JP2023093184A - パンツ型使い捨ておむつ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】胴回り部を容易に引き上げることができ、簡単かつ適切に着用することができるパンツ型使い捨ておむつを提供する。【解決手段】腹側部1と、背側部2と、腹側部1と背側部2との間に位置する股下部3とを有し、腹側部1から股下部3を通って背側部2に向かう方向を長手方向とし、長手方向に直交する方向を幅方向とするパンツ型使い捨ておむつ10であって、腹側部1の幅方向の両側部と背側部2の幅方向の両側部とが接合されてなる筒状の胴回り部6を備える。胴回り部6は、長手方向に所定の間隔をあけて、該胴回り部6を折り曲げる起点となる第1の折曲部21及び第2の折曲部22が幅方向に沿って延在して設けられ、これらを起点として胴回り部6の内側に向かって蛇腹状に折り畳まれている。【選択図】図4
Description
本発明は、パンツ型使い捨ておむつ及びその製造方法に関するものである。
従来、腹側部と、背側部と、腹側部と背側部との間に位置する股下部とを有し、腹側部の幅方向の両側部と背側部の幅方向の両側部とが接合されて筒状の胴回り部が形成されたパンツ型の使い捨ておむつが知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。従来のパンツ型使い捨ておむつは、着用者の胴回り全体を適切に被覆して漏れなどを防止すべく、股下部から胴回り部の上端までの長さ、すなわち股上が深く形成されている。
このようなパンツ型使い捨ておむつを着用する場合は、左右の脚開口部に着用者の脚を挿入した状態で、着用者自身又は介助者が、胴回り部の上端近傍を手で掴んで胴回り部をウエスト部分まで引き上げている。しかしながら、おむつの股上が深いため、胴回り部を引き上げる距離が長く、さらに着用者の肌との摩擦も相まって、着用者のウエスト部分まで胴回り部を引き上げるのは困難であった。
そこで、本発明は、胴回り部を容易に引き上げることができ、簡単かつ適切に着用することができるパンツ型使い捨ておむつを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のパンツ型使い捨ておむつは、腹側部と、背側部と、前記腹側部と前記背側部との間に位置する股下部とを有し、前記腹側部から前記股下部を通って前記背側部に向かう方向を長手方向とし、前記長手方向に直交する方向を幅方向とするパンツ型使い捨ておむつであって、前記腹側部の前記幅方向の両側部と前記背側部の前記幅方向の両側部とが接合されてなる筒状の胴回り部を備え、前記胴回り部は、前記長手方向に所定の間隔をあけて、該胴回り部を折り曲げる起点となる2以上の折曲部が前記幅方向に沿って延在して設けられ、前記2以上の折曲部を起点として前記胴回り部6の内側に向かって蛇腹状に折り畳まれている。
このように構成された本発明のパンツ型使い捨ておむつは、胴回り部を容易に引き上げることができ、簡単かつ適切に着用することができる。
以下、本発明によるパンツ型使い捨ておむつを実施するための形態を、図面に示す実施例に基づいて説明する。
(実施例1)
実施例1におけるパンツ型使い捨ておむつ(以下、単に「おむつ10」という)は、図1及び図2に示すように、腹側部1と、背側部2と、腹側部1及び背側部2の間に位置する股下部3とを有している。なお、本明細書では、腹側部1から股下部3を通って背側部2に向かう方向を長手方向Lとし、長手方向Lに直交する方向を幅方向Wとする。また、以下の説明では、おむつ10を着用する着用者Mを基準として「上下」「左右」「前後」等の用語を用いる。
実施例1におけるパンツ型使い捨ておむつ(以下、単に「おむつ10」という)は、図1及び図2に示すように、腹側部1と、背側部2と、腹側部1及び背側部2の間に位置する股下部3とを有している。なお、本明細書では、腹側部1から股下部3を通って背側部2に向かう方向を長手方向Lとし、長手方向Lに直交する方向を幅方向Wとする。また、以下の説明では、おむつ10を着用する着用者Mを基準として「上下」「左右」「前後」等の用語を用いる。
実施例1のおむつ10は、腹側部1の幅方向Wの両側部と背側部2の幅方向Wの両側部が接合され、接合部4及びウエスト挿入開口5を有する筒状の胴回り部6と、一対の脚挿入開口7とが形成されている。接合部4は、胴回り部6の下部側に設けられた第1の接合部4aと上部側に設けられた第2の接合部4bとを有している。第1の接合部4aと第2の接合部4bとの間は、両側部が接合されておらず、開口部8が形成されている。着用者Mは、おむつ10の着用時、一対の脚挿入開口7に足M1、M2をそれぞれ挿入し、ウエスト挿入開口5に胴体M3を挿入することで、胴回り部6によって腹部及び背中が覆われる。
また、おむつ10は、図3に示すように、パンツ型に形成された外装体11と、外装体の内面側に配置された内装体12と、を備えている。外装体11は、バックシート13、ギャザー押さえシート14及び漏れ防止シート15が、これらの順序で積層して形成されている。バックシート13は、おむつ10の着用時に着衣側に配置されるシート材であり、例えば液不透過性を有する不織布を使用することができる。ギャザー押さえシート14は、例えば液不透過性を有する不織布によって形成されたシート材であり、バックシート13の表面(着用者Mの肌側の面)に固定される。
漏れ防止シート15は、おむつ10の長手方向Lの両端縁であって、後述する上部領域24に、胴回り部6の上端部6aに沿って配置されている。漏れ防止シート15は、例えば液不透過性を有する帯状の不織布によって形成されたシート材であり、ギャザー押さえシート14の表面(着用者Mの肌側の面)に固定されている。
胴回り部6には、幅方向Wに伸縮する複数の伸縮部材16が設けられている。各伸縮部材16は、例えば、糸状又は帯状の天然ゴム等を使用することができる。複数の伸縮部材16は、胴回り部6の長手方向Lに沿って所定の間隔をあけて配置され、バックシート13とギャザー押さえシート14との間に挟み込まれて、所定の伸長状態で保持されている。
内装体12は、図3に示すように、撥水性シート17、吸収体18及びトップシート19が、これらの順序で積層して形成されている。撥水性シート17は、例えば撥水性を有する不織布を使用することができる。撥水性シート17は、外装体11のギャザー押さえシート14の表面(着用者Mの肌側の面)に配置され、ギャザー押さえシート14に固定されている。これにより、内装体12と外装体11とが一体となって、おむつ10を形成している。
吸収体18は、液保持性を有する吸収性ポリマーとパルプを含んで構成され、股下部3に対応する位置に配置される。トップシート19は、おむつ10の着用時に着用者Mの肌側に配置されるシート材であり、例えば液透過性を有する不織布を使用することができる。
そして、実施例1のおむつ10は、図4、図5に示すように、製造時(未着用時)において、胴回り部6が、該胴回り部6の内側に向かって蛇腹状に折り畳まれて、折り畳み構造を構成している。「蛇腹」とは、山折りと谷折りの繰り返し構造を意味する。すなわち、胴回り部6は、少なくとも一回の山折りと谷折りによって胴回り部6の内側に折り畳まれている。
以下、この胴回り部6の折り畳み構造について説明する。実施例1のおむつ10は、胴回り部6に、幅方向Wに沿って延在する折曲部20が形成されている。折曲部20は、幅方向Wに沿って胴回り部6を折り曲げるときの起点となる。
実施例1のおむつ10では、胴回り部6の長手方向Lに沿って所定の間隔をあけて二つの折曲部20が設けられている。すなわち、実施例1の折曲部20は、胴回り部6の長手方向Lの脚挿入開口7側に配置されて胴回り部6を内側に折り曲げる(山折り)起点となる第1の折曲部21と、胴回り部6の上端部6a側に配置されて胴回り部6を外側に折り曲げる(谷折り)起点となる第2の折曲部22と、を有している。なお、実施例1では、胴回り部6は、この第1の折曲部21と第2の折曲部22(山折りの折曲部と谷折りの折曲部)の組を一組有しているが、一組に限定されず、二組以上有していてもよい。
第1の折曲部21は、内装体12の長手方向Lの端部12a近傍、より好ましくは端部12aよりも、胴回り部6の上端部6a側に設けられている。これにより、内装体12が配置されていない位置で、第1の折曲部21を起点として容易に胴回り部6を折り曲げることができる。第2の折曲部22は、第1の折曲部21と上端部6aとの間に設けられている。
そして、実施例1のおむつ10では、胴回り部6は、第1の折曲部21及び第2の折曲部22によって、第1領域である下部領域23と、第2領域である上部領域24と、これらの間に配置される第3領域である中部領域25とに区画されている。下部領域23は、脚挿入開口7(胴回り部6の下端部)から第1の折曲部21までの領域である。中部領域25は、第1の折曲部21から第2の折曲部22までの領域である。上部領域24は、第2の折曲部22から胴回り部6の上端部6aまでの領域である。
また、下部領域23の長手方向Lの長さd1は、中部領域25の長さd3よりも長く形成され(d1>d3)、胴回り部6を折り畳んだときに中部領域25が下部領域23の内部に収納可能となっている。また、上部領域24の長さd2は、中部領域25の長さd3よりも長く形成され(d2>d3)、折り畳んだときに上部領域24の上端(つまり胴回り部6の上端部6a)が、最外層となる下部領域23の上端である第1の折曲部21から上方に所定長さで突出可能となっている。この突出部分は、着用者Mや介助者が指で摘まむことのできる把持部26となっている。
実施例1では、各領域の長手方向Lの長さd1,d2,d3の関係がd2>d1>d3となっており、上部領域24のみが第1の折曲部21(下部領域23)から突出している。しかし、各領域の寸法が、この関係に限定されず、変形例として上部領域24に加えて中部領域25も第1の折曲部21から突出するような寸法合わせとしてもよいし、上部領域24及び中部領域25の全体が下部領域23に収納されて、第1の折曲部21から突出しないような寸法合わせとしてもよい。
また、実施例1のおむつ10は、胴回り部6の上部領域24と中部領域25の幅方向Wの両側部が矩形状に切り欠かれ、切欠部27が設けられている。このため、図2、図6に示すように、胴回り部6は、幅方向Wの両側部が平面視L字型となっている。切欠部27の長手方向Lの長さは、内側に折り畳まれる領域である上部領域24及び中部領域25の長手方向Lの長さと同等の長さである。切欠部27の幅方向Wの長さは、上部領域24及び中部領域25の両側部が第1の接合部4aに接合されないように、第1の接合部4aの幅方向Wの長さと同等の長さ、又はやや長い。なお、「同等の長さ」とは、同一の長さだけでなく、所定の誤差の範囲に入る長さを含む。
実施例1のおむつ10では、胴回り部6は、第1の折曲部21で内側に折り曲げられ、第2の折曲部22で外側に折り曲げられることで、下部領域23と中部領域25と上部領域24とが互いに積層された状態で折り畳まれている(図4、図5参照)。そして、長手方向Lの中間部付近で、内装体12を内面側にしておむつ10を折り曲げて、腹側部1と背側部2とを重ねた状態で、腹側部1の下部領域23と背側部2の下部領域23の両側部が接合されて第1の接合部4aが形成され、腹側部1の上部領域24と背側部2の上部領域24の両側部が接合されて第2の接合部4bが形成されている。また、腹側部1の中部領域25と背側部2の中部領域25は、接合されておらず、中部領域25の幅方向Wの両側部には、開口部8が形成されている。
なお、胴回り部6が折り畳まれた状態で、上部領域24と中部領域25の互いに対向する面、及び中部領域25と下部領域23の互いに対向する面は、それぞれ幅方向Wの両側部が接合されている。この接合力は第1の接合部4a及び第2の接合部4bの接合力よりも弱く、折り畳まれた胴回り部6を展開したときに、容易に剥離可能となっている。また、各領域の互いに対向する面の接合によって、胴回り部6の折り畳み状態が保持され、着用前に胴回り部6が不測に展開することがない。
このような接合を可能とするため、実施例1では、腹側部1及び背側部2の上部領域24に、融点が比較的低い材料からなる漏れ防止シート15を配置している。「融点が比較的低い」とは、漏れ防止シート15が積層されるギャザー押さえシート14及びバックシート13に用いる材料の融点よりも低いことを意味する。
より具体的には、ギャザー押さえシート14及びバックシート13は、ポリプロピレン(PP、例えば融点が約160℃のもの)等からなる不織布を使用することができる。また、漏れ防止シート15は、PPよりも融点が低いポリエチレン系の材料からなる不織布を使用することができる。例えば、漏れ防止シート15は、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレンとポリエチレンの複合材料(PP/PE)、ポリエチレンテレフタレートとポリエチレンの複合材料(PET/PE)等からなる不織布を使用することができ、この中でもPPよりも低い融点(例えば、約110℃)を有するPEからなる不織布を好適に使用することができる。
そして、腹側部1と背側部2は、各々胴回り部6となる部分が蛇腹状に折り畳まれて上部領域24、中部領域25及び下部領域23が積層される。また、腹側部1と背側部2とを重ねた状態で、漏れ防止シート15の融点よりも高い温度で、下部領域23の両側部よりも幅方向Wにおいて内側の位置、つまり上部領域24及び中部領域25の両側部の位置が、熱圧着される。これにより、漏れ防止シート15が溶融し、腹側部1と背側部2の上部領域24どうしが両側部で、着用時に容易に分離できない接合力で強固に接合され、第2の接合部4bが形成される。これに対して、下部領域23と中部領域25との互いに対向する面、及び中部領域25と上部領域24との互いに対向する面は、バックシート13又はギャザー押さえシート14どうしが接触しているため、容易に剥離可能な比較的弱い接合力で接合されるか、又は接合されない。
一方、切欠部27が設けられていない下部領域23は、両側部が上部領域24及び中部領域25の両側部よりも幅方向Wに突出している。このため、上記熱圧着とは別に、この幅方向Wに突出した下部領域23の両側部を、より高い温度(例えば、PPの融点の160℃よりも高い温度)で熱圧着することで、着用時に容易に分離できない接合力で下部領域23の両側部が接合され、第1の接合部4aが形成される。また、この熱圧着で、内側に折り畳まれた上部領域24及び中部領域25の両側部が、下部領域23とともに接合されることがない。
次に、実施例1のパンツ型使い捨ておむつ10の製造方法について、図8を参照して説明する。図8は、実施例1のおむつ10の製造方法(製造ライン)の一部の工程の一例を示したものであり、おむつ10の製造方法は、図8に示すものに限定されない。実施例1のおむつ10の製造方法は、基本的には公知のおむつの製造方法と同様の工程を有している。このため、公知の工程については詳細な説明は省略し、以下では、公知とは異なる工程について主に説明する。
図8に示される製造ラインは、おむつ10の幅方向Wがラインの流れ方向(MD方向、マシンディレクション)となる横流れ形態となっている。この製造ラインの前に、公知の製造ラインでMD方向に連続するバックシート用のシート材料と、ギャザー押さえシート用のシート材料とで、連続する伸縮部材16をMD方向に伸長した状態で挟み、帯状に連なった帯状外装体が形成され、別の製造ラインで製造された内装体12が帯状外装体に取り付けられて帯状積層体30が形成され、脚挿入開口7が打ち抜かれているものとする。
図8に示す製造ラインは、接合材料積層工程100、切欠部形成工程101、折り畳み工程102、二つ折り工程103、接合工程104、及び切り離し工程105を含んでいる。
接合材料積層工程100では、帯状に連続する帯状積層体30のCD方向(製造ラインの幅方向であってMD方向と交差する方向、おむつ10の長手方向L)の両端部であって、おむつ10の腹側部1と背側部2となる部分の端部に、上部領域24の長手方向Lの長さと同等の幅を有し、MD方向に連続する漏れ防止シート用の帯状シート31を配置する。実施例1では、この帯状シート31は、個々のおむつ10の上部領域24の両側部を接合するための接合材料としても機能し、バックシート用のシート材料及びギャザー押さえシート用のシート材料よりも融点の低いシート材料が使用されている。
次の切欠部形成工程101では、帯状シート31が積層された帯状積層体30のCD方向の両側部を、MD方向において所定間隔(おむつ10の幅方向Wの長さに対応)をあけて所定長さ(おむつ10の長手方向Lにおける上端部6aから第1の折曲部21までの長さに対応)で切り欠いて、切欠部27を形成する。この切り欠きと同時に、又は切り欠きの前に、切欠部27の形成領域の外周にエンボス加工を施してエンボス部28を形成する。このエンボス部28により、切り欠きによって切断された伸縮部材16の両側部がバックシート13とギャザー押さえシート14に固定され、伸縮部材16が縮んでおむつ10の内部に引き込まれるのを防止することができる。また、切り欠きによって切断された漏れ防止シート15のMD方向(幅方向W)の両側部がギャザー押さえシート14に固定される。また、切欠部27を設けたことで、腹側部1となる部分及び背側部2となる部分に、上部領域24及び中部領域25が各々形成される。
次の折り畳み工程102では、腹側部1となる部分及び背側部2となる部分の上部領域24及び中部領域25を、第1の折曲部21と第2の折曲部22を起点としてCD方向において蛇腹状に折り畳む。そして、次の二つ折り工程103において、腹側部1となる部分の漏れ防止シート15と、背側部2となる部分の漏れ防止シート15とが重なるように、帯状積層体30をCD方向の中央で二つ折りする。
次の接合工程104では、個々のおむつ10の下部領域23の幅方向Wの両側部となる部分を、バックシート13及びギャザー押さえシート14の材料の融点よりも高い温度で熱圧着して接合し、第1の接合部4aを形成する。また、この第1の接合部4aよりも内側の部分であって上部領域24の幅方向Wの両側部となる部分を、漏れ防止シート15の材料の融点よりも高い温度であって、バックシート13及びギャザー押さえシート14が溶融しない程度の温度で熱圧着して接合し、第2の接合部4bを形成する。第1の接合部4aと第2の接合部4bは、いずれを先に形成してもよいし、同時に形成してもよい。
次の切り離し工程105では、帯状積層体30を、個々のおむつ10の境界Kにおいて切断する。これにより、実施例1のおむつ10を得ることができる。
以下、実施例1のパンツ型使い捨ておむつ10の作用効果を説明する。
パンツ型の使い捨ておむつを着用する際には、通常は左右の脚開口部に着用者の脚を挿入した状態で、着用者自身又は着用者におむつを履かせる介助者が、胴回り部の上端近傍を手で掴んで胴回り部を上方に引き上げ、胴回り部を着用者の胴回りに配置している。しかしながら、一般的なパンツ型の使い捨ておむつは股上が深いため、胴回り部を引き上げる距離が長く、さらには胴回り部と着用者の肌との接触面積が多くなり、その摩擦力も相まって、着用者のウエスト部分まで胴回り部を引き上げるには大きな力が必要となり、前後左右の様々な位置で引き上げる必要があり、容易ではなかった。特に、入浴や汗で肌が湿った状態では、おむつと肌との摩擦力が増大するため、引き上げ作業がさらに困難となっていた。このため、高齢者等の筋力が低下した着用者や、腕の可動範囲が狭い着用者にとって、胴回り部の引き上げ作業は非常に困難であり、適切に着用できないこともあるため、肉体的にも精神的にも大きな負担となっていた。また、介助者が履かせる場合でも、着用者の姿勢等によっては、胴回り部の引き上げ作業が行いにくいことがあった。
これに対して、実施例1のおむつ10では、胴回り部6は、長手方向Lに間隔をあけて胴回り部6の折り曲げ起点となる二つの折曲部20(第1の折曲部21と第2の折曲部22)が幅方向Wに沿って延在して設けられ、第1の折曲部21と第2の折曲部22を起点として胴回り部6の内側に向かって蛇腹状に折り畳まれている。
このため、実施例1のおむつ10は、胴回り部6の長手方向Lの長さが短くなり、おむつ10の股上が浅くなるため、着用者Mの足M1、M2を脚挿入開口7に挿入し易くなる。さらに、折り畳まれた胴回り部6を把持し易くなり、着用者M等は、おむつ10を容易に胴まで引き上げて、折り畳まれた胴回り部6を、下腹部回りに配置することができる。
次に、着用者M等は、図4に示すように、上部領域24の上端を手指で把持して、上方に引き上げる。これにより、図6、図7に示すように、折り畳まれた胴回り部6が展開して、中部領域25及び上部領域24を着用者Mの胴回りに配置することができる。折り畳まれた状態の胴回り部6を、いったん下腹部の回りまで引き上げているので、ウエスト部分までの引き上げ距離が短くなる。また、胴回り部6が蛇腹状に折り畳まれていることで、中部領域25及び上部領域24は、着用者Mの肌との接触面積が、折り畳まれていない状態の長尺な胴回り部と肌との接触面積と比較して狭いため、摩擦力が低減される。このため、着用者M等は、胴回り部6を容易に展開して、従来よりも少ない力で中部領域25及び上部領域24を容易に引き上げて、胴回り部6を着用者Mの腹部や背中に沿わせて適切な位置に配置することができる。したがって、実施例1によれば、胴回り部6を容易に引き上げることができ、簡単かつ適切に着用することが可能なパンツ型使い捨ておむつ10及びその製造方法を提供することができる。この結果、着用者M本人や介護者は、肉体的な負担や精神的な負担が軽減される。
また、実施例1のパンツ10は、下部領域23の両側部と上部領域24の両側部とは接合されているが、中部領域25の両側部は接合されておらず、開口部8が形成されている。この開口部8によって、おむつ10の通気性が向上し、蒸れ等を適切に抑制できる。また、第1の折曲部21を、内装体12よりも上端部6a側に設ければ、開口部8も内装体12より上端部6a側に位置し、内装体12に吸収された体液等が開口部8から漏れるのを抑制することができる。また、おむつ10を外すときは、この開口部8から指を入れて第1の接合部4aと第2の接合部4bとを、容易に引き裂くことができ、おむつ10を手早く簡単に外すことができる。
また、実施例1のおむつ10では、折曲部20として、胴回り部6を内側に折り曲げる起点となる第1の折曲部21と、第1の折曲部21よりも胴回り部6の上端部6a側に配置されて胴回り部6を外側に折り曲げる起点となる第2の折曲部22とからなる組を、一組有している。この構成により、実施例1のおむつ10は、胴回り部6が2回折り曲げられて蛇腹状となり、かつ上端部6aが上向きに配置されるとともに、上部領域24の内側面が肌に沿って配置される。これにより、着用者M等は、上端部6a(把持部26)を把持して、容易に胴回り部6をウエスト部分まで引き上げることができる。
また、実施例1のおむつ10では、胴回り部6は、蛇腹状に折り畳まれた状態で、幅方向Wの両側部と、該両側部よりも幅方向Wの内側の領域において、少なくとも腹側部1と背側部2の互いに対向する面が接合されている。これにより、胴回り部6は、下部領域23の両側部と上部領域24の両側部に各々第1の接合部4aと第2の接合部4bが形成される。この構成により、蛇腹状に折り畳まれた胴回り部6において、最外層に配置される領域(下部領域23)の両側部が第1の接合部4aによって接合され、内側に折り畳まれる領域(上部領域24及び中部領域25)の両側部が第2の接合部4bによって接合される。したがって、胴回り部6の両側部が適切に接合され、胴回り部6によって着用者Mの胴回りを適切に被覆可能であるとともに、パンツ形状を保持でき、着用中に容易に脱げたりすることがない。
また、実施例1のおむつ10では、胴回り部6は、内側に折り畳まれる領域の幅方向Wの両側部が切り欠かれて切欠部27が設けられている。この構成により、内側に折り畳まれる領域(上部領域24及び中部領域25)が、外側に配置される領域(下部領域23)よりも幅方向Wの長さが短くなる。このため、折り畳んだ状態で、下部領域23の両側部を熱圧着等によって接合しても、上部領域24及び中部領域25の両側部が下部領域23とともに接合されることがなく、上部領域24及び中部領域25を容易に展開することができる。さらに、胴回り部6は、上部領域24及び中部領域25を内側に折り畳んだときの嵩張りが抑制されて、これらの収納性も向上する。
また、実施例1のおむつ10では、胴回り部6は、蛇腹状に折り畳まれている状態で、上端部6aが、折曲部20(第1の折曲部21)よりも上方に突出している(図4、図5参照)。この構成により、着用者M等が、上端部6a(把持部26)を摘まみ易くなり、胴回り部6を、折り畳みを展開しつつ、より容易に引き上げることができる。
また、実施例1のおむつ10では、胴回り部6は、折り畳まれることによって長手方向Lに連続する複数の領域(下部領域23、上部領域24及び中部領域25)が設けられる。そして、複数の領域の互いに対向する面は、両側部の接合力よりも弱く、かつ胴回り部6を展開したときに剥離可能な接合力で、互いに接合されている。
また、実施例1のおむつ10では、胴回り部6は、腹側部1と背側部2の互いに対向する面の上端部6aに、腹側部1と背側部2を構成する部材よりも融点の低い材料(漏れ防止シート15)が配置されている。この構成により、胴回り部6を折り畳んだ状態で、熱圧着によって両側部を接合しても、腹側部1と背側部2の互いに対向する面どうしが接合されることで、胴回り部6の長手方向Lの上端において、両側部が適切に接合されるが、胴回り部6の互いに積層される面どうしが接合されるのを防ぐことができる。すなわち、図6に示すように、胴回り部6の上端部6a側の領域(上部領域24)の両側部は強い接合力で接合されるが、図6に仮想線の矩形で示した部分(中部領域25の両側部、及び下部領域23と中部領域25の両端部とが重なる部分)は接合されないか、容易に剥離可能な接合力で接合される。したがって、着用者M等は、折り畳まれた胴回り部6を、容易に展開して引き上げることができる。
また、実施例1では、融点が比較的低い材料を漏れ防止シート15として使用し、上部領域24に配置することで、この漏れ防止シート15を、上部領域24の両側部を接合する接合部材として兼用している。このため、おむつ10の部品点数や製造工程を削減することができ、製造コストの低減や製造効率の向上を図ることができる。
以上、本発明のパンツ型使い捨ておむつを実施例に基づき説明してきた。しかし、具体的な構成については、この実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や、各実施例の組み合わせや、追加等は許容される。
実施例1のおむつ10では、胴回り部6は、第1の折曲部21及び第2の折曲部22の組が一組のみ設けられ、胴回り部6には、下部領域23、上部領域24及び中部領域25の3つの領域が設けられているが、胴回り部6の構成がこの構成に限定されない。
変形例として、胴回り部6は、第1の折曲部21及び第2の折曲部22の組を二組以上有し、折り曲げ回数をより多くしてもよい。これにより、折曲部20で区画される領域の数が増えるとともに、各領域の長手方向Lの長さをより短くして、各領域の表面積をより少なくすることができ、肌との摩擦力をより小さくすることができる。このため、着用者M等は、より円滑に胴回り部6を引き上げることができる。また、おむつ10をよりコンパクトに形成し、収納容積を削減すること等も可能となる。
また、第1の折曲部21と第2の折曲部22の組を二組以上設けた構成では、胴回り部6は、4回以上の偶数回折り曲げられて蛇腹状となり、胴回り部6の上端部6aが上向きに配置されるとともに、最も上部側の領域の内側面が肌に沿って配置される。これにより、着用者M等は、上端部6aを把持して、腹部や背中に沿って容易に胴回り部6をウエスト部分まで引き上げることができる。
また、折り曲げ回数が増えることで、各領域の表面積がより小さくなり、肌との摩擦力もより低減され、着用者M等は、より容易に胴回り部6を引き上げることができる。
また、第1の折曲部21及び第2の折曲部22を設ける位置は、実施例1の構成に限定されず、第1の折曲部21及び第2の折曲部22の数、胴回り部6全体の長手方向Lの長さ、内装体12の大きさ等に応じて適宜に変更可能である。
また、実施例1では、上部領域24の両側部を接合する接合材料として、漏れ防止シート15を兼用しているが、この構成に限定されず、漏れ防止シート15とは異なる接合材料を使用することができる。これにより、漏れ防止シート15は、長さや配置位置が限定されず、任意の長さで任意の位置に配置することができる。
また、実施例1では、胴回り部6は、上部領域24と中部領域25の幅方向Wの両側部が切り欠かれて切欠部27が設けられている。しかし、切欠部27を設けなくてもよく、上部領域24、中部領域25及び下部領域23の両側部どうしが強く接合されることなく、折り畳まれた胴回り部6を容易に展開できればよい。また、上部領域24と中部領域25とを下部領域23の内部に折り畳んで収納することができればよい。
また、実施例1では、漏れ防止シート15を熱圧着して、上部領域24の両側部を接合しているが、接合手段が熱圧着に限定されず、ホットメルト等の接着剤で、上部領域24の両側部を接合することができる。また、実施例1では、蛇腹状に折り畳んだ状態の胴回り部6の幅方向Wの両側部と、この両側部よりも内側の領域が接合された構成であるが、この構成に限定されない。変形例として、胴回り部6を展開した状態で、両側部を接合し、その後に胴回り部6を内側に蛇腹状に折り畳むことができる。
また、実施例1の製造方法では、切欠部形成工程101で切欠部27を設けることで、上部領域24と中部領域25となる部分を個々に切り離し、その後の折り畳み工程102で、個々に上部領域24と中部領域25とを折り畳んでいるが、この工程に限定されない。変形例として、上部領域24と中部領域25となる部分を切り離すことなく、連続した状態で折り畳んでもよい。その後、切欠部27を設ける場合は切欠部形成工程101を行なってもよい。実施例1で説明した各工程は、必ずしも実施例1で示した順番で行う必要はなく、また、すべての工程を行う必要もなく、切欠部27の有無、接合手段の種類等に応じて、適宜に順番を入れ替えたり、工程を省いたりすることができる。
1 :腹側部 2 :背側部
3 :股下部 4 :接合部
4a :第1の接合部 4b :第2の接合部
6 :胴回り部 6a :上端部
10 :パンツ型使い捨ておむつ 20 :折曲部
21 :第1の折曲部 22 :第2の折曲部
23 :下部領域 24 :上部領域
25 :中部領域 27 :切欠部
30 :帯状積層体 102 :折り畳み工程
103 :折り工程 104 :接合工程
105 :切り離し工程 K :境界
L :長手方向 W :幅方向
3 :股下部 4 :接合部
4a :第1の接合部 4b :第2の接合部
6 :胴回り部 6a :上端部
10 :パンツ型使い捨ておむつ 20 :折曲部
21 :第1の折曲部 22 :第2の折曲部
23 :下部領域 24 :上部領域
25 :中部領域 27 :切欠部
30 :帯状積層体 102 :折り畳み工程
103 :折り工程 104 :接合工程
105 :切り離し工程 K :境界
L :長手方向 W :幅方向
Claims (8)
- 腹側部と、背側部と、前記腹側部と前記背側部との間に位置する股下部とを有し、前記腹側部から前記股下部を通って前記背側部に向かう方向を長手方向とし、前記長手方向に直交する方向を幅方向とするパンツ型使い捨ておむつであって、
前記腹側部の前記幅方向の両側部と前記背側部の前記幅方向の両側部とが接合されてなる筒状の胴回り部を備え、
前記胴回り部は、前記長手方向に所定の間隔をあけて、該胴回り部を折り曲げる起点となる2以上の折曲部が前記幅方向に沿って延在して設けられ、前記2以上の折曲部を起点として前記胴回り部の内側に向かって蛇腹状に折り畳まれている
ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。 - 前記折曲部は、前記胴回り部を内側に折り曲げる起点となる第1の折曲部と、前記第1の折曲部よりも前記胴回り部の上端部側に配置されて前記胴回り部を外側に折り曲げる起点となる第2の折曲部とからなる組を、少なくとも一組以上有する
ことを特徴とする請求項1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。 - 前記胴回り部は、蛇腹状に折り畳まれた状態で、前記幅方向の前記両側部と、該両側部よりも前記幅方向の内側の領域において、少なくとも前記腹側部と前記背側部の互いに対向する面が接合されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のパンツ型使い捨ておむつ。 - 前記胴回り部は、内側に折り畳まれる領域の前記幅方向の前記両側部が切り欠かれて切欠部が設けられている
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。 - 前記胴回り部は、蛇腹状に折り畳まれている状態で、上端部が、前記折曲部よりも上方に突出している
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。 - 前記胴回り部は、折り畳まれることによって前記長手方向に連続する複数の領域が設けられ、前記複数の領域の互いに対向する面は、前記両側部を接合する接合力よりも弱く、かつ前記胴回り部を展開したときに剥離可能な接合力で、互いに接合されている
ことを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。 - 前記胴回り部は、前記腹側部と前記背側部の互いに対向する面の上端部に、前記腹側部と前記背側部を構成する部材よりも融点の低い材料が配置されている
ことを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。 - 請求項1~7のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつの製造方法であって、
前記パンツ型使い捨ておむつの材料である複数のシート材が積層されてなる帯状積層体の幅方向であるCD方向の前記腹側部の端部側の領域及び前記背側部の端部側の領域を、前記2以上の折曲部を起点として前記CD方向の内側に蛇腹状に折り畳む折り畳み工程と、
前記腹側部と前記背側部とが重なるように、前記帯状積層体を前記CD方向に二つ折りする二つ折り工程と、
個々のおむつの両側部となる部分において前記腹側部及び前記背側部を接合する接合工程と、
前記帯状積層体を、個々のおむつの境界において切断して、個々のおむつを得る切り離し工程と、
を含むことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021208657A JP2023093184A (ja) | 2021-12-22 | 2021-12-22 | パンツ型使い捨ておむつ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2023093184A true JP2023093184A (ja) | 2023-07-04 |
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ID=87000984
Family Applications (1)
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JP2021208657A Pending JP2023093184A (ja) | 2021-12-22 | 2021-12-22 | パンツ型使い捨ておむつ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2023093184A (ja) |
-
2021
- 2021-12-22 JP JP2021208657A patent/JP2023093184A/ja active Pending
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