JP2018053954A - アクチュエータ - Google Patents
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Abstract
Description
上記アクチュエータにおいて、前記各ロッド孔の内周面は、前記各ロッドを支持する軸受面として機能していてもよい。
上記アクチュエータは、流体圧によって前記一対のロッドを移動させるツインロッドシリンダであってもよい。
以下、アクチュエータをツインロッドシリンダに具体化した第1の実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。
エンドプレート20の材質とガイドブロック11の材質とが異なり、各々の線膨張係数に差が生じる場合、周囲の温度変化に伴うエンドプレート20とガイドブロック11との膨張収縮の度合が異なる。このとき、一対の圧入部32が第1ピン挿入孔21の内周面との圧入部位において変形し、連結ピン30における第1ピン挿入孔21に対する一対のロッド12の並設方向への相対移動が許容空間34によって許容されるため、一対のロッド12において、こじりが生じてしまうことが抑制されている。
(1)各連結ピン30は、第2ピン挿入孔22に圧入されることで固定される固定部31と、第1ピン挿入孔21の内周面に対してロッド12の出没方向で対となる部位に圧入される一対の圧入部32とを有する。これによれば、各連結ピン30によって、一対のロッド12の出没方向における一対のロッド12とエンドプレート20との間のガタを無くした状態で、各ロッド12とエンドプレート20とを連結することができる。さらに、第1ピン挿入孔21の内側には、一対の圧入部32が第1ピン挿入孔21の内周面に圧入された状態で、連結ピン30における第1ピン挿入孔21に対する一対のロッド12の並設方向への相対移動を許容する許容空間34が設けられている。これによれば、連結ピン30における第1ピン挿入孔21に対する一対のロッド12の並設方向への相対移動が許容空間34によって許容され、一対のロッド12において、温度変化によるこじりが生じてしまうことを抑制することができる。以上により、使用温度に変化があっても一対のロッド12の摺動抵抗が増加することなく、高い位置決め精度を確保することができる。
以下、アクチュエータをツインロッドシリンダに具体化した第2の実施形態を図5〜図7にしたがって説明する。なお、以下に説明する実施形態では、既に説明した第1の実施形態と同一構成について同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
エンドプレート20の材質とガイドブロック11の材質とが異なり、各々の線膨張係数に差が生じる場合、周囲の温度変化に伴うエンドプレート20とガイドブロック11との膨張収縮の度合が異なる。このとき、連結ピン30における第2ピン挿入孔22に対する一対のロッド12の並設方向への相対移動が許容空間34Aによって許容されるため、一対のロッド12において、こじりが生じてしまうことが抑制されている。
・ 図8に示すように、連結ピン30に一対の逃げ部33が設けられていなくてもよく、第1ピン挿入孔21の内周面に、一対の逃げ部21Aが形成されていてもよい。一対の逃げ部21Aは、第1ピン挿入孔21の内周面における一対のロッド12の並設方向で対となる部位に存在する凹部である。そして、連結ピン30における一対のロッド12の並設方向で対となる部位が一対の逃げ部21Aに対向配置されている。したがって、連結ピン30における一対のロッド12の並設方向で対となる部位は、第1ピン挿入孔21の内周面に対して非接触状態である。そして、第1ピン挿入孔21の内側には、一対の圧入部32が第1ピン挿入孔21の内周面に圧入された状態で、連結ピン30における第1ピン挿入孔21に対する一対のロッド12の並設方向への相対移動を許容する許容空間34が設けられている。
・ 第2の実施形態において、第2ピン挿入孔22の内周面と一対の圧入部32Aとの圧入部位それぞれの形状が、非対称形状であってもよい。
・ 第1の実施形態において、第1孔21a及び第2孔21bのどちらかを無くしてもよい。すなわち、第1ピン挿入孔21は、第1孔21a及び第2孔21bにより構成されていなくてもよく、第1孔21a及び第2孔21bのどちらかのみであってもよい。
・ 第2の実施形態において、第1固定部31Aが、例えば、接着剤によって第1ピン挿入孔21の第1孔21aに接着されることで固定されていてもよいし、第2固定部31Bが、例えば、接着剤によって第1ピン挿入孔21の第2孔21bに接着されることで固定されていてもよい。
・ 上記各実施形態において、各ロッド12にピストン13がそれぞれ取り付けられていなくてもよく、一対のシリンダチューブ14を設けない構成にしてもよい。そして、ガイドブロック11に、シリンダ室を別途形成し、シリンダ室への流体の給排によって一対のロッド12の出没方向に移動可能なピストンをシリンダ室に収容し、当該ピストンの移動に追従して一対のロッド12を移動させる構成にしてもよい。
Claims (8)
- 一対のロッド孔を有するガイドブロックと、
前記各ロッド孔にそれぞれ出没可能に挿通される一対のロッドと、
前記一対のロッドの突出端部に取り付けられるエンドプレートと、を備えるアクチュエータであって、
前記各ロッドと前記エンドプレートとをそれぞれ連結する一対の連結ピンを備え、
前記エンドプレートは、前記各ロッドの突出端部がそれぞれ挿入される一対の挿入孔と、前記ロッドの出没方向に直交し、且つ前記一対のロッドの並設方向に直交する方向に延びて前記各挿入孔にそれぞれ連通し、前記各連結ピンがそれぞれ挿入される一対の第1ピン挿入孔と、を有し、
前記各ロッドの前記突出端部は、前記ロッドの出没方向に直交し、且つ前記一対のロッドの並設方向に直交する方向に延びて前記各第1ピン挿入孔にそれぞれ連通し、前記各連結ピンがそれぞれ挿入される第2ピン挿入孔を有し、
前記各連結ピンは、
前記第1ピン挿入孔及び前記第2ピン挿入孔の一方に固定される固定部と、
前記連結ピンの外周面における前記ロッドの出没方向で対となる部位に存在し、前記第1ピン挿入孔及び前記第2ピン挿入孔の他方の内周面に対して前記ロッドの出没方向で対となる部位に圧入される一対の圧入部と、を有し、
前記第1ピン挿入孔及び前記第2ピン挿入孔の他方の内側には、前記一対の圧入部が前記第1ピン挿入孔及び前記第2ピン挿入孔の他方の内周面に圧入された状態で、前記連結ピンにおける前記第1ピン挿入孔及び前記第2ピン挿入孔の他方に対する前記一対のロッドの並設方向への相対移動を許容する許容空間が設けられていることを特徴とするアクチュエータ。 - 前記第1ピン挿入孔及び前記第2ピン挿入孔の他方の内周面と前記一対の圧入部との圧入部位が通過する仮想円筒の中心軸線が一対存在し、
前記一対の中心軸線を通過する仮想面を第1仮想面とすると、前記各連結ピンにおいて、前記第1ピン挿入孔及び前記第2ピン挿入孔の他方の内周面と前記一対の圧入部との圧入部位は、前記第1仮想面に対して対称配置される形状になっており、
前記一対のロッドの並設方向で前記一対の中心軸線同士の間の中央を通過し、且つ前記第1仮想面に直交する仮想面を第2仮想面とすると、前記第1ピン挿入孔及び前記第2ピン挿入孔の他方の内周面と前記一対の圧入部との圧入部位が、前記第2仮想面に対して対称配置される形状になっていることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ。 - 前記各連結ピンの両端部は、前記第1ピン挿入孔に対するインロー部であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアクチュエータ。
- 前記各ロッド孔の内周面は、前記各ロッドを支持する軸受面として機能していることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のアクチュエータ。
- 各ロッドは、前記挿入孔に挿入される突出端部である小径部と、前記小径部よりも外径が大径の大径部と、前記小径部の外周面と前記大径部の外周面とを繋ぐ段差部とを有し、
前記段差部は、隙間を介して前記エンドプレートに対向配置されており、
前記エンドプレートは、前記段差部に当接可能になっていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のアクチュエータ。 - 前記突出端部の外周面と前記挿入孔の内周面との間に隙間があり、
前記突出端部の外周面と前記挿入孔の内周面とは当接可能になっていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のアクチュエータ。 - 前記連結ピンにおける前記第1ピン挿入孔及び前記第2ピン挿入孔からの抜けを防止する抜け止め部材を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のアクチュエータ。
- 前記アクチュエータは、流体圧によって前記一対のロッドを移動させるツインロッドシリンダであることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のアクチュエータ。
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2016
- 2016-09-27 JP JP2016188182A patent/JP6507134B2/ja active Active
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