JP2018043864A - マンコンベア - Google Patents

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Abstract

【課題】ステップとスカートガードとの間に異物が挟まることを低減できるマンコンベアを提供する。【解決手段】マンコンベアは、スカートガード17及びステップを備える。ステップは、踏み板21、支持部材、従動ローラ、ファン30及び連動装置を備える。支持部材は、踏み板21を支持する。従動ローラは、支持部材に対して回転可能に設けられる。ファン30は、踏み板21とスカートガード17との隙間25に下方から風を送る。連動装置は、従動ローラが回転することによってファン30を回転させる。【選択図】図6

Description

この発明は、マンコンベアに関する。
特許文献1に、マンコンベアが記載されている。特許文献1に記載されたマンコンベアは送風機を備える。送風機からの風は、スカートガードに形成されたスリットから吹き出される。
特開2013−67488号公報
特許文献1に記載されたマンコンベアでは、風の吹き出し口がスカートガードに形成される。このため、吹き出し口の一部はステップより高い位置に配置される。ステップの上から風が吹き付けられるため、ステップとスカートガードとの間にスカート等の異物が入り込み易いといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされた。この発明の目的は、ステップとスカートガードとの間に異物が挟まることを低減できるマンコンベアを提供することである。
この発明に係るマンコンベアは、スカートガードと、スカートガードに沿って移動するステップと、を備える。ステップは、踏み板と、踏み板を支持する支持部材と、支持部材に対して回転可能に設けられた第1ローラと、踏み板とスカートガードとの隙間に下方から風を送るためのファンと、第1ローラが回転することによってファンを回転させる連動装置と、を備える。
この発明に係るマンコンベアは、スカートガードと、スカートガードに沿って移動するステップと、を備える。ステップは、踏み板と、踏み板を支持する支持部材と、支持部材に対して回転可能に設けられた第1ローラと、第1ローラが回転することによって圧縮空気が送られるボンベと、ボンベ内の圧縮空気を踏み板とスカートガードとの隙間に下方から送るためのダクトと、を備える。
この発明に係るマンコンベアは、スカートガードと、スカートガードに沿って移動するステップと、を備える。ステップは、踏み板と、踏み板とスカートガードとの隙間に進入した異物の存在を検出するためのセンサと、ボンベと、センサによって異物の存在が検出されると、ボンベ内の圧縮空気を隙間に下方から吹き付ける弁装置と、を備える。
この発明に係るマンコンベアは、スカートガードと、スカートガードに沿って移動するステップと、を備える。ステップは、踏み板と、踏み板とスカートガードとの隙間に進入した異物が接触することによって特定の方向に変位する可動体と、ボンベと、可動体が特定の方向に変位すると、ボンベ内の圧縮空気を隙間に下方から吹き付ける弁装置と、を備える。
この発明に係るマンコンベアであれば、ステップとスカートガードとの間に異物が挟まることを低減できる。
この発明の実施の形態1におけるマンコンベアの例を示す断面図である。 ステップの例を示す図である。 ステップの例を示す図である。 ステップの例を示す図である。 送風装置の例を示す図である。 送風装置の他の例を示す図である。 送風装置の他の例を示す図である。 ダクトの先端部分を示す図である。 この発明の実施の形態2におけるマンコンベアの例を示す図である。 ステップの例を示す図である。 送風装置の他の例を示す図である。 送風装置の詳細を示す図である。 送風装置の詳細を示す図である。 制御装置のハードウェア構成を示す図である。
添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1におけるマンコンベアの例を示す断面図である。図1は、マンコンベアの一例としてエスカレーターを示す。動く歩道といったマンコンベアの他の例については、具体的な説明を省略する。
エスカレーターのトラス1は、上下の階床間に掛け渡される。トラス1は、エスカレーターの自重及び積載荷重を支持する。エスカレーターの乗客は、上下の階床間を移動する際にステップ2に乗る。図2から図4は、ステップ2の例を示す図である。図2は、図1のA方向からステップ2を見た図である。図4は、ステップ2のみを示す側面図である。
乗降口3の下方に、機械室4が形成される。機械室4は、トラス1の上方の端部に形成された空間である。機械室4に、例えば電動機5、減速機6及び制御装置7が設けられる。電動機5は、ステップ2を駆動するための駆動力を発生する。制御装置7は、マンコンベアの運転を制御する。例えば、電動機5の制御は、制御装置7によって行われる。機械室4に設けられた軸8にスプロケット9が設けられる。スプロケット9にステップチェーン10が巻き掛けられる。ステップチェーン10は無端状である。
乗降口11の下方に、機械室12が形成される。機械室12は、トラス1の下方の端部に形成された空間である。機械室12に、例えば張力装置13が設けられる。機械室12に設けられた軸14にスプロケット15が設けられる。スプロケット15にステップチェーン10が巻き掛けられる。ステップチェーン10は、スプロケット9が回転することにより、スプロケット9の回転方向に応じた方向にトラス1内を移動する。
ステップチェーン10にステップ軸16が設けられる。ステップ2は、ステップ軸16に取り付けられる。多数のステップ2がステップチェーン10に連結されることにより、上部の乗降口3から下部の乗降口11に亘ってステップ2が隙間なく配置される。
ステップ2の両側に、スカートガード17が配置される。即ち、往路側のステップ2はスカートガード17の間に配置される。ステップ2は、スカートガード17に沿って移動する。ステップ2の移動は、レール18及びレール19によって案内される。レール18は、トラス1に支持される。レール19は、トラス1に支持される。ステップ軸16の各端部に、駆動ローラ20が回転可能に設けられる。駆動ローラ20は、レール18の上向きの面を転がる。
ステップ2は、基本構成として例えば踏み板21、ライザ22、支持部材23及び従動ローラ24を備える。
踏み板21は、エスカレーターの乗客が移動する際に実際に乗る板状の部材である。ライザ22は、ステップ2のうち蹴上げに相当する部分である。ライザ22は踏み板21の縁から下方に延びる。支持部材23は、踏み板21及びライザ22を支持する。例えば、踏み板21及びライザ22は、ボルトによって支持部材23に固定される。また、支持部材23は、ステップ軸16に設けられる。ステップチェーン10が移動すると、ステップ軸16に引かれてステップ2が移動する。
従動ローラ24は、支持部材23に対して回転可能に設けられる。例えば、従動ローラ24は、支持部材23に支持される。従動ローラ24は、レール19の上向きの面を転がる。従動ローラ24がレール19を転がり、且つ駆動ローラ20がレール18を転がることにより、ステップ2の移動が案内される。
踏み板21とスカートガード17との間に、隙間25が形成される。隙間25にはスカート等の衣類が入り込み易い。隙間25に衣類等の異物が入り込むことを防止するため、ステップ2は、上記基本構成に加えて送風装置26を更に備える。送風装置26は、踏み板21の下方に配置される。送風装置26は、例えば支持部材23に支持される。
図5は、送風装置26の例を示す図である。図5は、従動ローラ24が回転体27及び軸28を備える例を示す。レール19には回転体27が接触する。回転体27は軸28に固定される。軸28は回転体27と共に回転する。従動ローラ24は、例えばベアリング29を介して支持部材23に設けられる。
送風装置26は、例えばファン30及び連動装置31を備える。ファン30は、隙間25に下方から風を送るための装置である。ファン30は、例えば支持部材23に設けられる。ファン30を踏み板21に設けても良い。
連動装置31は、ファン30を従動ローラ24に連動させるための装置である。連動装置31は、従動ローラ24が回転することによってファン30を回転させる。連動装置31の機能により、従動ローラ24の回転時に隙間25に風を送ることができる。
図5は、連動装置31がかさ歯車32、かさ歯車33、かさ歯車34、かさ歯車35、軸36及び軸37を備える例を示す。軸28の端部にかさ歯車32が設けられる。軸36の一方の端部にかさ歯車33が設けられる。かさ歯車33はかさ歯車32に噛み合う。これにより、軸28が回転すると軸36が回転する。軸36の他方の端部にかさ歯車34が設けられる。軸37の一方の端部にかさ歯車35が設けられる。かさ歯車35はかさ歯車34に噛み合う。これにより、軸36が回転すると軸37が回転する。例えば、ファン30は軸37に設けられる。ファン30は、軸37が回転することによって回転する。
本実施の形態に示す例では、従動ローラ24が回転すると、ファン30からの風が隙間25に送られる。ファン30から送られる風によって、スカート等の異物が隙間25に入り込むことを防止できる。このため、本実施の形態に示すマンコンベアであれば、ステップ2とスカートガード17との間に異物が挟まることを低減できる。
スカート等の異物が隙間25に入り込むことを防止するためには、隙間25に下方から風を送る必要がある。ファン30からの風を隙間25に直接送る場合は、ファン30を上向き或いは斜め上向きに配置すれば良い。ファン30を斜め上向きに配置し、且つファン30からの風をスカートガード17に斜めに当てることにより、隙間25に風を送っても良い。
図6は、送風装置26の他の例を示す図である。図6に示す例では、送風装置26は、ファン30及び連動装置31に加えて案内部材38を更に備える。案内部材38は、ファン30からの風を隙間25に導くための部材である。図6は、案内部材38が板状である例を示す。案内部材38は、例えばファン30よりスカートガード17寄りに配置される。ファン30からの風を案内部材38によって隙間25に導くことができれば、ファン30の向きを支持部材23への取り付け等を考慮して設定することができる。
図7は、送風装置26の他の例を示す図である。図7に示す例では、送風装置26は、例えばボンベ39、ダクト40及びコンプレッサ41を備える。
ボンベ39に、圧縮空気が溜められる。ボンベ39は、踏み板21の下方に配置される。ボンベ39は例えば支持部材23に設けられる。ボンベ39を踏み板21に設けても良い。ボンベ39にダクト40が接続される。ダクト40は、踏み板21の下方に配置される。ダクト40は、ボンベ39から踏み板21の端に向かって延びる。ダクト40は、例えば支持部材23に設けられる。ダクト40を踏み板21に設けても良い。図8は、ダクト40の先端部分を示す図である。ダクト40の先端部分は、例えば図8に示すように、隙間25に向けて斜め上向きに曲げられる。ボンベ39内の圧縮空気は、ダクト40を通り、隙間25に下方から送られる。
コンプレッサ41は、空気を圧縮する。コンプレッサ41によって圧縮された空気は、ボンベ39に送られる。コンプレッサ41は、例えば従動ローラ24の軸28が回転することによって駆動する。即ち、従動ローラ24が回転することにより、圧縮空気がボンベ39に送られる。図7に示す例でも、従動ローラ24の回転時に隙間25に風を送ることができる。ダクト40から送られる風によって、スカート等の異物が隙間25に入り込むことを防止できる。このため、図6及び図7に示す例でも、ステップ2とスカートガード17との間に異物が挟まることを低減できる。
実施の形態2.
実施の形態1では、従動ローラ24の回転を利用して隙間25に風を送る例について説明した。実施の形態1に示す例では、隙間25にスカート等の異物が存在していない時も隙間25に風が送られる。本実施の形態では、隙間25に異物が存在する場合に、その異物がステップ2とスカートガード17との間に挟まってしまう前に隙間25に風を送る例について説明する。
図9は、この発明の実施の形態2におけるマンコンベアの例を示す図である。図9は、図1のA方向からステップ2を見た図である。図9では、踏み板21の一部の記載を省略している。図10は、ステップ2の例を示す図である。本実施の形態では、実施の形態1で開示した例と相違する点について詳しく説明する。本実施の形態に示す例において、ステップ2以外のマンコンベアの構成は、実施の形態1で開示した例と同様である。また、ステップ2の基本構成は、実施の形態1で開示した例と同様である。図9では、支持部材23及び従動ローラ24の記載を省略している。
上述したように、踏み板21とスカートガード17との間に、隙間25が形成される。隙間25にはスカート等の衣類が入り込み易い。隙間25に入り込んだ衣類等の異物が踏み板21とスカートガード17との間に挟まることを防止するため、ステップ2は、基本構成に加えて送風装置42を更に備える。送風装置42は、踏み板21の下方に配置される。送風装置42は、例えば支持部材23に支持される。
送風装置42は、例えばボンベ43、ダクト44、弁装置45、制御器46及び荷重センサ47を備える。
ボンベ43に、圧縮空気が溜められる。ボンベ43は、踏み板21の下方に配置される。ボンベ43は例えば支持部材23に設けられる。ボンベ43を踏み板21に設けても良い。ボンベ43にダクト44が接続される。ダクト44は、踏み板21の下方に配置される。ダクト44は、ボンベ43から踏み板21の端に向かって延びる。ダクト44は、例えば支持部材23に設けられる。ダクト44を踏み板21に設けても良い。
弁装置45は、ダクト44の先端部分に設けられる。弁装置45が開いていれば、ボンベ43内の圧縮空気は、ダクト44を通り、隙間25に下方から送られる。弁装置45が閉じていれば、ボンベ43内の圧縮空気は隙間25に送られない。弁装置45の開閉は、制御器46によって制御される。制御器46は、踏み板21の下方に配置される。制御器46は、例えば支持部材23に設けられる。制御器46を踏み板21に設けても良い。
荷重センサ47は、隙間25に進入した衣類等の異物の存在を検出するためのセンサの一例である。荷重センサ47は、踏み板21の下方で、スカートガード17に対向するように配置される。荷重センサ47は、基準値以上の荷重を検出することにより、隙間25に異物が存在することを検出する。上記基準値は予め設定される。制御器46は、荷重センサ47によって異物の存在が検出されると、弁装置45に開信号を出力する。弁装置45は、制御器46から開信号を受信することによって一定時間開放される。これにより、ボンベ43内の圧縮空気が隙間25に下方から吹き付けられる。送風装置42は、案内部材38と同様の機能を有する案内部材を備えても良い。
マンコンベアは、例えば、スカートガード17の変位を検出するセンサ48を備える。制御装置7は、基準値以上の変位がセンサ48によって検出されると、運転を停止させる。例えば、制御装置7は、基準値以上の変位がセンサ48によって検出されると、ステップ2を停止させる。上記基準値は予め設定される。送風装置42の荷重センサ47は、例えば、基準値以上の変位がセンサ48によって検出される前に隙間25に異物が存在することを検出する。荷重センサ47によるこの機能は、例えば、荷重センサ47が異物の存在を検出する上記基準値の設定によって実現される。
図11は、送風装置42の他の例を示す図である。図12及び図13は、送風装置42の詳細を示す図である。図13は、図12のB−B方向からステップ2を見た図である。図11から図13では、支持部材23及び従動ローラ24の記載を省略している。図11から図13は、送風装置42が電気的な機器を備えていない例を示す。図11から図13に示す例では、送風装置42は、例えばボンベ43、ダクト44、弁装置49及び可動体50を備える。
ボンベ43に、圧縮空気が溜められる。ボンベ43は、踏み板21の下方に配置される。ボンベ43は例えば支持部材23に設けられる。ボンベ43にダクト44が接続される。ダクト44は、踏み板21の下方に配置される。ダクト44は、ボンベ43から踏み板21の端に向かって延びる。
弁装置49は、ダクト44の先端に形成された開口を開閉する。ダクト44の先端に形成された開口が弁装置49によって塞がれていなければ、ボンベ43内の圧縮空気は、ダクト44を通り、隙間25に下方から送られる。ダクト44の先端に形成された開口が弁装置49によって塞がれると、ボンベ43内の圧縮空気は隙間25に送られない。
可動体50は、隙間25に進入した異物が接触することによって特定の方向に変位する。可動体50が上記特定の方向に変位すると、ボンベ43内の圧縮空気が弁装置49から隙間25に対して下方から吹き付けられる。図11から図13に示す例では、可動体50は板状である。可動体50は、スカートガード17に対向するように配置される。可動体50は、例えば踏み板21の縁に、踏み板21に対してスライド可能に設けられる。可動体50は、踏み板21に対し、対向するスカートガード17の表面に沿う方向にスライドする。
例えば、衣類等の異物が隙間25に進入すると、異物が可動体50とスカートガード17とに接触する。可動体50は、隙間25に進入した異物に押され、水平投影面上踏み板21に対して踏み板21の移動方向と反対の方向にスライドする。例えば、図13の矢印Cに示す方向に踏み板21が移動していれば、異物が可動体50に接触することによって、可動体50は踏み板21に対して矢印Dに示す方向に移動する。
弁装置49は、例えば可動体50に一体的に設けられる。可動体50が踏み板21に対して矢印Dに示す方向に移動すると、弁装置49も踏み板21に対して矢印Dに示す方向に移動する。弁装置49に開口49aが形成される。可動体50が矢印Dに示す方向に移動する前は、開口49aはダクト44の先端に形成された開口に対向しない。ダクト44の先端に形成された開口は、弁装置49によって塞がれる。可動体50が矢印Dに示す方向に移動すると、開口49aとダクト44の先端に形成された開口とが通じる。これにより、ボンベ43内の圧縮空気が弁装置49から吹き出される。ダクト44の先端部分は、例えば図12に示すように、隙間25に向けて斜め上向きに曲げられる。開口49aは、ダクト44の先端部分と一直線状に配置可能となるように斜めに形成される。このため、弁装置49から吹き出された空気は、隙間25に下方から吹き付けられる。
図11から図13に示す例においても、案内部材38と同様の機能を有する案内部材を送風装置42に備えても良い。また、マンコンベアがセンサ48を備える場合は、可動体50は、基準値以上の変位がセンサ48によって検出される前に踏み板21に対して矢印Dに示す方向に変位することが好適である。
本実施の形態では、弁装置49が可動体50に一体的に設けられる例について説明した。可動体50は、例えば隙間25に進入した異物が接触することによって軸を中心に回転するように変位しても良い。かかる場合、可動体50が軸を中心に一定角度以上回転すると、ボンベ43内の圧縮空気が弁装置49から隙間25に対して吹き付けられる。
図14は、制御装置7のハードウェア構成を示す図である。制御装置7は、ハードウェア資源として、例えばプロセッサ51とメモリ52とを含む処理回路を備える。制御装置7は、メモリ52に記憶されたプログラムをプロセッサ51によって実行することにより、上述した各機能を実現する。制御装置7が有する各機能の一部又は全部をハードウェアによって実現しても良い。
制御器46のハードウェア構成は、図14に示す例と同様である。制御器46は、ハードウェア資源として、例えばプロセッサとメモリとを含む処理回路を備える。制御器46は、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサによって実行することにより、上述した各機能を実現する。制御器46が有する各機能の一部又は全部をハードウェアによって実現しても良い。
1 トラス、 2 ステップ、 3 乗降口、 4 機械室、 5 電動機、 6 減速機、 7 制御装置、 8 軸、 9 スプロケット、 10 ステップチェーン、 11 乗降口、 12 機械室、 13 張力装置、 14 軸、 15 スプロケット、 16 ステップ軸、 17 スカートガード、 18 レール(第2レール)、 19 レール(第1レール)、 20 駆動ローラ(第2ローラ)、 21 踏み板、 22 ライザ、 23 支持部材、 24 従動ローラ(第1ローラ)、 25 隙間、 26 送風装置、 27 回転体、 28 軸、 29 ベアリング、 30 ファン、 31 連動装置、 32 かさ歯車、 33 かさ歯車、 34 かさ歯車、 35 かさ歯車、 36 軸、 37 軸、 38 案内部材、 39 ボンベ、 40 ダクト、 41 コンプレッサ、 42 送風装置、 43 ボンベ、 44 ダクト、 45 弁装置、 46 制御器、 47 荷重センサ、 48 センサ、 49 弁装置、 49a 開口、 50 可動体、 51 プロセッサ、 52 メモリ

Claims (8)

  1. スカートガードと、
    前記スカートガードに沿って移動するステップと、
    を備え、
    前記ステップは、
    踏み板と、
    前記踏み板を支持する支持部材と、
    前記支持部材に対して回転可能に設けられた第1ローラと、
    前記踏み板と前記スカートガードとの隙間に下方から風を送るためのファンと、
    前記第1ローラが回転することによって前記ファンを回転させる連動装置と、
    を備えたマンコンベア。
  2. 前記ステップは、前記ファンからの風を前記隙間に導くための案内部材を更に備え、
    前記案内部材は、前記ファンより前記スカートガード寄りに配置された請求項1に記載のマンコンベア。
  3. スカートガードと、
    前記スカートガードに沿って移動するステップと、
    を備え、
    前記ステップは、
    踏み板と、
    前記踏み板を支持する支持部材と、
    前記支持部材に対して回転可能に設けられた第1ローラと、
    前記第1ローラが回転することによって圧縮空気が送られるボンベと、
    前記ボンベ内の圧縮空気を前記踏み板と前記スカートガードとの隙間に下方から送るためのダクトと、
    を備えたマンコンベア。
  4. トラスと、
    前記トラスに支持された第1レールと、
    前記トラス内を移動する無端状のステップチェーンと、
    前記ステップチェーンに設けられたステップ軸と、
    前記ステップ軸に回転可能に設けられた第2ローラと、
    前記トラスに支持され、前記第2ローラが転がる第2レールと、
    を更に備え、
    前記支持部材は前記ステップ軸に設けられ、
    前記第1ローラは、前記支持部材に設けられ、前記第1レールを転がる請求項1から請求項3の何れか一項に記載のマンコンベア。
  5. スカートガードと、
    前記スカートガードに沿って移動するステップと、
    を備え、
    前記ステップは、
    踏み板と、
    前記踏み板と前記スカートガードとの隙間に進入した異物の存在を検出するためのセンサと、
    ボンベと、
    前記センサによって異物の存在が検出されると、前記ボンベ内の圧縮空気を前記隙間に下方から吹き付ける弁装置と、
    を備えたマンコンベア。
  6. スカートガードと、
    前記スカートガードに沿って移動するステップと、
    を備え、
    前記ステップは、
    踏み板と、
    前記踏み板と前記スカートガードとの隙間に進入した異物が接触することによって特定の方向に変位する可動体と、
    ボンベと、
    前記可動体が前記特定の方向に変位すると、前記ボンベ内の圧縮空気を前記隙間に下方から吹き付ける弁装置と、
    を備えたマンコンベア。
  7. 前記可動体は、前記スカートガードに対向し、前記隙間に進入した異物が接触することによって水平投影面上前記踏み板に対して前記踏み板の移動方向と反対の方向にスライドする請求項6に記載のマンコンベア。
  8. 前記スカートガードの変位を検出するセンサと、
    基準値以上の変位が前記センサによって検出されると前記ステップを停止させる制御装置と、
    を更に備え、
    前記可動体は、基準値以上の変位が前記センサによって検出される前に前記特定の方向に変位する請求項6又は請求項7に記載のマンコンベア。
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