JP2018044625A - バランサシステムの同期歯車 - Google Patents

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Abstract

【課題】バランサシステムの同期歯車において、高い荷重を受ける歯のみを高強度化して信頼性を向上するとともに、他の歯を軽量化して歯車全体として軽量化する。【解決手段】高強度材料で形成された高強度歯部と、樹脂材料で形成された樹脂製歯部と、樹脂材料で形成された樹脂製支持部と、を含む、バランサシステムの同期歯車を用いる。【選択図】図3

Description

本発明は、バランサシステムの同期歯車に関する。
近年の自動車においては、ディーゼルエンジンの利用が増えていること、ピストンの大径化およびロングストローク化が進んでいることから、エンジンの振動が増大する傾向にある。このため、エンジンの振動を低減する技術が多く提案されている。それらの中で、アクティブに振動を低減するための機構として、2本の偏芯軸とこれらを回転駆動する同期歯車とで構成されるバランサシステムがある。
バランサシステムの同期歯車には、鋼製歯車が用いられることが多いが、騒音が大きいことや、軽量化が困難なことなどが課題となることがある。
特許文献1には、金属製のブッシュと、フェノール樹脂を含浸した補強材からなる歯部構成部材と、を備えたフェノール樹脂製歯車が開示されている。
特許文献2には、第1のギヤに向き合うよう取り付けられた第2のギヤにストッパゴムを有し、第1のギヤに設けられた凹部を有し、凹部は、潤滑油が溜まる部分であってストッパゴムに向き合うよう形成されたものである、ギヤ装置のダンパ構造が開示されている。
特許文献3には、歯部を含むギヤ外周部が、高弾性率かつ高強度の樹脂材からなる内芯部と、内芯部を覆う低弾性率の樹脂材からなる表層部で構成されている樹脂ギヤが開示されている。
特開平02−241729号公報 特開2014−74467号公報 特開2008−151277号公報
特許文献1に記載されているフェノール樹脂製歯車は、歯車の回転方向においては、樹脂及び補強材が一様に分布した構成であり、歯車が受けるトルクが変動する場合に、トルクが大きくなる時に生じる歯車内部の応力や衝撃音に対応する構成ではなかった。
特許文献2に記載されている構成では、部品点数が多くコスト増が不可避であること、エラストマが劣化して破損した場合は歯車の回転が大きく乱れることなどが課題となる可能性がある。
特許文献3に記載されている構成では、エラストマが劣化して破損した場合には、歯車の回転が大きく乱れること、歯車の軸方向の拘束がなくなることなどが課題となる可能性がある。
バランサシステムでは、クランクと同期歯車が同期して回転するため、クランクの回転と同期して変動するトルクが最大となる瞬間にかみ合う同期歯車の歯は毎回同じとなる。このことから、歯車の強度に対して過負荷となる運転を続けると、上述したトルク最大の瞬間にかみ合う歯が損傷する可能性が高い。
本発明の目的は、前述の点に鑑みてなされたものであり、バランサシステムの同期歯車において、高い荷重を受ける歯のみを高強度化して信頼性を向上するとともに、他の歯を軽量化して歯車全体として軽量化することにある。
本発明のバランサシステムの同期歯車は、高強度材料で形成された高強度歯部と、樹脂材料で形成された樹脂製歯部と、樹脂材料で形成された樹脂製支持部と、を含む。
本発明によれば、バランサシステムの同期歯車において、高い荷重を受ける歯のみを高強度化して信頼性を向上することができ、かつ、他の歯を軽量化して歯車全体として軽量化することができる。
バランサシステムの同期歯車の配置を示す概略図である。 バランサシステムの同期歯車におけるトルク変動と同期歯車のかみ合い位置との関係を示す図である。 実施例1の同期歯車を示す正面図である。 実施例2の同期歯車を示す正面図である。 実施例3の同期歯車を示す正面図である。 実施例4の同期歯車を示す正面図である。 実施例5の同期歯車の歯部を示す部分拡大断面図である。 実施例6の同期歯車の歯部を示す部分拡大断面図である。 実施例7の同期歯車の歯部を示す部分拡大斜視図である。 実施例8の同期歯車の歯部を示す部分拡大斜視図である。 実施例9の同期歯車の歯部を示す部分拡大斜視図である。
本発明は、自動車等のエンジンに付設されるバランサシステム(「バランサギヤシステム」ともいう。)の構成要素である同期歯車に関するものであり、特に、偏芯軸を回転駆動する同期歯車に関するものである。
最初に、エンジンのピストンに接続されたクランクシャフトに付設されたバランサシステムの同期歯車について説明する。
図1は、エンジンからバランサシステムの同期歯車までの主な構成要素を示したものである。
本図において、エンジン1は、4気筒の往復動式内燃機関のうちの1つを表している。エンジン1のシリンダ2には、ピストン10が設置されている。ピストン10のピストンピン11には、コネクティングロッド12の小端部13が回動可能に結合されている。コネクティングロッド12の大端部14は、クランクシャフト20のクランクピン21に回動可能に結合されている。
クランクシャフト20は、クランクピン21とクランクアーム22とクランクジャーナル23とカウンタウェイト24とを含む。クランクピン21は、クランクアーム22と結合されている。また、クランクアーム22は、クランクジャーナル23と結合されている。クランクジャーナル23は、クランクベアリング4により回転可能に支持されている。クランクシャフト20には、フライホイール30が取り付けられている。フライホイール30の外周部には、図示しない歯列が形成されている。この歯列には、図示しないスタータのギヤがかみ合うように配置されている。
クランクシャフト20には、更に駆動歯車40が取り付けられている。駆動歯車40には、同期歯車50aがかみ合うように配置されている。さらに、同期歯車50aには、同期歯車50bがかみ合うように配置されている。同期歯車50a、50bは、駆動歯車40の半分の直径を有している。
シリンダ2の内部における燃料の爆発に伴い、ピストン10は、一点鎖線で示すY軸方向に往復運動をする。4気筒の往復動式内燃機関の場合、駆動歯車40が1回転する間に2回爆発が起こるため、同期歯車50a、50bは、駆動歯車40が半回転する間に1回転する。同期歯車50a、50bが1回転する間に爆発が1回発生するため、爆発によって発生する大きなトルクを受ける同期歯車50a、50bの歯は、毎回同じである。
このようにバランサシステムの同期歯車が受けるトルクについて更に説明する。
図2は、バランサシステムの同期歯車におけるトルクの経時変化のグラフと、それに対応する2つの同期歯車のかみ合い位置と、を示したものである。
本図のグラフにおいて、横軸には、同期歯車が回転している状態における時間を、縦軸には、同期歯車が受けるトルクをとっている。
エンジンのシリンダ内の爆発によって発生するトルク(変動トルク)は、本図のグラフに示すように、パルス的である。トルクが最大となる時、2つの同期歯車101の同じ歯が接触する。このトルクは、同期歯車101の周方向に歯を押す力である。トルクが最小となる時、最大トルクを受ける歯は、最も離れた状態となる。
以下、実施例を用いて具体的な歯車の構成について説明する。
図3は、本実施例のバランサシステムの同期歯車(バランサシステム用同期歯車)を示したものである。
本図において、同期歯車101は、軸との嵌め合い部となる鋼製円環102と、鋼製円環102(単に「円環」ともいう。)と一体で径方向へ延長された鋼製歯車構造部103(「鋼製支持部」又は「高強度支持部」ともいう。)と、鋼製歯車構造部103と一体の鋼製歯104(「鋼製歯部」又は「高強度歯部」ともいう。)と、鋼製円環102と当接した樹脂歯車構造部105(樹脂製支持部)と、樹脂歯車構造部105と一体の樹脂歯106(樹脂製歯部)と、で構成されている。言い換えると、樹脂歯車構造部105及び樹脂歯106は、一体成形されたものである。ここで、同一の材料で形成されかつ互いに接触している部分は、それぞれ1つの部品として鋳造、鍛造、削り出し、焼結、粉末冶金又は成形をすることにより作製することができる。本実施例においては、鋼製歯104、鋼製歯車構造部103及び鋼製円環102は、一体物である。よって、鋼製円環102、鋼製歯車構造部103及び鋼製歯104は、1つの部品として作製することができる。また、樹脂歯車構造部105及び樹脂歯106は、1つの部品として作製することができる。このようにして作製した方が製造コストの面で有利となる。なお、鋼製円環102を除く、鋼製歯104及び鋼製歯車構造部103を一体物としてもよい。また、鋼製円環102、鋼製歯104及び鋼製歯車構造部103をそれぞれ別々に作製した後、組み合わせてもよい。この場合、別々に作製した部品をねじ止めや溶接により結合してもよいし、キーを用いた嵌め合わせにより結合してもよい。
なお、樹脂歯車構造部105及び樹脂歯106を構成する樹脂材料としては、アラミド繊維強化樹脂等が用いられる。
2つの同期歯車101をバランサギヤに組み込む際には、クランクトルクが最大となる位相で鋼製歯104が合致するように組みつける。同期歯車101の回転中心を基準としたとき、鋼製歯104全体の開き角は、30〜45度が望ましく、30〜40度が望ましい。
以上の構成において、エンジンを回転駆動し、同期歯車101を回転させると、図2に示すように、トルクが最大となる位相では鋼製歯104がかみ合い、トルクが小さい範囲では樹脂歯106がかみ合うこととなる。これにより、クランクの回転に同期したトルク変動に対し、トルクが大きい範囲では鋼製歯104が動力を伝達し、トルクが小さい範囲では樹脂歯106が動力を伝達するようになる。このため、樹脂歯106に過負荷が作用することを抑制することができ、かつ、樹脂歯106がかみ合う範囲においては、騒音を抑制する効果が得られる。
本実施例においては、駆動歯車に接続される2つの同期歯車が、鋼と樹脂材料とで構成される場合について説明したが、一方の同期歯車は、全体が鋼製の歯車であってもよい。
また、本実施例においては、同期歯車101の一部を鋼製としたが、これに限定されるものではなく、本実施例において鋼製とした部分は、樹脂歯106を構成する樹脂材料よりも高強度を有する金属、樹脂材料、セラミックス等で形成してもよい。高強度の樹脂材料としては、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)、ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)等がある。なお、樹脂歯106を構成する樹脂材料よりも高強度を有する金属、樹脂材料、セラミックス等は、本明細書においては「高強度材料」と総称することにする。高強度材料は、樹脂歯106を構成する樹脂材料よりも強度が高い材料である。
また、本実施例においては、鋼製歯104の寸法は、歯の幅及び厚さと同一としているが、これに限定されるものではなく、鋼の部分の寸法を歯の幅又は厚さよりも小さくし、一部を樹脂材料で構成してもよい。また、鋼製歯車構造部103の厚さも、歯の厚さと同一としているが、これに限定されるものではなく、鋼の部分の寸法を歯の厚さよりも小さくし、一部を樹脂材料で構成してもよい。
また、本実施例においては、鋼製歯車構造部103の形状は、扇形状としているが、これに限定されるものではなく、矩形状でもよいし、歯部に向かって幅が狭くなる形状であってもよい。
さらに、強度が十分であれば、鋼製歯車構造部103の一部に貫通孔又は凹部を設けてもよい。これにより、同期歯車101を軽量化することができる。
なお、本発明は、鋼製歯車構造部103を有しない構成であっても成り立つ。
図4は、本実施例のバランサシステムの同期歯車を示したものである。
実施例1と異なる点についてのみ説明する。
本図においては、樹脂歯車構造部105の一部にエラストマ111が埋め込まれている。エラストマ111は、円柱形状であり、樹脂歯車構造部105を貫通している。言い換えると、樹脂歯車構造部105の貫通孔にエラストマ111が埋め込まれている。
なお、変形例としては、エラストマ111が樹脂歯車構造部105を貫通しない構成がある。すなわち、樹脂歯車構造部105に設けた凹部に、本図に示す形状のエラストマ111を埋め込んだ構成としてもよい。
また、本図においては、エラストマ111の形状を円柱形状としたが、エラストマ111の形状は、これに限定されるものではなく、例えば、三角形状、四角形状その他の多角形状としてもよい。また、楕円形状、ドーナツ形状等であってもよい。エラストマ111としては、ニトリルゴム、シリコーンゴム等が挙げられるが、これに限定されるものではない。
本実施例においては、エラストマ111を90度ごとに付設しているが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えばエラストマ111を鋼製歯車構造部103の近くに多く配置するように、エラストマ111を偏った配置としてもよい。また、本実施例においては、エラストマ111は、樹脂歯車構造部105のみと接触している。
樹脂歯車構造部105の貫通孔又は凹部は、金型を用いて樹脂歯車構造部105を成形する際、金型に貫通孔又は凹部に対応する凸部等を設けることにより、自在に形成することができる。もちろん、成形後、ドリル等により加工することにより、貫通孔又は凹部を設けてもよい。
図5は、本実施例のバランサシステムの同期歯車を示したものである。
実施例2と異なる点についてのみ説明する。
本図においては、エラストマ121の形状を円弧形状としている。エラストマ121は、樹脂歯車構造部105に設けた溝部に埋め込んでもよいし、樹脂歯車構造部105の裏面まで貫通した構造としてもよい。
なお、本図においては、エラストマ121の形状を連続的な円弧形状としたが、エラストマ121の形状は、これに限定されるものではなく、例えば、途切れ途切れの円弧形状としてもよい。
図6は、本実施例のバランサシステムの同期歯車を示したものである。
実施例3と異なる点についてのみ説明する。
本図においては、エラストマ131の形状を円環形状としている。エラストマ131は、樹脂歯車構造部105だけでなく、鋼製歯車構造部103に設けた溝部にも埋め込まれている。
以下、1つの歯部が高強度歯部及び樹脂製歯部を含む例について説明する。
図7は、本実施例のバランサシステムの同期歯車の歯部を拡大して示したものである。
本図においては、歯部151は、鋼製歯部152の表面全体を樹脂歯部153で覆った構成を有する。
図8は、本実施例のバランサシステムの同期歯車の歯部を拡大して示したものである。
本図においては、歯部151は、鋼製歯部152の表面の一部を樹脂歯部153で覆った構成を有する。歯部151のうち変動トルクを受ける側の面は、最も高い強度を要求されるため、鋼が露出した構成としてある。
また、変形例として、歯部151のうち変動トルクを受ける側の面に樹脂歯部153を設けてもよい。この場合、樹脂材料が変動トルクを受けるため、衝突の際に発生する騒音を低減することができる。
図9は、本実施例のバランサシステムの同期歯車の歯部を拡大して示したものである。
本図においては、歯部151の厚さ方向に鋼製歯部152を樹脂歯部153で挟み込んだ構成を有する。この場合において、鋼製歯部152の幅及び高さを樹脂歯部153よりも小さくすることにより、鋼の衝突を避け、騒音を低減することができる。この場合における鋼製歯部152と樹脂歯部153との幅及び高さの差は、0.1〜0.2mm程度でも有効である。
図10は、本実施例のバランサシステムの同期歯車の歯部を拡大して示したものである。
本図においては、歯部151の厚さ方向において、樹脂歯部153を鋼製歯部152で挟み込んだ構成を有する。言い換えると、鋼製歯部152の厚さ方向の中央部に凹部を設け、その凹部に樹脂歯部153を充填した構成である。この場合においても、鋼製歯部152の幅及び高さを樹脂歯部153よりも小さくすることにより、鋼の衝突を避け、騒音を低減することができる。
図11は、本実施例のバランサシステムの同期歯車の歯部の端面(同期歯車の回転軸から最も遠い部分)を拡大して示したものである。
本図においては、歯部151の芯に十字形状の鋼製歯部152を設け、歯部151の四隅に樹脂歯部153を設けた構成を有する。この場合においても、鋼製歯部152の幅及び高さを樹脂歯部153よりも小さくすることにより、鋼の衝突を避け、騒音を低減することができる。
1:エンジン、2:シリンダ、10:ピストン、11:ピストンピン、12:コネクティングロッド、13:小端部、14:大端部、20:クランクシャフト、21:クランクピン、22:クランクアーム、23:クランクジャーナル、24:カウンタウェイト、30:フライホイール、40:駆動歯車、50a、50b、101:同期歯車、102:鋼製円環、103:鋼製歯車構造部、104:鋼製歯、105:樹脂歯車構造部、106:樹脂歯、111、121、131:エラストマ。

Claims (15)

  1. 高強度材料で形成された高強度歯部と、
    樹脂材料で形成された樹脂製歯部と、
    樹脂材料で形成された樹脂製支持部と、を含む、バランサシステムの同期歯車。
  2. 請求項1記載のバランサシステムの同期歯車であって、
    さらに、高強度材料で形成された高強度支持部を含む、バランサシステムの同期歯車。
  3. 請求項1記載のバランサシステムの同期歯車であって、
    さらに、軸との嵌め合い部である円環を含み、
    前記円環は、高強度材料で形成されている、バランサシステムの同期歯車。
  4. 請求項2記載のバランサシステムの同期歯車であって、
    さらに、軸との嵌め合い部である円環を含み、
    前記円環は、高強度材料で形成されている、バランサシステムの同期歯車。
  5. 請求項4記載のバランサシステムの同期歯車であって、
    前記高強度歯部、前記高強度支持部及び前記円環は、一体物である、バランサシステムの同期歯車。
  6. 請求項4又は5に記載のバランサシステムの同期歯車であって、
    前記高強度歯部の幅又は厚さは、前記高強度支持部の幅又は厚さよりも小さい、バランサシステムの同期歯車。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のバランサシステムの同期歯車であって、
    前記高強度材料は、前記樹脂材料よりも強度が高い材料である、バランサシステムの同期歯車。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のバランサシステムの同期歯車であって、
    前記高強度材料は、鋼である、バランサシステムの同期歯車。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載のバランサシステムの同期歯車であって、
    さらに、前記樹脂製支持部に埋め込まれたエラストマを含む、バランサシステムの同期歯車。
  10. 請求項9記載のバランサシステムの同期歯車であって、
    前記エラストマは、円柱形状、円環形状、円弧形状、多角形状又は楕円形状である、バランサシステムの同期歯車。
  11. 請求項9又は10に記載のバランサシステムの同期歯車であって、
    前記エラストマは、偏って配置されている、バランサシステムの同期歯車。
  12. 請求項9〜11のいずれか一項に記載のバランサシステムの同期歯車であって、
    前記エラストマは、前記樹脂製支持部のみと接触している、バランサシステムの同期歯車。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載のバランサシステムの同期歯車であって、
    前記樹脂製支持部及び前記樹脂製歯部は、一体成形されたものである、バランサシステムの同期歯車。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載のバランサシステムの同期歯車であって、
    前記樹脂材料は、アラミド繊維強化樹脂である、バランサシステムの同期歯車。
  15. 請求項1〜14のいずれか一項に記載のバランサシステムの同期歯車であって、
    1つの歯部が前記高強度歯部及び前記樹脂製歯部を含む、バランサシステムの同期歯車。
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