JP2018059693A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2018059693A
JP2018059693A JP2016199307A JP2016199307A JP2018059693A JP 2018059693 A JP2018059693 A JP 2018059693A JP 2016199307 A JP2016199307 A JP 2016199307A JP 2016199307 A JP2016199307 A JP 2016199307A JP 2018059693 A JP2018059693 A JP 2018059693A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice
storage container
refrigerator
storage
partition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016199307A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6747714B2 (ja
Inventor
岡部 裕一
Yuichi Okabe
裕一 岡部
貴志 石田
Takashi Ishida
貴志 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aqua KK
Original Assignee
Aqua KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aqua KK filed Critical Aqua KK
Priority to JP2016199307A priority Critical patent/JP6747714B2/ja
Publication of JP2018059693A publication Critical patent/JP2018059693A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6747714B2 publication Critical patent/JP6747714B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

【課題】自動製氷装置を有する冷蔵庫において、製氷皿から落下する氷と貯氷箱との衝突音を低減することができる冷蔵庫を提供する。【解決手段】冷蔵庫の冷凍室内に収納容器19が配設され、製氷皿18の下方の収納容器19内には防音仕切体24が配設されている。防音仕切体24には傾斜面24Aが形成され、傾斜面24Aは製氷皿18側へと凸となる曲面である。そして、製氷皿18から落下する氷が最初に傾斜面24Aと衝突する位置に防音仕切体24が配設されることで、氷の落下距離が短くなり、氷と防音仕切体24との衝突時の衝撃が緩和され、氷が落下する際の衝突音が低減される。【選択図】図4

Description

本発明は、製氷皿にて製氷された氷が落下する際に生じる衝突音を低減する冷蔵庫に関し、特に、氷を収納する収納容器に防音仕切体を有する冷蔵庫に関する。
従来の製氷皿にて製氷された氷を収納する収納容器として、以下の構造が知られている。図6(A)は冷蔵庫100の断面図を示し、図6(B)は冷凍室107の断面図を示している。図6(A)に示す如く、冷蔵庫100の本体101は、主に、内箱102と、外箱103と、内箱102と外箱103との間に充填される発泡ポリウレタン断熱材104により構成されている。そして、冷蔵庫100の内箱102は仕切壁105により上下に区画され、上段から冷蔵室106、冷凍室107、野菜室108が設けられている。尚、図示したように、冷凍室107では、その内部は仕切壁により区切られてはいないが、その庫内が上下2段式になっている。
図6(B)では冷凍室107の上段側の庫内の断面図を示しているが、冷凍室107内は左右2つに仕切られ、左側の上段に自動製氷機109、その下段に貯氷容器110、右側の上段に上容器111、その下段に下容器112が配設されている。一方、図6(A)に示すように、冷凍室107の下段側には、1つの容器113が配設されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3568313号公報
上述した冷蔵庫100では、自動製氷機109の真下に貯氷容器110が配設され、自動製氷機109にて製氷された氷は、貯氷容器110内へと自動落下する。そして、自動製氷機109により繰り返し製氷作業が行われることで、貯氷容器110内には一定量の氷が貯められる。このとき、自動製氷機109から落下した氷が、直接、貯氷容器110の底面や貯氷容器110内に貯められた氷へと衝突することで、氷の落下時の衝突音が大きく、騒音となるという問題がある。特に、貯氷容器110内に氷が無い場合や貯氷容器110内に氷が若干貯められている程度の場合には、自動製氷機109からの氷の落下距離も長く、勢いよく衝突することで、上記落下時の衝突音も大きくなってしまう。
また、図6(A)に示すように、冷凍室107が各容器110〜113により上下2段に仕切られ、更に、冷凍室107の上段側は、各容器110〜112により左右に仕切られている。この構造では、貯氷容器110の大きさを使用者の要望に応じて変更することが出来ないという問題がある。例えば、夏場のように氷の使用頻度が増える場合には、貯氷容器110を大きくし、沢山の氷を貯めて置きたいという要望があるが、上記貯氷容器110の大きさは変更できず、貯氷容器110の大きさ以上の氷を貯めて置くことは出来なかった。
一方、上記沢山の氷を貯めて置きたいという要望に対して、仮に冷凍室107の下段側のスペースを利用し貯氷容器110の大きさを大きく出来る場合には、自動製氷機109から落下した氷の上記衝突音が更に大きくなってしまうという新たな問題が発生することとなる。
また、図6(B)に示すように、冷凍室107内が左右2つに仕切られる構造では、個々の貯氷容器110、上容器111、下容器112の大きさを変更することが出来ず、収納する食品の大きさや形状に合わせて冷凍室107内の収納スペースをアレンジすることが出来ないという問題がある。
また、来客時に備えてサイズの大きい冷凍ピザ等をストックする際に、冷凍室107の上容器111や下容器112では収納し難く、下段側の容器113でもその貯蔵量に限界がある。例えば、冬場のように氷の使用頻度が低減する場合には、氷の収納スペースよりも冷凍食品等の収納スペースを増大させたいという要望があるが、各容器110〜113の大きさは変更できず、冷凍食品等の収納スペースを増大させることは出来なかった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、製氷皿の下方に防音仕切体を配設し、製氷皿から落下する氷が防音仕切体に衝突した後、収納容器内に収まることで、氷の落下時の衝突音が低減されると共に冷凍室内の収納スペースを有効活用できる冷蔵庫を提供することにある。
本発明の冷蔵庫では、冷凍室を備えた冷蔵庫であり、前記冷凍室には、少なくとも水から氷を製氷する製氷皿と、前記製氷皿にて製氷された前記氷を収納する収納容器とを有し、前記収納容器には前記冷凍室の奥行き方向に延在する防音仕切体が配設され、前記防音仕切体には前記製氷皿から落下する前記氷が前記収納容器の底面よりも先に衝突する傾斜面が形成されていることを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記防音仕切体の前記傾斜面は前記製氷皿側へと凸となる曲面であり、前記傾斜面が配置された前記防音仕切体と前記収納容器の前記底面との間は収納空間として用いられることを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記収納容器は前記冷凍室に対して1つ配設され、前記収納容器は少なくとも前記防音仕切体により収納スペースが区画され、前記製氷皿下方であり、前記防音仕切体と前記収納容器とにより囲まれた領域は前記氷の貯氷スペースとして用いられることを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記製氷皿は前記冷凍室の前方側の前記収納容器の側面から離間領域を有して配設され、前記離間領域の下方では前記貯氷スペースが狭まるように前記防音仕切体は湾曲していることを特徴とする。
本発明の冷蔵庫では、製氷皿にて製氷された氷を貯氷する収納容器が冷凍室内に配設され、収納容器には製氷皿の下方に防音仕切体が配設されている。防音仕切体には製氷皿から落下する氷が衝突する傾斜面が形成されている。この構造により、落下する氷が傾斜面へ衝突するまでの落下距離が短くなり、衝突時の衝撃が緩和され、氷の落下時の衝突音が低減される。
また、本発明の冷蔵庫では、防音仕切体の傾斜面が、製氷皿側へと凸な曲面として形成されることで、落下する氷との接触面積が低減され、氷の落下時の衝突音が低減される。更には、防音仕切体の傾斜面の下方は、収納スペースとして用いられることで、冷凍室の収納容器内の収納効率が向上される。
また、本発明の冷蔵庫では、冷凍室内には1つの収納容器が配設され、収納容器内の防音仕切体にて区画された領域が貯氷スペースとして利用される。この構造により、収納容器を深くすることができ、貯氷量を増大させることができる。その一方にて、防音仕切体を用いることで、氷の落下時の衝突音が大きくなることが防止される。
また、本発明の冷蔵庫では、製氷皿が収納容器の前方側の側面よりも冷凍室の奥側へと配設されることで、氷の落下時の衝突音が冷凍室の外部へ漏れ難くなる。更には、防音仕切体の前方側が、貯氷スペースが狭まる方向へ湾曲することで、隣接する収納スペースを拡大でき、収納容器内の収納効率が向上される。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す図であり(A)斜視図、(B)断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の冷凍室内の配置状況を説明する(A)斜視図、(B)上面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の冷凍室に収納される収納容器に用いられる防音仕切体を説明する(A)斜視図、(B)上面図、(C)断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の冷凍室の配置状況を説明する(A)斜視図、(B)断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の冷凍室に配置される収納容器を説明する(A)斜視図、(B)斜視図である。 従来における冷蔵庫を説明する(A)断面図、(B)断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る冷蔵庫1を図面に基づき詳細に説明する。尚、以下の説明では、上下方向は冷蔵庫1の高さ方向を示し、左右方向は冷蔵庫1の幅方向を示し、前後方向は冷蔵庫1の奥行方向を示している。
図1(A)は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫1の概略構造を示す斜視図であり、図1(B)は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫1の概略構造を示す断面図である。
図1(A)に示すように、冷蔵庫1は、本体としての断熱箱体2を備え、この断熱箱体2の内部に食品等を貯蔵する貯蔵室が形成されている。また、貯蔵室として、具体的には、上段から、冷蔵室9(図1(B)参照)、冷凍室10(図1(B)参照)、野菜室11(図1(B)参照)が形成されている。
断熱箱体2の各貯蔵室の前面は開口し、上記開口には、各々断熱扉3、4、5が開閉自在に設けられている。断熱扉3は、例えば、前方から見て右端の上下端部が回動自在に断熱箱体2により支持され、冷蔵室9の開口を前方から開閉自在に塞ぐ扉である。そして、断熱扉4および断熱扉5は、断熱箱体2に対して前後方向に引出自在に配設され、それぞれ冷凍室10、野菜室11の開口を前方から塞ぐ扉である。
図1(B)に示すように、冷蔵庫1の本体である断熱箱体2は、前面が開口する鋼板製の外箱6と、この外箱6内に間隙を持たせて配設され、前面が開口する合成樹脂製の内箱7と、を有する。外箱6と内箱7との間隙には、発泡ポリウレタン製の断熱材8が充填発泡されている。尚、上述した断熱扉3、4、5も、断熱箱体2と同様に、断熱構造を有している。また、図1(B)では、空気が流れる方向を矢印で示している。
冷蔵室9と冷凍室10との間及び冷凍室10と野菜室11との間はそれぞれ断熱仕切壁12、13によって仕切られている。そして、断熱仕切壁12、13も、上述した断熱箱体2と同様に、断熱構造を有している。
内箱7の内部であって冷凍室10の後方には、合成樹脂板等からなる仕切部材14で区画されて冷却室15が形成されている。冷却室15の内部には、冷蔵庫1内を循環する空気を冷却するための蒸発器である冷却器16が配設されている。そして、冷却器16は、圧縮機17、放熱器(図示せず)及びキャピラリーチューブ(図示せず)若しくは膨張弁(図示せず)に冷媒配管(図示せず)を介して接続されており、蒸気圧縮式の冷凍サイクル回路を構成している。
詳細は後述するが、冷凍室10には、断熱仕切壁12の下方に製氷皿18が配設され、その製氷皿18の下方を含むように、1つの収納容器19が配設されている。そして、収納容器19は、防音仕切体24(図3(A)参照)や仕切体28、29(図5(B)参照)によって、その収納スペースを自在に変更できる構造である。
尚、冷蔵庫1は、制御装置(図示せず)を備えており、この制御装置は、温度センサ等のセンサ類(図示せず)からの入力値を基に所定の演算処理を実行し、圧縮機17等の各構成機器を制御している。
図2(A)は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫1の冷凍室10内に配設される収納容器19及び製氷装置20を説明する斜視図であり、図2(B)は、図2(A)に示す収納容器19及び製氷装置20を説明する上面図である。尚、図2(B)では、製氷皿18、回転捩じり部22及び貯氷量検知部23を図示するため、製氷装置20の一部を省略して図示している。
図2(A)に示す如く、収納容器19は、冷凍室10(図1(B)参照)内に収納されている。収納容器19の形状は、冷凍室10の内部空間の形状に合わせて、概略、直方体形状であり、その上面が開口している。そして、断熱扉4(図1(A)参照)には、その引き出し方向に延在する左右一対のサイドフレーム(図示せず)が取り付けられ、サイドフレームは収納容器19と断熱扉4とを一体的に支持している。上述したように、断熱扉4は断熱箱体2(図1(A)参照)に対して前後方向に引出自在であるが、断熱扉4の引出動作により収納容器19も断熱箱体2に対して前後方向に引出自在となる。
ここで、製氷装置20は、主に、給水タンク(図示せず)と、給水タンク内の水を製氷皿18(図2(B)参照)へと供給する給水部(図示せず)と、製氷皿18を支持する製氷部21と、製氷部21の前方側に配設され、製氷皿18内に製氷された氷を自動落下させる回転捩じり部22(図2(B)参照)と、製氷部21の前方側に配設され、収納容器19内の貯氷量を検知する貯氷量検知部23(図2(B)参照)と、を有している。尚、給水タンク及び給水部は冷蔵室9内に配設され、貯氷量検知部23の検知状況に応じて、給水タンクから一定間隔にて繰り返し製氷皿18へと水を供給する。
図示したように、製氷部21は、収納容器19の中央より左側の上方であり、製氷部21の後端面が収納容器19の後方側の側面19Aとほぼ同じ位置となるように配設されている。一方、製氷部21の前端面と収納容器19の前方側の側面19Bとの間には離間領域L1が形成されている。つまり、製氷部21は、収納容器19の側面19Bよりも庫内側へ配設されている。
図2(B)に示す如く、製氷部21では、庫内の後方側から前方側へ向けて、製氷皿18、貯氷量検知部23、回転捩じり部22の順序にて配設されている。製氷皿18の前端面と収納容器19の側面19Bとの間には離間領域L2が形成されている。そして、離間領域L2が離間領域L1よりも庫内の奥方まで配置されることで、製氷皿18は、更に、収納容器19の側面19Bから庫内側へと配設されている。
この構造により、製氷皿18から落下する氷と防音仕切体24と衝突する位置が、出来る限り庫内側となることで、氷の落下時の衝突音が冷蔵庫の外側へと漏れ難くなる。あるいは、上記衝突音が減衰され、冷蔵庫の外側へと漏れる音量が小さくなる。
尚、貯氷量検知部23では、検知レバー23Aが回動し、例えば、その回転量に応じて収納容器19内の貯氷量を検知し、規定された回転量となるまでは給水タンクから一定間隔にて繰り返し製氷皿18へと水を供給する。
図3(A)は、本発明の実施形態に係る防音仕切体24を説明する斜視図であり、図3(B)は、図3(A)に示す防音仕切体24の上面図であり、図3(C)は、図3(A)に示す防音仕切体24のA−A線方向の断面図である。
図3(A)に示す如く、防音仕切体24は、例えば、合成樹脂から成る板状の部材である。そして、防音仕切体24の砂状のハッチングにて示す領域が傾斜面24Aとして形成されている。具体的には、傾斜面24Aは、防音仕切体24の幅方向において、右側から左側に向けて傾斜し、冷凍室10(図1(A)参照)の上方側が凸となる曲面として形成されている。
また、製氷皿18(図2(B)参照)の下方領域L3では、傾斜面24Aは、防音仕切体24の高さ方向において、その上端近傍から下端近傍に渡り全体的に形成されている。一方、製氷皿18よりも庫内の前方側の領域、言い換えると、離間領域L2では、傾斜面24Aは、その前方側に向けて徐々にその形成領域が狭まるように形成されている。尚、防音仕切体24は収納容器19内の仕切体としての役割も果たしており、その高さは延在方向に渡り均一に形成されている。
図3(B)に示す如く、製氷皿18よりも前方の離間領域L2では、防音仕切体24は、その前方側に向けて収納容器19の貯氷スペース25(図4(A)参照)が狭まる様に湾曲し、その後、再び、直線状に形成されている。詳細は後述するが、傾斜面24Aは製氷皿18から落下した氷と衝突する構造となるため、製氷皿18の下方では傾斜面24Aは収納容器19の幅方向に幅広く形成されている。そして、防音仕切体24は、その前方側に向けて傾斜面24Aが不要となるので、防音仕切体24の前端側の幅W1はその後端側の幅W2よりも狭くなっている。
図3(C)に示す如く、防音仕切体24の傾斜面24Aは、製氷部21側へと凸となる曲面として形成されている。上述したように、製氷皿18の下方領域L3では、傾斜面24Aが貯氷スペース25側へと湾曲することで、防音仕切体24の傾斜面24Aの下方は、隣の区画の冷凍食品等の収納スペース26(図4(A)参照)として用いられる。
図4(A)は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫1の冷凍室10内に配設される収納容器19及び防音仕切体24を説明する斜視図であり、図4(B)は、製氷皿18から自動落下する氷の軌跡を説明する断面図である。
図4(A)に示す如く、防音仕切体24は、その長手方向が冷凍室10(図1(B)参照)の奥行方向と一致するように収納容器19内に配設されている。図2(B)に示すように、防音仕切体24の後端は収納容器19の側面19Aに当接し、防音仕切体24の前端は収納容器19の側面19Bに当接している。この構造により、収納容器19は防音仕切体24により区画され、製氷皿18(図4(B)参照)の下方に位置し、収納容器19の左側の区画領域は、貯氷スペース25として利用される。また、収納容器19は冷凍室10に対して1つ配設される構造により、深い形状の収納容器19を用いることができる。そして、貯氷スペース25(図4(A)参照)が大容量となり、貯氷量も増大させることができる。
一方、収納容器19の右側の区画領域は、冷凍食品等の収納スペース26として利用される。そして、図3(C)に示すように、防音仕切体24の傾斜面24Aは、貯氷スペース25側へと湾曲する構造であり、収納スペース26には、例えば、冷凍ピザ等、幅広く形成された冷凍食品も収納し易い構造となる。
図4(B)に示す如く、製氷皿18の下方には防音仕切体24の傾斜面24Aが配設され、製氷皿18から落下した氷は、最初に防音仕切体24の傾斜面24Aに衝突した後、収納容器19の底面19Cや収納容器19内に貯氷された氷と衝突する。そして、製氷皿18の下方領域L3(図2(B)参照)において、少なくとも収納容器19内に貯氷されていない状態では、落下した氷が、必ず最初に傾斜面24Aに衝突するように、防音仕切体24は収納容器19内に配設されている。つまり、傾斜面24Aは、製氷皿18と収納容器19の底面19Cとの間に位置している。
ここで、製氷部21の回転捩じり部22(図2(B)参照)では、回転軸22Aを中心に製氷部21の前方側が、製氷部21の後方側よりも多く左方向または右方向へと回転することで、製氷皿18が捻じれ氷は収納容器19内へと落下する。
図示したように、製氷皿18から落下した氷は、防音仕切体24の傾斜面24Aに衝突することで、収納容器19の底面19Cと比較して、落下距離が短くなり、衝突時の衝撃も小さく、氷の落下時の衝突音が小さくなる。そして、傾斜面24Aに衝突した氷は、傾斜面24Aから跳ね、収納容器19の底面19Cや収納容器19内に貯氷された氷と衝突する。尚、この衝突時には、既に、落下する氷の勢いが弱まっており、衝突音は発生するが、それ程大きな音とはならない。
また、製氷皿18にて製氷される氷は多面形状の角張った形状となり、傾斜面24Aは製氷皿18側へと凸な曲面となる。この構造により、製氷皿18から落下する氷と傾斜面24Aの接触面積が出来る限り少なくなり、上記衝突音を小さくすることが出来る。
更には、防音仕切体24の傾斜面24Aの構造により、貯氷スペース25は収納容器19の上側程幅広い形状となり、貯氷スペース25は、例えば、逆三角形形状となっている。この構造により、製氷皿18から落下した氷は、収納容器19内に均等に積み重なり易くなり、多くの氷を貯氷することが可能となる。
尚、図3(A)及び図3(B)に示すように、防音仕切体24は、製氷皿18の前方側では、収納容器19の左側へと湾曲している。
図5(A)は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫1の冷凍室10内に配設される収納容器19を説明する斜視図であり、図5(B)は、図5(A)に示す収納容器19の収納スペースを説明する斜視図である。
図5(A)に示す如く、収納容器19の底面には、冷凍室10(図1(B)参照)の奥行方向に沿った複数の凹部27が、収納容器19の幅方向に一定間隔にて複数形成されている。この構造により、収納容器19の底面には収納容器19の幅方向に複数の凹凸形状が繰り返し配列されることで、収納容器19の底面の強度が向上される。
また、上記複数の凹部27は、防音仕切体24や仕切体28の取付レールとしても機能し、防音仕切体24や仕切体28は、凹部27に対して着脱自在に取り付けられる。例えば、冬場のように、氷の使用頻度が低減する場合には、製氷装置20(図2(A)参照)の製氷作業を停止させ、収納容器19を1つの収納スペースとして利用することもできる。上述したように、ホームパーティ等の開催により冷凍ピザ等の冷凍食品の収納量が一時的に増加する様な場合、適宜、収納容器19の収納スペースを変更することができる。このとき、収納容器19の上方に配設された製氷部21(図2(A)参照)は取外すことが可能であり、製氷作業を停止する場合には、製氷部21を取り外すことで、更に、冷凍室10内の貯蔵量を増大させることもできる。
図5(B)に示す如く、製氷装置20の製氷作業を停止させた場合には、2枚の仕切体28、29を用いて収納容器19内を4つの収納スペースに区画して利用することも出来る。例えば、仕切体28が凹部27を介して収納容器19に取り付けられることで、収納容器19内の左右方向の収納スペースが区画され、仕切体29が仕切体28に対して嵌め込まれることで、収納容器19内の前後方向の収納スペースが区画される。尚、収納容器19内を更に細かく区画することも可能である。そして、防音仕切体24や仕切体28が収納容器19に対して着脱自在に取り付け可能となることで、使用者の目的に応じて、収納容器19内に様々な収納スペースをアレンジすることが可能となる。
尚、本実施形態では、収納容器19の底面19Cや防音仕切体24の傾斜面24Aに防音シートを配設しない場合について説明したがこの場合に限定するものではない。例えば、収納容器19の底面19Cや防音仕切体24の傾斜面24Aに防音シートを配設することで、更に、製氷皿18から落下する氷の衝突音を低減させる場合でも良い。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更実施が可能である。
1 冷蔵庫
2 断熱箱体
10 冷凍室
18 製氷皿
19 収納容器
19A、19B 側面
19C 底面
20 製氷装置
21 製氷部
22 回転捩じり部
23 貯氷量検知部
24 防音仕切体
24A 傾斜面
25 貯氷スペース
26 収納スペース
27 凹部
28 仕切体
29 仕切体

Claims (4)

  1. 冷凍室を備えた冷蔵庫であり、
    前記冷凍室には、少なくとも水から氷を製氷する製氷皿と、前記製氷皿にて製氷された前記氷を収納する収納容器とを有し、
    前記収納容器には前記冷凍室の奥行き方向に延在する防音仕切体が配設され、前記防音仕切体には前記製氷皿から落下する前記氷が前記収納容器の底面よりも先に衝突する傾斜面が形成されていることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記防音仕切体の前記傾斜面は前記製氷皿側へと凸となる曲面であり、前記傾斜面が配置された前記防音仕切体と前記収納容器の前記底面との間は収納空間として用いられることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記収納容器は前記冷凍室に対して1つ配設され、前記収納容器は少なくとも前記防音仕切体により収納スペースが区画され、前記製氷皿下方であり、前記防音仕切体と前記収納容器とにより囲まれた領域は前記氷の貯氷スペースとして用いられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記製氷皿は前記冷凍室の前方側の前記収納容器の側面から離間領域を有して配設され、前記離間領域の下方では前記貯氷スペースが狭まるように前記防音仕切体は湾曲していることを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
JP2016199307A 2016-10-07 2016-10-07 冷蔵庫 Active JP6747714B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016199307A JP6747714B2 (ja) 2016-10-07 2016-10-07 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016199307A JP6747714B2 (ja) 2016-10-07 2016-10-07 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018059693A true JP2018059693A (ja) 2018-04-12
JP6747714B2 JP6747714B2 (ja) 2020-08-26

Family

ID=61908384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016199307A Active JP6747714B2 (ja) 2016-10-07 2016-10-07 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6747714B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020091088A (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 アクア株式会社 冷蔵庫
CN115479425A (zh) * 2021-06-16 2022-12-16 青岛海尔电冰箱有限公司 制冰装置及冰箱

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06123535A (ja) * 1992-10-07 1994-05-06 Sanyo Electric Co Ltd 冷蔵庫
JPH09178316A (ja) * 1995-12-22 1997-07-11 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2002090015A (ja) * 2000-09-20 2002-03-27 Fujitsu General Ltd 冷蔵庫の自動製氷装置
JP2005233585A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Sanyo Electric Co Ltd 自動製氷機付き冷蔵庫
CN101315244A (zh) * 2008-06-26 2008-12-03 海尔集团公司 一种冰箱
CN101738044A (zh) * 2008-11-25 2010-06-16 海尔集团公司 电冰箱及其制冰装置
KR20130120222A (ko) * 2012-04-25 2013-11-04 코웨이 주식회사 얼음정수기 및 얼음정수기의 안전사고방지방법

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06123535A (ja) * 1992-10-07 1994-05-06 Sanyo Electric Co Ltd 冷蔵庫
JPH09178316A (ja) * 1995-12-22 1997-07-11 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2002090015A (ja) * 2000-09-20 2002-03-27 Fujitsu General Ltd 冷蔵庫の自動製氷装置
JP2005233585A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Sanyo Electric Co Ltd 自動製氷機付き冷蔵庫
CN101315244A (zh) * 2008-06-26 2008-12-03 海尔集团公司 一种冰箱
CN101738044A (zh) * 2008-11-25 2010-06-16 海尔集团公司 电冰箱及其制冰装置
KR20130120222A (ko) * 2012-04-25 2013-11-04 코웨이 주식회사 얼음정수기 및 얼음정수기의 안전사고방지방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020091088A (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 アクア株式会社 冷蔵庫
CN115479425A (zh) * 2021-06-16 2022-12-16 青岛海尔电冰箱有限公司 制冰装置及冰箱
CN115479425B (zh) * 2021-06-16 2024-03-22 青岛海尔电冰箱有限公司 制冰装置及冰箱

Also Published As

Publication number Publication date
JP6747714B2 (ja) 2020-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8336330B2 (en) Refrigerator with icemaker compartment having an improved air flow
US20110146331A1 (en) Refrigerator
US20080034779A1 (en) Refrigerator
JP2013015245A (ja) 冷凍冷蔵庫
JP2013092308A (ja) 冷蔵庫
EP2530413A2 (en) Ice making tray and refrigerator comprising the same
JP6747714B2 (ja) 冷蔵庫
JP2006284172A (ja) 冷蔵庫
JP6061808B2 (ja) 冷蔵庫
CN110307683B (zh) 冰箱
KR20100056294A (ko) 냉장고용 바스켓 및 이를 구비한 냉장고
JP6765713B2 (ja) 冷凍冷蔵庫
KR20080006268U (ko) 냉장고
JP6430211B2 (ja) 冷蔵庫
JP2014052131A (ja) 冷蔵庫
JP2005291692A (ja) 自動製氷機付き冷蔵庫
JP2005083681A (ja) 冷凍冷蔵庫
JPWO2020250271A1 (ja) 冷蔵庫
JP7292508B2 (ja) 冷蔵庫
JP2014139488A (ja) 冷蔵庫
WO2019171534A1 (ja) 冷蔵庫
JP2007132565A (ja) 冷蔵庫
JP2005282933A (ja) 冷蔵庫
JP7159781B2 (ja) 冷蔵庫
JP2010025506A (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200630

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200721

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200803

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6747714

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250