JP2018052159A - 車両のステップ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステップブラケットとステップ本体との接合強度を十分に確保することが可能な車両のステップ構造の提供。【解決手段】ステップ支持部21は、線状に延びる円形状の外周面を有し、車体側に固定されてステップ本体13を下方から支持する。ステップ本体13は、ステップ支持部21に載置されて乗員の踏板となる上板部30と、上板部30の少なくとも一部から湾曲状に曲折してステップ支持部21の外周面と対向し、溶接によってステップ支持部21に固定される曲折板部31とを有する。曲折板部31とステップ支持部21との間の溶接範囲は、ステップ支持部21の外周面の周方向に沿って円弧状に延びる領域を含む。【選択図】図2

Description

本発明は、車両のステップ構造に関する。
特許文献1には、上記公報には、サイドバンパ2にステップ1が固定される構造が記載されている。サイドバンパ2は、車体に垂直に取付けたステイ3に複数のパイプ材からなるロッド部材4を固定したもので、各ロッド部材4は互いにほぼ水平でかつ所定の間隔をもって、前後及び中間のステイ3に溶接等により固定される。ステップ1は、ロッド部材4の上面に溶接される。
実開平6−72760号公報
特許文献1に記載された構造では、ステップ(ステップ本体)は、ロッド部材(ステップブラケット)の上面のみに溶接されるので、接合強度を十分に確保できない可能性が生じる。
そこで、本発明は、ステップブラケットとステップ本体との接合強度を十分に確保することが可能な車両のステップ構造の提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明は、ステップ本体とステップ支持部とを備える。ステップ支持部は、線状に延びる円形状の外周面を有し、車体側に固定されて前記ステップ本体を下方から支持する。
ステップ本体は、ステップ支持部に載置されて乗員の踏板となる上板部と、上板部の少なくとも一部からステップ支持部の外周面に沿って下方へ湾曲状に曲折し、溶接によってステップ支持部に固定される曲折板部とを有する。
曲折板部とステップ支持部との間の溶接範囲は、ステップ支持部の外周面の周方向に沿って円弧状に延びる領域を含む。
上記構造では、曲折板部とステップ支持部との間の溶接範囲は、ステップ支持部の外周面の周方向に沿って円弧状に延びる領域を含むので、ステップ支持部を中心として回転方向に作用する外力に対して強い接合状態を得ることができ、ステップ支持部に対するステップ本体の接合強度を十分に確保することができる。
本発明によれば、ステップブラケットとステップ本体との接合強度を十分に確保することができる。
本実施形態に係る車両のステップ構造を備える車両の前部側面図である。 本実施形態に係る車両のステップ構造の要部の斜視図である。 図2のIII−III矢視断面図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において、矢印FRは車両の前方を、矢印UPは上方を、矢印INは車幅内側をそれぞれ示す。また、以下の説明において、前後方向は車両の前後方向を意味し、左右方向は車両の前方を向いた状態での左右方向を意味する。
図1に示すように、本実施形態に係る車両1は、キャブ2が概ねエンジン(図示省略)の上方に配置されるキャブオーバー型の車両1であり、車両1の前部側方に車両のステップ構造10を備える。なお、車両のステップ構造10は、車両1の左右両側にそれぞれ配置されており、右側と左側とがそれぞれ同様の構成を有するため、以下では左側について説明し、右側についての説明は省略する。
図1及び図2に示すように、車両のステップ構造10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に固定されるステップブラケット12と、ステップブラケット12に下方から支持されるステップ本体13とを備える。
車体フレーム11は、車幅方向左右両側に前後方向に沿って延びる左右1対のサイドメンバ(図1及び図2に左側のみを示す)14と、車幅方向に沿って配置されて左右両側のサイドメンバ14同士を連結する複数のクロスメンバ(図示省略)とを有する。車体フレーム11の前部の上方にはキャブ2が配置され、キャブ2の下方にはエンジンが搭載される。
サイドメンバ14は、上下方向に離間して相対向した状態で前後方向に延びるサイドメンバ上板部15及びサイドメンバ下板部16と、上下方向に起立してサイドメンバ上板部15の車幅方向外端縁とサイドメンバ下板部16の車幅方向外端縁とを連結するサイドメンバ縦板部17とを一体的に有し、車幅方向内側に開口するU字断面である。すなわち、サイドメンバ上板部15及びサイドメンバ下板部16は、上下方向と交叉している。なお、車両内側へ開口するU字断面は、サイドメンバ上板部15とサイドメンバ下板部16とサイドメンバ縦板部17とによってサイドメンバ14の前後方向略全域に形成されるが、これに限定されるものではなく、例えば少なくともサイドメンバ14の前端部のみに形成されてもよい。
ステップブラケット12は、ブラケット前固定部20とステップ支持部21とブラケット後支持部22とを一体的に有し、円管形状の部材を用いて形成される。ブラケット前固定部20は、その上端縁に設けられる前基端部23がサイドメンバ下板部16の前端部の下面に溶接等により固定され、前基端部23から車幅方向外側下方へ延び、下端部24でステップ支持部21と連続する。ステップ支持部21は、ブラケット前固定部20の下端部24から曲折して後方へ延びる前方支持部25と、前方支持部25の後端縁から車幅方向内側へ曲折する曲折支持部26と、曲折支持部26の車幅方向内端縁から車幅方向内側へ延びる後方支持部27とを一体的に有し、後方支持部27の車幅方向内端部でブラケット後固定部22と連結する。ブラケット後固定部22は、その下端部28がステップ支持部21の後方支持部27の車幅方向内端から曲折して斜め上後方へ延び、その上端縁に設けられる後基端部29がサイドメンバ下板部16の下面に溶接等により固定される。
また、ステップブラケット12は、ステップ支持部21の両端に設けられるブラケット前固定部20及びブラケット後固定部22がサイドメンバ14のサイドメンバ下板部16の下面に溶接等により固定されることによって車体側に固定されているが、本実施形態の形状に限定されるものではなく、少なくとも、車体側に固定されてステップ本体13を下方から支持するステップ支持部21を有する形状であればよく、本実施形態とは異なる形状(例えば、中実の円柱状体であり、ステップ支持部21がブラケット前固定部20のみを介して車体側に固定される形状)であってもよい。
図2及び図3に示すように、ステップ本体13は、上板部30と曲折板部31とを一体的に有し、平板状の部材を用いて形成される。
上板部30は、略矩形平板状に形成され、上板部30の車幅方向外端側と後端側とがステップ支持部21に載置された状態で固定されることによって乗員の踏板となる。上板部30には、上板部30の車幅方向外端側と後端側とがステップ支持部21に固定されたステップ固定状態で、前方支持部25の上面に沿って延びて前方支持部25に載置される車幅方向外端部32と、曲折支持部26の上面に沿って延びて曲折支持部26に載置される曲折端部33と、後方支持部27の上面に沿って延びて後方支持部27に載置される後端部34とが設けられる。上板部30の車幅方向外側前端32には、ステップ固定状態で、ブラケット前固定部20を避けるためにブラケット前固定部20の外周縁に沿った切欠部35が形成される。
ステップブラケット12のステップ支持部21と上板部30との間には、ステップ支持部21と上板部30とを溶接する上板部側溶接部36が形成される。上板部側溶接部36は、上板部30の車幅方向外端と後端とに沿って略全域に延びて上板部30の下面とステップ支持部21の外周面との間を溶接する内側溶接部41と、曲折端部33の先端縁と曲折支持部26の外周面との間を溶接する曲折溶接部42と、後端部34の先端部と後方支持部27の外周面との間を溶接する後方溶接部43とを有する。ステップ支持部21と上板部30とは、内側溶接部41と曲折溶接部42と後方溶接部43とがそれぞれ溶接されることによって固定される。
曲折板部31は、上板部30の車幅方向外端部32の車幅方向外端縁40からステップ支持部21の前方支持部25の外周面に沿って下方へ湾曲状に曲折して前方支持部25の外周面と対向する。曲折板部31は、ステップ支持部21の前方支持部25の外周面よりも大きい曲率半径を有する円弧状であり、曲折板部31の曲率半径は2.5mm以上に設定される。曲折板部31の下面とステップ支持部21の前方支持部25の外周面との間には、前方支持部25の外周面の周方向に沿って円弧状に延び、下方に向かって広がる間隙である間隙溶接領域38が形成される。
ステップ支持部21の前方支持部25と曲折板部31の間には、前方支持部25と曲折板部31とを溶接する曲折板部側溶接部37が前後方向に沿って略全域に形成される。曲折板部側溶接部37は、曲折板部31の下面と前方支持部25の外周面との間に形成される間隙溶接領域38と、曲折板部31の先端縁と前方支持部25の外周面との間に形成される先端溶接領域39とを一体的に有する。前方支持部25と曲折板部31とは、間隙溶接領域38に溶加材が充填され(間隙を埋めるように溶接され)、曲折板部31の先端縁と前方支持部25の外周面との間に形成される先端溶接領域39が溶接されることにより固定される。
すなわち、ステップ本体13は、上板部30が上板部側溶接部36によってステップ支持部21に固定され、曲折板部26が曲折板部側溶接部37によって前方支持部25に固定されることにより、ステップブラケット12に固定される。
本実施形態によれば、曲折板部31とステップ支持部21の前方支持部25との間の溶接範囲は、ステップ支持部21の前方支持部25の外周面の周方向に沿って円弧状に延びる領域(間隙溶接領域38)を含むので、前方支持部25を中心として回転方向に対して強い接合状態を得ることができ、ステップ支持部21に対するステップ本体13の接合強度を十分に確保することができる。
なお、本実施形態では、曲折板部31は、上板部30の車幅方向外端部32の車幅方向外端縁40からステップ支持部21の前方支持部25の外周面に沿って下方へ湾曲状に曲折してステップ支持部21の前方支持部25の外周面と対向するが、これに限定されるものではなく、曲折板部31は、上板部30の少なくとも一部から湾曲状に曲折してステップ支持部21の外周面と対向し、溶接によってステップ支持部21に固定され、曲折板部31とステップ支持部21との間の溶接範囲は、ステップ支持部21の外周面の周方向に沿って円弧状に延びる領域を含む形状(例えば、曲折板部31は、上板部30の後端部34の後端縁からステップ支持部21の後方支持部27の外周面に沿って下方へ湾曲状に曲折してステップ支持部21の後方支持部27の外周面と対向する形状)であればよい。
また、本実施形態では、内側溶接部41がステップ本体13の上板部30の下面とステップ支持部21の外周面との間に設けられるが、これに限定されるものではなく、ステップ支持部21に対するステップ本体13の接合強度を十分に確保するには、ステップ本体13の曲折板部31とステップ支持部21との間の溶接領域にステップ支持部21の外周面に沿って円弧上に延びる領域(間隙溶接領域38)が含まれればよい。すなわち、曲折板部31とステップ支持部21との間の溶接領域に間隙溶接領域部38が設けられる場合、その領域のステップ支持部21と上板部30との間には、内側溶接部41を設けなくてもよい。
また、本実施形態では、車両のステップ構造10が適用される車両1をキャブオーバー型の車両としたが、これに限定されるものではなく、ステップを有する車両に広く適用することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
本発明は、ステップを備える様々な車両に広く適用可能である。
1 車両
2 キャブ
10 車両のステップ構造
11 車体フレーム
12 ステップブラケット
13 ステップ本体
14 サイドメンバ
15 サイドメンバ上板部
16 サイドメンバ下板部
17 サイドメンバ縦板部
20 ブラケット前固定部
21 ステップ支持部
22 ブラケット後固定部
23 前基端部
24 下端部
25 前方支持部
26 曲折支持部
27 後方支持部
28 下端部
29 後基端部
30 上板部
31 曲折板部
32 車幅方向外端部
33 曲折端部
34 後端部
35 切欠部
36 上板部側溶接部
37 曲折板部側溶接部
38 間隙溶接領域
39 先端溶接領域
40 上板部の車幅方向外端部の車幅方向外端縁(曲折板部の上端縁(車幅方向内端縁))
41 内側溶接部
42 曲折溶接部
43 後方溶接部

Claims (1)

  1. ステップ本体と、
    線状に延びる円形状の外周面を有し、車体側に固定されて前記ステップ本体を下方から支持するステップ支持部と、を備え、
    前記ステップ本体は、前記ステップ支持部に載置されて乗員の踏板となる上板部と、前記上板部の少なくとも一部から湾曲状に曲折して前記ステップ支持部の前記外周面と対向し、溶接によって前記ステップ支持部に固定される曲折板部と、を有し、
    前記曲折板部と前記ステップ支持部との間の溶接範囲は、前記ステップ支持部の前記外周面の周方向に沿って円弧状に延びる領域を含む
    ことを特徴とする車両のステップ構造。
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