JP2018058271A - サーマルプリントヘッド及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 組立工程時の熱膨張を抑制する。【解決手段】 一つの実施形態によれば、サーマルプリントヘッドは、回路基板、駆動回路、ヘッド基板を含む。回路基板は、第1の補強板上に第1の接着層を介して設けられ、第1の接着層により第1の補強板に固定される。駆動回路は、回路基板上に載置される。ヘッド基板は、放熱板上及び第1の補強板上に第1の接着層を介して設けられ、端部が放熱板よりもせり出して回路基板に隣接配置され、第1の接着層により放熱板及び第1の補強板に固定される。【選択図】 図2
Description
本発明の実施形態は、サーマルプリントヘッド及びその製造方法に関する。
サーマルプリントヘッドは、主走査方向に沿う発熱領域に配列された複数の発熱抵抗体を発熱させて、発熱抵抗体で発生する熱により感熱記録紙などの記録媒体に文字や図形などの画像を形成する出力用デバイスである。サーマルプリントヘッドは、バーコードプリンタ、デジタル製版機、ビデオプリンタ、イメージャ、シールプリンタ等のサーマルプリンタなどに利用されている。
近年、大判化が進行して400mmを超える印字記録幅のサーマルプリントヘッドが出現している。このようなサーマルプリントヘッドでは、樹脂封止などの組立工程時で発生する熱膨張係数の差に起因する隣接材料間の接触やボンディングワイヤの切断等が発生するという問題点がある。
本発明は、組立工程時の熱膨張を抑制することができるサーマルプリントヘッドを提供することにある。
一つの実施形態によれば、サーマルプリントヘッドは、回路基板、駆動回路、ヘッド基板を含む。回路基板は、第1の補強板上に第1の接着層を介して設けられ、第1の接着層により第1の補強板に固定される。駆動回路は、回路基板上に載置される。ヘッド基板は、放熱板上及び第1の補強板上に第1の接着層を介して設けられ、端部が放熱板よりもせり出して回路基板に隣接配置され、第1の接着層により放熱板及び第1の補強板に固定される。
以下本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態に係るサーマルプリントヘッド及びその製造方法について、図面を参照して説明する。図1は、サーマルプリントヘッドを示す図である。図2は、サーマルプリントヘッドを示す断面図である。図3は、図2の領域Aの拡大断面図である。本実施形態では、サーマルプリントヘッドの組立工程時で発生する熱膨張を抑制している。
まず、第1の実施形態に係るサーマルプリントヘッド及びその製造方法について、図面を参照して説明する。図1は、サーマルプリントヘッドを示す図である。図2は、サーマルプリントヘッドを示す断面図である。図3は、図2の領域Aの拡大断面図である。本実施形態では、サーマルプリントヘッドの組立工程時で発生する熱膨張を抑制している。
図1に示すように、サーマルプリントヘッド100は、放熱板1、ヘッド基板2、発熱抵抗体3、駆動回路4、共通電極5、個別電極6、封止材7、回路基板8、コネクタ9を含む。サーマルプリントヘッド100は、400mmを超える印字記録幅を有するサーマルプリントヘッドである。サーマルプリントヘッド100は、バーコードプリンタ、デジタル製版機、ビデオプリンタ、イメージャ、シールプリンタ等のサーマルプリンタなどに適用される。
サーマルプリントヘッド100には、回路基板8が図中左右に2つ配置されている。回路基板8には、上部に複数の駆動回路が図中水平方向に並列配置され、下部に外部接続用のコネクタ9が並列配置される。ヘッド基板2は、2つの回路基板と接するように配置される。ヘッド基板2には、上部に発熱抵抗体3が図中水平方向に延在し、共通電極5と個別電極6が図中水平方向に複数並列配置される。駆動回路4、共通電極5及び個別電極6の一部領域は、封止材7で樹脂封止されている。なお、図中のX方向(左右方向)が主走査線方向である。
図2に示すように、補強板13(第1の補強板)は、接着層11aを介して放熱板1上に載置される。接着層11aは、補強板13(第1の補強板)を放熱板1に固定する。補強板12(第2の補強板)は、接着層11aを介して放熱板1上に載置される。接着層11aは、補強板12(第2の補強板)を放熱板1に固定する。コネクタ9は、補強板12(第2の補強板)の下面側に設けられる。
回路基板8は、接着層14(第1の接着層)を介して補強板13(第1の補強板)上と、接着層11bを介して補強板12(第2の補強板)上とに載置される。接着層14(第1の接着層)は、回路基板8を補強板13(第1の補強板)に固定する。接着層11bは、回路基板8を補強板12(第2の補強板)に固定する。
ヘッド基板2は、回路基板8と相対向する端部が接着層14(第1の接着層)を介して補強板13(第1の補強板)上に載置され、その他の部分が接着層14(第1の接着層)を介して放熱板1上に載置される。接着層14(第1の接着層)は、ヘッド基板2を補強板13(第1の補強板)と放熱板1に固定する。ヘッド基板2は、端部が放熱板1よりもせり出すように補強板13(第1の補強板)の一部分上にも形成される。
放熱板1は、補強板13(第1の補強板)と補強板12(第2の補強板)を載置する部分の高さよりも、ヘッド基板2を載置する部分の放熱板1の上部の高さが高く設定される。このため、補強板13(第1の補強板)と補強板12(第2の補強板)の上部の高さと、ヘッド基板2を載置する部分の放熱板1の上部の高さが略同一に設定することができる。
駆動回路4は、補強板13(第1の補強板)及び接着層14を介して、回路基板8上に載置される。ボンディングワイヤ15(第1のボンディングワイヤ)は、一端がヘッド基板2の端子と駆動回路4の第1の端子を接続する。ボンディングワイヤ16(第2のボンディングワイヤ)は、一端が回路基板8の端子と駆動回路4の第2の端子を接続する。封止材7は、駆動回路4、ボンディングワイヤ15(第1のボンディングワイヤ)、ボンディングワイヤ16(第2のボンディングワイヤ)、補強板13(第1の補強板)上の回路基板8の部分、補強板13(第1の補強板)及び放熱板1上のヘッド基板2の部分を覆うように樹脂封止している。
図3に示すように、回路基板8とヘッド基板2の端部は、接着層14(第1の接着層)を介して補強板13上に離間配置されている。駆動回路4は、接着層18を介して、回路基板8上に載置される。接着層18は、駆動回路4を回路基板8に固定する。
ヘッド基板2は、支持基板21、グレース層22、発熱抵抗体3、折返電極23、共通電極5、個別電極6、保護膜24を含む。支持基板21は、接着層14を介して放熱板1上に載置される。接着層14は、支持基板21を放熱板1に固定する。グレース層22は、支持基板21上に設けられる。グレース層22は、発熱抵抗体3から発生する熱を保温する保温層として機能する。発熱抵抗体3は、グレース層22上に設けられる。折返電極23は、発熱抵抗体3上に設けられる。共通電極5は、折返電極23上に設けられる。個別電極6は、共通電極5に設けられる。保護膜24は、個別電極6上に設けられ、ヘッド基板2を保護する。
折返電極23、共通電極5、及び個別電極6が除去されて発熱抵抗体3が露呈される領域は、発熱抵抗体3が発熱したときに、保護膜24を介して熱を外部に放出する発熱領域25となる。
ここで、放熱板1は、熱伝導率が大きな金属、例えばアルミニウム、銅などを用いる。接着層11a、接着層11b、接着層14、接着層18は、熱可塑性樹脂(例えばシリコン樹脂)或いは両面接着テープなどを用いる。支持基板61は、アルミナ(Al2O3)、窒化アルミ(AlN)などを用いる。グレース層22は、ガラス膜(例えばSiO2)を用いる。駆動回路4は、駆動用ICである。ここでは、駆動回路4を1チップ構成にしているが複数チップ構成にしてもよい。回路基板8は、例えばフレキシブルプリント基板(FPC)などを用いる。接着層11a及び接着層11bは、接着層14(第1の接着層)よりも高温時(例えば、組立工程)での熱流動性を有する部材を用いるのが好ましい。
補強板13(第1の補強板)と補強板12(第2の補強板)は、回路基板8と熱膨張係数が略同一なものを用いるのが好ましい。熱膨張係数が略同一なものに設定すると、樹脂封止工程時で発生する熱による補強板13(第1の補強板)、補強板12(第2の補強板)、及び回路基板8の熱膨張(例えば、横方向の伸びの割合)を同一に設定することができ、サーマルプリントヘッド100の信頼性を向上することができる。
次に、サーマルプリントヘッド100の製造方法について、図4を参照して説明する。図4は、サーマルプリントヘッドの製造工程を示すフローチャートである。
図4に示すように、まず、放熱板1上に接着層11aを介して、補強板12と補強板13を載置する。補強板12の下面側に半田を介してコネクタ9を設ける(ステップS1)。
次に、補強板13上及び放熱板1上に接着層14を形成する。補強板12上に接着層11bを形成する。接着層11bを介して補強板12上と、接着層14を介して補強板13上とに回路基板8を載置する。接着層14を介して放熱板1及び補強板13上にヘッド基板2を載置する(ステップS2)。
続いて、回路基板8のヘッド基板2側の上部に接着層18を介して、駆動回路4を載置する(ステップS3)。
そして、熱処理等を実施して、接着層11aにより補強板12と補強板13を放熱板1に固定する。コネクタ9を半田により補強板12に固定する。接着層14により回路基板8を補強板13に固定し、接着層11bにより回路基板8を補強板12に固定する。接着層14によりヘッド基板2を放熱板1及び補強板13に固定する。接着層18により、駆動回路4を回路基板8に固定する。
ここでは、熱処理工程を1回実施して、接着層を用いて各部品を接着固定しているが、必ずしもこれに限定するものではない。複数回の熱処理を実施して各部品を接着固定してもよい。また、接着テープを用いた場合、熱処理を実行しなくともよい。
次に、ボンディング装置(ワイヤボンダー)を用いてボンディングワイヤ15の一端をヘッド基板2の端子を接続し、他端を駆動回路4の第1の端子に接続する。ボンディングワイヤ16の一端を回路基板の端子に接続し、他端を駆動回路4の第2の端子に接続する(ステップS4)。
続いて、駆動回路4、ボンディングワイヤ15、ボンディングワイヤ16、回路基板8の補強板13上の部分、ヘッド基板2の補強板13上の部分及び放熱板1の端部上の部分を覆うように、封止材7を用いて樹脂封止する(ステップS5)。以上の工程により、サーマルプリントヘッド100が完成する。
次に、図5を参照して比較例のサーマルプリントヘッドを説明する。図5は、比較例のサーマルプリントヘッドを示す断面図である。
図5に示すように、比較例のサーマルプリントヘッド200は、放熱板1、ヘッド基板2a、駆動回路4、封止材7、回路基板8a、コネクタ9、接着層11a、接着層11b、補強板12、補強板13a、接着層14、ボンディングワイヤ15、ボンディングワイヤ16を含む。本実施形態のサーマルプリントヘッド100と同一構成部分の説明は省略し、異なる部分のみ説明する。
補強板13aは、本実施形態の補強板13とは熱膨張係数が異なる。ヘッド基板2aは、放熱板1上に形成され、補強板13a側にせり出していない。回路基板8aは、補強板12及び補強板13a上に形成されている。ここでは、回路基板8aの右端部は、補強板13aの右端部上に形成されている。
次に、組立工程で発生する熱膨張について、図6及び図7を参照して説明する。図6は、組立工程で発生する熱膨張を説明する図であり、図6(a)は常温時の図、図6(b)は組立工程での熱発生時の図である。図7は、走査線方向での伸びを示す図である。
ここでは、ヘッドは走査線方向の長さが700mmであり、放熱板1にアルミ(熱膨張係数が23×10−6/℃)、ヘッド基板2の支持基板21にアルミナ(熱膨張係数が7.1×10−6/℃)、補強板12及び補強板13にアルミナ(熱膨張係数が7.1×10−6/℃)をそれぞれ用い、回路基板8はFPCである。
図6(b)に示すように、組立工程で熱が発生して、例えば125℃に温度上昇した場合、図6(a)での常温時に対して熱膨張により放熱板1、ヘッド基板2、回路基板8などに伸びが発生する。
例えば、放熱板1の伸び量が片側で1.025mmとなり、ヘッド基板2(支持基板21)の伸び量が片側で0,315mmとなり、補強板13及び補強板12に固定されている回路基板の伸び量が片側で0,315mmとなる(ヘッド基板2と同一)。
図7に示すように、比較例のサーマルプリントヘッド200では、ヘッド基板2aは放熱板1にだけ固定されている。このため、走査線方向で伸びが発生して、ヘッド端付近で0.7mmのズレが発生する。
したがって、比較例のサーマルプリントヘッド200では、組立工程で発生する熱膨張係数の差による隣接間接触、ストレス、ボンディングワイヤの切断等の発生を抑制することが困難となる。
これに対して、本実施形態のサーマルプリントヘッド100では、回路基板8とヘッド基板2の端部が接着層14を介して補強板13に固定されている。接着層14よりも高温時での熱流動性を有する接着層11aを用いて、補強板12及び補強板13を放熱板1に固定している。接着層14よりも高温時での熱流動性を有する接着層11bを用いて、回路基板8を補強板12に固定している。
このため、ヘッド基板2の走査線方向で伸びが大幅に抑制され、ヘッド端付近でのズレを略0(ゼロ)mmにすることができる。
したがって、本実施形態のサーマルプリントヘッド100では、組立工程で発生する熱膨張係数の差による隣接間接触、ストレス、ボンディングワイヤの切断等を大幅に抑制することができる。
上述したように、本実施形態のサーマルプリントヘッドでは、放熱板1、ヘッド基板2、駆動回路4、封止材7、回路基板8、コネクタ9、接着層11a、接着層11b、強板12、補強板13、接着層14、ボンディングワイヤ15、ボンディングワイヤ16が設けられる。回路基板8は、接着層11bにより補強板12に固定され、接着層14により補強板13に固定される。ヘッド基板2は、接着層14により放熱板1及び補強板13の端部に固定される。回路基板8は、熱膨張係数が補強板12及び補強板13と略同一に設定される。
このため、本実施形態では、サーマルプリントヘッド100の信頼性を大幅に向上することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係るサーマルプリントヘッドの製造方法について、図面を参照して説明する。図8は、サーマルプリントヘッドの製造工程を示すフローチャート。本実施形態では、サーマルプリントヘッドの製造方法の形成順序を変更している。
第2の実施形態に係るサーマルプリントヘッドの製造方法について、図面を参照して説明する。図8は、サーマルプリントヘッドの製造工程を示すフローチャート。本実施形態では、サーマルプリントヘッドの製造方法の形成順序を変更している。
図8に示すように、まず、接着層14を介して補強板13上と、接着層11bを介して補強板12上とに路基板を載置する。補強13上に接着層14を介してヘッド基板2を載置する(ステップS11)。
次に、回路基板8の上部に接着層18を介して、駆動回路4を載置する。続いて、熱処理等を実施して、接着層14により回路基板8を補強板12に固定し、接着層11bにより回路基板8を補強板13に固定する。接着層14によりヘッド基板2を補強板13に固定する。接着層18により、駆動回路4を回路基板8に固定する(ステップS12)。
そして、ボンディング装置(ワイヤボンダー)を用いてボンディングワイヤ15の一端をヘッド基板2の端子を接続し、他端を駆動回路4の第1の端子に接続する。ボンディングワイヤ16の一端を回路基板の端子に接続し、他端を駆動回路4の第2の端子に接続する(ステップS13)。
次に、駆動回路4、ボンディングワイヤ15、ボンディングワイヤ16、回路基板8の補強板13上の部分、ヘッド基板2の補強板13上の部分及び放熱板1の端部上の部分を覆うように、封止材7を用いて樹脂封止する(ステップS14)。
続いて、回路基板8を固定した補強板12及び補強板13を、着層11aを介して放熱板1上に載置する。補強板13で固定されたヘッド基板2を接着層14を介して放熱板1上に載置する。補強板12の下面側に半田を介してコネクタ9を設ける。熱処理等を実施して、補強板12及び補強板13を放熱板1に固定し、ヘッド基板2を放熱板1に固定し、コネクタ9を補強板12に固定する(ステップS15)。以上の工程により、本実施形態のサーマルプリントヘッドが完成する。
上述したように、本実施形態のサーマルプリントヘッドの製造方法では、第1の実施形態のサーマルプリントヘッド100の製造方法に対して形成順序を変更し、樹脂封止後に放熱板1に貼り付けている。
このため、第1の実施形態と同様に、サーマルプリントヘッドの信頼性を大幅に向上することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 放熱板
2、2a ヘッド基板
3 発熱抵抗体
4 駆動回路
5 共通電極
6 個別電極
7 封止材
8、8a 回路基板
9 コネクタ
11a、11b、14、18 接着層
12、13、13a 補強板
15、16 ボンディングワイヤ
21 支持基板
22 グレース層
23 折返電極
24 保護膜
25 発熱領域
100、200 サーマルプリントヘッド
2、2a ヘッド基板
3 発熱抵抗体
4 駆動回路
5 共通電極
6 個別電極
7 封止材
8、8a 回路基板
9 コネクタ
11a、11b、14、18 接着層
12、13、13a 補強板
15、16 ボンディングワイヤ
21 支持基板
22 グレース層
23 折返電極
24 保護膜
25 発熱領域
100、200 サーマルプリントヘッド
Claims (8)
- 第1の補強板上に第1の接着層を介して設けられ、前記第1の接着層により前記第1の補強板に固定される回路基板と、
前記回路基板上に載置された駆動回路と、
放熱板上及び前記第1の補強板上に前記第1の接着層を介して設けられ、端部が前記放熱板よりもせり出して前記回路基板に隣接配置され、前記第1の接着層により前記放熱板及び前記第1の補強板に固定されるヘッド基板と、
を具備することを特徴とするサーマルプリントヘッド。 - 第2の補強板及び前記第1の補強板は、第2の接着層を介して前記放熱板上に設けられ、前記第2の接着層により前記第1の補強板及び前記第2の補強板が前記放熱板上に固定される
ことを特徴とする請求項1に記載のサーマルプリントヘッド。 - 前記第1の補強板、前記第2の補強板、及び前記ヘッド基板が載置される部分の前記放熱板は、上部の高さが略同一である
ことを特徴とする請求項2に記載のサーマルプリントヘッド。 - 前記第1の補強板、前記第2の補強板、及び前記回路基板は、熱膨張係数が略同一である
ことを特徴とする請求項2又は3に記載のサーマルプリントヘッド。 - 前記サーマルプリントヘッドは、400mmを超える印字記録幅を有する
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のサーマルプリントヘッド。 - 放熱板上に第1の接着層を介して、第1の補強板と第2の補強板を載置し、
第2の接着層を介して前記第1の補強板上と、第3の接着層を介して前記第2の補強板上とに回路基板を載置し、
前記放熱板上及び前記回路基板に隣接配置される部分の前記第1の補強板上に前記第2の接着層を介してヘッド基板2を載置し、
熱処理を実施して、前記第1の接着層により前記第1の補強板と前記第2の補強板を前記放熱板に固定し、前記第2の接着層により前記回路基板を前記第1の補強板に固定し、前記第2の接着層によりヘッド基板を前記第1の補強板と前記放熱板に固定し、前記第3の接着層により前記回路基板を前記第2の補強板に固定する
ことを特徴とするサーマルプリントヘッドの製造方法。 - 前記ヘッド基板は、支持基板、グレース層、発熱抵抗体、電極が積層形成され、
前記支持基板、前記第1の補強板、及び前記第2の補強板は、アルミナから構成される
ことを特徴とする請求項6に記載のサーマルプリントヘッドの製造方法。 - 前記第1及び第3の接着層は、前記第2の接着層よりも高温時での熱流動性を有する
ことを特徴とする請求項6又は7に記載のサーマルプリントヘッドの製造方法。
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