JP2018051140A - 吸収性物品および吸収性物品の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
上記構成によれば、製造ラインにおいて、サイドフラップに対してテープ部材がばたつくことを抑制でき、これにより、歩留まりを減らしつつ、生産効率を向上することができる。
上記構成によれば、サイドフラップの展開作業を行うときの力が小さくすることができる。
上記構成によれば、サイドフラップの展開作業を行うときの力が小さくすることができる。
上記構成によれば、吸収体の横方向を、折り畳むことで、吸収性物品を小さく折り畳むことができる。
上記構成によれば、摘み部は、他の領域と色や肌触りを変える等して識別可能な構成とすることで、作業者から容易に識別することができる。
図1ないし図12を参照して、本発明における吸収性物品を具体化した一実施形態におけるテープ型使い捨ておむつについて説明する。
図1に示すように、テープ型使い捨ておむつ10(以下、単に「おむつ10」という。)は、一例として、成人用おむつである。おむつ10は、人体の腹部形状に追従する形状を有する前身頃10Fと、人体の背部形状に追従する形状を有する後身頃10Rと、前身頃10Fおよび後身頃10Rを繋ぐ股下部10Cとを備えている。
なお、横方向の反対側に配置されるサイドフラップ11は、Z字形状に折り畳まれることになる。
(1)サイドフラップ11が完全に折り畳まれた状態では、延出部22が自由端部11Aから横方向の内側に向けて延在し、摘み部25の先端部が横方向内側に位置する第1折り目27より横方向の内側に向けて延出している。これにより、摘み部25は、その下に折り畳まれたサイドフラップ11の第1折返部29と第2折返部30とが存在することによって、サイドシート17から離間し、指で摘みやすくなり、サイドフラップ11およびテープ部材20を展開する作業時間を短縮することができる。
(6)おむつ10の横方向を、吸収体14が介在した第2折り目28に沿って折り畳むことで、吸収性物品を小さく折り畳むことができる。
次に、以上のようなおむつ10の製造方法について説明する。
図11(a)に示すように、製造ラインには、搬送シート40が矢印D方向に搬送される。搬送シート40は、吸収体14をバックシート13とトップシート15とで挟み込んだ吸収性本体50を、カバーシート16の連続体とサイドシート17の連続体とで挟み込んで構成された構造体である。吸収性本体50は、長手方向を搬送方向である矢印D方向にして、カバーシート16の連続体とサイドシート17の連続体との間に配置されている。また、バックシート13は、カバーシート16の連続体側に位置され、カバーシート16の連続体は、バックシート13の全体を覆うように配置される。トップシート15は、サイドシート17と接するように位置され、サイドシート17の連続体は、吸収性本体50の長手方向に沿った両側縁部に配置される。カバーシート16の連続体とサイドシート17の連続体の搬送方向と平行な両側縁部は、サイドフラップ11を構成するサイドフラップ部分41となる。サイドフラップ部分41において、カバーシート16の連続体とサイドシート17の連続体とは、間にテープ部材20が配置された状態で、ホットメルト接着剤などの接着手段によって接着される。具体的に、テープ部材20は、ファスニング部23が延出部22に折り返され仮止めされた状態で固定部21がカバーシート16の連続体とサイドシート17の連続体との間に挟み込まれ固定されている(図5参照)。
(7)搬送シート40の走行路にローラ42を配置することで、搬送シート40の走行方向に対して直交する横方向における中央部を押圧し、その両側のサイドフラップ部分41を起き上がらせ、連続して、ガイド板43によって、折り目を設けることができる。これにより、一連の工程で、サイドフラップ部分をつづら折りし、摘み部25の先端部をサイドフラップ部分41の横方向の内側に位置する折り目よりさらに横方向内側に向けて突出させることができる。このような製造工程によって、生産効率の向上を図ることができる。
・図7では、第2折り目28の位置を、サイドフラップ11において、吸収体14が存在する領域に設定しているが、吸収体14の側縁に沿う位置、すなわち吸収体14を折らなくて済む位置(図5中28´の位置)に設定してもよい。
・第1折返部29は、下側に隣接する第2折返部30に対するズレを予防するのであれば、第2折返部30に対して仮止めしてもよい。
・おむつ10としては、乳幼児用おむつであってもよい。また、ペット用おむつであってもよい。
Claims (8)
- 前身頃と、後身頃と、前記前身頃と前記後身頃とを繋ぐ股下部とを備え、前記前身頃および前記後身頃における胴回り構成部の胴回り方向となる横方向の両端部がテープ部材によって結合される吸収性物品であって、
前記胴回り構成部における前記横方向の両端部を構成し、前記横方向の先端部を自由端部としたサイドフラップと、前記前身頃および前記後身頃のうちの何れか一方の身頃において、前記自由端部から前記横方向外側に向けて延出する前記テープ部材とを備え、
前記テープ部材は、前記自由端部から延出した延出部と、前記延出部の先端部に位置し一方の面をファスニング面としたファスニング部と、前記ファスニング面が前記延出部を向くように前記延出部に対して折り返され仮止めされて構成される摘み部とを備え、
前記延出部が前記横方向に対して直交する縦方向に沿ったテープ折り目に沿って、前記横方向内側に折り返されて前記サイドフラップに対して仮止めされており、
前記サイドフラップは、前記縦方向に沿った複数の折り目を付けてつづら折りをして、前記延出部を前記自由端部から前記横方向内側に向けて延在させ、かつ、前記摘み部を前記サイドフラップの前記横方向内側に位置する折り目よりさらに前記横方向内側に向けて突出させた吸収性物品。 - 前記サイドフラップは、前記つづら折りによって、
前記縦方向に沿い、前記自由端部に最も近い第1折り目と、
前記縦方向に沿い、前記第1折り目よりも前記自由端部から離れた第2折り目と、
前記自由端部と前記第1折り目との間に位置する第1折返部と、
前記第1折り目と前記第2折り目との間に位置する第2折返部とを備え、
前記第2折返部が前記第2折り目に沿って前記吸収性物品の肌と接する表面の上に重なるように前記横方向の内側に向けて折り返されており、
前記第1折返部が前記第1折り目に沿って前記第2折返部の上に重なるように前記横方向の外側に向けて折り返されており、
前記延出部が前記自由端部から前記横方向の内側に向けて延在し、前記摘み部が前記第2折り目より前記横方向の内側に向けて突出されている
請求項1に記載の吸収性物品。 - 前記延出部は、前記自由端部に沿う根元において、前記サイドフラップに対して仮止めされている
請求項2に記載の吸収性物品。 - 前記第2折返部は、前記表面に対して仮止めされていない
請求項3に記載の吸収性物品。 - 前記第1折返部は、前記第2折返部に対して仮止めされていない
請求項3または4に記載の吸収性物品。 - 前記前身頃、前記後身頃、および、前記股下部に亘って、前記縦方向に延在する吸収性本体を備え、
前記吸収性本体は、吸収体を含み、
前記第2折返部には、前記吸収体の前記横方向における両端部が配置され、
前記サイドフラップは、前記第2折り目において、前記吸収体を含め折り返されている
請求項2ないし5のうち何れか1項に記載の吸収性物品。 - 前記摘み部は、他の領域と識別可能な構成とされている
請求項1ないし6のうち何れか1項に記載の吸収性物品。 - 前身頃と、後身頃と、前記前身頃と前記後身頃とを繋ぐ股下部とを備え、前記前身頃および前記後身頃における胴回り構成部の胴回り方向となる横方向の両端部がテープ部材によって結合される吸収性物品の製造方法であって、
前記吸収性物品は、前記胴回り構成部における前記横方向の両端部を構成し、前記横方向の先端部を自由端部としたサイドフラップと、
前記前身頃および前記後身頃のうちの何れか一方の身頃において、前記自由端部から前記横方向外側に向けて延出する前記テープ部材とを備えており、
前記テープ部材は、前記自由端部から延出した延出部と、前記延出部の先端部に位置し一方の面をファスニング面としたファスニング部とを備え、
前記製造方法は、
前記サイドフラップを構成する部分に前記テープ部材の基端が固定された搬送シートを搬送し、前記テープ部材は、前記ファスニング面が前記延出部を向くように前記ファスニング部が前記延出部に対して折り返され仮止めされて摘み部が構成された状態で固定されており、
前記延出部が前記横方向内側に折り返されて前記サイドフラップを構成する部分に対して仮止めされ、
前記製造方法は、さらに、前記サイドフラップを構成する部分をつづら折りし、
前記延出部を前記自由端部から前記横方向内側に向けて延在させ、前記摘み部の先端部を前記搬送シートの前記横方向内側に位置する折り目よりさらに前記横方向内側に向けて突出させ、
前記搬送シートを、1つ分の前記吸収性物品に切断する
吸収性物品の製造方法。
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