JP2018041792A - ファイバレーザ - Google Patents

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輝 日高
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Abstract

【課題】基本モードの光の損失を抑制しつつ、不要光を適切に除去できるような曲率を持たせること。【解決手段】ファイバレーザ(1)は、増幅用ファイバ(16)と、不要光除去ファイバ(24)と、不要光除去ファイバ(24)と熱接触した放熱板(28)と、を備えている。不要光除去ファイバ(24)の蛇行部(24b)は、変曲点(24p1,24p2)を境に複数の区間(24b1〜24b3)に分けられ、各区間の曲率の最大値が増幅用ファイバ16から遠ざかるに従って大きくなるように蛇行している。【選択図】図1

Description

本発明は、増幅用ファイバを備えたファイバレーザに関する。
例えば金属板などの加工対象物に対して高出力なレーザ光を照射することにより、加工対象物を加工(切断や、溶接や、レーザマーキングなど)するために用いるファイバレーザが知られている。このようなファイバレーザは、レーザ光を増幅するための増幅用ファイバと、該増幅用ファイバの両端に設けられた一対のファイバブラッググレーティング(FBG)と、一方のFBGを透過したレーザ光を加工対象物に導くデリバリファイバと、上記増幅用ファイバに励起光を供給するレーザダイオード(LD)群を備えている。
増幅用ファイバは、Ybなどの希土類元素を添加されたダブルクラッドファイバ(DCF)によって構成される。DCFのインナークラッドには、反転分布を実現するために高出力な励起光がLD群から供給される。
LD群から供給された励起光により反転分布が実現された増幅用ファイバのコアでは、(1)自然放出光が発生し、(2)その自然放出光に起因する誘導放出光が発生する。一対のFBGにより挟まれた増幅用ファイバは、誘導放出光を閉じ込める共振器として機能する。誘導放出光は、この共振器中で反射を繰り返す過程において更なる誘導放出を引き起こし、その出力をさらに高める。
一対のFBGのうち一方のFBGは、他方のFBGより反射率が低くなるように構成されている。そのため、上記共振器内で出力を高められた誘導放出光は、反射率が低いFBG(他方のFBG)を所定の透過率で透過することによって増幅用ファイバから出射される。
増幅用ファイバから出射された誘導放出光、すなわち出力光は、デリバリファイバを介して加工対象物に照射される。
特開2010−181574号公報(2010年8月19日公開)
ところで、上述のようなファイバレーザの増幅用ファイバから出射された出力光は、基本モードの光に加えて高次モードの光を含んでいる。基本モードの光は、コアの内部あるいはその近傍によく閉じ込められている。すなわち、基本モードの光のうち大部分は、コアの内部に分布している。一方、高次モードの光は、基本モードの光と比較して、クラッドにより多く浸み出している。すなわち、高次モードの光は、基本モードの光と比較して、クラッド(インナークラッド)に分布する割合が高い。
このような高次モードの光が何らかの理由により局所的に漏れ出した場合、クラッドの周囲に配置された樹脂被覆や樹脂接着剤などに吸収されることによって発熱の原因となり、デリバリファイバやその先に接続されたヘッドなどを故障させることがある。
また、インナークラッドを伝搬する光として、増幅用ファイバが吸収しきれなかった励起光も存在する。このような励起光も発熱の原因となり、デリバリファイバやその先に接続されたヘッドなどを故障させることがある。
特許文献1には、増幅用ファイバとデリバリファイバとの間に挿入された不要光除去ファイバ(文献1における「ダブルクラッドファイバ」)の被覆除去区間を光学基板との接触部で曲率を持つように構成する技術が開示されている。不要光除去ファイバを光学基板との接触部で曲率を持つように構成すると、不要光除去ファイバを直線に配置した場合と比べて、不要光除去ファイバと光学基板との接触部の長さが増大し、光ファイバを曲げたことによる曲げ損失も発生するので、同じ大きさの光学基板を使用しながら、光の取り出し強度を大きくすることができることが開示されている。
しかしながら特許文献1には、不要光除去ファイバと光学基板との接触部にどのような曲率を持たせると適切に不要光を除去できるのかについての具体的な開示はない。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、増幅用ファイバの出力光に含まれる基本モードの光における損失を抑制しつつ、該出力光に含まれる高次モードの光や励起光などの不要光を適切に除去できるファイバレーザを提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るファイバレーザは、増幅用ファイバと、上記増幅用ファイバの出力光に含まれる不要光を除去する不要光除去ファイバと、上記不要光除去ファイバと熱接触した放熱板と、を備えている。上記不要光除去ファイバは、蛇行部を形成するように上記放熱板上に配線されており、上記蛇行部は、変曲点を境に複数の区間に分けられ、各区間の曲率の最大値が上記増幅用ファイバから遠ざかるに従って大きくなるように蛇行している。
上記の構成によれば、不要光除去ファイバの蛇行部を構成する複数の区間の曲率の最大値は、増幅用ファイバに近い区間ほど小さく、増幅用ファイバから遠ざかるに従って大きくなるように構成されている。そのために、増幅用ファイバの出力光に含まれる不要光は、不要光除去ファイバの蛇行部を構成する複数の区間の各区間において、不要光除去ファイバの外部に徐々に除去される。
一方、増幅用ファイバの出力光に含まれる基本モードの光は、その大部分が不要光除去ファイバのコアの内部に分布しているため、不要光除去ファイバの外部に除去されにくい。すなわち、不要光除去ファイバにおいて、基本モード光における損失は抑制される。
以上のように、本ファイバレーザは、増幅用ファイバの出力光に含まれる基本モードの光における損失を抑制しつつ、該出力光に含まれる高次モードの光や励起光などの不要光を徐々に除去することができる。
また、不要光除去ファイバの蛇行部が変曲点を含んでいる(すなわち蛇行している)ことにより、変曲点を含んでいない場合と比較して、より効率よく不要光を除去できるという副次的な効果を奏する。
本発明の一態様に係るファイバレーザにおいて、上記蛇行部は、2つ以上の変曲点を境に3つ以上の区間に分けられる、ことが好ましい。
上記の構成によれば、不要光除去ファイバの蛇行部は、増幅用ファイバの出力光に含まれる不要光を、3つ以上の区間の各々から不要光除去ファイバの外部に除去することができる。したがって、蛇行部が2つの区間により構成されている場合と比較して、各区間において除去する不要光の出力を抑制することができる。したがって、本ファイバレーザは、増幅用ファイバの不要光をより安全に除去することができる。
本発明の一態様に係るファイバレーザにおいて、上記蛇行部を構成する各区間のターン数は、それぞれ、1/2以下である、ことが好ましい。
上記の構成によれば、蛇行部を構成する各区間のターン数がそれぞれ1/2を超える構成を採用した場合と比較して、放熱板上における蛇行部の配線密度を下げることができる。したがって、放熱板を用いてより効率良く不要光除去ファイバを冷却することができる。
本発明の一態様に係るファイバレーザにおいて、上記不要光除去ファイバは、上記蛇行部の上記増幅用ファイバ側に更に旋回部を形成するように上記放熱板上に配線されており、上記旋回部の曲率は、上記蛇行部を構成する各区間の曲率の最小値以下である、ことが好ましい。
上記の構成によれば、蛇行部の増幅用ファイバ側、すなわち、蛇行部の前段に配線された旋回部は、蛇行部の各区間よりも緩やかに不要光を除去することができる。換言すれば、増幅用ファイバの出力光は、緩やかに不要光を除去された状態で蛇行部に到達する。したがって、本ファイバレーザは、増幅用ファイバの不要光を更に安全に除去することができる。
本発明の一態様に係るファイバレーザにおいて、上記不要光除去ファイバは、上記蛇行部の上記増幅用ファイバ側と反対側に更に螺旋部を形成するように上記放熱板上に配線されており、上記螺旋部の各ターンの曲率は、上記蛇行部を構成する各区間の曲率の最小値以下である、ことが好ましい。
増幅用ファイバの出力光を加工対象物に照射して加工を実施する場合、その照射した出力光の一部が再び不要光除去ファイバに入射し、戻り光となって伝搬してくることがある。
上記の構成によれば、このような戻り光が生じた場合であっても、螺旋部は、戻り光を徐々に除去することができる。したがって、本ファイバレーザは、戻り光が高い出力のまま蛇行部の終端(増幅用ファイバと逆側の端部)に到達し、当該終端において急激に除去されることを防ぐことができる。
本発明の一態様に係るファイバレーザにおいて、上記不要光除去ファイバは、上記蛇行部の上記増幅用ファイバ側と反対側に更に螺旋部を形成するように上記放熱板上に配線されており、上記螺旋部のターン数は、3以上であり、上記増幅用ファイバ側からみて上記螺旋部における最後段のターンの曲率が最も小さく、当該最後段のターンと上記増幅用ファイバ側からみて上記螺旋部における最前段のターンとを除いた何れかのターンの曲率が最も大きい、ことが好ましい。
増幅用ファイバ側からみて螺旋部における最後段のターンは、加工対象物からみて、螺旋部における最前段のターンである。加工対象物からみて最前段のターン(螺旋部における最後段のターン)の曲率が最も小さいことによって、本ファイバレーザは、戻り光を緩やかに除去することができる。また、螺旋部における当該最後段のターンと上記増幅用ファイバ側からみて螺旋部における最前段のターンとを除いた何れかのターンの曲率が最も大きいことによって、本ファイバレーザは、螺旋部においても不要光を緩やかに除去することができる。
また、上記の構成によれば、増幅用ファイバ側から数えて1〜3番目のターンの各々が、互いにズレながら放熱板上に配線されるため、1〜3番目のターンの各々が等しい曲率を有する場合と比較して、配線時の放熱板の表面からの高さを抑制することができる。したがって、本ファイバレーザは、螺旋部を効率よく冷却することができる。
本発明は、増幅用ファイバの出力光に含まれる基本モードの光における損失を抑制しつつ、該出力光に含まれる不要光を徐々に除去することができる。
本発明の実施形態に係るファイバレーザの構成を模式的に示す構成図である。 図1に示したファイバレーザが備えている不要光除去ファイバの上面図である。 図2に示した不要光除去ファイバの蛇行部の上面図である。 (a)は、図3に示した蛇行部の変形例の上面図である。(b)は、図3に示した蛇行部の比較例の上面図である。 図2に示した不要光除去ファイバの旋回部の断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図5を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るファイバレーザ1の構成を模式的に示す構成図である。図2は、ファイバレーザ1が備えている不要光除去ファイバ24の上面図である。なお、図2においては、ファイバレーザ1を構成する励起光源群10,22、励起光結合器12,20、及びFBG(Fiber Bragg Grating)14,18の図示を省略している。図3は、不要光除去ファイバ24の一部を構成する蛇行部24bの上面図である。図4の(a)は、蛇行部24bの変形例である蛇行部24baの上面図である。図4の(b)は、蛇行部24bの比較例である蛇行部24bbの上面図である。図5は、不要光除去ファイバ24の一部を構成する螺旋部24cの断面図であって、図2に図示したC−C’線に沿った断面における断面図である。
ファイバレーザ1は、双方向励起の共振器型のファイバレーザであって、増幅用ファイバ16の双方向から入射された励起光によってレーザ光を増幅し、増幅されたレーザ光(増幅用ファイバの出力光)を光出射部26へと供給するための装置である。
図1に示すように、ファイバレーザ1は、励起光源群10、励起光結合器12、FBG14、増幅用ファイバ16、FBG18、励起光結合器20、励起光源群22、及び不要光除去ファイバ24を備えている。また、図2に示すように、ファイバレーザ1は、不要光除去ファイバ24の下流側(不要光除去ファイバ24を基準として増幅用ファイバ16側と反対側)に接続された光出射部26を更に備えている。増幅用ファイバ16及び不要光除去ファイバ24は、放熱板28上に配線されている。本実施形態において、増幅用ファイバ16及び不要光除去ファイバ24は、固定部材(例えば樹脂接着剤)を用いて放熱板28上に固定されている。
ファイバレーザ1において、励起光源群10及び励起光源群22の各々は、それぞれ、6個のレーザダイオード(LD)によって構成されている。また、励起光源群10と増幅用ファイバ16との間、及び、励起光源群22と増幅用ファイバ16との間の各々には、それぞれ、励起光結合器12及びFBG14、並びに、励起光結合器20及びFBG18が挿入されている。
増幅用ファイバ16は、希土類元素(本実施形態ではYb)が添加されたダブルクラッドファイバにより構成されている。
励起光源群10から出射された励起光は、励起光結合器12を介して増幅用ファイバ16のインナークラッドへ入射する。また、励起光源群22から出射された励起光は、励起光結合器20を介して増幅用ファイバ16のインナークラッドへ入射する。そして、増幅用ファイバ16のインナークラッドへ入射された励起光源群10,22の励起光は、Ybイオンを励起しながら増幅用ファイバ16のインナークラッドを伝播する。このように、励起光源群10,22からの励起光がYbイオンを励起することによって、反転分布が実現される。
励起光源群10,22からの励起光により反転分布が実現された増幅用ファイバ16のコアでは、(1)自然放出光が発生し、(2)その自然放出光に起因する誘導放出光が発生する。一対のFBG14,18は、増幅用ファイバ16の内部で発生した誘導放出光のうち、(i)ブラッグ波長と同程度の波長を有する誘導放出光を反射し、(ii)ブラッグ波長と異なる波長を有する誘導放出光を透過する。したがって、一対のFBG14,18により挟まれた増幅用ファイバ16は、ブラッグ波長と同程度の波長を有する誘導放出光を閉じ込める共振器として機能する。したがって、ブラッグ波長と同程度の波長を有する誘導放出光は、この共振器中で反射を繰り返す過程において更なる誘導放出を引き起こし、その出力をさらに高める。
一対のFBG14,18のうちFBG18は、FBG14より反射率が低くなるように構成されている。そのため、上記共振器内で出力を高められた誘導放出光は、反射率が低いFBG18を所定の透過率で透過することによって増幅用ファイバから出射される。すなわち、FBG18を透過した誘導放出光は、増幅用ファイバ16の出力光となる。
増幅用ファイバ16の出力光は、不要光除去ファイバ24及び光出射部26を介して加工対象物に照射される。なお、本実施形態において、光出射部26は、不要光除去ファイバ24に直接接続されている構成を採用している。しかし、不要光除去ファイバ24と光出射部26との間には、別途フィードファイバが挿入されていてもよい。また、光出射部26の後段には、別のフィードファイバが接続されていてもよい。
なお、本実施形態では、増幅用ファイバ及び不要光除去ファイバを備えたファイバレーザの一例として、一対のFGB14,18を備えた共振器型のファイバレーザ1を用いて説明している。しかし、本発明の一態様に係るファイバレーザは、共振器型のファイバレーザ1に限定されるものではない。例えば、本発明の一態様に係るファイバレーザは、MOPA(Master Oscillator - Power Amplifier)方式のファイバレーザであってもよい。MOPA方式のファイバレーザは、(1)PA(Power Amplifier)に種光を供給するMO(Master Oscillator)と、(2)MOから供給された種光を増幅する増幅用ファイバを備えたPAとを含む。MOPA方式のファイバレーザに本発明を適用する場合、不要光除去ファイバは、増幅用ファイバと光出射部との間に挿入されていればよい。
なお、共振器型のファイバレーザは、連続発振型のファイバレーザとして好適に用いることができ、MOPA方式のファイバレーザは、パルス発振型のファイバレーザとして好適に用いることができる。
(不要光除去ファイバ24)
不要光除去ファイバ24は、増幅用ファイバ16の出力光に含まれる高次モードの光や励起光などの不要光を除去する。
上述したように、不要光除去ファイバ24は、放熱板28上に樹脂接着剤を用いて配線及び固定されている。すなわち、不要光除去ファイバ24と放熱板28とは、樹脂接着剤を介して熱接触している。したがって、放熱板28は、不要光から変換された熱を外部に放出する。図2には図示していないが、本実施形態において、放熱板28の不要光除去ファイバ24が配線されている側と反対側の表面には、放熱板28を水冷するための配管が溶接されている。なお、放熱板28を冷却するための方法は、水冷式に限定されるものではなく、空冷式であってもよい。
図2に示すように、不要光除去ファイバ24は、増幅用ファイバ16側から順に、旋回部24a、蛇行部24b、螺旋部24c、余長部24dを形成するように放熱板28上に配線されている。
蛇行部24bは、2つの変曲点24p1,24p2を境に3つの区間24b1,24b2,24b3に分けられる。区間24b1,24b2,24b3の各々の形状は、円弧状である。区間24b1,24b2,24b3のような円弧状の曲線において、各区間の曲率は、各区間の円弧状の曲線を表す半径の逆数によって定義される。すなわち、区間24b1,24b2,24b3の各々における半径が、それぞれ、半径R1,R2,R3である場合、区間24b1,24b2,24b3の曲率は、1/R1,1/R2,1/R3である。
曲率は、その曲線の曲がり具合を表す指標である。曲率は、該曲線を表す半径が大きいほど小さくなり、該曲線を表す半径が小さいほど大きくなる。蛇行部24bにおいて、各区間24b1,24b2,24b3の半径R1,R2,R3は、それぞれ、R1>R2>R3となるように定められている。したがって、各区間24b1,24b2,24b3の曲率は、区間24b1が最も小さく、区間24b2、区間24b3の順番で大きくなる。
なお、本実施形態において、各区間24b1,24b2,24b3の曲率は、各区間24b1,24b2,24b3を通じて一定である構成を採用している。しかし、各区間24b1,24b2,24b3の曲率は、各区間24b1,24b2,24b3内において変化してもよい。各区間24b1,24b2,24b3内において曲率が変化する場合、各区間24b1,24b2,24b3の曲率は、増幅用ファイバ16から遠ざかるに従って大きくなるよう変化することが好ましい。このような場合、各区間24b1,24b2,24b3の曲率の最大値は、増幅用ファイバ16から遠ざかるに従って大きくなるよう変化する。
また、本実施形態において、区間24b1の円弧の円の中心C1と区間24b1の両端部の成す中心角A1は90°となるように構成されている。以下において、中心角A1の360°に対する割合を、区間24b1のターン数と称する。すなわち、区間24b1のターン数は、1/4である。同様に、(1)区間24b2の円弧の円の中心C2と区間24b2の両端部の成す中心角A2は、90°であり、(2)区間24b3の円弧の円の中心C3と区間24b3の両端部の成す中心角A3は、90°である。したがって、区間24b2及び区間24b3の各々のターン数は、区間24b1と同じく1/4である。
このように構成されたファイバレーザ1によれば、不要光除去ファイバ24の蛇行部24bを構成する複数の区間24b1,24b2,24b3の曲率の最大値は、増幅用ファイバ16に近い区間ほど小さく、増幅用ファイバ16から遠ざかるに従って大きくなるように構成されている。そのために、増幅用ファイバ16の出力光に含まれる不要光は、区間24b1,24b2,24b3を伝搬するにしたがって増幅用ファイバ16の外部に徐々に除去される。結果として、増幅用ファイバ16の出力光に含まれる不要光が増幅用ファイバ16に近い区間24a1で急激に不要光除去ファイバの外部に除去されることは、抑制される。したがって、不要光除去ファイバの一部分からの発熱が急激に大きくなることは、抑制させる。
以上のように、ファイバレーザ1は、増幅用ファイバ16の出力光に含まれる基本モードの光における損失を抑制しつつ、該出力光に含まれる高次モードの光や励起光などの不要光を徐々に除去することができる。
また、蛇行部24bが変曲点24p1,24p2を含んでいる(すなわち蛇行している)ことにより、変曲点24p1,24p2を含んでいない場合と比較して高次モードの光が漏れやすくなり、より効率よく不要光を除去できるという効果を奏する。これは、変曲点24p1,24p2の各々において、不要光のコアに対する入射角が小さくなり、全反射されない不要光が増えるためである。また、蛇行部24bが変曲点24p1,24p2を含んでいることにより、変曲点24p1,24p2を含んでいない場合には除去できない光(コアに対する入射角が大きな光)を除去することができる。
なお、蛇行部24bを構成する複数の区間24b1,24b2,24b3の曲率の最大値は、高次モードが伝搬モードから放射モードへ変換される曲率より大きく、基本モードが伝搬モードから放射モードへ変換される曲率より小さいことが好ましい。この構成によれば、高次モードを選択的に除去することができる。
なお、本実施形態において、蛇行部24bが含む変曲点は、変曲点24p1,24p2の2つである。しかし、蛇行部24bが含む変曲点は、3つ以上であり、これらの3つ以上の変曲点を境に4つ以上の区間に分けられていてもよい。
この構成によれば、蛇行部が2つの区間により構成されている場合と比較して、不要光を多段階に除去することができる。そのため、蛇行部の各区間において除去する不要光の出力を抑制することができる。したがって、ファイバレーザ1は、増幅用ファイバの不要光をより安全に除去することができる。
(蛇行部24bの第1の変形例)
蛇行部24bの第1の変形例である蛇行部24baの上面図を図4の(a)に示す。蛇行部24baの各区間24ba1,24ba2,24ba3は、蛇行部24bの中心角A1=A2=A3=90°を、中心角Aa1=Aa2=Aa3=180°に変更することによって得られる。すなわち、蛇行部24baの各区間24ba1,24ba2,24ba3は、蛇行部24bの各区間24b1,24b2,24b3のターン数を1/4から1/2に変更することによって得られる。
このように、蛇行部24baの各区間24ba1,24ba2,24ba3のターン数は、1/2以下であればよい。この構成によれば、蛇行部24baは、下流側(増幅用ファイバ16側と反対側)の端部が上流側(増幅用ファイバ16側)の端部に近付くような配線経路をとらない。したがって、蛇行部を構成する各区間のターン数がそれぞれ1/2を超える構成を採用した場合(後述する比較例、図4の(b)参照)と比較して、放熱板28上における蛇行部24b或いは蛇行部24baの配線密度を下げることができる。したがって、不要光が特に除去される箇所である変曲点24p1,24p2同士を互いに遠ざけることができる。その結果として、放熱板28を用いてより効率良く不要光除去ファイバ24を冷却することができる。
(蛇行部24bの第2の変形例)
蛇行部24bの比較例である蛇行部24bbの上面図を図4の(b)に示す。蛇行部24bbは、2つの変曲点24p1,24p2を境に、3つの区間24bb1,24bb2,24bb3に分けられている。
蛇行部24bbの各区間24bb1,24bb2,24bb3は、蛇行部24bの中心角A1=A2=A3=90°を、中心角Ab1=Ab2=Ab3=270°に変更することによって得られる。すなわち、蛇行部24bbの各区間24bb1,24bb2,24bb3は、蛇行部24bの各区間24b1,24b2,24b3のターン数を1/4から3/4に変更することによって得られる。
蛇行部24bbにおいては、各区間のターン数が1/2を上回っているので、各区間24bb1,24bb2,24bb3の下流側の端部が上流側の端部に近付くように配線されている。したがって、蛇行部24b或いは蛇行部24baと比較して、放熱板28上における蛇行部24bbの配線密度を高めることができる。したがって、蛇行部24bbを採用することにより不要光除去ファイバ24をよりコンパクトに配線することがでる。すなわち、放熱板28をよりコンパクト化することができる。また、不要光除去ファイバ24を集中的に冷却することができ、且つ、冷却水の配管長を短くすることができるため、不要光除去ファイバ24の冷却効率を高めることができる。
(旋回部)
図2に示すように、不要光除去ファイバ24は、蛇行部24bの増幅用ファイバ16側に更に旋回部24aを形成するように、放熱板28上に配線されている。旋回部24aの曲率は、蛇行部24bを構成する各区間24b1,24b2,24b3の曲率の最小値以下である。
このように構成された旋回部24aは、蛇行部24bの各区間24b1,24b2,24b3よりも緩やかに不要光を除去することができる。換言すれば、増幅用ファイバ16の出力光は、緩やかに不要光を除去された状態で蛇行部24bに到達する。したがって、ファイバレーザ1は、増幅用ファイバ16の不要光を更に安全に除去することができる。
(螺旋部)
図2に示すように、不要光除去ファイバ24は、蛇行部24bの増幅用ファイバ16側と反対側、すなわち、蛇行部24bの後段を構成する区間が仮想的な円柱の側面に巻き付けられたように、放熱板28上に配線されている。仮想的な円柱の側面に巻き付けられた不要光除去ファイバ24は、放熱板28を平面視した場合、上流側の端部と下流側の端部とが交点C13において交差し、結果として閉じたループを形成する。不要光除去ファイバ24のうち、この閉じたループを構成する区間のことを螺旋部24cと称する。
螺旋部24cにおいて不要光除去ファイバ24は、底面が放熱板28の表面に沿って配置された仮想的な円柱の側面に巻き付けられたように配線されている。より詳しくは、螺旋部24cにおいて不要光除去ファイバ24は、仮想的な円柱の側面に巻き付けられるにしたがって、放熱板28の表面から遠ざかるように配線されている。したがって、螺旋部24cにおける不要光除去ファイバ24の上流側の端部(螺旋部24cの始端部)は、放熱板28の表面に最も近接しており、螺旋部24cにおける不要光除去ファイバ24の下流側の端部(螺旋部24cの終端部)は、放熱板28の表面から最も離間している。
螺旋部24cのターン数は、2ターン以上であることが好ましく、3ターン以上であることがより好ましい。本実施形態において、螺旋部24cは、3つのターンであるターンF1,F2,F3を形成するように配線されている。ターンF1,F2,F3の各々は、それぞれ、増幅用ファイバ16側から数えて1番目,2番目,3番目のターンである。
螺旋部24cの各ターンF1〜F3の曲率は、蛇行部24bを構成する各区間24b1,24b2,24b3の曲率の最小値以下となるように構成されていることが好ましい。すなわち、図5に示すように、螺旋部24cの各ターンF1〜F3を構成する曲線の半径RC1〜RC3の各々は、それぞれ、各区間24b1,24b2,24b3を構成する曲線の半径よりも大きいことが好ましい。
増幅用ファイバ16の出力光を加工対象物に照射して加工を実施する場合、その照射した出力光の一部が加工対象物により反射又は散乱され、光出射部を介して再び不要光除去ファイバ24に入射することがある。この加工対象物により反射又は散乱された光は、戻り光となって不要光除去ファイバ24を増幅用ファイバ16側へ向かって伝搬する。
不要光除去ファイバ24の下流側に螺旋部24cが設けられていることにより、このような戻り光が生じた場合であっても、上述のように構成された螺旋部24cは、戻り光を徐々に不要光除去ファイバ24の外部に除去することができる。したがって、ファイバレーザ1は、戻り光が高い出力のまま蛇行部24bの終端(増幅用ファイバと逆側の端部)に到達し、当該終端において急激に除去されることを防ぐことができる。
また、本実施形態において、ターンF1及びターンF3の曲率は、ターンF2の曲率よりも小さいことが好ましい。すなわち、ターンF1の半径RC1及びターンF3の半径RC3の各々は、ターンF2の半径RC2よりも大きいことが好ましい。ターンF3の曲率がターンF2の曲率より小さいことによって、不要光除去ファイバ24の下流側から螺旋部24cに戻り光が入射した場合であっても、螺旋部24cは、その戻り光をターンF3からターンF2にかけて緩やかに除去することができる。また、ターンF1の曲率がターンF2の曲率より小さいことによって、螺旋部24cは、不要光をターンF1からターンF2にかけて緩やかに除去することができる。
なお、ターンF1の曲率とターンF3の曲率とを比較した場合、ターンF3の曲率は、ターンF1の曲率よりも小さいことがより好ましい。すなわち、半径RC3は、半径RC1より大きいことがより好ましい。不要光の多くは、旋回部24a及び蛇行部24bにおいて除去されているためである。
本実施形態において、螺旋部24cのターン数として3を採用しているが、螺旋部24cを構成するターン数は、3に限定されるものではない。螺旋部24cのターン数は、3以上であることがより好ましい。螺旋部24cを構成するターン数として3以上を採用する場合には、(1)増幅用ファイバ16の側からみて最後段のターンの曲率が最も小さくなるように、且つ、(2)当該最後段のターンと増幅用ファイバ16の側からみて最前段のターンとを除いた何れかのターンの曲率が最も大きくなるように、螺旋部24cを構成することが好ましい。このように構成された螺旋部24cは、上述のように、戻り光及び不要光の双方を緩やかに除去することができる。
また、上記の構成によれば、ターンF1〜F3の各々は、互いにズレながら放熱板上に配線される(図5参照)。換言すれば、放熱板28を平面視した場合に、ターンF1〜F3のうち隣接する2つのターン(ターンF1及びターンF2、ターンF2及びターンF3、並びに、ターンF3及びターンF1)は、異なる円周上に配線されている(図2参照)。その結果、(1)ターンF1とターンF2とは交差せず、(2)ターンF2とターンF3とは交点C23のみで交差し、(3)ターンF3とターンF1とは交点C31のみで交差する。すなわち、ターンF1〜F3のうち隣接する2つのターンは、最大一箇所で交差するのみである。したがって、ターンF1〜F3の各々が等しい曲率を有する場合(放熱板28を平面視した場合に、ターンF1〜F3の各々が同一円周上に配線されている場合)と比較して、配線時の放熱板の表面からの高さを抑制することができる。したがって、ファイバレーザ1は、ターンF1〜F3の各々を放熱板の近くに配線することができるため、螺旋部24cを効率よく冷却することができる。
また、図2に示すように、螺旋部24cの各ターンF1〜F3における交点(本実施形態においては交点C23及び交点C31)の各々は、異なる位置に設けられていることが好ましい。上記の構成によれば、交点の各々は重畳しない。したがって、螺旋部24cにおける温度上昇を抑制することができる。
(余長部)
不要光除去ファイバ24のうち、螺旋部24cの増幅用ファイバ16側と反対側の区間、すなわち、螺旋部24cの後段の区間を余長部24dと称する(図2参照)。具体的には、余長部24dは、不要光除去ファイバ24のうち交点C13から不要光除去ファイバ24の末端部(下流側の端部)までの区間である。不要光除去ファイバ24の下流側の末端部は、光出射部26に接続されている。
余長部24dは、不要光除去ファイバ24の最後段となる区間を構成する。したがって、余長部24dは、その曲率が、螺旋部24cにおける増幅用ファイバ16の側から見て最後段のターン(本実施形態においてはターンF3)の曲率未満となるように、放熱板28上に配線されていることが好ましい。この構成によれば、上述した戻り光が余長部24dにおいて急激に除去されることを防ぐことができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 ファイバレーザ
10,22 励起光源群
12,20 励起光結合器
14,18 FBG(Fiber Bragg Grating)
16 増幅用ファイバ
24 不要光除去ファイバ
24a 旋回部
24b,24ba,24bb 蛇行部
24p1,24p2 変曲点
24b1,24b2,24b3,24ba1,24ba2,24ba3 区間
24c 螺旋部

Claims (6)

  1. 増幅用ファイバと、
    上記増幅用ファイバの出力光に含まれる不要光を除去する不要光除去ファイバと、
    上記不要光除去ファイバと熱接触した放熱板と、を備え、
    上記不要光除去ファイバは、蛇行部を形成するように上記放熱板上に配線されており、
    上記蛇行部は、変曲点を境に複数の区間に分けられ、各区間の曲率の最大値が上記増幅用ファイバから遠ざかるに従って大きくなるように蛇行している、
    ことを特徴とするファイバレーザ。
  2. 上記蛇行部は、2つ以上の変曲点を境に3つ以上の区間に分けられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のファイバレーザ。
  3. 上記蛇行部を構成する各区間のターン数は、それぞれ、1/2以下である、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のファイバレーザ。
  4. 上記不要光除去ファイバは、上記蛇行部の上記増幅用ファイバ側に更に旋回部を形成するように上記放熱板上に配線されており、
    上記旋回部の曲率は、上記蛇行部を構成する各区間の曲率の最小値以下である、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のファイバレーザ。
  5. 上記不要光除去ファイバは、上記蛇行部の上記増幅用ファイバ側と反対側に更に螺旋部を形成するように上記放熱板上に配線されており、
    上記螺旋部の各ターンの曲率は、上記蛇行部を構成する各区間の曲率の最小値以下である、
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のファイバレーザ。
  6. 上記不要光除去ファイバは、上記蛇行部の上記増幅用ファイバ側と反対側に更に螺旋部を形成するように上記放熱板上に配線されており、
    上記螺旋部のターン数は、3以上であり、
    上記増幅用ファイバ側からみて上記螺旋部における最後段のターンの曲率が最も小さく、当該最後段のターンと上記増幅用ファイバ側からみて上記螺旋部における最前段のターンとを除いた何れかのターンの曲率が最も大きい、
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のファイバレーザ。
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