JP2018058004A - フィルタ - Google Patents

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Koji Motomura
耕治 本村
住田 寛人
Hiroto Sumita
寛人 住田
崇彦 村田
Takahiko Murata
崇彦 村田
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Abstract

【課題】フィルタにおいて、吸着剤の脱落を長期的に抑制する。
【解決手段】繊維を含む繊維層と、前記繊維に担持され、化学物質を吸着する吸着剤と、を備えるフィルタであって、前記吸着剤が、前記繊維により捲回されている前記吸着剤の粒子を含む、フィルタである。さらに、前記吸着剤は、前記繊維と点接触する前記吸着剤の粒子を含んでいてもよい。この場合、前記繊維に捲回されている前記吸着剤の粒子の個数は、前記繊維に点接触している前記吸着剤の粒子の個数よりも多いことが好ましい。
【選択図】図2

Description

本発明は、フィルタに関し、例えば、空気清浄機の濾材に用いられるフィルタに関する。
近年、空気清浄機等に用いられる濾材には、集塵に加えて、空気中の化学物質を吸着する機能が求められる。特に、ホルムアルデヒドは、シックハウス症候群の原因物質とされており、社会問題にもなっている。そこで、特許文献1および2は、基材層と表層との間に、化学物質を吸着する吸着剤を分散させたフィルタを開示している。
特開2002−248309号公報 特開2009−190269号公報
特許文献1および2では、吸着剤をホットメルト接着剤と混合した後、基材層に散布している。この場合、吸着剤の表面がホットメルト接着剤で覆われてしまい、吸着剤の機能が十分に発揮されない。一方、接着剤を用いないと、吸着剤が脱落してしまう。
本発明の一局面は、繊維を含む繊維層と、前記繊維に担持され、化学物質を吸着する吸着剤と、を備えるフィルタであって、前記吸着剤が、前記繊維により捲回されている前記吸着剤の粒子を含む、フィルタに関する。
本発明によれば、吸着剤の周囲が繊維で捲回されているため、吸着剤の脱落が長期的に抑制される。
本発明の一実施形態に係るフィルタを模式的に示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る繊維およびこれに担持される吸着剤を模式的に示す上面図である。 本発明の一実施形態に係るフィルタの製造に用いられる製造システムの構成例を示す図である。
本実施形態に係るフィルタは、繊維を含む繊維層と、上記繊維に担持され、化学物質を吸着する吸着剤と、を備える。吸着剤は粒子状である。繊維に担持されているとは、吸着剤が、少なくとも繊維と接触していることをいう。
粒子状の吸着剤(以下、吸着剤粒子と称する。)は、繊維によって周囲が捲回されている吸着剤粒子(以下、捲回粒子と称する。)を含む。通常、フィルタに付着している吸着剤粒子は、その表面が繊維と点接触することにより繊維に担持されている。そのため、吸着剤粒子は脱落し易い。一方、本実施形態では、吸着剤粒子の周囲を繊維が捲回しているため、吸着剤粒子の脱落が抑制される。
以下、本実施形態のフィルタについて、図面を参照しながら、空気清浄機の濾材に適する形態として具体的に説明するが、フィルタの用途はこれに限定されるものではない。図1は、本実施形態に係るフィルタ10を模式的に示す断面図である。図2は、本実施形態に係る繊維(以下、第1繊維1Fと称す)および第1繊維1Fに担持される吸着剤粒子4を模式的に示す上面図である。フィルタ10は、第1繊維1Fを含む繊維層1と、第1繊維1Fに担持され、化学物質を吸着する吸着剤粒子4と、を備える。
(繊維層)
繊維層1は、第1繊維1Fにより構成されており、ダストを捕捉する機能を備える。第1繊維1Fの平均繊維径D1は、3μm以下であることが好ましく、1μm以下であることがより好ましく、500nm以下であることが特に好ましい。これにより、表面積が大きくなるため、集塵効率が高まる。また、平均繊維径D1は50nm以上であることが好ましく、100nm以上であることがより好ましい。このような繊維層1は、例えば、電界紡糸法を用いて第1繊維1Fを形成し、ターゲット上に堆積させることにより得られる。この場合、繊維層1は、不織布状に形成される。
平均繊維径D1とは、第1繊維1Fの直径の平均値である。第1繊維1Fの直径とは、第1繊維1Fの長さ方向に対して垂直な断面の直径である。そのような断面が円形でない場合には、最大径を直径と見なしてよい。また、繊維層1を一方の主面の法線方向から見たときの、第1繊維1Fの長さ方向に対して垂直な方向の幅を、第1繊維1Fの直径と見なしてもよい。平均繊維径D1は、例えば、繊維層1に含まれる任意の10本の第1繊維1Fの任意の箇所の直径の平均値である。後述する平均繊維径D2およびD3についても同じである。
繊維層1の単位面積当たりの平均の質量は、0.01g/m以上、1.5g/m以下であることが好ましく、0.01g/m以上、0.5g/m以下であることがより好ましく、0.03g/m以上、0.1g/m以下であることが特に好ましい。繊維層1の上記質量がこの範囲であると、圧力損失を抑制しながら、高い集塵効率が発揮され易い。
繊維層1の厚みT1は、圧力損失の観点から、0.5μm以上、10μm以下であることが好ましく、1μm以上、5μm以下であることがより好ましい。繊維層1が不織布状である場合、繊維層1の厚みT1とは、例えば、不織布の任意の10箇所の厚みの平均値である。厚みとは、不織布の2つの主面の間の距離である。不織布である繊維層1の厚みT1は、不織布の断面を写真に撮り、不織布の一方の主面上にある任意の1地点から他方の主面まで、最も距離の短くなる線を引いたとき、この線上にある繊維のうち、最も離れた位置にある2本の繊維の外側(外法)の距離として求められる。他の任意の複数地点(例えば、9地点)についても同様にして不織布の厚みを算出し、これらを平均化した数値を、不織布の厚みとする。上記厚みの算出に際しては、二値化処理された画像を用いてもよい。後述する厚みT2およびT3についても同じである。
第1繊維1Fの材質は特に限定されず、例えば、ポリアミド(PA)、ポリイミド(PI)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリアセタール(POM)、ポリカーボネート(PC)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリサルホン(PSF)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリアリレート(PAR)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリ酢酸ビニル(PVAc)、ポリプロピレン(PP)、ポリエステル(例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート)、ポリウレタン(PU)等のポリマーが挙げられる。これらは、単独あるいは2種以上を組み合わせて用いてもよい。なかでも、第1繊維1Fを電界紡糸法により形成する場合、PESが好ましく用いられる。また、平均繊維径D1を細くし易い点で、PVDFが好ましく用いられる。
(吸着剤)
吸着剤粒子4は、第1繊維1Fに担持されている。吸着剤粒子4は、第1繊維1Fによりその周囲が捲回されている吸着剤粒子(捲回粒子4c)を含む。この捲回粒子4cは、繊維層1から脱落し難いため、長期間にわたって、吸着剤粒子4による吸着性能が維持される。捲回粒子4cは、第1繊維1Fによって、例えば螺旋状に1周以上捲回されていればよく、捲回数は特に限定されない。
吸着剤粒子4は、さらに、第1繊維1Fに貫かれている吸着剤粒子(以下、貫通粒子4aと称する。)を含んでいてもよい。貫通粒子4aも繊維層1から脱落し難いため、長期間にわたって、吸着剤粒子4による吸着性能が維持され易くなる。さらに、貫通粒子4aは、その表面が接着剤や第1繊維1Fによって被覆されることなく、脱落が抑制されるため、吸着性能が高い。ただし、貫通粒子4aの表面が、接着剤や第1繊維1Fで被覆されていてもよい。ここで、1本の第1繊維1Fのうち、任意の長さを有する部分の周囲が吸着剤粒子4で覆われている場合、この第1繊維1Fは吸着剤粒子4を貫通しており、この吸着剤粒子4は貫通粒子4aである。第1繊維1Fが、吸着剤粒子4の内部のどの部分を通っているかは問わない。
吸着剤粒子4は、さらに、第1繊維1Fと点接触する接触粒子4bを含んでいてもよい。接触粒子4bの第1繊維1Fとの接点は、複数であってもよい。言い換えれば、接触粒子4bは、複数の第1繊維1Fと接触していてもよい。第1繊維1Fの平均繊維径が3μm以下であると、吸着剤粒子4に接触する第1繊維1Fの本数が増加するため、吸着剤粒子4(接触粒子4b)の脱落は抑制され易くなる。
捲回粒子4cの個数は、接触粒子4bの個数よりも多いことが好ましい。これにより、吸着剤粒子4の脱落が抑制されるため、長期間にわたる吸着剤粒子4による吸着性能が維持され易くなる。
捲回粒子4cおよび接触粒子4bの個数の算出方法について、図2を参照しながら説明する。まず、フィルタ10から、少なくとも5個の吸着剤粒子4を含む正方形の領域R10を決定する。領域R10全体をSEMで観察し、第1繊維1Fに捲回されている捲回粒子4cの個数をカウントする。同様に、表面で第1繊維1Fと点接触している接触粒子4bの個数をカウントする。1つの吸着剤粒子4が、第1繊維1Fに捲回されているとともに、他の第1繊維1Fと点接触する場合あるいは他の第1繊維1Fに貫かれている場合、この吸着剤粒子4は捲回粒子4cとしてカウントする。このとき、外縁が明確である吸着剤粒子4を、カウントの対象とする。さらに、フィルタ10から、領域R10と同様の他の9つの領域(R11〜R19)を決定し、これらの領域についても同様に捲回粒子4cおよび接触粒子4bの個数をカウントする。これら10の領域R10〜R19における各個数の平均値を、捲回粒子4cおよび接触粒子4bの各個数として、比較する。
捲回粒子4cの個数は、貫通粒子4aの個数よりも多いことが好ましい。吸着剤として結晶性の高い材料を用いると、外部応力によって吸着剤が粉砕する場合がある。吸着剤が粉砕すると、吸着剤自体が発塵源になり得る。しかし、捲回粒子4cの個数が多いと、外部応力による吸着剤の粉砕が抑制される。よって、フィルタ10の適用範囲を、HEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)や、さらにはULPAフィルタ(Ultra Low Penetration Air Filter)に広げることができる。貫通粒子4aの個数も、上記と同様に算出できる。
なお、後述するように、繊維層1と第1多孔質シートとが、ライン状の接着剤(以下、接着剤ラインと称す)を介して積層される場合、第1多孔質シートを剥離して観察してもよい。また、領域R10〜19は、接着剤ラインを避けて設定すればよい。
吸着剤粒子4としては特に限定されないが、例えば、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、トルエン、キシレン、酢酸エチル等の揮発性有機化合物(VOC)のうちの少なくとも1種を吸着することのできる物質が挙げられる。吸着剤粒子4としては、具体的には、アジピン酸ジヒドラジド等の有機材料、活性炭、ゼオライト等が挙げられる。
吸着剤粒子4の付着量は特に限定されないが、吸着性能および圧力損失の観点から、0.1〜30g/mが好ましく、0.5〜20g/mがより好ましく、1〜10g/mが特に好ましい。吸着剤粒子4の平均粒径は特に限定されず、例えば、0.1μm以上、100μm以下であり、好ましくは1μm以上、20μm以下であり、より好ましくは1μm以上、10μm以下である。平均粒径は、吸着剤粒子4を有する繊維層1を一方の主面の法線方向から見たときの、10個の吸着剤粒子4の最大径の平均値である。
(多孔質シート)
フィルタ10は、さらに第1多孔質シート2(図1参照)を備えていてもよい。第1多孔質シート2は、繊維層1に積層される。第1多孔質シート2は、種々の外部負荷から繊維層1を保護する保護材であり得、第1繊維1Fに担持された吸着剤粒子4の脱落を抑制するカバーであり得、繊維層1とともにダストを捕捉する集塵体であり得る。
第1多孔質シート2の形態および材質は特に限定されず、用途に応じて適宜選択すればよい。第1多孔質シート2としては、具体的には、織物、編物、不織布等の繊維構造体が例示できる。なかでも、圧力損失の観点から、第1多孔質シート2は不織布であることが好ましい。第1多孔質シート2が不織布である場合、第1多孔質シート2を構成する第2繊維の材質は特に限定されず、例えば、ガラス繊維、セルロース、アクリル樹脂、PP、ポリエチレン(PE)、PET、PA、あるいはこれらの混合物等が挙げられる。後述するように、第1多孔質シート2を帯電させる場合、帯電し易く、また、帯電性が維持され易い点で、第2繊維の材質はPPが好ましい。第1多孔質シート2が不織布である場合、その製造方法も特に限定されず、例えば、スパンボンド法、乾式法(例えば、エアレイド法)、湿式法、メルトブロー法、ニードルパンチ法等が挙げられる。なかでも、フィルタとして適する繊維径の細い不織布が形成され易い点で、第1多孔質シート2は、メルトブロー法により製造されることが好ましい。
第1多孔質シート2は、帯電(永久帯電)していてもよい。すなわち、第1多孔質シート2は、外部電界が存在しない状態において半永久的に電気分極を保持し、周囲に対して電界を形成していてもよい。これにより、ダストの捕捉性能が高まるとともに、吸着剤粒子4の脱落が抑制され易くなる。この場合、第1多孔質シート2の表面電位(帯電していない第1多孔質シート2と帯電している第1多孔質シート2との電位差)は特に限定されず、例えば、5kV以上、100kV以下であってもよい。
第2繊維の平均繊維径D2は、第1繊維1Fよりも大きいことが好ましい。平均繊維径D2は、例えば、0.5μm以上、20μm以下であり、5μm以上、20μm以下であることが好ましい。第1多孔質シート2の厚みT2は、圧力損失の観点から、100μm以上、500μm以下であることが好ましく、150μm以上、400μm以下であることがより好ましい。
第1多孔質シート2の圧力損失は、特に限定されない。なかでも、第1多孔質シート2の初期の圧力損失は、JISB9908形式1の規格に準拠した測定機を用いて測定した場合、1〜10Pa程度であることが好ましい。第1多孔質シート2の初期の圧力損失がこの範囲であれば、フィルタ10全体の圧力損失も抑制される。
第1多孔質シート2の単位面積当たりの質量は、圧力損失の観点から、10g/m以上、50g/m以下であることが好ましく、10g/m以上、30g/m以下であることがより好ましい。第1多孔質シート2の空隙率は特に限定されないが、圧力損失の観点から、60体積%以上、95体積%以下であることが好ましく、70体積%以上、90体積%以下であることがより好ましい。空隙率(体積%)は、例えば、(1−第1多孔質シート2の見かけの単位体積当たりの質量/第2繊維の比重)×100、で表わされる。
(接着剤)
フィルタ10が、繊維層1と第1多孔質シート2とを備える場合、両者は、接着剤を介して接着されてもよい。この場合、圧力損失、吸着性能および集塵性能の観点から、接着剤は、ライン状に配置されていることが好ましい。接着剤ラインは、例えば、所定の間隔をあけて複数本、配置される。
接着剤の種類は特に限定されず、例えば、熱可塑性樹脂を主成分とするホットメルト接着剤等が挙げられる。熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリウレタン(PU)、PET等のポリエステル、ウレタン変性共重合ポリエステル等の共重合ポリエステル、PA、ポリオレフィン(例えば、PP、PE)等が例示できる。ホットメルト接着剤は、例えば、加熱により溶融されながら、例えば繊維層1上に接着剤ラインを形成するように付与される。
接着剤の付着量は特に限定されないが、接合強度および圧力損失の観点から、0.5g/m以上、15g/m以下であることが好ましく、1g/m以上、10g/m以下であることがより好ましく、2g/m以上、6g/m以下であることが特に好ましい。
(第2多孔質シート)
フィルタ10は、さらに、第2多孔質シート3(図1参照)を備えることが好ましい。これにより、フィルタ10の強度が高まる。つまり、第2多孔質シート3は、フィルタ10の形状を保持する基材であり得る。この場合、第2多孔質シート3は、繊維層1の第1多孔質シート2側とは反対側に積層される。電界紡糸法により繊維層1を形成する場合、第2多孔質シート3をターゲットにして、第1繊維1Fを堆積させてもよい。繊維層1と第1多孔質シート2と第2多孔質シート3とを備えるフィルタ10に対して、第1多孔質シート2側から流体を通過させることが好ましい。大きなダストを先に第1多孔質シート2に捕捉させ、次いで、より細かなダストを繊維層1に捕捉させることにより、集塵効率が高まる。
第2多孔質シート3の形態および材質は特に限定されず、用途に応じて適宜選択すればよい。第2多孔質シート3としては、第1多孔質シート2と同様の繊維構造体が例示できる。なかでも、圧力損失の観点から、第2多孔質シート3は不織布であることが好ましい。特に、第2多孔質シート3は、湿式法により製造された不織布であることが好ましい。
第2多孔質シート3が不織布である場合、第2多孔質シート3を構成する第3繊維の材質は特に限定されず、第2繊維と同じ材質が挙げられる。なかでも、基材として適する点で、第3繊維の材質は、PETまたはセルロースが好ましい。特に、第2多孔質シート3は、PETおよび/またはセルロースを80質量%以上の割合で含むことが好ましい。第3繊維の平均繊維径D3は特に限定されず、例えば、1μm以上、40μm以下であってもよく、5μm以上、20μm以下であってもよい。第2多孔質シート3の厚みT3は、特に限定されず、例えば、50μm以上、500μm以下であってもよく、150μm以上、400μm以下であってもよい。
第2多孔質シート3の単位面積当たりの質量も特に限定されず、例えば、10g/m以上、80g/m以下であってもよく、35g/m以上、60g/m以下であってもよい。第2多孔質シート3の圧力損失は特に限定されない。なかでも、第2多孔質シート3の初期の圧力損失は、JISB9908形式1の規格に準拠した測定機を用いて測定した場合、1Pa以上、10Pa以下程度であることが好ましい。第2多孔質シート3の初期の圧力損失がこの範囲であれば、フィルタ10全体の圧力損失も抑制される。第2多孔質シート3の空隙率は特に限定されないが、圧力損失の観点から、65体積%以上、98体積%以下であることが好ましい。
フィルタ10は、例えば、蛇腹状にプリーツ加工されて、濾材として空気清浄機に配置される。この場合、集塵効率の点で、フィルタ10は、第1多孔質シート2が大気の吸気口側に位置するように、吸気口と排気口との間に配置されることが好ましい。
(フィルタの製造方法)
捲回粒子4cを備えるフィルタ10は、例えば、第1繊維1Fの原料樹脂と吸着剤(吸着剤粒子4および/またはその溶解物)とを混合した混合液を、紡糸することにより形成される。
以下、第1多孔質シート2および第2多孔質シート3を備えるフィルタであって、電界紡糸法により、第1繊維1Fの原料樹脂と吸着剤とを混合した混合液を紡糸して、第2多孔質シート3上に堆積させる場合を例に挙げて、本実施形態のフィルタ10の製造方法を説明する。
フィルタ10は、例えば、(1)第1繊維の原料樹脂と吸着剤とを含む混合液を調製する工程と、(2)第2多孔質シートを準備する工程と、(3)第2多孔質シートの一方の表面に、電界紡糸法により第1繊維を堆積させて繊維層を形成する工程と、(4)繊維層に第1多孔質シートを積層し、フィルタを形成する工程と、を具備する製造方法により得ることができる。工程(3)において、第1繊維1Fとともに、捲回粒子4c、さらには、接触粒子4bおよび貫通粒子4aが形成される。
上記のようなフィルタの製造方法は、例えば、ラインの上流から下流に第2多孔質シートを搬送し、搬送される第2多孔質シートの主面に繊維層を形成した後、第1多孔質シートを積層する製造システムにより実施することが可能である。このような製造システムは、例えば、(1)第2多孔質シートを搬送ベルトに供給する第2多孔質シート供給ユニットと、(2)静電気力により、上記混合液から第1繊維および捲回粒子(さらには接触粒子、貫通粒子)を生成させ、搬送中の第2多孔質シートに堆積させる電界紡糸機構を有する電界紡糸ユニットと、(3)電界紡糸ユニットから送り出される第2多孔質シートと繊維層との複合体の繊維層側から、第1多孔質シートを積層する第1多孔質シート積層ユニットと、を具備する。
以下、図3を参照しながら、フィルタの製造方法およびこれを行う製造システムについて説明するが、以下のシステムおよび製造方法は、本発明を限定するものではない。図3は、フィルタ10の製造システム200の一例の構成を概略的に示す図である。製造システム200は、フィルタ10を製造するための製造ラインを構成している。
まず、第1繊維1Fの原料樹脂と吸着剤とを含む混合液22を調製する。混合液22において、吸着剤は、粒子として分散していてもよいし、混合液22に含まれる溶媒に溶解していてもよいし、一部が分散し、残部が溶解していてもよい。なかでも、捲回粒子4cが形成され易い点で、吸着剤の少なくとも一部は、混合液22中に分散した状態で含まれることが好ましい。
吸着剤を含む混合液22の調製方法は、特に制限されない。混合液22は、例えば、第1繊維1Fの原料樹脂が溶媒(第1溶媒)に溶解したポリマー溶液に、吸着剤を粉末の状態で混合して溶解あるいは分散させてもよい。また、ポリマー溶液に、吸着剤が溶媒(第2溶媒)に溶解した吸着剤溶液、あるいは、吸着剤が分散媒に分散した吸着剤分散液を混合することにより調製してもよい。なかでも、ポリマー溶液と吸着剤とが均一に混合され易い点で、吸着剤溶液あるいは吸着剤分散液とポリマー溶液とを混合することが好ましい。
混合液22における第1繊維1Fの原料樹脂の濃度は、特に限定されない。原料樹脂の濃度は、例えば、5〜30質量%であり、10〜20質量%であることが好ましい。混合液22における吸着剤の濃度は、捲回粒子4cが生成し易い点で、5〜50質量%であることが好ましく、10〜20質量%であることがより好ましい。
第1溶媒としては、原料樹脂の種類や製造条件に応じて、適切なものを選択すればよい。例えば、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、ヘキサフルオロイソプロパノール、テトラエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジベンジルアルコール、1,3−ジオキソラン、1,4−ジオキサン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、メチル−n−ヘキシルケトン、メチル−n−プロピルケトン、ジイソプロピルケトン、ジイソブチルケトン、アセトン、ヘキサフルオロアセトン、フェノール、ギ酸、ギ酸メチル、ギ酸エチル、ギ酸プロピル、安息香酸メチル、安息香酸エチル、安息香酸プロピル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジプロピル、塩化メチル、塩化エチル、塩化メチレン、クロロホルム、o−クロロトルエン、p−クロロトルエン、四塩化炭素、1,1−ジクロロエタン、1,2−ジクロロエタン、トリクロロエタン、ジクロロプロパン、ジブロモエタン、ジブロモプロパン、臭化メチル、臭化エチル、臭化プロピル、酢酸、ベンゼン、トルエン、ヘキサン、シクロヘキサン、シクロヘキサノン、シクロペンタン、o−キシレン、p−キシレン、m−キシレン、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド(DMAc)、ジメチルスルホキシド、ピリジン、水等を用いることができる。これらは単独で用いてもよく、複数種を組み合わせて用いてもよい。なかでも、電界紡糸法に適している点、および、PESを含む第1繊維1Fを電界紡糸法により形成する場合、PESを溶解し易い点で、DMAcが好ましい。
第2溶媒および分散媒も特に限定されず、吸着剤の種類や濃度に応じて、適切なものを選択すればよい。第2溶媒および分散媒としては、上記で例示したポリマー溶液に用いられる溶媒から適宜選択すればよい。第1溶媒と、第2溶媒もしくは分散媒とは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。なかでも、均一な混合液22が得られる点から、第1溶媒と、第2溶媒もしくは分散媒とは互いに相溶であることが好ましく、同じ液状物を含んでいることがより好ましい。
別途、第2多孔質シート3を準備する。製造システム200では、第2多孔質シート3は、製造ラインの上流から下流に搬送される。製造システム200の最上流には、ローラ状に捲回された第2多孔質シート3を内部に収容した第2多孔質シート供給ユニット201が設けられている。第2多孔質シート供給ユニット201は、モータ13により第1供給リール12を回転させて、第1供給リール12に捲回された第2多孔質シート3を搬送ローラ11に供給する。
第2多孔質シート3は、搬送ローラ11により、電界紡糸ユニット202に搬送される。電界紡糸ユニット202が具備する電界紡糸機構は、ユニット内の上方に設置された第1繊維1Fの混合液22を放出するための放出体23と、放出された混合液22をプラスに帯電させる帯電手段(後述参照)と、放出体23と対向するように配置された第2多孔質シート3を上流側から下流側に搬送する搬送コンベア21と、を備えている。搬送コンベア21は、第2多孔質シート3とともに第1繊維1Fを収集するコレクタ部として機能する。なお、電界紡糸ユニット202の台数は、特に限定されるものではなく、1台でも2台以上でもよい。
電界紡糸ユニット202および/または放出体23が複数ある場合、電界紡糸ユニット202ごと、あるいは、放出体23ごとに、形成される第1繊維1Fの平均繊維径D1を変化させてもよい。第1繊維1Fの平均繊維径D1は、混合液22の吐出圧力、印加電圧、混合液22における原料樹脂の濃度、放出体23と第2多孔質シート3との距離、温度、湿度などを調整することにより、変化させることができる。
放出体23の第2多孔質シート3の主面と対向する側には、混合液22の放出口(図示せず)が複数箇所設けられている。放出体23の放出口と、第2多孔質シート3との距離は、電界紡糸ユニット202の規模や所望の繊維径にもよるが、例えば、100〜600mmであればよい。放出体23は、電界紡糸ユニット202の上方に設置された、第2多孔質シート3の搬送方向と平行な第1支持体24から下方に延びる第2支持体25により、自身の長手方向が第2多孔質シート3の主面と平行になるように支持されている。第1支持体24は、放出体23を第2多孔質シート3の搬送方向とは垂直な方向に揺動させるように、可動であってもよい。
帯電手段は、放出体23に電圧を印加する電圧印加装置26と、搬送コンベア21と平行に設置された対電極27とで構成されている。対電極27は接地(グランド)されている。これにより、放出体23と対電極27との間には、電圧印加装置26により印加される電圧に応じた電位差(例えば20〜200kV)を設けることができる。なお、帯電手段の構成は、特に限定されない。例えば、対電極27はマイナスに帯電されていてもよい。また、対電極27を設ける代わりに、搬送コンベア21のベルト部分を導体から構成してもよい。
放出体23は、導体で構成されており、長尺の形状を有し、その内部は中空になっている。中空部は混合液22を収容する収容部となる。混合液22は、放出体23の中空部と連通するポンプ28の圧力により、混合液タンク29から放出体23の中空に供給される。そして、混合液22は、ポンプ28の圧力により、放出口から第2多孔質シート3の主面に向かって放出される。放出された混合液22は、帯電した状態で放出体23と第2多孔質シート3との間の空間(生成空間)を移動中に静電爆発を起し、繊維状物(第1繊維1F)および吸着剤粒子4を生成する。生成した第1繊維1Fおよびこれに担持された吸着剤粒子4は、第2多孔質シート3上に堆積し、繊維層1を形成する。第1繊維1Fの堆積量は、混合液22の吐出圧力、印加電圧、混合液22における原料樹脂の濃度、第2多孔質シート3の搬送速度などを調整することにより、制御される。
混合液22が放出されると、第1繊維1Fの原料樹脂は繊維状に成形される一方、吸着剤は粒子状に成形される。吸着剤は、第1繊維1Fの原料樹脂に比べて紡糸性が低いためである。このとき、吸着剤と第1繊維1Fの原料樹脂とが近接するように放出されると、原料樹脂は吸着剤を捲回するように繊維状に形成されるとともに、吸着剤は粒子状になる。これにより、捲回粒子4cが生成する。このとき、原料樹脂が吸着剤を十分に捲回できないまま繊維状に形成されると、第1繊維1Fと吸着剤粒子4とは点接触するように、それぞれ成形されて、接触粒子4bが生成する。また、吸着剤が、第1繊維1Fの原料樹脂を包み込みながら放出されることにより、第1繊維1Fの原料樹脂を包み込んでいた吸着剤は粒子状になって、第1繊維1Fは吸着剤粒子4を貫通したような状態に成形される。これにより、貫通粒子4aが生成する。なお、原料樹脂と吸着剤との紡糸性の違いは、例えば、分子量、溶媒への溶解性、分子間の相互作用力等により生じるものと考えられる。
捲回粒子4c(さらには接触粒子4b)と、貫通粒子4aとの生成割合は、例えば、混合液22における吸着剤の濃度および原料樹脂の濃度、吸着剤の混合液22中での形態(分散しているか、溶解しているか、さらには、分散している吸着剤粒子と溶解している吸着剤との質量割合)、放出口の大きさ、印加電圧、吐出圧力等を調整することにより、制御される。捲回粒子4cの生成割合を貫通粒子4aよりも多くする場合、例えば、混合液22における吸着剤の濃度を、原料樹脂の濃度の0.8倍未満にしたり、放出口の口径を吸着剤の溶解前の平均粒径よりも十分に大きく(例えば、放出口の口径を粒子径の100倍以上にする)したりすればよい。
捲回粒子4cと接触粒子4bとの生成割合は、例えば、混合液22における吸着剤の濃度と原料樹脂の濃度を調整することにより、制御される。捲回粒子4cの生成割合を接触粒子4bよりも多くする場合、例えば、混合液22における吸着剤の濃度を、原料樹脂の濃度よりも低く(例えば、吸着剤の濃度を、原料樹脂の濃度の0.1〜0.3倍にする)にすればよい。
第1繊維1Fを形成する電界紡糸機構は、上記の構成に限定されない。所定の第1繊維1Fの生成空間において、原料液から第1繊維1Fおよび吸着剤粒子4を生成させ、第2多孔質シート3の主面に堆積させることができる機構であれば、特に限定なく用いることができる。例えば、放出体23の長手方向に垂直な断面の形状は、上方から下方に向かって次第に小さくなる形状(V型ノズル)であってもよい。
繊維層1が形成された後、複合体に第1多孔質シート2が積層される前に、複合体を加熱して、第1繊維1Fおよび/または吸着剤粒子4に含まれる溶媒の除去を行ってもよい。加熱機器は特に限定されず、公知のものを適宜選択すればよい。加熱温度は、各溶媒の沸点に応じて適宜設定すればよく、例えば、第2多孔質シート3の表面が100〜200℃程度になるように、加熱すればよい。繊維層1が形成された後、第2多孔質シート3と繊維層1との複合体に、接着剤をライン状に塗布してもよい。
次いで、複合体は、第1多孔質シート積層ユニット203に搬送される。第1多孔質シート積層ユニット203では、複合体の上方から、第1多孔質シート2が供給され、接着剤を介して複合体に積層される。第1多孔質シート2が長尺である場合、第2多孔質シート3と同様に、第1多孔質シート2は第2供給リール32に巻き取られていてもよい。この場合、第1多孔質シート2は、第2供給リール32から捲き出されながら、複合体に積層される。
第1多孔質シート2を積層した後、フィルタ10を挟んで上下に配置された一対の加圧ローラ33(33aおよび33b)により圧力を加えながら、フィルタ10を加圧して、上記複合体と第1多孔質シート2とをさらに密着させてもよい。
最後に、第1多孔質シート積層ユニット203からフィルタ10を搬出し、ローラ41を経由して、より下流側に配置されている回収ユニット204に搬送する。回収ユニット204は、例えば、搬送されてくるフィルタ10を捲き取る回収リール42を内蔵している。回収リール42はモータ43により回転駆動される。
本発明のフィルタは、吸着剤の脱落が抑制されるため、空気清浄機、あるいは空調機の濾材、電池用の分離シート、燃料電池用のメンブレン、妊娠検査シート等の体外検査シート、細胞培養用等の医療用シート、防塵マスク等の防塵布や防塵服、化粧用シート、塵を拭き取る拭取シート等として、好適である。
10:フィルタ
1:繊維層
1F:第1繊維
2:第1多孔質シート
3:第2多孔質シート
4:吸着剤粒子
4a:貫通粒子
4b:接触粒子
4c:捲回粒子
200:製造システム
201:第2多孔質シート供給ユニット
202:電界紡糸ユニット
203:第1多孔質シート積層ユニット
204:回収ユニット
11:搬送ローラ
12:第1供給リール
13:モータ
21:搬送コンベア
22:混合液
23:放出体
24:第1支持体
25:第2支持体
26:電圧印加装置
27:対電極
28:ポンプ
29:混合液タンク
31:搬送ローラ
32:第2供給リール
33、33a、33b:加圧ローラ
41:ローラ
42:回収リール
43:モータ

Claims (4)

  1. 繊維を含む繊維層と、
    前記繊維に担持され、化学物質を吸着する吸着剤と、を備えるフィルタであって、
    前記吸着剤が、前記繊維により捲回されている前記吸着剤の粒子を含む、フィルタ。
  2. さらに、前記吸着剤が、前記繊維と点接触する前記吸着剤の粒子を含み、
    前記繊維に捲回されている前記吸着剤の粒子の個数が、前記繊維に点接触している前記吸着剤の粒子の個数よりも多い、請求項1に記載のフィルタ。
  3. 前記繊維の平均繊維径が3μm以下である、請求項1または2に記載のフィルタ。
  4. さらに、前記吸着剤が、前記繊維に貫かれている前記吸着剤の粒子を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載のフィルタ。
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