前記保護シートにおいて前記気体が吹き付けられる範囲を前記保護シートの周縁に向けて移動させることを特徴とする積層体の製造方法。
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