JP2018045146A - シャッタ装置、リソグラフィー装置および物品製造方法 - Google Patents

シャッタ装置、リソグラフィー装置および物品製造方法 Download PDF

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毅志 中村
宜寛 毛利
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宜寛 毛利
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【課題】シャッタ羽根の径方向に沿った断面における形状の調整に有利な技術を提供する。【解決手段】シャッタ装置は、回転軸を回転させる回転機構と、第1端および第2端を有するシャッタ羽根と、前記シャッタ羽根の前記第1端を前記回転軸に固定する固定部と、前記シャッタ羽根の前記第1端と前記第2端との間に位置する被調整部の位置を調整するための調整部とを備える。前記固定部は、前記被調整部に対向する対向部を含み、前記調整部は、前記対向部と前記被調整部との距離を調整可能に構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、シャッタ装置、リソグラフィー装置および物品製造方法に関する。
露光装置等のリソグラフィー装置では、基板の上の感光材に対する光の照射を制御するためにシャッタ装置が使われうる。スループットの向上や露光量の均一化のためにはシャッタ羽根を高速に駆動する必要があり、そのためにシャッタ羽根の軽量化が図られている。シャッタ羽根の軽量化は、例えば、シャッタ羽根を薄型化することによってなされうる。しかし、シャッタ羽根を薄型化すると、シャッタ羽根が変形しやすくなる。シャッタ羽根の変形は、シャッタ羽根の加工精度に起因して生じうる他、自重、露光光の照射による熱、遠心力、加減速等によって起こりうる。シャッタ羽根の変形は振動を生じさせうる。この振動は、シャッタ羽根とその周辺の部品との干渉を引き起こしうる。また、変形の繰り返しによってシャッタ羽根が破損する可能性もある。
特許文献1には、シャッタ羽根と、シャッタ羽根の第1の面を押圧する2つの第1の支持部を有する第1の押圧部材と、シャッタ羽根の第2の面を押圧する第2の第2の支持部を有する第2の押圧部材とを有するシャッタユニットが記載されている。ここで、2つの第1の支持部の間に第2の支持部が配置されている。
特開2008−141016号公報
特許文献1に記載されたシャッタユニットでは、シャッタ羽根の周方向に沿った断面における形状を調整することができるが、シャッタ羽根の径方向に沿った断面における形状を調整することは難しい。シャッタ羽根の径方向に沿った断面における形状の調整は、後述のように、振動の抑制において重要である。
本発明は、回転駆動されるシャッタ羽根の径方向に沿った断面における形状の調整に有利な技術を提供することを目的とする。
本発明の1つの側面は、シャッタ装置に係り、前記シャッタ装置は、回転軸を回転させる回転機構と、第1端および第2端を有するシャッタ羽根と、前記シャッタ羽根の前記第1端を前記回転軸に固定する固定部と、前記シャッタ羽根の前記第1端と前記第2端との間に位置する被調整部の位置を調整するための調整部と、を備え、前記固定部は、前記被調整部に対向する対向部を含み、前記調整部は、前記対向部と前記被調整部との距離を調整可能に構成されている。
本発明によれば、回転駆動されるシャッタ羽根の径方向に沿った断面における形状の調整に有利な技術が提供される。
本発明の第1実施形態のシャッタ装置の構成を示す図。 (a)は本発明の第2実施形態のシャッタ装置の構成を示す図、(b)は本発明の第3実施形態のシャッタ装置の構成を示す図。 シャッタ羽根の径方向に沿った断面におけるシャッタ羽根の形状を調整する作業を例示する図。 本発明の第4実施形態のシャッタ装置の構成を示す図。 本発明の第5実施形態のシャッタ装置の構成を示す図。 本発明の第6実施形態のシャッタ装置の構成を示す図。 比較例としてのシャッタ装置の構成を示す図。 比較例としてのシャッタ装置のシャッタ羽根の振動を説明する図。 本発明の一実施形態のリソグラフィー装置の構成を示す図。
図7を参照しながら比較例としてのシャッタ装置の構成を説明する。図7(a)は、平面図、図7(b)は側面図である。シャッタ装置20は、シャッタ羽根22、回転軸24を回転させる回転機構23、回転軸24にシャッタ羽根22を固定する固定部29を備えている。固定部29は、回転軸24に取り付けられたボス25と、ボス25にシャッタ羽根22を取り付けるための取り付け板26と、ボス25と取り付け板26とによってシャッタ羽根22が挟持されるように、取り付け板26をボス25に固定する締結ボルト27とを含む。
図8を参照しながら、図7に示されたシャッタ装置20におけるシャッタ羽根22の振動を説明する。G2は、シャッタ羽根22のうちボス25と取り付け板26とによって挟持された部分以外の部分の重心である。図8のaは、シャッタ羽根22が静止していて、重力によってシャッタ羽根22に反りXが発生している状態を示している。図8のbは、シャッタ羽根22が回転し始めて遠心力Fが発生している状態を示している。ここで、遠心力Fが重心G2にかかるものと見做すと、シャッタ羽根22の厚さ方向に分力F1がかかる。これにより、シャッタ羽根22に厚さ方向の変形X1が発生する。22’は、遠心力Fによって変形した状態のシャッタ羽根22を示している。
図8のcは、回転していたシャッタ羽根22の回転が止まり、再び回転が始まる状態を示している。回転が止まることによってシャッタ羽根22に作用する遠心力Fが無くなり、シャッタ羽根22は遠心力Fによって変形した状態22’から元の位置に戻ろうとする。この時、シャッタ羽根22には弾性が存在するため、瞬時に元の位置には戻らず、元の位置を超えて状態22”の位置まで変形する。これにより、遠心力によって変形した状態22’への変形と弾性変形によって変形した状態22”への変形を繰り返し、シャッタ羽根22が振動することになる。
また、シャッタ羽根22の反りXが大きくなるにつれて、シャッタ羽根22の振動の振幅が大きくなる。これは、シャッタ羽根22にかかる遠心力Fの分力F1がシャッタ羽根22の厚さ方向にかかっており、反りXが大きくなってシャッタ羽根22が回転面に対して角度を持つほど分力F1が大きくなるためである。
シャッタ羽根22の振動の振幅が大きくなると、シャッタ羽根22が他の部材、例えば、遮光版と干渉しうる。例えば、露光装置では、全閉状態における光の漏れが全開状態の光の約100万分の1以下であるような遮光能力が要求されうる。これを実現するために、シャッタ羽根22に近接させて遮光板を配置する必要がある。そのため、シャッタ羽根22の変形は、シャッタ羽根22と遮光板との干渉を引き起こしうる。
以下、本発明を例示的な実施形態を通して説明する。図1には、本発明の第1実施形態のシャッタ装置10の構成が示されている。図1(a)は斜視図、図1(b)は平面図、図1(c)は側面図、図1(d)は図1(c)のA−A断面図、図1(e)は図1(d)のBの拡大図である。シャッタ装置10は、シャッタ羽根12と、回転軸14を回転させる回転機構13と、回転軸14にシャッタ羽根12を固定する固定部1とを備えている。固定部1は、回転軸14に取り付けられたボス15と、ボス15にシャッタ羽根12を取り付けるための取り付け板16と、ボス15と取り付け板16とによってシャッタ羽根12が挟持されるように、取り付け板16をボス15に固定する締結ボルト17とを含む。ボス15は、締結ボルト11によって回転軸14に取り付けられうる。
シャッタ装置10は、更に、シャッタ羽根12の第1端(付け根)121と第2端(先端)122との間に位置する被調整部123の位置を調整するための調整部2を備えている。ここで、調整部2は、回転軸14の軸方向に平行な方向における被調整部123の位置を調整可能に構成される。固定部1は、シャッタ羽根12の被調整部123に対向する対向部151を含みうる。対向部151は、例えば、ボス15に設けられうる。あるいは、対向部151は、取り付け板16に設けられてもよい。調整部2は、対向部151とシャッタ羽根12の被調整部123との距離を調整するように構成される。
調整部2は、調整ネジ18を含み、調整ネジ18は、固定部1の対向部151によって保持され、かつ被調整部123に連結されうる。被調整部123は、雌ネジ12aを有し、調整ネジ18と被調整部123の雌ネジ12aとが係合した状態で調整ネジ18が回転されることによって、対向部151とシャッタ羽根12の被調整部123との距離が調整されうる。対向部151は、孔152を有する。調整ネジ18は、孔152を貫通するように配置され、ナット19と調整ネジ18の頭部とによって対向部151を挟むようにナット19を締め付けることによって調整ネジ18が対向部151に固定される。
以上のように、第1実施形態によれば、ナット19を緩めた状態で調整ネジ18を回転させることによってシャッタ羽根12の径方向(回転軸14の回転中心に対する放射方向)に沿った断面におけるシャッタ羽根12の形状を調整することができる。
図2(a)には、本発明の第2実施形態のシャッタ装置10の構成が示されている。第2実施形態のシャッタ装置10の構成として言及されない事項は、第1実施形態に従いうる。第2実施形態では、シャッタ羽根12は、貫通孔124を有する。貫通孔124は、調整ネジ18と係合しないように設けられている。調整ネジ18には、シャッタ羽根12の被調整部123を挟持するように配置された2つのナット191が取り付けられている。調整ネジ18に対する2つのナット191の位置を調整することによって、対向部151とシャッタ羽根12の被調整部123との距離が調整されうる。第2実施形態では、調整ネジ18に対する2つのナット191の位置の調整によってシャッタ羽根12の径方向に沿った断面におけるシャッタ羽根12の形状を調整することができる。
図2(b)には、本発明の第3実施形態のシャッタ装置10の構成が示されている。第3実施形態のシャッタ装置10の構成として言及されない事項は、第1実施形態に従いうる。第3実施形態では、対向部は、シャッタ羽根12の第1面125に対向する第1部分153と、シャッタ羽根12の第2面126に対向する第2部分161とを含む。第1部分153は、回転軸14に取り付けられたボス15に設けられうる。第2部分161は、取り付け板16に設けられうる。第1部分153と第2部分161とはシャッタ羽根12を介して互いに対向するように配置されうる。
調整部2は、第1部分153とシャッタ羽根12の第1面125との距離を調整する第1調整機構18aと、第2部分161とシャッタ羽根12の第2面126との距離を調整する第2調整機構18bとを含みうる。一例において、第1調整機構18aは、第1部分153に設けられた雌ネジと係合しシャッタ羽根12の第1面125に当接する雄ネジであり、ナット19の締め付けによって第1部分153に固定されうる。同様に、第2調整機構18bは、第2部分161に設けられた雌ネジと係合しシャッタ羽根12の第2面126と当接する雄ネジであり、ナット19の締め付けによって第2部分161に固定されうる。第3実施形態では、ナット19を緩めた状態で第1調整機構18aおよび第2調整機構18bを調整することによってシャッタ羽根12の径方向に沿った断面におけるシャッタ羽根12の形状を調整することができる。
以下、図3を参照しながら、調整部2を操作することによってシャッタ羽根12の径方向に沿った断面におけるシャッタ羽根12の形状を調整する作業を例示的に説明する。ここでは、代表的に第1実施形態のシャッタ装置10の調整部2の操作を説明する。図3(a)は平面図、図3(b)は図3(a)のD−D断面図である。反りが存在する状態12’のシャッタ羽根12は、ナット19を緩めて、調整ネジ18を回転させることで、シャッタ羽根12の厚さ方向に関して変形させることができる。一例において、反りが存在する状態12’のシャッタ羽根12の重心G1’を、回転軸14の軸方向と垂直であり、シャッタ羽根12のうちボス15と取り付け板16によって挟持された部分の厚さ方向の中心を通る回転面P上に移動させる。この状態でナット19を締め付けることによって調整ネジ18をボス15に固定する。これによってシャッタ羽根12の重心G1’が回転面P上の重心G1に移動し、径方向に沿った断面におけるシャッタ羽根12の形状の調整が終了する。シャッタ羽根12の重心を回転面Pに移動させることによって、遠心力のシャッタ羽根12の厚さ方向への分力が無くなり、シャッタ羽根12の振動を低減することができる。
第1乃至第3実施形態のシャッタ装置10は、更に、回転軸14の軸方向における固定部1とシャッタ羽根12との相対位置を調整するための部材として、例えば、シャッタ羽根12とボス15との間に挿入されるスペーサを有してもよい。
図4には、本発明の第4実施形態のシャッタ装置10の構成が示されている。図4(a)は、第4実施形態のシャッタ装置10の平面図、図4(b)は、図4(a)のE−E断面図である。第4実施形態のシャッタ装置10の構成として言及しない事項は、第1乃至第3の実施形態に従いうる。第4実施形態のシャッタ装置10は、複数の調整部、例えば、2つの調整部2a、2bを備える。第1の調整部2aは、シャッタ羽根12の第1端121と第2端122との間に位置する第1の被調整部123aの位置を調整する。第2の調整部2bは、第1端121と第2端122との間に位置する第2の被調整部123bの位置を調整する。第1、第2の調整部2a、2bは、第1乃至第3の実施形態における調整部2と同様の構成を有しうる。典型的には、第1端121と第1の被調整部123aとの距離と第1端121と第2の被調整部123bとの距離は互いに等しい。あるいは、回転軸14の回転中心と第1の被調整部123aとの距離と回転軸14の回転中心と第2の被調整部123bとの距離は互いに等しい。第4実施形態のシャッタ装置10では、シャッタ羽根12の径方向に沿った断面形状の他、シャッタ羽根12の周方向に沿った断面形状を調整することができる。
図4(b)において、12”は、シャッタ羽根12が周方向における断面が回転面Pからずれた状態(捻じれ変形を有する状態)を示している。複数の調整部2a、2bを設けることによって、シャッタ羽根12の複数の被調整部123a、123bの位置(厚さ方向の位置)を調整することができる。
第1乃至第4実施形態は、1つの回転機構13に対して1つのシャッタ羽根12が設けられた例であるが、1つの回転機構13に対して複数のシャッタ羽根が設けられてもよく、この場合、複数のシャッタ羽根のそれぞれに対して調整部が設けられうる。
図5には、本発明の第5実施形態のシャッタ装置10の構成が示されている。図5(a)は平面図、図5(b)は側面図である。第5実施形態の構成として言及しない事項は、第1乃至第4実施形態に従いうる。第5実施形態のシャッタ装置10は、シャッタ羽根12の状態(例えば、変形)を検知する検知部S1と、検知部S1による検知結果に基づいて調整部2を駆動する駆動部30と、駆動部30による調整部2の駆動を制御する制御部31とを備えうる。
検知部S1は、例えば、基準位置とシャッタ羽根12との距離またはその変化を検知するように構成されうる。制御部31は、検知部S1による検知結果に基づいて駆動部30による調整部2の駆動を制御するように構成されうる。制御部31は、例えば、目標形状からのシャッタ羽根12の形状のずれを低減するように構成されうる。あるいは、制御部31は、例えば、シャッタ羽根12の振動を低減するように構成されうる。検知部S1、駆動部30および制御部31による調整部2の調整は、シャッタ羽根12が静止している時のシャッタ羽根12の状態を検知部S1によって検知することによってなされうる。あるいは、検知部S1、駆動部30および制御部31による調整部2の調整は、シャッタ羽根12が動作している時のシャッタ羽根12の状態を検知部S1によって検知することによってなされうる。あるいは、あるいは、検知部S1、駆動部30および制御部31による調整部2の調整は、シャッタ羽根12が静止している時および動作している時のシャッタ羽根12の状態を検知部S1によって検知することによってなされうる。
図6には、本発明の第6実施形態のシャッタ装置10の構成が示されている。図6(a)は平面図、図6(b)は側面図である。第6実施形態は、第5実施形態の変形例あるいは具体化例である。第6実施形態は、検知部S1の代わりに、投光器S2eと、受光器S2rとを有し、投光器S2eから射出される光線を受光器S2rが受光する。例えば、投光器S2eから射出される光線が受光器S2rによって受光されれば、シャッタ羽根12の変形が許容範囲であると判断されうる。一方、投光器S2eから射出される光線が受光器S2rによって受光されなければ、シャッタ羽根12の変形が許容範囲外であると判断されうる。シャッタ羽根12の変形が許容範囲外であると判断されると、シャッタ羽根12の変形が許容範囲になるように駆動部30によって調整部2が駆動されうる。
図9には、リソグラフィー装置としての露光装置100の構成が示されている。露光装置100は、照明光学系IL、原版Rを駆動する原版駆動機構RD、投影光学系PO、基板を駆動する基板駆動機構SDを備えうる。原版Rのパターンは、照明光学系ILからの露光光によって照明され、投影光学系POによって基板Sに投影される。これによって、基板Sの上のフォトレジスト(感光材)が露光され、該フォトレジストに原版Rのパターンが潜像として転写される。照明光学系ILは、シャッタ装置10を含み、基板Sの露光(基板Sの上の感光材への光の照射)は、シャッタ装置10によって制御される。
リソグラフィー装置は、原版としてのモールドのパターンを基板の上のインプリント材(感光材)に転写するインプリント装置であってもよい。インプリント装置では、基板の上のインプリント材を硬化させるために光が使われ、インプリント材への光の照射がシャッタ装置10によって制御されうる。
上記のようなリソグラフィー装置は、半導体デバイス、表示デバイス、マイクロマシーン(MEMS)等の物品を製造する物品製造方法に使用されうる。物品製造方法は、リソグラフィー装置によって基板の上に原版のパターンを転写する転写工程と、該パターンが転写された基板を処理する処理工程とを含みうる。リソグラフィー装置が露光装置である場合、処理工程は、例えば、フォトレジストに転写されたパターン(潜像)を現像する現像工程を含みうる。リソグラフィー装置がインプリント装置である場合、処理工程は、例えば、硬化したインプリント材をエッチングするエッチング工程を含みうる。
10:シャッタ装置、11:締結ネジ、12:シャッタ羽根、13:回転機構、14:回転軸、15:ボス、16:取り付け板、17:締結ネジ、18:調整ネジ、19:ナット、1:固定部、2:調整部、121:第1端、122:第2端、123:被調整部、191:ナット

Claims (12)

  1. 回転軸を回転させる回転機構と、
    第1端および第2端を有するシャッタ羽根と、
    前記シャッタ羽根の前記第1端を前記回転軸に固定する固定部と、
    前記シャッタ羽根の前記第1端と前記第2端との間に位置する被調整部の位置を調整するための調整部と、を備え、
    前記固定部は、前記被調整部に対向する対向部を含み、
    前記調整部は、前記対向部と前記被調整部との距離を調整可能に構成されている、
    ことを特徴とするシャッタ装置。
  2. 前記調整部は、調整ネジを含み、前記調整ネジは、前記対向部によって保持され、かつ前記被調整部に連結される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシャッタ装置。
  3. 前記被調整部は、雌ネジを有し、前記調整ネジと前記被調整部の前記雌ネジとが係合した状態で前記調整ネジが回転されることによって前記距離が調整される、
    ことを特徴とする請求項2に記載のシャッタ装置。
  4. 前記調整ネジには、前記被調整部を挟持するように配置された2つのナットが取り付けられていて、前記調整ネジに対する前記2つのナットの位置を調整することによって前記距離が調整される、
    ことを特徴とする請求項2に記載のシャッタ装置。
  5. 前記調整ネジは、前記対向部に設けられた孔を貫通し、前記調整ネジとナットとによって前記対向部が挟持されている、
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のシャッタ装置。
  6. 前記対向部は、前記シャッタ羽根の第1面に対向する第1部分と、前記シャッタ羽根の第2面に対向する第2部分とを含み、前記第1部分と前記第2部分とは前記シャッタ羽根を介して互いに対向し、
    前記調整部は、前記第1部分と前記シャッタ羽根の前記第1面との距離を調整する第1調整機構と、前記第2部分と前記シャッタ羽根の前記第2面との距離を調整する第2調整機構と、を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシャッタ装置。
  7. 前記第1端と前記第2端との間に位置する第2の被調整部の位置を調整する第2の調整部を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシャッタ装置。
  8. 前記第1端と前記被調整部との距離と前記第1端と前記第2の被調整部との距離とが互いに等しい、
    ことを特徴とする請求項7に記載のシャッタ装置。
  9. 前記回転軸の軸方向における前記固定部と前記シャッタ羽根との相対位置を調整するための部材を更に含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシャッタ装置。
  10. 前記シャッタ羽根の状態を検知する検知部と、
    前記調整部を駆動する駆動部と、
    前記検知部による検知結果に基づいて前記駆動部による前記調整部の駆動を制御する制御部と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシャッタ装置。
  11. 基板の上に原版のパターンを転写するリソグラフィー装置であって、
    請求項1乃至10のいずれか1項に記載のシャッタ装置を備え、
    前記シャッタ装置は、基板の上の感光材に対する光の照射を制御するように構成されている、
    ことを特徴とするリソグラフィー装置。
  12. 請求項11に記載のリソグラフィー装置によって基板の上に原版のパターンを転写する転写工程と、
    該パターンが転写された基板を処理する処理工程と、
    を含むことを特徴とする物品製造方法。
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