JP2018049799A - コネクタの係合検査方法 - Google Patents

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Hitoshi Ozaki
仁 尾崎
悟 新堂
Satoru Shinto
悟 新堂
宮崎 祐二
Yuji Miyazaki
祐二 宮崎
隆昌 八木
Takamasa Yagi
隆昌 八木
真司 田坂
Shinji Tasaka
真司 田坂
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Abstract

【課題】本明細書は、第1接続対象と第2接続対象を電気的に接続するコネクタの検査方法に関し、ハウジングに対してヘッドが適正に係合しているか否かを判定するコネクタ検査方法を提供する。【解決手段】本明細書が開示するコネクタ検査方法の対象であるコネクタ100は、ヘッド側係合爪22がハウジング側係合爪18に係合すると、ヘッド20がハウジング10に固定される。本明細書が開示するコネクタ係合検査方法は、第1工程と、第2工程と、第3工程を備える。第1工程では、ヘッド側係合爪22がハウジング側係合爪18を超えるまで、ヘッド20をハウジング10に押し込む。第2工程では、ヘッド20を押し込んだ力を解放する。第3工程では、ヘッド側係合爪22とハウジング側係合爪18が係合してヘッド20がハウジング10に対して所定の位置に保持されるか否かを判定する。【選択図】図3

Description

本明細書は、基板に拘束されている第1接続対象と、基板に拘束されておらずに基板を貫通している第2接続対象を電気的に接続するコネクタの係合検査方法を開示する。
自動車に用いられるコネクタには、高い耐振動性が求められる。自動車で使われるコネクタの中には、上記したコネクタ、即ち、基板に拘束されている第1接続対象と、基板に拘束されておらずに基板を貫通している第2接続対象を電気的に接続するコネクタが必要とされることがある。車の振動により、基板に拘束されていない第2接続対象と基板(即ち第1接続対象)が相対的に振動するので、コネクタには高い耐振動特性が求められる。
そのようなコネクタが例えば特許文献1に開示されている。特許文献1のコネクタは、耐振動性を高めるために、次の構造を備えている。そのメス型端子は、第1オス型端子と電気的に接触される第1メス端子と、第2オス型端子と電気的に接触される第2メス端子と、第1メス端子と第2メス端子とを繋ぐ連結バネを備える。連結バネは、オス型端子の挿抜方向への、第1メス端子と第2メス端子の独立した変位を許容する。そのコネクタでは、第1メス端子は、ハウジングに固定されることで変位が拘束されるが、第2メス端子は、ハウジングの内部で挿抜方向への変位が許容される。よって、ハウジングが振動しても、第1メス端子と第2メス端子の相対的に独立した変位が確保される。第1メス端子が基板に拘束されている第1接続対象と接続される。第2メス端子が基板に拘束されていない第2接続対象と接続される。
特開2014−010949号公報
本願の出願人は、特許文献1よりも耐振動性を高めたコネクタを発明した(特願2015−069073号、2015年3月30日出願、本願出願時は未公開)。そのコネクタは以下の特徴を備える。そのコネクタは、基板に拘束されている第1接続対象と、基板に拘束されておらず基板を貫通している第2接続対象を電気的に接続するコネクタである。そのコネクタは、ハウジングと固定端子とヘッドとバネとスリーブと中継端子を備えている。ハウジングは、先端が開口している筒状の絶縁体であり、その筒部が第2接続対象を囲むように基板に固定されている。固定端子は、ハウジングに固定されているとともに、第1接続対象と接続されている。ヘッドは、絶縁体で作られており、ハウジングの筒に嵌合しており、ハウジングの筒の軸線方向に摺動可能である。バネは、ヘッドをハウジングの先端方向へ付勢する。スリーブは、絶縁体で作られており、ヘッドの内側にてヘッドに対して軸線方向に揺動可能に嵌合している。中継端子は、U字形状に湾曲しており、U字形状の湾曲部が弾性変形可能であり、U字形状の両先端がハウジングの筒の底側に向けて延びている。中継端子の一端が固定端子と接触している。中継端子の他端が第2接続対象と接触しているとともにスリーブに連結されている。そして、ハウジングとヘッドの夫々は、互いに係合する係合爪であって、ヘッドをバネの反発力に抗してハウジングの軸線方向の所定の位置に保持する係合爪を有している。係合爪によってヘッドが所定の位置に保持されているときに、スリーブは、ヘッドの内側でハウジングの底側と先端側の両方に揺動可能である。このコネクタは、第2接続対象と接触している中継端子の他端がスリーブとともに筒の軸線方向に揺動する。第1接続対象(即ち基板)が第2接続対象に対して振動しても、中継端子の他端が第2接続対象とともに揺動するので高い耐振動性が得られる。特に、振動中に中継端子の他端が第2接続対象と摺動することがないので、端子の摩耗を抑制することができる。
なお、上記コネクタを開示した特願2015−069073号明細書では、上記のハウジング、ヘッド、固定端子、スリーブ、中継端子をそれぞれ、「本体側ハウジング」、「コネクタハウジング」、「本体側メス型コンタクト」、「コアハウジング」、「端子部」と表記している。
上記したコネクタであっても、係合爪同士が適正に係合しないと意味がない。本明細書は、上記した新規なコネクタの係合検査方法を提供する。
本明細書が開示する検査方法は、第1工程と第2工程と第3工程を備える。第1工程では、ヘッド側の係合爪がハウジング側の係合爪を超えるまで、ヘッドをハウジングに押し込む。第2工程では、ヘッドを押し込んだ力を解放する。第3工程では、ヘッドとハウジングの係合爪同士が係合してヘッドがハウジングに対して所定の位置に保持されるか否かを判定する。保持されなければ、係合不良であることが判明する。この係合検査方法により、係合不良のコネクタを発見することができる。本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
実施例のコネクタ係合検査方法の対象となるコネクタ100の斜視図である。 コネクタ100の正面図である。 図2のIII−III線に沿った断面図である。 コネクタ係合検査方法を説明する断面図である(1)。 コネクタ係合検査方法を説明する断面図である(2)。 係合不良状態を示す断面図である。 係合検査方法の一つの具体例を示す図である。
実施例の係合検査方法の説明の前に、実施例の検査方法の対象となるコネクタの構造を説明する。図1は、コネクタ100の斜視図である。図2は、コネクタ100の正面図である。図3は、図2のIII−III線に沿ったコネクタ100の断面図である。なお、図1では、図2、図3に示した基板50は図示を省略してある。いずれの図にも、座標系を示してある。説明の便宜上、以下の説明では、座標系に示した「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」を用いる。ただし、コネクタ100の利用形態において、例えば座標系に示した「上」を現実には「上」以外の方向に向けてもよいことに留意されたい。
コネクタ100は、基板50に固定されている。基板50は、例えば、電気自動車においてバッテリの電力を走行用モータの駆動電力に変換する電力変換器に用いられる基板である。実施例のコネクタ100は、基板50に拘束されている第1接続対象と、基板50に拘束されておらずに基板50を貫通している第2接続対象(信号ピン2)を電気的に接続するコネクタである。第1接続対象は、固定端子4の爪部4bにはんだ付けされるが、図示は省略してある。第2接続対象である信号ピン2は、モータ駆動電力を生成するパワートランジスタを集積したパワーモジュールから延びている。パワーモジュールも図示は省略してある。基板50は、信号ピン2を介してパワートランジスタその他のセンサと信号を授受する。基板50とパワーモジュールはそれぞれ別々に電力変換器の筐体に支持される。それゆえ、基板50と信号ピン2は相対的に振動する。特に、基板50は、その法線方向、即ち、信号ピン2の長手方向に振動する。パワーモジュールからは5本の信号ピン2が延びており、実施例のコネクタ100は、5本の信号ピン2の夫々を、5本の第1接続対象(不図示)と電気的に接続する。5本の第1接続対象は、基板50に配策された信号線である。第1接続対象と第2接続対象(信号ピン2)は、固定端子4と中継端子40を介して電気的に接続される。
図3の断面図は、図2の左右方向の中央でコネクタ100をカットした断面である。5本の信号ピン2と5本の固定端子4と5本の中継端子40は、それぞれ、図中の左右方向に並んでおり、夫々の信号ピン2とそれに対応する固定端子4と中継端子40の接続構造は、図3と同じである。
コネクタ100は、先に述べた固定端子4と中継端子40のほか、ハウジング10、ヘッド20、コイルバネ5a、5b、スリーブ25を備えている。スリーブ25と中継端子40はヘッド20の内部に組み込まれており、図1と図2では見えない。ハウジング10、ヘッド20、スリーブ25は、絶縁性の樹脂で作られている。ハウジング10は、筒状の絶縁体であり、底側が基板50に固定されており、先端が開口している。図の上下方向が、ハウジング10の筒の軸線方向に相当する。
ハウジング10は、その筒部が信号ピン2を囲むように基板50に固定されている。ハウジング10の下部側面に金属製の補強タブ3が圧入されており、ハウジング10は、補強タブ3の下端で折り曲げられている折り曲げ部3aで基板50にハンダ付けされている。
ハウジング10の外周の上下方向の途中に、下側が上側よりも大きい段差15が設けられている。また、図1−図3に示すように、ハウジング10は、先端が開口している角型の筒状である。角型の筒状のハウジング10の後側の2か所の角部14には、コイルバネ収容部17a、17bが設けられている、コイルバネ収容部17a、17bは、段差15の上面と接するように設けられている。コイルバネ収容部17a、17bにコイルバネ5a、5bが収容されている。コイルバネ5a、5bの下端は、段差15の上面に当接している。
ヘッド20は、ハウジング10の筒に嵌合している。ヘッド20は、ハウジング10の筒の軸線方向(図中の上下方向)でハウジング10に対して摺動することができる。ヘッド20をハウジング10の底側へ押し込むと、ヘッド20の下面にコイルバネ5a、5bが当接する。コイルバネ5a、5bは、ヘッド20を上方(ハウジング10の先端方向)へ付勢する。
ハウジング10の後面にハウジング側係合爪18が設けられている。ヘッド20のハウジング側係合爪18と対向する位置に、ヘッド側係合爪22が設けられている。コイルバネ5a、5bの反発力に抗してヘッド20をハウジング10の底側へ押し込むと、ヘッド側係合爪22がハウジング側係合爪18を乗り越え、ヘッド側係合爪22がハウジング側係合爪18に係合する(図3にて符号P1が示す箇所)。即ち、ヘッド20がハウジング10に係合する。なお、ヘッド側係合爪22とハウジング側係合爪18が適正に係合したとき、基板50からヘッド20の上端までの高さはH1となる(図3参照)。ヘッド側係合爪22とハウジング側係合爪18は、ヘッド20をハウジング10に対して筒の軸線方向の所定位置(高さH1の位置)に保持する。
図3に示すように、固定端子4は、ハウジング10の筒の内側に固定されている。固定端子4は筒状であり、メス型の端子である。固定端子4の筒の縁から折り曲げ部4aが延びており、その折り曲げ部4aは、固定端子4の筒の内側に折り込まれている。
ヘッド20の内側にスリーブ25が収容されている。スリーブ25は、その側面に突起27を備えており、その突起27が、ヘッド20に設けられた長穴20aに遊嵌している。突起27の上下方向の長さは、長穴20aの上下方向の長さより短いため、スリーブ25はヘッド20の内側にて、ハウジング10の底側にも先端側にも揺動することができる。そのスリーブ25に、中継端子40が支持されている。中継端子40は、U字形状に湾曲しており、U字の湾曲部48がハウジング10の先端側に位置し、U字の両端42、47がハウジング10の底側を向くようにしてスリーブ25に支持されている。
中継端子40の一端47は棒状であり、オス型の端子となっている。以下、中継端子40の一端47をオス型端47と称する。中継端子40のオス型端47は、メス型の固定端子4の筒に挿入されており、両者は接している。オス型端47は、固定端子4の筒の内側と折り曲げ部4aに挟まれ、接触状態(導通状態)が確保される。
中継端子40の他端42は、筒状であり、メス型の端子となっている。以下、中継端子40の他端42を、メス型端42と称する。メス型端42は、その外周がスリーブ25に支持されている。中継端子40の湾曲部48は弾性変形が可能であり、オス型端47がハウジング10に固定されている一方で、メス型端42は、スリーブ25とともに揺動することができる。
中継端子40のメス型端42の筒の縁から折り曲げ部42aが延びており、その折り曲げ部42aは、メス型端42の筒の内側に折り込まれている。信号ピン2は、メス型端42の筒の内側に接している。信号ピン2は、メス型端42の筒の内側と折り曲げ部42aに挟まれ、接触状態(導通状態)が確保される。
ヘッド20はハウジング10に対して着脱が可能であり、ヘッド20がハウジング10に装着されると、上記の構造となる。
コネクタ100の利点を説明する。コネクタ100は、ハウジング10に対してヘッド20が上下方向(ハウジング10の筒の軸線方向)に摺動可能に嵌合している。ヘッド20は、コイルバネ5a、5bによって、ハウジング10の先端方向へ付勢されつつ、ハウジング側係合爪18と、ヘッド側係合爪22が係合している。コイルバネ5a、5bと係合爪18、22により、ヘッド20は、ハウジング10の筒の軸線方向で所定の位置(基板50から高さH1の位置)に保持される。そして、中継端子40を支持しているスリーブ25が、ハウジング10に係合したヘッド20に対して、上方向(ハウジング10の先端方向)と下方向(ハウジング10の底方向)のそれぞれにL1ずつ、揺動することができる。先に述べたように、信号ピン2は、基板50に拘束されていない。自動車が走行すると、基板50と信号ピン2はそれぞれ独立に振動する。即ち、基板50が信号ピン2に対して上下方向に振動する。基板50とともにコネクタ100のハウジング10も振動するが、中継端子40のメス型端42は、スリーブ25とともにヘッド20(ハウジング10)に対して揺動することができる。それゆえ、信号ピン2に対して基板50が相対的に振動しても、メス型端42と信号ピン2とは摺動せず、安定した接触状態が保たれる。コネクタ100は、高い耐振動性を有して、基板50に拘束された第1接続対象(不図示)と基板50に拘束されていない第2接続対象(信号ピン2)を電気的に接続する。特に、振動中にメス型端42と信号ピン2が摺動することがないので、摩耗による接触不良を起こす可能性を低減することができる。
コネクタ100は、ハウジング側係合爪18とヘッド側係合爪22が予定通りに係合すれば、上記の効果を発揮する。しかし、製造交差などにより、ハウジング側係合爪18とヘッド側係合爪22が適正に係合しない製造品も発生し得る。そこで、次に、ハウジング側係合爪18とヘッド側係合爪22とが適正に係合するか否かをチェックするコネクタ係合検査方法を説明する。
コネクタ係合検査方法は、第1工程、第2工程、第3工程を備えている。最初、ヘッド20はハウジング10から外れている。ヘッド20をハウジング10の筒に挿入し、筒の軸線方向に沿って、ヘッド20をハウジング10の底側へ押し込む。図4に、ヘッド20を押し込む前の状態を示す。押し込む力Fは、先に述べたコイルバネ5a、5bの付勢力よりも大きい。第1工程では、ヘッド側係合爪22がハウジング側係合爪18を超えるまで、ヘッド20をハウジング10に押し込む。図5に、ヘッド20を押し込んだ状態を示す。図5の状態では、ヘッド側係合爪22とハウジング側係合爪18の間に距離dLの余裕が生じている。このとき、コイルバネ5a、5bは、圧縮され、伸展方向の反発力が蓄えられる。第2工程では、ヘッド20を押し込んだ力Fを解放する。そうすると、コイルバネ5a、5bの反発力により、ヘッド20がハウジング10の先端方向へ押し戻される。先に述べた距離dLが縮まる。ヘッド側係合爪22とハウジング側係合爪18が適正に係合すれば、ヘッド20は、図3に示した高さH1のところで止まるはずである。第3工程では、ヘッド側係合爪22とハウジング側係合爪18が係合してヘッド20がハウジング10に対して所定の位置(高さH1の位置)に保持されるか否かを判定する。先に述べたように、適正に係合すれば、基板50からヘッド20の上端までの高さはH1となる(図3参照)。図6に、ヘッド側係合爪22とハウジング側係合爪18が適正に係合せずに係合不良を生じたときの断面図を示す。図6は、ヘッド20が係合時の本来の高さH1から距離dHだけ上方にずれており、基板50からヘッド20の上端までの高さが正常高さH1よりも高いH2となってしまった状態を示している。図6において記号P3が示す箇所で、ヘッド側係合爪22とハウジング側係合爪18が外れていることがわかる。基板50からヘッド20の上端までの高さが正常高さH1を超えたら、係合不良と判定する。
基板50からヘッド20の上端までの高さは、例えばレーザ距離計で計測すればよい。また、基板50の位置が予め解っていれば、基板50に対するヘッド20の相対的な位置でなく、図中の上下方向におけるヘッド20の絶対的位置で、係合の良否を判定することができる。
第3工程の具体例として、図7に示すように、基板50の製造過程において、コネクタ100を取り付け、上記した第1工程と第2工程を行った後の基板50の通過路に、光学式遮断検知器60(発光器61と受光器62)を設けてもよい。発光器61は、高さH1よりわずかに高いところを水平方向にレーザ光を照射する。受光器62は、発光器61が発したレーザ光を受光する。コネクタ100の係合が失敗し、図7にて二点鎖線120が示すようにヘッド120の高さがH1より高くなると、ヘッド120がレーザ光を遮り、光学式遮断検知器60が、レーザ光の遮断を検知する。即ち、レーザ光の下を通過したコネクタ100は、係合不良を生じていることが検知できる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:信号ピン(第2接続対象)
4:固定端子
4a:折り曲げ部
4b:下端
5a、5b:コイルバネ
10:ハウジング
18:ハウジング側係合爪
20:ヘッド
20a:長穴
22:ヘッド側係合爪
25:スリーブ
27:突起
40:中継端子
42:メス型端(中継端子の他端)
47:オス型端(中継端子の一端)
48:湾曲部
50:基板
60:光学式遮断検知器
100:コネクタ

Claims (1)

  1. 基板に拘束されている第1接続対象と、前記基板に拘束されておらず、前記基板を貫通している第2接続対象を電気的に接続するコネクタの係合検査方法であり、
    前記コネクタは、
    先端が開口している筒状の絶縁体であり、その筒部が前記第2接続対象を囲むように、前記基板に固定されているハウジングと、
    前記ハウジングに固定されているとともに、前記第1接続対象と接続されている固定端子と、
    絶縁体で作られており、前記ハウジングの筒に嵌合しており、前記ハウジングの筒の軸線方向に摺動可能なヘッドと、
    前記ヘッドを前記ハウジングの前記先端方向へ付勢するバネと、
    絶縁体で作られており、前記ヘッドの内側にて前記ヘッドに対して前記軸線方向に揺動可能に嵌合しているスリーブと、
    U字形状に湾曲しており、前記U字形状の湾曲部が弾性変形可能であり、U字形状の両先端が前記ハウジングの筒の底側に向けて延びており、一端が前記固定端子と接触しているとともに、他端が前記第2接続対象と接触しているとともに前記スリーブに連結されている中継端子と、
    を備えており、
    前記ハウジングと前記ヘッドの夫々は、互いに係合する係合爪であって、前記ヘッドを前記バネの反発力に抗して前記ハウジングの軸線方向の所定の位置に保持する係合爪を有しており、
    前記係合爪によって前記ヘッドが前記所定の位置に保持されているときに、前記スリーブは、前記ヘッドの内側で前記ハウジングの前記底側と前記先端側の両方に揺動可能であることを特徴とし、
    当該係合検査方法は、
    前記ヘッド側の前記係合爪が前記ハウジング側の前記係合爪を超えるまで、前記ヘッドを前記ハウジングに押し込む第1工程と、
    前記ヘッドを押し込んだ力を解放する第2工程と、
    前記ヘッドと前記ハウジングの前記係合爪が係合して前記ヘッドが前記ハウジングに対して前記所定の位置に保持されるか否かを判定する第3工程と、
    を備えることを特徴とするコネクタの係合検査方法。
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