JP2020022774A - 手術用の調整可能なループファイバーオプティック照明装置 - Google Patents

手術用の調整可能なループファイバーオプティック照明装置 Download PDF

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Abstract

【課題】拡散性の斜光によって組織表面を照明するための調整可能な内視鏡手術装置を提供する。【解決手段】内視鏡手術装置100において、光は、少なくとも部分的にループ形状に場合により形成されている光ファイバー110の側方から発せられる。眼内または内視鏡手術の際、施術医は、手術野のより良好な可視化のために、光の強度および方向の両方を変更する必要があり得る。従来の光源は、多くの場合、特定の領域に直接集光する指向ビームによるフラッシュライトに似た動作をする。【選択図】図1

Description

眼内または内視鏡手術の際、施術医は、手術野のより良好な可視化のために、光の強度
および方向の両方を変更する必要があり得る。従来の光源は、多くの場合、特定の領域に
直接集光する指向ビームによるフラッシュライトに似た動作をする。この直接照明は、施
術医にとって、あらゆる構造または表面凹凸が完全に可視化されることを妨げる。そのた
め、施術医は、多くの場合、手術野の可視化を助ける特別な染色剤または色素を使用する
。例えば、網膜上膜のための硝子体網膜手術の際、該上膜の直接照明が、多くの場合、組
織の可視化に不適切であり、そのため、組織の可視性を増加させるために生体染色剤が用
いられることがある。
直接照明を付与する手持ちライトは、約50〜80度の照明野を典型的には有する。こ
の直接照明は、表面の構造を強調して照らすことができない。さらに、ライトと網膜の表
面との距離が減少すると、網膜の光受容器に対しての光毒性のリスクが増加する。広視野
のシャンデリア照明システムは、100度の照明野を典型的には有するが、網膜から固定
距離で設置されるため、表面構造を強調して照らす側方照明を付与することができない。
さらに、シャンデリアは、作業器具がその前に設置されたときに影を投じ、硝子体茎切除
術の際に必要とされるものなどの空気流体の交換の際にグレアを作り出す傾向もある。さ
らに、シャンデリアは、眼球全体を均一に照明することができない場合が多く、手術の際
に再び位置付けされる必要がある場合が多い。さらに、シャンデリアライトまたはプロー
ブの先端は血液またはブドウ膜組織と接触すると溶融する傾向がある。既存のファイバー
オプティック照明システムは、直接または広視野照明のみを付与する。改良された手術照
明システム、特に、眼組織の表面の詳細を可視化するのに効果的であるものに対する必要
性が存在する。
この調整可能なファイバーオプティック照明装置の発明は、施術医が手術中に光の方向
および強度の両方を調整することを可能にするため、手術野を側方からまたはより拡散し
て照らすことにより、表面構造および凹凸のコントラストおよび可視化を増加させること
で、手術中の染色剤または色素の必要性を排除または減少することができる。
したがって、本開示は、管腔を通して延在し、遠位端および近位端を含む光ファイバー
と;管腔を含むステムにおいて、光ファイバーおよび近位端が管腔内に収納されて、ルー
プ長を画定するループ部を形成している、上記ステムと;近位端に操作可能に連結されて
いるアジャスタにおいて、アジャスタの移動がループ長を変化させる、上記アジャスタと
;遠位端に操作可能に接続されている光源とを含む手術照明装置を提供する。
いくつかの実施形態において、本開示は、眼組織を照明する方法であって、本明細書に
記載の装置を付与することと;ループ部が、眼球またはその一部よりも大きい直径を有す
るように、ループ長を場合により増加させることと;ループ部を眼球に近接して設置する
ことと;ループ部が眼球に対して動かないようにループ長を減少させることとを含む方法
を提供する。
図1は、本開示による装置の一実施形態を示す。 図2は、本開示による装置の別の実施形態を示す。 図3A〜3Cは、本発明による装置であって、ファイバーオプティックループのサイズが、小さなサイズ(図3A)から、中間サイズ(図3B)、大きなサイズ(図3C)へと、またはその逆に調整可能である、装置を示す。 同上 同上 図4は、本開示による装置であって、光が、ファイバーオプティックループの側面から発せられる、装置の写真である。 図5は、手術処置の際の、本開示による装置の断面図である。
いくつかの実施形態において、本開示は、ファイバーオプティックケーブルによって光
源に操作可能につながれているステムを含む装置を提供する。光ファイバー(ファイバー
オプティックまたはファイバーオプティック要素とも称する)は、ステムの管腔を通過し
、ファイバーオプティックの先端は、ファイバーオプティックにおいてループが形成され
るようにステムの管腔内に戻って通されている。ファイバーオプティックの先端は、調整
されるとき、ループ部を形成するファイバーオプティックの長さを必要に応じて増加また
は減少させるアジャスタ(例えば、レバー)に操作可能に連結されている。ファイバーオ
プティックの第2の先端は、光源、例えば内視鏡に関連するものなどに操作可能に連結さ
れている。いくつかの実施形態において、ファイバーオプティックおよび内視鏡は、アダ
プタによって操作可能に連結されている。
いくつかの実施形態において、ステムは、約4〜6インチの長さ、例えば約4インチ、
約4.1インチ、約4.2インチ、約4.3インチ、約4.4インチ、約4.5インチ、
約4.6インチ、約4.7インチ、約4.8インチ、約4.9インチ、約5インチ、約5
.1インチ、約5.2インチ、約5.3インチ、約5.4インチ、約5.5インチ、約5
.6インチ、約5.7インチ、約5.8インチ、約5.9インチ、または約6インチの長
さを有する。
いくつかの実施形態において、ステムは、規則的または不規則な断面、例えば、円形、
オーバル形、楕円形、正方形、丸みのある正方形などを有する中空管形状である。概して
、ステムは、ファイバーオプティックを少なくとも2回通過させる(または部分的に通過
させる)のに十分な断面積を有する。硝子体茎切除手術では、ステムの直径は、約18ゲ
ージ〜約30ゲージの範囲であってよく、例えば約18ゲージ、約19ゲージ、約20ゲ
ージ、約21ゲージ、約22ゲージ、約23ゲージ、約24ゲージ、約25ゲージ、約2
6ゲージ、約27ゲージ、約28ゲージ、約29ゲージ、または約30ゲージであってよ
い。
いくつかの実施形態において、光ファイバーは、可撓性のロッドである。いくつかの実
施形態において、光ファイバーは、ガラス、シリカまたはプラスチックを含む、からなる
、または本質的になる。いくつかの実施形態において、光ファイバーは、約50μm〜約
1000μm、例えば約50μm、約60μm、約70μm、約80μm、約90μm、
約100μm、約110μm、約120μm、約130μm、約140μm、約150μ
m、約160μm、約170μm、約180μm、約190μm、約200μm、約21
0μm、約220μm、約230μm、約240μm、約250μm、約260μm、約
270μm、約280μm、約290μm、約300μm、約310μm、約320μm
、約330μm、約340μm、約350μm、約360μm、約370μm、約380
μm、約390μm、約400μm、約410μm、約420μm、約430μm、約4
40μm、約450μm、約460μm、約470μm、約480μm、約490μm、
約500μm、約510μm、約520μm、約530μm、約540μm、約550μ
m、約560μm、約570μm、約580μm、約590μm、約600μm、約61
0μm、約620μm、約630μm、約640μm、約650μm、約660μm、約
670μm、約680μm、約690μm、約700μm、約710μm、約720μm
、約730μm、約740μm、約750μm、約760μm、約770μm、約780
μm、約790μm、約800μm、約810μm、約820μm、約830μm、約8
40μm、約850μm、約860μm、約870μm、約880μm、約890μm、
約900μm、約910μm、約920μm、約930μm、約940μm、約950μ
m、約960μm、約970μm、約980μm、約990μm、または約1000μm
の直径を有する。
いくつかの実施形態において、光は、装置の側方または壁からその構造に応じて発せら
れる。いくつかの実施形態において、光ファイバーは、ケーブルに収納されており、該ケ
ーブルは、光ファイバーを含有し、アダプタを介して装置のステムを好適な光源に接続す
る。光ファイバーは、ステムの管腔を通して延在する。光ファイバーの端は、レバーに取
り付けられており、光ファイバーのループは、ステムの遠位端から出ている。これは、手
術野を照明する光ファイバーの露出部分である。ループは、格納可能かつ拡張可能であり
、これにより、レバーを摺動させかつステムの外側のループのサイズについて直径を増加
または減少させることによって、照明の量を変化させる。
光ファイバーは、好適な光源から手術野に光を伝達するのに必要である。ステムおよび
ケーブルは、いずれも、光ファイバーを収納するのに必要である。レバーは、ステムの外
側でファイバーオプティックループのサイズを変化させるのに必要である。一実施形態に
おいて、レバーは、露出した固定量のループを残して、除去され得る。
いくつかの実施形態において、光ファイバーの先端は、レバーの代わりにボタンまたは
摺動軸に操作可能に連結されている。代替的には、摺動カバーがステム自体の上に設置さ
れていてよく、これにより、ステムに対して摺動カバーを前進させるまたは格納すること
によってループ部の調整が達成される。
いくつかの実施形態において、ステムは、強膜に取り付けられるときまたはこれを通過
するときに、適所に装置を固定するのに好適なフランジをさらに含む。
別の実施形態において、2つ以上のファイバーオプティック要素がステムから出て、こ
うして2つ以上の光ファイバーループ部を形成する。
このように、一実施形態において、本開示は、光ファイバーを含む手術装置であって、
光ファイバーがループを含む、手術装置を提供する。いくつかの実施形態において、光フ
ァイバーの少なくとも一部がステムに収納されている。いくつかの実施形態において、光
ファイバーの近位端が、アジャスタに操作可能に連結されている。いくつかの実施形態に
おいて、アジャスタは、ループに関連するサイズを調整するように構成されている。いく
つかの実施形態において、アジャスタは、レバー、ボタン、摺動軸または摺動カバーを含
む。
別の実施形態において、本開示は、管腔を通して延在し、遠位端および近位端を含む光
ファイバーと;管腔を含むステムにおいて、光ファイバーおよび近位端が管腔内に収納さ
れて、ループ長を画定するループ部を形成している、上記ステムと;近位端に操作可能に
連結されているアジャスタにおいて、アジャスタの移動がループ長を変化させる、上記ア
ジャスタとを含む手術照明装置であって、光ファイバーの遠位端が光源に連結するように
構成されている、手術照明装置を含む。いくつかの実施形態において、手術照明装置は、
光ファイバーの少なくとも一部を包囲する光ファイバーケーブルを含む。いくつかの実施
形態において、アジャスタは、レバー、ボタン、摺動軸または摺動カバーである。いくつ
かの実施形態において、ステムは、眼組織においてまたはこれを通して装置を固定するよ
うに構成されておりかつ固定するのに好適であるフランジを含む。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示されている装置は、光がループから発せ
られる第1形態を含みまたは第1形態で構成されており、光が光ファイバーの先端から発
せられる第2構成を含みまたは第2構成で構成されている。いくつかの実施形態において
、装置は、手術の際に第1構成から第2構成に転換するように構成されている。
図1は、ファイバーオプティックループ部110aを含む光ファイバー110を含む、
本開示による装置100を示す。光ファイバー110は、アジャスタ120に操作可能に
接続されている近位端112を有する。アジャスタ120は、アジャスタ120をステム
130の長さLに沿って摺動させるように構成されているステム130に収納されている
。ステム130の長さLに沿ったアジャスタ120の移動は、ファイバーオプティックル
ープ110aのサイズSを変化させる。ステム130の遠位端は、光ファイバー110の
遠位端部110bを収納するファイバーオプティックケーブル140に操作可能に接続さ
れている。アダプタ150は、ファイバーオプティックケーブル140に接続されており
、装置110を光源(図示せず)に接続させることができる。
図2は、本開示の別の実施形態の外観図を示す。この実施形態において、装置200は
、レバーであるアジャスタ220を有して構成されているステム230から延在するファ
イバーオプティックループ部210aを含む。アジャスタ220の移動は、ファイバーオ
プティックループ部210aのサイズSを変化させる。ステム230は、装置200を光
源に接続させることができるアダプタ250に次に接続されるファイバーオプティックケ
ーブル240に操作可能に接続されている。
図3a〜3cは、本開示による装置300におけるファイバーオプティックループ部3
10aの調整を示す。この実施形態において、装置300は、ファイバーオプティックル
ープ部310aを含む光ファイバー(図示せず)を収納するステム330を含む。ファイ
バーオプティックループ部310aは、ステム330の近位端から延在する。アジャスタ
(図示せず)の移動は、ファイバーオプティックループ部310aのサイズを変化させる
(SからS)。例えば、ファイバーオプティックループ部310aは、図3aに示す
初期サイズSを有していてよい。いくつかの実施形態において、かかる構成は、手術処
置の際の装置300の初期の進入または配置に有用である。アジャスタの移動(例えば、
手術処置の際の装置300の初期の配置の後)は、次いで、ファイバーオプティックルー
プ310aのサイズを、図3bに示すような第2のサイズSに拡張させ得る。所望によ
り、アジャスタのさらなる移動が、ファイバーオプティックループ部310aを、図3c
に示すような第3のサイズSにさらに拡張させる。反対方向におけるアジャスタの移動
は、ファイバーオプティックループ部310aを、例えば拡張サイズS(図3c)から
中間サイズS(図3b)および/または小さなサイズS(図3a)に縮小させること
ができる。
いくつかの実施形態において、ファイバーオプティックループは、眼球の外径を包含す
ることができるようにかなり大きくされてよい。このループは、硝子体網膜手術の際に眼
球赤道の周囲に設置されて、眼球壁をくぼませるのに十分な長さに緊締され得、施術医に
とって、強膜圧迫法において行われるように網膜の周辺が可視化されることを助ける。さ
らに、これにより加えられた光は、あらゆる周辺部網膜病変の可視化を助ける。
いくつかの実施形態において、ファイバーオプティックループは、手術処置の際に対象
(例えば、組織または異物)を押す、引くまたは掴むためのツールとして用いられ得る。
いくつかの実施形態において、装置は、硝子体茎切除術の際の網膜剥離を治療するのに用
いられる。1つのかかる実施形態において、装置が、小さなゲージのトロカールまたは手
術創傷を通過する。眼球内に入ると、アジャスタを用いてファイバーオプティックループ
を配置する(例えば、拡張する)。次いでファイバーオプティックループを用いて眼球壁
に対して網膜を手動で押し戻す。この際に、網膜下液を、ステムの管腔を通して排出させ
ることができる。網膜を再び取り付けたら、レーザー内視鏡を用いて網膜裂傷の周囲に光
凝固を適用する。
別の例において、硝子体茎切除術は、外れた眼内レンズ、または眼内異物を除去するの
に実施され得る。一実施形態において、本開示による装置が、小さなゲージのトロカール
または手術創傷を通過する。眼球内に入ると、アジャスタを用いてファイバーオプティッ
クループを配置する(例えば、拡張する)。次いでファイバーオプティックループを用い
て眼内レンズまたは異物を捕らえて、これを眼球から除去する。
別の実施形態において、白内障手術の後に保持されているレンズ材を、本開示による装
置をスネアとして用いて切り刻むことができる。まず、レンズ材をファイバーオプティッ
クループにおいて掴む。次いで、アジャスタを用いてファイバーオプティックループをス
テム内に戻して格納し、レンズ材をバラバラにする。次いで、アジャスタを用いてファイ
バーオプティックループを再び配置させ、この過程を必要に応じて多数回繰り返して、レ
ンズ材が硝子体カッターまたは簡単な吸引によって除去され得るようなサイズにまでレン
ズ材を減らすことができる。
ファイバーオプティックループの長さまたはサイズを調整することによって、施術医は
、光ファイバー自体の端の構成を手術中に変化させることができる。従来技術の照明装置
とは対照的に、本開示の装置は、より幅広い範囲の照明オプションを与える。例えば、本
明細書に開示されている装置において、装置の先端よりもむしろ側方から光が発せられる
。例えば、図4に示すように、本開示による装置400は、ステム430から調整可能に
延在する、照明されたファイバーオプティックループ部410aを含む。ステム430は
、次にアダプタ(図示せず)に操作可能に接続されるファイバーオプティックケーブル4
40に接続されている。アダプタは、光ファイバーおよびファイバーオプティックループ
部410aに光を付与する光源(図示せず)に接続されている。アジャスタ420(例え
ば、レバー)の移動により、照明されたファイバーオプティックループ部410aのサイ
ズSを拡張または縮小させる。また、本開示の装置のファイバーオプティックループ部は
、手術の際に組織を押すまたは保持するのに用いられ得る。
従来の照明システム、例えば、硝子体茎切除術のライトパイプによると、該ライトは、
フラッシュライトを用いる方法と同様に、手術野に対して垂直に指向される。該ライトは
、作業のために、明るく集中した光を付与するが、施術医が組織の近くに該ライトを保持
する必要があるときには、強すぎる可能性がある。具体的には、該ライトは、眼球内に、
過度の光、すなわち光毒性を網膜の光受容器にもたらし、その後の視力喪失をもたらす可
能性がある。さらに、この直接照明は、網膜上膜が剥がれるとき、かかる手術処置の際に
望ましい場合が多い、組織の表面の構造を強調して照らすことを行わない。この欠点を克
服するために、施術医は、この組織をより良好に可視化するために、インドシアニングリ
ーンなどの生体色素の使用を採用する場合がある。これらの色素は、手術の時間、費用、
および危険性を増加させる可能性がある。
本発明によると、手術の際に供給されるライトがより拡散性であるため、網膜の光受容
器に対しての光毒性のリスクを低減する。このことは、例示的な実施形態において器具の
先端におけるループであってよい光ファイバーの側方から発せられる光を用いることによ
って達成される。このループは、施術医の要求によって指示に応じて手術の際に大きくさ
れても小さくされてもよい。ループをより大きくすることで、より多くの光を付与し、ル
ープをより小さくすることで、該光を低減させる。さらに、ループは、斜角から網膜の表
面を照らすのに用いられ、これが網膜表面の構造の可視化を容易にすることにより、手術
中の生体色素の必要性を低減することができる。さらに、装置における光ファイバーのル
ープは、例えば網膜剥離の治療の際に眼球内の組織を保持するまたは押すための第2の器
具として用いられてもよい。
従来の広視野またはシャンデリアシステムは、硝子体網膜施術医に別の照明オプション
を付与する。これらは、能動的なツールとして用いられるよりもむしろ、先端が硝子体腔
に進入するように強膜を通して典型的には設置される。これらの装置によって送達された
光は、より拡散性である傾向があり、施術医が他の器具を保持するために両手を使うこと
ができるようにする。これらのシステムは、多くの場合、100度の照明野を有し、網膜
から固定距離で設置されるが、表面構造を強調して照らす側方照明を付与することができ
ない。さらに、シャンデリアは、作業器具がこれらの前に設置されたときに影を投じ、硝
子体茎切除術の際に必要とされるものなどの空気流体の交換の際にグレアを作り出す傾向
もある。さらに、シャンデリアは、多くの場合、眼球全体を均一に照明することができず
、手術の際に再び位置付けされる必要がある場合が多い。さらに、これらのライトの先端
は血液と接触すると溶融する傾向がある。また、これらのライトの先端は、固定された構
成であり、調整され得ない。
対照的に、本開示による装置は、シャンデリアシステムと同様に、強膜において固定点
を通して設置される実施形態を有することができる。しかし、適切な光源に接続された光
ファイバーのループから構成される装置の先端は、サイズが調整されて、ループをより大
きくまたはより小さくすることで、必要に応じてより多くのまたは少ない光を付与するこ
とができる。一実施形態において、ループは、経毛様体扁平部全体を取り囲むように拡大
されて、手術野の拡散照明を付与することができる。別の実施形態において、トロカール
が、眼球の対向する極で経毛様体扁平部を通して設置され、光ファイバーのループが、こ
れらのトロカールまたは同様の装置によって保持されることにより、眼球の内側の拡散照
明を可能にすることができる。これにより、従来のシャンデリアシステムによる問題、例
えば、影が投じられる、または手術野を均一に照らすことができないなどを排除する。
本装置は、より低い直接光レベルを用いることにより、敏感な網膜の光受容器に対する
損傷の危険性を低減しながらも、施術医にとって組織がより良好に可視化されることを可
能にする。
別の実施形態において、装置は、シャンデリア照明システムと同様に強膜を通して設置
されている、動かない、固定された照明システムとして用いられてよい。このために、ス
テムは、およそ2〜4mmに短縮され、眼球の外側に静置されているフランジに接続され
る。フランジは、光が手術の際に移動することを防止する。フランジは、施術医によって
、または従来のトロカール設置システムを用いることによって、強膜を通して直接設置さ
れてよい。
(例えば、網膜の表面から膜を剥がすための)硝子体茎切除術の際、装置を使用して、
組織の表面の拡散性斜方照明を付与することができる。このように、本開示の装置は、指
向性光源が生体色素と併せて用いられたときでも、従来の指向照明システムと比較して、
表面のコントラストおよび可視化を増加させる。さらに、本開示の装置によって送達され
た光の拡散性により、網膜の光受容器の光毒性のリスクを増加させることなく、施術医が
、動的な可視化のために網膜の近くにライトを設置できるようになる。また、光ファイバ
ーループのサイズは、手術中に施術医によって直接容易に調整され得る。また、装置の先
端におけるループを、例えば複雑な網膜剥離の治療の際に必要とされることが多い、組織
の安定化を助ける第2の器具として用いて用いることができる。
同様に、装置が、シャンデリアスタイルシステムにおいて固定点で強膜を通して設置さ
れる、現発明の代替の実施形態を、手術の際に用いることができる。これにより、施術医
が手術の際に他のツールのために両手を使うことを可能にする。シャンデリアシステムの
先端におけるループのサイズを同様に調整して、必要に応じてより多くのまたは少ない光
を可能にすることができる。経毛様体扁平部の内径を一周するようにループを拡大するこ
とによって、施術医は、硝子体腔を拡散的に照明することにより、従来のシステムによっ
て典型的には生ずる影を回避することができる。
したがって、一実施形態において、本開示は、眼組織を照明する方法であって、本明細
書に開示されている装置を付与することと;ループ部が、眼球またはその一部よりも大き
い直径を有するように、ループ長を場合により増加させることと;ループ部を眼球に近接
して設置することと;ループ部が眼球に対して動かないようにループ長を減少させること
とを含む方法を提供する。いくつかの実施形態において、ループを、眼球の少なくとも一
部、例えば経毛様体扁平部の周囲に設置する。このように、いくつかの実施形態において
、ループ部は、設置前には経毛様体扁平部よりも大きい直径を有し、(例えば、アジャス
タの移動によって)調整されて、経毛様体扁平部よりも僅かに大きく、これとおよそ同じ
サイズに、またはこれよりも僅かに小さくなるまでその直径が低減される。いくつかの実
施形態において、ループ部は、網膜組織に近接して設置される。いくつかの実施形態にお
いて、ステムは、フランジ部を含み、該方法は、フランジを用いて装置を眼球に固定する
ことをさらに含む。いくつかの実施形態において、該方法は生体色素を眼球に投与するこ
とを含まない。
図5に示すように、本開示による装置500は、フランジ530aを有するステム53
0を含む。ステム530は、(標識されていない)光ファイバーを収納するファイバーオ
プティックケーブル540に操作可能に接続されている。光ファイバーは、ステム530
の近位端から延在するファイバーオプティックループ部510aを含む。該図に示す実施
形態において、装置500は、フランジ530aが眼球501の外表面502(例えば、
強膜)に隣接するように眼球501に設置されて、ステム530およびファイバーオプテ
ィックループ部510aが、強膜、脈絡膜および網膜を通ってかつ硝子体503内に延在
することを可能にするように、眼球501に設置されている。
図5に示すように、本開示による装置500は、フランジ530aを有するステム53
0を含む。ステム530は、(標識されていない)光ファイバーを収納するファイバーオ
プティックケーブル540に操作可能に接続されている。光ファイバーは、ステム530
の近位端から延在するファイバーオプティックループ部510aを含む。該図に示す実施
形態において、装置500は、フランジ530aが眼球501の外表面502(例えば、
強膜)に隣接するように眼球501に設置されて、ステム530およびファイバーオプテ
ィックループ部510aが、強膜、脈絡膜および網膜を通ってかつ硝子体503内に延在
することを可能にするように、眼球501に設置されている。
本件出願は、以下の構成の発明を提供する。
(構成1)
光ファイバーを含む手術装置であって、前記光ファイバーがループを含む、手術装置。
(構成2)
前記光ファイバーの少なくとも一部がステムに収納されている、構成2に記載の装置。
(構成3)
前記光ファイバーの近位端が、アジャスタに操作可能に連結されている、構成2に記載
の装置。
(構成4)
前記アジャスタが、前記ループに関連したサイズを調整するように構成されている、構
成3に記載の装置。
(構成5)
前記アジャスタが、レバー、ボタン、摺動軸または摺動カバーを含む、構成4に記載の
装置。
(構成6)
管腔を通して延在し、遠位端および近位端を含む光ファイバーと;
管腔を含むステムにおいて、前記光ファイバーおよび前記近位端が前記管腔内に収納され
て、ループ長を画定するループ部を形成している、前記ステムと;
前記近位端に操作可能に連結されているアジャスタにおいて、前記アジャスタの移動が前
記ループ長を変化させる、前記アジャスタと
を含む手術照明装置であって、
前記光ファイバーの前記遠位端が、光源に連結するように構成されている、手術照明装置

(構成7)
前記光ファイバーの少なくとも一部を包囲する光ファイバーケーブルをさらに含む、構
成6に記載の装置。
(構成8)
前記アジャスタが、レバー、ボタン、摺動軸または摺動カバーである、構成6または構
成7に記載の装置。
(構成9)
前記ステムが、眼組織においてまたは眼組織を通して装置を固定するのに好適なフラン
ジを含む、構成6〜8のいずれか一項に記載の装置。
(構成10)
光が前記ループから発せられる第1形態、および光が前記光ファイバーの先端から発せ
られる第2構成を含む、構成1〜9のいずれか一項に記載の装置。
(構成11)
手術の際に前記第1構成から前記第2構成に転換するように構成されている、構成10
に記載の装置。
(構成12)
眼組織を照明する方法であって:
構成1〜4のいずれか一項に記載の装置を付与することと;
前記ループ部が、眼球またはその一部よりも大きい直径を有するように、前記ループ長を
場合により増加させることと;
前記ループ部を前記眼球に近接して設置することと;
前記ループ部が前記眼球に対して動かないように前記ループ長を減少させることと
を含む方法。
(構成13)
前記ループ部が、経毛様体扁平部よりも大きい直径を有する、構成12に記載の方法。
(構成14)
前記眼組織が網膜組織である、構成12または構成13に記載の方法。
(構成15)
前記ステムが、フランジ部を含み、前記フランジを用いて前記眼球を前記装置に固定す
ることをさらに含む、構成12〜14のいずれか一項に記載の方法。
(構成16)
生体色素を前記眼球に投与することを含まない、構成12〜15のいずれか一項に記載
の方法。

Claims (16)

  1. 光ファイバーを含む手術装置であって、前記光ファイバーがループを含む、手術装置。
  2. 前記光ファイバーの少なくとも一部がステムに収納されている、請求項2に記載の装置
  3. 前記光ファイバーの近位端が、アジャスタに操作可能に連結されている、請求項2に記
    載の装置。
  4. 前記アジャスタが、前記ループに関連したサイズを調整するように構成されている、請
    求項3に記載の装置。
  5. 前記アジャスタが、レバー、ボタン、摺動軸または摺動カバーを含む、請求項4に記載
    の装置。
  6. 管腔を通して延在し、遠位端および近位端を含む光ファイバーと;
    管腔を含むステムにおいて、前記光ファイバーおよび前記近位端が前記管腔内に収納され
    て、ループ長を画定するループ部を形成している、前記ステムと;
    前記近位端に操作可能に連結されているアジャスタにおいて、前記アジャスタの移動が前
    記ループ長を変化させる、前記アジャスタと
    を含む手術照明装置であって、
    前記光ファイバーの前記遠位端が、光源に連結するように構成されている、手術照明装置
  7. 前記光ファイバーの少なくとも一部を包囲する光ファイバーケーブルをさらに含む、請
    求項6に記載の装置。
  8. 前記アジャスタが、レバー、ボタン、摺動軸または摺動カバーである、請求項6または
    請求項7に記載の装置。
  9. 前記ステムが、眼組織においてまたは眼組織を通して装置を固定するのに好適なフラン
    ジを含む、請求項6〜8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 光が前記ループから発せられる第1形態、および光が前記光ファイバーの先端から発せ
    られる第2構成を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 手術の際に前記第1構成から前記第2構成に転換するように構成されている、請求項1
    0に記載の装置。
  12. 眼組織を照明する方法であって:
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置を付与することと;
    前記ループ部が、眼球またはその一部よりも大きい直径を有するように、前記ループ長を
    場合により増加させることと;
    前記ループ部を前記眼球に近接して設置することと;
    前記ループ部が前記眼球に対して動かないように前記ループ長を減少させることと
    を含む方法。
  13. 前記ループ部が、経毛様体扁平部よりも大きい直径を有する、請求項12に記載の方法
  14. 前記眼組織が網膜組織である、請求項12または請求項13に記載の方法。
  15. 前記ステムが、フランジ部を含み、前記フランジを用いて前記眼球を前記装置に固定す
    ることをさらに含む、請求項12〜14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 生体色素を前記眼球に投与することを含まない、請求項12〜15のいずれか一項に記
    載の方法。
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