JP2018051501A - 吸着塔 - Google Patents

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武井 宏之
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宏之 武井
宏之 小野
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宏之 小野
龍也 飛弾野
Tatsuya Hidano
龍也 飛弾野
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【課題】簡便な構成を有しながら、吸着剤の温度変化を抑えることが可能であり、また、塔体の内部に充填された吸着剤の温度をより均一化することを可能とした吸着塔を提供する。【解決手段】吸着剤Sが内部に充填された塔体2を備え、特定の除去成分を含むガスGを塔体2の一端側に設けられた流入口3aから流入し、塔体2の他端側に設けられた流出口3bから流出することによって、ガスG中に含まれる除去成分を吸着剤Sに吸着して除去する吸着塔1Aであって、除去成分の吸着時に吸着剤Sに発生する熱を塔体2の外周側へと伝熱する伝熱部材4a〜4fを備え、伝熱部材4a〜4fは、ガスGが通過する空隙を有し、塔体2の壁面2aに接触した状態で、塔体2内の吸着剤Sが充填された間に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、吸着塔に関する。
ガス中に含まれる特定の成分を除去する方法として、その除去成分を吸着する吸着剤が内部に充填された吸着塔がよく用いられる。一般的に多くの吸着剤では、除去成分を吸着する際に発熱又は吸熱することによって温度変化が発生する。特に、吸着塔では、吸着剤が充填された塔体のうち、除去成分を含むガスが流入する流入口側と、ガスが比較的流れ易い中心付近において、比較的大きな温度変化が発生する。また、多くの吸着剤では、このような温度変化によって吸着性能も変化する。
このため、従来の吸着塔では、吸着剤の温度変化が過度に発生した場合、この吸着剤の吸着性能が低下してしまうといった問題があった。また、塔体内における吸着剤の温度分布が大きくなると、吸着剤の吸着性能が不均一となり、ガス中から除去成分を十分に除去できなくなるといった問題があった。さらに、吸着塔が大きくなるほど、塔体の中心付近と外周付近との間で熱が伝わり難くなり、これらの問題がより顕著に発生することになる。
そこで、上述した問題を解決するため、塔体内における吸着剤の温度を均一化する技術が提案されている(例えば、下記特許文献1〜5を参照。)。具体的に、下記特許文献1には、吸着塔に供給されるガスの温度を制御する技術が開示されている。一方、下記特許文献2,3には、吸着剤の温度を制御する技術が開示されている。一方、下記特許文献4には、温度に対する吸着性能が異なる複数の吸着剤を充填する技術が開示されている。一方、特許文献5には、熱を容器本体に伝える部材を吸着塔内に設置する技術が開示されている。
特開平1−176414号公報 特開平8−052317号公報 特開平11−092111号公報 特開平2−227112号公報 特開昭52−002891号公報
しかしながら、上述した特許文献1〜3に開示された技術では、吸着剤やガスの温度を制御するため、加熱機器や冷却機器などの温度調節を行う機器が必要となってしまう。一方、特許文献4に開示された技術では、吸着できるガスの種類が限定されてしまう。一方、特許文献5に開示された技術では、熱を容器本体に伝える部材同士が接続されておらず、塔体の中心付近と外周付近との温度差を解消することは困難である。
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、簡便な構成を有しながら、吸着剤の温度変化を抑えることが可能であり、また、塔体の内部に充填された吸着剤の温度をより均一化することを可能とした吸着塔を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
〔1〕 吸着剤が内部に充填された塔体を備え、特定の除去成分を含むガスを前記塔体の一端側に設けられた流入口から流入し、前記塔体の他端側に設けられた流出口から流出することによって、前記ガス中に含まれる除去成分を前記吸着剤に吸着して除去する吸着塔であって、
前記除去成分の吸着時に前記吸着剤に発生する熱を前記塔体の外周側へと伝熱する伝熱部材を備え、
前記伝熱部材は、前記ガスが通過する空隙を有し、前記塔体の壁面に接触した状態で、前記塔体内の前記吸着剤が充填された間に配置されていることを特徴とする吸着塔。
〔2〕 前記伝熱部材は、前記塔体内のガスが流れる方向に複数並んで配置されていることを特徴とする前記〔1〕に記載の吸着塔。
〔3〕 前記複数並んで配置された伝熱部材のうち、前記吸着剤の発熱量が相対的に多い位置に配置される伝熱部材の間隔が、前記吸着剤の発熱量が相対的に少ない位置に配置される伝熱部材の間隔よりも狭いことを特徴とする前記〔2〕に記載の吸着塔。
〔4〕 前記複数並んで配置された伝熱部材のうち、前記吸着剤の発熱量が相対的に多い位置に配置される伝熱部材の空隙率が、前記吸着剤の発熱量が相対的に少ない位置に配置される伝熱部材の空隙率よりも小さいことを特徴とする前記〔2〕又は〔3〕に記載の吸着塔。
〔5〕 前記伝熱部材は、網板状に形成されていることを特徴とする前記〔1〕〜〔4〕の何れか一項に記載の吸着塔。
〔6〕 前記伝熱部材は、金属により形成されていることを特徴とする前記〔1〕〜〔5〕の何れか一項に記載の吸着塔。
以上のように、本発明によれば、簡便な構成を有しながら、吸着剤の熱を外部に伝え易くなっており、吸着剤の温度変化を抑えることが可能である。また、塔体の内部に充填された吸着剤の温度をより均一化することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係る吸着塔の構成を示し、(a)はその透視斜視図、(b)はその断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る吸着塔の構成を示し、(a)はその透視斜視図、(b)はその断面図である。 (a)〜(c)は図1及び図2に示す吸着塔で用いられる伝熱部材の変形例を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を模式的に示している場合があり、各構成要素の数や寸法比率などが実際と同じであるとは限らないものとする。また、以下の説明において例示される材料、寸法等は一例であって、本発明はそれらに必ずしも限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。
(第1の実施形態)
先ず、本発明の第1の実施形態として、例えば図1(a),(b)に示す吸着塔1Aについて説明する。なお、図1(a)は、吸着塔1Aの構成を示す透視斜視図である。図1(b)は、吸着塔1Aの構成を示す断面図である。
本実施形態の吸着塔1Aは、図1(a),(b)に示すように、吸着剤Sが内部に充填された塔体2を備えている。
吸着剤Sは、ガスG中に含まれる特定の除去成分を吸着して除去するものである。また、吸着剤Sは、除去成分を吸着させた後、その除去成分を圧力差や温度差などによって離脱でき、繰り返し使用することが可能である。
なお、本実施形態では、吸着剤Sとして、活性炭を用い、ガスGをメタンと窒素の混合ガスとし、このガスG中に含まれる特定の除去成分として、メタンを活性炭に吸着して除去する場合を例示するものとする。この場合、活性炭にメタンが吸着するときの反応は発熱反応である。
塔体2は、円筒状の周壁部2aと、周壁部2aの下端(一端)側を閉塞する底壁部2bと、周壁部2aの上端(他端)側を閉塞する上壁部2cとを有している。なお、本実施形態の塔体2には、例えばステンレスなどの金属が用いられているが、これに限定されることなく、耐熱性及び伝熱性を有する材質のものを用いることができる。また、塔体2は、保温材などで覆うことなく、大気と接した状態となっている。
また、塔体2は、底壁部2bの中央部に接続された入側配管3aと、上壁部2cの中央部に接続された出側配管3bとを有している。入側配管3aは、塔体2内にガスGが流入する流入口を形成している。一方、出側配管3bは、塔体2内からガスGが流出する流出口を形成している。すなわち、ガスGは、塔体2内を入側配管3aから出側配管3bに向かって流通することになる。
吸着塔1Aは、塔体2の内部に複数(本実施形態では6つ)の伝熱部材4a〜4fを備えている。複数の伝熱部材4a〜4fは、それぞれ網板状に形成された金属(金網)からなる。また、各伝熱部材4a〜4fは、網目の間からガスGが通過する空隙を有している。なお、本実施形態の伝熱部材4a〜4fには、例えばステンレスなどの金属が用いられているが、これに限定されることなく、耐熱性及び伝熱性を有する材質のものを用いることができる。また、各伝熱部材4a〜4fには、互いに同じ空隙率のものを用いている。
各伝熱部材4a〜4fは、塔体2内の吸着剤Sが充填された間を仕切るように、塔体2内のガスGが流れる方向に並んで配置されている。また、各伝熱部材4a〜4fは、塔体2の周壁部2aの壁面にそれぞれの外周部が接触した状態で配置されている。
以上のような構成を有する吸着塔1Aでは、特定の除去成分を含むガスGを塔体2の入側配管3aから流入し、塔体2の出側配管3bから流出する間に、ガスG中に含まれる除去成分を吸着剤Sに吸着して除去する。
このとき、塔体2内の吸着剤Sは、ガスG中に含まれる除去成分を吸着することによって発熱する。また、塔体2の内部では、塔体2の外周付近よりも中心付近でガスGが流れ易くなっている。さらに、塔体2の内部では、ガスGが流れる方向の上流から下流に向かうほど、ガスG中に含まれる除去成分が除去されて濃度が薄くなる。したがって、塔体2内の吸着剤Sは、除去成分の吸着が進むに従って、塔体2の外周付近よりも中心付近で高温となり、塔体2の下流側よりも上流側で高温となっていく。
これに対して、本実施形態の吸着塔1Aでは、吸着剤Sに発生した熱が各伝熱部材4a〜4fにより塔体2の周壁部2aへと伝熱される。すなわち、吸着剤Sに発生した熱を伝熱部材4a〜4fを介して塔外へと逃がすことができる。さらに、各伝熱部材4a〜4fは、塔体2内の中心付近及び外周付近を接続していることから、吸着剤Sの中心付近と外周付近との間で発生する温度差を解消して、吸着剤Sの温度をより均一化することが可能である。
さらに、本実施形態の吸着塔1Aでは、複数の伝熱部材4a〜4fのうち、吸着剤Sの発熱量が相対的に多い位置(上流側)に配置される伝熱部材の間隔が、吸着剤Sの発熱量が相対的に少ない位置(下流側)に配置される伝熱部材の間隔よりも狭くなっている。
すなわち、吸着剤Sの下流側よりも上流側に伝熱部材4a〜4fを多く配置することによって、吸着剤Sの上流側の塔外への伝熱性能が下流側の塔外への伝熱性能よりも高くなっている。これにより、吸着剤Sの上流側と下流側との間で発生する温度差を解消して、吸着剤Sの温度をより均一化することが可能である。
以上のようにして、本実施形態の吸着塔1Aでは、従来のような加熱機器や冷却機器などの温度調節を行う機器を必要とせず、簡便な構成を有しながら、吸着剤Sの熱を外部に伝え易くなっており、吸着剤Sの温度変化を抑えることが可能である。また、塔体2の内部に充填された吸着剤Sの温度をより均一化することが可能である。これにより、吸着剤Sの吸着性能を維持しながら、ガスG中に含まれる除去成分を吸着剤Sにより十分に除去することが可能である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態として、例えば図2(a),(b)に示す吸着塔1Bについて説明する。なお、図2(a)は、吸着塔1Bの構成を示す透視斜視図である。図2(b)は、吸着塔1Bの構成を示す断面図である。また、以下の説明では、上記吸着塔1Aと同等の部位については、説明を省略すると共に、図面において同じ符号を付すものとする。
本実施形態の吸着塔1Bは、図2(a),(b)に示すように、上記伝熱部材4a〜4fの代わりに、空隙率が異なる複数(本実施形態では6つ)の伝熱部材5a〜5fを用いた構成となっている。これらの伝熱部材5a〜5fは、塔体2内の吸着剤Sが充填された間を仕切るように、塔体2内のガスGが流れる方向に等間隔に並んで配置されている。
また、本実施形態の吸着塔1Bでは、複数の伝熱部材5a〜5fのうち、吸着剤Sの発熱量が相対的に多い位置(上流側)に配置される伝熱部材の空隙率が、吸着剤Sの発熱量が相対的に少ない位置(下流側)に配置される伝熱部材の空隙率よりも小さくなっている。
すなわち、吸着剤Sの下流側よりも上流側に伝熱性能の高い伝熱部材5a〜5fを配置することによって、吸着剤Sの上流側の伝熱性能が下流側の伝熱性能よりも高くなっている。これにより、吸着剤Sの上流側と下流側との間で発生する温度差を解消して、吸着剤Sの温度をより均一化することが可能である。
以上のようにして、本実施形態の吸着塔1Bでは、上記吸着塔1と同様に、従来のような加熱機器や冷却機器などの温度調節を行う機器を必要とせず、簡便な構成を有しながら、吸着剤Sの熱を外部に伝え易くなっており、吸着剤Sの温度変化を抑えることが可能である。また、塔体2の内部に充填された吸着剤Sの温度をより均一化することが可能である。これにより、吸着剤Sの吸着性能を維持しながら、ガスG中に含まれる除去成分を吸着剤Sにより十分に除去することが可能である。
なお、本発明は、上記実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
具体的に、本発明では、上記吸着塔1A,1Bの構成に限らず、上記吸着塔1A,1Bの構成を組み合わせたものとしてもよい。すなわち、ガスGが流れる方向に並んで配置された複数の伝熱部材のうち、吸着剤Sの発熱量が相対的に多い位置(上流側)に配置される伝熱部材の間隔を、吸着剤Sの発熱量が相対的に少ない位置(下流側)に配置される伝熱部材の間隔よりも狭くし、且つ、吸着剤Sの発熱量が相対的に多い位置(上流側)に配置される伝熱部材の空隙率を、吸着剤Sの発熱量が相対的に少ない位置(下流側)に配置される伝熱部材の空隙率よりも小さくすることも可能である。
また、上記吸着塔1A,1Bでは、上述した網板状の伝熱部材4a〜4f及び伝熱部材5a〜5fに限らず、ガスGが通過する空隙を有するものであればよく、例えば図3(a)〜(c)に示すような伝熱部材6A〜6Cを用いることも可能である。
具体的に、図3(a)示す伝熱部材6Aは、渦巻き状の線材6aにより形成されている。一方、図3(b)示す伝熱部材6Bは、同心円状に並ぶリング状の線材6bの各間を半径方向に接続する線材6cによって形成されている。一方、図3(c)示す伝熱部材6Cは、複数の孔部7aを有する平板7により形成されている。
以下、実施例により本発明の効果をより明らかなものとする。なお、本発明は、以下の実施例に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することができる。
(実施例1)
実施例1の吸着塔では、上記吸着塔1Aと同様の構成とし、吸着剤Sとして活性炭を用いて、メタンと窒素との混合ガス中に含まれるメタンを活性炭に吸着して除去したときの吸着剤Sの温度変化を測定した。
なお、塔体2の外径は304.7mm、塔体2の高さは1700mmである。また、伝熱部材として、線径が2.0mm、メッシュ間隔が約10mmの金網を15枚用意し、上流側の伝熱部材の間隔が下流側の伝熱部材の間隔よりも狭くなるように、各伝熱部材の間隔を50〜250mmの範囲で調整しながら、各伝熱部材を並べて配置した。
その結果、実施例1の吸着塔では、吸着剤Sの中心軸方向では最大38℃、同一平面上では最大7℃の温度差となった。
(実施例2)
実施例2の吸着塔では、上記吸着塔1Aと同様の構成とした以外は、実施例1と同様に、吸着剤Sとして活性炭を用いて、メタンと窒素との混合ガス中に含まれるメタンを活性炭に吸着して除去したときの吸着剤Sの温度変化を測定した。
なお、伝熱部材として、線径が1.0mm、メッシュ間隔が6〜15mmの金網を15枚用意し、上流側の伝熱部材のメッシュ間隔(空隙率)が下流側の伝熱部材のメッシュ間隔(空隙率)よりも小さくなるように、各伝熱部材の間隔を100mmとしながら、各伝熱部材を並べて配置した。
その結果、実施例2の吸着塔では、吸着剤Sの中心軸方向では最大40℃、同一平面上では最大5℃の温度差となった。
(比較例1)
比較例1の吸着塔では、伝熱部材を省略した以外は、実施例1と同様に、吸着剤Sとして活性炭を用いて、メタンと窒素との混合ガス中に含まれるメタンを活性炭に吸着して除去したときの吸着剤Sの温度変化を測定した。
その結果、比較例1の吸着塔では、吸着剤Sの中心軸方向では最大46℃、同一平面上では最大10℃の温度差となった。
1A,1B…吸着塔 2…塔体 3a…入側配管(流入口) 3b…出側配管(流出口) 4a〜4f…伝熱部材 5a〜5f…伝熱部材 6A〜6C…伝熱部材 S…吸着剤 G…ガス

Claims (6)

  1. 吸着剤が内部に充填された塔体を備え、特定の除去成分を含むガスを前記塔体の一端側に設けられた流入口から流入し、前記塔体の他端側に設けられた流出口から流出することによって、前記ガス中に含まれる除去成分を前記吸着剤に吸着して除去する吸着塔であって、
    前記除去成分の吸着時に前記吸着剤に発生する熱を前記塔体の外周側へと伝熱する伝熱部材を備え、
    前記伝熱部材は、前記ガスが通過する空隙を有し、前記塔体の壁面に接触した状態で、前記塔体内の前記吸着剤が充填された間に配置されていることを特徴とする吸着塔。
  2. 前記伝熱部材は、前記塔体のガスが流れる方向に複数並んで配置されていることを特徴とする請求項1に記載の吸着塔。
  3. 前記複数並んで配置された伝熱部材のうち、前記吸着剤の発熱量が相対的に多い位置に配置される伝熱部材の間隔が、前記吸着剤の発熱量が相対的に少ない位置に配置される伝熱部材の間隔よりも狭いことを特徴とする請求項2に記載の吸着塔。
  4. 前記複数並んで配置された伝熱部材のうち、前記吸着剤の発熱量が相対的に多い位置に配置される伝熱部材の空隙率が、前記吸着剤の発熱量が相対的に少ない位置に配置される伝熱部材の空隙率よりも小さいことを特徴とする請求項2又は3に記載の吸着塔。
  5. 前記伝熱部材は、網板状に形成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の吸着塔。
  6. 前記伝熱部材は、金属により形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の吸着塔。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113441007A (zh) * 2021-07-23 2021-09-28 河北领阔环保科技有限公司 一种活性炭一体化脱硫脱硝系统

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