JP2018047580A - 印字装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被印刷物の搬送方向に直交する方向において一方側に寄って配置される印字ヘッドを有するプリンタを備えた印字装置であって、印字レイアウトの自由度の高い印字装置を提供する。【解決手段】印字装置は、搬送方向Tに搬送されるフィルムFbの印字面Bに印字する、印字面Bに平行で且つ搬送方向Tに直交する第1方向D1における両端の一方に寄って配置されるサーマルヘッドを有する第1及び第2プリンタを備える。印字装置では、(A)プリンタ110,120のサーマルヘッド116,126は他方のプリンタ側に寄って配置され、第1及び第2プリンタはフィルムの搬送方向視において互いに隣接配置される、又は、(B)第1及び第2プリンタのサーマルヘッドは第1方向において同じ側に寄って配置され、第1及び第2プリンタは、搬送方向において互いにずれ、且つ、搬送方向視において第1及び第2プリンタの一部が重なるように配置される。【選択図】図6A

Description

本発明は、搬送される被印刷物に印字する、被印刷物の搬送方向に直交する方向において一方側に寄って配置される印字ヘッドを有するプリンタを備えた印字装置に関する。
従来、搬送される被印刷物に印字するプリンタを備えた印字装置が知られている。例えば、引用文献1(特開2006−151472号公報)には、被印刷物としての帯シートに、帯シートが巻かれる商品に関して所定の事項を印字する印字装置が開示されている。
このような印字装置には、比較的多くの内容の印字が求められる場合がある。そして、所望の印字レイアウトによっては、プリンタの印字ヘッド幅を超える内容を被印刷物に印字することが印字装置に求められる場合がある。
このような場合に、例えば図12のように、被印刷物Sの印字面に平行で、被印刷物Sの搬送方向Dtに直交する搬送直交方向Doに同一のプリンタGを並べることで、印刷装置の印字範囲を拡げることができる。
しかし、プリンタGの印字ヘッドHは、設計の都合上、図12のように搬送直交方向Doにおいて一方側に寄って配置される場合がある。このような場合には、搬送直交方向Doにおける印字ヘッドHの幅を超えて、被印刷物Sに搬送直交方向Doに沿って連続的な印刷を行うことはできない。そのため、このような印字装置には、依然として印字レイアウトが制限されてしまうという問題がある。
本発明の課題は、搬送される被印刷物に印字する、被印刷物の搬送方向に直交する方向において一方側に寄って配置される印字ヘッドを有するプリンタを備えた印字装置であって、被印刷物の搬送方向に直交する方向において印字ヘッドの幅を超えて連続的な印字を行うことの可能な、印字レイアウトの自由度の高い印字装置を提供することにある。
本発明の第1観点に係る印字装置は、搬送されている被印刷物に印字する第1プリンタ及び第2プリンタを備える。第1プリンタ及び第2プリンタは、それぞれ第1方向における両端の一方に寄って配置される印字ヘッドを有する。第1方向は、被印刷物の印字面に平行で且つ被印刷物の搬送方向に直交する方向である。
印字装置では、
(A)第1プリンタの印字ヘッドは第2プリンタ側に寄って配置され、第2プリンタの印字ヘッドは第1プリンタ側に寄って配置される。第1プリンタ及び第2プリンタは搬送方向視において互いに隣接して配置される。
または、印字装置では、
(B)第1プリンタの印字ヘッドと第2プリンタの印字ヘッドとは、第1方向において同じ側に寄って配置される。第1プリンタと第2プリンタとは、搬送方向において互いにずれ、且つ、搬送方向視において第1プリンタと第2プリンタとの一部が重なるように配置される。
本発明の第1観点に係る印字装置は、上記の(A)及び(B)のいずれかの構成を有する。そのため、第1方向において一方側に寄って配置される印字ヘッドを有するプリンタを用いる場合であっても、第1方向においてプリンタの印字ヘッドの幅を超えて連続的に印字可能で、印字レイアウトの自由度の高い印字装置を提供することができる。
本発明の第2観点に係る印字装置は、第1観点に係る印字装置であって、第1プリンタと第2プリンタとを第1方向に相対移動させることが可能なプリンタ位置調整機構を更に備える。
本発明の第2観点に係る印字装置では、第1方向においてプリンタの印字ヘッドの幅を超えた連続的な印字が可能であるだけではなく、第1プリンタの印字位置と第2プリンタの印字位置とを互いに離した印字レイアウトも実現できる。
本発明の第3観点に係る印字装置は、第2観点に係る印字装置であって、プリンタ位置調整機構では、手動で第1プリンタと第2プリンタとを第1方向に相対移動させることが可能に構成されている。
本発明の第3観点に係る印字装置では、モータ等の駆動部を用いずにプリンタの位置を調整可能であり、装置のコストを抑制することができる。
本発明の第4観点に係る印字装置は、第2観点に係る印字装置であって、プリンタ位置調整機構は、第1プリンタ及び第2プリンタの少なくとも一方を第1方向に移動させる駆動部を有する。
本発明の第4観点に係る印字装置では、駆動部を用いてプリンタの位置を変更できるため利便性が高い。
本発明の第5観点に係る印字装置は、第4観点に係る印字装置であって、記憶部と、受付部と、制御部と、を更に備える。記憶部は、被印刷物の識別情報と、第1プリンタ及び第2プリンタの配置位置と、を関連付けて記憶する。受付部は、識別情報を受け付ける。制御部は、受付部が受け付けた識別情報と関連付けられて記憶部に記憶されている第1プリンタ及び第2プリンタの配置位置に、第1プリンタ及び第2プリンタが配置されるように駆動部を制御する。
本発明の第5観点に係る印字装置では、被印刷物の識別情報に基づいてプリンタの配置が予め記憶されていた配置位置に自動で変更されるため、利便性が高い。
本発明の第6観点に係る印字装置は、第1観点から第5観点のいずれかに係る印字装置であって、第1プリンタ及び第2プリンタの少なくとも一方は、被印刷物の印字面に垂直に延びる回転軸周りに回転可能である。
本発明の第6観点に係る印字装置では、プリンタの少なくとも一方が被印刷物の印字面に垂直に延びる回転軸周りに回転可能に構成されている。そのため、プリンタ同士が隣接して配置されているような場合でも、プリンタを回転させてプリンタ間に隙間を形成することが容易で、プリンタのメンテナンス性を高めることができる。
本発明の第7観点に係る印字装置は、第1観点から第6観点のいずれかに係る印字装置であって、第1プリンタの印字ヘッドが第2プリンタ側に寄って配置され、第2プリンタの印字ヘッドが第1プリンタ側に寄って配置される場合に、第1プリンタ及び第2プリンタは、搬送方向にずれなく、第1方向に並べて配置されている。
本発明の第7観点に係る印字装置では、第1及び第2プリンタが搬送方向にずれなく配置されているため、被印刷物の搬送方向における印字装置のサイズを抑制することができる。
本発明の第8観点に係る印字装置は、第1観点から第6観点のいずれかに係る印字装置であって、第1プリンタの印字ヘッドが第2プリンタ側に寄って配置され、第2プリンタの印字ヘッドが第1プリンタ側に寄って配置される場合に、第1プリンタ及び第2プリンタは、搬送方向にずれて、第1方向視において第1プリンタと第2プリンタとが重ならないように配置されている。
本発明の第8観点に係る印字装置では、第1方向視において第1及び第2プリンタが互いに重ならないように、第1及び第2プリンタが搬送方向にずれて配置されている。そのため、プリンタへの人の手のアクセスが他のプリンタにより阻害されることがなく、プリンタのメンテナンス性を高めることができる。
本発明の第9観点に係る印字装置は、第1観点から第6観点のいずれかに係る印字装置であって、第1プリンタの印字ヘッドが第2プリンタ側に寄って配置され、第2プリンタの印字ヘッドが第1プリンタ側に寄って配置される場合に、第1プリンタ及び第2プリンタは互いに対称なプリンタである。
本発明の第9観点に係る印字装置では、第1及び第2プリンタは互いに対称に構成されたプリンタであるため、少なくとも一部構成についてプリンタ間で部品を共通化することが容易で、印字装置のコストを抑制することができる。
本発明に係る印字装置では、第1方向(被印刷物の印字面に平行で且つ被印刷物の搬送方向に直交する方向)において一方側に寄って配置される印字ヘッドを有するプリンタを用いる場合であっても、第1方向においてプリンタの印字ヘッドの幅を超えて連続的に印字可能で、印字レイアウトの自由度の高い印字装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る印字装置を備えた帯掛け包装システムの構成を示す概略図である。 図1の帯掛け包装システムによりフィルム片が帯掛け包装された物品の概略斜視図である。 図1の印字装置において、第1プリンタ及び第2プリンタが隣接配置された状態を描画した概略斜視図である。 図1の印字装置が備える第1プリンタの斜視図である。 図4の第1プリンタのインクリボン供給機構の概略図である。 図1の印字装置の第1プリンタ及び第2プリンタの配置を示す概略平面図である。第1プリンタと第2プリンタとを隣接して配置した状態を描画している。 図1の印字装置の第1プリンタ及び第2プリンタの配置を示す概略平面図である。第1プリンタと第2プリンタとを離して配置した状態を描画している。 図1の印字装置において、第1プリンタのメンテナンス時の第1プリンタ及び第2プリンタの配置状態を描画した斜視図である。 図1の印字装置により印字されたフィルム片の例である。(a)は、2台のプリンタにより、長手方向における中央部1箇所に印字されたフィルム片の例である。(b)は、2台のプリンタにより、長手方向における端部側2箇所に印字されたフィルム片の例である。 図8のフィルム片を貼り付けた物品の例である。(a)は、図8(a)のフィルム片が貼り付けられた物品の例である。(b)は、図8(b)のフィルム片が貼り付けられた物品の例である。 変形例1Bに係る印字装置の第1プリンタ及び第2プリンタの概略的な配置を示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係る印字装置の第1プリンタ及び第2プリンタの配置を示す概略平面図である。 従来の印字装置の2台のプリンタの構成・配置を示す概略平面図である。
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。以下に説明する実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。以下の実施形態は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係る印字装置100について、図面を参照しながら説明する。
なお、以下では、説明の便宜上、方向や配置を説明するために「上」、「下」、「左」、「右」、「前(正面)」、「後(背面)」等の表現を用いる場合がある。これらの表現は、特に断りの無い場合、図中に矢印で示した方向に従う。
初めに、印字装置100を含む帯掛け包装システム10について説明する。
(1)帯掛け包装システムの概要
図1は、本発明の第1実施形態に係る印字装置100を含む帯掛け包装システム10の概略的な構成を示す図である。
帯掛け包装システム10は、食品等が収容されたパック容器等の物品を帯掛け包装するシステムである。帯掛け包装とは、帯状のフィルム片を物品に巻き掛け、フィルム片の長手方向両端部を互いに貼り合わせる包装の方法である。図2は、フィルム片Fで帯掛け包装された物品の一例としての商品P(パック容器)の斜視図である。フィルム片Fの長手方向両端部は、商品Pの底面側で互いに貼り合わされている。フィルム片Fの長手方向の寸法は、商品Pの巻き掛け方向の寸法よりも長い。
帯掛け包装システム10は、主として、物品搬送ユニット11と、フィルム供給搬送ユニット12と、印字装置100と、フィルム切断ユニット13と、フィルム片搬送ユニット14と、フィルム片シールユニット17と、包装システム制御ユニット15と、タッチパネル式モニタ16と、を備える(図1参照)。
物品搬送ユニット11は、商品Pを搬送する装置である。ここでは、物品搬送ユニット11によって商品Pが搬送される方向を搬送方向E1と呼ぶ。ここでは、搬送方向E1は、後方から前方に向かう方向である(図1参照)。物品搬送ユニット11は、主として、搬入ベルト11aと、搬出ベルト11bと、を有する。搬入ベルト11aは、帯掛け包装前の商品Pを搬送方向E1に搬送する。搬出ベルト11bは、帯掛け包装された商品Pを搬送方向E1に搬送する。搬入ベルト11aの搬送方向下流側の端部と、搬出ベルト11bの搬送方向上流側の端部との間には、ベルト間隙間11cが形成されている。ベルト間隙間11cの形成されている場所は、フィルム片シールユニット17が商品Pにフィルム片Fを巻き掛ける場所である。ベルト間隙間11cは、フィルム片Fの短手方向の寸法、すなわちフィルム片Fの幅L1(図8(a)参照)よりも長い。フィルム片Fの短手方向は、フィルム片Fの商品Pに巻き掛けられる方向(フィルム片Fの長手方向)とは直交する方向である。ベルト間隙間11cは、搬送方向E1における商品Pの寸法よりも短い。
フィルム供給搬送ユニット12は、フィルムロールFaからフィルムFbを繰り出し、搬送する装置である(図1参照)。フィルムロールFaは、フィルムFbがロール状に巻かれた部材である。フィルムFbは、フィルムFbの搬送方向と直交する方向にフィルム切断ユニット13により切断されることで、フィルム片Fとなる。フィルムFbには予め絵柄や文字等が印刷されていてもよい。
フィルム供給搬送ユニット12は、ロールシャフト12aと、フィルム繰り出しモータ12bと、ガイドローラ12cと、テンションローラ12dと、テンションローラ位置調整モータ12eと、を主に有する(図1参照)。
ロールシャフト12aは、フィルムロールFaを支持するシャフトである。フィルム繰り出しモータ12bは、ロールシャフト12aを回転させるモータである。フィルム繰り出しモータ12bがロールシャフト12aを回転させると、ロールシャフト12aにより支持されるフィルムロールFaからフィルムFbが繰り出される。ガイドローラ12cは、フィルムロールFaから搬送されてくるフィルムFbを所定の方向に導くローラである。なお、ここでは、特に印字装置100により印字される際にフィルムFbが搬送されている方向を搬送方向Tと呼ぶ。ここでは、搬送方向Tは、後方から前方に向かう方向である(図1参照)。テンションローラ12dは、テンションローラ位置調整モータ12eにより駆動されて位置調整され、搬送されるフィルムFbに適度なテンションを加えて、搬送されるフィルムFbのたるみを低減するローラである。
印字装置100は、フィルム供給搬送ユニット12により搬送されているフィルムFbに印字する装置である。印字装置100については後ほど詳述する。
フィルム切断ユニット13は、フィルム供給搬送ユニット12によって搬送されるフィルムFbを、その幅方向(フィルムFbの搬送方向に直交する方向)に沿って切断して、帯状のフィルム片Fを製造する装置である。フィルム切断ユニット13は、フィルムFbを、フィルムFbの搬送方向に沿って所定間隔で切断して、フィルム片Fを製造する。
フィルム切断ユニット13は、主として、フィルムカッター13aと、フィルム切断モータ13bとを有する(図1参照)。フィルムカッター13aは、搬送されてくる印字装置100により印字されたフィルムFbを切断するための部材である。フィルムカッター13aは、フィルムFbの搬送方向と直交する方向における幅より、幅広の刃を具備する。フィルム切断モータ13bは、フィルムカッター13aをフィルムFbに向かって移動させることで、フィルムカッター13aの刃をフィルムFbに押し当ててフィルムFbを切断する。フィルム切断ユニット13によってフィルムFbが切断されると、切断位置より搬送方向下流側の部分が、フィルムFbから切り離されて、帯状のフィルム片Fとなる。
フィルム片搬送ユニット14は、フィルム切断ユニット13によって製造されたフィルム片Fを搬送して、物品搬送ユニット11によって搬送される商品Pの上に載せる装置である。フィルム片搬送ユニット14は、例えば、搬送方向E1における商品Pの中央部にフィルム片Fを載せるように、フィルム片Fを搬送する。フィルム片搬送ユニット14により商品Pに載せられたフィルム片Fの長手方向両端部は、商品Pからはみ出した状態である。
フィルム片シールユニット17は、フィルム片搬送ユニット14によって商品Pの上に載せられたフィルム片Fを商品Pに巻き掛けて、フィルム片Fの長手方向両端部を熱シールにより互いに貼り合わせる装置である。初めに、フィルム片シールユニット17は、ベルト間隙間11cに位置する商品Pに載せられているフィルム片Fの長手方向両端部を、商品Pの両側面に沿って折り下げる。次に、フィルム片シールユニット17は、折り下げられたフィルム片Fの両端部を、商品Pの底面側で互いに重ね合わせる。次に、フィルム片シールユニット17は、フィルム片Fの両端部の重ね合わせ部を加熱して熱シールする。この結果、図2に示されるように、フィルム片Fの両端部が貼り合わされて、フィルム片Fで帯掛け包装された商品Pが製造される。
包装システム制御ユニット15は、CPU、ROM、RAM及びHDD等から構成されるコンピュータである。包装システム制御ユニット15は、物品搬送ユニット11、フィルム供給搬送ユニット12、フィルム切断ユニット13、フィルム片搬送ユニット14、及びフィルム片シールユニット17と接続され、これらのユニット11,12,13,14,17を制御する。また、包装システム制御ユニット15は、後述する印字装置100の印字装置制御ユニット140(図1参照)と通信可能に接続される。また、包装システム制御ユニット15は、タッチパネル式モニタ16と接続されている。包装システム制御ユニット15は、タッチパネル式モニタ16の表示内容を制御するとともに、タッチパネル式モニタ16に入力される情報を受け取る。
タッチパネル式モニタ16は、フルドット表示の液晶ディスプレイである。タッチパネル式モニタ16は、現在の帯掛け包装システム10の運転設定や運転状況を表示する画面等を表示する。また、タッチパネル式モニタ16は、タッチパネル機能を有し、運転設定の入力を促す画面の表示も行う。タッチパネル式モニタ16は、例えば、帯掛け包装システム10で使用されるフィルムFbの識別情報を入力として受け付ける。
(2)印字装置
印字装置100は、フィルムFbの印字面の所定位置に所定の情報を印字する装置である。例えば、印字装置100は、帯掛け包装システム10によってフィルム片Fが巻き掛けられる商品P(パック容器)に収容されている内容物の種類、原材料、製造日、消費期限、商品価格及びバーコード等の情報を印字する。なお、印字内容は例示であって、ここに挙げたものに限定されるものではない。
印字装置100は、第1プリンタ110及び第2プリンタ120(図3参照)を用いて、搬送されているフィルムFbに印字する。第1プリンタ110及び第2プリンタ120は、インクリボンを用いる熱転写式のプリンタである。
印字装置100は、その印字部(後述する第1プリンタ110のサーマルヘッド116及び第2プリンタ120のサーマルヘッド126)が、フィルム供給搬送ユニット12によって搬送されるフィルムFbの印字面Bに対向するように配置される(図6A参照)。ここでは、印字装置100は、フィルム供給搬送ユニット12によって搬送されるフィルムFbの上方に配置される(図1参照)。また、印字装置100は、フィルムFbの搬送方向において、フィルム切断ユニット13より上流側に配置される。
印字装置100は、支持体161,162と、回転機構171,172と、第1プリンタ110と、第2プリンタ120と、プリンタ位置調整機構130と、プラテンローラ150と、印字装置制御ユニット140と、を主として備える(図1及び図3参照)。
第1プリンタ110及び第2プリンタ120は、搬送されているフィルムFbに印字するプリンタである。第1プリンタ110及び第2プリンタ120は、フィルムFbの搬送方向Tにずれなく、第1方向D1に並べて配置される。ここで、第1方向D1とは、印字装置100の下方を搬送されるフィルムFbの印字面Bに平行で、且つ、フィルムFbの搬送方向Tに直交する方向である。例えば、フィルムFbの印字面Bが水平な面であって、フィルムFbの搬送方向Tが前向きである場合に、第1方向D1は左右方向である(図6A参照)。
プリンタ位置調整機構130は、第1プリンタ110と第2プリンタ120とを第1方向D1に相対移動させることが可能な機構である。ここでは、プリンタ位置調整機構130は、第1プリンタ110及び第2プリンタ120の両方を第1方向D1に移動させることが可能に構成されている。特に、ここでは、プリンタ位置調整機構130は、第1方向D1において、第1プリンタ110及び第2プリンタ120が互いに接近するように又は互いに離反するように同時に移動させる機構である。
プリンタ位置調整機構130により、第1プリンタ110と第2プリンタ120とが最接近するように配置された状態では、第1方向D1において第1プリンタ110と第2プリンタ120とは隣接して配置される(図6A参照)。プリンタ位置調整機構130により、第1プリンタ110と第2プリンタ120とが最接近するように配置された状態では、第1方向D1において第1プリンタ110と第2プリンタ120とは、ほぼ隙間なく並べて配置される(図6A参照)。第1プリンタ110及び第2プリンタ120が図6Aのように配置された状態では、フィルムFbの搬送方向Tに沿って見た時に、第1プリンタ110及び第2プリンタ120は互いに隣接して配置される。第1方向D1において第1プリンタ110と第2プリンタ120とが最接近するように配置された状態では、帯掛け包装システム10は、長手方向(印字時における第1方向D1)における中央の領域A1に印字されたフィルム片Fを作成可能である(図8(a)参照)。このようなフィルム片Fを商品Pに貼り付けると、図9(a)に示す位置に印字された領域A1を配置することができる。なお、フィルム片Fの長手方向(印字時における第1方向D1)における領域A1の幅は、フィルム片Fの長手方向に1台のプリンタ(第1プリンタ110又は第2プリンタ120)が印字可能な領域の幅のおよそ2倍である。
プリンタ位置調整機構130により、第1方向D1において、第1プリンタ110と第2プリンタ120とが離して配置された状態(図6B参照)では、帯掛け包装システム10は、長手方向に離れた2つの領域A2に印字されたフィルム片Fを作成可能である(図8(b)参照)。このようなフィルム片Fを商品Pに貼り付けると、図9(b)に示す位置に印字された領域A2を配置することができる。なお、フィルム片Fの長手方向(印字時における第1方向D1)における領域A2の幅は、フィルム片Fの長手方向に1台のプリンタ(第1プリンタ110又は第2プリンタ120)が印字可能な幅に等しい。つまり、フィルム片Fの長手方向において、上記の領域A1の幅は、領域A2の幅のおよそ2倍である。
以下に、印字装置100の各構成についてより詳しく説明する。
(2−1)支持体
支持体161には、第1プリンタ110を回転可能に支持する回転機構171が取り付けられており、回転機構171は支持体161により支持される(図3参照)。支持体161は、後述するプリンタ位置調整機構130の支持ロッド132及び送りネジ134(図3参照)により第1方向D1に移動可能に支持される。つまり、第1プリンタ110は、支持体161及び回転機構171を介して、プリンタ位置調整機構130により第1方向D1に移動可能に支持される。
支持体162には、第2プリンタ120を回転可能に支持する回転機構172が取り付けられており、回転機構172は支持体162により支持される(図3参照)。支持体162は、プリンタ位置調整機構130の支持ロッド132及び送りネジ134により第1方向D1に移動可能に支持される(図3参照)。つまり、第2プリンタ120は、支持体162及び回転機構172を介して、プリンタ位置調整機構130により第1方向D1に移動可能に支持される。
プリンタ位置調整機構130による第1プリンタ110及び第2プリンタ120の移動については後述する。
(2−2)第1プリンタ
第1プリンタ110は、搬送されている被印刷物の一例としてのフィルムFbに印字する。第1プリンタ110は、図4のように、インクリボン供給機構112と、サーマルヘッド116と、ヘッド駆動機構114と、を主に有する。なお、図4では、後述するインクリボン供給機構112の一部を構成する、インクリボン供給ロール113a及びインクリボン回収ロール113bを含むインクリボンカートリッジの描画は省略している。
(2−2−1)インクリボン供給機構
インクリボン供給機構112は、サーマルヘッド116とフィルムFbの印字面Bとの間にインクリボンIbを供給する装置である(図5参照)。
インクリボン供給機構112は、主として、インクリボン供給ロール113aと、供給ロールシャフト112aと、インクリボン搬送ローラ112cと、インクリボン回収ロール113bと、回収ロールシャフト112bとを有する(図5参照)。
インクリボン供給ロール113aは、未使用のインクリボンIbがロール状に巻かれている部材である。供給ロールシャフト112aは、インクリボン供給ロール113aを回転可能に支持するシャフトである。インクリボン回収ロール113bは、使用済みのインクリボンIbがロール状に巻かれている部材である。回収ロールシャフト112bは、インクリボン回収ロール113bを回転可能に支持するシャフトである。回収ロールシャフト112bは、図示しないモータにより回転させられ、インクリボン回収ロール113bにインクリボンIbを巻き取る。インクリボン搬送ローラ112cは、インクリボンIbの表面と接触した状態で回転することで、インクリボンIbを所定の方向に搬送する。第1プリンタ110の印字位置(サーマルヘッド116の下方)において、インクリボン供給機構112によりインクリボンIbが搬送される方向は、印字が行われるフィルムFbの搬送方向Tと同じ方向である。インクリボンIbは、インクリボン供給ロール113aから繰り出され、インクリボン搬送ローラ112cによってガイドされながら搬送され、インクリボン回収ロール113bに巻き取られる。
なお、インクリボン供給ロール113a及びインクリボン回収ロール113bは、インクリボンカートリッジ(図示せず)に収容されている。インクリボン供給ロール113aを使い終わると(つまりインクリボン供給ロール113aから全てのインクリボンIbが送り出されると)、インクリボンカートリッジごと交換される。
(2−2−2)サーマルヘッド
サーマルヘッド116は、印字ヘッドの一例である。サーマルヘッド116は、インクリボンIbに熱を加え、インクリボンIbのインクをフィルムFbに転写することで、フィルムFbの印字面Bに所定の情報を印字する。サーマルヘッド116は、シールヒータ(図示せず)によって加熱される。サーマルヘッド116は、搬送方向Tに搬送されているフィルムFbに印字を行う際、フィルムFbの搬送方向Tには移動しない。
第1プリンタ110において、サーマルヘッド116は、第1方向D1における両端の一方によって配置される。前述のように、第1方向D1とは、フィルムFbの印字面Bに平行で、且つ、フィルムFbの搬送方向Tに直交する方向である。具体的には、サーマルヘッド116は、第2プリンタ120側に寄って配置される。図6Aを用いて説明すれば、左右方向における左側に配置される第1プリンタ110のサーマルヘッド116は、右側に配置される第2プリンタ120側に寄って配置される。
なお、第1プリンタ110において、サーマルヘッド116が第1方向D1における両端の一方によって配置されるのは、インクリボン供給機構112を構成する各種部材(例えば、回収ロールシャフト112bを駆動するモータ)及びヘッド駆動機構114を構成する各種部材と、サーマルヘッド116及びインクリボンとが、第1方向D1において並べて配置されるためである。このように構成されることで、第1プリンタ110を比較的シンプルな構造で構成することが可能である。
(2−2−3)ヘッド駆動機構
ヘッド駆動機構114は、図示しないモータにより、サーマルヘッド116の位置を調節する機構である。ヘッド駆動機構114は、フィルムFbへの印字が行われる間、サーマルヘッド116がインクリボンIbをフィルムFbの印字面Bに押し当てるように、サーマルヘッド116をフィルムFbの印字面Bに向かって(ここでは下方に)移動させる。一方、フィルムFbへの印字が行われない時は、ヘッド駆動機構114は、サーマルヘッド116がインクリボンIbをフィルムFbに向かって押さないように、サーマルヘッド116をフィルムFbの印字面Bから遠ざけるように(ここでは上方に)移動させる。
(2−3)第2プリンタ
第2プリンタ120は、第1プリンタ110と同様に、搬送されているフィルムFbに印字するプリンタである。
第2プリンタ120は、第1プリンタ110と対称なプリンタである(図3参照)。つまり、フィルムFbの印字面Bに直交する方向から見た時に、第2プリンタ120の各種部材は、第1プリンタ110の対応する部材と、第1プリンタ110と第2プリンタ120との中央をフィルムFbの搬送方向Tに延びる仮想直線X(図6A参照)に対して線対称に配置されている。例えば、フィルムFbの印字面Bに直交する方向から見た時に、第2プリンタ120のサーマルヘッド126は、第1プリンタ110のサーマルヘッド116と、仮想直線Xに対して線対称に配置されている(図6A参照)。言い換えれば、第1プリンタ110のサーマルヘッド116は第2プリンタ120側に寄って配置され、第2プリンタ120のサーマルヘッド126は第1プリンタ110側に寄って配置される。そして、第1プリンタ110と第2プリンタ120とが最接近するように配置された状態では、第1方向D1において、第1プリンタ110のサーマルヘッド116と、第2プリンタ120のサーマルヘッド126とが隣接して配置される(図6A参照)。
第2プリンタ120の各種部材は、第1プリンタ110の対応する部材と、その配置が対称であることを除き同様の部材である。そのため、第2プリンタ120と第1プリンタ110とでは、多くの共通部品が使用されている。第2プリンタ120と第1プリンタ110とは同様に構成されていることから、第2プリンタ120についての説明は省略する。
(2−4)回転機構
回転機構171は、第1プリンタ110を、フィルムFbの印字面Bに垂直に延びる回転軸C周りに回転可能に支持する機構である。回転機構171は、プリンタ位置調整機構130により第1方向D1に移動可能に支持される支持体161に取り付けられている。
印字装置100が印字を行っている状態では、第1プリンタ110の供給ロールシャフト112a及び回収ロールシャフト112bは、第2プリンタ120の供給ロールシャフト及び回収ロールシャフト(図示せず)と、互いに向き合っている(図3参照)。この状態では、特に第1プリンタ110と第2プリンタ120とが再接近した状態では、帯掛け包装システム10のオペレータは、第1プリンタ110に取り付けられるインクカートリッジを取り付け/取り外しすることが困難である(図3参照)。
これに対し、本印字装置100では、回転機構171により第1プリンタ110を、フィルムFbの印字面Bに垂直に延びる回転軸C周りに回転可能としているので、図7のように第1プリンタ110の供給ロールシャフト112a及び回収ロールシャフト112bを第2プリンタ120とは対向しない方向に向けることができる。第1プリンタ110が回転軸C周りに回転可能であることで、帯掛け包装システム10のオペレータは、第1プリンタ110のメンテナンス(例えば、インクカートリッジの取り付け/取り外し)をすることが容易である。なお、好ましくは、回転機構171は、第1プリンタ110の供給ロールシャフト112a及び回収ロールシャフト112bが、第2プリンタ120の供給ロールシャフト及び回収ロールシャフト(図示せず)に向き合った状態(図3参照)から、第1プリンタ110を回転軸C周りに90度回転させることができる。
回転機構172は、第2プリンタ120を、フィルムFbの印字面Bに垂直に延びる回転軸C’周りに回転可能に支持する機構である。回転機構172は、プリンタ位置調整機構130により第1方向D1に移動可能に支持される支持体162に取り付けられている。回転機構172は、回転機構171と同様の機構であるためここでは説明を省略する。
(2−5)プリンタ位置調整機構
プリンタ位置調整機構130は、第1プリンタ110と第2プリンタ120とを第1方向D1に相対移動させることが可能な機構である。プリンタ位置調整機構130は、第1方向D1において、第1プリンタ110及び第2プリンタ120が互いに接近するように又は互いに離反するように移動させる。より具体的には、プリンタ位置調整機構130は、第1方向D1において、第1プリンタ110を支持する支持体161及び第2プリンタ120を支持する支持体162が互いに接近するように又は互いに離反するように同時に移動させる機構である。
プリンタ位置調整機構130は、支持ロッド132と、送りネジ134と、モータ136を有する(図1及び図3参照)。支持ロッド132及び送りネジ134は、いずれも第1方向D1に延びる。
支持ロッド132は、支持体161及び支持体162の下部側に設けられた貫通孔(図示せず)に挿通され、支持体161及び支持体162を摺動可能に支持している。送りネジ134は、支持体161及び支持体162の上部側に設けられたネジ孔(図示せず)と螺合している。なお送りネジ134には、第1方向D1における中央部を挟んで逆向きにネジが切られており、送りネジ134の支持体161と螺合する部分と、送りネジ134の支持体162と螺合する部分とでは、ネジ加工の方向が逆向きである。モータ136は、送りネジ134を回転させるモータである。モータ136を回転させることで、送りネジ134と螺合する支持体161と支持体162とを、互いに接近するように、又は、互いに離反するように、第1方向D1に移動させることができる。この結果、支持体161が支持する第1プリンタ110と、支持体162が支持する第2プリンタ120とを、互いに接近するように、又は、互いに離反するように、第1方向D1に移動させることができる。
ここでは、プリンタ位置調整機構130は、第1方向D1において、第1プリンタ110及び第2プリンタ120が互いに接近するように又は互いに離反するように同時に移動させる機構であるが、プリンタ位置調整機構130の構成は、このような構成に限定されるものではない。様々な印刷レイアウトを実現する上では、プリンタ位置調整機構130は、第1プリンタ110及び第2プリンタ120を互いに独立して第1方向D1に移動させることが可能であることがより好ましい。
また、例えば、プリンタ位置調整機構130は、第1方向D1において、第1プリンタ110又は第2プリンタ120の一方を他方に接近するように又は他方から離反するように移動させる機構であってもよい。
また、プリンタ位置調整機構130は、上記のように送りネジ134を利用する機構に限定されるものではなく、ボールネジを利用する機構や、ラック及びピニオンを利用する機構であってもよい。
(2−6)プラテンローラ
プラテンローラ150は、印字装置100によりフィルムFbへの印字が行われている間、インクリボンIb及びフィルムFbを支持するためのローラである。
プラテンローラ150は、サーマルヘッド116,126がインクリボンIbをフィルムFbの印字面Bに向かって押し当てている時に、サーマルヘッド116,126によって押し下げられるインクリボンIb及びフィルムFbを支持する。このとき、インクリボンIb及びフィルムFbは、サーマルヘッド116とプラテンローラ150とによって挟まる。
(2−7)印字装置制御ユニット
印字装置制御ユニット140は、CPU、ROM、RAM及びHDD等から構成されるコンピュータである。印字装置制御ユニット140は、第1プリンタ110、第2プリンタ120、及びプリンタ位置調整機構130を含む印字装置100の構成に接続され、各構成を制御する。また、印字装置制御ユニット140は、帯掛け包装システム10の包装システム制御ユニット15と通信可能に接続される。
なお、本実施形態では、印字装置100は、印字装置100の制御を行う印字装置制御ユニット140を有するが、これに限定されるものではない。例えば、帯掛け包装システム10の包装システム制御ユニット15が、以下に説明する印字装置制御ユニット140と同様の働きをしてもよい。つまり、包装システム制御ユニット15が、印字装置100の制御ユニットとして機能してもよい。
印字装置制御ユニット140は、機能部として、通信部141、記憶部142、及び制御部143を有する。
通信部141は、包装システム制御ユニット15との間で、各種信号や各種情報の送受信を行う。例えば、通信部141は、フィルム供給搬送ユニット12のフィルムFbの搬送タイミングと印字装置100による印字タイミングとの間の連動制御のための信号を、包装システム制御ユニット15との間で送受信する。また、例えば、通信部141は、フィルムFbの識別情報別(例えばフィルムFbの種類に固有の識別番号別)の印字装置100の印字関連情報を、包装システム制御ユニット15から受け付ける。フィルムFbの識別情報別の印字装置100の印字関連情報とは、識別情報により特定されるある種類のフィルムFbを使用する場合に、どこに、何を印字装置100が印字するかに関する情報である。印字装置100の印字関連情報には、第1プリンタ110及び第2プリンタ120の配置位置に関する情報を含む。限定するものではないが、例えば、フィルムFbの識別情報別の印字装置100の印字関連情報は、帯掛け包装システム10のタッチパネル式モニタ16から入力され、包装システム制御ユニット15を介して通信部141により受け付けられる。そして、後述する記憶部142は、通信部141がフィルムFbの識別情報別の印字装置100の印字関連情報を受け付けると、フィルムFbの識別情報と、印字装置100の印字関連情報(第1プリンタ110及び第2プリンタ120の配置位置を含む)と、を関連付けて記憶する。また、例えば、通信部141は、帯掛け包装システム10で実際に使用されるフィルムFb(ロールシャフト12aに取り付けられたフィルムロールFaに巻かれているフィルムFb)の識別情報を、包装システム制御ユニット15から受け付ける。限定するものではないが、例えば、帯掛け包装システム10で実際に使用されるフィルムFbの識別情報は、帯掛け包装システム10のタッチパネル式モニタ16から入力され、包装システム制御ユニット15を介して通信部141により受け付けられる。
記憶部142は、制御部143によって実行される各種プログラムや、各種情報が記憶される。記憶部142には、例えば、フィルムFbの識別情報と、印字装置100の印字関連情報(第1プリンタ110及び第2プリンタ120の配置位置を含む)と、が関連付けて記憶される。
制御部143は、記憶部142に記憶されているプログラムを実行して、第1プリンタ110及び第2プリンタ120にフィルムFbの所定位置に所定の情報を印字させる。例えば、制御部143は、通信部141が帯掛け包装システム10で実際に使用されるフィルムFbの識別情報を受け付けると、記憶部142からその識別情報と関連付けて記憶されている第1プリンタ110及び第2プリンタ120の配置位置を読み出す。そして、制御部143は、第1プリンタ110及び第2プリンタ120が読み出された位置に配置されるように、プリンタ位置調整機構130のモータ136を制御する。また、例えば、制御部143は、帯掛け包装システム10のフィルム供給搬送ユニット12がフィルムFbを搬送し始めると、通信部141が包装システム制御ユニット15から受信する信号に応じて、第1プリンタ110及び第2プリンタ120の動作を適切なタイミングで制御し、フィルムFbに所定の情報を印字させる。
(3)特徴
(3−1)
本実施形態の印字装置100は、搬送されている被印刷物の一例としてのフィルムFbに印字する第1プリンタ110及び第2プリンタ120を備える。第1プリンタ110は、第1方向D1における両端の一方に寄って配置される印字ヘッドの一例としてのサーマルヘッド116を有する。第2プリンタ120は、第1方向D1における両端の一方に寄って配置される印字ヘッドの一例としてのサーマルヘッド126を有する。第1方向D1は、フィルムFbの印字面Bに平行で且つフィルムFbの搬送方向Tに直交する方向である。印字装置100では、第1プリンタ110のサーマルヘッド116は第2プリンタ120側に寄って配置され、第2プリンタ120のサーマルヘッド126は第1プリンタ110側に寄って配置される。第1プリンタ110及び第2プリンタ120はフィルムFbの搬送方向視において(搬送方向Tに沿って見た時に)互いに隣接して配置される。
本実施形態の印字装置100では、第1方向D1において一方側に寄って配置されるサーマルヘッドを有するプリンタ110,120を用いる場合であっても、第1方向D1においてプリンタ110,120のサーマルヘッドの幅を超えて連続的に印字可能である。そのため、印字装置100は印字レイアウトの自由度が高い。
(3−2)
本実施形態の印字装置100は、第1プリンタ110と第2プリンタ120とを第1方向D1に相対移動させることが可能なプリンタ位置調整機構130を備える。
本実施形態の印字装置100では、第1方向D1においてプリンタ110,120のサーマルヘッドの幅を超えた連続的な印字が可能であるだけではなく、第1プリンタ110の印字位置と第2プリンタ120の印字位置とを互いに離した印字レイアウトも実現できる。
(3−3)
本実施形態の印字装置100では、プリンタ位置調整機構130は、第1プリンタ110及び第2プリンタ120を第1方向D1に移動させる駆動部の一例としてのモータ136を有する。印字装置100では、モータ136を用いてプリンタ110,120の位置を変更できるため利便性が高い。
なお、本実施形態では、第1プリンタ110が第2プリンタ120に近づくように又は第2プリンタ120から遠ざかるように第1方向D1に移動させられ、第2プリンタ120が第1プリンタ110に近づくように又は第1プリンタ110から遠ざかるように第1方向D1に移動させられる。しかし、これに限定されるものではない。プリンタ位置調整機構130は、プリンタ110,120の一方だけを、モータ136により第1方向D1に移動させるものであってもよい。
(3−4)
本実施形態の印字装置100は、記憶部142と、受付部の一例としての通信部141と、制御部143と、を備える。記憶部142は、フィルムFbの識別情報と、第1プリンタ110及び第2プリンタ120の配置位置と、を関連付けて記憶する。通信部141は、フィルムFbの識別情報を受け付ける。制御部143は、通信部141が受け付けたフィルムFbの識別情報と関連付けられて記憶部142に記憶された第1プリンタ110及び第2プリンタ120の配置位置に、第1プリンタ110及び第2プリンタ120が配置されるようにモータ136を制御する。
本実施形態の印字装置100では、フィルムFbの識別情報に基づいてプリンタ110,120の配置が予め記憶されていた配置位置に自動で変更されるため、利便性が高い。
(3−5)
本実施形態の印字装置100では、第1プリンタ110はフィルムFbの印字面Bに直交する方向に延びる回転軸C周りに回転可能であり、第2プリンタ120はフィルムFbの印字面Bに直交する方向に延びる回転軸C’周りに回転可能である。
本実施形態の印字装置100では、第1プリンタ110及び第2プリンタ120がフィルムFbの印字面Bに直交する方向に延びる回転軸C,C'周りに回転可能に構成されている。このように構成されることで第1プリンタ110及び第2プリンタ120が隣接して配置されているような場合でも、プリンタ110,120を回転させてプリンタ110,120間に隙間を形成することが容易である。そのため、プリンタ110,120のインクリボン交換等のメンテナンス性を高めることができる。
(3−6)
本実施形態の印字装置100では、第1プリンタ110及び第2プリンタ120は、搬送方向Tにずれなく、第1方向D1に並べて配置されている。
本実施形態の印字装置100では、第1プリンタ110及び第2プリンタ120が搬送方向Tにずれなく配置されているため、フィルムFbの搬送方向Tにおける印字装置100のサイズを抑制することができる。
(3−7)
本実施形態の印字装置100では、第1プリンタ110及び第2プリンタ120は、互いに対称なプリンタである。
本実施形態の印字装置100では、第1プリンタ110及び第2プリンタ120は互いに対称に構成されたプリンタである。そのため、少なくとも一部構成についてプリンタ110,120間で部品を共通化することが容易で、印字装置100のコストを抑制することができる。
ただし、これに限定されるものではなく、第1プリンタ110及び第2プリンタ120は互いに対称ではない(内部の構造等が互いに実質的に異なる)プリンタであってもよい。
(4)変形例
以下に、上記実施形態の変形例を示す。なお、変形例は、互いに矛盾しない範囲で適宜組み合わされてもよい。
(4−1)変形例1A
上記実施形態では、プリンタ位置調整機構130は、第1プリンタ110及び第2プリンタ120をモータ136で第1方向D1に移動させるが、これに限定されるものではない。
プリンタ位置調整機構は、手動で第1プリンタ110と第2プリンタ120とを第1方向D1に相対移動させることが可能に構成されてもよい。例えば、プリンタ位置調整機構は、モータ136の代わりに、手動で送りネジ134を回転させるためのハンドルを有していてもよい。そして、プリンタ位置調整機構では、ハンドルを回すことで、第1プリンタ110と第2プリンタ120とを第1方向D1に相対移動させることが可能に構成されてもよい。このように構成される場合には、モータ136等の駆動部を用いずにプリンタ110,120の位置を調整することが可能である。そのため、印字装置のコストを抑制することができる。
(4−2)変形例1B
上記実施形態では、第1プリンタ110及び第2プリンタ120が、フィルムFbの搬送方向Tにずれなく、第1方向D1に並べて配置されている。フィルムFbの搬送方向Tにおいて、印字装置100の寸法を小型化するという観点からは、第1プリンタ110及び第2プリンタ120は、フィルムFbの搬送方向Tにずれなく、第1方向D1に並べて配置されていることが好ましい。
ただし、これに限定されるものではなく、第1プリンタ110及び第2プリンタ120は、フィルムFbの搬送方向Tに沿ってずれて配置されてもよい。
例えば、第1プリンタ110及び第2プリンタ120は、図10のように、フィルムFbの搬送方向Tにずれて、第1方向視において(第1方向D1に沿って見た時に)、第1プリンタ110と第2プリンタ120とが重ならないように配置されていてもよい。
このように構成される場合には、プリンタ110,120への人の手のアクセスが、他方のプリンタ120,110により阻害されることがなく、プリンタ110,120のメンテナンス性を高めることができる。
なお、このように構成される場合、印字装置100は、第1プリンタ110及び第2プリンタ120をフィルムFbの印字面Bに垂直に延びる回転軸C,C'周りに回転可能に支持する回転機構171,172、を有さなくてもよい。
(4−3)変形例1C
上記実施形態では、印字装置100は、搬送されるフィルムFbの上方に取り付けられているが、これに限定されるものではない。例えば、搬送されるフィルムFbの下面が印字面である場合には、印字装置100は、搬送されるフィルムFbの下方に取り付けられてもよい。
(4−4)変形例1D
上記実施形態では、第1プリンタ110及び第2プリンタ120は、インクリボンIbを用いるプリンタである。しかし、第1プリンタ110及び第2プリンタ120は、インクリボンIbを用いないタイプの印字ヘッドを有するプリンタであってもよい。
例えば、フィルムFbは、感熱領域を有するものであってもよい。感熱領域とは、熱を感知することで色が変化する領域である。この場合、第1プリンタ110及び第2プリンタ120のサーマルヘッドは、フィルムFbの感熱領域と直接接触することで、インクリボンIbを用いずにフィルムFbの感熱領域に物品情報を印字する。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係る印字装置200について、図11を参照しながら説明する。
なお、第2実施形態に係る印字装置200が採用される帯掛け包装システムは、第1実施家形態の帯掛け包装システム10と、印字装置100を除いて同様のであるので、第2実施形態に係る印字装置200が採用される帯掛け包装システム全体の説明は省略する。
また、第2実施形態に係る印字装置200は、第1実施形態に係る印字装置100と多くの点で同様であるため、その違いについて主に説明する。
第2実施形態に係る印字装置200は、第1プリンタ110及び第2プリンタ120’を用いて、搬送されているフィルムFbに印字する。第1実施形態では、第1プリンタ110及び第2プリンタ120は互いに対称なプリンタであったが、第2プリンタ120'は第1プリンタ110と同一のプリンタである。なお、印字装置200の第1プリンタ110も、第1実施形態の印字装置100の第1プリンタ110と同一である。
また、図示を省略するが、第2実施形態に係る印字装置200は、第1プリンタ110の位置を調整するプリンタ位置調整機構と、第2プリンタ120の位置を調整するプリンタ位置調整機構とを別に有し、第1プリンタ110の位置と、第2プリンタ120の位置とが、それぞれ独立して調整可能である点で第1実施形態の印字装置100と異なる。
第1プリンタ110及び第2プリンタ120’は同一のプリンタであるため、第1プリンタ110のサーマルヘッド116と、第2プリンタ120’のサーマルヘッド126’とは、第1方向D1において同じ側に寄って配置されている(図11参照)。そして、第2実施形態では、第1プリンタ110及び第2プリンタ120’は、フィルムFbの搬送方向Tにずれて配置されている(図11参照)。
プリンタ位置調整機構により第1プリンタ110及び第2プリンタ120’の位置の調整を行うことで、第1プリンタ110と第2プリンタ120’とは、フィルムFbの搬送方向Tに沿って見た時に一部が重なるように配置できる。例えば、プリンタ位置調整機構は、図11のように、左右方向(第1方向D1)において、左側に配置される第1プリンタ110のサーマルヘッド116の右端の位置と、右側に配置される第2プリンタ120’のサーマルヘッド126’の左端の位置とが、同じ位置になるように、第1プリンタ110及び第2プリンタ120’を配置することができる。この配置では、帯掛け包装システム10は、長手方向(印字時における第1方向D1)における中央の領域A1に印字されたフィルム片Fを作成可能である(図8(a)参照)。なお、フィルム片Fの長手方向(印字時における第1方向D1)における領域A1の幅は、フィルム片Fの長手方向に1台のプリンタ(第1プリンタ110又は第2プリンタ120)が印字可能な領域の幅のおよそ2倍である。
また、プリンタ位置調整機構により第1プリンタ110及び第2プリンタ120’の位置の調整を行うことで、帯掛け包装システム10は、長手方向(印字時における第1方向D1)に離れた2つの領域A2に印字されたフィルム片Fも作成可能である(図8(b)参照)。
他の点については、第2実施形態の印字装置200と、第1実施形態の印字装置100とは同様であるため、説明は省略する。
(1)特徴
(1−1)
第2実施形態の印字装置200は、搬送されている被印刷物の一例としてのフィルムFbに印字する第1プリンタ110及び第2プリンタ120’を備える。第1プリンタ110は、第1方向D1における両端の一方に寄って配置される印字ヘッドの一例としてのサーマルヘッド116を有する。第2プリンタ120’は、第1方向D1における両端の一方に寄って配置される印字ヘッドの一例としてのサーマルヘッド126’を有する。第1方向D1は、フィルムFbの印字面Bに平行で且つフィルムFbの搬送方向Tに直交する方向である。印字装置200では、第1プリンタ110のサーマルヘッド116と第2プリンタ120のサーマルヘッド126’とは、第1方向D1において同じ側に寄って配置される。第1プリンタ110と第2プリンタ120'とは、フィルムFbの搬送方向Tにおいて互いにずれ、且つ、フィルムFbの搬送方向視において(搬送方向Tに沿って見た時に)、第1プリンタ110と第2プリンタ120'との一部が重なるように配置される。
本実施形態の印字装置200では、第1方向D1において一方側に寄って配置されるサーマルヘッドを有するプリンタ110,120’を用いる場合であっても、第1方向D1においてプリンタ110,120のサーマルヘッドの幅を超えて連続的に印字可能である。そのため、印字装置200は印字レイアウトの自由度が高い。
また、第2実施形態の印字装置200は、上記特徴の他、第1実施形態で記載した印字装置100の(3−2)〜(3−5)の特徴と同様の特徴を有する。
ただし、第2実施形態の印字装置200では、第1プリンタ110及び第2プリンタ120’はフィルムFbの印字面Bに直交する方向に延びる回転軸C,C'周りに回転可能に構成されていなくてもよい。第2実施形態では第1プリンタ110及び第2プリンタ120’がフィルムFbの搬送方向Tにずれて配置されているため、第1プリンタ110及び第2プリンタ120’が回転軸C,C'周りに回転可能ではなくても、プリンタ110,120’のメンテナンス時に、他方のプリンタ120’,110が邪魔になりにくい。
(2)変形例
第1実施形態の変形例1A,1C,1Dの構成は、第2実施形態の印字装置200に適用されてもよい。なお、これらの変形例は、互いに矛盾しない範囲で適宜組み合わされてもよい。
本発明は、印字装置に広く適用でき有用である。
100,200 印字装置
110 第1プリンタ
116 サーマルヘッド(印字ヘッド)
120,120' 第2プリンタ
126,126' サーマルヘッド(印字ヘッド)
130 プリンタ位置調整機構
136 モータ(駆動部)
141 通信部(受付部)
142 記憶部
143 制御部
B 印字面
C,C' 回転軸
D1 第1方向
Fb フィルム(被印刷物)
T 搬送方向
特開2006−151472号公報

Claims (9)

  1. 搬送されている被印刷物に印字する第1プリンタ及び第2プリンタを備え、
    前記第1プリンタ及び前記第2プリンタは、それぞれ、被印刷物の印字面に平行で且つ被印刷物の搬送方向に直交する第1方向における両端の一方に寄って配置される印字ヘッドを有する、
    印字装置であって、
    (A)前記第1プリンタの前記印字ヘッドは前記第2プリンタ側に寄って配置され、前記第2プリンタの前記印字ヘッドは前記第1プリンタ側に寄って配置され、前記第1プリンタ及び前記第2プリンタは前記搬送方向視において互いに隣接して配置される、
    又は、
    (B)前記第1プリンタの前記印字ヘッドと前記第2プリンタの前記印字ヘッドとは、前記第1方向において同じ側に寄って配置され、前記第1プリンタと前記第2プリンタとは、前記搬送方向において互いにずれ、且つ、前記搬送方向視において前記第1プリンタと前記第2プリンタとの一部が重なるように配置される、
    印字装置。
  2. 前記第1プリンタと前記第2プリンタとを前記第1方向に相対移動させることが可能なプリンタ位置調整機構を更に備える、
    請求項1に記載の印字装置。
  3. 前記プリンタ位置調整機構では、手動で前記第1プリンタと前記第2プリンタとを前記第1方向に相対移動させることが可能に構成されている、
    請求項2に記載の印字装置。
  4. 前記プリンタ位置調整機構は、前記第1プリンタ及び前記第2プリンタの少なくとも一方を前記第1方向に移動させる駆動部を有する、
    請求項2に記載の印字装置。
  5. 被印刷物の識別情報と、前記第1プリンタ及び前記第2プリンタの配置位置と、を関連付けて記憶する記憶部と、
    前記識別情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた前記識別情報と関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記第1プリンタ及び前記第2プリンタの配置位置に、前記第1プリンタ及び前記第2プリンタが配置されるように前記駆動部を制御する制御部と、
    を更に備える、
    請求項4に記載の印字装置。
  6. 前記第1プリンタ及び前記第2プリンタの少なくとも一方は、被印刷物の前記印字面に垂直に延びる回転軸周りに回転可能である、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の印字装置。
  7. 前記第1プリンタの前記印字ヘッドが前記第2プリンタ側に寄って配置され、前記第2プリンタの前記印字ヘッドが前記第1プリンタ側に寄って配置される場合に、
    前記第1プリンタ及び前記第2プリンタは、前記搬送方向にずれなく、前記第1方向に並べて配置されている、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の印字装置。
  8. 前記第1プリンタの前記印字ヘッドが前記第2プリンタ側に寄って配置され、前記第2プリンタの前記印字ヘッドが前記第1プリンタ側に寄って配置される場合に、
    前記第1プリンタ及び前記第2プリンタは、前記搬送方向にずれて、前記第1方向視において前記第1プリンタと前記第2プリンタとが重ならないように配置されている、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の印字装置。
  9. 前記第1プリンタの前記印字ヘッドが前記第2プリンタ側に寄って配置され、前記第2プリンタの前記印字ヘッドが前記第1プリンタ側に寄って配置される場合に、
    前記第1プリンタ及び前記第2プリンタは互いに対称なプリンタである、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の印字装置。
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