JP2018047791A - 電子制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動機の不具合を抑制しつつ、クラッチの係合判定の誤判定を抑制できる電子制御装置を提供すること。【解決手段】電子制御装置は、エンジン始動前において、変速機がニュートラルギアであり、且つ、エンジンの始動が指示された場合に、モータジェネレータによってエンジンを始動させるエンジン始動時であると判定する。また、電子制御装置は、エンジン始動時であると判定されると、エンジン回転数とモータ回転数を取得し、取得したエンジン回転数の場合にモータジェネレータがとりうる回転数の上限値をクラッチの係合を判定するための判定値として取得する(S30〜S32)。そして、電子制御装置10は、モータ回転数が判定値を超えている場合にクラッチは係合していないと判定し、モータ回転数が判定値を超えていない場合にクラッチは係合していると判定する(S33、S34、S35)。【選択図】図6

Description

本発明は、エンジンの動力を伝達するエンジン軸と、モータジェネレータの動力を伝達するモータ軸との間に設けられたクラッチが係合しているか否かを判定する電子制御装置に関する。
従来、特許文献1に開示された、クラッチが係合しているか否かを判定するクラッチ制御装置がある。
クラッチ制御装置は、エンジンからの駆動力が入力される第1クラッチ板と、電動モータの回転と同期するように構成された第2クラッチ板とを備えたクラッチにおいて、第1クラッチ板と第2クラッチ板が係合されたか否か判定する。そして、クラッチ制御装置は、第1クラッチ板と第2クラッチ板が移動を開始してから所定の推定時間が経過した後における各クラッチ板の回転数差が所定値以下であることを条件に、クラッチの係合完了を判定する。
特開2013−123964号公報
上記のように動力源としてエンジンとモータジェネレータを備えたハイブリッド車では、クラッチを係合して、変速機をニュートラルギアにすると、モータジェネレータの発生トルクが車輪には伝わらずエンジンのみに伝わる。このため、ハイブリッド車では、この特徴をエンジン始動手段として利用することが考えられる。これによって、ハイブリッド車は、スタータモータを廃止した安価なハイブリッドシステムを構築できる可能性がある。
ところが、モータジェネレータは、クラッチが係合していない状態で回転すると、負荷が軽いため、瞬時に高回転に達して不具合が生じる虞がある。そこで、特許文献1に開示されているように、クラッチが係合されたか否かを判定することが考えられる。
しかしながら、特許文献1では、所定の推定時間が経過した後にクラッチの係合完了を判定するため、所定の推定時間が経過するまでの間に、モータジェネレータが高回転に達してしまい不具合が生じる可能性がある。また、エンジンの回転数とモータジェネレータの回転数は、エンジンの始動時において、クラッチが係合している場合、一定範囲の回転数の乖離を伴いながら共に上昇していく。このため、特許文献1では、各クラッチ板の回転数差が所定値以下であることを条件にクラッチの係合完了を判定するため、クラッチが係合しているにもかかわらず、クラッチが係合していないと誤判定してしまう可能性がある。
本開示は、上記問題点に鑑みなされたものであり、電動機の不具合を抑制しつつ、クラッチの係合判定の誤判定を抑制できる電子制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本開示は、
車両における内燃機関(20)の動力を伝達する内燃機関軸(81)と、車両における電動機(30)の動力を伝達する電動機軸(82)との間に設けられたクラッチ(40)が係合しているか否かを判定する電子制御装置であって、
内燃機関が始動していない状態において、車両の変速機(50)がニュートラルギアであり、且つ、内燃機関の始動が指示された場合に、電動機によって内燃機関を始動させる内燃機関始動時であると判定する始動判定部(S20、S22)と、
内燃機関始動時であると判定されると、内燃機関の回転数を取得する第1回転数取得部(S30)と、
内燃機関始動時であると判定されると、電動機の回転数を取得する第2回転数取得部(S32)と、
内燃機関始動時であると判定されると、変速機がニュートラルギアでクラッチが係合している状態において、取得した内燃機関の回転数の場合に電動機がとりうる回転数の上限値を、クラッチの係合を判定するための判定値として取得する判定値取得部(S31)と、
取得した電動機の回転数と取得した判定値とを比較して、電動機の回転数が判定値を超えている場合、クラッチは係合していないと判定し、電動機の回転数が判定値を超えていない場合、クラッチは係合していると判定する係合判定部(S33、S34、S35)と、を備えていることを特徴とする。
このように、本開示は、内燃機関の回転数と、電動機の回転数と、判定値とを取得できれば、クラッチが係合しているか否かを判定することができる。よって、本開示は、所定の推定時間などが経過するのを待つ必要がないため、クラッチが係合しているか否かを迅速に判定できる。つまり、本開示は、変速機がニュートラルでクラッチが係合していない状態で、電動機が高回転に達してしまうことを迅速に判定できるため、電動機に不具合が生じることを抑制できる。
また、判定値は、変速機がニュートラルでクラッチが係合している状態において、取得した内燃機関の回転数の場合に、電動機がとりうる回転数の上限値である。そして、本開示は、この判定値と取得した電動機の回転数とを比較して、クラッチが係合しているか否かを判定するため、誤判定を抑制できる。
なお、特許請求の範囲、及びこの項に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態における電子制御装置が搭載された車両の概略構成を示すブロック図である。 実施形態における電子制御装置の概略構成を示すブロック図である。 実施形態における動力マネジメント部の処理動作を示すフローチャートである。 実施形態における動力マネジメント部のエンジン始動制御を示すフローチャートである。 実施形態における動力マネジメント部のクランキングトルク算出処理を示すフローチャートである。 実施形態におけるクラッチ係合判定部の判定処理を示すフローチャートである。 実施形態におけるエンジン回転数と、クラッチ係合と判定するモータ回転数との関係を示す図面である。 実施形態におけるクラッチ係合時のエンジン回転数とモータ回転数との関係を示す図面である。 実施形態におけるクラッチ非係合時のエンジン回転数とモータ回転数との関係を示す図面である。 実施形態におけるモータジェネレータによるクランキング時のトルク特性を示す図面である。 スタータモータのトルク特性を示す図面である。 実施形態における判定値マップを示す図面である。
以下において、図面を参照しながら、発明を実施するための形態を説明する。本実施形態では、図1、図2に示すように、車両100に搭載された電子制御装置10を採用する。
図1を用いて、電子制御装置10が搭載された車両100の構成を説明する。車両100は、動力源として内燃機関であるエンジン20とモータジェネレータ(以下モータ)30とが搭載されており、所謂ハイブリッド車である。
車両100は、エンジン20の出力軸であるエンジン軸81の動力がモータ30を介して変速機50に伝達され、この変速機50の出力軸の動力が車軸84等を介して車輪90に伝達される。また、車両100は、エンジン20の動力を車輪90に伝達する動力伝達系のうちのエンジン20と変速機50との間に、モータ30の回転軸である第2モータ軸83の動力を車輪90に伝達可能に構成されている。なお、エンジン軸81は、内燃機関軸に相当する。
さらに、エンジン20とモータ30との間には、動力伝達を断続するためのクラッチ40が設けられている。具体的には、エンジン20の動力を伝達するエンジン軸81と、モータ30の動力を伝達する第1モータ軸82との間にクラッチ40が設けられている。また、クラッチ40は、対を成す二つのクラッチ板を備えており、一方のクラッチ板がエンジン軸81の回転に同期し、他方のクラッチ板が第1モータ軸82の回転に同期するように構成されている。なお、第1モータ軸82は、電動機軸に相当する。
このクラッチ40は、例えば油圧駆動式の油圧クラッチである。クラッチ40は、運転者によるクラッチペダル41の操作に応じて、二つのクラッチ板が係合したり、係合が解除したりする。よって、クラッチ40は、係合状態と非係合状態とを取りうると言える。
また、車両100は、モータ30を駆動するインバータ31と、インバータ31と電気的に接続された高圧バッテリ32を備えている。そして、モータ30は、インバータ31を介して高圧バッテリ32と電力を授受するようになっている。
車両100は、運転状態(高圧バッテリ32の充電状態や要求トルク等)に応じて、走行モードが例えばHVモードとEVモードとの間で切り換え可能に構成されている。後程説明する電子制御装置10は、走行モードの切り換えや、各モードにおけるエンジン20やモータ30の制御、すなわち走行制御を行う。電子制御装置10は、各モードでのエンジン20やモータ30の制御を行う場合、アクセルペダルセンサ60から出力された、運転者によるアクセルペダルの操作に応じたセンサ信号などを用いて行う。
なお、HVモードは、クラッチ40を係合してエンジン20とモータ30のうちの少なくともエンジン20の動力で走行するモードである。つまり、HVモードは、エンジン20の動力のみで車輪90を駆動するか又はエンジン20の動力とモータ30の動力の両方で車輪90を駆動するモードである。一方、EVモードは、クラッチ40を解放してエンジン20とモータ30のうちのモータ30の動力のみで走行するモードである。つまり、EVモードは、エンジン20の燃焼を停止してモータ30の動力で車輪90を駆動するモードである。
また、車両100は、運転者がクラッチペダル41によってクラッチ40を係合させ、シフトレバー51によって変速機50をニュートラルギアにすることで、モータ30の発生トルクが車輪90には伝わらずエンジン20のみに伝わる。このため、車両100では、この特徴がエンジン20の始動手段として利用される。つまり、車両100は、スタータモータを用いることなくエンジン20の始動を行うことが可能である。後程説明する電子制御装置10は、運転者によるエンジン始動スイッチ70の操作に応じて、エンジン20を始動させる際におけるモータ30の制御、すなわちエンジン始動制御を行う。
モータ30は、電動機としての機能、及び発電機としての機能を有する。また、モータ30は、電動機としてトルクを出力することで、車両100の動力源としてトルクを出力するとともに、エンジン20を始動する際にエンジン回転速度を上昇させるスタータモータとして機能する。
図2を用いて、電子制御装置10の構成を説明する。電子制御装置10は、例えばCPU、ROM、RAM、及びこれらを接続するバスラインなどのハードを備えている。また、電子制御装置10は、機能ブロックとして、エンジン制御部11、モータ制御部12、クラッチ係合判定部13、動力マネジメント部14、記憶部15などを備えている。
エンジン制御部11は、エンジン回転センサ20a、エアフロメータ20b、スロットル開度センサ20c、水温センサ20dなどのエンジン系センサからのセンサ信号を取得可能に構成されている。また、エンジン制御部11は、インジェクタ21、イグナイタ22、スロットルモータ23などの各種アクチュエータを駆動制御する。
エンジン制御部11は、エンジン系センサから出力されたセンサ信号や、動力マネジメント部14からのエンジン要求トルクを示す信号などに基づいて、各種アクチュエータを制御することで、エンジン20を駆動制御する。例えば、エンジン制御部11は、エンジン20の回転数(エンジン回転数)を算出して、エンジン20を駆動制御する。
エンジン回転センサ20aは、エンジン軸81の回転位置及び回転速度を検出し、検出結果を示すセンサ信号を出力する。エアフロメータ20bは、吸入空気量を検出し、吸入空気量を示すセンサ信号を出力する。スロットル開度センサ20cは、スロットルバルブのスロットル開度を検出し、スロットル開度を示すセンサ信号を出力する。水温センサ20dは、エンジン20の冷却水温度を検出し、冷却水温度を示すセンサ信号を出力する。
また、エンジン制御部11は、インジェクタ21を開閉制御することで、燃料噴射量を制御する。エンジン制御部11は、イグナイタ22を駆動制御することで、点火時期を制御する。エンジン制御部11は、スロットルモータ23によってスロットルバルブを開閉制御することで、吸入空気量を制御する。
モータ制御部12は、モータ電圧センサ30a、モータ電流センサ30b、モータ回転センサ30c、高圧バッテリ電圧センサ32aなどのモータ系センサからのセンサ信号を取得可能に構成されている。また、モータ電圧センサ30aは、モータ系センサから出力されたセンサ信号や、動力マネジメント部14からのモータ要求トルクを示す信号などに基づいて、モータ30を駆動制御する。例えば、モータ制御部12は、モータ30の回転数(モータ回転数)を算出して、モータ30を駆動制御する。
モータ電圧センサ30aは、モータ30の駆動電圧を検出し、駆動電圧を示すセンサ信号を出力する。モータ電流センサ30bは、モータ30に流れるモータ電流を検出し、検出したモータ電流を示すセンサ信号を出力する。モータ回転センサ30cは、モータ30のロータ回転角を検出し、検出したロータ回転角を示すセンサ信号を出力する。高圧バッテリ電圧センサ32aは、高圧バッテリ32の正負端子間に設けられており、高圧バッテリ32のバッテリ電圧を検出し、検出したバッテリ電圧を示すセンサ信号を出力する。
クラッチ係合判定部13は、エンジン制御部11で算出されたエンジン回転数と、モータ制御部12で算出されたモータ回転数とを取得可能であり、且つ、記憶部15の記憶内容が参照可能に構成されている。クラッチ係合判定部13は、エンジン制御部11で算出されたエンジン回転数と、モータ制御部12で算出されたモータ回転数と、記憶部15に記憶されている係合判定マップとから、クラッチ40が係合しているか否かを判定する(クラッチ係合判定)。
このように、クラッチ40が係合しているか否かを判定するのは、モータ30によってエンジン20を始動する際に、モータ30が過回転することを防止するためである。車両100は、クラッチ40が係合状態でエンジン20を始動した場合、エンジン回転数とモータ回転数にある程度の差が生じる。このため、クラッチ係合判定部13は、エンジン回転数に対するモータ回転数の上限値を設定し、モータ回転数が上限値以下の場合に、クラッチ40が係合していると判定(推定)する。なお、この上限値は、クラッチ係合判定値と称することができる。
動力マネジメント部14は、クラッチ係合判定部13の判定結果、すなわちクラッチ40が係合状態であるか非係合状態であるかを参照可能に構成されている。また、動力マネジメント部14は、モータ系センサからのセンサ信号に加えて、アクセルペダルセンサ60からセンサ信号、エンジン始動スイッチ70からの信号を取得可能に構成されている。さらに、動力マネジメント部14は、シフトレバー51の操作位置などによって、変速機50がニュートラルギアであるか否かを判定可能に構成されている。
アクセルペダルセンサ60は、運転者によって操作されるアクセルペダルのアクセル開度を検出し、検出したアクセル開度を示す信号を出力する。エンジン始動スイッチ70は、運転者によって操作されることで、エンジン20の始動を示す始動信号を出力する。例えば、エンジン始動スイッチ70は、運転者によって操作されてオンになると、エンジン20の始動を示す始動信号を出力する。
なお、動力マネジメント部14の処理動作に関しては、後程、図3、図4、図5を用いて説明する。
記憶部15は、エンジン制御部11が算出したエンジン回転数ne(rpm)、モータ制御部12が算出したモータ回転数snr(rpm)、クラッチ係合判定値rmax(rpm)が一時的に記憶される。また、記憶部15は、クラッチ係合判定を実行するエンジン回転数の上限値、又は、エンジン始動制御を実行するエンジン回転数の上限値であるエンジン始動判定回転数(rpm)が記憶されている。さらに、記憶部15は、後程説明するクランキングトルク算出マップや係合判定マップなどが記憶されている。エンジン始動判定回転数は、例えば2500〜3000rpmなどを採用できる。
なお、ne、snr、rmaxは、変数であり、例えば記憶部15のRAMに記憶される。一方、エンジン始動判定回転数、クランキングトルク算出マップ、係合判定マップは、例えば、記憶部15のROMに記憶される。エンジン始動判定回転数は、定数であり、予め設定されてROMに記憶される。また、クランキングトルク算出マップや係合判定マップは、予め作成されてROMに記憶される。
クランキングトルク算出マップは、図10に示すように、エンジン回転数と、クランキングトルクとが関連付けられている。動力マネジメント部14は、エンジン制御部11で算出されたエンジン回転数を取得して、クランキングトルク算出マップに基づいて、エンジン回転数に対応するクランキングトルク(Nm)を出力する。つまり、動力マネジメント部14は、このようにして、クランキングトルクを取得する。なお、クランキングトルクは、エンジン20を始動させるためにモータ30に出力させるトルクである。また、クランキングトルクは、エンジン20の始動に必要なモータ30のトルクと言える。
係合判定マップは、図7、図12に示すように、エンジン回転数と、クラッチ40が係合状態と判定するモータ回転数の上限値であるクラッチ係合判定値とが関連付けられている。言い換えると、係合判定マップは、変速機50がニュートラルギアでクラッチ40が係合している状態における、エンジン20の各エンジン回転数と、エンジン回転数毎におけるクラッチ係合判定値とが関連付けられている。クラッチ係合判定値は、変速機50がニュートラルギアでクラッチ40が係合している状態において、各エンジン回転数で、モータ30がとりうるモータ回転数の上限値である。
クラッチ係合判定部13は、エンジン制御部11で算出されたエンジン回転数を取得し、係合判定マップに基づいて、エンジン回転数に対応するクラッチ係合判定値を取得する。なお、係合判定マップは、クラッチ係合判定値を算出するためのマップとも言える。そして、クラッチ係合判定部13は、モータ回転数が図7のハッチングで示す範囲内の場合に、クラッチ40が係合状態であると判定し、範囲外の場合に、クラッチ40が非係合状態であると判定することになる。
なお、図7、図12では、クラッチ係合判定値を単に判定値と記載している。係合判定マップは、特許請求の範囲におけるマップに相当する。クラッチ係合判定値は、特許請求の範囲における上限値に相当する。図7の一点鎖線は、クラッチ係合判定値がエンジン回転数と等しい場合の直線を示している。
図9に示すように、変速機50がニュートラルギアでクラッチ40が係合していない状態で、モータ30を回転させた場合、エンジン回転数が上昇することなく、モータ回転数のみが上昇していく。このため、エンジン回転数とモータ回転数との乖離S1は、モータ回転数に相当することになる。
一方、図8に示すように、変速機50がニュートラルギアでクラッチ40が係合した状態で、モータ30を回転させた場合、モータ回転数とエンジン回転数は、一定範囲内の回転数の乖離S2を伴いながら上昇していく。当然ながら、乖離S1と乖離S2との関係は、乖離S1>乖離S2である。
乖離S2は、エンジン20、モータ30、及びエンジン20の始動に関わる構成部品の弾性、機械部品のあそび、クラッチ板の滑り等により生じるものと思われる。この特性によれば、エンジン20を始動させている時は、エンジン回転数とモータ回転数に、ある程度の乖離があってもクラッチ40が係合していると判断できる。
このため、本実施形態では、クラッチ係合判定値として、変速機50がニュートラルギアでクラッチ40が係合している状態において、各エンジン回転数で、モータ30がとりうるモータ回転数の上限値を採用している。これによって、電子制御装置10は、クラッチ40が係合状態であるにもかかわらず、非係合状態であると誤判定することを抑制できる。また、電子制御装置10は、モータ回転数とエンジン回転数とが一致している場合にクラッチ40が係合状態と判定し、モータ回転数とエンジン回転数とが不一致の場合にクラッチ40が非係合状態と判定する場合よりも誤判定を抑制できる。
また、図8に示すように、モータ30によってエンジン20を始動させている時では、エンジン回転数よりもモータ回転数の方が高くなりやすい。特に、エンジン20の始動を開始してから所定期間においては、このような状況になりやすい。よって、本実施形態では、図7、図12に示すように、クラッチ係合判定値として、変速機50がニュートラルギアでクラッチ40が係合状態でのエンジン回転数以上である値を採用している。これによって、電子制御装置10は、クラッチ40が係合状態であるにもかかわらず、非係合状態であると誤判定することをより一層抑制できる。
また、本実施形態では、図7に示すように、クラッチ係合判定値として、クラッチ係合判定値と、クラッチ係合判定値に対応するエンジン回転数との差が、エンジン回転数が高い場合の値より低い場合の値の方が大きい例を採用している。つまり、クラッチ係合判定値は、エンジン回転数が低くなるに連れて、エンジン回転数との差が大きくなる値を採用している。これによって、電子制御装置10は、クラッチ40が係合状態であるにもかかわらず、非係合状態であると誤判定することを、さらに抑制できる。
また、図8に示すように、モータ30によってエンジン20を始動させている時では、モータ回転数の上昇とともに、エンジン回転数が上昇する。よって、本実施形態では、図7、図12に示すように、クラッチ係合判定値として、エンジン回転数の上昇に伴って漸増する値を採用している。これによって、クラッチ係合判定値は、実際のエンジン20とモータ30の動作に対応した値となり好ましい。
しかしながら、本発明のクラッチ係合判定値は、これに限定されない。クラッチ係合判定値は、変速機50がニュートラルギアでクラッチ40が係合している状態において、取得したエンジン回転数の場合に、モータ30がとりうるモータ回転数の上限値であれば、モータ30の不具合を抑制しつつ、クラッチ40の係合判定の誤判定を抑制できる。
ここで、図3〜図6を用いて、電子制御装置10の処理動作に関して説明する。
動力マネジメント部14は、所定時間毎に図3のフローチャートで示す処理を実行する。ステップS10では、エンジン始動前か否かを判定する。詳述すると、動力マネジメント部14は、エンジン20が自力で回転している状態であるエンジン始動後であるか、エンジン20が自力で回転していない状態であるエンジン始動前であるかを判定する。よって、エンジン始動前は、エンジン20が始動していない状態と言える。
動力マネジメント部14は、エンジン制御部11で算出されたエンジン回転数とエンジン始動判定回転数とに基づいてエンジン始動前か否かを判定する。そして、動力マネジメント部14は、現在のエンジン回転数がエンジン始動判定回転数に達している場合、エンジン始動前と判定せず、すなわちエンジン始動後あると判定してステップS11へ進む。一方、動力マネジメント部14は、現在のエンジン回転数がエンジン始動判定回転数に達していない場合、エンジン始動前であると判定してステップS12へ進む。
ステップS11では、走行制御を行う。ステップS12では、エンジン始動制御を行う。
次に、図4を用いて、エンジン始動制御に関して説明する。動力マネジメント部14は、エンジン始動制御として、所定時間毎に図4のフローチャートで示す処理を実行する。
ステップS20では、変速機50がニュートラルギアであるか否かを判定する(始動判定部)。動力マネジメント部14は、モータ30によってエンジン20を始動させるエンジン始動時であるか否かを判定するために、この判定を行う。動力マネジメント部14は、変速機50がニュートラルであるか否かを判定し、ニュートラルであると判定した場合、ステップS22へ進み、ニュートラルであると判定しなかった場合、ステップS21へ進む。
ステップS22では、エンジン始動スイッチがオンであるか否かを判定する(始動判定部)。動力マネジメント部14は、モータ30によってエンジン20を始動させるエンジン始動時であるか否かを判定するために、この判定を行う。動力マネジメント部14は、エンジン始動スイッチ70がオンであると判定した場合、エンジン20の始動を示す始動信号が出力されたとみなしてステップS23へ進む。言い換えると、動力マネジメント部14は、エンジン始動スイッチ70がオンであると判定した場合、エンジン20の始動が指示されたとみなしてステップS23へ進む。また、動力マネジメント部14は、エンジン始動スイッチ70がオンであると判定しなかった場合、エンジン20の始動を示す始動信号が出力されていないとみなしてステップS21へ進む。
このように、動力マネジメント部14は、エンジン20が始動していない状態において、変速機50がニュートラルギアであり、且つ、エンジン20の始動が指示された場合に、モータ30によってエンジン20を始動させるエンジン始動時であると判定する。
ステップS23では、クラッチ係合判定がOKであるか否かを判定する。動力マネジメント部14は、後程説明するクラッチ係合判定部13による判定結果を参照して、クラッチ係合判定がOKであるか否かを判定する。そして、動力マネジメント部14は、クラッチ係合判定がOKであると判定した場合、ステップS24へ進み、クラッチ係合判定がOKでないと判定した場合、ステップS21へ進む。
なお、クラッチ係合判定がOKとは、クラッチ40が係合している状態を示している。一方、クラッチ係合判定がOKでないとは、クラッチ40が係合していない状態を示している。
ステップS24では、クランキングトルクを算出する(トルク指令部)。動力マネジメント部14は、クランキングトルクを算出する場合、図5のフローチャートで示す処理を実行する。
ステップS241では、変数ne←エンジン回転数とする。つまり、動力マネジメント部14は、現在のエンジン回転数を取得する。ステップS242では、クランキングトルク算出マップからクランキングトルクを算出する。動力マネジメント部14は、ステップS241で取得したエンジン回転数と、図10に示すクランキングトルク算出マップとから、取得したエンジン回転数に対応するクランキングトルクを取得する。なお、動力マネジメント部14は、ステップS242の処理が終了すると、図4のステップS25へ進む。
ステップS25では、モータ要求トルク←クランキングトルクとする(トルク指令部)。動力マネジメント部14は、ステップS241で取得したクランキングトルクをモータ要求トルクとする。つまり、動力マネジメント部14は、クラッチ40が係合していると判定した場合、モータ30に対してクランキングトルクの発生を指令してエンジン20をクランキングさせる。
なお、動力マネジメント部14は、モータ30に対してクランキングトルクの発生を指令する場合、エンジン回転数が、エンジン20が始動したとみなせる回転数となるまで、指令を継続させると好ましい。例えば、動力マネジメント部14は、図10に示すように、エンジン回転数が、エンジン始動判定回転数に達するまで指令を継続させる。一方、図11は、スタータモータでエンジンを始動させる際の、スタータモータのトルク特性を示す図面である。ここでのスタータモータとは、本実施形態のモータ30とは異なり、エンジンを始動させる専用のモータである。
ところで、モータ30によってエンジン20を始動させている時では、エンジン回転数よりもモータ回転数の方が高くなりやすいが、図8の乖離S3で示すように、瞬間的に、モータ回転数よりもエンジン回転数が高くなることも起こりうる。このように、エンジン回転数が瞬間的に高い回転数となっているのであれば、エンジン20が自力で回転している状態となるために十分なエンジン回転数を得られていない場合がある。このため、本実施形態では、エンジン始動後と判定できるエンジン回転数まで、モータ30からクランキングトルクを出力することとし、スタータモータのトルク特性よりも高回転域までクランキングトルクを出力する特性としている。これによって、電子制御装置10は、エンジン20が自力で回転している状態となるために十分な回転が得られる。
ここで、エンジン回転数が瞬間的に高い回転数になるなどエンジン回転数が変動することを抑制するためには、エンジン回転数をなます、移動平均値を用いる、モータ回転数との平均値を用いる等の方法を採用することが考えられる。しかしながら、その場合は、電子制御装置10の演算負荷が増加する懸念がある。また、エンジン回転数ではなくモータ回転数を用いてクランキングトルクを算出する場合も同様の手法で対応できる。
ステップS21では、モータ要求トルク←0Nmとする(トルク指令部)。つまり、動力マネジメント部14は、モータ30に対してトルクを発生しないように指令する。動力マネジメント部14は、変速機50がニュートラルギアでない場合や、エンジン始動スイッチ70がオンでない場合、クランキングが必要ないため、モータ30に対してトルクを発生しないように指令する。
また、動力マネジメント部14は、変速機50がニュートラルギアで、且つ、クラッチ40が係合していない状態で、モータ30を回転させることを抑制するために、モータ30に対してトルクを発生しないように指令する。つまり、動力マネジメント部14は、モータ30が高回転に達して、モータ30に不具合が生じることを抑制するためである。
ここで、図6を用いて、クラッチ係合判定処理に関して説明する。クラッチ係合判定部13は、エンジン始動時であると判定されると、所定時間毎に図6のフローチャートで示す処理を実行する。なお、クラッチ係合判定部13は、エンジン回転数がエンジン始動判定回転数に達していない場合にクラッチ係合判定を実行し、エンジン回転数がエンジン始動判定回転数に達していた場合はクラッチ係合判定を実行しないようにしてもよい。
ステップS30では、変数ne←エンジン回転数とする(第1回転数取得部)。クラッチ係合判定部13は、クラッチ係合判定値rmaxを取得するために、エンジン回転数を取得する。言い換えると、クラッチ係合判定部13は、変数neの値として、エンジン制御部11で算出された現在のエンジン回転数を採用する。
ステップS31では、係合判定マップからrmaxを算出する(判定値取得部)。クラッチ係合判定部13は、クラッチ40が係合しているか否かを判定するために、ステップS30で取得したエンジン回転数と係合判定マップとから、クラッチ係合判定値rmaxを取得する。つまり、クラッチ係合判定部13は、取得したエンジン回転数と係合判定マップとから、取得したエンジン回転数に関連付けられた上限値をクラッチ係合判定値rmaxとして取得する。
なお、本発明は、これに限定されず、計算式によって、クラッチ40が係合している状態でのエンジン回転数毎における、モータ30がとりうるモータ回転数の上限値を算出することで、クラッチ係合判定値rmaxを取得してもよい。
ステップS32では、変数snr←モータ回転数とする(第2回転数取得部)。クラッチ係合判定部13は、クラッチ40が係合しているか否かを判定するために、モータ回転数を取得する。言い換えると、クラッチ係合判定部13は、変数snrの値として、モータ制御部12で算出された現在のモータ回転数を採用する。
ステップS33では、変数rmax>変数snrであるか否かを判定する(係合判定部)。クラッチ係合判定部13は、ステップS31で取得したクラッチ係合判定値rmaxと、ステップS32で取得したモータ回転数snrとを比較して、モータ回転数snrがクラッチ係合判定値rmaxに達しているか否かを判定する。そして、クラッチ係合判定部13は、rmax>snrであると判定しなかった場合、ステップS34へ進み、rmax>snrであると判定した場合、ステップS35へ進む。
ステップS34では、クラッチ係合判定←OKとする(係合判定部)。クラッチ係合判定部13は、モータ回転数snrがクラッチ係合判定値rmaxを超えていない場合、クラッチは係合していると判定する。
ステップS35では、クラッチ係合判定←NGとする(係合判定部)。クラッチ係合判定部13は、モータ回転数snrがクラッチ係合判定値rmaxを超えている場合、クラッチは係合していないと判定する。
以上のように、電子制御装置10は、エンジン回転数と、モータ回転数と、クラッチ係合判定値とを取得できれば、クラッチ40が係合しているか否かを判定することができる。よって、電子制御装置10は、所定の推定時間などが経過するのを待つ必要がないため、クラッチ40が係合しているか否かを迅速に判定できる。つまり、電子制御装置10は、変速機50がニュートラルでクラッチ40が係合していない状態で、モータ30が高回転に達してしまうことを迅速に判定できるため、モータ30に不具合が生じることを抑制できる。
また、クラッチ係合判定値は、変速機50がニュートラルでクラッチ40が係合している状態において、取得したエンジン回転数の場合に、モータ30がとりうるモータ回転数の上限値である。そして、電子制御装置10は、このクラッチ係合判定値と取得したモータ回転数とを比較して、クラッチ40が係合しているか否かを判定するため、誤判定を抑制できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明した。しかしながら、本発明は、上記実施形態に何ら制限されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。
10…電子制御装置、11…エンジン制御部、12…モータ制御部、13…クラッチ係合判定部、14…動力マネジメント部、15…記憶部、20…エンジン、30…モータジェネレータ、31…インバータ、32…高圧バッテリ、40…クラッチ、41…クラッチペダル、50…変速機、51…シフトレバー、60…アクセルペダルセンサ、70…エンジン始動スイッチ、81…エンジン軸、82…第1モータ軸、83…第2モータ軸、84…車軸、90…駆動輪、100…車両

Claims (7)

  1. 車両における内燃機関(20)の動力を伝達する内燃機関軸(81)と、前記車両における電動機(30)の動力を伝達する電動機軸(82)との間に設けられたクラッチ(40)が係合しているか否かを判定する電子制御装置であって、
    前記内燃機関が始動していない状態において、前記車両の変速機(50)がニュートラルギアであり、且つ、前記内燃機関の始動が指示された場合に、前記電動機によって前記内燃機関を始動させる内燃機関始動時であると判定する始動判定部(S20、S22)と、
    前記内燃機関始動時であると判定されると、前記内燃機関の回転数を取得する第1回転数取得部(S30)と、
    前記内燃機関始動時であると判定されると、前記電動機の回転数を取得する第2回転数取得部(S32)と、
    前記内燃機関始動時であると判定されると、前記変速機がニュートラルギアで前記クラッチが係合している状態において、取得した前記内燃機関の回転数の場合に前記電動機がとりうる回転数の上限値を、前記クラッチの係合を判定するための判定値として取得する判定値取得部(S31)と、
    取得した前記電動機の回転数と取得した前記判定値とを比較して、前記電動機の回転数が前記判定値を超えている場合、前記クラッチは係合していないと判定し、前記電動機の回転数が前記判定値を超えていない場合、前記クラッチは係合していると判定する係合判定部(S33、S34、S35)と、を備えている電子制御装置。
  2. 前記係合判定部が係合していると判定した場合、前記電動機に対してクランキングトルクの発生を指令して前記内燃機関をクランキングさせ、前記係合判定部が係合していないと判定した場合、前記電動機に対してトルクを発生しないように指令するトルク指令部(S21、S24、S25)を備えている請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 前記トルク指令部は、前記電動機に対してクランキングトルクの発生を指令する場合、前記内燃機関の回転数が、前記内燃機関が始動したとみなせる回転数となるまで、前記指令を継続させる請求項2に記載の電子制御装置。
  4. 前記上限値は、前記変速機がニュートラルで前記クラッチが係合している状態での前記内燃機関の回転数以上の値である請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子制御装置。
  5. 前記上限値は、前記内燃機関の回転数の上昇に伴って漸増する値である請求項4に記載の電子制御装置。
  6. 前記上限値と、前記上限値に対応する前記内燃機関の回転数との差は、前記内燃機関の回転数が高い場合の値より低い場合の値の方が大きい請求項4又は5に記載の電子制御装置。
  7. 前記変速機がニュートラルで前記クラッチが係合している状態における、前記内燃機関の各回転数と、前記内燃機関の回転数毎に前記電動機がとりうる回転数の前記上限値とが関連付けられたマップを備えており、
    前記判定値取得部は、取得した前記内燃機関の回転数と前記マップとから、取得した前記内燃機関の回転数に関連付けられた前記上限値を前記判定値として取得する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子制御装置。
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