JP2018052211A - リジッドアクスル固定構造 - Google Patents

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敏晃 安福
Toshiaki Yasufuku
敏晃 安福
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Abstract

【課題】Uボルトの締結およびジャッキの位置決めを安定させること。
【解決手段】Uボルト18Lは、リーフスプリングにリジッドアクスル12を固定するためのボルトである。Uボルトガイドブラケット30Lは、Uボルト18Lとリジッドアクスル12との間に介在される。Uボルトガイドブラケット18Lにはリジッドアクスル12の一部を露出させる肉抜き孔または切り欠きが形成され、肉抜き孔または切り欠きの位置関係・寸法はジャッキの頭部が肉抜き孔または切り欠きと噛み合うように調整される。
【選択図】図3

Description

この発明は、リーフスプリングにリジッドアクスルを固定するためのUボルトとリジッドアクスルとの間にUボルトガイドブラケットを介在させる、リジッドアクスル固定構造に関する。
この種の固定構造の一例が、特許文献1に開示されている。この文献によれば、リーフスプリングを構成する主リーフのうちアクスルハウジング(またはリジッドアクスル)との接触相当位置が拡幅され、当該拡幅部にUボルト挿通孔が設けられる。また、Uボルトガイドブラケットは、アクスルハウジングの外周面の一部を覆うようにアクスルハウジングに溶接される。Uボルト挿通孔に挿通されたUボルトは、Uボルトガイドブラケットの外周面側からアクスルハウジングを締め付け、アクスルハウジングをリーフスプリングに固定する。
実開昭61−104207号公報
しかし、特許文献1では、アクスルハウジングへのUボルトガイドブラケットの溶接位置が製造上の制約(溶接トーチ位置)を受けるため、アクスルハウジングの周方向におけるUボルトガイドブラケットの長さが不十分となる。この結果、Uボルトを用いてアクスルハウジングをリーフスプリングに固定する際に、Uボルトの締結が安定しないおそれがある。
また、Uボルトガイドブラケットの位置は通常ジャッキアップポイントであるところ、アクスルハウジングの周方向におけるUボルトガイドブラケットの長さが不十分であると、ジャッキの位置決めが安定しないおそれがある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、Uボルトの締結およびジャッキの位置決めを安定させることができる、リジッドアクスル固定構造を提供することである。
この発明に係るリジッドアクスル固定構造は、リーフスプリングにリジッドアクスルを固定するためのUボルトとリジッドアクスルとの間にUボルトガイドブラケットを介在させるリーフスプリング固定構造において、Uボルトガイドブラケットにはリジッドアクスルの一部を露出させる肉抜き孔または切り欠きが形成され、肉抜き孔または切り欠きの位置関係・寸法はジャッキの頭部が肉抜き孔または切り欠きと噛み合うように調整される。
リジッドアクスルの一部を露出させる肉抜き孔または切り欠きをUボルトガイドブラケットに設けることで、肉抜き孔または切り欠きの内周壁部を溶接部とすることができ、ひいてはリジッドアクスルの周方向におけるUボルトガイドブラケットの長さを延長することができる。この結果、Uボルトの締結の安定化が図られる。
また、ジャッキの頭部が肉抜き孔または切り欠きと噛み合うように肉抜き孔または切り欠きの位置関係・寸法を調整することで、ジャッキアップポイントが明確になり、ジャッキの位置決めの安定化が図られる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
この実施例のリジッドアクスル固定構造を採用したリアサスペンションの一例を示す斜視図である。 (A)はこの実施例のリジッドアクスル固定構造を前方から眺めた状態を示す前面図であり、(B)はこの実施例のリジッドアクスル固定構造を上方から眺めた状態を示す上面図である。 (A)はこの実施例のリジッドアクスル固定構造を右側方から眺めた状態を示す右側面図であり、(B)は(A)に示すリジッドアクスル固定構造を斜め上方から眺めた状態を示す斜め上面図である。 この実施例のリジッドアクスル固定構造を下方から眺めた状態を示す下面図である。 頭部がせり上がったジャッキを右側方から眺めた状態を示す右側面図である。 (A)はUボルトガイドブラケットを前方から眺めた状態を示す前面図であり、(B)はUボルトガイドブラケットを下方から眺めた状態を示す下面図である。
図1を参照して、この実施例は、車両に搭載されたリアサスペンション10に関する。説明の便宜上、車両の幅方向にX軸を割り当て、車両の長さ方向にY軸を割り当て、車両の高さ方向にZ軸を割り当てる。このとき、車両の左側がX軸の正側に相当し、車両の後方がY軸の正側に相当し、車両の上方がZ軸の正側に相当する。
リアサスペンション10は、X軸に沿って延在するリジッドアクスル12を備える。リジッドアクスル12の左側端部(X軸方向における正側端部)にはブレーキドラム14Lが装着され、リジッドアクスル12の右側端部(X軸方向における負側端部)にはブレーキドラム14Rが装着される。また、リジッドアクスル12は、Y´軸(後述)に沿って各々が延在するリーフスプリング16Lおよび16Rを介してフレーム(図示せず)に懸架される。
より詳しくは、リジッドアクスル12の左側端部はリーフスプリング16Lの長さ方向の中間位置に配され、Uボルト18L,連結部材20Lおよびナット22Lによってリーフスプリング16Lに取付けられる。同様に、リジッドアクスル12の右側端部はリーフスプリング16Rの長さ方向の中間位置に配され、Uボルト18R,連結部材20Rおよびナット22Rによってリーフスプリング16Rに取付けられる。
リジッドアクスル12とリーフスプリング16Lとの間にはリーフスプリングブラケット24Lが介在し、リジッドアクスル12とUボルト18Lとの間にはUボルトガイドブラケット30L(図2(A),図2(B),図3(A),図3(B),図4参照)が介在する。同様に、リジッドアクスル12とリーフスプリング16Rとの間にはリーフスプリングブラケット24Rが介在し、リジッドアクスル12とUボルト18Rとの間にはUボルトガイドブラケット(図示せず)が介在する。
リーフスプリングブラケット24Lおよび24Rには、X軸に沿って延在するシャフト26Lおよび26Rがそれぞれ設けられる。ショックアブソーバ28Lはシャフト26Lに取り付けられ、ショックアブソーバ28Rはシャフト26Rに取り付けられる。
なお、リーフスプリング16Rにリジッドアクスル12を固定する構造は、リーフスプリング16Lにリジッドアクスル12を固定する構造と同様であるため、以下では、前者のみを説明する。また、以下で参照する図2(A),図2(B),図3(A),図3(B),図4では、リーフスプリング16Lおよび連結部材20Lを一律に省略し、Uボルト18Lおよびナット22Lを適宜省略する。
図3(A),図3(B)に示すように、Y´軸は、YZ平面上でY軸を角度θだけ正方向にシフトさせた軸に相当する。また、Z´軸は、YZ平面上でZ軸を角度θだけ正方向にシフトさせた軸に相当する。
これを踏まえて、リーフスプリングブラケット24Lは、Z´軸方向の正側から眺めてリジッドアクスル12と交差する位置をY´軸方向に延在する。リーフスプリングブラケット24Lの下面(Z´軸の負側を向く面)には、リジッドアクスル12の外周面に嵌合する凹部24Lcが形成され、凹部24Lcの縁がリジッドアクスル12の外周面に溶接される。
また、特に図3(A)および図4を参照して、Uボルトガイドブラケット30Lは、その主面に外接する矩形が長方形をなす板状体を基体として、リジッドアクスル12の下側(Z´軸方向における負側)に配される。
ただし、板状体の主面は、板状体の長さ方向をリジッドアクスル12の径方向に合わせた状態でリジッドアクスル12の外周面に沿うように湾曲し、この湾曲面がリジッドアクスル12の外周面に嵌合する。また、板状体の幅方向両端は、X軸方向におけるUボルト18Lの位置ずれを抑制するべく、外方に屈曲される。
Uボルト18Lの締結を安定させるためには、Uボルトガイドブラケット30Lの長さは、リジッドアクスル12の外周面の180°程度の領域を覆う長さに調整すべきである。
しかし、リジッドアクスル12の上側(Z´軸方向における正側)に設けられるリーフスプリングブラケット24Lの溶接強度を確保するために、凹部24Lcは、リジッドアクスル12の外周面の180°程度の範囲を覆うように形成される。そうすると、Uボルトガイドブラケット30Lの溶接スペースを確保するには、Uボルトガイドブラケット30Lの長さを縮小せざるを得ない。
また、リジッドアクスル12をリーフスプリング16Lに固定した車両では、Z軸方向の下側から眺めてリジッドアクスル12とリーフスプリング16Lとが交差する位置つまりUボルトガイドブラケット30Lの位置でジャッキアップするのが一般的である。しかし、Uボルトガイドブラケット30Lの長さが不十分であると、Uボルトガイドブラケット30Lを目印とすることが難しく、ジャッキの位置決めが安定しないおそれがある。
そこで、この実施例では、図6(A),図6(B)に示すように、リジッドアクスル12の一部を露出させるための肉抜き孔(貫通孔)30Lhおよび切り欠き30Lcを、Uボルトガイドブラケット30Lに形成するようにしている。これによって、肉抜き孔30Lhまたは切り欠き30Lcの内周壁部(図4にハッチングで示す部分)を溶接部とすることができ、ひいてはUボルトガイドブラケット30Lの長さをリジッドアクスル12の外周面の180°程度の長さにまで延長することができる。この結果、Uボルト18Lの締結の安定化が図られる。
なお、肉抜き孔30Lhおよび切り欠き30Lcの内周壁部に折り返し部(下側の突出する突出部)を設けるようにすれば、Uボルト18Lの位置をより正確に決めることができる。
また、肉抜き孔30Lhおよび切り欠き30Lcの位置関係・寸法は、図5に示すジャッキ40の頭部42に形成された凸状部421または422が肉抜き孔30Lhまたは切り欠き30Lcと噛み合うように調整される。これによって、ジャッキアップポイントが明確になり、ジャッキ40の位置決めの安定化が図られる。
さらに、肉抜き孔30Lhおよび切り欠き30Lcを形成することで、Uボルトガイドブラケット30Lの軽量化が図られる。
10 …リアサスペンション
12 …リジッドアクスル
16L,16R …リーフスプリング
18L,18R …Uボルト
30L …Uボルトガイドブラケット
30Lh …肉抜き孔
30Lc …切り欠き
40 …ジャッキ
42 …頭部

Claims (1)

  1. リーフスプリングにリジッドアクスルを固定するためのUボルトと前記リジッドアクスルとの間にUボルトガイドブラケットを介在させるリーフスプリング固定構造において、
    前記Uボルトガイドブラケットには前記リジッドアクスルの一部を露出させる肉抜き孔または切り欠きが形成され、
    前記肉抜き孔または前記切り欠きの位置関係・寸法はジャッキの頭部が前記肉抜き孔または前記切り欠きと噛み合うように調整される、リジッドアクスル固定構造。
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