JP2018059157A - 二相ステンレス鋼 - Google Patents
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式(1)のCr、Ni、Mo、及びCuには、前記フェライト相中のCr、Ni、Mo、及びCu含有量が質量%で代入される。
式(1)のCr、Ni、Mo、及びCuには、フェライト相中のCr、Ni、Mo、及びCu含有量が質量%で代入される。
本実施形態による二相ステンレス鋼は、以下に説明する化学組成を有する。以下の説明において、元素の含有量の「%」は、質量%を意味する。
炭素(C)は、オーステナイトを安定化する。しかし、C含有量が0.03%を超えると炭化物が析出しやすくなり、耐食性が低下する。したがって、C含有量は0.03%以下である。C含有量の下限は、好ましくは0.002%であり、さらに好ましくは0.005%である。C含有量の上限は、好ましくは0.025%であり、さらに好ましくは0.02%である。
シリコン(Si)は、溶接時の溶融金属の流動性を向上させるため、溶接欠陥を防止するのに有効な元素である。Si含有量が0.2%未満では、この効果が十分に得られない。一方、Si含有量が1%を超えると、σ相等の析出相が生成しやすくなる。σ相等の析出相は、材料の靱性や耐孔食性を劣化させる。したがって、Si含有量は0.2〜1%である。Si含有量の下限は、好ましくは0.3%であり、さらに好ましくは0.4%である。Si含有量の上限は、好ましくは0.8%であり、さらに好ましくは0.7%である。
マンガン(Mn)は、脱硫及び脱酸効果によって熱間加工性を向上させる。また、Mnは、Nの溶解度を大きくする。しかし、Mn含有量が1.5%を超えると、耐食性が低下する。したがって、Mn含有量は1.5%以下である。Mn含有量の下限は、好ましくは0.1%であり、さらに好ましくは0.5%である。Mn含有量の上限は、好ましくは1.2%であり、さらに好ましくは1.0%である。
リン(P)は、鋼中に不純物として混入し、鋼の耐食性及び靱性を低下させる。そのため、P含有量は0.040%以下である。P含有量は、好ましくは0.030%以下であり、さらに好ましくは0.025%以下である。
硫黄(S)は、鋼中に不純物として混入し、鋼の熱間加工性を低下させる。また、硫化物は孔食の発生起点となり、鋼の耐孔食性を低下させる。そのため、S含有量は0.010%以下である。S含有量は、好ましくは0.005%以下であり、さらに好ましくは0.002%以下である。
アルミニウム(Al)は、鋼を脱酸する。一方、鋼中のN含有量が多い場合には、Alは窒化アルミニウム(AlN)として析出し、鋼の靱性及び耐食性を低下させる。そのため、Al含有量は0.001〜0.040%である。Al含有量の下限は、好ましくは0.002%であり、さらに好ましくは0.005%である。Al含有量の上限は、好ましくは0.030%であり、さらに好ましくは0.025%である。なお、本実施形態におけるAl含有量とは、酸可溶Al(sol.Al)の含有量を指す。
ニッケル(Ni)は、オーステナイトを安定化する。Niはまた、鋼の靱性を向上させる。Ni含有量が4%未満では、これらの効果が十分に得られない。一方、Ni含有量が7%以上になると、σ相等の析出相が生成しやすくなる。したがって、Ni含有量は4%以上7%未満である。Ni含有量の下限は、好ましくは4.2%であり、さらに好ましくは4.5%である。Ni含有量の上限は、好ましくは6.5%であり、さらに好ましくは6%である。
クロム(Cr)は、鋼の耐食性を向上させる。Cr含有量が24%以下では、この効果が十分に得られない。一方、Cr含有量が28%を超えると、σ相等の析出相が生成しやすくなる。したがって、Cr含有量は24%を超えて28%以下である。Cr含有量の下限は、好ましくは24.5%であり、さらに好ましくは25%である。Cr含有量の上限は、好ましくは27%であり、さらに好ましくは26%である。
モリブデン(Mo)は、鋼の耐食性を向上させる。Mo含有量が0.5%未満では、この効果が十分に得られない。一方、Mo含有量が4.0%を超えると、σ相等の析出相が生成しやすくなる。したがって、Mo含有量は0.5〜4.0%である。Mo含有量の下限は、好ましくは0.7%であり、さらに好ましくは1.0%である。Mo含有量の上限は、好ましくは3.0%であり、さらに好ましくは2.0%であり、さらに好ましくは1.5%である。
銅(Cu)は、腐食性の酸性ガスを含む塩化物環境において、Crを主成分とする不動態皮膜を強化する。Cuはまた、大入熱溶接時にマトリックスに微細に析出し、フェライト相とオーステナイト相との界面でのσ相の生成を抑制する。Cu含有量が2.0%以下では、この効果が十分に得られない。一方、Cu含有量が4.0%を超えると、鋼の熱間加工性が低下する。したがって、Cu含有量は2.0%を超え4.0%以下である。Cu含有量の下限は、好ましくは2.1%であり、さらに好ましくは2.2%である。Cu含有量の上限は、好ましくは3.8%であり、さらに好ましくは3.5%である。
コバルト(Co)は、硫化物の皮膜を作り、鋼の耐硫化物応力腐食割れ性を向上させる。Co含有量が0.001%以上であれば、この効果が顕著に得られる。一方、Coは高価であること及び多量に添加すると鋼材の相バランス(オーステナイト相とフェライト相の割合)が変化して、性能に影響を及ぼしうる。そこでCo含有量を0.3%以下とする。Co含有量の下限は、より好ましくは0.005%であり、さらに好ましくは0.01%である。Co含有量の上限は、好ましくは0.2%であり、さらに好ましくは0.1%である。
窒素(N)は、強力なオーステナイト形成元素であり、二相ステンレス鋼の熱的安定性及び耐食性を向上させる。本実施形態による二相ステンレス鋼は、フェライト形成元素であるCr及びMoを多量に含有するので、フェライト相とオーステナイト相とのバランスを適正なものとするため、N含有量を0.1%よりも多くする。一方、N含有量が0.35%を超えると、溶接時にブローホールが発生する。また、溶接時に生成される窒化物によって、溶接金属の靱性や耐食性が低下する。したがって、N含有量は0.1%を超えて0.35%以下である。N含有量の下限は、好ましくは0.12%であり、さらに好ましくは0.15%である。N含有量の上限は、好ましくは0.3%であり、さらに好ましくは0.25%である。
酸素(O)は、非金属介在物である酸化物を形成し、二相ステンレス鋼の靱性を低下させる。そのため、O含有量は0.010%以下である。O含有量は、好ましくは0.008%以下であり、さらに好ましくは0.005%以下である。
バナジウム(V)は、選択元素である。Vは、二相ステンレス鋼の耐食性を向上させる。Vはより具体的には、Mo及びCuと複合して含有させることにより、耐隙間腐食性を向上させる。Vが少しでも含有されていれば、この効果が得られる。一方、V含有量が1.5%を超えると、フェライト相が過剰になり、靱性及び耐食性が低下する。したがって、V含有量は0〜1.5%である。V含有量の下限は、好ましくは0.01%であり、さらに好ましくは0.03%である。V含有量の上限は、好ましくは1.2%であり、さらに好ましくは1.0%である。
Mg:0〜0.02%
B :0〜0.02%
REM:0〜0.2%
カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、硼素(B)、及び希土類元素(REM)は、いずれも選択元素である。これらの元素はいずれも、SやOを固定して、熱間加工性を向上させる。これらの元素が少しでも含有されていれば、この効果が得られる。一方、Ca、Mg、及びBの各々の含有量が0.02%を超えると、非金属介在物が増加して靱性や耐食性が低下する。したがって、Ca、Mg、及びBの各々の含有量は、0〜0.02%である。同様に、REM含有量が0.2%を超えると、非金属介在物が増加して靱性や耐食性が低下する。したがって、REM含有量は0〜0.2%である。
本実施形態による二相ステンレス鋼は、オーステナイト相及びフェライト相からなり、残部は析出物と介在物である。
式(1)のCr、Ni、Mo、及びCuには、フェライト相中のCr、Ni、Mo、及びCu含有量が質量%で代入される。
以下、本実施形態による二相ステンレス鋼の製造方法の一例を説明する。ただし、本実施形態による二相ステンレス鋼の製造方法は、これに限定されない。
Claims (3)
- 化学組成が、質量%で、
C :0.03%以下、
Si:0.2〜1%、
Mn:1.5%以下、
P :0.040%以下、
S :0.010%以下、
Al:0.001〜0.040%、
Ni:4%以上7%未満、
Cr:24%を超えて28%以下、
Mo:0.5〜4.0%、
Cu:2.0%を超えて4.0%以下、
Co:0.001〜0.3%、
N :0.1%を超えて0.35%以下、
O :0.010%以下、
V :0〜1.5%、
Ca:0〜0.02%、
Mg:0〜0.02%、
B :0〜0.02%、
REM:0〜0.2%、
残部:Fe及び不純物であり、
オーステナイト相及びフェライト相を含む組織を有し、
電子線マイクロアナライザを用いて測定して得られる前記フェライト相中のCr、Ni、Mo、及びCu含有量が、下記の式(1)を満たす、二相ステンレス鋼。
(0.3×Cr)2+(0.2×Ni)2+(0.4×Mo)2+(2.1×Cu)2≧86.0 (1)
式(1)のCr、Ni、Mo、及びCuには、前記フェライト相中のCr、Ni、Mo、及びCu含有量が質量%で代入される。 - 請求項1に記載の二相ステンレス鋼であって、
前記化学組成が、質量%で、
V :0.01〜1.5%、
を含有する、二相ステンレス鋼。 - 請求項1又は2に記載の二相ステンレス鋼であって、
前記化学組成が、質量%で、
Ca:0.0001〜0.02%、
Mg:0.001〜0.02%、
B :0.0001〜0.02%、及び
REM:0.0005〜0.2%、
からなる群から選択される1種又は2種以上を含有する、二相ステンレス鋼。
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