JP2018055627A - 磁気記録媒体処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】妨害磁界の強度を上げることなく、磁気情報の不正な読み取りを効果的に妨害すること。【解決手段】磁気記録媒体処理装置1は、媒体挿入口11に媒体2が挿入される時、および媒体挿入口11から媒体2が排出される時に、磁気ヘッド21による磁気情報の読取り時よりも低速な妨害用速度F1で媒体2を搬送し、妨害磁界発生装置40のコイル41に通電して妨害磁界を発生させる。具体的には、媒体2の前端2Aを媒体挿入口11に設けられた第1検知部13で検知して妨害用速度F1での搬送および妨害磁界の発生を開始し、媒体2が完全に取り込まれると媒体2の搬送速度を通常速度F2に切り換える。磁気ヘッド21による処理の後、媒体2を排出する時には、媒体2の後端2Aがゲート部10に入ることを第2検知部23で検知して、搬送速度を妨害用速度F1に切り換えて妨害磁界を発生させる。【選択図】図4

Description

本発明は、カードなどの磁気情報が記録される媒体を搬送して磁気情報の読取りや書込みを行う磁気記録媒体処理装置に関する。
磁気情報が記録されたカード(媒体)を取り込み、搬送路に沿ってカードを搬送して、搬送路に配置された磁気ヘッドによって磁気情報の読取りあるいは書込みを行う磁気記録媒体処理装置に対して、カードを挿入する挿入口の外側に磁気ヘッド(スキミングヘッド)を取り付けて不正に磁気情報を取得する不正行為が行われることがある。このような不正行為への対策として、挿入口の外側の領域に妨害磁界を発生させ、磁気情報の不正な読み取りを妨害する妨害磁界発生装置が用いられる。特許文献1には、妨害磁界発生装置としてループアンテナ(コイル)を用いることが開示されている。
特開2011−192182号公報
磁気情報の不正な読み取りを効果的に防止するために、妨害磁界の強度を上げることが提案されている。しかしながら、妨害磁界の発生源としてコイルを用いる場合は、電流を上げると発熱量が増大して過熱によってコイルが断線するおそれがある。また、カード挿入口の近傍でコイルの発熱量が増大すると、人が触れるおそれのある部分の温度が過度に上昇するおそれがある。さらに、妨害磁界はカードに記録された磁気情報にも影響するおそれがある。このため、磁気情報の不正な読み取りに対する妨害効果を高めるために、コイルへの通電量を増大させて妨害磁界を高めることは限界がある。
以上の問題に鑑みて、本発明の課題は、妨害磁界発生装置を備える磁気記録媒体処理装置において、妨害磁界の強度を上げることなく、磁気情報の不正な読み取りを効果的に妨害することにある。
上記課題を解決するために、本発明の磁気記録媒体処理装置は、媒体挿入口と、前記媒体挿入口の外側に妨害磁界を発生させる妨害磁界発生装置と、前記媒体挿入口から前記媒体が送り込まれる搬送路と、前記搬送路に面して配置される磁気ヘッドと、前記搬送路に沿って、前記媒体挿入口から前記搬送路へ向かう挿入方向、および前記挿入方向と反対の排出方向へ前記媒体を搬送する搬送装置とを有し、前記磁気ヘッドによる処理が行われる間は前記媒体を通常速度で搬送し、前記媒体挿入口から前記媒体を取り込む時および前記媒体を排出する時の少なくとも一方では、前記通常速度より低速な妨害用速度で前記媒体を搬送し、少なくとも前記媒体が前記妨害用速度で搬送される間は妨害磁界を発生することを特徴とする。
本発明では、媒体が挿入および排出される時の少なくともどちらかの場合に、磁気情報の読取り時よりも低速な妨害用速度で媒体を搬送しながら妨害磁界を発生する。これにより、媒体挿入口の外側に不正に磁気情報を取得するための磁気ヘッド(スキミングヘッド)が取り付けられたとしても、スキミングヘッドから出力される波形を通常速度(磁気ヘッドによる読み取り時の搬送速度)で得られる波形よりも小さくして磁気情報の正確な読
取りを困難にすることができる。従って、妨害磁界の強度を上げることなく、磁気情報の不正な読み取りを効果的に妨害することができる。よって、妨害磁界発生装置の負荷を減らすことができる。例えば、妨害磁界発生装置のコイルが電流増大に起因する過熱によって断線するおそれを少なくすることができる。
本発明において、前記媒体を検知する第1検知部を有し、前記媒体挿入口から前記媒体を取り込む時には、前記媒体の前記挿入方向の先端が前記第1検知部によって検知されたことに基づき、前記妨害用速度での搬送および前記妨害磁界の発生を開始し、前記第1検知部の出力、あるいは、前記搬送装置の駆動源であるモータの回転数に基づいて前記媒体の前記排出方向の先端の位置を判定して、前記媒体の搬送速度を前記妨害用速度から前記通常速度に切り換えることが望ましい。このようにすると、媒体を取り込む時に、媒体がスキミングヘッドの位置を通過する間に妨害用速度で搬送して妨害磁界を発生させることができるので、磁気情報の不正な読み取りを効果的に妨害できる。また、媒体の挿入を検知するために設けられた既存のセンサ(例えば、媒体の挿入を検知する挿入検知機構)の出力を利用して妨害磁界および搬送速度を制御できる。従って、新たなセンサを設ける必要がないので、小型化および低コスト化に有利である。
この場合に、前記媒体の搬送速度を前記妨害用速度から前記通常速度に切り換えた後、前記媒体の前記挿入方向の先端が前記磁気ヘッドによる処理位置に到達する前に前記妨害磁界の発生を停止することが望ましい。このようにすると、妨害磁界発生装置の負荷を減らすことができる。また、磁気ヘッドによる磁気情報の処理精度を低下させることなく、磁気情報の不正な読み取りを効果的に妨害することができる。
本発明において、前記媒体挿入口から前記媒体を排出する時には、前記第1検知部の出力、前記第1検知部と異なる位置に配置される第2検知部の出力、あるいは、前記搬送装置の駆動源であるモータの回転数に基づいて前記媒体の前記排出方向の先端の位置を判定して、前記媒体の搬送速度を前記通常速度から前記妨害用速度に切り換えるとともに前記妨害磁界の発生を開始することが望ましい。このようにすると、媒体を排出する時に、媒体がスキミングヘッドの位置を通過する間に妨害用速度で搬送することができるので、磁気情報の不正な読み取りを効果的に妨害できる。また、既存のセンサあるいはエンコーダを利用するので、小型化および低コスト化に有利である。
この場合に、前記媒体挿入口に設けられた前記第1検知部によって前記媒体の前記挿入方向の先端が検知されるまでは前記妨害磁界の発生を継続することが望ましい。このようにすると、媒体を排出する時に、媒体が完全に排出されるまでは妨害磁界を発生させ続けることができる。従って、磁気情報の不正な読み取りを効果的に妨害することができる。
本発明において、前記搬送路および前記搬送装置が設けられる装置本体と、前記媒体挿入口、および前記媒体挿入口と前記搬送路とを繋ぐ媒体挿入路が設けられるゲート部とを有し、前記妨害磁界発生装置は前記ゲート部に設けられ、前記第1検知部は、前記ゲート部に設けられる挿入検知機構またはプリヘッド、あるいは、前記搬送路に設けられる媒体検知機構のいずれかである構成を採用することができる。このようにすると、媒体を取り込む時に、媒体の前端(挿入方向の先端)がゲートへ挿入されたら妨害用速度での搬送を開始して妨害磁界を発生させることができる。また、媒体を排出する時に、媒体の後端(排出方向の先端)がゲートへ入ったら搬送速度を妨害用速度に切り換えて妨害磁界を発生させることができる。従って、スキミングヘッドによる磁気情報の不正な読み取りを効果的に妨害することができる。
本発明において、前記妨害用速度は、前記媒体の取り込み動作および前記媒体の排出動作毎に、予め設定された複数の速度のうちのいずれかに設定されることが望ましい。この
ようにすると、妨害用速度が動作毎に毎回変更されるので、磁気情報の不正な読み取りをより効果的に妨害することができる。
本発明によれば、媒体が挿入および排出される時の少なくともどちらかの場合に、磁気情報の読取り時よりも低速な妨害用速度で媒体を搬送しながら妨害磁界を発生する。これにより、媒体挿入口の外側に不正に磁気情報を取得するための磁気ヘッド(スキミングヘッド)が取り付けられたとしても、スキミングヘッドから出力される波形を通常速度(磁気ヘッドによる読み取り時の搬送速度)で得られる波形よりも小さくして磁気情報の正確な読取りを困難にすることができる。従って、妨害磁界の強度を上げることなく、磁気情報の不正な読み取りを効果的に妨害することができる。よって、妨害磁界発生装置の負荷を減らすことができる。例えば、妨害磁界発生装置のコイルが電流増大に起因する過熱によって断線するおそれを少なくすることができる。
本発明の実施形態に係る磁気記録媒体処理装置を模式的に示す説明図である。 媒体の取り込み動作の説明図である。 媒体の排出動作の説明図である。 媒体取り込み時および媒体排出時の妨害磁界とモータによる搬送速度の変化を示すタイミングチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明を適用した磁気記録媒体処理装置の実施形態を説明する。
(全体構成)
図1は、本発明の実施形態に係る磁気記録媒体処理装置1を模式的に示す説明図であり、図1(a)は側方から見た磁気記録媒体処理装置1の概略構成図であり、図1(b)は正面から見た磁気記録媒体処理装置1の概略構成図である。磁気記録媒体処理装置1は、カードなどの磁気情報が記録された媒体2(図2、図3参照)を搬送して、媒体2に記録された磁気情報の読取りおよび媒体2への磁気情報の書込みの少なくとも一方を行う装置である。磁気記録媒体処理装置1は、例えば、ATM(Automated Teller Machine)等の装置に搭載されて使用される。
磁気記録媒体処理装置1は、媒体挿入口11が形成されたゲート部10と、磁気ヘッド21を備える装置本体20を有する。図1(a)に示すように、装置本体20の内部には搬送路22が形成され、磁気ヘッド21は搬送路22に面して配置される。ゲート部10には、媒体挿入口11と搬送路22を繋ぐ媒体挿入路12が形成されている。装置本体20は、搬送路22に沿って媒体2を搬送する搬送装置30を備える。
本明細書において、X、Yの2方向は互いに直交する方向である。図1(a)に示すように、媒体挿入路12および搬送路22はY方向に延在する。本形態では、Y方向は磁気記録媒体処理装置1の前後方向であり、媒体2の搬送方向である。Y方向の一方側を前方Y1、他方側を後方Y2とする。また、X方向は磁気記録媒体処理装置1の幅方向である。図1(b)は磁気記録媒体処理装置1を前方Y1から見た場合の各部の配置を示している。
図1(a)に示すように、ゲート部10は装置本体20の前面から前方Y1に突出する。媒体挿入口11はゲート部10の前面に設けられ、幅方向Xに延在する(図1(b)参照)。ゲート部10は、媒体挿入口11の近傍に配置される第1検知部13と、プリヘッ
ド14を備える。第1検知部13は、媒体挿入口11に媒体2が挿入されたことを検知する挿入検知機構である。第1検知部13としては、挿入された媒体2と接触する検知部材を備える接触式のセンサ、あるいは、光学式のセンサなどが用いられる。プリヘッド14は、挿入された媒体2に磁気情報が記録されていることを検知するための磁気センサを備える。
ゲート部10には妨害磁界発生装置40が配置される。妨害磁界発生装置40は、媒体挿入口11の外側、すなわち、媒体挿入口11の前方Y1に妨害磁界を発生させる。妨害磁界発生装置40は、妨害磁界の発生源であるコイル41を備える。妨害磁界発生装置40は、コイル41への通電のオンオフを切り換えることにより、妨害磁界を発生または停止させる。本形態では、妨害磁界発生装置40は、媒体2に記録される磁気情報に影響を及ぼさない程度の妨害磁界(図4に示す強度Hの妨害磁界)を発生させる。
搬送装置30は、媒体2に接触して媒体2を搬送する搬送ローラ31と、搬送ローラ31に媒体2を押し付ける押圧ローラ32と、駆動源であるモータ33と、モータ33の回転を搬送ローラ31に伝達する駆動力伝達機構34を備える。搬送ローラ31は、搬送路22に沿って前後方向Yに所定間隔で複数配置される。複数の搬送ローラ31のそれぞれは、押圧ローラ32と搬送路22を挟んで対向する。駆動力伝達機構34は、搬送ローラ31の回転軸に取り付けられたプーリにベルトを架け渡した第1ベルト機構35と、第1ベルト機構35のプーリのうちの1つにモータ33の回転を伝達する第2ベルト機構36を備える。なお、駆動力伝達機構34は、このような構成に限定されるものではなく、適宜変更可能である。
複数の搬送ローラ31は、搬送ローラ31A、31C、31Bを含む。これらのうちで最も前方Y1に位置する搬送ローラ31Aは、搬送路22の前端に配置される。搬送ローラ31Aの後方Y2には、搬送ローラ31B、31Cがこの順で配置される。磁気ヘッド21は、搬送ローラ31B、31Cの間に配置される。なお、搬送ローラ31の数は3個以外であってもよく、その配置も図1(a)のような配置に限定されるものではない。また、搬送装置30として搬送ローラ以外の機構を用いることもできる。例えば、ベルト機構によって媒体2を搬送することもできる。
搬送装置30は、媒体2の搬送方向および搬送速度を切り換えることができる。例えば、モータ33の回転方向および回転速度を制御することにより、媒体2の搬送方向および搬送速度を切り換えることができる。本形態では、搬送装置30は、媒体挿入口11から搬送路22へ向かう挿入方向D1、および搬送路22から媒体挿入口11の外側へ向かう排出方向D2へ媒体2を搬送する。挿入方向D1は後方Y2へ向かう方向であり、排出方向D2は前方Y1へ向かう方向である。
搬送路22には、搬送ローラ31Aの近傍に第2検知部23が配置される。また、磁気ヘッド21の前方Y1に位置する搬送ローラ31Bの近傍に第3検知部24が配置され、搬送路22の後端に位置する搬送ローラ31Cの近傍に第4検知部25が配置される。第2検知部23、第3検知部24および第4検知部25は、媒体2の有無を検知する媒体検知機構であり、第1検知部13と同様に接触式のセンサ、あるいは、光学式のセンサなどを用いることができる。なお、第3検知部24および第4検知部25を省略することもできる。
(制御系)
磁気記録媒体処理装置1は、磁気ヘッド21、搬送装置30、および妨害磁界発生装置40を制御する制御部50を備える。制御部50には、第1検知部13およびプリヘッド14の出力が入力されるとともに、第2検知部23、第3検知部24、および第4検知部
25の出力が入力される。制御部50は、これらのセンサの少なくとも一部の出力に基づく制御を行う。
制御部50は、搬送装置30および妨害磁界発生装置40を制御して、搬送路22への媒体2の取り込み動作および搬送路22からの媒体2の排出動作を行う。媒体2の取り込み動作および媒体2の排出動作を行う際には、搬送装置30は、予め定めた妨害用速度F1で媒体2を搬送するように制御される。妨害用速度F1は、磁気ヘッド21によって媒体2に対して磁気情報の読取りおよび書込みなどの処理を行う際の搬送速度である通常速度F2よりも低速である。妨害磁界発生装置40は、少なくとも妨害用速度F1で媒体2が搬送される間は、上述した強度Hで妨害磁界を発生させるように制御される。
また、制御部50は、搬送路22へ媒体2が取り込まれると、磁気ヘッド21および搬送装置30を制御して、媒体2を予め定めた通常速度F2で搬送しながら媒体2に記録される磁気情報の読取りや書込みなどの処理を行うが、この処理の間は、妨害磁界の発生を停止するように妨害磁界発生装置40を制御する。
図2は媒体の取り込み動作の説明図であり、図3は媒体の排出動作の説明図である。図2、図3において、媒体2の挿入方向D1の先端(以下、前端という)を符号2Aで示す。また、媒体2の排出方向D2の先端(以下、後端という)を符号2Bで示す。また、図4は媒体取り込み時および媒体排出時の妨害磁界とモータによる搬送速度の変化を示すタイミングチャートであり、図4(a)は妨害磁界の変化を示し、図4(b)はモータによる搬送速度の変化を示す。図4(a)、(b)の横軸は媒体の取り込み動作および排出動作における媒体2の位置を示す。
(媒体の取り込み動作)
図2、図4を参照して、媒体2の取り込み動作における搬送速度および妨害磁界の制御について説明する。媒体2がユーザによって媒体挿入口11へ挿入されると、媒体2は、図2(a)に示す位置Aを通過する。位置Aは、第1検知部13によって媒体2の前端2Aが検知される位置である。制御部50は、第1検知部13の出力に基づいて搬送装置30および妨害磁界発生装置40の動作を開始する。具体的には、位置Aで第1検知部13の出力が媒体なしを示す信号から媒体ありを示す信号に切り換わると、図4(b)に示すように、搬送装置30のモータ33を低速回転用の回転速度で駆動開始する。また、図4(a)に示すように、モータ33の低速回転開始と同時に妨害磁界発生装置40のコイル41への通電を開始して、強度Hの妨害磁界を発生させる。
なお、位置Aでは、プリヘッド14によって媒体2に磁気情報が記録されていることが検知されるため、第1検知部13およびプリヘッド14の出力に基づいて、妨害用速度F1での搬送およびコイル41への通電を開始することもできる。例えば、第1検知部13によって媒体2の前端2Aが検知され、且つ、プリヘッド14によって媒体2に磁気情報が記録されていることが検知された場合に、モータ33の低速回転、および、コイル41への通電を開始してもよい。このようにすれば、挿入された媒体2が磁気カードである場合のみ妨害磁界を発生させることができる。
媒体2は、図2(b)に示す位置Bまでは手動で挿入される。図2(b)に示す位置Bを通過するとき、第2検知部23によって媒体2の前端2Aが検知される。制御部50は、モータ33の低速回転を維持するとともに、妨害磁界発生装置40のコイル41への通電を継続して、強度Hで妨害磁界を発生させ続ける。なお、第2検知部23によって媒体2の前端2Aが検知されたことに基づいてモータ33の低速回転を開始してもよい。媒体2は、位置Bからはモータ33の搬送力によって搬送される。図4(b)に示すように、位置Bからのモータ33による搬送速度は妨害用速度F1である。また、搬送方向は挿入
方向D1である。
続いて、媒体2は、図2(c)に示す位置Cを通過する。位置Cは、媒体2の後端2Bが第1検知部13によって検知される位置である。位置Cでは、媒体2が完全にゲート部10の中に取り込まれる。制御部50は、位置Cで第1検知部13の出力が媒体ありを示す信号から媒体なしを示す信号に切り換わると、モータ33の回転速度を高速回転に切り換えて、挿入方向D1への媒体2の搬送速度を通常速度F2に切り換える(図4(b)参照)。また、図4(a)に示すように、妨害磁界発生装置40のコイル41への通電を停止して、妨害磁界の発生を停止する。
(磁気ヘッドによる処理動作)
媒体2が完全に装置本体20に取り込まれると、続いて、制御部50は、磁気ヘッド21を起動し、媒体2を通常速度F2で挿入方向D1に搬送して磁気ヘッド21に接触させ、媒体2に対する磁気情報の読取りまたは書込み、あるいはその両方の処理を行う。磁気情報の読取りおよび書込みは、媒体2を挿入方向D1に搬送して行うほか、媒体2が磁気ヘッド21を通過した後に媒体2の搬送方向を逆向きにして、媒体2を排出方向D2に搬送するときに行うこともできる。本形態では、磁気ヘッド21による媒体2の処理を行っている間、妨害磁界の発生は停止されている。
(媒体の排出動作)
制御部50は、装置本体20に取り込まれた媒体2の排出動作を行う。制御部50は、磁気ヘッド21による処理動作に続き、妨害磁界の発生を停止した状態で、媒体2を排出方向D2に通常速度F2で搬送する。排出方向D2へ搬送される媒体2は、図3(a)に示す位置Dを通過する。位置Dは、第1検知部23に媒体2の後端2Bが到達する位置である。すなわち、位置Dで、媒体2のゲート部10からの排出が開始される。
制御部50は、位置Dで第1検知部23の出力が媒体なしを示す信号から媒体ありを示す信号に切り換わると、搬送装置30のモータ33の回転速度を高速から低速に切り換えて、搬送速度を通常速度F2から妨害用速度F1に切り換える(図4(b)参照)。また、搬送速度を妨害用速度F1に切り換えるのと同時に、妨害磁界発生装置40のコイル41への通電を開始して、強度Hで妨害磁界を発生させる(図4(a)参照)。
制御部50は、位置Dで搬送速度を妨害用速度F1に切り換えて妨害磁界の発生を開始した後、媒体2の前端2Aが第1検知部13で検知されるまでは、モータ3の低速回転、および妨害磁界の発生を継続する。すなわち、第1検知部13が媒体ありを示す信号を出力し続ける限り、妨害磁界を発生させ続ける。排出方向D2へ妨害用速度F1で搬送される媒体2は、図3(b)に示す位置Eを通過する。位置Eは、媒体2の前端2Aが第2検知部23を通過する位置である。媒体2は、位置Eまではモータ33の搬送力によって妨害用速度F1で搬送されるが、位置Eを通過した後は、ユーザによって手動で引き抜かれる。媒体2がユーザによって媒体挿入口11から引き抜かれるとき、媒体2は、図3(c)に示す位置Fを通過する。位置Fでは、媒体2の前端2Aが第1検知部13によって検知される。制御部50は、位置Fで、第1検知部13の出力が媒体ありを示す信号から媒体なしを示す信号に切り換わると、モータ33の低速回転を停止させる(図4(b)参照)。また、妨害磁界発生装置40のコイル41への通電を停止させて、妨害磁界の発生を停止する(図4(a)参照)。これにより、媒体2の排出動作が完了する。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態の磁気記録媒体処理装置1は、媒体挿入口11に媒体2が挿入される時、および媒体挿入口11から媒体2が排出される時に、磁気ヘッド21による磁気情報の読取り時よりも低速な妨害用速度F1で媒体2を搬送し、媒体挿入口11の
前方Y1に向かう妨害磁界を発生する。これにより、媒体挿入口11の外側に不正に磁気情報を取得するための磁気ヘッド(スキミングヘッド)が取り付けられたとしても、スキミングヘッドから出力される波形を通常速度F2(磁気ヘッド21による読み取り時の搬送速度)で得られる波形よりも小さくすることができる。従って、妨害磁界の強度を上げることなく、磁気情報の不正な読み取りを効果的に妨害することができる。よって、妨害磁界発生装置40の負荷を減らすことができる。例えば、妨害磁界発生装置40のコイル41が電流増大に起因する過熱によって断線するおそれを少なくすることができる。また、コイル41を大型にする必要がないので、小型化および低コスト化に有利である。さらに、人が触れやすいゲート部10の過熱による温度上昇が抑えられるとともに、強い妨害磁界によって媒体2が影響を受けることを回避できる。
本形態では、媒体挿入口11に挿入検知機構である第1検知部13が設けられているので、このセンサを利用して妨害磁界および搬送速度を制御する。具体的には、媒体2の前端2Aが第1検知部13によって検知されたことに基づき、妨害用速度F1での搬送、および、妨害磁界の発生を開始する。また、媒体2の後端2Bが第1検知部13によって検知された場合、すなわち、媒体2が完全にゲート部10内に取り込まれたことに基づき、媒体2の搬送速度を通常速度F2に切り換える。これにより、媒体2を妨害用速度F1で搬送して妨害磁界を発生させながら、媒体2の取り込み動作を行うことができる。従って、磁気情報の不正な読み取りを効果的に妨害できる。また、既存のセンサの出力を利用して妨害磁界および搬送速度を制御するので、妨害磁界および搬送速度の制御のために新たなセンサを設ける必要がない。よって、小型化および低コスト化に有利である。
ここで、媒体2の搬送速度を通常速度F2に切り換えるタイミングについては、エンコーダ等でモータ33の回転数を監視して、モータ33の回転数に基づいて媒体2の位置を判定して行ってもよい。例えば、予め、媒体2の前端2Aが第1検知部13、もしくは第2検知部23で検知されてから媒体2の後端2Bが第1検知部13を通過するまでのモータ33の回転数を記憶しておき、記憶した回転数に基づいて搬送速度を通常速度F2に切り換えることもできる。
本形態では、媒体2の搬送速度を妨害用速度F1から通常速度F2に切り換えた後、媒体2が磁気ヘッド21と接触する位置に到達する前に妨害磁界の発生を停止する。具体的には、媒体2の後端2Bが第1検知部13に到達したタイミングでは、まだ媒体2の前端2Aが磁気ヘッド21に到達していないので、このタイミングで妨害磁界の発生を停止する。これにより、磁気ヘッド21による磁気情報の処理精度を低下させることなく、磁気情報の不正な読み取りを効果的に妨害することができる。
本形態では、媒体挿入口11から媒体2を排出する時には、媒体2の後端2Bが第1検知部13によって検知されたタイミングで、媒体2の搬送速度を通常速度F2から妨害用速度F1に切り換えるとともに妨害磁界の発生を開始する。これにより、媒体2を妨害用速度F1で搬送して妨害磁界を発生させながら、媒体2の排出動作を行うことができる。従って、磁気情報の不正な読み取りを効果的に妨害できる。また、既存のセンサの出力を利用して妨害磁界および搬送速度を制御するので、新たなセンサを設ける必要がない。よって、小型化および低コスト化に有利である。
なお、媒体2の取り込み時と同様に、エンコーダ等でモータ33の回転数を監視して、モータ33の回転数に基づいて媒体2の後端2Bの位置を判定して、搬送速度を通常速度F2から妨害用速度F1に切り換えることもできる。
本形態では、媒体2を排出する時には、媒体2の前端2Aが第1検知部13で検知されるまでは、妨害磁界の発生を継続する。すなわち、第1検知部13が媒体ありを示す信号
を出力し続ける限り、妨害磁界を発生させ続ける。これにより、媒体2が媒体挿入口11から完全に排出されるまでは妨害磁界を発生させ続けることができる。従って、磁気情報の不正な読み取りを効果的に妨害することができる。
(変形例)
上記形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲において変形が可能である。
(1)上記形態は、ゲート部10に第1検知部13およびプリヘッド14が設けられているが、第1検知部13が設けられていない場合には、媒体2の取り込み時に、プリヘッド14で媒体2の前端2Aが検知されたことに基づいて妨害用速度F1での搬送および妨害磁界の発生を開始することもできる。また、媒体2の後端2Bがプリヘッド14によって検知されたことに基づいて媒体2の搬送速度を妨害用速度F1から通常速度F2に切り換えることもできる。あるいは、ゲート部10に第1検知部13がなく、プリヘッド14も設けられていない場合には、媒体2の取り込み時に、第2検知部23で媒体2の前端2Aが検知されたことに基づいて妨害用速度F1での搬送および妨害磁界の発生を開始することができる。この場合には、媒体2の後端2Bが第2検知部23によって検知されたことに基づいて媒体2の搬送速度を妨害用速度F1から通常速度F2に切り換えることができる。また、媒体2の後端2Bが第2検知部23によって検知されたことに基づいて妨害用磁界の発生を停止することができる。
同様に、第1検知部13が設けられていない場合には、媒体2の排出時には、プリヘッド14、あるいは第2検知部23で媒体の後端2Bが検知されたことに基づいて媒体2の搬送速度を通常速度F2から妨害用速度F1に減速するとともに妨害磁界の発生を開始し、プリヘッド14、あるいは第2検知部23で媒体の前端2Aが検知されたことに基づいて媒体2の搬送を停止するとともに妨害磁界の発生を停止することができる。
(2)上記形態では、媒体挿入口11から媒体2が取り込まれる時、および媒体挿入口11から媒体2が排出される時のどちらの場合も、磁気ヘッド21による磁気情報の読取り時よりも低速な妨害用速度F1で媒体2を搬送しながら、妨害磁界発生装置40で妨害磁界を発生させているが、媒体2が取り込まれる時、および媒体2が排出される時のいずれかの場合に、妨害用速度F1で媒体2を搬送しながら、妨害磁界発生装置40で妨害磁界を発生させることもできる。
(3)上記形態では、妨害磁界の強度を切り換える制御を行っていないが、妨害磁界の強度を切り換える制御を行うこともできる。例えば、妨害磁界発生装置40は、コイル41に印加する電圧の切り換えによって妨害磁界の強弱を切り換えることができる。そこで、強度Hの妨害磁界を発生させる第1妨害モードと、強度Hより強い妨害磁界を発生する第2妨害モードの2種類のモードで妨害磁界発生装置40を駆動することができる。この場合には、磁気記録媒体処理装置1が待機中である間(すなわち媒体挿入口11および搬送路22に媒体2が挿入されていない間)に、妨害磁界発生装置40によって予め定められたタイミングで第2妨害モードの磁界を発生させることにより、スキミングヘッドの記憶容量を使い切らせることができる。これにより、スキミングヘッドによる磁気情報の不正な読み取りを効果的に妨害することができる。
(4)上記形態では、妨害用速度F1として毎回同じ速度が用いられるが、複数の妨害用速度を記憶しておき、媒体2の取り込み動作および排出動作毎に、記憶した妨害用速度の中からいずれかを選択して、妨害用速度F1に設定することもできる。このようにすれば、媒体2の取り込み動作および排出動作毎に、毎回異なる妨害用速度が用いられるので、スキミングヘッドによる磁気情報の不正な読み取りをより効果的に妨害することができる
。また、媒体2の取り込み動作および排出動作の前に、毎回異なる待機時間を設定すれば、さらに効果的な妨害を行うことができる。
1…磁気記録媒体処理装置、2…媒体、2B…後端、2A…後端、10…ゲート部、11…媒体挿入口、12…媒体挿入路、13…第2検知部、14…プリヘッド、20…装置本体、21…磁気ヘッド、22…搬送路、23…第2検知部、24…第3検知部、25…第4検知部、30…搬送装置、31、31A、31B、31C…搬送ローラ、32…押圧ローラ、33…モータ、34…駆動力伝達機構、35…第1ベルト機構、36…第2ベルト機構、40…妨害磁界発生装置、41…コイル、50…制御部、A、B、C、D、E、F…位置、D1…挿入方向、D2…排出方向、F1…妨害用速度、F2…通常速度、X…幅方向、Y…前後方向、Y1…前方、Y2…後方

Claims (7)

  1. 媒体挿入口と、
    前記媒体挿入口の外側に妨害磁界を発生させる妨害磁界発生装置と、
    前記媒体挿入口から前記媒体が送り込まれる搬送路と、
    前記搬送路に面して配置される磁気ヘッドと、
    前記搬送路に沿って、前記媒体挿入口から前記搬送路へ向かう挿入方向、および前記挿入方向と反対の排出方向へ前記媒体を搬送する搬送装置とを有し、
    前記磁気ヘッドによる処理が行われる間は前記媒体を通常速度で搬送し、前記媒体挿入口から前記媒体を取り込む時および前記媒体を排出する時の少なくとも一方では、前記通常速度より低速な妨害用速度で前記媒体を搬送し、
    少なくとも前記媒体が前記妨害用速度で搬送される間は妨害磁界を発生することを特徴とする磁気記録媒体処理装置。
  2. 前記媒体を検知する第1検知部を有し、
    前記媒体挿入口から前記媒体を取り込む時には、
    前記媒体の前記挿入方向の先端が前記第1検知部によって検知されたことに基づき、前記妨害用速度での搬送および前記妨害磁界の発生を開始し、
    前記第1検知部の出力、あるいは、前記搬送装置の駆動源であるモータの回転数に基づいて前記媒体の前記排出方向の先端の位置を判定して、前記媒体の搬送速度を前記妨害用速度から前記通常速度に切り換えることを特徴とする請求項1に記載の磁気記録媒体処理装置。
  3. 前記媒体挿入口から前記媒体を取り込む時には、
    前記媒体の搬送速度を前記妨害用速度から前記通常速度に切り換えた後、前記媒体の前記挿入方向の先端が前記磁気ヘッドに到達する前に前記妨害磁界の発生を停止することを特徴とする請求項2に記載の磁気記録媒体処理装置。
  4. 前記媒体挿入口から前記媒体を排出する時には、
    前記第1検知部の出力、前記第1検知部と異なる位置に配置される第2検知部の出力、あるいは、前記搬送装置の駆動源であるモータの回転数に基づいて前記媒体の前記排出方向の先端の位置を判定して、前記媒体の搬送速度を前記通常速度から前記妨害用速度に切り換えるとともに前記妨害磁界の発生を開始することを特徴とする請求項2または3に記載の磁気記録媒体処理装置。
  5. 前記媒体挿入口から前記媒体を排出する時には、
    前記媒体挿入口に設けられた前記第1検知部によって前記媒体の前記挿入方向の先端が検知されるまでは前記妨害磁界の発生を継続することを特徴とする請求項4に記載の磁気記録媒体処理装置。
  6. 前記搬送路および前記搬送装置が設けられる装置本体と、
    前記媒体挿入口、および前記媒体挿入口と前記搬送路とを繋ぐ媒体挿入路が設けられるゲート部とを有し、
    前記妨害磁界発生装置は前記ゲート部に設けられ、
    前記第1検知部は、前記ゲート部に設けられる挿入検知機構またはプリヘッド、あるいは、前記搬送路に設けられる媒体検知機構のいずれかであることを特徴とする請求項2から5の何れか一項に記載の磁気記録媒体処理装置。
  7. 前記妨害用速度は、前記媒体の取り込み動作および前記媒体の排出動作毎に、予め設定された複数の速度のうちのいずれかに設定されることを特徴とする請求項1から6の何れ
    か一項に記載の磁気記録媒体処理装置。
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