JP2018057891A - 口腔医療用照明器具 - Google Patents

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幹根 志水
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Abstract

【課題】口腔医療用の照明器具を改良して、目的の箇所付近を適正に照明するとともに、照明されている区域の視認や照明されている区域の施術を容易ならしめる。【解決手段】本体1をリング状に形成して、その片側の面に多数のLED2を配列する。これら多数のLED2それぞれからの出射方向(矢印d)を、中心線Z上の点fに向ける。これにより、多数のLED2から投光された光束は小区域Fに集中する。医師はリング状本体1の中心部に形成されている開口部を通して前記の小区域Fを観察したり、該小区域Fに医療処置を施したりすることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、歯科や耳鼻咽喉科などのように口腔の中を観察したり施術したりする場合に好適な照明器具に関するものである。
ただし、例えば機械装置の内部を観察したり加工したりする場合等、医療以外の目的に応用することを妨げず、これらの場合も本発明の技術的範囲に属する。
手術用の照明器具としては無影灯が公知である。この照明器具は、凹面に沿って多数の光源を配列することによって、術者の手の影などによる陰影の発生を防止したものである。
最近の改良例として、特許文献1に掲げた特開2006−318916号「手術用照明装置」が公知である。
この発明は、光源を同心円状に配列して自在に制御できるようにしたものである。
また、特許文献2に掲げた実開昭61−60266号公報「検査用照明器具」も公知であって、この発明考案は単一の光源から出射した光束を多数の光ファイバーで導いてリング状の収束光束を形成するが、光源が単一であるから、精緻な光束制御は困難である。
従来の手術用照明器具は、例えば腹部の切開手術などのように術野が広くて投射光束が患者自身の身体によって妨げられない場合には非常に有効であって、広く一般に使用されている。
一方、例えば消化管の内部などのように、身体の外部から視認できない箇所については、光ファイバーを用いた器具によって投光するとともに撮像し、かつ施術する技術が開発されている。
特開2006−318916号公報「手術用照明装置」 実願昭59−144510号(実開昭61−60206号)のマイクロフィルム
例えば歯科医療における奥歯や、耳鼻咽喉科医療における咽頭部などのように、人体の開口部の内側の奥まった区域については、未だ好適な照明手段が開発されておらず、外科用の無影灯を小型にしたようなライトが一般に用いられている。しかし患部を充分に照明することと、施術者が該患部を自由に視認できることとの両立が困難である。
本発明は上述の事情に鑑みて為されたものであって、歯科や耳鼻咽喉科における口腔内部の照明・観察・施術に好適な、すなわち小型軽量で、邪魔にならない簡単な口腔医療用照明器具を提供しようとするものである。
本発明の基本的な原理について、その1実施形態に対応する添付図面を参照して説明すると次の通りである。この[課題を解決するための手段]の欄は、図面との対照が容易なように括弧書きで図面符号を付記してあるが、この括弧付き符号は本発明の構成を図面のとおりに限定するものではない。
請求項1に係る発明の構成は、(図1(A)参照)、中央部付近に開口(1b)を有するリング状の本体(1)の片方の面に多数のLED(2,2・・・・)が配列されており、(図1(B)参照)前記多数のLEDそれぞれの投光方向(矢印d)が、リング面に直交する中心線Z上の一箇所(f)に向けられていて、上記リング状本体の外周は、円形,楕円形,もしくは多角形状をなし、ヒトが口を開いた場合の形状,寸法に対応していることを特徴とする。
(注)多数とは、幾何学における多角形の「多」と同様に、3以上の整数をいう。
請求項2の発明に係る照明器具の構成は、前記請求項1の発明器具の構成要件に加えて(図2参照)、前記リング状本体の外周寸法が、ヒトが口を開いた場合、「上,下唇の間」に対して緩やかに嵌合し、かつ、前記リング状本体の内周は、ヒトが口を開いた場合の「上,下顎の間に形成される空間部」に対応していることを特徴とする。
この場合、ヒトとは患者の意である。従って、その寸法は一定でなく、大柄の人物から小児に至るまでの幅を有している。本発明の技術的な意義は、いろんな人の口の形状寸法に対応することである。
請求項1に係る発明を適用すると、リング状本体の片方の面に配列された多数のLEDの投光方向が中心線上の一箇所に向けられているので、該片方の面が曲面であるか平面であるかに拘わらず、投光が一箇所に集中される。
ただし、単品のLEDからの出射光は、レーザーのように直線状でなく円錐状の拡散光束であるから、該一箇所に焦点を結ぶ訳ではなく、該一箇所付近の小区域に集中して、適度の範囲が照明されることになる。
更に、リング状本体の外周がヒトが口を開いた場合の形状,寸法に対応しているので、使い勝手が良い。
請求項2係る発明を適用すると、前記リング状本体の外周が図2に示したように「上,下唇の間」に対して緩やかに嵌め合わされるので口腔内が効率良く照明され、かつ前記リング状本体の内周が、「上,下顎の間に形成される空間部」に対応しているので、医師は該開口を透して口腔内を観察したり、液体や気体を送給・吸引したり、器具を差し込んで施術したりするに便利である。
図1(A)及び(B)は、本発明に係る口腔医療用照明器具の1実施形態を示す模式図である。 本発明に係る口腔医療用照明器具の1実施形態を適用して、患者の口腔内を診察している状態の1例を示す断面図である。 前掲の図2におけると同様の実施形態に係る口腔医療用照明器具を、前例と異なる状態で使用しているところを描いた断面図である。
図1は本発明に係る口腔医療用照明器具の1実施形態を示す。
図1の(A)は正面図であり、(B)はそのb−b断面矢視図である。この図1は第1角図法を用いて描いてある。
本体1はリング状をなし、1aは外周、1bは開口部を形成している内周である。
(注)符号1bは「リング状本体の内周」という意味と、「リングの開口部の外縁」という意味とを兼ねている。
該本体1の片方の面に多数のLED2が配列されており、それぞれのLEDからの出射方向(矢印d)は中心線Z上の1点fに向かっている。
(注)いま仮に、穴あき貨幣の輪郭のように幾何学的なリングについて考察すると、互いに中央で交差する多数(詳しくは無数)の放射線状の中心線と、これら多数の交点を通って該多数の中心線に直交する1本の中心線と、が有る。
本発明において「中心線上」という場合の中心線は、前記1本の中心線を指す。
LEDから投射される光は、レーザーのように直線状ではなく、円錐状の拡散光であるから、前記多数のLEDから投射された光束は点fに焦点を結ぶことなく、点f付近の小区域Fに集光する。
図2は、前掲の図1に示した実施形態に係る口腔医療用照明器具を歯科の患者3に使用している状態を模式的に描いた断面図である。
患者に口を開かせ、照明器具の本体1を、開いた口の直前に位置せしめて、LEDからの投射光束を患部に向ける(矢印d)。
照明器具の本体1の支持は適宜の自在アームを用いても良く、もしくは患者に咥えさせても良い。
患部(本例では下顎右側の第2大臼歯)付近が照明されるので、歯科医師は照明器具の開口を通して眼(Eye)で観察する。矢印eは視線を表している。
図示を省略するが本実施形態の照明器具は、中央の開口部に歯科用の顕微鏡を差し入れて患部の詳細を視認するにも好適である。
また、この開口を通して給水・排液用のチューブや、その他の歯科医療器具を差し入れることも可能である。
図3は、前掲の図2と異なる使用例である。
本例では、患者3の口許から適宜離間させてリング状本体1を位置せしめ、適宜の手段で支持する。
本発明に係る口腔医療用照明器具の本体1の側方に余裕空間が形成されるので、矢印Hのように各種の歯科医療器具(例えばスケーラーやミラーなど)を挿入することが自在である。
本例の場合、歯科医師は本発明に係る口腔医療用照明器具の開口を透して口腔内を観察することもでき、口腔医療用照明器具の側方から観察することもできるから、状況に応じて適宜に観察すれば良い。
1…リング状の本体
1a…外周
1b…内周(開口部の周縁に相当する)
2…LED
3…患者
Eye…医師の眼
d…LEDの出射方向を示す矢印
e…視線
F…集光区域
f…中心線上の点

Claims (1)

  1. 口腔医療用の照明器具において、中央部付近に開口を有するリング状本体の片方の面に多数のLEDが配列されており、
    上記多数のLEDそれぞれの投光方向が、上記リング状本体のリング面に直交する、上記開口の中心線上の一箇所に向けられていることを特徴とする口腔医療用照明器具。
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