JP2018041724A - バスバモジュール及び電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池の電極に接続した電線を容易に配索することが可能なバスバモジュール及び電源装置を提供すること。
【解決手段】複数の電池12で構成された電池集合体13の隣接する電池12の電極12aを電気的に接続するバスバ16と、バスバ16をそれぞれ収容する複数のバスバ収容部20と、バスバ収容部20の配列に沿って設けられ、バスバ16とともに電極12aに接続された複数の電圧検知線19が配索される電線配索体21と、を備えたバスバモジュール11であって、電線配索体21には、電極12a側から引き出された電圧検知線19が導入される電線配索部22を有し、電線配索部22は、電圧検知線19の引き出し方向前方側に開口部25を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、バスバモジュール及び電源装置に関する。
電気自動車やハイブリッド自動車等の電動モータの動力源として車両に搭載される電源装置は、複数の電池を配列させた電池集合体と、この電池集合体の電極が設けられた面に重ねられるバスバモジュールとを備えている。
このバスバモジュールとしては、各電池の電極に接続された電圧検知線を収容する溝状の電線配索部と、電線配索部の上方で開口する開口部を塞ぐように被せられる蓋体とを備えた電線配索体を有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−233160号公報
ところで、電線配索部は、各電池の電極の配列方向に沿って電極の側方に配置されている。したがって、電圧検知線を電線配索体に収容させて配索するには、電池の電極に接続した電圧検知線を電極の配列方向に対して側方へ引き出し、さらに、各電圧検知線を電極の配列方向に沿わせるように電線配索部の上方で屈曲させながら電線配索部内へ押し込み、これらの電圧検知線が電線配索部から出ないように保持しつつ蓋体を開口部に被せるという煩雑な作業を要する。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電池の電極に接続した電線を容易に配索することが可能なバスバモジュール及び電源装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るバスバモジュール及び電源装置は、下記(1)〜(5)を特徴としている。
(1) 複数の電池で構成された電池集合体の隣接する前記電池の電極を電気的に接続するバスバと、
前記バスバをそれぞれ収容する複数のバスバ収容部と、
前記バスバ収容部の配列方向に沿って設けられ、前記バスバとともに前記電極に接続された複数の電線が配索される電線配索体と、
を備えたバスバモジュールであって、
前記電線配索体は、前記電極から引き出された前記電線が収容される電線配索部を有し、
前記電線配索部は、前記バスバ収容部側と反対側に、前記配列方向に沿って形成された開口部を有する、
ことを特徴とするバスバモジュール。
(2) 前記電線配索体は、互いの間に前記電線配索部を形成する下面板部及び上面板部を有し、
前記上面板部には、前記電極から引き出された前記電線の引き出し方向に沿って前記電線配索部と連通する導入スリットが形成されている
ことを特徴とする(1)に記載のバスバモジュール。
(3) 前記電線と前記電極とは、前記電極に固定される端子を介して接続され、
前記端子は、前記電線を接続する電線接続部を有し、
前記電線接続部は、前記電線配索体に対し前記電極よりも離隔した位置であり、かつ、前記電線配索体に引き出された前記電線の引き出し方向と異なる向きに前記電線を接続する
ことを特徴とする(1)または(2)に記載のバスバモジュール。
(4) 複数の電池で構成された電池集合体の隣接する前記電池の電極を電気的に接続するバスバと、
前記バスバをそれぞれ収容する複数のバスバ収容部と、
前記バスバ収容部の配列方向に沿って設けられ、前記バスバとともに前記電極に接続された複数の電線が配索される電線配索体と、
を備えたバスバモジュールであって、
前記電線配索体には、前記電極から引き出された前記電線に面する下面板部を有し、
前記下面板部には、前記電極から引き出された電線を所定の方向にガイドするガイド部が形成されている
ことを特徴とするバスバモジュール。
(5) 上記(1)乃至(4)のいずれかに記載のバスバモジュールが複数の電池で構成された電池集合体に装着されている
ことを特徴とする電源装置。
上記(1)の構成のバスバモジュールによれば、電池の電極側から引き出されて電線配索部に導入され、電線配索部の開口部から引き出された電線をまとめて屈曲させて電線配索部内へ入れることができる。これにより、電線配索部の開口部が電線の引き出し方向と直交する上方に形成されている場合と比較し、電線を束ねて電線配索部内に一括して収容しバスバ収容部の配列方向に配索させることができる。したがって、電線配索体への電線の配索作業性を向上させることができる。
上記(2)の構成のバスバモジュールによれば、電極側から引き出された電線を、導入スリットから電線配索部内へ容易に導入させることができ、電線の配索作業性をさらに向上させることができる。
上記(3)の構成のバスバモジュールによれば、電線を接続する電線接続部が、電線配索体に対し電極よりも離隔した位置であり、かつ、電線の引き出し方向と異なる向きに電線を接続するので、配索される電線にゆとりをもたせることができ、結果として電線に対し張力が印加された際に、電線接続部に張力が急激に加わることを抑制できる。
上記(4)の構成のバスバモジュールによれば、電池の電極側から引き出された電線を、それぞれガイド突起で所定の方向に屈曲させることができる。これにより、電線を束ねて下面板部の所定方向に一括して配索させることができる。したがって、電線配索体への電線の配索作業性を向上させることができる。
上記(5)の構成の電源装置によれば、電線の配索作業性の良いバスバモジュールを備えるので、生産性の高い電源装置を提供できる。
本発明によれば、電池の電極に接続した電線を容易に配索することが可能なバスバモジュール及び電源装置を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本実施形態に係るバスバモジュール及び電源装置を示す斜視図である。 図2は、本実施形態に係るバスバモジュールの平面図である。 図3は、図2に示すバスバモジュールの一部の斜視図である。 図4は、図2に示すバスバモジュールを示す図であって、図4(a)は電線配索部の開口部を閉じた状態の幅方向に沿う断面図、図4(b)は電線配索部の開口部を開いた状態の幅方向に沿う断面図である。 図5は、バスバモジュールへの電圧検知線の配索手順を説明する図であって、図5(a)から図5(d)は、それぞれの各作業における概略平面図である。 図6は、変形例に係るバスバモジュール及びバスバモジュールへの電圧検知線の配索手順を説明する図であって、図6(a)及び図6(b)はそれぞれ各作業における概略平面図である。 図7は、端子の変形例を示す端子の斜視図である。 図8は、他の端子を備えたバスバモジュールの幅方向に沿う断面図である。 図9は、別の実施形態に係るバスバモジュールの概略平面図である。 図10は、更に別の実施形態に係るバスバモジュールの概略斜視図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
図1は、本実施形態に係るバスバモジュール及び電源装置を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係るバスバモジュール11は、複数の電池12からなる電池集合体13に重ねて取り付けられて電源装置14を構成する。電源装置14は、例えば、電動モータを用いて走行する電気自動車や、エンジンと電動モータを併用して走行するハイブリッド自動車等に搭載されて用いられ、電動モータに動力を供給するものである。
図2は、本実施形態に係るバスバモジュールの平面図である。図3は、図2に示すバスバモジュールの一部の斜視図である。
図2及び図3に示すように、バスバモジュール11は、樹脂から成形されたもので、複数のバスバ収容部20と電線配索体21とを備えている。バスバ収容部20は、枠状に形成されており、このバスバ収容部20にバスバ16が収容されて保持されている。バスバ16は、電池集合体13を構成する複数の電池12のそれぞれから突出した電極12a(図1参照)に締結される。また、それぞれのバスバ収容部20には、端子17が収容されている。
バスバモジュール11が電池集合体13に取付けられた状態で、端子17は、バスバ16とともに、電池12の電極12aに締結される。端子17は、電圧検知線19の一端に接続されている。これにより、電圧検知線19は、端子17を介して電極12aに接続され、電極12aから側方へ引き出されている。電圧検知線19は、その他端がコネクタ18に接続されている。コネクタ18は、図示しない電圧検知装置に接続される。
バスバモジュール11の電線配索体21は、電線配索部22を有している。電線配索部22は、バスバ収容部20の配列方向に沿って形成されている。この電線配索部22は、下面板部23と上面板部24とを有しており、バスバ収容部20と反対側である電圧検知線19の引き出し方向前方側に開口部25を有している。
電線配索体21には、バスバ収容部20に繋がる導入スリット27が形成されている。これらの導入スリット27は、電線配索部22を形成する上面板部24に形成されており、本実施形態においては、電圧検知線19の引き出し方向がバスバ収容部20の配列方向と直交する方向であるため、導入スリット27も同様に、バスバ収容部20の配列方向と直交する方向である電圧検知線19の引き出し方向に沿って形成されている。そして、各バスバ収容部20と電線配索部22とは、導入スリット27によって連通されている。
図4は、図2に示すバスバモジュールを示す図であって、図4(a)は電線配索部の開口部を閉じた状態の幅方向に沿う断面図、図4(b)は電線配索部の開口部を開いた状態の幅方向に沿う断面図である。
図4(a)及び図4(b)に示すように、電線配索部22には、蓋体28が一体的に設けられている。蓋体28は、電線配索部22に沿って複数設けられている(図2参照)。これらの蓋体28は、電線配索部22を形成する下面板部23の縁部にヒンジ29によって回動可能に連結されている。電線配索部22は、蓋体28を回動させることで、その開口部25が開閉される。
図3に示すように、電圧検知線19の一端に接続された端子17は、導電性の金属板にプレス加工を施すことで形成されたものであり、バスバ接続部31と、電線接続部32とを備えている。バスバ接続部31は、バスバ16に重ねられてバスバ16とともに電極12aに電気的に接続される部位であり、略正方形状に形成されている。このバスバ接続部31には、その中央部に孔部31aが設けられており、孔部31aには、バスバ16の孔部16aとともに電池12の電極12aが通される。バスバ接続部31は、バスバ16に重ねられた状態で電池12の電極12aに締結される。電線接続部32は、電圧検知線19の導体が露出された一端に圧着されており、これにより、端子17は、電圧検知線19の導体と電気的に接続されている。なお、端子17を構成するバスバ接続部31は、正方形状に限らず、長方形状や円形状等であっても良い。
端子17に接続された電圧検知線19は、電池12の電極12aに固定された端子17のバスバ接続部31の面に沿って引き出されている。そして、これらの電圧検知線19は、それぞれ上面板部24に形成された導入スリット27に通されて電線配索部22内に導入されて収容されている。電線配索部22内に収容された電圧検知線19は、電線配索部22の一端側から引き出されてコネクタ18に接続されている。
次に、電池集合体13に取り付けられたバスバモジュール11の電線配索体21に電圧検知線19を配索する場合について説明する。ここでは、端子17のバスバ接続部31を略円形状として示している。
図5は、バスバモジュールへの電圧検知線の配索手順を説明する図であって、図5(a)から図5(d)は、それぞれの各作業における概略平面図である。
図5(a)に示すように、まず、電線を挟持可能な複数のスリットを有する長尺の電線把持具41を用いて電圧検知線19に端子17を接続する。具体的には、一端にコネクタ18を接続した電圧検知線19の他端近傍を電線把持具41に把持させて整列させる。そして、これらの電圧検知線19の端部に端子17の電線接続部32を圧着して接続する。
図5(b)に示すように、それぞれの電圧検知線19に接続した端子17を、バスバモジュール11の各バスバ収容部20に収容し、バスバ16における電池12の電極12aに対応する位置に、バスバ16の孔部16aと端子17の孔部31aとが重なった状態で固定する。そして、各電圧検知線19を、電線配索体21の導入スリット27へ通し、電線配索部22内に導入する。このとき、電線配索部22の開口部25を開けた状態としておく。このようにすると、各導入スリット27に通された各電圧検知線19が電線配索部22を通り、バスバ収容部20と反対側である電圧検知線19の引き出し方向前方側の開口部25から引き出された状態とされる。
図5(c)に示すように、コネクタ18をバスバモジュール11の一端側へ引きながら開口部25から引き出された各電圧検知線19を電線配索部22内に収容させる。
図5(d)に示すように、蓋体28を回動させて電線配索部22の開口部25に被せて閉塞させる。その後、端子17を電池の電極12aに締結する。
上記作業によって、電源装置14に装着されたバスバモジュール11には、その電線配索体21に、端子17が接続された電圧検知線19が収容される。
以上、説明したように、本実施形態に係るバスバモジュール11によれば、電線配索体21の電線配索部22が、電圧検知線19の引き出し方向前方側に開口部25を有するので、電池12の電極12a側から電線配索部22に導入され、電線配索部22の開口部25から引き出された電圧検知線19をまとめて屈曲させて電線配索部22内へ入れることができる。これにより、開口部が電圧検知線の引き出し方向と直交する上方に形成されている場合と比較し、電圧検知線19を束ねて電線配索部22内に一括して収容させ、バスバ収容部20の配列方向に配索させることができる。したがって、電線配索体21への電圧検知線19の配索作業性を向上させることができる。
また、上面板部24に、電極12aに接続されて引き出された電圧検知線19の引き出し方向に沿って電線配索部22と連通する導入スリット27が形成されているので、電極12a側から引き出された電圧検知線19を、導入スリット27から電線配索部22内へ容易に導入させることができ、電圧検知線19の配索作業性をさらに向上させることができる。
これにより、本実施形態によれば、電圧検知線19の配索作業性の良いバスバモジュール11を備えるので、生産性の高い電源装置14を提供できる。
なお、上記実施形態では、電圧検知線19を電線配索部22に収容させて電線配索体21の一端から引き出したが、電圧検知線19を電線配索部22に収容させて電線配索体21の長さ方向の中央から引き出しても良い。
ここで、電線配索体21の長さ方向の中央から電圧検知線19を引き出す場合について説明する。
図6は、変形例に係るバスバモジュール及びバスバモジュールへの電圧検知線の配索手順を説明する図であって、図6(a)及び図6(b)はそれぞれ各作業における概略平面図である。
図6(a)に示すように、このバスバモジュール11は、電線配索体21の長手方向の中央部分において、蓋体28がない電線引出部45を備えている。
このバスバモジュール11に対して電圧検知線19を配索する場合も、まず、それぞれの電圧検知線19に接続した端子17を、バスバモジュール11の各バスバ収容部20に収容し、バスバ16における電池12の電極12aに対応する位置に、バスバ16の孔部16aと端子17の孔部31aとが重なった状態で固定する。そして、各電圧検知線19を、電線配索体21の導入スリット27へ通し、電線配索部22内に入れる。このようにすると、各導入スリット27に通された各電圧検知線19が電線配索部22を通り、バスバ収容部20と反対側である電圧検知線19の引き出し方向前方側の開口部25から引き出された状態とされる。
次に、コネクタ18を電線配索体21の長手方向の中央に配置させて開口部25から引き出された各電圧検知線19を電線配索部22内に収容させる。そして、電圧検知線19を電線配索体21の中央で束ねてテープやバンドなどの付属部材46で固定する。このとき、バンドからなる付属部材46を電圧検知線19の束のコネクタ18寄りに装着しておき、この付属部材46を電線配索体21側へスライドさせるのが好ましい。このようにすると、付属部材46の電線配索体21側へのスライドによって電圧検知線19の結束箇所が電線配索体21側へ移動し、これにより、各電圧検知線19が電線配索部22内に円滑に収容される。
その後、図6(b)に示すように、蓋体28を回動させて電線配索部22の開口部25に被せて閉塞させる。その後、端子17を電池12の電極12aに締結する。
上記作業によって、バスバモジュール11には、その電線配索体21に電圧検知線19が収容され、その電圧検知線19の束が電線配索体21の長手方向の中央から引き出された状態とされる。
また、上記実施形態では、電圧検知線19に圧着して接続する電線接続部32を備えた端子17を用いる場合を例示したが、端子としては、圧着によって電圧検知線19を接続するものに限らない。
次に、他の構造の端子を備えたバスバモジュール11について説明する。
図7は、端子の変形例を示す端子の斜視図である。図8は、他の端子を備えたバスバモジュールの幅方向に沿う断面図である。
図7及び図8に示すように、この端子51は、バスバ接続部31の一辺に、一対の圧接刃52を有する電線接続部54を備えている。圧接刃52は、電圧検知線19が圧入されるスリット52aを有しており、バスバ接続部31の一辺に沿って互いに間隔をあけて配置されている。この端子51では、圧接刃52のスリット52aに電圧検知線19を圧入することで、電圧検知線19の被覆が切られ、内部の導体がスリット52aに食い込む。これにより、端子51が電圧検知線19の導体と電気的に接続される。
図8に示すように、端子51を用いる場合、バスバモジュール11のバスバ収容部20に端子51を収容し、電極12aの位置に対応するように、端子51の孔部31aとバスバ16の孔部16aとを一致させてバスバ16に固定する。このとき、電線接続部54の圧接刃52が電圧検知線19の引き出し方向に沿って配列されるように、端子51を、電線接続部54が側方へ向くように固定する。そして、この端子51の電線接続部54の圧接刃52に電圧検知線19を圧接させて接続し、電圧検知線19を上記と同じ手順により電線配索体21から引き出した後に、端子51を電池12の電極12aに締結する。
このように、圧接刃52を有する電線接続部54を備えた端子51を用いれば、電圧検知線19を接続する前に端子51をバスバモジュール11のバスバ収容部20に収容し、電池12の電極12aに対応する位置に予め固定しておくことができる。
なお、以上の説明では、端子51を、電線接続部54が側方へ向くように固定しているが、電線接続部54の位置を、電線配索体21に対し電極12aよりも離隔した位置であり、かつ、電圧検知線19を引き出し方向(導入スリット27が延伸する方向)と異なる向きに圧接してもよい。
これにより、電線接続部54と導入スリット27との間に配索される電圧検知線19にゆとりをもたせることができ、結果として、電圧検知線19に対し張力が印加された際に、電線接続部54に張力が急激に加わることを抑制できる。特に、電線接続部54の位置を電線配索体21から離れた側にすることによりバスバ収容部20内で電圧検知線19が引き回されるので、片持ちのリブなどの保持部により電圧検知線19を保持すると、電線接続部54への急激な張力の印加をより一層低減できる。また、電圧検知線19をバスバ収容部20内で、電線接続部54に接続された向きから引き出し方向(導入スリット27が延伸する方向)に屈曲するように引き回し、当該保持部により電圧検知線19の屈曲が保たれるように保持すると、電線接続部54への急激な張力の印加を確実に低減できる。なお、電線接続部54は、電線配索体21に対し電極12aと反対側に位置し、電圧検知線19が引き出し方向に対して90°となるよう電圧検知線19を圧接すると最適であるが、同様の効果を得られる範囲であれば、引き出し方向に対して90°以下、あるいは90°以上となるよう電圧検知線19aを圧接してもよい。また、電圧検知線19が端子に圧接される場合のみならず、圧着や他の方法により端子に接続される場合においても、電圧検知線19が接続される向きを引き出し方向(導入スリット27が延伸する方向)と異ならせてもよい。
次に、別の実施形態のバスバモジュール61について説明する。図9は、別の実施形態に係るバスバモジュール61の概略平面図である。
図9に示すように、バスバモジュール61の電線配索体21は、下面板部23を備えている。下面板部23には、電池の電極から引き出された電圧検知線19を引き出し方向から所望の方向にガイドするガイド突起66が形成されている。
なお、図9においては、ガイド突起66が円柱状の部材により構成された場合について示しているが、楕円状や円弧状であってもよい。また、ガイド突起66を、下面板部23側の断面半径が小さく、上に行くほど断面半径が大きくなる逆円錐形状にすると、電圧検知線19を所望の方向にまとめて屈曲させた際に、電圧検知線19が下面板部23から浮きあがることを抑制できる。また、図9においては、複数のガイド突起66を、電線引き出し方向に対しそれぞれ異なる位置に設置しているが、複数のガイド突起66を、バスバ収容部20の配列方向と平行に配列してもよい。
また、電圧検知線19が配索されている箇所に、部分的に又は全面的に、別体あるいはヒンジカバーにより構成された上面板部を設置してもよい。例えば、図9に示すバスバモジュール61において、図10に示すように、電圧検知線19が配索されている箇所に、ヒンジカバー構造の上面板部73を設けてもよい。図10では、上面板部73が電圧検知線19に対して部分的に設けられている場合を示している。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
ここで、上述した本発明に係るバスバモジュール及びそれを備えた電源装置の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[5]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 複数の電池(12)で構成された電池集合体(13)の隣接する前記電池(12)の電極(12a)を電気的に接続するバスバ(16)と、
前記バスバ(16)をそれぞれ収容する複数のバスバ収容部(20)と、
前記バスバ収容部(20)の配列方向に沿って設けられ、前記バスバ(16)とともに前記電極(12a)に接続された複数の電線(電圧検知線19)が配索される電線配索体(21)と、
を備えたバスバモジュール(11)であって、
前記電線配索体(21)は、前記電極(12a)から引き出された前記電線(電圧検知線19)が収容される電線配索部(22)を有し、
前記電線配索部(22)は、前記バスバ収容部(20)側と反対側に、前記配列方向に沿って形成された開口部(25)を有する、
ことを特徴とするバスバモジュール。
[2] 前記電線配索体(21)は、互いの間に前記電線配索部を形成する下面板部(23)及び上面板部(24)を有し、
前記上面板部(24)には、前記電極(12a)から引き出された前記電線(電圧検知線19)の引き出し方向に沿って前記電線配索部(22)と連通する導入スリット(27)が形成されている
ことを特徴とする[1]に記載のバスバモジュール。
[3] 前記電線(電圧検知線19)と前記電極(12a)とは、前記電極(12a)に固定される端子(51)を介して接続され、
前記端子(51)は、前記電線(電圧検知線19)を接続する電線接続部(54)を有し、
前記電線接続部(54)は、前記電線配索体(21)に対し前記電極(12a)よりも離隔した位置であり、かつ、前記電線配索体(21)に引き出された前記電線(電圧検知線19)の引き出し方向と異なる向きに前記電線(電圧検知線19)を接続する
ことを特徴とする[1]または[2]に記載のバスバモジュール。
[4] 複数の電池(12)で構成された電池集合体(13)の隣接する前記電池(12)の電極(12a)を電気的に接続するバスバ(16)と、
前記バスバ(16)をそれぞれ収容する複数のバスバ収容部(20)と、
前記バスバ収容部(20)の配列方向に沿って設けられ、前記バスバ(16)とともに前記電極(12a)に接続された複数の電線(電圧検知線19)が配索される電線配索体(21)と、
を備えたバスバモジュール(11)であって、
前記電線配索体(21)は、前記電極(12a)から引き出された前記電線(電圧検知線19)に面する下面板部(23)を有し、
前記下面板部(23)には、前記電極(12a)から引き出された前記電線(電圧検知線19)を所定の方向にガイドするガイド部(ガイド突起66)が形成されている
ことを特徴とするバスバモジュール。
[5] 上記[1]乃至[4]のいずれかに記載のバスバモジュール(11)が複数の電池(12)で構成された電池集合体(13)に装着されている
ことを特徴とする電源装置。
11 バスバモジュール
12 電池
12a 電極
13 電池集合体
14 電源装置
16 バスバ
19 電圧検知線(電線)
20 バスバ収容部
21 電線配索体
22 電線配索部
23 下面板部
24 上面板部
25 開口部
27 導入スリット
66 ガイド突起

Claims (5)

  1. 複数の電池で構成された電池集合体の隣接する前記電池の電極を電気的に接続するバスバと、
    前記バスバをそれぞれ収容する複数のバスバ収容部と、
    前記バスバ収容部の配列方向に沿って設けられ、前記バスバとともに前記電極に接続された複数の電線が配索される電線配索体と、
    を備えたバスバモジュールであって、
    前記電線配索体は、前記電極から引き出された前記電線が収容される電線配索部を有し、
    前記電線配索部は、前記バスバ収容部側と反対側に、前記配列方向に沿って形成された開口部を有する、
    ことを特徴とするバスバモジュール。
  2. 前記電線配索体は、互いの間に前記電線配索部を形成する下面板部及び上面板部を有し、
    前記上面板部には、前記電極から引き出された前記電線の引き出し方向に沿って前記電線配索部と連通する導入スリットが形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のバスバモジュール。
  3. 前記電線と前記電極とは、前記電極に固定される端子を介して接続され、
    前記端子は、前記電線を接続する電線接続部を有し、
    前記電線接続部は、前記電線配索体に対し前記電極よりも離隔した位置であり、かつ、前記電線配索体に引き出された前記電線の引き出し方向と異なる向きに前記電線を接続する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のバスバモジュール。
  4. 複数の電池で構成された電池集合体の隣接する前記電池の電極を電気的に接続するバスバと、
    前記バスバをそれぞれ収容する複数のバスバ収容部と、
    前記バスバ収容部の配列方向に沿って設けられ、前記バスバとともに前記電極に接続された複数の電線が配索される電線配索体と、
    を備えたバスバモジュールであって、
    前記電線配索体は、前記電極から引き出された前記電線に面する下面板部を有し、
    前記下面板部には、前記電極から引き出された前記電線を所定の方向にガイドするガイド部が形成されている
    ことを特徴とするバスバモジュール。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のバスバモジュールが複数の電池で構成された電池集合体に装着されている
    ことを特徴とする電源装置。
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