JP2018046641A - 直流送電システム及び電力変換器の制御装置 - Google Patents

直流送電システム及び電力変換器の制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】交流系統から安定に初期充電に必要な電力を供給できない場合においても自励変換器を起動可能な直流送電システム及び電力変換器の制御装置を提供する。
【解決手段】2端子以上の直流送電線路S1、S2、S3の各端子(1)、(2)、(3)に、交流系統A1、A2、A3と直流送電線路とを連系する電力変換器C1、C2、C3を設ける。電力変換器は、運転中の電源が連系している交流系統に対応し、交流を直流に変換した電力で第1の初期充電を行う電力変換器C1、C2と、初期充電に必要な電力を供給できない交流系統に対応し、直流送電網からの直流の電力で第2の初期充電を行う電力変換器C3とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、直流送電システム及び電力変換器の制御装置に関する。
近年、風力発電や太陽光発電、太陽熱発電などの再生可能エネルギーの普及が促進されている。そして、より大電力を再生可能エネルギーでまかなうために、洋上風力発電や、砂漠地帯での太陽光発電、太陽熱発電が検討され始めている。
そこで、洋上風力発電所から電力消費地である都市までの海底ケーブルを用いた直流の大電力送電や、たとえばアフリカや中国奥部の砂漠地帯からヨーロッパや沿岸地帯の大都市までの高効率な直流の長距離大電力送電が要求されている。
直流送電システムを長距離大電力送電に適用した場合、従来の三相交流による送電システムと比較して、設備の低コスト化や送電損失の少ない高効率システムの構築が可能となる。但し、直流送電においては、発電された交流電力を直流送電用の直流に変換するコンバータや、送電されてきた直流を都市内の交流に変換するインバータなどの電力変換器が必要となる。
そして、交流系統にコンバータ、インバータのスイッチングに伴う高調波が流出しないように、正弦波に近い電圧波形を出力できるモジュラーマルチレベル変換器(MMC:Modular Multilevel Converter)の検討・実用化が進められている。
特開2012−070537号公報
上記のような直流送電システムにおいて、潮流制御前に自励変換器を起動する際には、交流を直流に変換した電力でコンデンサや直流線路を初期充電する方法が一般的である。しかし、離島などで交流系統の規模が小さく、安定に初期充電に必要な電力を供給できない場合や系統に運転中の電源が連系していない場合には、自励変換器を起動することができない。
本実施形態は、上記のような課題を解決するために提案されたものであり、交流系統から安定に初期充電に必要な電力を供給できない場合においても自励変換器を起動可能な直流送電システム及び電力変換器の制御装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、実施形態の直流送電システムは、以下のような構成を有する。
(a)2端子以上の直流送電網の各端子に、交流系統と直流系統とを連系する電力変換器が設けられている。
(b)前記電力変換器は、運転中の電源が連系している交流系統に対応し、交流を直流に変換した電力で第1の初期充電を行う電力変換器を含む。
(c)前記電力変換器は、初期充電に必要な電力を供給できない交流系統に対応し、前記直流送電網からの直流の電力で第2の初期充電を行う電力変換器を含む。
第1及び第2の実施形態の直流送電システムを示す構成図。 第1及び第2の実施形態の電力変換器の回路例を示す構成図。 図2の電力変換器の一部を示す構成図。 第1の実施形態の直流送電システムの自励変換器の起動法を示すタイムチャート。 第1及び第2の実施形態の直流送電システムの制御ブロック図。 第2の実施形態の電力変換器の一部を示す構成図。 第2の実施形態の直流送電システムの自励変換器の起動法を示すタイムチャート。
[第1の実施形態]
[構成]
本実施形態の構成を、図1、図2及び図3を参照して説明する。本実施形態が適用される直流送電システムは、図1に示すように、複数の直流送電線路S1、S2、S3、…、を有する直流送電網の各端子に、各直流送電線路S1、S2、S3、…、を交流系統A1、A2、A3、…に連系する電力変換器C1、C2、C3、…、が接続されている。直流送電網における直流送電線路S1、S2、S3、…は、1か所の節点npで接続されている。
なお、以下の説明では、直流送電線路S1、S2、S3、…、交流系統A1、A2、A3、…、電力変換器C1、C2、C3、…、は、それぞれを区別しない場合には、直流送電線路S、交流系統A、電力変換器Cとする場合がある。
端子(3)の交流系統A3は、初期充電に必要な電力を供給できない。初期充電に必要な電力を供給できないとは、端子(1)(2)に比べて交流系統の規模が小さいか、電源が連系していないことをいう。電源が連系していないとは、一時的に電源から切り離されている場合も、電源が存在しない場合も含まれる。また、図示はしないが、各端子(1)、(2)、(3)の直流側には、直流側開閉器が配設されている。
電力変換器Cの回路構成例を、図2及び図3に示す。電力変換器Cは、自励変換器のMMC(Modular Multilevel Converter)である。この電力変換器Cは、三相の交流送電系統Aと直流送電線路Sとの間に接続されている。
図2に示すように、電力変換器Cは、チョッパセルCEを複数個直列接続した正側と負側の合計6個のアームAmp、Amn、および短絡電流抑制のための6個のリアクトルReを有する。正側のアームAmpと負側のアームAmnには、各々リアクトルReを接続し、これらを互いに接続する。
互いのアームAmp、Amnの接続点は、三相で出力端子R、S、Tとなり、交流側に接続される。正側のアームAmpと負側のアームAmnのもう1方の端子は、三相で接続することにより2端子の出力端子P、Nとなり、直流側に接続される。各アームAmp、Amnには、電力変換器制御用の電流検出器Crp、Csp、Ctp、電流検出器Crn、Csn、Ctnが設けられている。
各チョッパセルCEは、2個のスイッチング素子Tr1、Tr2、2個のダイオードDi1、Di2及びコンデンサCoを有する。スイッチング素子Tr1、Tr2は、IGBTなどの自己消弧能力を持つ素子であり、直列に接続される。各スイッチング素子Tr1、Tr2には、図示はしないが、オン・オフ切り替え用の制御信号を入力するための信号線が接続されている。
ダイオードDi1、Di2は、各スイッチング素子Tr1、Tr2に逆並列に接続された整流素子である。コンデンサCoは、直列接続されたスイッチング素子Tr1、Tr2に並列に接続され、図示はしないが、コンデンサ電圧を検出する電圧検出器と、コンデンサCoの電力をスイッチング素子Tr1、Tr2を駆動・制御する電力に変換するための内部電源装置が接続されている。前記内部電源装置の起動には一定値以上のコンデンサ電圧が必要である。このようにチョッパセルCEを用いたMMCを、ハーフブリッジMMCと呼ぶ。
電力変換器C1、C2、C3、…、は、それぞれ制御装置101、102、103、…、を有する。制御装置101、102、103、…、は、切替部110、指令部120、電圧制御部130を有する。切替部110は、電力変換器C1、C2、C3、…、に、交流系統A1、A2、A3、…、との連系の有無の切り替えを指示する。指令部120は、電力変換器C1、C2、C3、…、に、ゲートブロックとするか、ゲートブロックを解除するかを指示する。
電圧制御部130は、電力変換器C1、C2、C3、…、におけるコンデンサ電圧平均値が、コンデンサの電圧指令値に追従するように、電力変換器C1、C2、C3、…、のスイッチング素子Tr1、Tr2を制御することにより、直流電流のフィードバック制御を行う。
電圧制御部130は、平均値算出部131、指令値入力部132、コンデンサ電圧制御部133、直流電流制御部134、指令値出力部135を有する。平均値算出部131は、電圧検出器により検出されるコンデンサ電圧の平均値を算出する。指令値入力部132は、平均値算出部131により算出された平均値との差分をとる。コンデンサ電圧制御部133は、入力された指令値を直流電流指令値に変換する。これは、後述するPI制御のゲインをかける。直流電流制御部134は、入力された直流電流指令値を直流電圧指令値に変換する。これも、PI制御のゲインをかける。但し、電圧を下げて電流を引き込むように、符号は−となっている。指令値出力部135は、直流送電網の直流電圧と直流電圧指令値とを加算して直流出力電圧指令値として、電力変換器Cに出力する。
[電力変換器の起動動作]
本実施形態の直流送電システムにおける電力変換器の起動動作を、図1〜図3に加えて、図4のタイムチャート及び図5の制御ブロック図を参照して説明する。本実施形態では、図1における交流系統S1、S2には、運転中の電源が連系し、上記のように、交流系統S3からは初期充電に必要な電力を供給できない場合について説明する。
[初期状態]
初期状態においては、自励式の電力変換器C1、C2、C3、…である全ハーフブリッジММCの全スイッチング素子Tr1、Tr2が、オフとなるゲートブロック状態であり、各端子(1)、(2)、(3)の図示していない直流側開閉器は、すべて閉路、つまり導通状態であるとする。
[第1の初期充電]
図4の時刻t1で、交流電流遮断器11、21を投入すると、端子(1)、(2)の電力変換器C1、C2に含まれるコンデンサCоは、制御しなくとも、ダイオードの整流作用によって定格値よりも小さな電圧値まで充電される。その後、指令部120の指示により、ゲートブロック状態が解除され、スイッチング素子Tr1、Tr2を制御することで、時刻t2までに所定の定格値Vcまで充電される。このとき、各コンデンサCоには、交流を直流に変換した電力が供給される。
さらに、ハーフブリッジMMCである電力変換器C1、C2では、直流側にも充電電流が流出するため、同時に直流線路S1、S2、S3、…、も、所定の定格値Vdcまで充電される。つまり、ハーフブリッジММCの場合、交流側からチョッパセルCEのコンデンサCоを充電すると、直流側の電圧も上がる。充電前に直流側開閉器を閉路状態としていることで、電力変換器C1、C2の直流側と直流線路S1、S2、S3、…、との電位差をなくしている。これにより、先に立ち上がった端子(1)、(2)、…、側の電力変換器C1、C2、…、は、直流電力網の直流電圧が一定になるように電圧制御する。なお、後述するように、直流電力網から充電される端子(3)側の電力変換器C3は、自端に電流を引き込むように電流制御する。
[第2の初期充電]
端子(3)のハーフブリッジММCである電力変換器C3は、ゲートブロック状態ではあるが、チョッパセルCEのダイオードDiを充電電流が導通することにより、コンデンサ電圧は、最終的に直流電圧を相ごとのセル数で除したVdc/2Nとなる。端子(3)の電力変換器C3は、指令部120の指示により、時刻t3でゲートブロック状態を解除し、充電電流となる直流電流を制御することで、コンデンサ電圧を定格値のVcまで充電する。
ここでは、電力変換器C3がゲートブロック状態を解除し、スイッチング素子Tr1、Tr2を駆動・制御するために、各コンデンサCoの電力を駆動・制御用の電力に変換する内部電源装置を起動する必要がある。電力変換器C1、C2は、電力変換器C3の初期コンデンサ電圧Vdc/2Nが前記内部電源装置の起動に必要な電圧以上となるように、直流送電網の電圧Vdcを制御する。
単に、電力変換器C3を充電された直流電力網に接続するのみでは、直流電力網の直流電圧がコンデンサCоの数だけ分圧されて充電されるだけで、交流系統A3と連系するには不十分となる。このため、定格値まで充電されるように、以下に示すような電圧制御が必要となる。
[電圧制御]
このような第2の初期充電において、電力変換器C3の制御装置103によるコンデンサ電圧の制御処理を、図5の制御ブロック図を参照して説明する。この制御ブロックは、図4の時刻t3から適用される。
すなわち、平均値算出部131が、制御対象となるコンデンサ電圧の平均値を算出する。指令値入力部132は、コンデンサ電圧と算出された平均値との差分をとる。ここで、コンデンサ電圧の指令値は、初期値であるVdc/2Nから定格値であるVcまで、時刻t3からt4の間に徐々に増加させるものとする。
コンデンサ電圧制御部133は、入力された指令値に、比例制御のゲインK1Pと積分制御のゲインK1P/sをかけることによって、直流電流指令値を決定する。直流電流制御部134は、入力された直流電流指令値に、比例制御のゲイン−K2Pと積分制御のゲイン−K2P/sをかけることによって、直流電圧指令値に変換する。このマイナスのゲインによって、電圧が下がり電流を引き込むように制御される。指令値出力部135は、直流送電網の定格または検出直流電圧と直流電圧指令値とを加算して直流出力電圧指令値として、電力変換器C3に出力する。
電力変換器C3は、直流出力電圧指令値に基づいて、スイッチング素子Tr1、Tr2を操作する。このとき、各チョッパセルCEには、直流出力電圧指令値を相ごとのセル数2Nで除した直流出力電圧指令値が与えられる。その結果、直流電流とチョッパセルCEの出力する直流電圧によって有効電力が形成され、コンデンサCоが充電され、コンデンサ電圧は指令値に追従する。
例えば、コンデンサ電圧制御部133は、コンデンサ電圧指令値よりも現在の平均値が小さい場合、コンデンサCоを充電する向きの正の直流電流指令値を生成する。直流電流制御部134は、これを負の直流電圧指令値に変換するため、各相の直流出力電圧指令値は、直流電圧よりも小さな値となる。
その結果、図2の各リアクトルReには各相の直流出力電圧と直流電圧の差分である正の向きの電圧が印加され、各相に正の向きの直流電流が流れる。この直流電流が充電電流となり、各チョッパセルCEに流入することで、コンデンサCоは充電される。
なお、制御対象となるコンデンサ電圧は相ごとの平均値として、相ごとの直流電流の指令値を決定するか、全コンデンサ電圧の平均値から三相合計の直流電流の指令値を決定してもよい。後者を適用した場合、別途各相のコンデンサ電圧平均値を均一化する制御が必要となる。
端子(3)の電力変換器C3が充電している間、たとえば端子(1)、(2)を各々直流電圧制御端と直流電流制御端として制御している場合、特別な追加操作をすることなく、端子(1)の電力変換器C1の動作で、交流系統A1から直流送電網を通して間接的に端子(3)の電力変換器C3に初期充電に必要な電力が供給される。
ここで、直流電圧制御端は、直流送電網の電圧を一定に保ち、直流電流制御端は電力潮流を指令値に追従するように制御するものとする。直流電流制御端である端子(2)の潮流指令値は、端子(3)の初期充電のために変更する必要はない。直流電圧制御端である端子(1)の電力潮流は、それ以外の端子の電力潮流に依存して決定する。したがって、直流電圧制御端に対しても追加的な操作は不要である。以上より、端子(1)、(2)は端子(3)の情報を必要としないため、本実施形態では、各端子間の通信なしで実現できる。
[運転開始または再開]
このように、電力変換器C3におけるコンデンサCоの初期充電が完了した後、交流電流遮断器3が投入され、切替部110は端子(3)の電力変換器C3を交流系統S3に連系させ、潮流制御運転を開始または再開する。
[作用効果]
(1)本実施形態は、2端子以上の直流送電網の各端子(1)、(2)、(3)、…に、交流系統と直流系統とを連系する電力変換器C1、C2、C3、…が設けられ、電力変換器C1、C2、C3、…は、運転中の電源が連系している交流系統A1、A2、…に対応し、交流を直流に変換した電力で第1の初期充電を行う電力変換器C1、C2、…と、初期充電に必要な電力を供給できない交流系統に対応し、直流送電網からの直流の電力で第2の初期充電を行う電力変換器C3とを含む。
このため、直流送電網の電力変換器C1、C2、…の一部が起動し、直流電圧が制御されている条件で、他の端子(3)の電力変換器C3について、当該端子(3)の交流電力を融通することなく初期充電が可能となる。つまり、交流系統A3から安定に初期充電に必要な電力を供給できない場合にも、電力変換器C3への充電を行うことができる。これは、交流電源なしの状態で起動するいわゆるブラックスタートにも適用可能であることを意味する。
また、MMCは内部に蓄積エネルギーの大きな多数のコンデンサを有するため、通常の2レベル変換器などと比較して初期充電時に大電力の融通が必要となる。しかし、例えば、変換所の所内に追加設備として電源を設置し、この電源によって初期充電を行う場合には、追加設備の容量やコストが大きくなる可能性がある。本実施形態では、このような追加設備を不要として初期充電を行うことができるので、所要面積やコストを低減できる。
(2)第1の初期充電を完了した電力変換器C1、C2、…、の一部が、直流送電網の電圧を一定に保つ直流電圧制御端となり、直流電圧制御端となる電力変換器C1以外の電力変換器C2、…、が、電力潮流を指令値に追従するように制御する直流電流制御端となり、直流電圧制御端の電力変換器C1から、第2の初期充電を行う電力変換器C3に電力を供給する。さらに、直流送電網の電圧は、電力変換器C3のスイッチング素子Tr1、Tr2に、駆動・制御用の電力を供給する内部電源装置を起動するため、必要な電圧以上に制御される。
このため、直流電圧制御端の電力変換器C1によって一定に維持された直流送電網の電圧を基準として、電力変換器C3はスイッチング素子Tr1、Tr2の駆動・制御を開始可能となり、直流電流制御端の電力潮流に影響を与えることもなく、第2の初期充電を安定して行うことができる。
(3)電力変換器C1、C2、C3、…、は、ハーフブリッジММCである。ハーフブリッジММCの場合、交流側からチョッパセルCEのコンデンサCoを充電することによって、直流側の電圧も上げることができる。
(4)第1の初期充電を行う電力変換器C1、C2、…、の起動中に、直流送電網の電圧が立ち上がる間、第2の初期充電を行う電力変換器C3を、すべてのゲート信号をオフとするゲートブロック状態とする指令部を有する。このため、各チョッパセルCEのコンデンサCoの電荷流出を防止できる。
(5)電力変換器C3が第2の初期充電を行う場合に、コンデンサ電圧平均値が、コンデンサの電圧指令値に追従するように、電力変換器C3のスイッチング素子を制御することにより、直流電流のフィードバック制御を行う電圧制御部130を有する。
このため、直流送電網の電圧の分圧を超えた充電を行うことができる。また、自端のコンデンサ電圧の情報と、電圧指令の情報によって制御するので、端子間の通信なして、電力変換器C3に対して電力を供給できる。従って、通信設備の状態によらず、制御を継続できる。
(6)電圧制御部130は、コンデンサCoの電圧指令値を、直流電圧の初期値を相ごとのチョッパセルCE数で除した値から徐々に増加させる。コンデンサ電圧を立ち上げて行くときに、今までチョッパセル数CEで直流電圧を分圧していたのを、突然、電圧指令を与えてしまうと、一気に直流電流が流れ込んできて過電流となり、電力変換器C3や、先に立ち上がっている電力変換器C1、C2、…、に悪影響を与えるので、電圧指令を徐々に上げて行くことにより、電力変換器C1、C2、C3、…、への影響を防止している。
(7)コンデンサCoが定格電圧まで充電された後に、電力変換器C3を交流系統に連系させる切替部110を有する。このため、交流系統に連系できる電圧まで、コンデンサCoを充電させることができる。
(8)電力変換器C1、C2、…、の初期充電前に直流側開閉器を閉路している。充電後に閉路すると、電力変換器C1、C2の直流側と直流線路S1、S2、S3、…、との電位差によって、直流送電網に過電流が発生する。充電前に閉路していれば、直流側開閉器の両端に電位差がなく過電流も発生しないため、抵抗等の限流要素を備える必要がなく、機器の電圧・電流責務を小さくできる。
[第2の実施形態]
[構成]
本実施形態は、基本的には上記の第2の実施形態と同様の構成である。但し、本実施形態の電力変換器C1、C2、C3、…、は、フルブリッジMMCである。つまり、本実施形態は、第1の実施形態におけるハーフブリッジMMCのチョッパセルCEを、図6に示すように、フルブリッジセルFCに置き換えた形態である。
各フルブリッジセルFCは、4個の自己消弧能力を持つスイッチング素子Tr1〜Tr4、4個のダイオードDi1〜Di4、およびコンデンサCを有する。スイッチング素子Tr1、Tr2、ダイオードDi1、Di2、コンデンサCoから成るチョッパセルCEに、スイッチング素子Tr3、Tr4とダイオードDi3、Di4による2組の並列回路を直列に接続した回路を追加したものである。
[電力変換器の起動動作]
本実施形態の直流送電システムにおける電力変換器の起動動作を、図1及び図7を参照して説明する。これは、第1の実施形態と同様に、図1における交流系統S1、S2には、運転中の電源が連系し、上記のように、交流系統S3からは初期充電に必要な電力を供給できない場合である。なお、第1の実施形態と同様の動作については説明を省略する。
[初期状態]
初期状態においては、電力変換器C1、C2、C3、…、である全フルブリッジMMCの全スイッチング素子Tr1〜Tr4が、オフとなるゲートブロック状態であり、各端子(1)、(2)、(3)の図示していない直流側開閉器は、すべて閉路、つまり導通状態であるとする。
[第1の初期充電]
図7の時刻t1で交流電流遮断器11、21を投入すると、端子(1)、(2)の電力変換器C1、C2、…、に含まれるコンデンサCoは、制御しなくとも、ダイオードDi1〜Di4の整流作用によって定格値よりも小さな電圧値まで充電できる。さらに、指令部120の指示により、ゲートブロック状態が解除され、スイッチング素子Tr1〜Tr4を制御することで、時刻t2までに所定の定格値Vcまで充電される。
このとき、ハーフブリッジMMCとは異なり、フルブリッジMMCである電力変換器C1、C2、…の場合、直流側には充電電流が流出しないため、直流電圧は充電されない。つまり、フルブリッジММCの場合、交流側からフルブリッジセルFEのコンデンサCoを充電して行っても、直流側の電圧は上がらず、直流系統は充電されないので、別に直流電圧を充電する制御を入れる必要がある。そこで、図6に示すように、端子(1)、(2)の電力変換器C1、C2は、時刻t3からt4の間に出力する直流電圧を、零から定格値Vdcまで徐々に増加させ、直流線路を充電する。
[第2の初期充電]
端子(3)のフルブリッジMMCである電力変換器C3は、ゲートブロック状態ではあるが、フルブリッジセルFEのダイオードDi1〜Di4を充電電流が導通することにより、コンデンサ電圧は、最終的に直流電圧を相ごとのセル数で除したVdc/2Nとなる。ここで、電力変換器C1、C2は、Vdc/2Nが電力変換器C3の駆動・制御用内部電源装置の起動に必要な電圧以上となるように、直流送電網の電圧Vdcを制御する。
端子(3)の電力変換器C3は、指令部120の指示により、時刻t5でゲートブロック状態を解除し、充電電流となる直流電流を制御することで、コンデンサ電圧を定格値のVcまで充電する。電圧制御部130による制御は、第1の実施形態の場合と同様であり、特別に制御を変更する必要はない。
[運転開始または再開]
時刻t6でコンデンサCoの充電が完了した後、交流電流遮断器3が投入され、切替部110は端子(3)の電力変換器C3を交流系統S3に連系させ、潮流制御運転を開始または再開する。
[作用効果]
本実施形態では、電力変換器C1、C2、C3、…が、フルブリッジММCであっても、直流送電網を別途充電する手順を追加することにより、第1の実施形態と同様の初期充電を行うことができる。
[他の実施形態]
上記の各実施形態、本明細書において一例として提示したものであって、発明の範囲を限定することを意図するものではない。すなわち、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことが可能である。これらの実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。たとえば、初期状態において、いくつかの電力変換器であるMMCは潮流制御運転中でもよく、各端子の直流側開閉器はすべてが閉路状態である必要もない。MMCの回路もリアクトルを等価的な漏れインダクタンスを有する変圧器に置き換えてよい。
13、23、33 交流電流遮断器
101、102、103 制御装置
110 切替部
120 指令部
130 電圧制御部
A1、A2、A3、…交流系統
Amp、Amn アーム
C1、C2、C3、…電力変換器
CE チョッパセル
Crp、Csp、Ctp、Crn、Csn、Ctn 電流検出器
Co コンデンサ
S1、S2、S3、…直流送電線路
P、N、R、S、T 出力端子
Re リアクトル
Tr1〜Tr4 スイッチング素子
Di1〜Di4 ダイオード
FE フルブリッジセル

Claims (9)

  1. 2端子以上の直流送電網の各端子に、交流系統と直流系統とを連系する電力変換器が設けられ、
    前記電力変換器は、
    運転中の電源が連系している交流系統に対応し、交流を直流に変換した電力で第1の初期充電を行う電力変換器と、
    初期充電に必要な電力を供給できない交流系統に対応し、前記直流送電網からの直流の電力で第2の初期充電を行う電力変換器と、
    を含むことを特徴とする直流送電システム。
  2. 前記第1の初期充電を完了した1端子以上の電力変換器が、直流送電網の電圧を一定に保つ直流電圧制御端となり、
    前記直流電圧制御端となる電力変換器以外の電力変換器が、電力潮流を指令値に追従するように制御する直流電流制御端となり、前記直流電圧制御端の電力変換器から、前記第2の初期充電を行う電力変換器に電力を供給することを特徴とする請求項1記載の直流送電システム。
  3. 前記第1の初期充電を行う電力変換器は、前記第2の初期充電を行う電力変換器内部のスイッチング素子を駆動または制御するための電力を供給する電力変換器内部の電源装置が、起動可能となる以上に直流送電網の電圧を保つことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の直流送電システム。
  4. 前記電力変換器は、各セルのコンデンサの電力を、当該セルのスイッチング素子の駆動用または制御用の電力に変換する内部電源装置を具備したハーフブリッジММCであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の直流送電システム。
  5. 前記電力変換器は、各セルのコンデンサの電力を、当該セルのスイッチング素子の駆動用または制御用の電力に変換する内部電源装置を具備したフルブリッジММCであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の直流送電システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の直流送電システムにおける電力変換器に接続され、
    前記第1の初期充電を行う電力変換器の起動中に、直流送電網の電圧が立ち上がる間、前記第2の初期充電を行う電力変換器を、すべてのゲート信号をオフとするゲートブロック状態とする指令部を有することを特徴とする電力変換器の制御装置。
  7. 請求項1乃至5のいずれかに記載の直流送電システムにおける電力変換器に接続され、
    前記電力変換器が第2の初期充電を行う場合に、コンデンサ電圧平均値が、コンデンサの電圧指令値に追従するように、前記電力変換器のスイッチング素子を制御することにより、直流電流のフィードバック制御を行う電圧制御部を有することを特徴とする電力変換器の制御装置。
  8. 前記電圧制御部は、コンデンサの電圧指令値を、直流電圧の初期値を相ごとのセル数で除した値から徐々に増加させることを特徴とする請求項7記載の電力変換器の制御装置。
  9. コンデンサが前記定格電圧まで充電された後に、前記電力変換器を交流系統に連系させる切替部を有することを特徴とする請求項7又は請求項8記載の電力変換器の制御装置。
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