JP2018049096A - 画像形成装置、画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents
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Description
画像データをソフトウェア処理によって画像処理するソフトウェア処理部と、
掃き寄せ及びかすれによって変動するオブジェクトの濃度が目的の濃度となるように、前記画像データをハードウェア処理によって補正するハードウェア処理部と、
前記ハードウェア処理部及びソフトウェア処理部により補正した画像データに基づき、用紙上にトナーで画像を形成する画像形成部と、を備え、
前記オブジェクトの背景において吸い込みが発生する場合、前記ソフトウェア処理部において、前記吸い込みによって変動する前記背景の濃度が目的の濃度となるように、前記画像データをソフトウェア処理によって補正することを特徴とする画像形成装置が提供される。
前記ハードウェア処理部により補正を実施した場合、補正後の画像データに基づき、トナーで画像が形成された用紙面を読み取って読取画像データを生成し、当該読取画像データにおいて、前記背景の画素値の変動を検出することにより、前記吸い込みの発生を判定する検査部を備え、
前記検査部により前記吸い込みが発生すると判定した場合、前記ソフトウェア処理部における前記画像データの補正を実施することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置が提供される。
前記検査部は、前記ハードウェア処理部により補正した前記オブジェクトのエッジから一定範囲内において、前記背景の画素値の変動の検出を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置が提供される。
前記ソフトウェア処理部は、前記画像データにおいて吸い込みが生じる背景のパターンを検出することにより、前記吸い込みの発生を判定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置が提供される。
前記ソフトウェア処理部は、前記ハードウェア処理部により補正した前記オブジェクトのエッジから一定範囲内において、前記吸い込みが生じる背景のパターン検出を行うことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置が提供される。
画像データをソフトウェア処理によって画像処理するソフトウェア処理部と、
掃き寄せ及びかすれによって変動するオブジェクトの濃度が目的の濃度となるように、前記画像データをハードウェア処理によって補正するハードウェア処理部と、を備え、
前記オブジェクトの背景において吸い込みが発生する場合、前記ソフトウェア処理部において、前記吸い込みによって変動する前記背景の濃度が目的の濃度となるように、前記画像データをソフトウェア処理によって補正することを特徴とする画像処理装置が提供される。
前記ハードウェア処理部により補正を実施した場合、補正後の画像データに基づき、トナーで画像が形成された用紙面を読み取って読取画像データを生成し、当該読取画像データにおいて、前記背景の画素値の変動を検出することにより、前記吸い込みの発生を判定する検査部を備え、
前記検査部により前記吸い込みが発生すると判定した場合、前記ソフトウェア処理部における前記画像データの補正を実施することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置が提供される。
前記検査部は、前記ハードウェア処理部により補正した前記オブジェクトのエッジから一定範囲内において、前記背景の画素値の変動の検出を行うことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置が提供される。
前記ソフトウェア処理部は、前記画像データにおいて吸い込みが生じる背景のパターンを検出することにより、前記吸い込みの発生を判定することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置が提供される。
前記ソフトウェア処理部は、前記ハードウェア処理部により補正した前記オブジェクトのエッジから一定範囲内において、前記吸い込みが生じる背景のパターン検出を行うことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置が提供される。
(a)ハードウェア処理部において、掃き寄せ及びかすれによって変動するオブジェクトの濃度が目的の濃度となるように、画像データをハードウェア処理によって補正するステップと、
(b)前記オブジェクトの背景において吸い込みが発生する場合、ソフトウェア処理部において、前記吸い込みによって変動する前記背景の濃度が目的の濃度となるように前記画像データをソフトウェア処理によって補正するステップと、
を含むことを特徴とする画像処理方法が提供される。
(c)前記ハードウェア処理部により補正を実施した場合、補正後の画像データに基づき、トナーで画像が形成された用紙面を読み取って読取画像データを生成するステップと、
(d)前記読取画像データにおいて、前記背景の画素値の変動を検出することにより、前記吸い込みの発生を判定するステップと、を含み、
前記ステップ(b)では、前記ステップ(d)において前記吸い込みが発生すると判定した場合、前記ソフトウェア処理部における前記画像データの補正を実施することを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法が提供される。
前記ステップ(d)では、前記ハードウェア処理部により補正した前記オブジェクトのエッジから一定範囲内において、前記背景の画素値の変動の検出を行うことを特徴とする請求項12に記載の画像処理方法が提供される。
(e)前記ソフトウェア処理部において、前記画像データにおいて吸い込みが生じる背景のパターンを検出することにより、前記吸い込みの発生を判定するステップを含むことを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法が提供される。
前記ステップ(e)では、前記ハードウェア処理部により補正した前記オブジェクトのエッジから一定範囲内において、前記吸い込みが生じる背景のパターン検出を行うことを特徴とする請求項14に記載の画像処理方法が提供される。
図1に示すように、画像形成装置Gは、用紙上に画像を形成する画像形成部20と、当該用紙上の画像の検査を行う検査部30と、を備えている。
図2に示すように、画像形成装置Gは、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、通信部15、ソフトウェア処理部16、画像読取部17、画像メモリー18、ハードウェア処理部19、画像形成部20及び検査部30を備えている。
例えば、制御部11は、ラスタライズ処理時に、PDLデータ中の文字コードの記述にしたがって描画した、かな、アルファベット、数字等の画像の各画素の属性を文字(Text)と決定することができる。また、制御部11は、DXF、SVG、WMF等のベクター形式の記述にしたがって描画した多角形、円、罫線等の画像の各画素の属性を図形(Graphics)と決定し、JPEG形式のファイルにより描画した写真画像等の画像の属性を写真(Image)と決定することができる。
操作部13は、ユーザーの操作に応じた操作信号を生成し、制御部11に出力する。操作部13としては、キーパッド、表示部14と一体に構成されたタッチパネル等を用いることができる。
表示部14は、制御部11の指示にしたがって操作画面等を表示する。表示部14としては、LCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic Electro Luminescence Display)等を用いることができる。
通信部15は、ユーザー端末やサーバーからネットワークを介して、PDLデータを受信する。
ソフトウェア処理部16では、GPU161が記憶部12から画像処理用のプログラムを読み出してRAM162に展開し、実行することにより、画像データにソフトウェア処理によって画像処理を施す。
なお、CPU111ではなく、GPU161によりラスタライズ処理を行って画像データ及び属性データを生成することもできる。
ハードウェア処理部19が施すことができる画像処理としては、例えば掃き寄せ及びかすれの補正、画像形成部20により形成した画像の濃度特性が目的の濃度特性となるように画素値を変換するγ補正、ディザ処理や誤差拡散処理のように疑似的に中間調を再現する中間調処理等が挙げられる。ハードウェア処理部19では、これら画像処理がそれぞれモジュール化されている。
画像形成部20は、図1に示すように、4つの書込みユニット21、中間転写ベルト22、2次転写ローラー23、定着装置24及び給紙トレイ25を備えている。
4つの書込みユニット21の感光体2b上にそれぞれ形成した画像を、それぞれの1次転写ローラー2fにより、中間転写ベルト22上に順次重ねて転写(1次転写)する。これにより、中間転写ベルト22上には各色からなる画像が形成される。1次転写後、クリーニング部2eにより感光体2b上に残留するトナーを除去する。
用紙の両面に画像を形成する場合は、搬送経路26に用紙を搬送してその表裏を反転した後、再度2次転写ローラー23へ用紙を搬送する。
この検査部30の処理内容は、CPU等のプロセッサーにより吸い込み判定用のプログラムを実行するソフトウェア処理により実現してもよいし、吸い込み判定用の専用回路を用いたハードウェア処理によって実現してもよい。
上記画像形成装置Gでは、掃き寄せ及びかすれが生じた場合、掃き寄せ補正モジュール191により補正を行うことができる。
感光体2b上に形成した画像のトナーが現像スリーブ2ccにより掃き寄せられると、図3に示すように、感光体2b上の画像のシフト方向(感光体2bの回転方向と同じ方向)におけるオブジェクトの先端でかすれが生じ、先端のエッジに近いほど濃度が大きく低下する。一方、オブジェクトの後端では掃き寄せが生じ、後端のエッジに近いほど濃度が大きく上昇する。
図4Aは、先端側にかすれが生じるオブジェクトのパターン例を示し、図4Bは、後端側に掃き寄せが生じるオブジェクトのパターン例を示している。
いずれのパターンも、各画素値の差が閾値Th1以下のオブジェクトのN画素と、当該N画素との画素値の差が閾値Th2を超える背景のM画素を含んでいる。ラインメモリー内の(N+M)画素が、図4Aに示すパターンと一致する場合はオブジェクトのN画素と背景のM画素の間においてオブジェクトの先端のエッジを検出することができ、図4Bに示すパターンと一致する場合はオブジェクトの後端のエッジを検出することができる。
図4Aに示すパターンが検出された場合、画像データのシフト方向において、先端のエッジから後方に位置するN画素の各画素値を補正すればよい。図4Bに示すパターンが検出された場合、後端のエッジから前方に位置するN画素の各画素値を補正すればよい。
(11) Out(c)=In(c)+max{0,kh×(1−c/N)}
(12) Out(c)=In(c)−max{0,kh×(1−c/N)}
上記式(11)及び(12)において、Nは補正範囲の画素数を表す。Out(c)は、補正範囲内にある各画素のうち、エッジからの距離(画素数)がcの画素の補正後の画素値を表す。In(c)は、同じくエッジからの距離(画素数)がcの画素の補正前の画素値を表す。max{A,B}は、AとBのうち大きい方を選択して出力する関数を表す。khは、エッジからの距離(画素数)に応じて補正量を調整する補正係数である。
上記のように補正後の画素値を算出することにより、図5に示すように、オブジェクトの先端のエッジからN画素の範囲内にあるオブジェクトの画素値を、先端のエッジに近いほど大きく増やすことができる。また、オブジェクトの後端のエッジからN画素の範囲内にあるオブジェクトの画素値を、後端のエッジに近いほど大きく減らすことができる。これにより、オブジェクトにおいて掃き寄せ及びかすれの濃度変動が生じても、図3に示す本来の濃度を再現することができる。
このように、掃き寄せ補正モジュール191によりオブジェクトの濃度変動を補正することができるが、オブジェクトの背景が無色ではなく、一定値以上の画素値を有する場合、背景においても吸い込みと呼ばれる濃度変動が生じることがある。
図6Aは、吸い込みによって生じる背景の濃度変動を示している。
図6Aに示すように、背景の画像のトナーが掃き寄せられて吸い込みが発生し、オブジェクトの後端のエッジからN画素の範囲内にある背景の濃度が低下している。濃度低下は、エッジに近いほど大きい。
図6Bに示すように、オブジェクトの補正とともに、オブジェクトの後端のエッジからN画素の範囲内の背景の画素値を、当該エッジに近いほど大きく増やす補正を行うことにより、背景においても、図6Aに示す本来の濃度を再現することができる。
なお、図6A及び図6Bでは、後端側の背景において吸い込みが生じた例を示しているが、先端側の背景にも吸い込みが生じることがあり、この場合も同様の補正により本来の濃度を再現することができる。
画像形成装置Gは、背景に吸い込みの濃度変動が生じた場合でも、掃き寄せ補正モジュール191のラインメモリーを増設することなく、オブジェクトの掃き寄せの補正と背景の吸い込みの補正の両方を実施することができる。
図7は、画像形成装置Gが、掃き寄せ及びかすれとともに吸い込みを補正するときの処理手順を示している。
一方、掃き寄せ補正モジュール191において、掃き寄せ及びかすれが発生するオブジェクトのパターンを検出しなかった場合(ステップS1:N)、掃き寄せ及びかすれの補正を実施せずに他の画像処理を施した後の画像データに基づき、画像形成を行う(ステップS3)。
検査部30は、画像が形成された用紙面を画像読取部31により読み取り、読取画像データを生成する(ステップS4)。
具体的には、掃き寄せ補正モジュール191において補正したオブジェクトの先端及び後端のエッジの位置を、制御部11が検査部30へ通知する。検査部30は、通知されたエッジの位置から例えば2N画素の一定範囲内において、元の画像データよりも画素値が閾値を超えて低下したN画素の背景の領域があれば、吸い込みが生じたと判定する。
図8は、吸い込みが生じる背景のパターン例を示している。図8に示すように、吸い込みが生じる背景のパターンは、画素値が閾値Th3を超え、各画素値の差が閾値Th1以下の背景のN画素と、当該N画素と画素値の差が閾値Th2を超えるオブジェクトのM画素を含んでいる。ラインメモリー内の(N+M)画素が、図8に示すパターンと一致する場合はオブジェクトのN画素と背景のM画素の間においてオブジェクトの後端のエッジを検出することができる。なお、オブジェクトの先端側の背景において吸い込みが生じる場合に検出するパターンは、画像のシフト方向において背景のN画素とオブジェクトのM画素の位置が逆のパターン、すなわち背景のN画素が画像データのシフト方向においてオブジェクトのM画素より前方に位置するパターンである。このパターンでは、背景のN画素とオブジェクトのM画素の間でオブジェクトの先端のエッジを検出することができる。
図9は、ソフトウェア処理部16が吸い込みの発生の判定を行う場合の処理手順を示している。
ハードウェア処理部16において、掃き寄せ及びかすれが生じるオブジェクトのパターンを検出しなかった場合は(ステップS21:N)、掃き寄せの補正は行わずに、他の画像処理を施した画像データに基づいて画像形成部20により用紙上に画像を形成する(ステップS24)。
例えば、上記実施形態では、ソフトウェア処理を行うプロセッサーとしてGPU161を用いたが、CPU等の他のプロセッサーを使用することもできる。また、制御部11のCPU111が吸い込みの補正プログラムを読み取って実行することにより、上記GPU161の処理手順をCPU111により実行することもできる。
プログラムのコンピューター読み取り可能な媒体としては、ROM、フラッシュメモリー等の不揮発性メモリー、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。プログラムのデータを、通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
11 制御部
111 CPU
16 ソフトウェア処理部
161 GPU
19 ハードウェア処理部
191 掃き寄せ補正モジュール
20 画像形成部
30 検査部
Claims (15)
- 画像データをソフトウェア処理によって画像処理するソフトウェア処理部と、
掃き寄せ及びかすれによって変動するオブジェクトの濃度が目的の濃度となるように、前記画像データをハードウェア処理によって補正するハードウェア処理部と、
前記ハードウェア処理部及びソフトウェア処理部により補正した画像データに基づき、用紙上にトナーで画像を形成する画像形成部と、を備え、
前記オブジェクトの背景において吸い込みが発生する場合、前記ソフトウェア処理部において、前記吸い込みによって変動する前記背景の濃度が目的の濃度となるように、前記画像データをソフトウェア処理によって補正することを特徴とする画像形成装置。 - 前記ハードウェア処理部により補正を実施した場合、補正後の画像データに基づき、トナーで画像が形成された用紙面を読み取って読取画像データを生成し、当該読取画像データにおいて、前記背景の画素値の変動を検出することにより、前記吸い込みの発生を判定する検査部を備え、
前記検査部により前記吸い込みが発生すると判定した場合、前記ソフトウェア処理部における前記画像データの補正を実施することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記検査部は、前記ハードウェア処理部により補正した前記オブジェクトのエッジから一定範囲内において、前記背景の画素値の変動の検出を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記ソフトウェア処理部は、前記画像データにおいて吸い込みが生じる背景のパターンを検出することにより、前記吸い込みの発生を判定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記ソフトウェア処理部は、前記ハードウェア処理部により補正した前記オブジェクトのエッジから一定範囲内において、前記吸い込みが生じる背景のパターン検出を行うことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 画像データをソフトウェア処理によって画像処理するソフトウェア処理部と、
掃き寄せ及びかすれによって変動するオブジェクトの濃度が目的の濃度となるように、前記画像データをハードウェア処理によって補正するハードウェア処理部と、を備え、
前記オブジェクトの背景において吸い込みが発生する場合、前記ソフトウェア処理部において、前記吸い込みによって変動する前記背景の濃度が目的の濃度となるように、前記画像データをソフトウェア処理によって補正することを特徴とする画像処理装置。 - 前記ハードウェア処理部により補正を実施した場合、補正後の画像データに基づき、トナーで画像が形成された用紙面を読み取って読取画像データを生成し、当該読取画像データにおいて、前記背景の画素値の変動を検出することにより、前記吸い込みの発生を判定する検査部を備え、
前記検査部により前記吸い込みが発生すると判定した場合、前記ソフトウェア処理部における前記画像データの補正を実施することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。 - 前記検査部は、前記ハードウェア処理部により補正した前記オブジェクトのエッジから一定範囲内において、前記背景の画素値の変動の検出を行うことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
- 前記ソフトウェア処理部は、前記画像データにおいて吸い込みが生じる背景のパターンを検出することにより、前記吸い込みの発生を判定することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
- 前記ソフトウェア処理部は、前記ハードウェア処理部により補正した前記オブジェクトのエッジから一定範囲内において、前記吸い込みが生じる背景のパターン検出を行うことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
- (a)ハードウェア処理部において、掃き寄せ及びかすれによって変動するオブジェクトの濃度が目的の濃度となるように、画像データをハードウェア処理によって補正するステップと、
(b)前記オブジェクトの背景において吸い込みが発生する場合、ソフトウェア処理部において、前記吸い込みによって変動する前記背景の濃度が目的の濃度となるように前記画像データをソフトウェア処理によって補正するステップと、
を含むことを特徴とする画像処理方法。 - (c)前記ハードウェア処理部により補正を実施した場合、補正後の画像データに基づき、トナーで画像が形成された用紙面を読み取って読取画像データを生成するステップと、
(d)前記読取画像データにおいて、前記背景の画素値の変動を検出することにより、前記吸い込みの発生を判定するステップと、を含み、
前記ステップ(b)では、前記ステップ(d)において前記吸い込みが発生すると判定した場合、前記ソフトウェア処理部における前記画像データの補正を実施することを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。 - 前記ステップ(d)では、前記ハードウェア処理部により補正した前記オブジェクトのエッジから一定範囲内において、前記背景の画素値の変動の検出を行うことを特徴とする請求項12に記載の画像処理方法。
- (e)前記ソフトウェア処理部において、前記画像データにおいて吸い込みが生じる背景のパターンを検出することにより、前記吸い込みの発生を判定するステップを含むことを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。
- 前記ステップ(e)では、前記ハードウェア処理部により補正した前記オブジェクトのエッジから一定範囲内において、前記吸い込みが生じる背景のパターン検出を行うことを特徴とする請求項14に記載の画像処理方法。
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