JP2018053606A - 壁パネル - Google Patents
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Abstract
Description
仕上材を含む板状の面材と、枠材とを備えてなり、
前記枠材が、
所定の断面形状を有する長尺材からなり、かつ
側端部と、当該側端部の一端側から延在した表縁部と、当該側端部の他端側から延在した下縁部とを備えてなり、
前記側端部と前記表縁部と前記下縁部とが一体的に形成され、以って、前記枠材は凹条を形成してなり、
前記表縁部と前記側端部とのなす角が鋭角であり、
前記面材の周縁部が前記枠材の凹条に挟み込まれてなり、
前記面材の表面が、前記表縁部の裏面最下縁に押し当てられて、これと線状に当接してなることを特徴とする。
仕上材を含む板状の面材、および枠材それぞれを用意する工程と、
前記面材の周縁部に対し斜め上方向から前記枠材を近づけ、前記面材の表面の縁部に、前記枠材の表縁部の裏面最下縁が当たるように、前記面材を前記枠材の凹条に挿入する工程と、
前記枠材を、前記枠材の下縁部の表面が前記面材の裏面に接するように、回動させる工程と
を少なくとも含んでなり、
前記枠材の下縁部の表面から前記枠材の表縁部の裏面最下縁までの高さをH1、前記枠材の凹条に挿入する前の前記面材の端部の厚みをH2、前記枠材の側端部の内側の高さをH3としたとき、H1<H2<H3の関係が成り立つことを特徴とする。
仕上材を含む板状の面材、および枠材それぞれを用意する工程と、
前記枠材の下縁部をガイドとして、前記面材を斜め上方向から前記枠材の凹条に挿入する工程と、
前記枠材の表縁部の裏面最下縁を支軸に、前記面材と前記枠材とを相対的に回動させる工程と
を少なくとも含んでなり、
前記枠材の下縁部の表面から前記枠材の表縁部の裏面最下縁までの高さをH1、前記枠材の凹条に挿入する前の前記面材の端部の厚みをH2、前記枠材の側端部の内側の高さをH3としたとき、H1<H2<H3の関係が成り立つことを特徴とする。
本発明による壁パネルについて図面を参照しつつ以下説明する。図1は、本発明による壁パネルの一つの態様を示す概略図である。図2は、本発明による壁パネルを構成する枠材の斜視図である。図3は、本発明による壁パネルを構成する枠材の断面図である。図4は、本発明による壁パネルを構成する面材の斜視図(a)および断面図(b)である。図1に示す態様にあって、本発明による壁パネル1は、仕上材を含む板状の面材2と、枠材3とを含む。
面材2は、少なくとも板状の仕上材を含む。本発明の一つの態様によれば、面材2は仕上材からなる。つまり、面材2は仕上材単独で構成されていてよい。本発明の他の一つの態様によれば、面材2は仕上材と支持体との積層体でもよい。ここで、仕上材と支持体のサイズは同じでもよく、異なっていてもよい。また、積層体において、仕上材と支持体との接着の有無は問わない。
仕上材としては、外装もしくは内装の壁の仕上材として通常用いられているものを制限なく利用することができる。このような仕上材の例としては、陶磁器、石材、ガラス、鋼材、セメント、漆喰、合成樹脂材、木材、紙(パルプ)、メラミン、石膏などが挙げられる。本発明において、仕上材は、例えば陶磁器、石、またはガラスから選択されてなる無機質板が好ましい。無機質板は、大型無機質板が好ましい。大型無機質板は、好ましくは、意匠が施された化粧面と裏面とを備えている。本発明の一つの態様によれば、大型無機質板の大きさは、1辺が80cm以上であり、90cm以上、1m以上であることが好ましい。また、一辺が5m以下、3m以下、2m以下であることが好ましい。
本発明において、面材2は、仕上材21の裏面側に支持体22をさらに含んでもよい。つまり、面材は、支持体22と、支持体22の上に設けられてなる仕上材21とから少なくともなることが好ましい。本発明において、支持体22は、仕上材21の補強材として機能する部材である。面材2が仕上材21と支持体22と含むことにより、支持体22の材質やサイズを選択して、枠材3の凹条で挟み込まれる面材2全体としての被押圧力(例えば、圧縮力や復元力)を所望の範囲に調整することができる。これにより、枠材3の表縁部32と面材2の表面との間にさらに隙間が生じないようにすることが可能となる。
面材の厚みは壁パネルの用途または機能に応じて適宜決定されてよい。通常、面材の厚みは、30mm以下、10mm以下、8mm以下、6mm以下であることが好ましく、1mm以上、3mm以上であることが好ましい。本発明において、面材の厚みとは、面材自体の厚み、つまり例えば、面材2に枠材3を固定する際において、面材2を枠材3の凹条に圧入するときに働く押圧力や、枠材3を回動させるときに働く応力などの外力等により圧縮など変形されていない状態での厚みを意味する。面材が仕上材単独で構成されている場合は、仕上材の厚みが面材の厚みになる。面材が仕上材と支持体との積層体の場合は、仕上材の厚みと支持体の厚みとの和が面材の厚みになる。またこの場合、面材の厚みは、壁パネルの用途または機能、あるいは仕上材、支持体各々の材質もしくはサイズ等に応じて適宜決定されてよい。
枠材3は、所定の断面形状を有する長尺材からなる。所定の断面形状とは、枠材3を、長さ方向Aの任意の位置で任意の方向、例えば長さ方向Aに垂直な方向に切断したとき、その断面形状が定まったものであることを意味する。本発明において、枠材3は、断面形状が一定の長尺材からなることが好ましい。断面形状が一定であるとは、枠材3を、長さ方向Aの任意の位置で任意の方向、例えば長さ方向Aに垂直な方向に切断したとき、その断面形状が常に同じであることを意味する。枠材3の断面形状には、例えばコの字状、ユの字状、またはエの字状などが含まれる。図3に示す態様によれば、枠材3の断面形状はコの字状またはユの字状である。枠材の材料は、例えば金属であることが好ましい。金属は良好な強度を有し、面材2の表面との良好な係止力を確保することができる。
本発明による壁パネル1は、柱などの躯体や、間柱、ライトゲージスチール(LGS)等のスタッド、またはパネルフレームなどの下地に止着されて用いられる。あるいは、上記の躯体や下地の外側に配置された外装もしくは内装の壁の表面(以下、被施工面ともいう)に止着されて用いられる。
Claims (8)
- 仕上材を含む板状の面材と、枠材とを備えてなる壁パネルであって、
前記枠材が、
所定の断面形状を有する長尺材からなり、かつ
側端部と、当該側端部の一端側から延在した表縁部と、当該側端部の他端側から延在した下縁部とを備えてなり、
前記側端部と前記表縁部と前記下縁部とが一体的に形成され、以って、前記枠材は凹条を形成してなり、
前記表縁部と前記側端部とのなす角が鋭角であり、
前記面材の周縁部が前記枠材の凹条に挟み込まれてなり、
前記面材の表面が、前記表縁部の裏面最下縁に押し当てられて、これと線状に当接してなる、壁パネル。 - 前記表縁部の裏面の最下縁から側端部の内面への垂線の長さを表縁部の幅L1、前記下縁部の表面の短辺の長さを下縁部の幅L2としたとき、
前記下縁部の幅L2が前記表縁部の幅L1よりも大きい、請求項1に記載の壁パネル。 - 前記面材が、支持体と、当該支持体上に設けられてなる前記仕上材とから少なくともなるものである、請求項1または2に記載の壁パネル。
- 前記支持体が前記枠材の長さ方向に沿って連続的に存在する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の壁パネル。
- 前記仕上材が無機質板である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の壁パネル。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の壁パネルの製造方法であって、
仕上材を含む板状の面材、および枠材それぞれを用意する工程と、
前記面材の周縁部に対し斜め上方向から前記枠材を近づけ、前記面材の表面の縁部に、前記枠材の表縁部の裏面最下縁が当たるように、前記面材を前記枠材の凹条に挿入する工程と、
前記枠材を、前記枠材の下縁部の表面が前記面材の裏面に接するように、回動させる工程と
を少なくとも含んでなり、
前記枠材の下縁部の表面から前記枠材の表縁部の裏面最下縁までの高さをH1、前記枠材の凹条に挿入する前の前記面材の端部の厚みをH2、前記枠材の側端部の内側の高さをH3としたとき、H1<H2<H3の関係が成り立つことを特徴とする、方法。 - 前記面材を前記枠材の凹条に挿入する工程が、前記面材の表面の縁部に、前記枠材の表縁部の裏面最下縁が当たるように、さらに、前記面材の裏面の端辺が前記枠材の下縁部の表面に当たるように実施される、請求項6に記載の方法。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の壁パネルの製造方法であって、
仕上材を含む板状の面材、および枠材それぞれを用意する工程と、
前記枠材の下縁部をガイドとして、前記面材を斜め上方向から前記枠材の凹条に挿入する工程と、
前記枠材の表縁部の裏面最下縁を支軸に、前記面材と前記枠材とを相対的に回動させる工程と
を少なくとも含んでなり、
前記枠材の下縁部の表面から前記枠材の表縁部の裏面最下縁までの高さをH1、前記枠材の凹条に挿入する前の前記面材の端部の厚みをH2、前記枠材の側端部の内側の高さをH3としたとき、H1<H2<H3の関係が成り立つことを特徴とする、方法。
Priority Applications (1)
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JP2016192320A JP2018053606A (ja) | 2016-09-29 | 2016-09-29 | 壁パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016192320A JP2018053606A (ja) | 2016-09-29 | 2016-09-29 | 壁パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=61836269
Family Applications (1)
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JP2016192320A Pending JP2018053606A (ja) | 2016-09-29 | 2016-09-29 | 壁パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
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2016
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