JP2018051737A - データ処理装置、データ処理方法、及びデータ処理プログラム - Google Patents

データ処理装置、データ処理方法、及びデータ処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】処理対象から除外することが望まれる模様を適切に除外できるデータ処理装置、データ処理方法、及びデータ処理プログラムを提供する。【解決手段】加工装置の制御回路は、保持シート上の画像の画像データを取得する(S31)。制御回路は、画像データに基づき、カットデータを生成する(S35)。制御回路は、生成されたカットデータの夫々が示す位置が、比較データが示す位置に対応するかを判断する(S37、S39、S41)。生成されたカットデータが示す位置が、比較データが示す位置に対応しない場合、カットデータは比較データとしてフラッシュメモリに記憶される(S41:NO、S53)。生成されたカットデータが示す位置が、比較データが示す位置に対応し、且つ、所定の場合、カットデータはフラッシュメモリに記憶されない(S41:YES、S43、S44、S45:NO、S47:YES、S49)。【選択図】図4

Description

本発明は、データ処理装置、データ処理方法、及びデータ処理プログラムに関する。
加工データを生成可能な装置が知られている。例えば、特許文献1に記載の加工装置は、被加工物を保持する保持シートの画像データを取得する。加工装置は、画像データから模様を抽出する。加工装置では、無効パターンのサイズを設定できる。加工装置は、画像データが示す画像から、設定されたサイズ以下の模様(無効パターン)を除外する。加工装置は、無効パターンが除去された画像に基づき、除去されていない模様(有効パターン)の加工を施す加工データを生成する。
特開2014−178824号公報
同じ保持シートを繰り返し用いて被加工物を加工する場合、保持シートに加工の軌跡が残ることがある。例えば、加工の一例として保持シートに保持された紙をカッタで切断する場合、カッタが紙を貫通して保持シートの表面を切ることで、保持シートの表面に加工の軌跡が残る場合がある。このような場合、加工装置が被加工物を保持する保持シートの画像データを取得すると、画像データが示す画像は、被加工物上の模様だけでなく、保持シート上の加工の軌跡も含む場合がある。上記加工装置では、加工の軌跡が示す模様が設定されたサイズよりも大きい場合、画像データが示す画像から該模様を適切に除外できない可能性がある。従って、処理対象から除外することが望まれる模様を適切に除外できない可能性がある。
本発明の目的は、処理対象から除外することが望まれる模様を適切に除外できるデータ処理装置、データ処理方法、及びデータ処理プログラムを提供することである。
本発明の第1態様に係るデータ処置装置は、被加工物を保持する保持シートの画像の画像データを取得する画像データ取得手段と、前記画像データに基づき、切断処理で使用可能な複数の切断位置データであって、前記画像に含まれる複数の模様の夫々に対応する前記複数の切断位置データを生成する生成手段と、記憶装置から、前記記憶装置に予め記憶されている切断位置データである比較データを取得する比較データ取得手段と、前記複数の切断位置データの夫々が示す第一位置が、前記比較データが示す第二位置に対応するかを判断する第一判断手段と、前記第一判断手段によって前記第一位置が前記第二位置に対応しないと判断された場合、前記第一位置を示す前記切断位置データを、所定の処理対象として指定し、前記第一判断手段によって前記第一位置が前記第二位置に対応すると判断された場合で、且つ、所定の場合、前記第一位置を示す前記切断位置データを前記処理対象として指定しない指定手段と、前記生成手段によって生成された前記複数の切断位置データの少なくとも一つを、前記比較データとして前記記憶装置に記憶する記憶制御手段とを備える。
第一態様によれば、複数の切断位置データの夫々が示す第一位置が、比較データが示す第二位置に対応しない場合、切断位置データが処理対象に指定される。第一位置が第二位置に対応する場合で、且つ、所定の場合、切断位置データは処理対象に指定されない。よって、処理対象から除外することが望まれる模様を適切に除外できる。
本発明の第2態様に係るデータ処理方法は、被加工物を保持する保持シートの画像の画像データを取得する画像データ取得処理と、前記画像データに基づき、切断処理で使用可能な複数の切断位置データであって、前記画像に含まれる複数の模様の夫々に対応する前記複数の切断位置データを生成する生成処理と、記憶装置から、前記記憶装置に予め記憶されている切断位置データである比較データを取得する比較データ取得処理と、前記複数の切断位置データの夫々が示す第一位置が、前記比較データが示す第二位置に対応するかを判断する判断処理と、前記判断処理で前記第一位置が前記第二位置に対応しないと判断された場合、前記第一位置を示す前記切断位置データを、所定の処理対象として指定し、前記判断処理で前記第一位置が前記第二位置に対応すると判断された場合で、且つ、所定の場合、前記第一位置を示す前記切断位置データを前記処理対象として指定しない指定処理と、前記生成処理で生成された前記複数の切断位置データの少なくとも一つを、前記比較データとして前記記憶装置に記憶する記憶制御処理とを備える。第二態様によれば、第一態様と同様の効果を奏することができる。
本発明の第3態様に係るデータ処理プログラムは、データ処理装置のコンピュータに、被加工物を保持する保持シートの画像の画像データを取得する画像データ取得処理と、前記画像データに基づき、切断処理で使用可能な複数の切断位置データであって、前記画像に含まれる複数の模様の夫々に対応する前記複数の切断位置データを生成する生成処理と、記憶装置から、前記記憶装置に予め記憶されている切断位置データである比較データを取得する比較データ取得処理と、前記複数の切断位置データの夫々が示す第一位置が、前記比較データが示す第二位置に対応するかを判断する判断処理と、前記判断処理で前記第一位置が前記第二位置に対応しないと判断された場合、前記第一位置を示す前記切断位置データを、所定の処理対象として指定し、前記判断処理で前記第一位置が前記第二位置に対応すると判断された場合で、且つ、所定の場合、前記第一位置を示す前記切断位置データを前記処理対象として指定しない指定処理と、前記生成処理で生成された前記複数の切断位置データの少なくとも一つを、前記比較データとして前記記憶装置に記憶する記憶制御処理とを実行させるためのデータ処理プログラムである。第三態様によれば、第一態様と同様の効果を奏することができる。
加工装置1の斜視図である。 加工装置1の電気的構成を示すブロック図である。 メイン処理のフローチャートである。 カットデータ生成処理のフローチャートである。 カットデータ生成処理が実行される場合の具体例の説明図である。 変形例に係るカットデータ生成処理のフローチャートである。
本発明を具体化した実施形態について、図面を参照して説明する。参照する図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものであり、記載されている装置の構成などは、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
図1を参照して、本実施形態に係る加工装置1の物理的構成を説明する。以下の説明では、図1の左下側、右上側、右下側、左上側、上側、下側を、各々、加工装置1の左側、右側、前側、後側、上側、下側とする。つまり、後述の本体カバー9の伸長方向が左右方向である。操作部50が配置された面が、加工装置1の上面である。
図1に示すように、加工装置1は、保持シート10に保持されたシート状の被加工物20に切断を含む加工を施すことが可能である。保持シート10は矩形シート状である。保持シート10は、例えば合成樹脂材料からなる。保持シート10の上面には、周縁部(左縁部101、右縁部102、後縁部103、前縁部104)を除いた内側の略矩形領域に粘着剤が塗布された粘着層100が設けられる。被加工物20は、粘着層100に貼り付けられて保持される。被加工物20は、例えば、加工布、紙である。加工装置1は更に、保持シート10の上側の画像を示す画像データを生成可能である。加工装置1は、本体カバー9、プラテン3、ヘッド5、スキャナ部6(図2参照)、移送機構7、及びヘッド移動機構8を備える。
本体カバー9は、左右方向に長い略矩形箱状の筐体である。本体カバー9には、開口部91、カバー92、及び操作部50が設けられている。開口部91は、本体カバー9の正面部に設けられた開口である。カバー92は、左右方向に長い板状の部材である。カバー92の下端側は、回動可能に本体カバー9に支持される。カバー92が開くことで、開口部91は開放される。カバー92が閉じることで、開口部91は閉塞される。図1では、カバー92が開けられ、開口部91が開放されている。
操作部50は、本体カバー9の上面の右側部位に設けられる。操作部50は、液晶ディスプレイ(LCD)51、複数の操作スイッチ52、及びタッチパネル53を備える。LCD51には、コマンド、イラスト、設定値、及びメッセージ等の様々な項目を含む画像が表示される。タッチパネル53は、LCD51の表面に設けられる。ユーザは、指及びスタイラスペンの何れかを用いてタッチパネル53の押圧操作を行う(以下、この操作を「パネル操作」という)。加工装置1では、タッチパネル53により検知される押圧位置に対応して、どの項目が選択されたかが認識される。ユーザは、操作スイッチ52及びタッチパネル53を用いて、LCD51に表示された模様の選択、各種パラメータの設定、及び入力の操作等を行うことができる。
プラテン3は、本体カバー9内に設けられる。プラテン3は左右方向に延びる板状部材である。プラテン3は保持シート10の下面を受ける。保持シート10は、開口部91が開放された状態で、プラテン3上にセットされる。
ヘッド5は、キャリッジ19、カートリッジホルダ32、及び上下駆動機構33を備える。カートリッジホルダ32及び上下駆動機構33は各々、キャリッジ19に対して前後に配置される。カートリッジホルダ32は、カートリッジ4を着脱可能である。カートリッジ4は複数種類用意され、各々被加工物20の加工に用いる加工部材の種類が異なる。本例の加工部材はカッタである。ユーザは、被加工物20の種類、厚さ、及び加工の種類に適したカートリッジ4を選択し、カートリッジホルダ32に装着できる。
上下駆動機構33は、カートリッジホルダ32及びカートリッジ4を上下方向(Z方向ともいう)に駆動させる。上下駆動機構33は、伝達機構(図示略)及びZ軸モータ34(図2参照)を備える。伝達機構は、Z軸モータ34の回転運動を減速し且つ上下運動に変換して、カートリッジホルダ32に伝達する。カートリッジホルダ32に装着されたカートリッジ4は、Z軸モータ34の駆動に応じて、下降位置と上昇位置との間で移動する。下降位置は、被加工物20に加工を行うときのカートリッジ4の位置である。上昇位置は、加工部材が被加工物20から所定距離、離間する位置である。
スキャナ部6は、後述する制御回路71の指示に従って、保持シート10に保持された被加工物20の画像を読み取って画像データを生成可能に構成されている。加工装置1によって、被加工物20の画像が読み取られ、且つ、被加工物20に加工が施されなくてもよい。スキャナ部6は、例えば密着型イメージセンサ(CIS)と、アナログフロントエンド(AFE)を含む。図示しないが、CISは、ラインセンサ、光源(ランプ)、及びレンズを備える。また、AFEは、制御回路71からの指示に応じて、CISの駆動制御と、CISからのアナログ信号をデジタル信号である画像データに変換する変換処理とを行う電気回路である。ラインセンサは、スキャナ部6の下面に設けられ、加工装置1の左右方向(X方向ともいう)に整列した複数の撮像素子を備える。
スキャナ部6は、後述のガイドレール22の後方に位置する。スキャナ部6は、X方向に延び、下向きに設けられる。保持シート10のX方向の幅寸法は、スキャナ部6(ラインセンサ)のX方向の長さとほぼ同じである。スキャナ部6は、保持シート10の上側とラインセンサとが近接した状態で、被加工物20の上側の画像を読み取る。
移送機構7は、プラテン3上にセットされた保持シート10を、加工装置1の前後方向(Y方向ともいう)に移送可能に構成されている。移送機構7は、駆動ローラ12、ピンチローラ13、取付フレーム14、Y軸モータ15、及び減速機構17を備える。本体カバー9内には、一対の側壁部111、112が、互いに向かい合うように設けられている。側壁部111は、プラテン3の左側に位置する。側壁部112は、プラテン3の右側に位置する。駆動ローラ12及びピンチローラ13は、側壁部111、112の間に回転可能に支持される。駆動ローラ12及びピンチローラ13は、X方向に延び、上下方向に並んで配設される。ピンチローラ13の左部にはローラ部(図示略)が設けられ、右部にはローラ部131が設けられる。
取付フレーム14は、側壁部112の外面側(右側)に固定される。取付フレーム14には、Y軸モータ15が取付けられる。Y軸モータ15は、例えばステッピングモータである。Y軸モータ15の出力軸は、減速機構17の駆動ギヤ(図示略)に固定されている。駆動ギヤは従動ギヤ(図示略)に噛合する。従動ギヤは、駆動ローラ12の右端部の先端に固着されている。
保持シート10が移送される時、保持シート10の左縁部101は、駆動ローラ12と、ピンチローラ13の左側のローラ部(図示略)との間に挟持される。保持シート10の右縁部102は、駆動ローラ12とローラ部131との間に挟持される。Y軸モータ15が正転駆動又は逆転駆動されると、Y軸モータ15の回転運動が、減速機構17を介して駆動ローラ12に伝わる。これにより、保持シート10が後方又は前方へ移送される。
ヘッド移動機構8は、ヘッド5を、保持シート10の移送方向と交差する方向、すなわちX方向に移動可能に構成されている。つまり、ヘッド5の移動方向は、保持シート10の移送方向と直交する。ヘッド移動機構8は、上下一対のガイドレール21、22、取付フレーム24、X軸モータ25、減速機構としての駆動ギヤ27及び従動ギヤ29、並びに伝達機構30等を備える。ガイドレール21及び22は、側壁部111、112の間に固定されている。ガイドレール21及び22は、ピンチローラ13に対して後方且つ上方に位置する。ガイドレール21及び22は、ピンチローラ13と略平行つまりX方向に延びる。ヘッド5のキャリッジ19は、ガイドレール21及び22に沿ってX方向へ移動可能に、ガイドレール21及び22に支持される。
取付フレーム24は、側壁部111の外面側(左側)に固定されている。X軸モータ25は、取付フレーム24の後方に、下向きに取り付けられている。駆動ギヤ27は、X軸モータ25の出力軸に固定されている。X軸モータ25は、例えばステッピングモータである。従動ギヤ29は駆動ギヤ27に噛合する。伝達機構30は、図示しない、左右一対のタイミングプーリと、左右一対のタイミングプーリに掛装された無端状のタイミングベルトを有する。一方のタイミングプーリ28は、従動ギヤ29と一体に回動可能に、取付フレーム24に設けられる。他方のタイミングプーリは、取付フレーム14に設けられる。タイミングベルトはX方向に延び、キャリッジ19に連結されている。
ヘッド移動機構8は、X軸モータ25の回転運動をX方向の運動に変換して、キャリッジ19に伝達する。X軸モータ25が正転駆動又は逆転駆動すると、X軸モータ25の回転運動が、駆動ギヤ27、従動ギヤ29、及びタイミングプーリ28を介してタイミングベルトに伝わる。これにより、キャリッジ19は、左方又は右方へ移動される。こうして、ヘッド5はX方向に移動する。
図2を参照して、加工装置1の電気的構成を説明する。図2に示すように、加工装置1は、制御回路71と、制御回路71に接続されたフラッシュメモリ72、RAM73、及びEEPROM(登録商標)74を備える。制御回路71は、加工装置1の主制御を司り、コンピュータ(CPU)を主体に構成されている。
フラッシュメモリ72は、加工装置1を動作させるための各種プログラム、被加工物20に各種の加工を施すための加工データ等を記憶する。加工データは、原点を点O(以下、原点Oという)(図1参照)としたXY座標系(以下、加工座標系という)で、被加工物20への加工位置を指示するデータである。本実施形態では、保持シート10がプラテン3上の適正位置にセットされると、保持シート10における粘着層100の左後方の角部が、原点Oとして認識される。本例の加工装置1の加工データはカットデータを含む。カットデータは、カートリッジ4に装着されたカッタを用いて被加工物20を切断する位置を指示するデータ(例えば、ベクトルデータや、座標点の集合)である。従って、カットデータは、切断処理で使用可能な切断位置データである。
フラッシュメモリ72に記憶されたプログラムは、例えば、後述するメイン処理及びカットデータ生成処理を加工装置1に実行させるためのプログラムを含む。フラッシュメモリ72は更に、後述する種別特定テーブル、比較データ、及びパターンデータを記憶する。
RAM73は、各種プログラム、各種データ、操作スイッチ52の操作等で入力された設定値、制御回路71が演算処理した演算結果等を一時的に記憶する。EEPROM74は、各種パラメータ等を記憶する不揮発性記憶素子である。
制御回路71には、更に、スキャナ部6、操作スイッチ52、タッチパネル53、検出センサ76、LCD51、及びUSBコネクタ61が接続されている。制御回路71は、スキャナ部6のAFEを制御してスキャナ部6に読み取り動作を実行させることで、画像データを取得する。検出センサ76は、プラテン3上にセットされた保持シート10の先端を検出する。検出センサ76の検出信号は、制御回路71に入力される。制御回路71は、非図示のLCD駆動回路を制御して、LCD51に画像を表示させる。USBコネクタ61には、USBメモリ60が接続可能である。詳しくは図示しないが、USBコネクタ61は、本体カバー9の右側面に設けられる。USBメモリ60がUSBコネクタ61に接続された状態で、制御回路71は、USBメモリ60に設けられた各記憶エリアにアクセスできる。
制御回路71には、更に、駆動回路77から79が接続されている。駆動回路77から79は各々、Y軸モータ15、X軸モータ25、及びZ軸モータ34を駆動する。制御回路71は、加工データに基づき、Y軸モータ15、X軸モータ25、及びZ軸モータ34等を制御し、保持シート10上の被加工物20に対する加工を自動で実行させる。
加工装置1を用いて切断処理が実行される場合、カートリッジホルダ32にカッタを有するカートリッジ4が装着される。制御回路71は、駆動回路79を制御してZ軸モータ34を駆動させることで、上下駆動機構33を駆動させる。これにより、カートリッジ4が下降位置に移動されると、カートリッジ4に装着されたカッタが保持シート10上の被加工物20に刺さる。この場合、カッタが被加工物20を貫通して、保持シート10に僅かに刺さる。この状態で、制御回路71は加工データに従って、駆動回路77及び78を制御してY軸モータ15及びX軸モータ25を駆動させることで、移送機構7及びヘッド移動機構8を駆動させる。これにより、保持シート10及びカートリッジ4がY方向及びX方向に相対移動される。このようにして、被加工物20は、加工データが指示する形状に切断される。
加工装置1を用いてスキャン処理が実行される場合、カートリッジ4は上昇位置に保持される。この状態で、制御回路71は、駆動回路77を制御してY軸モータ15を駆動させることで、移送機構7を駆動させる。更に、制御回路71は、スキャナ部6のAFEを制御してスキャナ部6のCISを駆動させることで、スキャナ部6を駆動させる。これにより、保持シート10とスキャナ部6がY方向に相対移動しながら、保持シート10の上側が読み取られ、保持シート10の上側の画像を表す画像データが生成される。
図3を参照して、本実施形態に係るメイン処理を説明する。加工装置1の電源がオンされると、制御回路71は、フラッシュメモリ72に記憶されているプログラムを実行することで、図3に示すメイン処理を開始する。メイン処理が開始されると、制御回路71は、カットデータ生成指示を受け付けたかを判断する(S11)。例えば、メイン処理が開始されると、制御回路71は、LCD51に、各種指示を示す画像を表示させる。ユーザがタッチパネル53を操作することにより、カットデータ生成指示を示す画像が選択されると、制御回路71は、カットデータ生成指示を受け付けたと判断する。制御回路71は、カットデータ生成指示を受け付けた場合(S11:YES)、カットデータ生成処理に移行する(S13)。
図4を参照して、カットデータ生成処理を説明する。まず、制御回路71は、保持シート10上の画像の画像データを取得する(S31)。詳細には、上述の通り、制御回路71は、駆動回路77及びスキャナ部6のAFEを制御して、Y軸モータ15及びスキャナ部6のCISを駆動させることで、移送機構7及びスキャナ部6を駆動させる。これにより、保持シート10が移送されながら、スキャナ部6が、保持シート10上の画像の画像データを生成する。制御回路71は、スキャナ部6によって生成された画像データを取得する。
なお、保持シート10が前後逆にプラテン3上にセットされることがある。この場合、前縁部104がプラテン3上に配置され、原点Oはプラテン3に対して右前に配置される。このように配置された保持シートが移送されて、画像データが取得されることがある。この場合、制御回路71は、取得された画像データに基づき、保持シート10が適正な方向で移送されたかを認識すればよい。例えば、後縁部103と前縁部104との前後方向の長さが異なる場合、制御回路71は、後縁部103と前縁部104との前後方向の長さの違いに基づき、保持シート10が適正な方向で移送されたかを認識すればよい。制御回路71は、保持シート10の周縁部に付されたマークに基づき、保持シート10が適正な方向でされているかを認識すればよい。保持シート10が前後逆に配置されて移送された場合、取得された画像データを180度回転することで、保持シート10が適正な方向で移送された場合に取得される画像データに補正すればよい。S31を実行後、制御回路71は、保持シート10の種別を特定する(S33)。
図5に示すように、本実施形態では、保持シート10には、種別マーク110が付されている。種別マーク110は、保持シート10の種別により異なる。保持シート10の種別は、例えば、粘着層100の粘着力、保持シート10の用途(切断用、スキャン用等)などに基づき区別されている。種別マーク110は、例えば、前縁部104に設けられている。種別マーク110は、例えば、2本の線である。種別マーク110は、少なくとも1本の線でもよい。種別マーク110は、例えば、他の図形(丸、四角、三角等)、図形の組み合わせ、又は文字、数字、記号等を含むキャラクタであってもよい。
S33において、制御回路71は、S31で取得された画像データに基づき、種別マーク110を特定する。制御回路71は、フラッシュメモリ72から種別特定テーブルを読み出す。種別特定テーブルは、保持シート10の種別と、種別マーク110との対応を定めるテーブルである。制御回路71は、種別特定テーブルを参照することで、特定された種別マーク110に基づき、保持シート10の種別を特定する。
S33を実行後、制御回路71は、S31で取得された画像データに基づき、カットデータを生成する(S35)。カットデータは、画像データが示す画像に含まれる模様に対応する。なお、図5に示すように、本実施形態では、保持シート10の粘着層100が設けられている領域には、格子状のパターン120が付されている。S35において、制御回路71は、S31で取得された画像データが示す画像から、パターン120を示す画像を除去して、カットデータを生成すればよい。例えば、パターン120の格子状の線が所定の太さ以下である場合に、所定の太さ以下の線を削除することにより、パターン120を示す画像を除去すればよい。パターン120を示す画像を除去する方法として、例えば、特開2014−178824号公報に記載の方法を採用できる。例えば、制御回路71は、パターン120が除去された画像を二値化し、周知のエッジ検出フィルタ(例えば、Sobelフィルタやラプラスフィルタ)を用いた処理を実行することで、画像に含まれる模様に対応する輪郭を画像から抽出する。制御回路71は、抽出した輪郭に対して、周知のラベリング処理や輪郭追跡処理を実行することで、閉じた形状を形成する輪郭の集合を、1つのカットデータに対応する模様として認識する。制御回路71は、この輪郭の集合に基づき、カットデータを生成する。
S35を実行後、制御回路71は、フラッシュメモリ72から比較データを読み出す。制御回路71は、S33で特定された種別と関連付けられた比較データがあるかを判断する(S37)。本実施形態では、比較データは、後述のS53で保持シートの種別と関連付けられて記憶されたカットデータを含む。S33で特定された種別と関連付けられた比較データがない場合、又は、フラッシュメモリ72に比較データが記憶されていない場合(S37:NO)、制御回路71は、処理をS53に進める。
S33で特定された種別と関連付けられた比較データがある場合(S37:YES)、制御回路71は、S35で生成されたカットデータのうち1つを選択する(S39)。制御回路71は、S39で選択されたカットデータが示す位置が、S37で特定された比較データが示す位置と同じかを判断する(S41)。なお、「同じ位置」とは、厳密に座標が一致する場合だけでなく、保持シート10のセット位置のずれなどを考慮して、所定の許容範囲に含まれる場合も含むものとする。つまり、制御回路71は、S39で選択されたカットデータが示す位置が、S37で特定されたカットデータが示す位置に対応するかを判断する。S37で特定された比較データが複数ある場合、制御回路71は、S39で選択されたカットデータが示す位置が、S37で特定された複数の比較データの何れかが示す位置に対応するかを判断する。
S41において、S39で選択されたカットデータが示す位置が、S37で特定された比較データが示す位置と異なる場合(S41:NO)、制御回路71は、処理をS51に進める。S39で選択されたカットデータが示す位置が、S37で特定された比較データが示す位置と同じ場合(S41:YES)、制御回路71は、S31で取得された画像データが示す画像と、パターンデータが示す画像との各々における、S39で選択されたカットデータに基づく領域における画像を特定する(S43)。つまり、制御回路71は、S31で取得された画像データが示す画像と、パターンデータが示す画像との各々における、選択されたカットデータが示す位置により定まる領域内の画像を特定する。パターンデータはパターン120を示す画像データであって、予めフラッシュメモリ72に記憶されている。
S43を実行後、制御回路71は、S43において、S31で取得された画像データが示す画像から特定された画像と、パターンデータが示す画像から特定された画像とについて、差分抽出を行う(S44)。例えば、同じ座標に位置する画素同士の値の差分を取ることで、参照画像を生成する。制御回路71は、差分抽出の結果、両画像に差分があるかを判断する(S45)。差分が無い場合、参照画像は全ての画素の値が「0」となる。一方、差分がある場合、参照画像において、違いがある位置の画素の値が「0」と異なる。制御回路71は、差分抽出の結果、両画像に差分があると判断した場合(S45:YES)、両画像は異なる。この場合、制御回路71は、処理をS51に進める。制御回路71は、差分抽出の結果、両画像に差分がないと判断した場合(S45:NO)、両画像は同一である。差分抽出の結果、両画像に差分があっても、その差分が所定の範囲内の差である場合は、両画像に差分がないとみなしてよい。
両画像に差分がない場合(S45:NO)、制御回路71は、LCD51に、S39で選択されたカットデータが示す画像と、削除問い合わせメッセージとを表示させる。削除問い合わせメッセージは、S39で選択されたカットデータを削除してよいかの指示を促すメッセージである。制御回路71は、S39で選択されたカットデータを削除する指示を受け付けたかを判断する(S47)。
例えば、制御回路71は更に、YESボタンを示す画像とNOボタンを示す画像とを表示する。制御回路71は、タッチパネル53への操作により、YESボタンを示す画像が選択された場合、カットデータを削除する指示を受け付けたと判断すればよい(S47:YES)。制御回路71は、タッチパネル53への操作により、NOボタンを示す画像が選択された場合、カットデータを削除しない指示を受け付けたと判断すればよい(S47:NO)。制御回路71は、カットデータを削除しない指示を受け付けた場合(S47:NO)、処理をS51に進める。制御回路71は、カットデータを削除する指示を受け付けた場合(S47:YES)、S35で生成されたカットデータから、S39で選択されたカットデータを削除する(S49)。
S51において、制御回路71は、S35で生成されたカットデータに、S39で選択されていないカットデータがあるかを判断する(S51)。S39で選択されていないカットデータがある場合(S51:YES)、制御回路71は、処理をS39に戻す。S39で選択されていないカットデータがない場合(S51:NO)、制御回路71は、処理をS53に進める。S53において、制御回路71は、S35で生成されたカットデータのうち、S49で削除されたカットデータを除いたカットデータを、S33で特定された種別と関連付けて、比較データとしてフラッシュメモリ72に記憶させる(S53)。S53を実行後、制御回路71は、カットデータ生成処理を終了し、メイン処理(図3参照)に戻る。
図3に示すように、制御装置は、カットデータ生成処理を終了すると(S13)、処理をS11に戻す。制御回路71は、カットデータ生成指示を受け付けていない場合(S11:NO)、切断指示を受け付けたかを判断する(S15)。例えば、タッチパネル53への操作により、切断指示を示す画像が選択されると、制御回路71は、切断指示を受け付けたと判断する。
制御回路71は、切断指示を受け付けた場合(S15:YES)、切断処理を実行する(S17)。詳細には、制御回路71は、今回のS53でフラッシュメモリ72に記憶された比較データを、フラッシュメモリ72から読み出す。従って、制御回路71は、直近にフラッシュメモリ72に記憶された比較データを、フラッシュメモリ72から読み出す。例えば、S53においてカットデータが比較データとしてフラッシュメモリ72に記憶される時、比較データがONフラグと関連付けられて記憶されればよい。この時、既にONフラグと関連付けられて記憶されていた比較データのフラグは、OFFに設定されればよい。この場合、S17において、制御回路71は、ONフラグと関連付けられた比較データを読み出せばよい。他の方法として、S53においてカットデータが比較データとしてフラッシュメモリ72に記憶される時、比較データは、比較データが記憶される時刻を示す時間データと関連付けられて記憶されればよい。この場合、S17において、制御回路71は、最新の時間データと関連付けられた比較データを読み出せばよい。制御回路71は、読み出した比較データ等に基づき、上述の通り、駆動回路77から79を制御して、Y軸モータ15、X軸モータ25、及びZ軸モータ34を駆動させることで、移送機構7、ヘッド移動機構8、及び上下駆動機構33を駆動させる。これにより、加工装置1は、保持シート10上の被加工物20に対する切断動作を実行する。
S17を実行後、制御回路71は、処理をS11に戻す。制御回路71は、カットデータ生成指示を受け付けておらず(S11:NO)、切断指示も受け付けていない場合(S15:NO)、その他の指示を受け付けたかを判断する(S19)。例えば、パネル操作により、カットデータ生成指示及び切断指示以外の指示を示す画像が選択されると、制御回路71は、選択された指示を受け付けたと判断する。制御回路71は、その他の指示を受け付けた場合(S19:YES)、受け付けた指示に応じた処理を実行する(S21)。S21を実行後、制御回路71は、処理をS11に戻す。制御回路71は、加工装置1の電源がオフされると、メイン処理を終了する。
図3から図5を参照して、カットデータ生成処理が実行される場合の具体例を説明する。ユーザは、被加工物20Aが貼り付けられた保持シート10(図5の一番上の保持シート10を参照)を、加工装置1のプラテン3上の適正位置にセットする。被加工物20Aには、模様81及び模様82が描かれている。ユーザが、パネル操作により、カットデータ生成指示を示す画像を選択すると(S11:YES)、保持シート10上の画像の画像データが取得される(S31)。保持シート10上の種別マーク110に基づき、保持シート10の種別が特定される(S33)。そして、模様81及び模様82のカットデータが生成される(S35)。フラッシュメモリ72に比較データが記憶されていない場合(S37:NO)、模様81及び模様82のカットデータが、特定された種別と関連付けられて、比較データとしてフラッシュメモリ72に記憶される(S53)。
ユーザが、パネル操作により、切断指示を示す画像を選択すると(S11:NO、S15:YES)、模様81及び模様82に沿って、被加工物20Aが切断される(S17)。ユーザは、保持シート10から被加工物20Aを剥がし、保持シート10に被加工物20Bを貼り付ける(図5の上から2番目の保持シート10を参照)。被加工物20Bには、模様83が描かれている。カッタのカートリッジ4からの突出量によっては、カッタが被加工物20Aを貫通して保持シート10の表面を切ることで、保持シート10の表面に、模様81及び模様82の加工の軌跡が残る場合がある。
ユーザは、被加工物20Bが貼り付けられた保持シート10を、加工装置1のプラテン3上の適正位置にセットする。ユーザが、タッチパネル53を操作することにより、カットデータ生成指示を示す画像を選択すると(S11:YES)、保持シート10上の画像の画像データが取得される(S31)。そして、前回の処理と同様に、保持シート10の種別が特定され(S33)、模様81、模様82、及び模様83のカットデータが生成される(S35)。フラッシュメモリ72には、比較データとして、同じ保持シート10の種別と関連付けられた、模様81及び模様82のカットデータが記憶されている(S37:YES)。
今回の処理で生成されたカットデータが示す模様81と、比較データとして記憶されたカットデータが示す模様81は対応する(S41:YES)。また、取得された画像データが示す画像において模様81が示す領域内の画像81Aと、パターンデータ200が示す画像において模様81が示す領域内の画像81Bは同一である(S43、S44、S45:NO)。ユーザが、パネル操作により、模様81を示すカットデータの削除指示を入力すると(S47)、模様81のカットデータは削除される(S49)。模様82のカットデータも、同様に削除される(S51:YES、S39からS49)。比較データは、今回の処理で生成されたカットデータが示す模様83と対応する模様のカットデータを含んでいない(S37:NO)。従って、模様83のカットデータが、保持シート10の種別と関連付けられて、比較データとしてフラッシュメモリ72に記憶される(S53)。
以上説明したように、本実施形態の加工装置1の制御回路71は、被加工物20が貼り付けられた保持シート10上の画像の画像データを取得する(S31)。制御回路71は、S31で取得された画像データに基づき、カットデータを生成する(S35)。生成されるカットデータは、画像データが示す画像に含まれる複数の模様の夫々に対応する複数の切断位置データであり得る。制御回路71は、フラッシュメモリ72から比較データを読み出し、生成されたカットデータの夫々が示す位置が、比較データが示す位置に対応するかを判断する(S37、S39、S41)。生成されたカットデータが示す位置が、比較データが示す位置に対応しない場合、カットデータは比較データとしてフラッシュメモリ72に記憶される(S41:NO、S53)。生成されたカットデータが示す位置が、比較データが示す位置に対応し、且つ、所定の場合、カットデータは比較データとしてフラッシュメモリ72に記憶されない(S41:YES、S43、S44、S45:NO、S47:YES、S49)。
カットデータが示す位置が、比較データが示す位置に対応しない場合、カットデータが処理対象として指定される。カットデータが示す位置が比較データが示す位置に対応する場合で、且つ、所定の場合、カットデータは処理対象として指定されない。よって、処理対象から除外することが望まれる模様を適切に除外できる。
上記実施形態では、制御回路71は、カットデータが示す位置が、比較データが示す位置に対応する場合に、カットデータを削除する指示を受け付けると、そのカットデータを削除する(S41:YES、S47:YES、S49)。従って、ユーザは、比較データに対応するカットデータを処理対象から除外する指示を、加工装置1に入力できる。よって、ユーザは、比較データに対応するカットデータのうち、処理対象から除外したい模様のカットデータを除外できる。
上記実施形態では、制御回路71は、取得された画像データが示す画像と、パターンデータが示す画像との各々における、選択されたカットデータに基づく領域における画像を特定する(S43)。そして、制御回路71は、取得された画像データが示す画像から特定された画像と、パターンデータが示す画像から特定された画像について、差分抽出を行う(S44)。差分抽出の結果、両画像に差分がないと判断した場合(S45:NO)、カットデータは削除され得る(S49)。この場合、選択されたカットデータが示す位置が比較データが示す位置に対応することに加え、そのカットデータに基づく領域における画像の画像データに基づき、カットデータを処理対象から除外するかが判断される。従って、カットデータを処理対象から除外するかをより正確に判断できる。
上記実施形態では、制御回路71は、保持シート10の種別を特定する(S33)。制御回路71は、処理対象のカットデータを、特定された種別と関連付けて、比較データとしてフラッシュメモリ72に記憶させる(S53)。次の処理において、制御回路71は、フラッシュメモリ72から、特定された種別と関連付けられた比較データを取得する(S37)。従って、使用中の保持シートと同じ種別と関連付けられた比較データが取得される。よって、処理対象から除外する切断位置データをより正確に判断できる。
上記実施形態では、生成されたカットデータのうち、削除されたカットデータを除外したカットデータが、比較データとしてフラッシュメモリ72に記憶される。従って、処理対象に指定されたカットデータが、比較データとして記憶装置に記憶される。処理対象に指定されなかったカットデータは、比較データから除外できる。よって、フラッシュメモリ72に記憶される比較データの量を低減できる。
加工装置1は、加工部材がカッタであるカートリッジ4を保持可能なカートリッジホルダ32を備える。加工装置1は更に、移送機構7及びヘッド移動機構8を備える。移送機構7及びヘッド移動機構8は、カートリッジホルダ32と保持シート10とを相対的に移動させる。従って、加工装置1は、カートリッジホルダ32と保持シート10とを相対的に移動させることにより、カッタを用いて、保持シート10上の被加工物20を切断できる。
加工装置1は、スキャナ部6及び移送機構7を備える。スキャナ部には、X方向に整列した複数の撮像素子を備えるラインセンサが設けられている。移送機構7は、スキャナ部6と保持シート10とを相対的に移動させる。加工装置1は、移送機構7によって保持シート10と相対的に移動されるスキャナ部6によって読み取られた画像の画像データを取得する。従って、加工装置1は、スキャナ部6を用いて、保持シート10上の被加工物20の画像の画像データを取得できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。上記実施形態では、各種プログラム、加工データ、種別特定テーブル、比較データ、パターンデータが各々フラッシュメモリ72に記憶されるが、加工装置1のその他の記憶機器(例えば、EEPROM74)に記憶されていてもよい。加工装置1は、USBメモリ60等の外部メモリに記憶されたプログラム又はデータを取得して、加工装置1の記憶機器(例えば、フラッシュメモリ72)に記憶させてもよい。加工装置1が有線又は無線で外部機器と接続可能な構成を有する場合、加工装置1は、外部機器に記憶されたプログラム又はデータを取得して、加工装置1の記憶機器に記憶させてもよい。
上記実施形態では、加工装置1はスキャナ部6を備え、スキャナ部6が画像読み取りを行う。しかしながら、加工装置1は、スキャナ部6の代わりにカメラ(例えば、CMOSイメージセンサ)を備えてもよい。この場合、加工装置1は、カメラにより、保持シート10に保持された被加工物20の画像を撮影し、画像データを取得すればよい。あるいは、保持シート10に保持された被加工物20の画像が、加工装置1と通信可能なモバイル端末などの外部機器が備えるカメラによって撮像され、画像データが加工装置1に送信されてもよい。
上記実施形態では、メイン処理において、カットデータ生成指示、切断指示、及びその他の指示が、タッチパネル53への操作により加工装置1に入力されるが、その他の方法で入力されてもよい。例えば、これらの指示の一部又は全部が、操作スイッチ52の操作により入力されてもよい。上記実施形態では、カットデータ生成処理のS47において、カットデータを削除するかの指示が、タッチパネル53への操作により加工装置1に入力されるが、その他の方法で入力されてもよい。例えば、これらの指示の一部又は全部が、操作スイッチ52の操作により入力されてもよい。
カットデータ生成処理で生成されるカットデータは、被加工物20を切断する位置を指示するデータであればよく、上下駆動機構33によりカートリッジ4を上下させる位置の情報を含まなくてもよい。
上記実施形態では、カートリッジ4の加工部材はカッタであるが、加工部材はペンであってもよい。加工装置1を用いて描画処理が実行される場合、カートリッジホルダ32にペンを有するカートリッジ4が装着されればよい。この場合、制御回路71が、上下駆動機構33を駆動させ、カートリッジ4を下降位置に移動させると、ペンが保持シート10上の被加工物20に接する。この状態で、制御回路71は、加工データに従って、駆動回路77及び78を制御してY軸モータ15及びX軸モータ25を駆動させることで、移送機構7及びヘッド移動機構8を駆動させる。これにより、保持シート10及びカートリッジ4がY方向及びX方向に相対移動されることで、被加工物20に加工データが指示する形状の模様が描かれる。つまり、加工装置1を用いて、描画処理が実行される場合、上下駆動機構33、移送機構7、及びヘッド移動機構8は被加工物20に加工データに従って描画する描画機構として機能する。
S53において、直近の所定数以下の比較データがフラッシュメモリに記憶され、所定数を超える比較データは、記憶された時期が古いものから削除されてもよい。所定数は例えば、10である。また、S53において、所定回数以下の回数、比較データがフラッシュメモリに記憶され、所定回数を超える場合、記憶された時期が古いものから削除されてもよい。所定回数は、例えば10である。この場合、S53が10回行われるまでは、比較データがフラッシュメモリに記憶されればよい。11回目のS53の処理においては、1回目に記憶された比較データが削除され、直近の比較データが追加して記憶されればよい。比較データは、フラッシュメモリ72に記憶されてから所定期間経過後に削除されてもよい。所定期間は例えば、1年である。所定数、所定回数、及び所定期間は、例えば保持シートの耐久性を考慮して設定されればよい。
新しい保持シートが用いられる場合には、対応する保持シート種別に関連付けられた比較データは削除されてもよい。従って、制御回路71は、比較データを削除する指示を受け付け可能であってもよい。比較データを削除する指示は、例えば、パネル操作又は操作スイッチ52の操作により入力されればよい。制御回路71は、比較データを削除する指示を受け付けた場合、フラッシュメモリ72に記憶された比較データを削除すればよい。
カットデータ生成処理において、比較データとしてフラッシュメモリ72に記憶されるカットデータが、ユーザにより指定されてもよい。図6を参照して、比較データとして記憶されるカットデータがユーザにより指定される変形例に係るカットデータ生成処理を説明する。以下の説明では、上記実施形態に係るカットデータ処理(図4参照)と同様の処理のステップには同一のステップ番号を付して説明を省略し、上記実施形態と異なる点のみを説明する。
制御回路71は、S53を実行する前に、次の処理を実行する。S37において、S33で特定された種別と関連付けられた比較データがない場合、又は、フラッシュメモリ72に比較データが記憶されていない場合(S37:NO)、制御回路71は、S35で生成されたカットデータが示す模様を、LCD51に表示させる(S521)。S51において、S39で選択されていないカットデータがない場合(S51:NO)、制御回路71は、S35で生成されたカットデータのうち、S49で削除されたデータを除いたカットデータが示す模様を、LCD51に表示させる(S521)。そして、制御回路71は、ユーザに何れの模様を示すカットデータを削除するかの指示を促す。例えば、制御回路71は更に、指示を促すメッセージとOKボタンを示す画像とを表示する。
制御回路71は、何れかの模様を示すカットデータを削除する指示を受け付けたか判断する(S522)。例えば、ユーザがタッチパネル53への操作により、模様を選択し、次にOKボタンを選択した場合、制御回路71は、選択された模様を示すカットデータを削除する指示を受け付けたと判断する。制御回路71は、何れかの模様を示すカットデータを削除する指示を受け付けると(S522:YES)、指示されたカットデータをS35で生成されたカットデータから削除する(S523)。制御回路71は、削除したカットデータを、S33で特定された種別と関連付けて、比較データとして記憶し(S524)、処理をS525に進める。一方、制御回路71は、何れかの模様を示すカットデータを削除する指示を受け付けない場合(S522:NO)、処理をS525に進める。制御回路71は、削除するカットデータの選択を終了する指示を受け付けたかを判断する(S525)。制御回路71は、削除するカットデータの選択を終了する指示を受け付けると(S525:YES)、処理をS53に進める。例えば、ユーザがタッチパネル53への操作により、模様を選択せず、OKボタンを選択した場合、制御回路71は、削除するカットデータの選択を終了する指示を受け付けたと判断する。一方、削除するカットデータの選択を終了する指示を受け付けない場合(S525:NO)、制御回路71は、処理をS522に戻す。
変形例では、S53において、制御回路71は、S35で生成されたカットデータのうち、S49及びS523で削除されたカットデータを除いたカットデータを、フラッシュメモリ72に記憶させる。なお、上記実施形態では、S37で読み出される比較データは、S53で記憶されたカットデータである。一方、変形例ではS37で読み出される比較データは、S524で記憶されたカットデータである。つまり、変形例では、S35で生成されたカットデータから削除されたカットデータが、S524において比較データとして記憶され、S37において読み出される。なお、変形例では、S17の切断処理において、S524で比較データとして記憶されたカットデータでなく、S53で記憶されたカットデータが用いられる。
変形例において、ユーザは、LCD51に表示された模様を示すカットデータのうち、処理対象に指定しないカットデータを指定できる。指定されたカットデータが比較データとしてフラッシュメモリ72に記憶されるので、フラッシュメモリ72に記憶される比較データの量を低減できる。
上記実施形態及び変形例に係るカットデータ生成処理において、制御回路71はS33を実行せず、保持シート10の種別を特定しなくてもよい。この場合、上記実施形態では、制御回路71は、S53において、S35で生成されたカットデータのうち、S49で削除されたカットデータを除いたカットデータが、比較データとして記憶されればよい。上記変形例では、S524において、S523で削除したカットデータが、比較データとして記憶されればよい。そして、上記実施形態及び変形例では、S37において、制御回路71は、比較データがあるかを判断すればよい。更に、制御回路71は、S43、S44、S45、及びS47を実行しなくてもよい。この場合、フラッシュメモリ72はパターンデータを記憶しなくてもよい。また、ユーザは、カットデータを削除してよいかを判断する必要がない。
上記実施形態及び変形例に係るカットデータ生成処理において、制御回路71は、S47を実行しなくてもよい。この場合、ユーザは、カットデータを削除してよいかを判断する必要がない。制御回路71は、S43、S44、及びS45を実行しなくてもよい。制御回路71は、S43、S44、S45、及びS47を実行しなくてもよい。これらの場合、フラッシュメモリ72はパターンデータを記憶しなくてもよい。
カットデータ生成処理は、切断を含む加工を実行可能な加工装置1において実行される場合に限定されない。例えば、カットデータ生成処理は、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレットやスマートフォンなどのモバイル端末、専用機、及びクラウドサーバ等において実行されてもよい。メイン処理及びカットデータ生成処理の各ステップは、制御回路71によって実行される例に限定されない。メイン処理及びカットデータ生成処理の一部又は全部が他の電子機器(例えば、ASIC)によって実行されてもよい。上記処理の各ステップは、複数の電子機器(例えば、複数のCPU)によって分散処理されてもよい。
上記実施形態及び変形例において、加工装置1は、本発明の「データ処理装置」の一例である。カットデータ生成処理のS31を実行する制御回路71は、本発明の「画像データ取得手段」の一例である。S35を実行する制御回路71は、本発明の「生成手段」の一例である。切断位置データは、本発明の「カットデータ」の一例である。S37で比較データを読み出す処理を実行する制御回路71は、本発明の「比較データ取得手段」の一例である。フラッシュメモリ72は、本発明の「記憶装置」の一例である。S41を実行する制御回路71は、本発明の「第一判断手段」の一例である。S39で選択されたカットデータが示す位置は、本発明の「第一位置」の一例である。比較データが示す位置は、本発明の「第二位置」の一例である。S49を実行する制御回路71は、本発明の「指定手段」の一例である。上記実施形態におけるS53を実行する制御回路71は、本発明の「記憶制御手段」の一例である。
S47を実行する制御回路71は、本発明の「第一受付手段」の一例である。S43、S44及びS45を実行する制御回路71は、本発明の「第二判断手段」の一例である。S33を実行する制御回路71は、本発明の「特定手段」の一例である。種別マーク110は、本発明の「マーク」の一例である。カートリッジホルダ32は、本発明の「保持部」の一例である。カッタは、本発明の「切断刃」の一例である。移送機構7及びヘッド移動機構8は、本発明の「第一移動機構」の一例である。スキャナ部は、本発明の「画像読取部」の一例である。撮像素子は、本発明の「読取素子」の一例である。左右方向(X方向)は、本発明の「所定方向」の一例である。移送機構7は、本発明の「第二移動機構」の一例である。
カットデータ生成処理のS31は、本発明の「画像データ取得処理」の一例である。S35は、本発明の「生成処理」の一例である。S37で比較データを読み出す処理は、本発明の「比較データ取得処理」の一例である。S41は、本発明の「判断処理」の一例である。S49は、本発明の「指定処理」の一例である。上記実施形態におけるS53は、本発明の「記憶制御処理」の一例である。カットデータ生成処理は、本発明の「データ処理方法」の一例である。フラッシュメモリ72に記憶されているプログラムは、本発明の「データ処理プログラム」の一例である。
上記変形例において、S524を実行する制御回路71は、本発明の「記憶制御手段」の一例である。S524は、本発明の「記憶制御処理」の一例である。S521を実行する制御回路71は、本発明の「表示制御手段」の一例である。S521でLCD51に表示される模様の画像は、本発明の「候補画像」の一例である。LCD51は、本発明の「表示機器」の一例である。S522を実行する制御回路71は、本発明の「第二受付手段」の一例である。
1 加工装置
6 スキャナ部
7 移送機構
8 ヘッド移動機構
10 保持シート
20、20A、20B 被加工物
32 カートリッジホルダ
51 LCD
71 制御回路
72 フラッシュメモリ
110 種別マーク

Claims (10)

  1. 被加工物を保持する保持シートの画像の画像データを取得する画像データ取得手段と、
    前記画像データに基づき、切断処理で使用可能な複数の切断位置データであって、前記画像に含まれる複数の模様の夫々に対応する前記複数の切断位置データを生成する生成手段と、
    記憶装置から、前記記憶装置に予め記憶されている切断位置データである比較データを取得する比較データ取得手段と、
    前記複数の切断位置データの夫々が示す第一位置が、前記比較データが示す第二位置に対応するかを判断する第一判断手段と、
    前記第一判断手段によって前記第一位置が前記第二位置に対応しないと判断された場合、前記第一位置を示す前記切断位置データを、所定の処理対象として指定し、前記第一判断手段によって前記第一位置が前記第二位置に対応すると判断された場合で、且つ、所定の場合、前記第一位置を示す前記切断位置データを前記処理対象として指定しない指定手段と、
    前記生成手段によって生成された前記複数の切断位置データの少なくとも一つを、前記比較データとして前記記憶装置に記憶する記憶制御手段と
    を備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記第一判断手段によって前記第一位置が前記第二位置に対応すると判断された場合、前記第一位置を示す前記切断位置データを前記処理対象から除外する指示を受け付ける第一受付手段を更に備え、
    前記指定手段は、前記第一受付手段によって前記指示が受け付けられた場合、前記切断位置データを前記処理対象に指定しないことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記第一判断手段によって前記第一位置が前記第二位置に対応すると判断された場合、前記第一位置を示す前記切断位置データに基づく領域における画像に含まれる特定のパターンに基づき、前記第一位置を示す前記切断位置データを前記処理対象から除外するかを判断する第二判断手段を更に備え、
    前記指定手段は、前記第二判断手段によって、前記切断位置データを前記処理対象から除外すると判断された場合、前記切断位置データを前記処理対象に指定しないことを特徴とする請求項1又は2の何れかに記載のデータ処理装置。
  4. 前記画像データが示す前記画像に含まれる、前記保持シートの特定の位置に設けられたマークに基づき、前記保持シートの種別を特定する特定手段を更に備え、
    前記記憶制御手段は、前記処理対象に指定された前記切断位置データを、前記種別と関連付けて、前記記憶装置に記憶し、
    前記比較データ取得手段は、前記記憶装置から、前記特定手段によって特定された前記種別と関連付けられた前記比較データを取得することを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のデータ処理装置。
  5. 前記記憶制御手段は、前記指定手段によって前記処理対象に指定された前記切断位置データを、前記比較データとして前記記憶装置に記憶することを特徴とする請求項1から4の何れかに記載のデータ処理装置。
  6. 前記生成手段によって生成された前記複数の切断位置データのうち、前記比較データ取得手段によって取得された前記比較データ以外の切断位置データを示す候補画像を表示機器に表示させる表示制御手段と、
    前記候補画像に対応する前記切断位置データのうち、前記処理対象に指定しない切断位置データの指定を受け付ける第二受付手段とを更に備え、
    前記記憶制御手段は、前記第二受付手段によって指定された前記切断位置データを、前記比較データとして前記記憶装置に記憶することを特徴とする請求項1から4の何れかに記載のデータ処理装置。
  7. 切断刃を保持可能な保持部と、
    前記保持部と前記保持シートとを相対的に移動させる第一移動機構と
    を更に備えることを特徴とする請求項1から6の何れかに記載のデータ処理装置。
  8. 画像を読み取り可能な複数の読取素子が所定方向に整列した画像読取部と、
    前記画像読取部と前記保持シートとを相対的に移動させる第二移動機構と
    を更に備え、
    前記画像データ取得手段は、前記第二移動機構によって前記保持シートと相対的に移動される前記画像読取部によって読み取られた前記画像の画像データを取得することを特徴とする請求項1から7の何れかに記載のデータ処理装置。
  9. 被加工物を保持する保持シートの画像の画像データを取得する画像データ取得処理と、
    前記画像データに基づき、切断処理で使用可能な複数の切断位置データであって、前記画像に含まれる複数の模様の夫々に対応する前記複数の切断位置データを生成する生成処理と、
    記憶装置から、前記記憶装置に予め記憶されている切断位置データである比較データを取得する比較データ取得処理と、
    前記複数の切断位置データの夫々が示す第一位置が、前記比較データが示す第二位置に対応するかを判断する判断処理と、
    前記判断処理で前記第一位置が前記第二位置に対応しないと判断された場合、前記第一位置を示す前記切断位置データを、所定の処理対象として指定し、前記判断処理で前記第一位置が前記第二位置に対応すると判断された場合で、且つ、所定の場合、前記第一位置を示す前記切断位置データを前記処理対象として指定しない指定処理と、
    前記生成処理で生成された前記複数の切断位置データの少なくとも一つを、前記比較データとして前記記憶装置に記憶する記憶制御処理と
    を備えることを特徴とするデータ処理方法。
  10. データ処理装置のコンピュータに
    被加工物を保持する保持シートの画像の画像データを取得する画像データ取得処理と、
    前記画像データに基づき、切断処理で使用可能な複数の切断位置データであって、前記画像に含まれる複数の模様の夫々に対応する前記複数の切断位置データを生成する生成処理と、
    記憶装置から、前記記憶装置に予め記憶されている切断位置データである比較データを取得する比較データ取得処理と、
    前記複数の切断位置データの夫々が示す第一位置が、前記比較データが示す第二位置に対応するかを判断する判断処理と、
    前記判断処理で前記第一位置が前記第二位置に対応しないと判断された場合、前記第一位置を示す前記切断位置データを、所定の処理対象として指定し、前記判断処理で前記第一位置が前記第二位置に対応すると判断された場合で、且つ、所定の場合、前記第一位置を示す前記切断位置データを前記処理対象として指定しない指定処理と、
    前記生成処理で生成された前記複数の切断位置データの少なくとも一つを、前記比較データとして前記記憶装置に記憶する記憶制御処理と
    を実行させるためのデータ処理プログラム。
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