JP2018045610A - 異種通貨交換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一般企業が発行主体となる所謂企業ポイントを使用するときの利便性を向上させると共に、当該企業ポイントの利用を促進させる仕組みを、銀行などのシステムを活用して実現する異種通貨交換装置を提供する。
【解決手段】装置は、電子マネーの残高を記憶する手段110と、企業通貨の管理者に対し、第1の金額について、電子マネーと企業通貨との交換を要求する手段120と、第1の金額について、電子マネーと企業通貨との交換に伴い電子マネーの残高に加減算する金額を算出する手段130と、第1の金額について第2料率に基づいて、管理者との間で清算を行う手段140と、第2の金額について、電子マネーを法定通貨へ交換するときに電子マネーの残高から減じる金額を算出する手段150と、電子マネーの残高を更新する手段160と、ATMから第2の金額に対応する現金を払い出す手段170と、を有する。
【選択図】図2

Description

一の企業が管理する電子マネー及び当該一の企業とは異なる企業が管理する企業通貨の交換並びに電子マネー及び法定通貨の交換を可能にすると共に、電子マネーと交換して得られる法定通貨をATM(Automatic Teller Machine)から引き出す技術に関する。
企業ポイントとは、企業通貨ともいい、企業が独自に発行するポイントプログラムであり、発行者以外の商品やサービスと交換できるものや電子マネーなどの総称でもある。また、企業ポイントは、航空会社のマイレージ、クレジットカードのポイント、スイカ(登録商標)などの電子マネーのように購入金額に応じてポイントがたまり、そのポイントで他の商品・サービスを購入できる方式をいう。
種々の企業ポイントが世の中で広く使用されているものの、その使用方法に関しては少なからず制約があり、また、ユーザーが使用の申し出をしたとき直ぐに使用可能になるとも限らず、利便性という観点で制限的である場面が多々生じる。
一方、電子マネーが世の中を広く流通するようになり、電子マネーを使って商取引をより便利にするための研究・開発が盛んに行われており、例えば、特許文献1では、ATMを用いて、電子マネーを現金化する技術が提案されている。
特開2015−141597号公報
しかしながら、上記従来技術では、金融機関が発行する電子マネーにのみ言及されており、他の企業が発行主体となる企業ポイントには言及がなく、上記した企業ポイントの不自由さが改善されないという問題点があった。
そこで本発明では、上記問題点を鑑み、一般企業が発行主体となる所謂企業ポイントを使用するときの利便性を向上させると共に、当該企業ポイントの利用を促進させる仕組みを、銀行などのシステムを活用して実現する異種通貨交換装置を提供することを目的とする。
開示する異種通貨交換装置の一形態は、ユーザーが所有する電子マネーの残高を記憶する電子マネー残高記憶手段と、企業通貨の管理者に対し、第1の金額について、前記電子マネーと前記ユーザーが所有する前記企業通貨との交換を要求する交換要求手段と、前記第1の金額について、前記電子マネーと前記企業通貨との交換に伴い前記電子マネーの残高に加減算する金額を算出する残高加減算額算出手段と、前記第1の金額について、前記電子マネーと前記企業通貨との交換に伴い前記管理者との間に生じる債権債務を法定通貨に変換するための第2料率に基づいて、前記管理者との間で清算を行う債権債務清算手段と、第2の金額について、前記電子マネーを前記法定通貨へ交換するときに前記電子マネーの残高から減じるべき金額を算出する引出対応額算出手段と、前記残高加減算額算出手段によって算出された金額又は前記引出対応額算出手段によって算出された金額を、前記電子マネーの残高に加減算する電子マネー残高更新手段と、ATM(Automatic Teller Machine)から前記第2の金額に対応する現金を払い出す処理を行う現金払出手段と、を有することを特徴とする。
開示する異種通貨交換装置は、一般企業が発行主体となる所謂企業ポイントを使用するときの利便性を向上させると共に、当該企業ポイントの利用を促進させる仕組みを、銀行などのシステムを活用して実現する。
本実施の形態に係る異種通貨交換装置の概要を説明する図である。 本実施の形態に係る異種通貨交換装置の機能ブロック図である。 本実施の形態に係る電子マネーと企業通貨との交換処理(企業通貨→電子マネー)を説明する図である。 本実施の形態に係る電子マネーと企業通貨との交換処理(電子マネー→企業通貨)を説明する図である。 本実施の形態に係る第1料率の一例を示す図である。 本実施の形態に係る第2料率の一例を示す図である。 本実施の形態に係る債権債務相殺金額記憶手段及び債権債務更新手段による処理を説明する図である。 本実施の形態に係る第3料率の一例を示す図である。 本実施の形態に係る電子マネーと法定通貨との交換処理(電子マネー→法定通貨)を説明する図である。 本実施の形態に係る異種通貨交換装置のハードウエア構成例を示す図である。 本実施の形態に係る電子マネーと企業通貨との交換処理の一例の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係る電子マネーと法定通貨との交換処理の一例の流れを示すフローチャートである。
図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について説明する。
(本実施の形態に係る異種通貨交換装置の動作原理)
図1乃至9を用いて、本実施の形態に係る異種通貨交換装置(以下、単に「本装置」という。)100の動作原理について説明する。図1は、本装置100と周辺装置との関係を表す図であり、図2は、本装置100の機能ブロック図である。
図1で示すように、本装置100は、通信ネットワーク310を介して、ユーザー250が操作するユーザー端末260及び企業通貨230の発行者240が管理するサーバー装置と接続される。また、本装置100は専用回線を介して、ATM(Automatic Teller Machine)300と接続される。なお、ユーザー250は、本装置100に電子マネー210の残高を管理する口座を、そして、発行者240が管理するサーバー装置に企業通貨230の残高を管理する口座を、それぞれ有する。
ここで、本装置100が取り扱う電子マネー210とは、デジタルデータ化された貨幣のことであり、ICカードに情報を書き込みクレジットカードのように利用する形態(ICカード型電子マネー)、インターネット上でデータとして流通する形態(ネットワーク型電子マネー)、プリペイドカード型電子マネーを含む。また、電子マネー210は、仮想通貨を含むものとし、仮想通貨とは、オンラインゲームやコミュニティーなどのサービスで使用できる通貨である。一方、サーバー装置240で取り扱う企業通貨230とは、所謂企業ポイントであり、航空会社のマイレージ、クレジットカードのポイント、スイカなどの電子マネーのように購入金額に応じてポイントがたまり、そのポイントで他の商品を購入できる方式のことをいう。
本装置100は、電子マネー210と企業通貨230との相互交換を可能とし、さらに、電子マネー210を法定通貨(例えば、「円」等)へ交換し、交換後の法定通貨(現金)をATM300から引き出すことを可能とする。なお、ATM300は、銀行など金融機関が有する装置であり、預金口座への現金の預け入れ・引き出しの手続等を行うための装置である。
このように本装置100は、銀行などのシステムを活用して、ユーザー250が所有する企業ポイント230を利便性が最も高い“現金”に交換することによって、企業ポイント230の使用にあたりユーザー250が抱く不自由さを解消させる。また、本装置100は、ユーザー250が抱く不自由さを解消させることによって、ユーザー250の企業ポイント230を利用するにあたっての心理的障害を除去し、その利用を促進させる。
図2で示すように、本装置100は、電子マネー残高記憶手段110、交換要求手段120、残高加減算額算出手段130、債権債務清算手段140、引出対応額算出手段150、電子マネー残高更新手段160、現金払出手段170を有する。
電子マネー残高記憶手段110は、ユーザー250が所有する電子マネー210の残高220を記憶する。通常、複数のユーザー250が存在するため、電子マネー残高記憶手段110は、ユーザー250毎に、各ユーザー250に権利が帰属する電子マネー210の残高220を分別管理する。残高220を管理する口座を開設するとき、電子マネー210は法定通貨ではないので、銀行の預金口座を開設するときのように個人情報のチェックは厳しくは行われず、口座の分別管理に必要な情報があれば足りる。
交換要求手段120は、企業通貨230の管理サーバー装置240に対し、第1の金額320について、電子マネー210とユーザー250に権利が帰属する企業通貨230との交換を要求する。なお、交換要求手段120による処理は、ユーザー端末260から受け付けた電子マネー210と企業通貨230との交換要求に基づいて行われる。第1の金額320は、ユーザー250が指定する金額であって、電子マネー210を単位とする金額であっても良く、企業通貨230を単位とする金額であっても良い。また、管理サーバー装置240側の交換要求手段120に対応する処理は、企業通貨230の管理者が適宜定めれば良い。
また、交換要求手段120は、買要求手段122、売要求手段124を有する。
買要求手段122は、企業通貨230を、電子マネー210に交換する要求を行う。
売要求手段124は、電子マネー210を、企業通貨230に交換する要求を行う。
買要求手段122及び売要求手段124による処理について、どちらの通貨を基準に、幾らの金額の交換を行うかは任意に指定可能である。これは、後述するように、電子マネー210・企業通貨230の交換料率(第1料率)270を適宜定めることが可能だからである。
図3(a)(b)で示すように、買要求手段122は、“5,000単位”の企業通貨230を、対応する電子マネー210に交換する要求を行う。図4(a)(b)で示すように、売要求手段124は、“3,000単位”の電子マネー210を、企業通貨230に交換する要求を行う。
残高加減算額算出手段130は、第1の金額320について、電子マネー210と企業通貨230との交換に伴い電子マネー210の残高220に加減算する金額を算出(特定)する。また、残高加減算額算出手段130は、第1の金額320の単位が企業通貨230の単位である場合、電子マネー210と企業通貨230とを交換するための第1料率270と第1の金額320とに基づいて、電子マネー210と企業通貨230との交換に伴い電子マネー210の残高220に加減算する金額を算出する。第1料率270は、企業通貨230から電子マネー210へ交換するときに適用する料率及び電子マネー210から企業通貨230へ交換するときに適用する料率それぞれを定める形態であっても良く、これらを同じ料率として定める形態であっても良い。
図5で示すように、第1料率270は、例えば、企業通貨230から電子マネー210へ交換するときに適用する料率として“0.90”を設定し、電子マネー210から企業通貨230へ交換するときに適用する料率として“1.10”を設定する。ここで、第1料率270の単位は、「企業通貨230の単位」/「電子マネー210の単位」としているが、「電子マネー210の単位」/「企業通貨230の単位」とすることも可能であり、それらは適宜定めれば良い。
残高加減算額算出手段130は、残高加算額算出手段132、残高減算額算出手段134を有する。
残高加算額算出手段132は、企業通貨230を電子マネー210に交換するとき、第1料率270と第1の金額320とに基づいて、電子マネー210の残高220に加算する金額を算出する。図3(b)及び5で示すように、残高加算額算出手段132は、“5,000単位”の企業通貨230を電子マネー210に交換するとき、電子マネー210の残高220に加算する金額として、企業通貨230“5,000単位”×第1料率(買)270“0.90”=“4,500単位”を算出する。
残高減算額算出手段134は、電子マネー210を企業通貨230に交換するとき、第1料率270と第1の金額320とに基づいて、電子マネー210の残高220から減算する金額を算出する。図4(b)及び5で示すように、残高減算額算出手段134は、“3,000単位”の電子マネー210を企業通貨230に交換するとき、電子マネー210の残高220から減算する金額として、電子マネー210“3,000単位”×1=“3,000単位”を算出する。
債権債務清算手段140は、第1の金額320について、電子マネー210と企業通貨230との交換に伴い管理者240との間に生じる債権債務を法定通貨に変換するための第2料率280に基づいて、管理者240との間で清算を行う。別人間での価値移転に伴い生じる債権債務の清算を行うための処理である。上記債権債務は、残高加減算額算出手段130(残高加算額算出手段132、残高減算額算出手段134)によって算出される金額に基づいて定める形態としても良い。また、上記債権債務の単位は、電子マネー210の単位であっても良く、企業通貨230の単位であっても良い。
第2料率280は、上記債権・債務の単位を、一般的な清算の単位である法定通貨(例えば、「円」)に変換するための料率である。図6で示すように、第2料率280は、例えば、“1.00”と定めることができる。
債権債務清算手段140は、債権清算手段142、債務清算手段144、債権債務相殺金額記憶手段146、債権債務更新手段148を有する。
債権清算手段142は、企業通貨230を電子マネー210に交換するとき、管理者240に対し、第1の金額320に関する債権を清算する処理を行う。図3(c)及び6で示すように、“5,000単位”の企業通貨230を電子マネー210に交換するとき、管理者240に対する債権“4,500(電子マネー210の単位)”×第2料率280“1.00”=“4,500円”を算出し、管理者240に対し債権額“4,500円”の支払いを要請する。
債務清算手段144は、電子マネー210を企業通貨230に交換するとき、管理者240に対し、第1の金額320に関する債務を清算する処理を行う。図4(c)及び6で示すように、“3,000単位”の電子マネー210を企業通貨230に交換するとき、管理者240に対する債務“3,000(電子マネー210の単位)”×第2料率280“1.00”=“3,000円”を算出し、管理者240に対し債務額“3,000円”を支払う処理を行う。
なお、上記債権・債務について、電子マネー210の単位で認識する場合、第2料率280の単位は、「円」/「電子マネー210の単位」又は「電子マネー210の単位」/「円」とし、企業通貨230の単位で認識する場合、第2料率280の単位は、「円」/「企業通貨230の単位」又は「円」/「企業通貨230の単位」と設定すれば良い。
債権債務相殺金額記憶手段146は、電子マネー210と企業通貨230との複数の交換に伴い管理者240との間に生じる債権・債務それぞれについて、当該債権及び債務を相殺した金額を記憶する。
図3、4及び7で示すように、債権債務相殺金額記憶手段146は、例えば、企業通貨230を電子マネー210に交換するときの債権“4,500単位”と電子マネー210を企業通貨230に交換するときの債務“3,000単位”とを相殺した債権の金額“1,500単位”を記憶する。
債権債務更新手段148は、残高加減算額算出手段140(残高加算額算出手段132、残高減算額算出手段134)によって算出される金額に基づいて、債権債務相殺金額記憶手段146に記憶される金額を更新する。
図7で示すように、債権債務相殺金額記憶手段146は、例えば、債権債務相殺金額記憶手段146が債権“4,500単位”を記憶しており、電子マネー210を企業通貨230に交換するときの債務が“3,000単位”であるとき、記憶手段146に記憶される債権の金額を“1,500(=4,500−3,000)単位”に更新する。
なお、債権債務清算手段140は、債権債務相殺金額記憶手段146に記憶される金額を、第2料率280に基づいて法定通貨の単位に変換し、法定通貨の単位に変換された債権又は債務について管理者240との間で清算を行う。こうすることによって、債権・債務の清算処理の回数を減らすことができる。
引出対応額算出手段150は、ユーザー250から現金引出要求のあった第2の金額330について、電子マネー210を法定通貨へ交換するときに電子マネー210の残高220から減じるべき金額を算出する。引出対応額算出手段150は、第2の金額330の単位が法定通貨である場合、電子マネー210を法定通貨に交換するための第3料率290及び第2の金額330に基づいて、電子マネー210の残高220から減じるべき金額を算出する。なお、引出対応額算出手段150による処理は、ユーザー端末260から受け付けた電子マネー210と法定通貨との交換・現金引出要求に基づいて行われる。
第2の金額330は、ユーザー250が指定する金額であって、電子マネー210を基準にした金額であっても良く、法定通貨を基準にした金額であっても良い。また、第3料率290は、電子マネー210の単位と法定通貨の単位(例えば、「円」)とを変換するための料率である。図8で示すように、第3料率290は、例えば、“0.90”(単位は「円」/「電子マネー210の単位」である。)と定めることができる。
図8及び9で示すように、引出対応額算出手段150は、ユーザー250が指定する第2の金額330“3,150円”を第3料率290“0.90”で割って、電子マネー210の残高220から減じるべき金額“3,500単位”を算出する。
電子マネー残高更新手段160は、残高加算額算出手段132によって算出された金額を電子マネー210の残高220に加算し、残高減算額算出手段134又は引出対応額算出手段150によって算出された金額を電子マネー210の残高220から減算する。こうすることによって、電子マネー残高記憶手段110において管理されるユーザー250が所有権を有する電子マネー210の残高220を適正に管理することができる。
現金払出手段170は、ATM300から、第2の金額330に対応する現金を払い出す処理を行う。第2の金額330が法定通貨の単位である場合、現金払出手段170は、第2の金額330の現金を払い出す処理を行う。第2の金額330が電子マネー210の単位である場合、現金払出手段170は、第2の金額330に第3料率290を乗じて算出された金額の現金を払い出す処理を行う。ATM300から引き出される現金の原資は電子マネー210であり、電子マネー210の債権債務は、債権債務清算手段140による処理によって清算されているので、現金を払い出す金融機関は、ユーザー250との債権債務を清算する作業を行っているに過ぎない。
図9で示すように、例えば、第2の金額330が“3,150円”であった場合、現金払出手段170は、ATM300から第2の金額330“3,150円”を払い出す処理を行う。また、第2の金額330が“3,500(電子マネー210の単位)”であった場合、現金払出手段170は、ATM300から、第2の金額330“3,500単位”×第3料率290“0.9”=3,150円を払い出す処理を行う。
上記のような処理を行うことによって、本装置100は、銀行などのシステムを活用して、ユーザー250が所有する企業ポイント230を利便性が最も高い“現金”に交換し入手することができる。
(本実施の形態に係る異種通貨交換装置のハードウエア構成)
図10を用いて、本装置100のハードウエア構成例について説明する。図10は、本装置100のハードウエア構成の一例を示す図である。図10で示すように、本装置100は、CPU(Central Processing Unit)410、ROM(Read-Only Memory)420、RAM(Random Access Memory)430、補助記憶装置440、通信I/F450、入力装置460、出力装置470、記録媒体I/F480を有する。
CPU410は、ROM420に記憶されたプログラムを実行する装置であり、RAM430に展開(ロード)されたデータを、プログラムの命令に従って演算処理し、本装置100全体を制御する。ROM420は、CPU410が実行するプログラムやデータを記憶している。RAM430は、CPU410でROM420に記憶されたプログラムを実行する際に、実行するプログラムやデータが展開(ロード)され、演算の間、演算データを一時的に保持する。
補助記憶装置440は、基本ソフトウエアであるOS(Operating System)や本実施の形態に係るアプリケーションプログラムなどを、関連するデータとともに記憶する装置である。補助記憶装置440は、電子マネー残高記憶手段110、債権債務相殺金額記憶手段146を含み、例えば、HDD(Hard Disc Drive)やフラッシュメモリなどである。
通信I/F450は、有線・無線LAN(Local Area Network)、インターネットなどの通信ネットワークに接続し、通信機能を提供する他装置とデータの授受を行うためのインターフェースである。
入力装置460は、キーボードなど本装置100にデータ入力を行うための装置である。出力装置(表示装置)470は、LCD(Liquid Crystal Display)等で構成される装置であり、本装置100が有する機能をユーザーが利用する際や各種設定を行う際のユーザーインターフェースとして機能する装置である。記録媒体I/F480は、CD−ROM、DVD−ROM、USBメモリなどの記録媒体490とデータの送受信を行うためのインターフェースである。
本装置100が有する各手段は、CPU410が、ROM420又は補助記憶装置440に記憶された各手段に対応するプログラムを実行することにより実現される形態としても良い。また、本装置100が有する各手段は、当該各手段に関する処理をハードウエアとして実現される形態としても良い。また、通信I/F450を介して外部サーバー装置から本発明に係るプログラムを読み込ませたり、記録媒体I/F480を介して記録媒体490から本発明に係るプログラムを読み込ませたりして、本装置100に当該プログラムを実行させる形態としても良い。
(本実施の形態に係る異種通貨交換装置による処理例)
(1)本装置100による電子マネー210と企業通貨230との交換処理
図11を用いて、本装置100による電子マネー210と企業通貨230との交換処理について説明する。図11は、本装置100による電子マネー210と企業通貨230との交換処理の一例の流れを示すフローチャートである。
S10で本装置100が、ユーザー端末260から、第1の金額320について、電子マネー210と企業通貨230との交換要求を受け付ける。第1の金額320は、ユーザー250が指定する金額であって、電子マネー210を単位とする金額であっても良く、企業通貨230を単位とする金額であっても良い。
S20で交換要求手段120が、S10で受け付けた交換要求に基づいて、企業通貨230の管理サーバー装置240に対し、第1の金額320について、電子マネー210とユーザー250に権利が帰属する企業通貨230との交換を要求する。
S20において買要求手段122は、企業通貨230を、電子マネー210に交換する要求を行う。S20において売要求手段124は、電子マネー210を、企業通貨230に交換する要求を行う。買要求手段122及び売要求手段124による処理について、どちらの通貨を基準に、幾らの金額の交換を行うかは任意に指定可能である。
図3(a)(b)で示すように、例えば、買要求手段122は、“5,000単位”の企業通貨230を、対応する電子マネー230に交換する要求を行う。図4(a)(b)で示すように、例えば、売要求手段124は、“3,000単位”の電子マネー210を、企業通貨230に交換する要求を行う。
なお、管理サーバー装置240側の交換要求手段120に対応する処理は、企業通貨230の管理者が適宜定めれば良い。
S30で残高加減算額算出手段130が、第1料率270と第1の金額320とに基づいて、電子マネー210と企業通貨230との交換に伴い電子マネー210の残高220に加減算する金額を算出する。ここで第1料率270は、企業通貨230から電子マネー210へ交換するときに適用する料率、及び電子マネー210から企業通貨230へ交換するときに適用する料率、それぞれを定める。
図5で示すように、第1料率270は、例えば、企業通貨230から電子マネー210へ交換するときに適用する料率として“0.90”を設定し、電子マネー210から企業通貨230へ交換するときに適用する料率として“1.10”を設定する。ここで、第1料率270の単位は、「企業通貨230の単位」/「電子マネー210の単位」としているが、「電子マネー210の単位」/「企業通貨230の単位」とすることも可能であり、それらは適宜定めれば良い。
S30において残高加算額算出手段132は、企業通貨230を電子マネー210に交換するとき、第1料率270と第1の金額320とに基づいて、電子マネー210の残高220に加算する金額を算出する。図3(b)及び5で示すように、“5,000単位”の企業通貨230を電子マネー210に交換するとき、残高加算額算出手段132は、電子マネー210の残高220に加算する金額として、企業通貨230“5,000単位”×第1料率(買)270“0.90”=“4,500単位”を算出する。
S30において残高減算額算出手段134は、電子マネー210を企業通貨230に交換するとき、第1料率270と第1の金額320とに基づいて、電子マネー210の残高220から減算する金額を算出する。図4(b)及び5で示すように、“3,000単位”の電子マネー210を企業通貨230に交換するとき、残高減算額算出手段134は、電子マネー210の残高220から減算する金額として、電子マネー210“3,000単位”×1=“3,000単位”を算出する。
S40で電子マネー残高更新手段160が、S30において残高加算額算出手段132が算出した金額を電子マネー210の残高220に加算する。また、電子マネー残高更新手段160は、S30において残高減算額算出手段134が算出した金額を電子マネー210の残高220から減算する。こうすることによって、電子マネー残高記憶手段110において管理されるユーザー250が所有権を有する電子マネー210の残高220を適正に管理することができる。
S50で債権債務清算手段140が、管理者240との間で生じた債権債務について、第1の金額320及び第2料率280に基づいて、管理者240との間で清算を行う。別人間での価値移転に伴い生じる債権・債務の清算を行うための処理である。ここで、上記債権・債務の単位は、電子マネー210の単位であっても良く、企業通貨230の単位であっても良い。また、第2料率280は、上記債権債務の単位を、一般的な清算の単位である法定通貨(例えば、「円」)に変換するための料率である。図6で示すように、第2料率280は、例えば、“1.00”と定めることができる。
S50において債権清算手段142は、企業通貨230を電子マネー210に交換するとき、管理者240に対し、第1の金額320に関する債権を清算する処理を行う。図3(c)及び6で示すように、“5,000単位”の企業通貨230を電子マネー210に交換するとき、管理者240に対する債権“4,500(電子マネー210の単位)”×第2料率280“1.00”=“4,500円”を算出し、管理者240に対し債権額“4,500円”の支払いを要請する。
また、S50において債務清算手段144は、電子マネー210を企業通貨230に交換するとき、管理者240に対し、第1の金額320に関する債務を清算する処理を行う。図4(c)及び6で示すように、“3,000単位”の電子マネー210を企業通貨230に交換するとき、管理者240に対する債務“3,000(電子マネー210の単位)”×第2料率280“1.00”=“3,000円”を算出し、管理者240に対し債務額“3,000円”を支払う処理を行う。
なお、上記債権・債務について、電子マネー210の単位で認識する場合、第2料率280の単位は、「円」/「電子マネー210の単位」又は「電子マネー210の単位」/「円」とし、企業通貨230の単位で認識する場合、第2料率280の単位は、「円」/「企業通貨230の単位」又は「円」/「企業通貨230の単位」と設定すれば良い。
ところで、本装置100は、上記のように、通貨交換1件につき1件ずつ清算処理を行う形態としても良いが、下記のように、複数の債権・債務をネッティングし、最終的に残った債権又は債務について清算する形態としても良い。以下、複数の債権・債務をネッティングし、最終的に残った債権又は債務について清算する形態について説明する。
債権債務相殺金額記憶手段146は、電子マネー210と企業通貨230との複数の交換に伴い管理者240との間に生じる債権・債務それぞれについて、当該債権及び債務を相殺した金額を記憶する。
S50において債権債務更新手段148は、残高加減算額算出手段130(残高加算額算出手段132、残高減算額算出手段134)によって算出される金額に基づいて、債権債務相殺金額記憶手段146に記憶される金額を更新する。
図7で示すように、債権債務相殺金額記憶手段146は、例えば、債権債務相殺金額記憶手段146が債権“4,500単位”を記憶しており、電子マネー210を企業通貨230に交換するときの債務が“3,000単位”であるとき、記憶手段146に記憶される債権の金額を“1,500(=4,500−3,000)単位”に更新する。
そして、S50において債権債務清算手段140は、債権債務相殺金額記憶手段146に記憶される金額を、第2料率280に基づいて法定通貨の単位に変換し、法定通貨の単位に変換された債権又は債務について管理者240との間で清算を行う。こうすることによって、債権・債務の清算処理の回数を減らすことができる。
(2)本装置100による電子マネー210に基づく現金払出処理
図12を用いて、本装置100による電子マネー210に基づく現金払出処理について説明する。図12は、本装置100による電子マネー210に基づく現金払出処理の一例の流れを示すフローチャートである。
S110で本装置100が、ユーザー端末260から、第2の金額330について、電子マネー210を法定通貨へ変換し、変換した法定通貨をATM300から払い出す処理の要求を受け付ける。第2の金額330は、ユーザー250が指定する金額であって、電子マネー210を単位とする金額であっても良く、法定通貨を単位とする金額であっても良い。
S120で引出対応額算出手段150が、S110において受け付けた第2の金額330について、電子マネー210を法定通貨へ交換するときに電子マネー210の残高220から減じるべき金額を算出する。第2の金額330は、ユーザー250が指定する金額であって、電子マネー210を基準にした金額であっても良く、法定通貨を基準にした金額であっても良い。
引出対応額算出手段150は、第2の金額330の単位が法定通貨である場合、第3料率290及び第2の金額330に基づいて、電子マネー210の残高220から減じるべき金額を算出する。なお、第3料率290は、電子マネー210の単位と法定通貨の単位(例えば、「円」)とを変換するための料率である。図8で示すように、第3料率290は、例えば、“0.90”(単位は「円」/「電子マネー210の単位」である。)と定めることができる。図8及び9で示すように、引出対応額算出手段150は、ユーザー250が指定する第2の金額330“3,150円”を第3料率290“0.90”で割って、電子マネー210の残高220から減じるべき金額“3,500単位”を算出する。
引出対応額算出手段150は、第2の金額330の単位が電子マネー210である場合、第2の金額330を、電子マネー210の残高220から減じるべき金額を算出する。
S130で電子マネー残高更新手段160が、S120において引出対応額算出手段150によって算出された金額を電子マネー210の残高220から減算する。こうすることによって、電子マネー残高記憶手段110において管理されるユーザー250が所有権を有する電子マネー210の残高220を適正に管理することができる。
S140で現金払出手段170が、ATM300から、第2の金額330に対応する現金を払い出す処理を行う。第2の金額330が法定通貨の単位である場合、現金払出手段170は、第2の金額330の現金を払い出す処理を行う。第2の金額330が電子マネー210の単位である場合、現金払出手段170は、第2の金額330に第3料率290を乗じて算出された金額の現金を払い出す処理を行う。ATM300から引き出される現金の原資は電子マネー210であり、電子マネー210の債権・債務は、債権債務清算手段140による処理によって清算されているので、現金を払い出す金融機関は、ユーザー250との債権・債務を清算する作業を行っているに過ぎない。
図9で示すように、例えば、第2の金額330が“3,150円”であった場合、現金払出手段170は、ATM300から第2の金額330“3,150円”を払い出す処理を行う。また、第2の金額330が“3,500(電子マネー210の単位)”であった場合、現金払出手段170は、ATM300から、第2の金額330“3,500単位”×第3料率290“0.9”=“3,150円”を払い出す処理を行う。
上記(1)(2)で示す処理を行うことによって、本装置100は、電子マネー210と企業通貨230との相互交換を可能とし、さらに、電子マネー210を法定通貨(例えば、「円」等)へ交換し、交換後の法定通貨(現金)をATM300から引き出すことを可能とする。
このように本装置100は、銀行などのシステムを活用して、ユーザー250の所有する企業ポイント230を利便性が最も高い“現金”に交換することによって、企業ポイント230の使用にあたりユーザー250が抱く不自由さを解消させる。また、本装置100は、ユーザー250が抱く不自由さを解消させることによって、ユーザー250の企業ポイント230を利用するにあたっての心理的障害を除去し、その利用を促進させる。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
100 異種通貨交換装置
110 電子マネー残高記憶手段
120 交換要求手段
122 買要求手段
124 売要求手段
130 残高加減算額算出手段
132 残高加算額算出手段
134 残高減算額算出手段
140 債権債務清算手段
142 債権清算手段
144 債務清算手段
146 債権債務相殺金額記憶手段
148 債権債務更新手段
150 引出対応額算出手段
160 電子マネー残高更新手段
170 現金払出手段
210 電子マネー
220 電子マネーの残高
230 企業通貨(企業ポイント)
240 企業通貨の管理者(企業通貨を管理するサーバー装置)
250 ユーザー
260 ユーザー端末
270 第1料率
280 第2料率
290 第3料率
300 ATM(Automatic Teller Machine)
310 通信ネットワーク
320 第1の金額
330 第2の金額
410 CPU
420 ROM
430 RAM
440 補助記憶装置
450 通信インターフェース
460 入力装置
470 出力装置
480 記録媒体インターフェース
490 記録媒体

Claims (11)

  1. ユーザーが所有する電子マネーの残高を記憶する電子マネー残高記憶手段と、
    企業通貨の管理者に対し、第1の金額について、前記電子マネーと前記ユーザーが所有する前記企業通貨との交換を要求する交換要求手段と、
    前記第1の金額について、前記電子マネーと前記企業通貨との交換に伴い前記電子マネーの残高に加減算する金額を算出する残高加減算額算出手段と、
    前記第1の金額について、前記電子マネーと前記企業通貨との交換に伴い前記管理者との間に生じる債権債務を法定通貨に変換するための第2料率に基づいて、前記管理者との間で清算を行う債権債務清算手段と、
    第2の金額について、前記電子マネーを前記法定通貨へ交換するときに前記電子マネーの残高から減じるべき金額を算出する引出対応額算出手段と、
    前記残高加減算額算出手段によって算出された金額又は前記引出対応額算出手段によって算出された金額を、前記電子マネーの残高に加減算する電子マネー残高更新手段と、
    ATM(Automatic Teller Machine)から前記第2の金額に対応する現金を払い出す処理を行う現金払出手段と、を有することを特徴とする異種通貨交換装置。
  2. 前記交換要求手段が、
    前記企業通貨を、前記電子マネーに交換する要求を行う買要求手段と、
    前記電子マネーを、前記企業通貨に交換する要求を行う売要求手段と、を有し、
    前記残高加減算額算出手段が、
    前記買要求手段による処理が行われる場合、前記電子マネーの残高に加算する金額を算出する残高加算額算出手段と、
    前記売要求手段による処理が行われる場合、前記電子マネーの残高から減じる金額を算出する残高減算額算出手段と、を有し、
    前記債権債務清算手段が、
    前記買要求手段による処理が行われる場合、前記管理者に対し、前記第1の金額に関する債権を清算する処理を行う債権清算手段と、
    前記売要求手段による処理が行われる場合、前記管理者に対し、前記第1の金額に関する債務を清算する処理を行う債務清算手段と、を有し、
    前記電子マネー残高更新手段が、前記残高加算額算出手段によって算出された金額を、前記電子マネーの残高に加算し、前記残高減算額算出手段又は前記引出対応額算出手段によって算出された金額を、前記電子マネーの残高から減算することを特徴とする請求項1に記載の異種通貨交換装置。
  3. 前記債権債務清算手段が、
    前記管理者との間に生じる債権及び債務について相殺した金額を記憶する債権債務相殺金額記憶手段と、
    前記残高加減算額算出手段によって算出される金額に基づいて、前記相殺した金額を更新する債権債務更新手段と、を有し、
    前記債権債務清算手段が、前記相殺した金額及び前記第2料率に基づいて、前記管理者との間で清算を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の異種通貨交換装置。
  4. 前記第1の金額が前記企業通貨の単位である場合、
    前記残高加減算額算出手段が、前記電子マネーと前記企業通貨とを交換するための第1料率及び前記第1の金額に基づいて、前記電子マネーの残高に加減算する金額を算出することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載の異種通貨交換装置。
  5. 前記第2の金額が前記法定通貨の単位である場合、
    前記引出対応額算出手段が、前記第2の金額について、前記電子マネーと前記法定通貨とを交換するための第3料率に基づいて、前記電子マネーを前記法定通貨へ交換するときに前記電子マネーの残高から減じるべき金額を算出することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一に記載の異種通貨交換装置。
  6. ユーザーが所有する電子マネーの残高を記憶する電子マネー残高記憶手段を有する異種通貨交換装置において行われる異種通貨交換方法であって、
    交換要求手段が、企業通貨の管理者に対し、第1の金額について、前記電子マネーと前記ユーザーが所有する前記企業通貨との交換を要求するステップと、
    残高加減算額算出手段が、前記第1の金額について、前記電子マネーと前記企業通貨との交換に伴い前記電子マネーの残高に加減算する金額を算出するステップと、
    債権債務清算手段が、前記第1の金額について、前記電子マネーと前記企業通貨との交換に伴い前記管理者との間に生じる債権債務を法定通貨に変換するための第2料率に基づいて、前記管理者との間で清算を行うステップと、
    引出対応額算出手段が、第2の金額について、前記電子マネーを前記法定通貨へ交換するときに前記電子マネーの残高から減じるべき金額を算出するステップと、
    電子マネー残高更新手段が、前記残高加減算額算出手段によって算出された金額又は前記引出対応額算出手段によって算出された金額を、前記電子マネーの残高に加減算するステップと、
    現金払出手段が、ATM(Automatic Teller Machine)から前記第2の金額に対応する現金を払い出す処理を行うステップと、を含む異種通貨交換方法。
  7. 前記交換要求手段において、
    買要求手段が、前記企業通貨を、前記電子マネーに交換する要求を行うステップと、
    売要求手段が、前記電子マネーを、前記企業通貨に交換する要求を行うステップと、含み、
    前記残高加減算額算出手段において、
    残高加算額算出手段が、前記買要求手段による処理が行われる場合、前記電子マネーの残高に加算する金額を算出するステップと、
    残高減算額算出手段が、前記売要求手段による処理が行われる場合、前記電子マネーの残高から減じる金額を算出するステップと、を含み、
    前記債権債務清算手段において、
    債権清算手段が、前記買要求手段による処理が行われる場合、前記管理者に対し、前記第1の金額に関する債権を清算する処理を行うステップと、
    債務清算手段が、前記売要求手段による処理が行われる場合、前記管理者に対し、前記第1の金額に関する債務を清算する処理を行うステップと、を含み、
    前記電子マネー残高更新手段が、前記残高加算額算出手段によって算出された金額を、前記電子マネーの残高に加算し、前記残高減算額算出手段又は前記引出対応額算出手段によって算出された金額を、前記電子マネーの残高から減算することを特徴とする請求項6に記載の異種通貨交換方法。
  8. 前記異種通貨交換装置が、前記管理者との間に生じる債権及び債務について相殺した金額を記憶する債権債務相殺金額記憶手段を有するとき、
    前記債権債務清算手段において、
    債権債務更新手段が、前記残高加減算額算出手段によって算出される金額に基づいて、前記相殺した金額を更新するステップを含み、
    前記債権債務清算手段が、前記相殺した金額及び前記第2料率に基づいて、前記管理者との間で清算を行うことを特徴とする請求項6又は7 に記載の異種通貨交換方法。
  9. 前記第1の金額が前記企業通貨の単位である場合、
    前記残高加減算額算出手段が、前記電子マネーと前記企業通貨とを交換するための第1料率及び前記第1の金額に基づいて、前記電子マネーの残高に加減算する金額を算出することを特徴とする請求項6乃至8の何れか一に記載の異種通貨交換方法。
  10. 前記第2の金額が前記法定通貨の単位である場合、
    前記引出対応額算出手段が、前記第2の金額について、前記電子マネーと前記法定通貨とを交換するための第3料率に基づいて、前記電子マネーを前記法定通貨へ交換するときに前記電子マネーの残高から減じるべき金額を算出することを特徴とする請求項6乃至9の何れか一に記載の異種通貨交換方法。
  11. コンピュータに、請求項6乃至10の何れか一に記載の方法を実行させるための異種通貨交換プログラム。

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